JP3031721U - 組立式家屋 - Google Patents

組立式家屋

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JP3031721U
JP3031721U JP1996005648U JP564896U JP3031721U JP 3031721 U JP3031721 U JP 3031721U JP 1996005648 U JP1996005648 U JP 1996005648U JP 564896 U JP564896 U JP 564896U JP 3031721 U JP3031721 U JP 3031721U
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JP
Japan
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side wall
columns
bottom frame
prefabricated house
pillar
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JP1996005648U
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Inventor
高志 三笠
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Mikasa KK
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Mikasa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックでの大量運搬が可能であり、且つ現
場での組み立てを簡単に行うことができる組立式家屋を
提供することを目的とする。 【構成】 4角形の底枠2,3,4,5の4隅に4本の
支柱7を立て、支柱7の4面に開閉扉21や側壁板2
2,23,24を着脱自在に装着し、また支柱7上に屋
根板30を装着して組み立てる。支柱7をピン13を中
心に回転させて底枠2,3,4,5に倒伏させ、その状
態で底枠2,3,4,5と支柱7の間に開閉扉21、側
壁板22,23,24を差し入れ、屋根板30を積み重
ねれば、コンパクトに折りたため、トラックの荷台に複
数個積載して建設現場へ運搬できる。また建設現場で支
柱7を起立させて簡単迅速に組み立てることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、トラックなどで運搬自在な組立式家屋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば建設現場などにおける仮設建造物として簡易な家屋が建造される。この 種の簡易家屋は、柱材、側壁材、屋根材、開閉扉などの多くの部材から成ってい るが、従来はこれらの部材をトラックで建設現場などに運び込み、そこで組み立 てるか、あるいは現場での組み立ては面倒であるので、予め組立工場などで組み 立てたうえでトラックで現場へ運搬し、現場に据え付けるようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の部材をトラックで現場に運び込む方式のものは、現場で の組み立てが甚だ面倒であって、多大な時間と手間を要するという問題点があっ た。また後者の予め組み立てたものをトラックで運搬して現場に据え付ける方式 のものは、多数個の家屋を1台のトラックで運搬するのは困難であって、家屋を 1戸づつトラックで現場へ運搬せねばならないので、運搬コストが高くなるとい う問題点があった。
【0004】 したがって本考案はトラックでの大量運搬が可能であり、且つ現場での組み立 てを簡単に行うことができる組立式家屋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、底枠と、この底枠の4隅にヒンジを中心に回転して起伏自 在に立設される4本の支柱と、これらの支柱の4面に着脱自在に装着される4枚 の側壁板と、これらの支柱上に着脱自在に装着される屋根板とを備え、前記4本 の支柱を前記底枠上に倒伏させた状態で、前記4枚の側壁板および屋根板を前記 底枠と前記支柱の間および前記支柱上に積み重ねるようにした。
【0006】 請求項2の考案は、前記4枚の側壁板の少なくとも何れかに開閉扉を設けるよ うにした。
【0007】 請求項3の考案は、横方向に互いに接続自在且つ上下方向に積み重ね自在とし た。
【0008】
【作用】
請求項1の考案によれば、折りたためば全高を低くできるので、複数個の家屋 をトラックに重ねて積載して現場へ運搬することができる。また現場において支 柱を底枠の4隅に立て、支柱に側壁板を装着し、また支柱上に屋根板を装着する ことにより簡単迅速に組み立てることができる。
【0009】 また請求項2の考案によれば、4枚の側壁板のうちの何れにも開閉扉を設けて 出入口にすることができる。
【0010】 また請求項3の考案によれば、複数個の組立式家屋同士を互いに横方向に接続 し、あるいは上下方向に積み重ねることにより、大きな家屋を簡単に構築できる 。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は組立式家屋 の組立状態の斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同支柱の連結部の分解斜視図 、図4は同支柱の連結部の断面図、図5は同屋根板の連結部の斜視図、図6は同 屋根板の連結部の断面図、図7は同折りたたみ状態の側面図、図8は同連結状態 の正面図である。
【0012】 図1および図2において、この組立式家屋1は、以下に述べる部材から成って いる。2,3,4,5は底枠であって、4角形の枠型に結合されている。そのう ちの1つの底枠2上には開閉扉(後述)のためのレール6が設けられている。
【0013】 底枠2〜5の4隅には4本の支柱7が立設されている。図3および図4は、支 柱7を底枠3,5の両端部に回転自在に連結する構造を示している。10は左右 2枚の連結板である。その形状はL字形であり、ピン孔11a,11bが上下2 箇所形成されている。また支柱7の下端部は首細部7aとなっている。首細部7 aにもピン孔12a,12bが形成されている。
【0014】 2枚の連結板10を底枠3,5の端部の両側面にボルト17で固着し、連結板 10と連結板10の間に支柱7の首細部7aを挿入する。18,19は連結板1 0と底枠3,5の端部に形成されたボルト孔である。そこで上部のピン孔11a および12aに回転軸となるピン13を挿入してナット14で止め、また下部の ピン孔11bおよび12bにロック部材となるピン15を挿入してナット16で 止めれば、図4に示すように組み付けられる。図4に示すように、2本のピン1 3,15を首細部7aに挿着した状態で、支柱7は底枠3,5上に直立した姿勢 で組み付けられる。またロック部材であるピン15を取り除き、上部のピン13 のみを残せば、支柱7はピン13を中心に内方向A(図2)へ回転して底枠3, 5上に倒伏する。図7はこの倒伏状態を示している。すなわち、ピン13は支柱 7を起伏自在に回転させるヒンジとなっている。
【0015】 図1および図2において、4本の支柱7の4面には、以下に述べる4枚の側壁 板が着脱自在に装着される。21は第1の側壁板としての開閉扉、22は第2の 側壁板、23は第3の側壁板、24は第4の側壁板である。25は支柱7と支柱 7の間に装着される門型の支枠であり、2枚の開閉扉21はこの支枠25の内部 に装着され、その状態で底枠2上のレール6上をスライドする。
【0016】 また第2の側壁板22、第3の側壁板23、第4の側壁板24には窓26,2 7,28が設けられている。勿論、これらの窓部26,27,28はなくてもよ い。
【0017】 図1および図2において、支柱7上には屋根板30が着脱自在に装着される。 図5および図6は、屋根板30を支柱7上に装着する構造を示している。31は 支柱7上に装着される第1の舌片、32は屋根板30の下面に装着される第2の 舌片である。第2の舌片32の下面にはピン33が突設されている。このピン3 3は第1の舌片31のピン孔34(図2)を貫通し、支柱7の上面に挿着される 。また第1の舌片31と第2の舌片32にはビス孔36,37(図2)が形成さ れている。図5および図6に示すように、第1の舌片31と第2の舌片32を重 ね合わせ、ビス孔36,37にビス38を挿着することにより、第1の舌片31 と第2の舌片32は結合され、屋根板30は支柱7上に組み付けられる。
【0018】 この組立式家屋1は上記のように構成されているので、ロック部材であるピン 15を取り除き、図7に示すようにすべての支柱7を内方へ回転させて倒伏させ 、底枠2〜5と支柱7の間に開閉扉21や側壁板22〜24を差し入れて収納し 、支柱7上に屋根板30を重ねれば、コンパクトに折りたたむことができる。そ してこの折りたたみ状態で全高Hはきわめて小さいので、複数個の家屋1をトラ ックの荷台に積み重ねて現場へ運搬することができる。また現場において、支柱 7をピン13を中心に回転させて起立させ、ロック用のピン15をピン孔11b ,12bに差し込んで支柱7をロックしたうえで、開閉扉21、側壁板22〜2 4、屋根板30などを組み付けることにより、図1に示すように簡単迅速に組み 立てることができる。
【0019】 またこの組立式家屋1は、図8に示すように横方向に複数個並べて接続し、ま た上下方向にも複数個積み重ねることにより、互いに連結して大きな家屋を構築 することもできる。図8に示す例では、1階が3個、2階が2個配列しているが 、この場合、出入口は1つでよいので、開閉扉21は1箇所だけ設け、他は開閉 扉21に代えて側壁板23(図1)を装着している。また2階の出入りのために 、外階段40を附設している。
【0020】 図9は他の実施の形態の第2の側壁板22’を示している。この第2の側壁板 22’は、上記第2の側壁板22に代えて用いられるものであって、回転式の開 閉扉41が設けられている。この第2の側壁板22’は、図8において、組立式 家屋1の2階の左面Bや、1階の左面Cなどに装着される。このように出入口と なる開閉扉は、どの壁面に設けてもよいものである。
【0021】 本考案は更に様々な設計変更が考えられるのであって、例えば組立式家屋の内 部にコンセントなどの電気系を設けてエアコンなどの電気機器を設置してもよく 、あるいは簡易トイレなどの附属設備を附設するようにしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、折りたためば全高を低くできるので、複数個の家屋 をトラックに重ねて積載して現場へ運搬することができる。また現場において支 柱を底枠の4隅に立て、支柱に側壁板を装着し、また支柱上に屋根板を装着する ことにより簡単迅速に組み立てることができる。
【0023】 また請求項2の考案によれば、4枚の側壁板のうちの何れにも開閉扉を設けて 出入口にすることができる。
【0024】 また請求項3の考案によれば、複数個の組立式家屋同士を互いに横方向に接続 し、あるいは上下方向に積み重ねることにより、大きな家屋を簡単に構築できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立式家屋の組立状態の斜視図
【図2】組立式家屋の組立状態の分解斜視図
【図3】組立式家屋の支柱の連結部の分解斜視図
【図4】組立式家屋の支柱の連結部の断面図
【図5】組立式家屋の屋根板の連結部の斜視図
【図6】組立式家屋の屋根板の連結部の断面図
【図7】組立式家屋の折りたたみ状態の側面図
【図8】組立式家屋の連結状態の正面図
【図9】組立式家屋の組立状態の第2の側壁板の斜視図
【符号の説明】
1 組立式家屋 2,3,4,5 底枠 7 支柱 10 連結板 13 ピン(ヒンジ) 15 ピン(ロック部材) 21,41 開閉扉 22,22’,23,24 側壁板 30 屋根板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底枠と、この底枠の4隅にヒンジを中心
    に回転して起伏自在に立設される4本の支柱と、これら
    の支柱の4面に着脱自在に装着される4枚の側壁板と、
    これらの支柱上に着脱自在に装着される屋根板とを備
    え、前記4本の支柱を前記底枠上に倒伏させた状態で、
    前記4枚の側壁板および屋根板を前記底枠と前記支柱の
    間および前記支柱上に積み重ねるようにしたことを特徴
    とする組立式家屋。
  2. 【請求項2】 前記4枚の側壁板の少なくとも何れかに
    開閉扉を設けることを特徴とする請求項1記載の組立式
    家屋。
  3. 【請求項3】 横方向に互いに接続自在且つ上下方向に
    積み重ね自在としたことを特徴とする請求項1記載の組
    立式家屋。
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