JPH1037487A - 建設機械の掴み爪装置 - Google Patents

建設機械の掴み爪装置

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Publication number
JPH1037487A
JPH1037487A JP21322696A JP21322696A JPH1037487A JP H1037487 A JPH1037487 A JP H1037487A JP 21322696 A JP21322696 A JP 21322696A JP 21322696 A JP21322696 A JP 21322696A JP H1037487 A JPH1037487 A JP H1037487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claws
fork
claw
pin
gripping claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP21322696A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Sakashita
敏彦 坂下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Muroto Tekkosho KK
Original Assignee
Muroto Tekkosho KK
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Publication date
Application filed by Muroto Tekkosho KK filed Critical Muroto Tekkosho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーショベル等の建設機械のブームの先端
に装着して、建築物の解体作業や重量物の運搬作業に使
用する掴み爪装置に関し、幅広いフォークを備えること
により、作業をより効率良く行うことができるようにす
る。 【解決手段】 下フォーク3を従来と同様に3本の下爪
6を備えた構造とし、上フォーク2の2本の上爪7のそ
れぞれ両側に、下フォーク3の幅より外側に張り出して
位置する張出上爪22を設けた。従来の掴み爪の基本的
な部分の構造を変更することなく、より幅広いフォーク
を備えた掴み爪を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーショベル
等の建設機械のブームの先端に装着して、建築物の解体
作業や重量物の運搬作業に使用する掴み爪装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の掴み爪装置は、図3及び図4に
示すように、取付ブラケット1と基端を取付ブラケット
に枢着されて揺動開閉される上下のフォーク2、3と、
フォークを駆動する油圧シリンダ4と、上下のフォーク
を同時運動させる連結機構5とを備えており、上下のフ
ォーク2、3を開閉して物を掴んだり、フォークを開い
て下フォーク3で物を掬い上げるなどして、解体や運搬
作業を行う。従来の掴み爪は、3本の下爪6によって下
フォークを形成し、下爪の配置間隔の中間の部分に対向
する2本の上爪7によって上フォークを形成している。
すなわち、従来の掴み爪は、下フォークによって掬い上
げるように支持された重量物を脱落しないように上フォ
ークによって押さえるという動作を基礎として、下フォ
ーク3を3本の下爪6で幅広に形成し、上爪7を2本と
して上フォーク2を幅狭のものとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建設作業者の不足、人
件費の高騰及び小型のパワーショベルが広く普及したこ
となどの種々の要因に伴い、掴み爪を用いて行う作業も
多様化し、またより効率的な作業が求められている。し
かしあまり力の要らない木造建築物の解体作業等におい
ては、フォークの幅を広くしてより短時間で作業を行い
たいという要求が生じてくる。この発明は、このような
要求に鑑みてなされたもので、従来の掴み爪より幅広い
フォークを備えることにより、作業をより効率良く行う
ことができるようにすることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の建設機械
の掴み爪装置は、基端を取付ブラケット1に枢着されて
互いに揺動開閉する上フォーク2と下フォーク3とを備
え、下フォーク3は3本の下爪6を備え、上フォーク2
は下爪6の配置間隔の中間位置に対向する2本の上爪7
を備えている、建設機械の掴み爪装置において、上フォ
ーク2に3本の下爪6の両端のものよりさらに外側の位
置に対向する張出上爪22を設けたことを特徴とするも
のである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の建
設機械の掴み爪装置において、張出上爪22がその内側
の上爪7の中間位置に固定されて側方に延びている支持
部材21に基端を固定して設けられていることを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】下フォーク3を従来と同様に3本の下爪6を備
えた構造とし、上フォーク2の2本の上爪7のそれぞれ
両側に、下フォーク3の幅より外側に張り出して位置す
る張出上爪22を設けたので、従来の掴み爪の基本的な
部分の構造を変更することなく、より幅広いフォークを
備えた掴み爪を得ることができる。
【0007】また請求項2の発明では、張出上爪22が
従来から存在している内側の2本の上爪7の中間部から
張り出した支持部材21に固定されているので、上フォ
ーク2の構造のみ変更すれば、上フォークの枢支部を含
むその他の部分の構造を変更する必要がないので、この
発明の掴み爪装置をより容易かつ安価に製作することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の一実施例
を示したものである。本実施例の掴み爪装置は、パワー
ショベルのブーム8に支軸9で回動自在に装着される取
付ブラケット1を有している。取付ブラケットはブーム
8に枢着された揺動シリンダに連結した揺動リンク11
に連結ピン12を介して連結されている。取付ブラケッ
トの反支軸側には上下のピン13、14が設けられてお
り、上ピン13には2本の上爪7を有する上フォーク2
が固着され、下ピン14には3本の下爪6を有するフォ
ーク3が固着されている。
【0009】上爪7の背面には作動アーム15が立設さ
れており、この作動アームの先端と基端が取付ブラケッ
ト1に枢支された油圧シリンダ4のロッド端とが作動ピ
ン16によって連結されている。上爪7の基端には把持
面側に延びる上アーム17が固着され、下爪6の基端に
は取付ブラケット側に延びる下アーム18が固着されて
いる。上アームの先端と下アームの先端とは連結リンク
19によって連結されており、上下のアームと連結リン
クとにより連結機構5が形成される。上爪7の中間位置
より上ピン側には円筒形の支持部材21が固着されてお
り、支持部材はその両端が下爪6よりさらに外側まで延
びている。支持部材21の両端には先端形状が上爪7と
同形の張出上爪22、22が固着されており、なお上爪
7、7及び張出上爪22、22には支持部材21と平行
な補強部材23が架設されている。
【0010】以下に本実施例の掴み爪装置の動作を説明
する。ブーム8の揺動シリンダを作動させて揺動リンク
11で取付ブラケット1を支軸9回りに上下に回動させ
て、フォーク2、3の方向を決める。次に油圧シリンダ
4を縮退させて作動アーム15を上ピン13回りに図上
右回動させる。作動アームの回動に伴って上爪7及び張
出上爪22が上方に回動する。この上爪の回動動作は、
上アーム17を右回動させて連結リンク19を介して下
アーム18を下ピン回りに左回動させる。これにより下
爪6も左回動して、上下の爪6、7、22が開放され
る。上下の爪を木造建築物に近づけて油圧シリンダ4を
伸長すると、作動アーム15が上爪7、22を上ピン回
りに左回動し、上記連結機構5を介して下爪6が右回動
する。この際上爪7の外側には張出上爪22があるの
で、掴み爪装置の一動作の把持量は従来のものと比べて
増加し、解体作業の効率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の掴み爪装置の平面図
【図2】本発明の掴み爪装置の側面図
【図3】従来の掴み爪装置の平面図
【図4】従来の掴み爪装置の側面図
【符号の説明】
1 取付ブラケット 2 上フォーク 3 下フォーク 6 下爪 7 上爪 21 支持部材 22 張出上爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端を取付ブラケット(1) に枢着されて
    互いに揺動開閉する上フォーク(2) と下フォーク(3) と
    を備え、下フォーク(3) は3本の下爪(6) を備え、上フ
    ォーク(2) は下爪(6) の配置間隔の中間位置に対向する
    2本の上爪(7) を備えている、建設機械の掴み爪装置に
    おいて、上フォーク(2) に3本の下爪(6) の両端のもの
    よりさらに外側の位置に対向する張出上爪(22)を設けた
    ことを特徴とする、建設機械の掴み爪装置。
  2. 【請求項2】 張出上爪(22)がその内側の上爪(7) の中
    間位置に固定されて側方に延びている支持部材(21)に基
    端を固定して設けられている、請求項1記載の建設機械
    の掴み爪装置。
JP21322696A 1996-07-23 1996-07-23 建設機械の掴み爪装置 Pending JPH1037487A (ja)

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JP21322696A JPH1037487A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 建設機械の掴み爪装置

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JPH1037487A true JPH1037487A (ja) 1998-02-10

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ID=16635632

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JP21322696A Pending JPH1037487A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 建設機械の掴み爪装置

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JP (1) JPH1037487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2608891C1 (ru) * 2016-03-03 2017-01-26 Федеральное государственное бюджетное учреждение "Национальный исследовательский центр "Курчатовский институт" Устройство для получения монокристаллов тугоплавких фторидов

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RU2608891C1 (ru) * 2016-03-03 2017-01-26 Федеральное государственное бюджетное учреждение "Национальный исследовательский центр "Курчатовский институт" Устройство для получения монокристаллов тугоплавких фторидов

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