JPH10341040A - 光半導体モジュール及びその製造方法 - Google Patents
光半導体モジュール及びその製造方法Info
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Abstract
生かして光ファイバと光半導体素子とを無調整かつ低コ
ストで光学結合すると共に、部材点数・工程を増加させ
ずにサブ基板上への放熱面積を大幅に増大させる。 【解決手段】 異なる溶融点を有する半田バンプA4、
半田バンプB5を形成し、低い溶融点、高い溶融点を有
する半田バンプにそれぞれ光半導体素子2とSiサブ基
板1間の放熱面積の確保と高精度の位置制御という異な
る機能を持たせることにより、光半導体素子と光ファイ
バ間の無調整での結合と放熱性を確保する。
Description
ルおよびその製造方法に関し、特に、溶融した半田バン
プの表面張力によって光半導体素子がサブ基板上の所定
の位置に高精度かつ自動的にセルフアライメントする実
装技術において、放熱性や製作性等に配慮した技術に属
する。
術革新はめざましく、動的に単一軸モードで発振するD
FB−LD(分布帰還型レーザダイオード)、高効率・
高感度を同時に実現したAPD(アバランシホトダイオ
ード)の開発、製品化とともに〜2.5Gb/sの光通
信システムがすでに実用化に達している。
体発光・受光素子の高性能化とともに、低コスト化・小
型化も実現されつつある。中でも、STM−1〜STM
−4(155Mbps〜622Mbps)等の中低速の
伝送速度の領域においては、装置全体の小型化・低コス
ト化をはかることで、光加入者系の準備が進められてい
る。
のためにこれまでの光半導体モジュールとは構成方法を
異にする光半導体モジュールも開発・製品化が進められ
ている。Si(シリコン)等のサブ基板上に精巧なV溝
等を形成して、光半導体素子のマウント位置精度や光フ
ァイバとの相対位置精度を向上して光学結合を簡易にし
た光半導体モジュールもその1つである。
ため、半田バンプを形成したサブ基板上に、サブ基板と
の接着面に金属電極パターンを形成した光半導体を仮搭
載し、両者を加熱して半田バンプを溶融することによ
り、その表面張力によって光半導体がサブ基板上の所定
の位置に高精度かつ自動的にセルフアライメントする実
装技術も検討されている。
ドを光半導体素子に形成してマウント位置精度を向上さ
せることにより構成された従来の光半導体モジュールの
上面図及び断面図である。Si(シリコン)製のサブ基
板1aには光軸方向にV溝5a、光軸と垂直の方向に側
面7aが形成されている。半導体レーザ(光半導体素
子)2aは半田バンプ3aによってSiサブ基板1aに
対して高い位置精度でマウント固定され、光ファイバ6
aはV溝5a内に配置することで光軸に対して垂直の方
向に正確に位置決めされる。
た平坦な面7aに突き当てて固定することにより光軸の
方向に対しても精度良く位置決めすることができる。図
9及び図10は、半田バンプ用の電極パッドを形成した
光半導体素子2aの外観図である。半田バンプ用の電極
パッドの形状を明確に表すために光半導体素子2aはS
iサブ基板へのマウント面を上面にして記載している。
方向と光軸とY軸のなす角θの位置精度が必要になる
が、X軸に対しては左右に配置した電極パッドA20、
十字状に配置した電極パッドB30が、Y軸に対しては
電極パッドB30が、またθ方向に対しては電極パッド
A20、電極パッドB30のそれぞれが主として位置決
め精度に寄与する構造となっている。
された、半田バンプをサブ基板との実装面に使用すると
ともに反対側の面をヒートシンクに接合して放熱性を向
上させた光半導体モジュールである。Siサブ基板1b
上にはフォトリソグラフィと異方性エッチングでV溝2
bを形成し、さらに光軸の位置決め用の溝13bをあら
かじめ形成しておく。サブ基板1bの半田バンプ5bを
形成する面には、半田バンプ5bを形成する領域のみを
電極パッド4bとしてメタライズ膜を露出し、AuSn
の半田バンプ5bをプレス打ち抜き法によって電極パッ
ド4b上のみに形成する。
1bのAuSnバンプ5bに相当する電極パッド6bを
形成してAuSnバンプ5b上に仮搭載したのち溶融さ
せることにより、AuSnバンプ5bの表面張力を利用
してレーザダイオード3bを高精度かつ自動的に実装す
る。
軸方向位置決め溝13bによって位置決め固定すること
により、レーザダイオード3bと光ファイバ7bの光軸
を一致させたのち、レーザダイオード3bとヒートシン
ク8bをAuSnより融点の低いPbSn半田9bで接
合固定する。その後、レーザダイオード3bと光ファイ
バ7bを一体化したヒートシンク8bは、電気回路基板
12bとともにパッケージ10bに実装し、ボンディン
グワイヤ11bによってそれぞれ結線される。
と光ファイバ7bの光軸を無調整で整合できるようにセ
ルフアライメント実装されるばかりでなく、発熱が問題
となるレーザダイオード3bには放熱用のヒートシンク
8bを取り付けることが可能となり、広い温度範囲での
安定した動作を実現することができる。
うに、半田バンプを光半導体素子に形成してマウント位
置精度を向上させることにより構成された従来の光半導
体モジュールの第1の問題点は、光半導体素子からSi
サブ基板1aへの放熱面積が小さいため、光半導体素子
2aが発熱する場合には高い動作温度ではモジュール性
能が低下することであった。即ち、半田バンプ3aを位
置制御用に使用しているため、光半導体素子2aとSi
サブ基板1aは、半田バンプ3aが接続する領域以外は
接しておらず、光半導体素子2aで発熱が生じた場合に
は輻射による放熱が主となってしまう。
ドやLED等は動作に大きな発熱を伴うため、動作温度
が高い場合には自己発熱と相互作用してしきい値の急激
な上昇とスロープ効率の低下を招いてしまい、安定した
動作を阻害してしまう。
の実装面に使用するとともに反対側の面をヒートシンク
に接合して放熱性を向上させた特開平7−168058
に記載の従来の光半導体モジュールの第1の問題点は、
レーザダイオード3bのSiサブ基板1bへの位置決め
と放熱のためのヒートシンク8bへの接合が異なる工程
で行われるため、製造工程が非常に複雑となることであ
る。
し、また各部材に対する加工も増加するため、光半導体
素子3bと光ファイバ7bとの半田バンプ5bによるセ
ルフアライメントがモジュールの低コスト化に寄与する
ものの、結果的には大幅なコストダウンを期待すること
ができない。
る光ファイバ7bをSiサブ基板1bとヒートシンク8
bでサンドイッチ上に構成するため、レーザダイオード
3bの厚さも数ミクロン程度の制御性が必要とされるこ
とである。通常、光半導体素子等を形成する基板はもろ
いため、素子の形成時には数百ミクロンの基板にエピ成
長を行うが、一方で厚い基板のままでは素子の分離(ダ
イシング)が不可能なため電極工程等の最終段階で要求
される100ミクロン程度の厚さまで研磨加工されて形
成される。
ダイオード3bの厚さの精度はせいぜい20ミクロン程
度となり、光ファイバ7bをSiサブ基板1bとヒート
シンク7bでサンドイッチ状に挟み込むために必要とさ
れる数ミクロンの精度を満足することがきわめて困難で
ある。
めになされたものであり、半田バンプの持つ高精度な位
置制御の特徴を生かした上で、部材点数・工程を増加さ
せずにサブ基板上への放熱面積を大幅に増大させること
を目的とする。
め、本発明では、光半導体素子とサブ基板とを半田バン
プを介して固定し、サブ基板をパッケージ内に収納した
光半導体モジュールにおいて、溶融点の異なる2種類以
上の半田バンプを有することを特徴とする。ここで、低
い溶融点の半田バンプの面積を、高い溶融点の半田バン
プの面積よりも大きくするのが好適である。その場合、
低い溶融点の半田バンプを光半導体素子とサブ基板間と
の放熱用に使用し、高い溶融点の半田バンプを光半導体
素子とサブ基板との位置制御用に使用することもでき
る。また、放熱用の低い溶融点を有する半田バンプの面
積に対して電極パターンの面積を十分大きくして、高い
溶融点の半田バンプの位置制御の妨げにならないように
形成することもできる。また、低い溶融点の半田バンプ
の面積と電極パターンの面積とを同じ大きさに形成する
こともできる。さらに、溶融点の異なる2種類以上の半
田バンプとして、共晶半田の共晶比を変えることにより
形成することもできる。一方、本発明の方法では、光半
導体素子とサブ基板とを半田バンプを介して固定し、サ
ブ基板をパッケージ内に収納する光半導体モジュールの
製造方法であって、溶融点の異なる2種類以上の半田バ
ンプを互いに間隔をおいて形成する工程と、各半田バン
プを加熱溶融させる工程と、低い溶融点の半田バンプが
溶融状態にあるときに、高い溶融点の半田バンプを硬化
させる工程とを有することを特徴とする。その場合、高
い溶融点の半田バンプを、光半導体素子とサブ基板との
位置制御用に使用することもできる。また、低い溶融点
の半田バンプの面積を、高い溶融点の半田バンプの面積
よりも大きく設定しておくこともできる。また、低い溶
融点の半田バンプの面積と電極パターンの面積とを同じ
大きさに形成しておくこともできる。また、半田溶融用
の熱源を低い溶融点の半田バンプから高い溶融点の半田
バンプの方向へ連続的に移動させることで、低い溶融点
の半田バンプと高い溶融点の半田バンプを連続的に溶融
させることもできる。さらに、半田バンプをサプ基板側
に形成しておくこともできる。
の固定に溶融点の異なる2種類以上の半田バンプを用
い、それぞれの半田バンプに正確な位置制御と放熱面積
の確保という異なる機能をもたせることで、部材点数・
工程の増加を最小限に抑えながら光半導体素子と光ファ
イバの無調整かつ低コストな光学結合を確保し、光半導
体モジュールの広い動作温度範囲を同時に実現すること
ができる。
について図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1に係る光半導体素
子のマウント面を示す底面図、図2は同実施の形態に係
るSiサブ基板のマウント面を示す上面図、図3は同実
施の形態に係る光半導体モジュールの断面図である。
軸の位置決め用の平坦な面8を予め形成しておく。Si
サブ基板1の半田バンプを形成する領域のみのメタライ
ズ面を露出させ、溶融点の異なる半田バンプA4、半田
バンプB5を形成する。
点の異なる半田バンプA4、半田バンプB5に対する電
極パッドA14、電極パッドB15をそれぞれ形成した
のち、Siサブ基板1の半田バンプA4、半田バンプB
5に相当する位置に仮搭載して加熱溶融させる。
溶融点を有する半田バンプA4が融点に達して電極パッ
ドA14との融着を開始し、引き続いて高い溶融点を有
する半田バンプB5が融点に達して電極パッドB15と
の融着工程に至る。このようにして、しかるべき位置精
度で光半導体素子2がSiサブ基板1に融着固定された
のち、光ファイバ7をSiサブ基板1に設けられたV溝
6に配置することで光軸方向に垂直な方向に正確に位置
決めされ、また光ファイバ7の先端が同じくSiサブ基
板1に設けられた平坦な面8に突き当てて固定されるこ
とにより、光軸方向にも精度良く位置決めすることが可
能となる。
ッドA14、電極パッドB15に溶融固定する工程で
は、Siサブ基板1と光半導体素子2の全体を加熱昇温
する工程を利用するばかりでなく、熱源を低い溶融点を
有する半田バンプA4から高い溶融点を有する半田バン
プB5の方向に相対的に移動させることで、半田バンプ
A4が過度の昇温工程を経ないように制御することも可
能である。
については、電極パッド3、14に対して相対的に小さ
く形成し、光半導体素子2がSiサブ基板1上を可動可
能なように設定しておくことで、高い溶融点を有する半
田バンプB5と形状・大きさを正確に揃えた電極パッド
B15との融着に伴う表面張力により光半導体素子2は
高い位置精度で自動的に実装される。こうすることで、
比較的大きな融着面を有した低融点の半田バンプを光半
導体素子とSiサブ基板間の放熱性向上に利用すること
が可能となる。
有する半田バンプを形成し、低い溶融点、高い溶融点を
有する半田バンプにそれぞれ光半導体素子とSiサブ基
板間の放熱面積の確保と高精度の位置制御という異なる
機能を持たせることが可能となる。このようにして、溶
融点の異なる半田バンプを形成するという工程は追加さ
れるものの、部材点数を増加させること無く光ファイバ
の無調整での光学結合が可能な光半導体モジュールが構
成でき、低コスト化と広い動作温度範囲を確保を実現す
ることができる。
ジュールの製造方法について、図1〜図3を参照しなが
ら説明する。Siサブ基板1のV溝6の形成にはフォト
リソグラフィと異方性エッチングを用い、また平坦な面
8にはレーザ加工あるいはドライエッチング技術を利用
して形成する。V溝、平担な面のいずれの加工において
も、機械加工を用いて形成することも可能である。
メタライズを施してレジストを塗布したのち、半田バン
プを形成する領域のみをフォトリソグラフィによって露
出させプレス打ち抜き法等によって形成する。このとき
融点の異なる半田バンプA4、半田バンプB5を形成す
るが、ここでは低い溶融点の半田バンプA4としてPb
Sn、高い溶融点を有する半田バンプB5としてAuS
nを使用している。その他の半田バンプの素材としては
溶融点の高い順にAuSi、AgPbSn、SnAuな
どを使用することができるほか、AuSn等その共晶比
を変えることで異なる溶融点を有する半田バンプとして
使用することができる。
フィによって半田バンプに対する電極パッドA14、B
15を形成したのち、Siサブ基板1の半田バンプに仮
搭載して加熱溶融させる。低い溶融点(196℃)を有
するPbSnバンプは200〜210℃で溶融が開始さ
れ、高い溶融点(290℃)を有するAuSnバンプは
300〜310℃で表面張力によって自動的に位置補正
しながら溶融固着される。
れたSiサブ基板1に光ファイバ7をSiサブ基板1に
設けられたV溝6に配置し、また光ファイバの先端が同
じくSiサブ基板1に設けられた平坦な面8に突き当て
た位置で固定されることにより、光軸調整することなく
精度良く光半導体モジュールを構成することが可能とな
る。
バンプA4は光半導体素子とSiサブ基板との放熱に必
要な面積を確保しつつ、電極パッド3に対して相対的に
小さく形成することでさらに容易に光半導体素子を可動
とでき、高い溶融点を有するAuSnバンプ5と形状・
大きさを正確に揃えた電極パッドB15との融着に伴う
表面張力により高い位置精度で自動実装することが可能
となる。
態2について図4〜図6を参照して説明する。図4は実
施の形態2に係る光半導体素子のマウント面を示す底面
図、図5は同実施の形態に係るSiサブ基板のマウント
面を示す上面図、図6は同実施の形態に係る光半導体モ
ジュールの断面図である。
様、Siサブ基板1に対し光軸方向にV溝6と光軸の位
置決め用の平坦な面8をあらかじめ形成しておく。Si
サブ基板1の半田バンプを形成する領域のみメタライズ
面を露出させ、低い溶融点を有する半田バンプA4、高
い溶融点を有した半田バンプB5の、溶融点の異なる半
田バンプを形成する。
る半田バンプA4、高い溶融点を有した半田バンプB5
と形状・大きさともに正確に揃えた電極パッドA14、
電極パッドB15をそれぞれ形成し、半田バンプA4、
B5に相当する位置に仮搭載して加熱溶融させる。
いては、まず低い溶融点を有する半田バンプA4が融点
に達して電極パッドA14との融着を開始し、引き続い
て高い溶融点を有する半田バンプB5が融点に達して電
極パッドB15との融着工程に至る。
半導体素子2がSiサブ基板1に融着固定されたのち、
光ファイバ7をSiサブ基板1に設けられたV溝6に配
置することで光軸方向に垂直な方向に正確に位置決めさ
れ、また光ファイバの先端が同じくSiサブ基板に設け
られた平坦な面8に突き当てて固定されることにより、
光軸に方向にも精度良く位置決めすることが可能とな
る。
A4は、放熱面積を確保するため、高い溶融点を有する
半田バンプB5に比較して大きく設計しておく。この結
果、光半導体素子2は、まず半田バンプA4の融着に伴
う大きな表面張力により、比較的粗い位置精度で実装さ
れ、次いで高い溶融点を有する半田バンプB5が高精度
で最終的な位置補正を行う。
ンプに広い範囲の位置調整機能と高い精度の位置調整機
能という2段階の位置調整機能を持たせることにより、
放熱面積を確保した上で仮搭載の際の位置精度を大幅に
緩和することが可能となる。
溶融点を有する半田バンプを形成し、低い溶融点、高い
溶融点を有する半田バンプにそれぞれ光半導体素子とS
iサブ基板間の放熱面積を確保した上で、広い範囲の位
置制御と高精度の位置制御という異なる機能を持たせる
ことが可能となる。
ンプを形成するという工程は追加されるものの、部材点
数を増加させること無く光半導体素子の仮搭載の際の位
置精度を要せずかつ光ファイバとの無調整での光学結合
をが可能とする光半導体モジュールが構成でき、低コス
ト化と広い動作温度範囲の確保を実現することができ
る。
モジュールにおいては異なる溶融点を有する半田バンプ
を形成し、低い溶融点、高い溶融点を有する半田バンプ
にそれぞれ光半導体素子とサブ基板間の放熱面積の確保
と高精度の位置制御という異なる機能を持たせることが
可能となる。このようにして、溶融点の異なる半田バン
プを形成するという工程は追加されるものの、部材点数
を増加させること無く光ファイバのセルフアライメント
が可能な光半導体モジュールが構成でき、低コスト化と
広い動作温度範囲の確保を実現することができるという
効果がある。
半田バンプを形成し、低い溶融点、高い溶融点を有する
半田バンプにそれぞれ光半導体素子とサブ基板間の放熱
面積を確保した上で、広い範囲の位置制御と高精度の位
置制御という異なる機能を持たせることが可能となり、
光ファイバの仮搭載の際の位置精度を要しないセルフア
ライメントが可能な光半導体モジュールが構成でき、さ
らなる低コスト化と広い動作温度範囲の確保を実現する
ことができるという効果がある。
ウント面を示す底面図である。
ト面を示す上面図である。
ルの断面図である。
ウント面を示す底面図である。
ト面を示す上面図である。
ルの断面図である。
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 光半導体素子とサブ基板とを半田バンプ
を介して固定し、サブ基板をパッケージ内に収納した光
半導体モジュールにおいて、溶融点の異なる2種類以上
の半田バンプを有することを特徴とする、光半導体モジ
ュール。 - 【請求項2】 低い溶融点の半田バンプの面積が、高い
溶融点の半田バンプの面積よりも大きいことを特徴とす
る、請求項1に記載の光半導体モジュール。 - 【請求項3】 低い溶融点の半田バンプを光半導体素子
とサブ基板間との放熱用に使用し、高い溶融点の半田バ
ンプを光半導体素子とサブ基板との位置制御用に使用す
ることを特徴とする、請求項1に記載の光半導体モジュ
ール。 - 【請求項4】 放熱用の低い溶融点を有する半田バンプ
の面積に対して電極パターンの面積を十分大きくして、
高い溶融点の半田バンプの位置制御の妨げにならないよ
うに形成することを特徴とする、請求項1〜3の何れか
に記載の光半導体モジュール。 - 【請求項5】 低い溶融点の半田バンプの面積と電極パ
ターンの面積とを同じ大きさに形成することを特徴とす
る、請求項1〜4の何れかに記載の半導体モジュール。 - 【請求項6】 溶融点の異なる2種類以上の半田バンプ
として、共晶半田の共晶比を変えることにより形成する
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の光半
導体モジュール。 - 【請求項7】 光半導体素子とサブ基板とを半田バンプ
を介して固定し、サブ基板をパッケージ内に収納する光
半導体モジュールの製造方法であって、溶融点の異なる
2種類以上の半田バンプを互いに間隔をおいて形成する
工程と、各半田バンプを加熱溶融させる工程と、低い溶
融点の半田バンプが溶融状態にあるときに、高い溶融点
の半田バンプを硬化させる工程とを有することを特徴と
する、光半導体モジュールの製造方法。 - 【請求項8】 高い溶融点の半田バンプを、光半導体素
子とサブ基板との位置制御用に使用することを特徴とす
る、請求項7に記載の光半導体モジュールの製造方法。 - 【請求項9】 低い溶融点の半田バンプの面積を、高い
溶融点の半田バンプの面積よりも大きく設定しておくこ
とを特徴とする、請求項7又は8に記載の光半導体モジ
ュールの製造方法。 - 【請求項10】 低い溶融点の半田バンプの面積と電極
パターンの面積とを同じ大きさに形成しておくことを特
徴とする、請求項7〜9の何れかに記載の半導体モジュ
ールの製造方法。 - 【請求項11】 半田溶融用の熱源を低い溶融点の半田
バンプから高い溶融点の半田バンプの方向へ連続的に移
動させることで、低い溶融点の半田バンプと高い溶融点
の半田バンプを連続的に溶融させることを特徴とする、
請求項7〜11の何れかに記載の光半導体モジュールの
製造方法。 - 【請求項12】 半田バンプをサプ基板側に形成してお
くことを特徴とする、請求項7〜11の何れかに記載の
光半導体モジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15127397A JP3393483B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光半導体モジュール及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15127397A JP3393483B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光半導体モジュール及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10341040A true JPH10341040A (ja) | 1998-12-22 |
JP3393483B2 JP3393483B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=15515076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15127397A Expired - Fee Related JP3393483B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 光半導体モジュール及びその製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3393483B2 (ja) |
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