JPH1035470A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH1035470A
JPH1035470A JP8191251A JP19125196A JPH1035470A JP H1035470 A JPH1035470 A JP H1035470A JP 8191251 A JP8191251 A JP 8191251A JP 19125196 A JP19125196 A JP 19125196A JP H1035470 A JPH1035470 A JP H1035470A
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master cylinder
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Kenjiro Matsumoto
賢次郎 松本
Youichi Kumemura
洋一 久米村
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスターシリンダの液圧に応じた液圧を発生
する外部液圧供給源とホイールシリンダとの間に設けら
れた液圧制御弁において、外部液圧供給源の失陥、ある
いは液圧制御弁駆動用のソレノイドに過電流が流れた場
合に、これらの障害に影響されることなく、マスターシ
リンダの液圧によってホイールシリンダを駆動する。 【解決手段】ホイールシリンダを外部液圧供給源に常時
接続し、外部液圧供給源の失陥に際して、外部液圧供給
源から供給される液圧がなくなることにより、開閉手段
を作動させてホイールシリンダをマスターシリンダに接
続して、マスターシリンダの液圧により駆動する。ま
た、ソレノイドに過電流が流れた場合に、ソレノイドの
駆動力によってホイールシリンダをマスターシリンダに
連通させて、マスターシリンダの液圧によりホイールシ
リンダを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ブレーキ液圧
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ブレーキ装置にあっては、ペダル
操作によってマスターシリンダから発生した液圧に基づ
き、外部液圧源とホイールシリンダの間に設けられた液
圧制御弁を作動し、前記マスターシリンダの圧力に比例
した液圧を外部液圧源からホイールシリンダに作用させ
ることが行われている。
【0003】また、前記液圧制御弁を作動させる方式と
して、ブレーキペダルの操作によってマスターシリンダ
で発生した液圧を直接作用させて弁体を作動させる方式
のほか、マスターシリンダで発生した液圧をセンサーで
検出し、このセンサによる検出値に基づいて、弁体を作
動させるためのソレノイドなどの駆動手段(アクチュエ
ータ)の駆動電流を制御することにより弁体を作動させ
る方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
方式の場合、車両用ブレーキの作動には高い信頼性が求
められることから、前記液圧制御弁に用いられアクチュ
エータの動作が異常な場合であっても運転者の意図する
制動力を確実に発揮し得るフェイルセーフ機能が必要と
される。具体的には、前記アクチュエータが動作不能と
なった場合にマスターシリンダの圧力に応じた制動液圧
を発生させることができるとともに、前記アクチュエー
タが過剰に動作した場合であっても過剰な制動力を生じ
ることなく、マスターシリンダの圧力に応じた制動力を
得ることができる機能が必要とされる。本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、液圧制御弁を操作するため
のアクチュエータが動作不能となった場合、あるいは、
過剰に動作しようとする場合にブレーキ液圧制御系の動
作を正常に維持することのできるフェイルセーフ機能を
備えたブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ブレーキペダルの操作に基づき液圧を発
生するマスターシリンダと、このマスターシリンダより
も高い液圧を発生する外部液圧供給源と、この外部液圧
供給源とホイールシリンダとの間に設けられ、前記マス
ターシリンダの液圧に応じて前記外部液圧供給源からホ
イールシリンダに作用する液圧を制御する液圧制御弁と
を備えたブレーキ液圧制御装置であって、前記液圧制御
弁は、シリンダ内に摺動自在に設けられたスプールと、
シリンダ内の該スプールの摺動域に開口し、外部液圧供
給源からブレーキ液が供給される供給ポートと、シリン
ダ内の該スプールの摺動域に開口し、ホイールシリンダ
側に連通される出力ポートと、前記供給ポートと出力ポ
ートとの連通を遮断するように、シリンダ内を常時他側
に前記スプールを付勢する第1の付勢手段と、前記供給
ポートと供給ポートとの連通を確保するように、第1の
付勢手段に抗して、ソレノイドに供給された駆動電流に
応じて、シリンダ内を一側に前記スプールを付勢するス
プール駆動手段を備え、前記出力ポートのホイールシリ
ンダ側に設けられ、該出力ポートから供給される前記外
部液圧供給源からの液圧を受けて、前記マスターシリン
ダと前記ホイールシリンダ側とを連通する油路を閉じか
つ前記出力ポートと前記ホイールシリンダ側とを連通す
る油路を開くとともに、前記出力ポートから供給される
液圧が所定以下となった場合には前記マスターシリンダ
と前記ホイールシリンダ側とを連通する油路を開きかつ
前記出力ポートと前記ホイールシリンダ側とを連通する
油路を閉じる切換弁を設けてなることを特徴としてい
る。
【0006】上記構成によれば、外部液圧供給源から液
圧が供給されることにより、外部液圧供給源とホイール
シリンダとの連通が確保されかつマスターシリンダとホ
イールシリンダとが遮断される。また、液圧が供給され
ない状態では、外部液圧供給源とホイールシリンダとが
遮断されかつマスターシリンダがホイールシリンダと連
通される。具体的には、前記スプール駆動手段が付勢す
る状態では、前記第2の付勢手段により、第3の供給ポ
ートと第2の出力ポートとの連通が確保され、駆動され
ない状態では、前記第1の付勢手段により、第3の供給
ポートと第2の出力ポートとが遮断されるとともに、第
2の供給ポートと第2の出力ポートとの連通が確保され
てマスターシリンダの液圧がホイールシリンダに作用す
る。また、マスターシリンダの液圧を超えて前記ソレノ
イドが作動した場合には、スプールを移動させて前記油
路を開くことにより、前記マスターシリンダの液圧をホ
イールシリンダへ作用させることができる。具体的に
は、ソレノイドの作動によって第1のスプールが移動
し、これによって第2のスプールが移動して第2の供給
ポートが開くと、ホイールシリンダの液圧が第2の供給
ポートおよび第2の出力ポートが連通されてマスターシ
リンダの液圧がホイールシリンダに作用する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の第1実
施形態を示すものである。まず、図1によりブレーキの
液圧制御系全体の構成を説明する。符号1はブレーキペ
ダルであって、このブレーキペダル1を踏み込むことに
より、マスターシリンダ2からPMなる液圧が発生し、
この液圧PMが後述する液圧制御弁5のマスターシリン
ダ圧ポート5aに供給されるようになっている。そし
て、このマスターシリンダ2から発生される液圧PM
は、液圧センサ3によって検出され、その検出信号は液
圧制御弁5の駆動を制御する制御装置100に供給され
るようになっている。なお、この制御装置100には、
上記液圧センサ3の他、当該制御装置100によるアン
チスキッド制御時やトラクションコントロール時の車両
状況を検出するために、車輪速センサー4等が接続され
ている。7はマスタシリンダ2で発生する液圧よりも高
い液圧を発生する液圧源で、液圧ポンプ7a,リザーバ
7b,および液圧ポンプ7aの出力系6に設けられて圧
油を蓄えるアキュムレータ7cからなる。そして、その
出力系6は液圧制御弁5の供給ポート5bに接続されて
いる一方、リザーバ7bは同じく液圧制御弁5の戻しポ
ート5cに接続されている。ところで、この液圧制御弁
5には、前述したマスターシリンダ2から供給される液
圧と、液圧源7から供給される液圧とを制動油圧PSと
して選択的に供給するための切換弁(フェールセーフ
弁)9が設けられている。この切換弁9の出力ポート9
bから出力される制動油圧PSは、油通路10を介して
倍力装置11に供給されて所定の倍率で増圧され、この
結果ホイールシリンダ圧PWとしてホイールシリンダ1
3に供給されるようになっている。
【0008】次に、この切換弁9を備えた液圧制御弁5
の構成について説明する。液圧制御弁5のハウジング5
1内は、第1のシリンダ部となる小径のシリンダ部52
と、このシリンダ部52に連続して形成され、第2のシ
リンダ部が形成される大径のシリンダ部53とからなる
段付シリンダ形状となっている。第1のシリンダ部とな
る小径のシリンダ部52には、中間部分が縮径されて連
通室を形成するスプール15が、摺動自在に挿入されて
いる。そして、このスプール15の大径のシリンダ部5
3側と反対側の一端には、受圧面積A1のピストン17
が設けられ、このピストン17は、シリンダ部52の一
端側に設けられたバルブケース19に形成された孔部1
9aに、液密,摺動可能に挿入されている。また、バル
ブケース19と前記スプール15の一端側との間には、
ばね21が設けられており、このばね21は、図中スプ
ール15を右方に押圧して、その中間部分の連通室とハ
ウジング51に穿設された供給ポート5bとの連通を遮
断し、ハウジンググ51に穿設された戻しポート5cと
の連通を確保するようにスプール15を付勢している。
【0009】また、このスプール15の他端には、受圧
面積A4なるピストン23が設けられ、前記大径のシリ
ンダ部53内の一端側の段部に支持固定されたバルブケ
ース25の貫通孔25aに液密、摺動可能に挿通され、
その先端は大径のシリンダ部53の他端側に形成された
マスタシリンダー室5dに臨んで、後述の比例ソノレイ
ド27のプランジャー29に当接している。そして、こ
のプランジャ29の前進によりスプール15は図中左方
へ押されるようになっている。
【0010】これに対し、大径のシリンダ部53内に
は、前述したように一端側の段部にバルブケース25が
支持固定されている。バルブケース25の一側すなわち
段部側の面には環状溝25bが形成され、その環状溝2
5bの径方向内側の柱状部分の端面は、径方向外側の縁
部の端面に対して軸方向に凹んで形成されており、その
中央には前記ピストン23が貫通する貫通孔25aが穿
設されている。そして、バルブケース25の環状溝25
bには、スプール15の他端と係合可能な円環状のスプ
ール31が、環状溝25b内を液密,摺動自在に挿通さ
れている。この円環状のスプール31と前記バルブケー
ス25との間には、前記ばね21よりも小さいばね定数
を有するばね33が設けられており、円環状のスプール
31を図中左方、すなわち大径のシリンダ部53の一側
に付勢するようになっている。これにより、円環状のス
プール31とバルブケース25の環状溝25bとによっ
て形成される空間は油室35となり、また、円環状のス
プール31のピストン23が挿通された孔を介して連通
された、スプール15の他側とバルブケース25の一側
との間の空間は、油室36となっている。さらに、前記
円環状のスプール31には、その内部に連通路37がス
プール15の軸方向と平行に設けられており、また、ス
プール31の一側端面には径方向に延びる溝39が形成
されている。この連通路37によって、ハウジング51
に形成された連通路41を介して、油室35が戻しポー
ト5cに接続されているとともに、溝39によって、油
室36も同様に連通路41を介して戻しポート5cに接
続され、油室35,36は常時一定圧力(大気圧)に保
たれている。加えて、前記円環状のスプール31の内周
および外周面には、溝43および溝45がそれぞれ形成
され、これらの溝43,溝45は、前記円環状のスプー
ル31の径方向に延びる連通孔47によって互いに連通
されている。なお、前記連通路41は、さらにハウジン
グ51に形成されたポート5gにも接続されていて、小
径のシリンダ部52内におけるスプール15の一側とバ
ルブケース19との間に形成される油室40を戻しポー
ト5cに接続し、油室40をも常時一定圧力(大気圧)
に保っている。
【0011】前記バルブケース25には、その環状溝2
5bの径方向外側の縁部に、ポート9a,9bが設けら
れていて、このうちポート9aは連通路49によって出
力ポート5eと連通されている。また、ポート9bは、
前述した倍力装置11に接続されるとともに、前述した
バルブケース19の孔部19aにも、ハウジング51に
形成されたポート5fを介して連通されている。さら
に、前記バルブケース25には、その環状溝25bの径
方向内側の柱状部分には連通路9eが形成されている。
そして、この連通路9eの一側はバルブケース25の他
側に形成されたマスタシリンダ圧室5dに開口しポート
9cとなっているとともに、他側は環状溝25bに面し
て径方向に開口しポート9dとなっている。そして、ポ
ート9a,9b,9dは、環状溝25b内を移動する円
環状のスプール31に対し、スプール31の溝43がポ
ート9a及びポート9bと対向状態にあり、ポート9a
とポート9bが溝43を介して連通状態にあるときは、
ポート9dはスプール31の溝45と対向せず、また、
スプール31の溝45がポート9dと対向状態にあり、
ポート9dが溝45,連通孔47,および溝43を介し
てポート9bと連通状態にあるときには、ポート9aは
スプール31の溝43と対向しないように配置されてい
る。これにより、上述したバルブケース25,スプール
31,ばね33等により、切換弁9が構成されている。
【0012】また、比例ソレノイド27とバルブケース
25との間には、マスタシリンダ圧室5dが形成されて
いる。このマスタシリンダ圧室5dは、ポート52を介
してマスタシリンダ2と接続され、マスタシリンダ圧室
5d内は、常にブレーキペダル1の操作に応じたマスタ
シリンダ2の液圧PMに保たれるようになっている。そ
して、比例ソレノイド27は、制御部100からの制御
信号により操作されてプランジャー29を駆動するよう
になっている。これに対し、制御部100は、液圧セン
サ3によって検出されたマスタシリンダ2の液圧に応じ
て前記比例ソレノイド27を励磁すべく、制御信号を供
給するとともに、車輪速センサ4等から供給されるデー
タに基づいて、アンチスキッド動作やトラクションコン
トロールを行わせるべく、比例ソレノイド27へ制御信
号を供給するようになっている。
【0013】上記構成の液圧制御弁の動作を説明する。
ブレーキペダル1を踏むと、マスターシリンダ2におい
てマスターシリンダ圧PM が発生し、液圧制御弁5に供
給される。マスターシリンダ圧PM は、ポート5aを介
してマスターシリンダ室5dに作用し、さらに、ピスト
ン23の受圧面積A4 に作用して、スプール15を図中
左方へ移動させるように、PM・A4なる力が作用する。
このPM・A4なる力が作用してスプール15が図中左方
へ移動すると、ポート5cが閉じてポート5bが開き、
液圧源7のアキュームレータ7cに蓄えられた液圧が前
記ポート5bから液圧制御弁5の内部を通じて出力ポー
ト5eに出力され、さらに、油通路49、ポート9a、
ポート9b、および油通路10を介して制御圧Ps が倍
力装置に作用する。前記制御圧Ps は、ポート5fを介
して前記スプール15の図1中左側のピストン17の受
圧面積A1 にも作用し、スプール15を図1中右方向へ
Ps・A1なる力で押す。このとき、スプール15に作用
する液圧のつりあい式は、ばね21の弾性力をF1 とす
れば、 A1・Ps=A4・PM−F1 ……(1)式 と
なる。
【0014】また、上記ブレーキペダル1の踏み込みに
よりマスタシリンダ圧PM が発生すると、液圧センサ5
3に検知された液圧PM に基づいて制御部100が比例
ソレノイド27に通電してコイルを励磁する。これによ
り、励磁電流に比例した力Fs がプランジャー29に発
生し、スプール15を図1中左へ移動させようとする。
この結果、スプール15に作用する力のつりあいは、 A1・Ps=A4・PM−F1+Fs となる。したがって、比例ソレノイド27の励磁電流の
大きさに応じて、制御圧Ps 増減制御が行われる。そし
て、前記制御圧Ps は倍力装置11に供給され、この倍
力装置11の倍力比αで加圧されたホイールシリンダ圧
Pw が生じる。以上のような動作に基づいて発生するホ
イールシリンダ圧PW は、下記の式によって与えられ
る。 PW=α/A1・(A4・PM−F1+FS) ……(2)式
【0015】この(2)式に基づく制動液圧の特性は、
図3に示すようになる。すなわち、比例ソレノイド27
の励磁電流の大きさが、ペダル1の踏み込みすなわちマ
スタシリンダ圧PM の値にかかわらず常に最大になって
いると、マスタシリンダ圧PM の増加に伴い、同図破線
(a)のようにホイールシリンダ圧PWは増加し、アキ
ュムレータ7cに蓄えられた液圧に基づいて飽和するよ
うになる。これにより、ペダル1の踏み込みが行われて
いない、マスタシリンダ圧PM がゼロの状態であって
も、比例ソレノイド27に励磁電流を流せばホイールシ
リンダ圧PW を発生させることができ、比例ソレノイド
27の励磁電流を制御することにより、ホイールシリン
ダ圧PW をゼロから最大PW1までの間で任意に変化させ
ることができる。一方、比例ソレノイド27の励磁電流
の大きさを、図中破線(a)で示した常時最大である場
合に対して、ペダル1の踏み込みすなわちマスタシリン
ダ圧PMの変化に応じて変化させるようにした場合、同
図中(b)のようにホイールシリンダ圧PW を増加させ
ることができる。また、比例ソレノイド27の励磁電流
の大きさがマスタシリンダ圧PM の変化にかかわらず零
になってしまった場合でも、同図中一点鎖線(c)のよ
うに、ホイールシリンダ圧Pw の特性はマスタシリンダ
圧PM のみを倍力装置11の倍力比αで増圧した特性が
得られることとなる。したがって、通常の制動操作の
際、同図中の実線(b)で示した特性になるように、ペ
ダル1の踏み込みすなわちマスタシリンダ圧PM の大き
さに応じて比例電流の大きさを制御部100によって制
御するようにしておけば、ホイールシリンダ圧PW は、
前記(2)式のマスタシリンダ圧PM 、及びプランジャ
ー29の押圧力FS を変数として制動圧PS を、倍力装
置11の倍力比αで加圧した値として得られるようにな
る。
【0016】イ.通常の制動操作の場合 ブレーキペダル1を操作していない場合は、制御部10
0からは比例ソレノイド27へ励磁電流が流れない。し
たがって、比例ソレノイド27のプランジャー29には
励磁電流に比例した力FS が発生しないので、液圧制御
弁5のスプール15は、ばね21の付勢力がばね33の
付勢力に勝っていることによって、図1右方に押されて
いる状態にある。すなわち、スプール15は円環状のス
プール31の端面に当接してこれを図1右方に押してお
り、円環状のスプール31は、ばね33を押し縮めつつ
右方へ移動している状態にある。この結果、油通路10
は出力ポート5eとの接続が断たれるとともに、マスタ
シリンダ圧室5dとポート9bとが、連通路9eを介し
て、ポート9c〜ポート9d〜溝45〜連通孔47〜溝
43を介して連通された状態となっている。そして、ブ
レーキペダル1を操作すると、比例ソレノイド27には
励磁電流が流れ、そのプランジャー29には励磁電流に
比例した力FS が発生し、スプール15を図1左方に押
し始める。これにより、液圧制御弁5のスプール15は
ばね21の付勢力に抗して図1左方に移動し、これに伴
い円環状スプール31も、ばね33の付勢力によって図
1、2に示したように図中左方へ移動する。この結果、
マスタシリンダ室5dと油路10との連通が遮断される
とともに、溝43を介してポート9aと9bとが連通さ
れ、油通路10は出力ポート5eとの接続が確保される
ようになり、さらにこのときのスプール15の移動によ
ってポート5cが閉じてポート5bが開き、油路10に
は液圧源7のアキュームレータ7cに蓄えられた液圧が
出力されることになる。すなわち、通常の制動操作の場
合は、図3における実線(b)の特性となり、ペダル1
の操作力に応じた制動力を液圧源7のアキュームレータ
7cに蓄えられた液圧によって発生させることができ
る。なお、ブレーキペダル1の操作を解除した場合は、
比例ソレノイド27には励磁電流が流れなくなり、スプ
ール15はばね21の付勢力により右方へ復帰移動する
が、この場合、ポート5bが閉じてポート5cが開いた
後、ポート9aとポート9bとの連通が円環状のスプー
ル31によって遮断されるので、油路10に出力された
液圧はポート5cを介してリザーバ7bに戻される。
【0017】ロ.アンチスキッド動作時(ABS動作
時) 急制動などによってスリップが生じて車輪がロックしそ
うになると、車輪速センサ4により、ロックによる急速
な車輪速低下が検出される。この車輪速センサ4の検出
信号により、制御部100がロック状態であると判断
し、この判断に基づきABS動作を行わせるべく前記比
例ソレノイド27を制御する。すなわち、通常の制動操
作におけるホイールシリンダ圧PW の特性として前記図
3中の破線(b)で示した特性が得られるように比例ソ
レノイド27の励磁電流の大きさをマスタシリンダ圧P
W の大きさに応じて設定しておくと、所定のペダル1の
踏み込みすなわちマスタシリンダ圧PM の大きさに対し
て、前述の設定していた比例ソレノイド27の励磁電流
を増減させることにより、ホイールシリンダ圧PW を図
3中に破線(a)で示した特性まで増圧させることと、
ホイールシリンダ圧PW を0まで減圧させることとが可
能となり、通常の制動操作により発生するホイールシリ
ンダ圧PW に対して、所定量だけホイールシリンダ圧P
Wの増圧及び減圧を行うことができ、ABS動作が行え
る。
【0018】ハ.トラクションコントロール時(TRC
時) トラクションコントロール時においては、ペダル1が踏
み込まていないので、マスタシリンダ圧PM の大きさは
零であるが、通常の制動操作におけるホイールシリンダ
圧PW の特性として前記図3中の破線(b)で示した特
性が得られるように比例ソレノイド27の励磁電流の大
きさをマスタシリンダ圧PM の大きさに応じて設定して
おけば、車輪速センサ4により急速な車輪速の増加が検
出されると、マスタシリンダ圧PM の大きさが零である
にもかかわらず、比例ソレノイド27に励磁電流を流す
ことにより、比例ソレノイド27が励磁されてスプール
15が図1の左方に移動し、下記の式に基づくホイール
シリンダ圧PW を生じさせることができる。 PW=α/A1・(FS−F1)……(3)式 したがって、マスタシリンダ圧PM の大きさが零の場合
において、図3中の太線(d)の特性に示すようにホイ
ールシリンダ圧PW1を増圧させることができるので、発
進やコーナリングの際にもホイールシリンダ圧PW を適
宜発生させて車体の挙動の安定化を図ることができる。
【0019】ニ.失陥時 液圧センサ3、比例ソレノイド27等の故障によりホイ
ールシリンダ圧PW の制御系に異常が生じた場合、ペダ
ル1の踏み込みによるマスタシリンダ圧PM の発生にか
かわらず、制御部51からは比例ソレノイド27へ励磁
電流が流れなくなる。この場合、通常の制動操作におけ
るペダル1の非操作時と同じく、比例ソレノイド27に
は励磁電流が流れないので、液圧制御弁5のスプール1
5は、ばね21によって図1右方に押されている状態に
ある。すなわち、スプール15は円環状のスプール31
の端面に当接してこれを図1右方へ押しており、円環状
のスプール31はばね33を押し縮めつつ右方へ移動し
ている状態にある。この結果、図2において、比例ソレ
ノイド27へ励磁電流が流れていたときに溝43を介し
て連通されていたポート9aと9bとが遮断されて、油
通路10は出力ポート5eとの接続が断たれるととも
に、マスタシリンダ圧室5dとポート9bとが、連通路
9eを介して、ポート9c〜ポート9d〜溝43〜連通
孔47〜溝43を介して連通された状態となっているた
め、マスタシリンダ圧PM がポート9bから油通路10
を介して倍力装置11に直接作用するようになる。した
がって、マスタシリンダ圧PM とホイールシリンダ圧P
W との関係は、下記の通りとなる。 PW =αPM ……(4)式 すなわち、マスタシリンダ圧PM とホイールシリンダ圧
PW との間の関係は、図3における一点鎖線(c)の特
性となり、比例ソレノイド27が作動することができな
い場合であっても、ペダル1の操作力に応じた制動力を
発生させることができる。したがって、液圧センサ3、
比例ソレノイド27等の故障によりホイールシリンダ圧
PW の制御系に異常が生じ、ペダル1の操作にかかわら
ず比例ソレノイド27に励磁電流が流れないときであっ
ても、マスタシリンダ圧PM を倍力装置11を介してホ
イールシリンダに直接作用させることができる。さら
に、前記比例ソレノイド27に異常な大電流が流れる失
陥に備えて、比例ソレノイド27に過剰な励磁電流が流
れた場合には比例ソレノイド27に対する励磁電流の供
給を遮断する手段を設けておけば、このような場合で
も、前述の比例ソレノイド27にペダル1の操作にかか
わらず励磁電流が流れず動作不能の場合と同様に、マス
タシリンダ圧PM を倍力装置11に直接作用させること
ができ、制動力を正常に保つことができる。
【0020】図4は本発明の第2実施形態を示すもので
ある。なお、図4において第1実施形態と共通の構成に
は同一符号を付し、説明を簡略化する。この第2実施形
態においても、マスターシリンダ圧PM に基づく比例ソ
レノイド27のプランジャー29による力とばね21の
弾性力とのつりあいに基づきスプール15が図4の左右
へ移動し、液圧源7から倍力装置11を介してホイール
シリンダ13に作用する液圧が制御される。
【0021】前記ばね21の一端は、ハウジング51’
の内部シリンダ52’に固定されたバルブケース71
の、溝内に収容されている。このバルブケース71の一
端側の油室72には、スプール73が摺動自在に挿入さ
れており、このスプール73の一端と液圧制御弁5の内
壁との間にはばね75が設けられて前記スプール73を
前記バルブケース71に接するように付勢している。前
記スプール73は、軸線と平行な方向へ向かう連通孔7
7を有し、移動に伴い、この連通孔77を介して図中左
右へ油が流通することができるようになっている。前記
スプール73の外周には溝81が形成され、この溝81
と前記連通孔77とは、プランジャー73の半径方向へ
向かう連通孔79を介して連通されている。前記液圧制
御弁5のハウジング51’には、ポート5hが形成され
ており、このポート5hは、前記スプール73が図中左
方へ所定位置まで移動することにより前記溝81に連通
され、さらに、前記液圧制御弁5内の油室へ連通される
ようになっている。なお、前記ポート5hには、連通路
83を介してマスターシリンダ圧PM が作用するように
なっている。したがって前記スプール73はポート5h
を開閉することにより、ポート5f〜5h間の連通を状
態を開閉する開閉手段としての機能を果たすことにな
る。
【0022】上記構成の液圧制御弁の動作を説明する。 イ.通常の制動動作の場合 ブレーキペダル1を操作していない場合は、制御部51
から比例ソレノイド27へは励磁電流が流れない。した
がって、比例ソレノイド27のプランジャー29には励
磁電流に比例した力FS が発生しないので、液圧制御弁
5のスプール15は、ばね21の付勢によって、図4右
方に押されている状態にある。すなわち、スプール15
はばね21の付勢によってソレノイド27のプランジャ
ー29に接した状態とされ、一方、スプール73は、ピ
ストン17と接していないので、ばね75に押されてバ
ルブケース71に押し付けれた状態で停止している。ブ
レーキペダル1を操作すると、マスタシリンダ2におい
てマスタシリンダ圧PM が発生し、この圧力が液圧制御
弁5のポート5aおよび5hに供給される。このマスタ
シリンダ圧PM によってスプール15に作用する力は、
ばね21によるばね力をF1 とし、スプール15の受圧
面積をA4 とすれば、A4・PM−F1と表すことができ
る。スプール15に前記A4・PM−F1 の力が作用する
と、スプール15は図4の左方向へ移動してポート5b
を開き、アキュームレータ圧がポート5b〜ポート5e
を経由して油通路10へ作用する。そして、出力ポート
5eの制動圧力PSによりスプール15を図4の右方へ
動かそうとする力が作用する。この力は、制動圧力PS
・PS となる。この時スプール15に作用する力の釣合
は、前記(1)式と同じく、 A1・PS=A4・PM−F1 となる。前記マスターシリンダ圧PW の上昇に伴い、液
圧センサ53の検出値に応じた電流によってよって比例
ソレノイド27が励磁されると、励磁電流に比例した力
FS がソレノイドプランジャ29に発生してスプール1
5を図4の左方へ押すようになる。この時、スプール1
5に作用する力の釣合は、 A1・PS=A4・PM−F1+FS ……(5)式 となる。したがって、比例ソレノイド27の励磁電流に
応じて制動液圧PS が増減することになる。なお、この
制動液圧PS は、前記第1実施形態の場合と同様に倍力
装置11に作用し、ホイールシリンダ圧PW がホイール
シリンダ13に供給されて制動力が発生する。すなわ
ち、前記第1実施形態における(2)式の関係が成立
し、同じく、図3の実線(b)の関係にあるPW=α
(A4・PM−F1+FS)なるホイールシリンダ圧PW が
発生する。
【0023】ロ.アンチスキッド動作時(ABS動作
時) 急制動などによってスリップが生じて車輪がロックしそ
うになると、車輪速センサ4により、ロックによる急速
な車輪速低下が検出される。この車輪速センサ4の検出
信号により、制御部51がロック状態であると判断し、
この判断に基づき、前記第1実施形態の場合と同様にA
BS動作を行わせるべく前記比例ソレノイド27を制御
し、前記図3中の破線(a)で示した特性が得られる。
【0024】ハ.トラクションコントロール時(TRC
時) トラクションコントロール時においては、ペダル1が踏
み込まていないので、マスタシリンダ圧PM の大きさは
零であるが、前記第1実施形態の場合と同様に、通常の
制動操作におけるホイールシリンダ圧PW の特性として
前記図3中の破線(b)で示した特性が得られるように
比例ソレノイド27の励磁電流の大きさをマスタシリン
ダ圧PM の大きさに応じて設定しておけば、車輪速セン
サ4により急速な車輪速の増加が検出されると、マスタ
シリンダ圧PM の大きさが零であるにもかかわらず、比
例ソレノイド27に励磁電流を流すことにより、比例ソ
レノイド27が励磁されてスプール15が図4の左方に
移動し、上記第1実施形態の(3)式と同じ下記の式に
よる力に基づき、ホイールシリンダ圧PW を生じさせる
ことができる。 PW=α/A1・(FS−F1) したがって、マスタシリンダ圧PM の大きさが零の場合
において、図3中の太線(d)の特性に示すようにホイ
ールシリンダ圧PW を増圧させることができるので、発
進やコーナリングの際にもホイールシリンダ圧PW を適
宜発生させて車体の挙動の安定化を図ることができる。
【0025】ニ.フェイル時比例ソレノイド27に運転
者が意図しない過電流が流れた場合、この過電流によっ
て比例ソレノイド27が作動してスプール15の先端の
ピストン17が図中左方向へ移動し、その先端がスプー
ル73に接すると、これを押圧して左方向へ移動させ
る。これにより、溝81がポート5hと重なる位置に達
すると、ポート5fとhとが溝81〜連通孔79〜連通
孔77〜油室72を介して連通状態となる。また、出力
ポート5eがスプール15の端面によって閉じられる。
したがって、アキュームレータからの圧力は油通路10
へは供給されず、マスターシリンダ圧PM が前記ポート
5h〜溝81〜連通孔79〜ポート5fを介して油通路
10に作用し、マスターシリンダ圧PW に基づく制動力
が発生する。この場合、アキュームレータからの液圧に
よる倍力作用は行われず、倍力装置11の倍力比のみに
基づく倍力作用が得られる。
【0026】図5は本発明の第3実施形態を示すもので
ある。この第3実施形態は、第2実施形態から、マスタ
ーシリンダ圧室5dへマスターシリンダ圧PM を作用さ
せる油圧経路を省略したものである。この結果、スプー
ル15に作用する力のつりあい式は、 A1・Ps=FS−F1 ……(5)’式 となる。したが
って、液圧センサ3に検出された液圧に基づいて比例ソ
レノイド27が発生する力に応じた制御圧PS が発生す
るから、実際にマスターシリンダ2に発生する液圧や、
液圧制御弁5を構成する各部の受圧面積等にかかわら
ず、液圧センサ3、制御部100、および比例ソレノイ
ド27からなる電気回路上の処理によって任意に倍力比
を設定することができるという効果を奏する。
【0027】なお、上記以外の点については、前記第2
実施形態の場合と同様に通常の制動、ABS動作、TR
C制御、および、フェイル時の動作が行われるのでその
説明は省略する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部液圧供給源とホイールシリンダとの間に液圧制御弁
を設けてなるブレーキ液圧制御装置において、ソレノイ
ドの動作不良によって外部液圧供給源から液圧が供給さ
れない場合にマスターシリンダの液圧をホイールシリン
ダに直接作用させることにより、万一の失陥に際して制
動力を確保することができる。また、万一、液圧制御弁
を駆動するソレノイドが過剰に作動した場合であって
は、外部液圧供給源とホイールシリンダとの間の液の流
通を遮断しかつマスターシリンダとホイールシリンダと
を連通させて、マスターシリンダの液圧に応じた制動力
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の回路図。
【図2】図1における液圧制御弁部分の断面図。
【図3】マスターシリンダ圧とホイールシリンダ圧との
関係を示すグラフ。
【図4】第2実施形態の回路図。
【図5】第3実施形態の回路図。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 マスターシリン
ダ 5 液圧制御弁 5a〜5c 5e ポ
ート 7 外部液圧源 9 フェイルセーフ
弁 11 倍力装置 13 ホイールシリ
ンダ 15 スプール 17 ピストン 21 ばね 23 ピストン 27 比例ソレノイド 29 プランジャー 31 円環状のスプール 33 ばね 51 制御蔵置 53 液圧センサ 55 車輪速センサ 73 スプール 75 ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの操作に基づき液圧を発
    生するマスターシリンダと、このマスターシリンダより
    も高い液圧を発生する外部液圧供給源と、この外部液圧
    供給源とホイールシリンダとの間に設けられ、前記マス
    ターシリンダの液圧に応じて前記外部液圧供給源からホ
    イールシリンダに作用する液圧を制御する液圧制御弁と
    を備えたブレーキ液圧制御装置であって、 前記液圧制御弁は、 シリンダ内に摺動自在に設けられたスプールと、 シリンダ内の該スプールの摺動域に開口し、外部液圧供
    給源からブレーキ液が供給される供給ポートと、 シリンダ内の該スプールの摺動域に開口し、ホイールシ
    リンダ側に連通される出力ポートと、 前記供給ポートと出力ポートとの連通を遮断するよう
    に、シリンダ内を常時他側に前記スプールを付勢する第
    1の付勢手段と、 前記供給ポートと供給ポートとの連通を確保するよう
    に、第1の付勢手段に抗して、ソレノイドに供給された
    駆動電流に応じて、シリンダ内を一側に前記スプールを
    付勢するスプール駆動手段を備え、 前記出力ポートのホイールシリンダ側に設けられ、該出
    力ポートから供給される前記外部液圧供給源からの液圧
    を受けて、前記マスターシリンダと前記ホイールシリン
    ダ側とを連通する油路を閉じかつ前記出力ポートと前記
    ホイールシリンダ側とを連通する油路を開くとともに、 前記出力ポートから供給される液圧が所定以下となった
    場合には前記マスターシリンダと前記ホイールシリンダ
    側とを連通する油路を開きかつ前記出力ポートと前記ホ
    イールシリンダ側とを連通する油路を閉じる切換弁を設
    けてなることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
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