JPH0135887Y2 - - Google Patents

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JPH0135887Y2
JPH0135887Y2 JP1984151083U JP15108384U JPH0135887Y2 JP H0135887 Y2 JPH0135887 Y2 JP H0135887Y2 JP 1984151083 U JP1984151083 U JP 1984151083U JP 15108384 U JP15108384 U JP 15108384U JP H0135887 Y2 JPH0135887 Y2 JP H0135887Y2
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JP
Japan
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snow
main body
snow enclosure
frame
enclosure
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JP1984151083U
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JPS6165163U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は屋内への雪や寒風の吹き込みを防止
する雪囲いであつて、冬期以外はテラスの屋根と
して使用することが可能な雪囲いに関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来冬期に降雪量の多い地方においては、窓の
室外側に雪囲いを設置して屋内への雪や寒風の吹
き込みや窓等が破損するのを防止し、積雪の荷重
を支えていた。
このような雪囲いとして実開昭58−2201号公報
に記載されたような考案が開示されている。すな
わち建物躯体に張り出したブラケツトに一枚の雪
囲いを軸支しておき、冬期は斜めに傾斜させて下
端を地上に固定して雪の吹き込みを防ぎ、その他
の期間は上方に持ち上げて支柱によつて支え、テ
ラスの屋根部として使用するものである。
〔この考案が解決すべき課題〕
雪囲いが必要となるような多降雪地域において
は、積もつた雪の上から採光をするために窓開口
が高く、天窓等を採用している場合が多くみられ
る。このような高さの高い窓開口を覆うための雪
囲いは、やはり高さの高いものでなくてはならな
い。
このように高さの高い雪囲いを、前記した考案
のように、躯体に軸支して持ち上げてテラスの屋
根部とすると、建物躯体から大きく張り出した屋
根となつてしまう。従つてテラス部分の敷地が少
ないような場所では屋根としては使用できない。
また前記した考案のように、雪囲いとして建物
躯体から傾斜して地上に固定してあるようなもの
であると、建物躯体と雪囲いの間に大きな〓間が
できて雪が吹き込んでしまうことがある。
この考案は以上のような課題を解決するために
なされたもので、冬期には雪の吹き込まない雪囲
いとして使用できるとともに、それ以外の季節に
はスペースの小さい場所でもテラスの屋根部とし
て使用することができる雪囲いを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかる雪囲いは、上下横枠2,2及
び左右竪枠3,3を方形状に枠組みして、この枠
組みした中に複数本の横桟5及び縦桟4を縦横に
掛け渡してパネル体6を嵌合した二枚の分割体1
a,1aを組み立て、この二枚の分割体1a,1
aの各一辺をヒンジ7によつて連結して折り畳み
可能な雪囲い本体1と成し、この雪囲い本体の左
右上端部を建物躯体8から突出したブラケツト1
0,10にピン11,11によつて枢支して回転
可能に取付け、雪囲い本体1を垂直に吊下げて建
物の開口枠を覆うことができるようにしたととも
に、ヒンジ7によつて雪囲い本体1を折り畳んで
ブラケツト10,10のピン11,11を軸にし
て下端部を持ち上げ、支柱20,20によつて雪
囲い本体1を支えることを可能にしたものであ
る。
〔実施例〕
以下図に示す一実施例に基づいてこの考案を詳
細に説明する。
図において1は雪囲い本体であつて、二枚の分
割体1a,1aから成つている。各分割体1aは
上下横枠2,2、左右竪枠3,3を方形状に枠組
みし、この上下横枠2,2間及び左右竪枠3,3
間にはそれぞれ縦桟4及び横桟5を複数本づつ縦
横に掛け渡してあり、上下横枠2,2及び左右竪
枠3,3によつて枠組みした中には全面にアクリ
ル板等のパネル体6を嵌合してある。このような
分割体1a,1aの横枠2,2がヒンジ7によつ
て連結され、雪囲い本体1は折り畳み可能となつ
ている。すなわち雪囲い本体1は上下に配した二
枚の分割体1a,1aより成つており、上方の分
割体1aの下横枠2と下方の分割体1aの上横枠
2がヒンジ7である丁番によつて連結されている
ため、下方の分割体1aを持ち上げヒンジ7によ
つて回転して上方の分割体1aと合わせることが
できる。
雪囲い本体1は上端部左右が建物躯体8に枢支
されている。すなわち雪囲い本体1は、開口枠で
ある窓9の上方左右に室外側に向かつて突設され
たブラケツト10に挿通されたピン11が、中空
状の竪枠3,3の側面に貫通されて、該ピン11
を中心に回転可能となつている。従つて雪囲い本
体1は上端部に貫通したピン11,11を軸とし
て回転し、下部を上方に持ち上げ可能となつてい
る。
雪囲い本体1の下端部左右には係止ピン12,
12が突設されている。
係止ピン12,12の若干上方には左右竪枠
3,3に孔13,13が穿設され該孔13,13
の内側に裏板14,14を介してナツト15,1
5が溶接によつて固定されている。
窓9の下方左右外壁にはフツク16,16がピ
ン17,17を中心に回転可能に取付けられてい
る。
建物躯体8より所定距離離れた地盤に、柱建て
込み孔18,18が左右に所定間隔離れて形成さ
れている。実施例では中心に柱建て込み孔18,
18が凹設されたコンクリート製の基礎石19,
19が地盤に埋め込まれている。
次に以上のような構成を要する雪囲いの使用状
態を説明する。
冬期において通常の雪囲いとして使用する場
合、雪囲い本体1を垂直に吊り降ろして、フツク
16,16を係止ピン12,12に係止して固定
する。雪囲い本体1が窓9開口枠を覆つて、雪、
寒風の吹き込みを防止し、積雪の荷重を支える。
雪囲いの必要のない期間には雪囲い本体1の下
方の分割体1aをヒンジ7を中心として持ち上げ
て上方の分割体1aに合わせるように折り畳む。
次に上端部のピン11,11を軸として雪囲い本
体1の下部を上方に持ち上げる。基礎石19,1
9の柱建て込み孔18,18に下端部を挿入して
支柱20,20を立設し、支柱20,20の上端
部に水平に貫通せしめたボルト21,21を雪囲
い本体1の孔13,13に挿通してナツト15,
15に螺合して固定する。雪囲い本体1を屋根部
として使用して下方をテラスとして使用すればよ
い。
〔考案の効果〕
この考案は以上のような構成を有し、以下のよ
うな効果を得ることができる。
○イ 雪囲い本体の上端部左右をピンによつて軸支
して回転可能に建物躯体に取付けたため、雪囲
いの不要な期間には雪囲い本体を上方に持ち上
げることが可能となり、採光、通風を妨げるこ
とがない。また持ち上げた雪囲い本体は屋根部
として使用して、簡易にテラスを形成すること
ができる。
○ロ 雪囲い本体は二枚の分割体より成り、この二
枚の分割体をヒンジによつて連結したものであ
るため、折り畳んでコンパクト化でき、スペー
スの小さい場所でもテラスの屋根部として使用
できる。
○ハ 雪囲い本体は垂直に吊り下げて建物躯体の開
口部を覆うため、建物と雪囲いとの間の〓間が
小さく、雪が吹き込むことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例の斜視
図、第3図は雪囲い本体の正面図、第4図は一実
施例の縦断面図、第5図及び第6図はその一部縦
断面図、第7図は雪囲い本体を持ち上げた状態の
平面図、第8図はその一部横断面図、第9図は支
柱に雪囲い本体を取付けた状態の縦断面図であ
る。 1……雪囲い本体、2……横枠、3……竪枠、
4……縦桟、5……横桟、6……パネル体、7…
…ヒンジ、8……建物躯体、9……窓、10……
ブラケツト、11……ピン、12……係止ピン、
13……孔、14……裏板、15……ナツト、1
6……フツク、17……ピン、18……柱建て込
み孔、19……基礎石、20……支柱、21……
ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下横枠2,2及び左右竪框3,3を方形状に
    枠組みして、この枠組みした中に複数本の横桟5
    及び縦桟4を縦横に掛け渡してパネル体6を嵌合
    した二枚の分割体1a,1aを組み立て、この二
    枚の分割体1a,1aの横枠2,2同士をヒンジ
    7によつて連結して折り畳み可能な雪囲い本体1
    と成し、この雪囲い本体の左右上端部を建物躯体
    8から突出したブラケツト10,10にピン1
    1,11によつて枢支して回転可能に取付け、雪
    囲い本体1を垂直に吊り下げて建物の開口枠を覆
    うことができるようにしたとともに、ヒンジ7に
    よつて雪囲い本体1を折り畳んでブラケツト1
    0,10のピン11,11を軸にして下端部を持
    ち上げ、支柱20,20によつて雪囲い本体1を
    支えることを可能にしたことを特徴とする雪囲
    い。
JP1984151083U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH0135887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984151083U JPH0135887Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984151083U JPH0135887Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Publication Number Publication Date
JPS6165163U JPS6165163U (ja) 1986-05-02
JPH0135887Y2 true JPH0135887Y2 (ja) 1989-11-01

Family

ID=30709212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984151083U Expired JPH0135887Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087026Y2 (ja) * 1988-03-11 1996-02-28 繁雄 小川 防雪網

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582201B2 (ja) * 1979-09-10 1983-01-14 三笠化学工業株式会社 農薬粉剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582201U (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 株式会社協和製作所 雪囲い兼用テラス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS582201B2 (ja) * 1979-09-10 1983-01-14 三笠化学工業株式会社 農薬粉剤

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Publication number Publication date
JPS6165163U (ja) 1986-05-02

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