JPH1035208A - ブレーキ付きキャスター - Google Patents
ブレーキ付きキャスターInfo
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- JPH1035208A JPH1035208A JP21427096A JP21427096A JPH1035208A JP H1035208 A JPH1035208 A JP H1035208A JP 21427096 A JP21427096 A JP 21427096A JP 21427096 A JP21427096 A JP 21427096A JP H1035208 A JPH1035208 A JP H1035208A
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- JP
- Japan
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- wheel
- lock
- locking
- support leg
- leg
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- Granted
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Abstract
単、組立て容易であり、ロック部材が露出せず安全で、
外観上の体裁も良好なブレーキ付きキャスターを提供す
る。 【解決手段】 支持脚4の脚部8の外側面に操作レバー
5のフォーク部10を枢着し、ロック位置と非ロック位
置との間で回動させる。ロック部材6は、支持脚4と車
輪2との間に設ける。ロック部材6に、車輪2の側面に
沿う両端のロック部21と、ロック部21間を開く方向
に付勢しつつ連結する連結部22とを設ける。ロック部
21に、車輪2に接して制動するロック面24と、操作
レバー5に押されて反対側のロック面24を車輪2に接
触させる押圧面25とを設ける。操作レバー5がロック
位置にあるときに、フォーク部10でロック部材6の押
圧面25を押し、ロック面24を車輪2に圧接させてロ
ックし、非ロック位置にあるときに押圧面25を解放
し、ロック面24を車輪2から離してロックを解除す
る。
Description
ターに関し、特に必要に応じて車輪を拘束し停止位置に
保持することができるブレーキ付きキャスターに係るも
のである。
脚の片側に枢着された操作レバーにより、同じく支持脚
の片側に取り付けられたロック部材を押して、これを車
輪の一方の側面に圧接させ、車輪を拘束する形式のも
の、あるいはロック部材を車輪の外周面に圧接させ、車
輪を拘束する形式のものである。何れも、必ずしも十分
な拘束力を有さず、構造が複雑で、製造、組み込みに手
数を要する難点がある。またロック部材が比較的大きく
外側に露出する形状で、使用中に衝突したり指を挾んだ
りする事故を生じやすいし、外観上の体裁も良好でない
という問題点がある。
輪の両側面にロック部材を圧接して車輪を拘束する形式
で十分な拘束力を有し、構造が簡単で組立てが容易であ
り、またロック部材が外側に露出せず怪我などの事故を
招きにくく、外観上の体裁も良好なブレーキ付きキャス
ターを提供しようとするものである。
おいては、支持脚4の脚部8の外側面に操作レバー5の
フォーク部10を枢着し、ロック位置と非ロック位置と
の間で支持脚4に対して回動自在にする。ロック部材6
は、支持脚4と車輪2との間に設ける。ロック部材6に
は、車輪2の側面に沿って配置される両端のロック部2
1と、両ロック部21,21間を開く方向に付勢しつつ
連結する連結部22とを具備させる。ロック部21に
は、車輪2の側面に接触して制動するロック面24と、
ロック位置にある操作レバー5に押されてロック面24
を車輪2の側面に接触させるように操作レバー5のフォ
ーク部10に対向する押圧面25とを具備させる。操作
レバー5がロック位置にあるときに、フォーク部10で
ロック部材6の押圧面25を押し、ロック面24を車輪
2に圧接させてロックし、非ロック位置にあるときに押
圧面25を解放し、ロック面24を車輪2から離してロ
ックを解除する。
1に記載の構成を前提にして、支持脚4の脚部8に、夫
々車輪2の両側面に対向する開口9を設ける。ロック部
材6の連結部22は、湾曲してロック部21間を連結す
るようにし、ロック部21には、支持脚4の開口9を通
して外側へ突出する突出部23を設け、この突出部23
の外側端に押圧面19を形成する。突出部23の外側の
押圧面25を操作レバー5のフォーク部10で押して、
支持脚4の開口9を通して突出部23を車輪2側へ移動
させ、内側のロック面24を車輪2の側面に圧接させて
ロックする。この場合、ロック部材6を支持脚4の内側
にコンパクトに組み込むことができる。
1又は2に記載の構成を前提にしてロック部材6を弾性
合成樹脂で一体成型した。この場合にはロック部材6の
製作が容易で安価に得られ、組み込みも容易である。
1ないし3に記載の構成を前提に、操作レバー5のフォ
ーク部10を水平車軸3により支持脚4上に枢支した。
この場合には、操作レバー5の枢軸を別個に設ける必要
がない。
態を説明する。図1は非ロック状態のキャスターの断面
図、図2は非ロック状態のキャスターの正面図、図3は
非ロック状態のキャスターの平面図、図4は図2におけ
るIV−IV断面図、図5はロック状態のキャスターの断面
図、図6は図5におけるVI−VI断面図、図7は操作レバ
ーの正面図、図8は図7におけるVIII−VIII断面図であ
る。
水平車軸3で軸支する支持脚4と、この支持脚4に枢支
された操作レバー5と、車輪2と支持脚4との間に設け
られたロック部材6とを具備している。ロック部材6
は、操作レバー5の回動位置により車輪2の側面に圧
接、離脱可能であり、それにより車輪2を拘束したり解
放したりする。
れを軸支しており、上部に取付け座7を備えると共に、
車輪2の両側面に沿って伸びる一対の脚部8,8を備え
ている。脚部8には、夫々車輪2の両側面に対向する開
口9が形成されている。
れ、フォーク部10において水平車軸3によって枢支さ
れており、図1ないし図4に示す非ロック位置と図5、
図6に示すロック位置との間で支持脚4に対して回動自
在である。操作レバー5の一対のフォーク部10,10
は、夫々脚部8の外側面に沿って伸びている。フォーク
部10,10間は一端側において連結部11で一体に結
合されている。連結部11には、外側に突出した踏板部
12が形成されている。フォーク部10の内側には、操
作レバー5の回動を非ロック位置において停止させるた
めの当接面13と、ロック位置において停止させるため
の当接面14とを備えている。即ち、当接面13が脚部
8の縁面15に当接して操作レバー5が非ロック位置で
停止し、当接面14が脚部8の縁面16に当接して操作
レバー5がロック位置で停止する。フォーク部10の内
側面には、ロック部材6の両端の後記ロック部21を受
け入れるための凹所17が形成されている。凹所17
は、ロック部21を非ロック位置で保持する深さ位置に
ある保持面18と、ロック部21をロック位置に押し出
す深さ位置にある押圧面19と、両面18,19間をつ
なぐ斜面20とを有する。操作レバー5は、その全体を
合成樹脂で一体に形成することができる。
置される両端の一対のロック部21,21と、両ロック
部21間を連結し、両ロック部21間を開く方向、即ち
車輪2の側面から離れる方向に付勢する連結部22とを
備えている。連結部22は、支持脚4の内側面に沿うよ
うに湾曲している。ロック部21は、脚部8の開口9を
通して外側へ突出する突出部23を有する。この突出部
23の内側端にロック面24が、また外側端に押圧面2
5が形成されている。ロック面24は、車輪2の側面に
接触して車輪2を制動することができ、押圧面25は、
ロック位置にある操作レバー5の押圧面19に押されて
ロック面24を車輪2の側面に接触させるように、操作
レバー5のフォーク10の内側面に対向している。ロッ
ク部材6は、例えばウレタンラバーのような弾性合成樹
脂で一体成型される。ロック部材6は、支持脚4及び操
作レバー5の内側に隠れ、外部には露出しない。図1な
いし図4に示すように、操作レバー5を非ロック位置に
配置した状態において、ロック部材6のロック部21
が、連結部22のばねにより車輪2から離れる方向へ押
され、押圧面25を操作レバー5の凹所17内の保持面
18に当接させ、ロック面24は車輪2の側面から離れ
ている。従って、キャスター1は、自在に転動すること
ができる。
板12を踏み込むと、操作レバー5が半時計方向へ回動
し、当接面14が縁面16に当接して図5,6に示すロ
ック位置で停止する。この間、ロック部21は、凹所1
7内の斜面20を乗り上げて押圧面25上に配置され
る。図5,6に示すように、操作レバー5をロック位置
に配置した状態において、ロック部21の押圧面25
が、操作レバー5の凹所17内の押圧面19に当接し、
ロック面24は車輪2の側面に圧接されている。従っ
て、キャスター1は、車輪2がロックされ、転動するこ
とができない。車輪2は両側面からロック部21により
均等に挾持され、確実にロックされる。操作レバー5の
踏板12を引き上げて非ロック位置に復帰させると、ロ
ック部21は連結部22のばねで車輪2の側面から離
れ、車輪2を解放する。
脚4の脚部8の外側面に操作レバー5のフォーク部10
を枢着し、ロック位置と非ロック位置との間で支持脚4
に対して回動自在にする。ロック部材6は、支持脚4と
車輪2との間に設ける。ロック部材6には、車輪2の側
面に沿って配置される両端のロック部21と、両ロック
部21,21間を開く方向に付勢しつつ連結する連結部
22とを具備させる。ロック部21には、車輪2の側面
に接触して制動するロック面24と、ロック位置にある
操作レバー5に押されてロック面24を車輪2の側面に
接触させるように操作レバー5のフォーク部10に対向
する押圧面25とを具備させる。操作レバー5がロック
位置にあるときに、フォーク部10でロック部材6の押
圧面25を押し、ロック面24を車輪2に圧接させてロ
ックし、非ロック位置にあるときに押圧面25を解放
し、ロック面24を車輪2から離してロックを解除する
ようにしてブレーキ付きキャスターを構成したため、車
輪2の両側面にロック部材6を圧接して車輪2を拘束す
る形式で、十分な拘束力を有し、構造が簡単で、組立て
が容易であり、またロック部材6が外側に露出せず、怪
我などの事故を招きにくく、外観上の体裁も良好なブレ
ーキ付きキャスターを提供することができるという効果
を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】 車輪と、この車輪を水平車軸で軸支する
支持脚と、この支持脚に枢支された操作レバーと、この
操作レバーの回動位置により車輪の側面に圧接、離脱可
能に前記車輪と支持脚との間に設けられたロック部材と
を具備し、 前記支持脚は、前記車輪を跨いでこれを軸支し、車輪の
両側面に沿って伸びる脚部を備え、 前記操作レバーは、前記支持脚の脚部の外側面に沿って
伸びるフォーク部を有し、ロック位置と非ロック位置と
の間で支持脚に対して回動自在であり、 前記ロック部材は、前記車輪の側面に沿って配置される
両端のロック部と、両ロック部間を連結し両ロック部間
を開く方向に付勢する連結部とを備え、前記ロック部
は、車輪の側面に接触して制動するロック面を有すると
共に、ロック位置にある前記操作レバーに押されてロッ
ク面を車輪の側面に接触させるように前記操作レバーの
フォークに対向する押圧面を有し、 前記操作レバーがロック位置にあるときに、前記フォー
ク部で前記ロック部材の押圧面を押し、ロック面を車輪
に圧接させてロックし、非ロック位置にあるときに押圧
面を解放し、ロック面を車輪から離してロックを解除す
ることを特徴とするブレーキ付きキャスター。 - 【請求項2】 前記支持脚の脚部には、夫々車輪の両側
面に対向する開口を備え、 前記ロック部材の連結部は、湾曲して前記ロック部間を
連結し、前記ロック部は、前記支持脚の開口を通して外
側へ突出する突出部を有し、前記押圧面が突出部の外側
端に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
ブレーキ付きキャスター。 - 【請求項3】 前記ロック部材が、弾性合成樹脂で一体
成型されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
のブレーキ付きキャスター。 - 【請求項4】 前記操作レバーのフォーク部が、前記水
平車軸により支持脚上に枢支されていることを特徴とす
る請求項1ないし3の何れかに記載のブレーキ付きキャ
スター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21427096A JP2927345B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | ブレーキ付きキャスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21427096A JP2927345B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | ブレーキ付きキャスター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035208A true JPH1035208A (ja) | 1998-02-10 |
JP2927345B2 JP2927345B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16652958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21427096A Expired - Lifetime JP2927345B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | ブレーキ付きキャスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2927345B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316506A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-29 | Tsurusou Kogyo Kk | ストッパ手段付きキャスタ |
JP2008267060A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Shinmaywa Engineerings Ltd | 機械式駐車装置 |
JP2010195129A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Takano Co Ltd | ブレーキ並びにこれを備える歩行補助具 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP21427096A patent/JP2927345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316506A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-29 | Tsurusou Kogyo Kk | ストッパ手段付きキャスタ |
JP2008267060A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Shinmaywa Engineerings Ltd | 機械式駐車装置 |
JP2010195129A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Takano Co Ltd | ブレーキ並びにこれを備える歩行補助具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2927345B2 (ja) | 1999-07-28 |
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