JPH10339268A - 防音型空気圧縮機 - Google Patents

防音型空気圧縮機

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JPH10339268A
JPH10339268A JP15264097A JP15264097A JPH10339268A JP H10339268 A JPH10339268 A JP H10339268A JP 15264097 A JP15264097 A JP 15264097A JP 15264097 A JP15264097 A JP 15264097A JP H10339268 A JPH10339268 A JP H10339268A
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JP
Japan
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aftercooler
drain tank
compressed air
cooler
soundproof
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Application number
JP15264097A
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Inventor
Tetsuya Kato
哲哉 加藤
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Hokuetsu Industries Co Ltd
Original Assignee
Hokuetsu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防音箱内にアフタークーラおよびドレーンタ
ンクを収容した防音型空気圧縮機において、組立性を向
上させるとともに、小型化を図る。 【解決手段】 ドレーンタンク21上にアフタークーラー
取付台31を設ける。このアフタークーラー取付台31上に
アフタークーラ13のクーラ本体41をクーラカバー51によ
り取付ける。このとき、アフタークーラ13の圧縮空気出
口とドレーンタンク21の圧縮空気入口とを接続する。こ
のようにして予め組立てたドレーンタンク21およびアフ
タークーラ13の組立体を防音箱1の下フレーム2上に組
込む。これにより、防音箱1内にアフタークーラ13とド
レーンタンク21との配管作業のための余分なスペースを
確保することが不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音箱内に原動
機、圧縮機本体、熱交換器、レシーバタンクなどの機器
を収容した防音型空気圧縮機に係わり、特に、レシーバ
タンクから出た圧縮空気を冷却する熱交換器であるアフ
タークーラおよびここでの冷却により生じた水分を受け
入れるドレーンタンクの構成に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のアフタ
ークーラおよびドレーンタンクを備えた防音型空気圧縮
機においては、例えば実用新案登録第3019684号
公報に記載されているように、アフタークーラとドレー
ンタンクとを別々に防音箱内に設置し、これらアフター
クーラとドレーンタンクとを配管により接続していた。
例えば、ドレーンタンクは、原動機であるエンジンなど
も搭載した防音箱の下フレーム上に立てて設置し、アフ
タークーラは、外気導入路をなすダクトに組付けてい
る。
【0003】しかし、このようにアフタークーラとドレ
ーンタンクとを別々に防音箱内に設置するのでは、組立
ライン上において作業が集中し、組立ラインの速度が遅
くなるため、組立作業の能率が悪いという問題がある。
また、アフタークーラおよびドレーンタンクを防音箱内
に組込んだ後、これらアフタークーラとドレーンタンク
とを配管により接続するため、組立に手間がかかる上、
配管の接続のためのスペースが防音箱内に必要となる。
すなわち、防音箱内で配管作業を行うには防音箱内のス
ペースにある程度の余裕が必要であるが、この余裕のス
ペースは、製品機能上は必要ないものであり、防音型空
気圧縮機の大型化を招く。そのため、小型の防音型空気
圧縮機ではアフタークーラおよびドレーンタンクの設置
が困難であった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、防音箱内にアフタークーラおよびドレー
ンタンクを収容した防音型空気圧縮機において、組立性
を向上させるとともに、防音箱内の省スペースを図り、
小型化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、防音箱内に、原動機と、この原
動機によって駆動される圧縮機本体と、この圧縮機本体
の圧縮空気出口側通路に接続されたレシーバタンクと、
このレシーバタンクの圧縮空気出口側通路に直列に接続
されたアフタークーラおよびドレーンタンクとを備えた
防音型空気圧縮機において、前記ドレーンタンクの上側
にアフタークーラ取付台を設けて、このアフタークーラ
取付台上に前記アフタークーラを取付け、前記ドレーン
タンクおよびアフタークーラの組立体を前記防音箱内に
配設したものである。
【0006】このようにドレーンタンクおよびアフター
クーラを予めまとまった組立体とし、この組立体を防音
箱内に組込む構成とすれば、組立作業の能率が向上し、
防音箱内に配管作業のためのスペースが不要になって、
防音型空気圧縮機を小型化できる。この防音型空気圧縮
機の運転に際しては、原動機によって圧縮機本体が駆動
され、この圧縮機本体によって空気が圧縮され、この圧
縮機本体から吐出された圧縮空気がレシーバタンクを経
て消費側へ供給される。その際、レシーバタンクから出
た圧縮空気はアフタークーラで冷却され、これにより圧
縮空気に含まれている水分が結露し、ドレーンタンク内
でこの水分が分離される。そして、乾燥した圧縮空気が
消費側へ供給される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明の防音
型空気圧縮機において、前記防音箱の一側に、前記アフ
タークーラのコア部に対向する空気吸入口を設け、この
空気吸入口の内側に、前記アフタークーラのコア部へ冷
却風を導くダクトを設け、このダクトの端部と前記アフ
タークーラとの間に弾性体からなるシール部材を介在さ
せたものである。組立時にダクトとアフタークーラとが
上下または左右あるいは前後にずれても、ダクトの端部
とアフタークーラとの間に弾性体からなるシール部材が
介在していることにより、ダクトの端部とアフタークー
ラとの間に隙間が生じにくく、シール状態が確実に保持
され、防音箱外の空気が空気吸入口からダクトを通って
アフタークーラのコア部へ供給され、アフタークーラ内
を流通する圧縮空気が冷却される。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の防音型空気圧縮機の
一実施例について、図面を参照しながら説明する。1は
防音箱で、この防音箱1は、下フレーム2とトップカバ
ー3とリアカバー4、図示しないフロントカバー、サイ
ドカバーなどにより外殻部が形成されている。そして、
防音箱1内には、原動機であるエンジン11、圧縮機本体
12、熱交換器であるオイルクーラ、ラジエータ(図示し
ていない)、アフタークーラ13、レシーバタンク14など
の各種機器が収容されている。
【0009】前記エンジン11は、圧縮機本体12を駆動す
るものである。また、この圧縮機本体12は、エアクリー
ナ15を通して防音箱1外から取り入れられた空気を圧縮
し、圧縮空気を吐出するものである。そして、圧縮機本
体12の圧縮空気出口(図示していない)が前記レシーバ
タンク14の圧縮空気入口16に圧縮空気出口側通路をなす
接続管17により接続されている。圧縮機本体12から吐出
される圧縮空気には、圧縮機本体12において冷却、潤滑
および封止を行うための油が含まれているが、レシーバ
タンク14は、圧縮空気から油を分離するためのオイルセ
パレータ(図示していない)を内蔵している。ここで分
離された油は、レシーバタンク14内の下部に溜まり、こ
のレシーバタンク14の下部にある図示しない油出口から
前記オイルクーラへ送られ、このオイルクーラで冷却さ
れた後、再び圧縮機本体12に供給されるようになってい
る。
【0010】前記レシーバタンク14の上部には圧縮空気
出口19が設けられており、この圧縮空気出口19からの圧
縮空気出口側通路に前記アフタークーラ13およびドレー
ンタンク21が直列に接続されている。つぎに、これらア
フタークーラ13およびドレーンタンク21付近の構成につ
いて説明する。このドレーンタンク21は、横長な筒状に
なっており、下部両側に支脚22が突設されており、これ
ら支脚22がねじ止めなどの手段により前記防音箱1の下
フレーム2上に固定されるものである。そして、ドレー
ンタンク21には、圧縮空気入口23が一側上部に突設され
ているとともに、圧縮空気出口24が他側に水平に突設さ
れている。また、ドレーンタンク21の下部には、その内
部に溜まった水を抜くためのドレーンコック25が設けら
れている。
【0011】また、ドレーンタンク21の上側にはブラケ
ットからなるアフタークーラ取付台31が溶接などの手段
により突設されている。このアフタークーラ取付台31
は、ドレーンタンク21の両側に位置する脚部32と、これ
ら脚部32上に架設された上板部33とからなっている。こ
の上板部33には、第1の開口部34および第2の開口部35
が左右両側に形成されているとともに、後側(リアカバ
ー4側)の端縁に屈曲片36が下方へ屈曲させて形成され
ている。前記ドレーンタンク21の圧縮空気入口23は、第
1の開口部34に下から対向している。また、上板部33の
両端部にはねじ孔37がそれぞれ形成されている。
【0012】前記アフタークーラ13は、そのクーラ本体
41の両側から下方へ突出した圧縮空気入口42および圧縮
空気出口43を有している。そして、これら圧縮空気入口
42および圧縮空気出口43が前記第1の開口部34および第
2の開口部35にそれぞれ挿入された状態で、アフターク
ーラ13のクーラ本体41がアフタークーラ取付台31上に載
っていいる。アフタークーラ13の圧縮空気入口42には、
レシーバタンク14の圧縮空気出口19に一端部が接続され
た接続管44の他端部がエルボ型の管継手45により接続さ
れている。一方、アフタークーラ13の圧縮空気出口43
は、管継手46によりドレーンタンク21の圧縮空気入口23
に接続されている。この管継手46は、一端部(上端部)
がアフタークーラ13の圧縮空気出口43内に螺着されると
ともに、他端部の内側にドレーンタンク21の圧縮空気入
口23が嵌合され、締め付けリング47および弾性スリーブ
48によりドレーンタンク21の圧縮空気入口23に締め付け
られるものである。
【0013】51は前記クーラ本体41などとともにアフタ
ークーラ13を構成するクーラカバーで、このクーラカバ
ー51は、水平な上板部52と、この上板部52の左右両端縁
から下方へ屈曲した一対の側板部53と、これら側板部53
の下端縁から外方へ屈曲した一対の水平な取付片54とを
有しており、これら取付片54には、前記クーラ取付台31
のねじ孔37に重なる通孔55がそれぞれ形成されている。
また、両側板部53の前後の端縁には第1の押え片56およ
び第2の押え片57がそれぞれ内方へ屈曲させて形成され
ており、特に前側の第2の押え片57にはねじ孔58がそれ
ぞれ形成されている。さらに、上板部52の後端縁には屈
曲片59が上方へ屈曲させて形成されている。61は一対あ
る押え板で、これら押え板61には、第2の押え片57のね
じ孔58に重なる通孔62がそれぞれ形成されている。
【0014】そして、前記クーラカバー51は、アフター
クーラ13のクーラ本体41を覆ってこれをアフタークーラ
取付台31上に固定するもので、取付片54の通孔55に挿通
されたねじ63がアフタークーラ取付台31のねじ孔37に螺
着されることにより、アフタークーラ取付台31上に取付
けられるようになっている。また、前記押え板61は、そ
の通孔62に挿通されたねじ64がクーラカバー51のねじ孔
58に螺着されることにより、このクーラカバー51に取付
けられるようになっている。また、前記アフタークーラ
13のクーラ本体41の上面、左右両側面、後面両側および
前面両側とクーラカバー51の上板部52、両側板部53、両
第1の押え片56および両押え板61との間には、ラバーや
発泡ウレタンなどの弾性体からなる平板状のシール材6
5,66,67,68がそれぞれ介在させてある。
【0015】また、前記防音箱1の一側のリアカバー4
の下部には、アフタークーラ13のクーラ本体41のコア部
41a に対向する空気吸入口71が形成されている。一方、
リアカバー4の上部には、各種操作部72および圧縮空気
供給口73が設けられている。そして、前記ドレーンタン
ク21の圧縮空気出口24にエルボ型の管継手74を介して接
続管75の一端部が接続され、この接続管75の他端部がエ
ルボ型の管継手76およびリアカバー4の内側に位置する
マニホールド77を介して前記圧縮空気供給口73に接続さ
れている。
【0016】81はダクトで、このダクト81は、前記空気
吸入口71を囲んでリアカバー4の内側に固定され、アフ
タークーラ13のクーラ本体41のコア部41a に冷却風を導
くものである。そして、ダクト81のアフタークーラ13側
の各端縁には外方または内方へ屈曲した屈曲片82が形成
されており、これら屈曲片82の前面つまりアフタークー
ラ13側の面には、ラバーや発泡ウレタンなどの弾性体か
らなる平板状のシール材83が設けられている。これらシ
ール材83は、前記クーラカバー51の第1の押え片56、屈
曲片59およびアフタークーラ取付台31の屈曲片36にそれ
ぞれ圧接するものである。
【0017】つぎに、前記の構成についてその作用を説
明する。まずアフタークーラ13およびドレーンタンク21
付近の組立について説明する。アフタークーラ13および
ドレーンタンク21は、防音箱1内に組込む前に、ドレー
ンタンク21上のアフタークーラ取付台31上にアフターク
ーラ13を取付けることにより、一体化された組立体とし
ておく。
【0018】その組立の一例についてより詳しく説明す
る。まずドレーンタンク21上のアフタークーラ取付台31
上にアフタークーラ13のクーラ本体41を載せ、アフター
クーラ13の圧縮空気出口43に接続した管継手46にドレー
ンタンク21の圧縮空気入口23を接続する。そして、アフ
タークーラ13の圧縮空気入口42には管継手45を接続す
る。つぎに、アフタークーラ13のクーラ本体41にクーラ
カバー51を被せ、このクーラカバー51をアフタークーラ
取付台31上にねじ63により固定する。このとき、例えば
クーラカバー51の上板部52、両側板部53および押え片5
6,57の内側にシール材65,66,67を予め組付けてお
き、アフタークーラ13のクーラ本体41とクーラカバー51
との間にシール材65,66,67が介在するようにする。つ
ぎに、シール材68を組付けた両押え板61をクーラカバー
51の両第2の押え片57にねじ64により取付ける。これに
より、押え板61のシール材68がアフタークーラ13のクー
ラ本体41に押し付けられ、クーラカバー51の第1の押え
片56のシール材67もアフタークーラ13のクーラ本体41に
押し付けられることになる。かりに押え板61を用いず
に、クーラカバー51の第2の押え片57とアフタークーラ
13のクーラ本体41との間に直接シール材を介在させたと
すると、クーラカバー51へのアフタークーラ13のクーラ
本体41の嵌め込みが難しくなる。これに対して、本実施
例のように、アフタークーラ13のクーラ本体41をクーラ
カバー51に嵌め込んだ後で、シール材68を設けた押え板
61をクーラカバー51に取付ける構成とすれば、クーラカ
バー51内にアフタークーラ13のクーラ本体41を容易に嵌
め込める。以上のようにして、ドレーンタンク21とアフ
タークーラ13とが一体化される。
【0019】また、防音箱1にリアカバー4を取付ける
前に、このリアカバー4にダクト81を固定しておく。
【0020】その後、前記ドレーンタンク21およびアフ
タークーラ13の組立体を前記防音箱1内に組込む。それ
には、ドレーンタンク21の支脚22を防音箱1の下フレー
ム2上に固定する。そして、レシーバタンク14とアフタ
ークーラ13との間の配管や、ドレーンタンク21に対する
接続管75の配管を行う。また、下フレーム2にリアカバ
ー4をねじなどにより取り付けるが、それに伴い、リア
カバー4に予め固定されているダクト81のシール材83が
クーラカバー51の第1の押え片56、屈曲片59およびアフ
タークーラ取付台31の屈曲片36に圧接する。
【0021】本防音型圧縮機の運転に際しては、エンジ
ン11によって圧縮機本体12が駆動され、この圧縮機本体
12によって空気が圧縮され、この圧縮機本体12から吐出
された圧縮空気がレシーバタンク14内に流入する。ここ
で、圧縮空気に含まれている油が分離される。圧縮空気
は、レシーバタンク14の圧縮空気出口19から出た後、接
続管44、管継手45を通ってアフタークーラ13の圧縮空気
入口42からクーラ本体41に流入し、空気吸入口71から流
入した冷却風により冷却された後、圧縮空気出口43、管
継手46および圧縮空気入口23を通ってドレーンタンク21
に流入する。クーラ本体41で圧縮空気が冷却されること
によって、圧縮空気中に含まれている水分が結露し、ド
レーンタンク21内でこの水分が分離される。そして、乾
燥した圧縮空気が圧縮空気出口24および接続管75を通っ
て圧縮空気供給口73から消費側へ供給される。供給され
る圧縮空気が乾燥していることにより、消費側での結露
が防止され、消費側配管内や空気圧工具の駆動部の腐食
を防止する。
【0022】前記実施例の構成によれば、ドレーンタン
ク21およびアフタークーラ13を予めまとまった組立体と
して、この組立体を防音箱1内に組込むので、組立作業
の能率が向上する。すなわち、組立ラインとは別のとこ
ろで予めドレーンタンク21およびアフタークーラ13の組
立体を組立てておき、組立ライン上でこの組立体を下フ
レーム2上に組込むので、同じ場所(組立ライン上)に
組立作業が集中せず、組立ラインの速度を増すことがで
き、時間あたりの組立台数が向上する。また、防音箱1
内に、ドレーンタンク21とアフタークーラ13との間の配
管作業のための余分なスペースを確保する必要がない。
これにより、防音箱1内の省スペースを図ることがで
き、防音型空気圧縮機を小型化できる。また、小型の防
音型空気圧縮機において、大型化を招くことなく、アフ
タークーラ13およびドレーンタンク21を装備することが
可能になる。
【0023】また、リアカバー4に予めダクト81を組付
けておくことも、作業性の向上をもたらす。
【0024】また、アフタークーラ13のクーラ本体41の
各面とクーラカバー51および押え板61との間に弾性体か
らなるシール材65,66,67,68を介在させたので、製造
時の加工誤差や組立誤差や使用時の熱によるアフターク
ーラ13のクーラ本体41の膨脹に対応できる。すなわち、
寸法誤差や熱による寸法変化があっても、ダクト81の端
部とアフタークーラ13との間のシール状態を確実に保持
でき、アフタークーラ13のクーラ本体41とダクト81の端
部との間に隙間ができて、この隙間を冷却風が抜けるこ
とによりアフタークーラ13の冷却性能が低下することも
防止できる。これによって誤差を修正するための組立直
しをなくすことができ、組立性の向上が図れる。
【0025】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、ダクト81の端部と、クーラカバー51の
第1の押え片56、屈曲片59およびアフタークーラ取付台
31の屈曲片36との間にシール材83を介在させるようにし
たが、ダクトの端部とアフタークーラのクーラ本体のコ
ア部との間に直接シール材を介在させるようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明の防音型空気圧縮機によ
れば、ドレーンタンクの上側にアフタークーラ取付台を
設けて、このアフタークーラ取付台上にアフタークーラ
を取付け、ドレーンタンクおよびアフタークーラの組立
体を防音箱内に配設したので、組立性が向上するととも
に、防音箱内にアフタークーラとドレーンタンクとの配
管作業のための余分なスペースを確保することも不要に
なり、小型化を図ることができる。
【0027】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、防音箱の一側に空気吸入口を設けると
ともに、この空気吸入口の内側に、アフタークーラのコ
ア部へ冷却風を導くダクトを設け、このダクトの端部と
アフタークーラとの間に弾性体からなるシール部材を介
在させたので、加工誤差や組立誤差による寸法変化があ
っても、ダクトの端部とアフタークーラとの間のシール
状態を確実に保持でき、アフタークーラとダクトの端部
との間に隙間ができて、この隙間を冷却風が抜けること
によりアフタークーラの冷却性能が低下することも防止
できる。これによって誤差を修正するための組立直しを
なくすことができ、組立性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防音型空気圧縮機の一実施例を示す外
殻部を除いた側面図である。
【図2】同上分解斜視図である。
【図3】同上アフタークーラおよびドレーンタンクの組
立体の斜視図である。
【図4】同上アフタークーラ付近の水平断面図である。
【符号の説明】
1 防音箱 11 エンジン(原動機) 12 圧縮機本体 13 アフタークーラ 14 レシーバタンク 21 ドレーンタンク 31 アフタークーラ取付台 41a コア部 71 空気吸入口 81 ダクト 83 シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防音箱内に、原動機と、この原動機によ
    って駆動される圧縮機本体と、この圧縮機本体の圧縮空
    気出口側通路に接続されたレシーバタンクと、このレシ
    ーバタンクの圧縮空気出口側通路に直列に接続されたア
    フタークーラおよびドレーンタンクとを備えた防音型空
    気圧縮機において、前記ドレーンタンクの上側にアフタ
    ークーラ取付台を設けて、このアフタークーラ取付台上
    に前記アフタークーラを取付け、前記ドレーンタンクお
    よびアフタークーラの組立体を前記防音箱内に配設した
    ことを特徴とする防音型空気圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記防音箱の一側に、前記アフタークー
    ラのコア部に対向する空気吸入口を設け、この空気吸入
    口の内側に、前記アフタークーラのコア部へ冷却風を導
    くダクトを設け、このダクトの端部と前記アフタークー
    ラとの間に弾性体からなるシール部材を介在させたこと
    を特徴とする請求項1記載の防音型空気圧縮機。
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