JPH1037309A - 折畳み式階段ユニットボックスおよびこれを用いた建物 - Google Patents

折畳み式階段ユニットボックスおよびこれを用いた建物

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JPH1037309A
JPH1037309A JP8214272A JP21427296A JPH1037309A JP H1037309 A JPH1037309 A JP H1037309A JP 8214272 A JP8214272 A JP 8214272A JP 21427296 A JP21427296 A JP 21427296A JP H1037309 A JPH1037309 A JP H1037309A
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stair
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風などの影響を受けずに、安全かつ迅速に組
み立て可能で、かつ運搬効率も良いものとする。 【解決手段】 床フレーム2と、その両端に各々起倒回
動自在に連結された一対の柱フレーム3,3と、階段4
と、階段柱5と、屋根フレーム7とで階段ユニットボッ
クス1を構成する。階段4は、床フレーム2に下端で起
倒回動自在に連結されて床フレーム2の上面に重なり状
態に折畳み可能とされる。階段柱5は、階段4の側桁6
に上端が回動可能に取付けられ階段4を起こした状態で
下端が床フレーム2に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現場事務所、倉
庫、催し物会場、作業小屋等のユニット建物、特に仮設
建物等として使用されるユニット建物における折畳み式
階段ユニットボックス、およびこれを用いたユニット建
物、並びにその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のユニット建物は、一般に構築後
に撤去して何度も再使用されるものであり、1箇所での
使用期間は数カ月程度の場合が多く、1日だけのような
非常に短期間の場合もある。そのため、組立の簡易性、
運搬性、保管性、およびユニット組み替えの自由性等が
強く求められており、折り畳み式のユニットボックスを
任意個数組み合わせるもの等が使用されている。階段を
設ける場合は、外階段とされる場合が多いが、風雨にさ
らされずに上り下りできるように、また積雪の回避のた
めに、内階段が要望される場合もある。このような要望
に対して、外階段をダクト状に覆ったものも提案されて
いるが、組立に手間がかかるうえ、内階段に比べて外観
が悪く、また階段下の空間の利用効率も悪い。そのた
め、一般部の折り畳み式ユニットボックスの一部を階段
専用に改造して内階段を設けるようにした折り畳み式階
段ユニットボックスが採用されている。
【0003】図15は、その一例の構成および組立手順
を示す。この階段ユニットボックスは、両端に起倒回動
自在に柱フレーム53を連結した床フレーム52で主に
構成され、床フレーム52を折り畳み状態で現場に搬入
した後(図15(A))、両側の柱フレーム53を立起
こす(図15(B))。ついで、昇降口となる開口54
aを有する屋根フレーム54をクレーン57で吊って
(図15(C))、両側の柱フレーム53の上端間に載
せ、ボルト締めで固定してユニットボックス51とする
(図15(D))。次に、階段55をクレーン57で吊
って屋根フレーム54の開口54aからユニットボック
ス51内へ降ろし(図15(E))、その階段55をユ
ニットボックス51内で待機する作業員Mが手を使って
所定位置に誘導し(図15(F))、ボルトやピン等で
固定する(図15(G))。このユニットボックス51
上に2階ユニットボックス56を載せ、一階ユニットボ
ックス51に固定する(図15(H))。階段55の設
置作業は、前記のようにクレーン57を使う方法の他
に、図16に示すように作業員Mが手でユニットボック
ス51内に持ち運び、傾斜姿勢に持ち上げて所定の位置
に動かないようにボルトやピン等で固定する方法が採ら
れることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図15の方法
では、クレーン57で階段55を吊り下げて屋根フレー
ム54の開口54aから落とし込むときに(同図
(E),(F))、階段55が揺れるため、開口54a
内に入れることが難しい。特に、風がある場合には揺れ
が大きくなる。そのため、階段の設置に時間がかかるう
え、クレーン57の運転者に高度の技術が必要となり、
運転者の確保が難しい。また、クレーン57の下で階段
55の誘導を作業員Mが行うことは、危険を伴うため、
極力避ける必要がある。所定位置へ手を使って誘導する
ときにも、階段55は相当の重量があるので、床に蹴つ
まづく場合などに怪我をする危険性がある。また、図1
6のように作業員Mが人力で階段55をユニットボック
ス51内に運び入れて設置することは、階段55の重量
を考慮すると安全作業上、好ましくない。
【0005】この発明は、このような課題を解消し、風
などの影響を受けずに安全でかつ迅速に組み立てること
ができ、また運搬にも便利な折畳み式階段ユニットボッ
クス、およびこれを用いたユニット建物、並びにその組
立方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の折畳み式階段
ユニットボックスは、略矩形の床フレームと、この床フ
レームの端部に各々起倒回動自在に連結されて床フレー
ムの上面に重なり状態に折畳み可能な柱フレームと、階
段と、階段柱と、前記階段の上方に位置する昇降口とな
る開口を有し前記柱フレームの上端間に設置される屋根
フレームとを備える。前記階段は、床フレームに下端で
起倒回動自在に連結されて床フレームの上面に重なり状
態に折畳み可能とされる。階段柱は、階段の側桁に上端
が回動可能に取付けられ、階段を起こした状態で下端が
床フレームに連結されるものとする。この構成によれ
ば、柱フレーム、階段、および階段柱を折り畳んだ状態
で、床フレームを現場に設置した後、柱フレーム、階
段、および階段柱を起こして固定することができる。こ
のように、階段は、下端が床フレームに予め連結されて
いて、この連結部を支点に立て起こすことができ、また
階段柱も上端が階段に連結されていてその下端を床フレ
ームに連結することで設置できるため、階段の設置作業
を簡単にかつ迅速に行える。屋根フレームは、柱フレー
ムへの設置に際して、通常はその昇降口となる開口に階
段の上端を差し込むことが必要となるが、差し込み深さ
は浅く、またこのとき階段は階段柱で固定されていて安
定しているため、風などによる揺れがあっても簡単に設
置できる。建物使用時において、階段の下は建物の内部
となるため、物置等にも使える。
【0007】この構成の折畳み式階段ユニットボックス
において、屋根フレームと床フレームとに、桁面や妻面
の外壁パネルの上下端を各々嵌合状態に取付ける外壁パ
ネル嵌合部を設けてもよい。この構成の場合、外壁パネ
ルの着脱が容易となるので、例えば夏期に外壁パネルを
取り外して、階段ユニットボックスを外階段のように使
用することもできる。
【0008】この発明のユニット建物は、前記構成の折
畳み式階段ユニットボックスと、この階段ユニットボッ
クスに桁面で隣合う一般部ユニットボックスと、これら
階段ユニットボックスおよび一般部ユニットボックスの
上に各々重ねて設置される階段上ユニットボックスおよ
び上階一般部ユニットボックスとで構成される。上下階
の一般部ユニットボックスおよび階段上ユニットボック
スは、略矩形の床フレームと、この床フレームの両端に
各々起倒回動自在に連結されて前記床フレームの上面に
重なり状態に折畳み可能な一対の柱フレームと、前記一
対の柱フレームの上端間に設置される屋根フレームとを
備えたものとする。階段ユニットボックスおよび階段上
ユニットボックスの妻面幅は、前記上下階の一般部ユニ
ットボックスの妻面幅の半分とする。このように、一般
部ユニットボックスおよび階段ユニットボックスを共に
同様な折り畳み構造とし、また階段上ユニットボックス
を設けることで、一般部と階段部とに外観デザイン上の
統一が採れ、高級感のあるユニット建物とできる。組立
作業上も、外階段にダクト状に外壁および屋根を設ける
場合に比べて、作業の統一が図れて効率良く組み立てら
れる。しかも、外壁パネルも一般部と階段部とで共用で
き、階段部専用の外壁パネルを作らなくて済む。一般部
ユニットボックスと階段ユニットボックスとを同様な基
本構成のユニットボックスとすることで、基礎も共通化
が図れ、レベル出し等、基礎の構築作業も容易となる。
さらに、階段ユニットボックスを一般部ユニットボック
スの妻面幅の半分とすることで、階段ユニットボックス
が階段専用として適切な幅となる。すなわち、この種の
ユニット建物では、ユニットボックスの妻面幅は、一般
に道路交通規則によるトラック輸送の制限幅から240
0mm程度とされるが、階段ユニットボックスをその半分
の幅とすると、1200mmとなって、内部に階段を設置
するのに丁度適切な幅となる。このように階段専用とし
て適切な幅で、かつ一般部ユニットボックスと共通な基
本構造の階段ユニットボックスを用いるため、同じ階段
ユニットボックスで、階段位置の配置パターンとして、
建物の右端、左端、および中間部等、各種の配置パター
ンが採れ、その場合に建物内部に無駄な空間が生じな
い。したがって、階段ユニットボックスの種類が削減で
きる。しかも、折り畳んでトラック輸送するに際して
は、この半幅の階段ユニットボックスと、同じく半幅の
階段上ユニットボックスとを横並びに並べることで、一
つの一般部ユニットボックスと同じ幅となり、一般部ユ
ニットボックスと重ねて容積効率良く運搬することがで
きる。また、階段も折り畳んでおけるので、トラック輸
送の高さ制限に抵触することもない。
【0009】この構成のユニット建物において、一般部
ユニットボックスおよび上階一般部ユニットボックスに
妻面で各々隣合う一般部ユニットボックスおよび上階一
般部ユニットボックスを設けても良い。これにより、桁
方向に長いユニット建物が構築できる。また、一般部ユ
ニットボックスを階段ユニットボックスの両側に、かつ
上階一般部ユニットボックスを階段上ユニットボックス
の両側に各々配置してもよい。この構成の場合、ユニッ
ト建物の中間部に階段が位置し、階段から左右両側の部
屋へ入ることができる。
【0010】この発明の階段ユニットボックス組立方法
は、前記構成の折畳み式階段ユニットボックスを組み立
てる方法であって、床フレームの設置、両側の柱フレー
ムの立起こし、クレーンによる階段の立て起こし、およ
び階段柱の立設の後に、前記屋根フレームの柱フレーム
への設置を行う方法である。この組立方法によれば、屋
根フレームのない状態で階段の立て起こしを行うので、
重い階段を立て起こすのに、人力によらず、また屋根フ
レームが邪魔となることなく、クレーンを用いて簡単に
立て起こすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図14と共に説明する。この折畳み式階段ユニットボ
ックス1は、図1の組立手順の説明図に示すように、略
矩形の床フレーム2と、この床フレーム2の両端に各々
起倒回動自在に連結されて床フレーム2の上面に重なり
状態に折畳み可能な一対の柱フレーム3,3と、床フレ
ーム2に下端で起倒回動自在に連結されて床フレーム2
の上面に重なり状態に折畳み可能な階段4と、階段柱5
とを備える。これに屋根フレーム7を取付ける。階段柱
5は、階段4の側桁6に上端が回動可能に取付けられ、
階段4を起こした状態で下端が床フレーム2に連結され
るものである。階段柱5の下端は階段4の側桁6の外側
にボルト(図示せず)で仮止めしておく。床フレーム
2、柱フレーム3、階段4、階段柱5、および屋根フレ
ーム7は、いずれも鉄骨製のものである。
【0012】床フレーム2は、図5(A),(B)に平
面図および正面断面図で示すように溝形鋼からなる一対
の床大梁9,9間を同じく溝形鋼からなる複数の床小梁
10で連結したものであり、その上面には床パネル(図
示せず)が張られる。各床大梁9の端部にはエンドプレ
ート9aが設けられ、かつ柱フレーム3の下端を連結す
る側面形状L字状の連結片11がエンドプレート9aか
ら突出して設けられている。床フレーム2の中央部から
一端側に片寄った位置には、両床大梁9,9間に渡した
階段支持梁13を介して一対のブラケット14,14が
突設され、このブラケット14により階段4の下端が床
フレーム2に起倒回動自在に連結される。床フレーム2
の中間部から他端側に片寄った位置には、両床大梁9,
9間に渡した階段柱支持梁15を介して一対の柱取付片
16,16が設けられ、この柱取付片16に階段柱5の
下端がボルトによって固定される。
【0013】柱フレーム3は、図6(A)〜(C)に平
面図,正面図,および側面図で示すように、角パイプか
らなる一対の柱17,17と、その上端間および下端間
を連結するそれぞれ形鋼からなる上枠材18および下枠
材19とで構成される。柱17の下端は、図7に拡大し
て示すように、床フレーム2の連結片11に連結ピン2
0で起倒回動自在に連結される。連結ピン20にはボル
ト・ナット等が使用され、連結片11および柱17に設
けたピン挿通孔11a,17aに渡って挿通される。連
結ピン20による回動支点位置は、床フレーム2よりも
上方に配置し、図7(B)のように柱フレーム3が床フ
レーム2に平行な状態に折り畳めるようにしてある。柱
17は、図7(A)のように起立させた状態で、床フレ
ーム2のエンドプレート9aにボルト21で接合され、
起立状態に固定される。このボルト21の締め付け作業
が行えるように、柱17の下端外面には作業用切欠17
bを設けておく。各柱17の上端には、図6のように位
置決め用ボス22が突設してあり、後述する屋根フレー
ム7を接合するときに、屋根フレーム7の位置決め孔
(図示せず)に嵌合させる。
【0014】階段4は、図8(A)および図9(C),
(D)に示すように、両側の側桁6の下端部の外側に、
連結片23が設けられ、この連結片23を床フレーム2
の対応するブラケット14にピン12で結合することに
より、階段4がその下端で床フレーム2に対して起倒回
動自在に連結される。ピン12にはボルト・ナット等が
使用される。また、階段4の側桁6の上部の外側にも図
8のように連結片24が設けられ、この連結片24に階
段柱5の上端の連結片25がボルト止めされる。これに
より、階段柱5の上端が、階段4の側桁6に対して回動
可能に取付けられる。階段柱5の下端には、前記床フレ
ーム2の柱取付片16に連結される取付片26が設けら
れる。この取付片26を床フレーム2の柱取付片16に
ボルト止めすることにより、階段4は傾斜姿勢に起こし
た状態で階段柱5により床フレーム2上に支持される。
階段4の側桁6の上端には、図9(A),(B)に側面
図および正面図で示すように、連結片27が設けられ、
この連結片27が後述する屋根フレーム7の開口8の開
口縁となる梁にボルト止めされる。
【0015】屋根フレーム7は、図1(E)〜(G)に
示すように、溝形鋼からなる天井大梁9を略矩形に枠組
みして構成され、階段4の上方に位置する昇降口となる
開口8を有する。この屋根フレーム7の開口8を除く上
面には、デッキプレート等の波形鉄板からなる屋根パネ
ル28が張られ、下面には天井パネル(図示せず)が張
られる。また、図11に示すように、屋根フレーム7の
下面には、その桁側の天井大梁9に沿って桁面の外壁パ
ネル32の上端を嵌合状態に取付ける溝形の外壁パネル
嵌合部30A,30Bが設けられる。先述した床フレー
ム2においても、桁面の外壁パネル32の下端を嵌合状
態に取付ける溝形の外壁パネル嵌合部31A,31Bが
設けられる。同図の例では、ユニット建物の屋外側とな
る外壁パネル嵌合部30A,31Aのみに外壁パネル3
2を取付け、他のユニットボックスとの隣接側には外壁
パネルの取付を省略している。なお、例えば夏期などに
おいて階段4を屋外階段として使用したい場合は、外壁
パネル嵌合部30A,31Aから外壁パネル32を取り
外す。また、外壁パネル32は、適宜の箇所に出入口ま
たは窓となる開口を有するものとしても良い。図12の
例では、妻面の外壁パネル32を開き戸を有する開口2
9が設けられたものとし、その妻面の開口29と階段4
の下端との間を玄関室部としている。また、階段下部分
あるいは階段上の踊り場部分と対応する桁面に、引き違
い戸による掃き出し窓状の開口29を設けている。
【0016】この構成の折畳み式階段ユニットボックス
1の組立ては、次の手順で行われる。図1(A)に示す
ように、一対の柱フレーム3,3、階段4、および階段
柱5が折畳み状態に連結された床フレーム2を現場の据
え付け場所に置く。ついで、床フレーム2から両側の柱
フレーム3,3を立て(図1(B))、柱17の下端と
床フレーム2とを、床大梁9のエンドプレート9a(図
7)にボルト21で接合する。この後、階段4の上部を
クレーン70で吊り上げることにより、階段4を床フレ
ーム2上に斜めに立て起こす(図1(C))。所定角度
(例えば45度)になると、階段柱5の下端を仮止めし
ているボルトを側桁6から外し、図1(D)のように階
段柱5を垂直としてその下端の連結片26を床フレーム
2の対応する柱取付片16(図8)にボルト止めする。
なお、階段4の吊り上げは、階段4の側桁6に取付けて
おいた吊りボルト(図示せず)を介して行い、後に、階
段手摺の取付前に吊りボルトを取り外す。
【0017】次に、屋根フレーム7をクレーン70で吊
り降ろす(図1(E))。このとき、階段4が屋根フレ
ーム7よりも上端が突出する高さのものである場合は、
屋根フレーム7の開口8に階段4の上端が嵌り込むよう
に屋根フレーム7を降ろす。このように屋根フレーム7
を吊り降ろした後、両柱フレーム3の上端に屋根フレー
ム7をボルト止めする(図1(F))。また、階段4の
側桁6の上端の取付片27(図9)を屋根フレーム7の
開口8の縁部の梁にボルト止めする。これにより階段ユ
ニットボックス1が完成する(図1(G))。この後、
外壁パネル32(図11)を建込む。なお、階段柱5
は、階段4の上端を屋根フレーム7の梁にボルト止めし
た後で取り除いても良い。また、階段ユニットボックス
1が、階段4および玄関部の上方を吹き抜け空間とした
ものである場合は、屋根フレーム7の桁方向中間の玄関
側部分に梁がないため、その梁の代わりにクレーン吊り
用の小梁状の吊り治具(図示せず)を屋根フレーム7に
取付けておくが、図1(F)のように屋根フレーム7を
吊り降ろした後、その吊り治具を取り除く。
【0018】この階段ユニットボックス1を用いたユニ
ット建物の例を説明する。この階段ユニットボックス1
は、例えば図2に示すように、一般部ユニットボックス
41に桁面に隣接して設置する。階段ユニットボックス
1の上には、階段上ユニットボックス42を重ねて設置
し、一般部ユニットボックス41の上には、上階一般部
ユニットボックス43を重ねて設置する。これによりユ
ニット建物44が構成される。
【0019】上下階の一般部ユニットボックス41,4
3および階段上ユニットボックス42は、その部材構成
の図示を省略するが、階段ユニットボックス1における
略矩形の床フレーム2と、この床フレーム2の両端に各
々起倒回動自在に連結されて前記床フレーム2の上面に
重なり状態に折畳み可能な一対の柱フレーム3,3と、
前記一対の柱フレーム3,3の上端間に設置される屋根
フレーム7に各々対応する部材を備えたものとする。上
下階の一般部ユニットボックス41,43は、互いに同
じ構成のものであり、いずれを上階用に用いても、また
1階用に用いても良い。上下階の一般部ユニットボック
ス41,43の妻面幅B0は、道路交通規則でトラック
に載せて運搬可能な幅(2,500mm以下) とする必要があ
り、この例では2400mmとしている。階段ユニットボック
ス1および階段上ユニットボックス42の妻面幅B1
は、一般部ユニットボックス41,43の妻面幅B0の
半分であり、1200mmとしている。このように階段ユニッ
トボックス1の妻面幅B1を1200mmとすると、内部に階
段4を設置するのに丁度適切な幅となる。また、階段ユ
ニットボックス1や階段上ユニットボックス42をトラ
ックで現場に運搬するときに、図14(A)のように1
台のトラックに両者を折り畳み状態で横並びに載せて運
搬でき、運搬効率が良い。また、一般部ユニットボック
ス41,43に重ねて運搬することもできる(図14
(B))。なお、階段ユニットボックス1および階段上
ユニットボックス42だけを運搬する場合に、図14
(C)に示すようにボックス状の組み立て状態で横並び
に並べて運搬することもできるが、階段4を組み立てた
ままでは道路交通規則の規制高さ(3.8m)を超す場
合がある。その場合は、階段4は折り畳んでおく必要が
あり、現場で階段4を立て起こす。この立て起こし作業
時には、屋根フレーム7を取り外す必要がある。
【0020】図3(A)は、前記ユニット建物44の全
体の概略斜視図を示す。このユニット建物44では、上
下階の一般部ユニットボックス41,43を2個並設
し、その右側に階段ユニットボックス1および階段上ユ
ニットボックス42を設置している。図4(A)はその
ユニット建物44の1階部分の平面図を、図4(B)は
その2階部分の平面図をそれぞれ示す。階段ユニットボ
ックス1の階段4の下端側における妻面は出入口とし、
玄関用のドアが設けてある。このユニット建物44で
は、上階の部屋へ至るのに、階段4から上階へ上がって
左廻りすることになる。階段ユニットボックス1は、前
記のように階段4が丁度収まる幅であるため、図3
(B)のように一般部ユニットボックス41の左側に配
置して右曲がりで室内に入るようにしても良く、また図
13(A)のように一般部ユニットボックス41の並び
の中間に配置し、両曲がり可能なユニット建物44Aと
することもできる。
【0021】また、これらユニット建物44,44Aに
おいて、図13(B)に一例を示すように、1階および
2階の一般部ユニットボックス41,43は、妻面で隣
接するように複数個を桁方向に連結して設置しても良
い。同図の例では階段ユニットボックス1および階段上
ユニットボックス42が建物44の全体から突出した形
状となるが、階段ユニットボックス1および階段上ユニ
ットボックス42に妻面で隣接して桁方向に並ぶ半幅の
ユニットボックス(図示せず)を設置しても良い。図1
3(A)のように階段ユニットボックス1を一般部ユニ
ットボックス41,43の中間に配置したユニット建物
44Aにおいて、一般部ユニットボックス41,43を
桁方向に複数個連結させる場合も、前記と同様に半幅の
ユニットボックスを設置する。この半幅のユニットボッ
クスは、階段ユニットボックス1と同じ妻方向幅であっ
て、その他は一般部ユニットボックス41,43と同じ
構成のものとする。これらの例のように各ユニットボッ
クス41〜43を桁方向に連結する場合は、ユニットボ
ックス41〜43の妻面の隣接部における柱フレーム
を、一つで両ユニットボックスに兼用させても良い。す
なわち、床フレーム2の一端のみに柱フレーム3を有す
るユニットボックスを使用しても良い。
【0022】また、この発明の折畳み式階段ユニットボ
ックス1は、3階建以上のユニット建物に使用すること
もできる。図13(C)は3階建のユニット建物44B
に応用した例である。1階部分では一般部ユニットボッ
クス41の桁面に、半幅ユニットボックス41Aおよび
階段ユニットボックス1を順次並べて設置し、2階部分
では前記階段ユニットボックス1の上に階段上ユニット
ボックス42を、その横に階段ユニットボックス1を設
置している。2階の階段ユニットボックス1は、1階の
階段ユニットボックス1と階段の昇り方向が逆となるよ
うに設置している。3階部分において、2階の階段ユニ
ットボックス1の上には階段上ユニットボックス42を
設置し、階段上ユニットボックス42の上には半幅ユニ
ットボックス43Aを設置している。図13(D)は3
階建として中央階段とした場合の例であり、図13
(C)の例と同様に、1階,2階の階段ユニットボック
ス1と、半幅ユニットボックス41Aと、階段上ユニッ
トボックス42とを組み合わせている。ただし、この例
では、3階の階段上ユニットボックス42Aは、一般部
ユニットボックス41,43と同じ妻方向幅のものと
し、2階部の階段ユニットボックス1および階段上ユニ
ットボックス42に跨がって設置している。
【0023】これら図3および図13の各例から分かる
ように、一般部ユニットボックス41,43および階段
ユニットボックス1を共に同様な折り畳み構造とし、ま
た階段上ユニットボックス42を設けることで、各種の
規模のユニット建物において、一般部と階段部とに外観
デザイン上の統一が採れ、高級感のあるユニット建物4
4,44A,44Bとできる。組立作業上も、外階段に
ダクト状に外壁および屋根を設ける場合に比べて、作業
の統一が図れて効率良く組み立てられる。しかも、外壁
パネル32も一般部と階段部とで共用でき、階段部専用
の外壁パネルを作らなくて済む。
【0024】
【発明の効果】この発明の折畳み式階段ユニットボック
スは、床フレームと、その両端に各々起倒回動自在に連
結されて折畳み可能な柱フレームと、床フレームに下端
で起用回動自在に連結されて折畳み可能な階段と、この
階段の側桁に上端が回動可能に取付けられた階段柱とを
備えたものであるため、風などの影響を受けずに安全で
かつ迅速に組み立てることができ、また運搬にも便利と
いう効果がある。 屋根フレームと床フレームとに外壁
パネル嵌合部を設けた場合は、外壁パネルの着脱が容易
となるので、例えば夏期に外壁パネルを取り外して、外
階段のように使用することもできる。この発明のユニッ
ト建物は、前記構成の折畳み式階段ユニットボックス
に、同様な折り畳み式の一般部ユニットボックスと階段
上ユニットボックスとを組み合わせ、階段ユニットボッ
クスおよび階段上ユニットボックスの妻面幅を一般部ユ
ニットボックスの妻面幅の半分としたため、一般部と階
段部とで統一の採れた外観とでき、また階段ユニットボ
ックスの配置の自由度が高くて階段ユニットボックスの
種類数を削減でき、しかも運搬の効率が良い。この発明
の階段ユニットボックスの組立方法は、前記階段ユニッ
トボックスの組立に当たり、屋根フレームのない状態で
階段の立て起こしを行うので、重い階段を立て起こすの
に、人力によらず、また屋根フレームが邪魔となること
なく、クレーンを用いて簡単に立て起こすことができ、
安全かつ迅速な組立を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る折畳み式階段ユニ
ットボックスの組立手順を示す説明図である。
【図2】同階段ユニットボックスを用いたユニット建物
の概略を示す斜視図である。
【図3】(A)は同ユニット建物の全体の概略斜視図、
(B)はその階段ユニットボックスの配置を変えたユニ
ット建物の概略斜視図である。
【図4】(A)は同ユニット建物の下階部分の平面図、
(B)は同上階部分の平面図である。
【図5】(A)は同階段ユニットボックスを構成する床
フレームの平面図、(B)は同床フレームの正面断面図
である。
【図6】(A)〜(C)は同階段ユニットボックスを構
成する柱フレームの平面図、正面図、および側面図であ
る。
【図7】(A),(B)は各々柱フレームの起立状態お
よび折り畳み状態における床フレームと柱フレームとの
連結部の拡大斜視図である。
【図8】(A)は同階段ユニットボックスを構成する階
段の側面図、(B)は同階段の一部を破断した正面図で
ある。
【図9】(A)は同階段の上端部の側面図、(B)は同
背面図、(C)は同階段の下端部の側面図、(D)は
(C)図におけるII−II矢視断面図である。
【図10】(A)は同階段の下端の床フレームへの連結
構造を示す側面図、(B)は同正面図である。
【図11】同階段設置部の縦断面図である。
【図12】(A)は前記階段ユニットボックスの上に重
ねる階段上ユニットボックスの水平断面図、(B)は前
記階段ユニットボックスの水平断面図である。
【図13】(A)〜(D)は前記階段ユニットボックス
を用いたユニット建物の各例の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図14】前記階段ユニットボックスの現場への運搬の
説明図である。
【図15】従来例の組立説明図である。
【図16】同従来例における階段取付作業の別方法の説
明図である。
【符号の説明】
1…折畳み式階段ユニットボックス、2…床フレーム、
3…柱フレーム、4…階段、5…階段柱、6…側桁、7
…屋根フレーム、8…開口、30A,30B,31A,
31B…外壁パネル嵌合部、32…外壁パネル、41,
43…一般部ユニットボックス、42…階段上ユニット
ボックス、44…ユニット建物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形の床フレームと、この床フレーム
    の端部に各々起倒回動自在に連結されて前記床フレーム
    の上面に重なり状態に折畳み可能な柱フレームと、前記
    床フレームに下端で起用回動自在に連結されて前記床フ
    レームの上面に重なり状態に折畳み可能な階段と、この
    階段の側桁に上端が回動可能に取付けられ前記階段を起
    こした状態で下端が前記床フレームに連結される階段柱
    と、前記階段の上方に位置する昇降口となる開口を有し
    前記柱フレームの上端に設置される屋根フレームとを備
    えた折畳み式階段ユニットボックス。
  2. 【請求項2】 前記屋根フレームと床フレームとに、外
    壁パネルの上下端を各々嵌合状態に取付ける外壁パネル
    嵌合部を設けた請求項1記載の折畳み式階段ユニットボ
    ックス。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の折畳み式
    階段ユニットボックスと、この階段ユニットボックスに
    桁面で隣合う一般部ユニットボックスと、これら階段ユ
    ニットボックスおよび一般部ユニットボックスの上に各
    々重ねて設置される階段上ユニットボックスおよび上階
    一般部ユニットボックスとを備え、前記上下階の一般部
    ユニットボックスおよび階段上ユニットボックスを、略
    矩形の床フレームと、この床フレームの両端に各々起倒
    回動自在に連結されて前記床フレームの上面に重なり状
    態に折畳み可能な一対の柱フレームと、前記一対の柱フ
    レームの上端間に設置される屋根フレームとを備えたも
    のとし、かつ前記階段ユニットボックスおよび階段上ユ
    ニットボックスの妻面幅を、前記上下階の一般部ユニッ
    トボックスの妻面幅の半分としたユニット建物。
  4. 【請求項4】 前記一般部ユニットボックスおよび上階
    一般部ユニットボックスに妻面で各々隣合う一般部ユニ
    ットボックスおよび上階一般部ユニットボックスを設け
    た請求項3記載のユニット建物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の折畳み式階段ユニットボ
    ックスを組み立てる方法であって、床フレームの設置、
    両側の柱フレームの立て起こし、並びにクレーンによる
    階段の立て起こしおよび階段柱の立設の後に、前記屋根
    フレームの柱フレームへの設置を行う階段ユニットボッ
    クス組立方法。
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