JPH057514Y2 - - Google Patents

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JPH057514Y2
JPH057514Y2 JP1990065128U JP6512890U JPH057514Y2 JP H057514 Y2 JPH057514 Y2 JP H057514Y2 JP 1990065128 U JP1990065128 U JP 1990065128U JP 6512890 U JP6512890 U JP 6512890U JP H057514 Y2 JPH057514 Y2 JP H057514Y2
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compressor
tank
piping
pipe
air
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JP1990065128U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気等の気体を圧縮して適宜供給す
るためのパツケージ形圧縮機に関する。
(従来の技術) 従来、パツケージ形圧縮機の一例として、防振
ゴムを下部に備えた架台に断面コ字形のフレーム
を取付けて基台を構成し、フレームに納まるよう
に架台に電動機及びタンクを設け、フレームに電
動機に駆動されて気体を圧縮する圧縮機本体を固
定し、架台に載置された箱内にこれら圧縮機本
体、電動機及びタンクを収納するようにしたもの
がある。このものでは、圧縮機本体の軸に取付け
たVプーリにフアンを設け、フアンを回転させる
ことにより、箱内部に空気を吸入させ、内部の暖
まつた空気を外部に排出して装置全体を冷却する
ようにしていた。
なお、このものでは、配管の自己放熱作用を利
用して圧縮気体を冷却するようにしているが、圧
縮気体を十分には冷却できないことがあり、この
改善のために一般には配管の途中を箱内で引き回
して配管を長くし、放熱面積を大きくして圧縮気
体を効果的に冷却できるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、圧縮空気を十分冷却するために
配管を長くしたものでは、圧縮機本体の運転に伴
い、配管が大きく振動し、この振動により例えば
圧縮機本体と配管とを接続する吐出エルボが脱落
したり、あるいはタンクと配管とを接続する管座
(配管取付け具)が破損したりしてしまうという
問題点があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、圧縮気体を十分に冷却でき、かつ配管の大き
な振動の発生を抑えて配管あるいはその接続部品
の破損を防止できるパツケージ形圧縮機を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、駆動源
および該駆動源に駆動されて気体を圧縮する圧縮
機本体を基台に設け、かつ圧縮機本体が圧縮した
気体を貯留するタンクを備えたパツケージ形圧縮
機において、一端を圧縮機本体の吐出側に接続し
他端をタンクの吸入側に接続した配管の途中を基
台側に延ばして固定したことを特徴とする。
(作用) 本考案は、上記のように構成したので、放熱面
積が大きくなり、かつ圧縮機本体と同一モードで
振動することになる。
(実施例) 以下に、本考案の第1実施例を第1図ないし第
8図に基いて説明する。
下側に防振ゴム1を備えた架台2にモータベー
ス3が取付けられ、このモータベース3には駆動
源である電動機4及びタンク5が取付けられてい
る。これら電動機4及びタンク5に跨がるように
して断面コ字形のフレーム6が架台2に取付けら
れ、フレーム6の上部には低圧側圧縮部7及びこ
の低圧側圧縮部7に中間配管7aで接続された高
圧側圧縮部8を備えた圧縮機本体9が固定されて
いる。これら圧縮機本体9、電動機4及びタンク
5等は、架台2に載置された防音箱10内に収納
されている。
圧縮機本体9の回転軸(図示省略)には、電動
機4の軸(図示省略)に取付けられたVプーリ1
1との間に掛け渡されたベルト12を介して電動
機4の駆動力を受けて低圧側圧縮部7及び高圧側
圧縮部8を圧縮作動させるVプーリ13が設けら
れている。Vプーリ13には、フアン14が設け
られている。フアン14には位置対応して防音箱
10の背面部15には空気吸入口16が設けら
れ、フアン14の回転により該空気吸入口16か
ら防音箱10内に空気が吸入されるようになつて
いる。空気吸入口16の下側には空気排出口17
が設けられていて、フアン14の回転で空気が吸
入されるとその圧力により内部の空気が該空気排
出口17から排出されるようになつている。
圧縮機本体9の吐出側には継手18が設けら
れ、また、タンク5の吸入側には管座19が設け
られており、継手18に一端を接続させ管座19
に他端を接続させて配管20が設けられている。
配管20の途中には三方継手21が設けられ、三
方継手21が正面側におけるモータベース3の隅
部22に達するようにして配管20は延ばされ、
次のようにしてモータベース3に固定されてい
る。すなわち、三方継手21が、屈曲した形状で
圧縮機本体9とタンク5とを連通する主継手部2
3と、この主継手部23に直交して設けられた突
出継手部24とからなる構造になつている一方、
モータベース3の隅部22には雌ねじ25が形成
された取付け板26がボルト27によりモータベ
ース3に固定されていて、突出継手部24の雄ね
じ28が取付け板26の雌ねじ25に螺合するこ
とにより配管20はモータベース3に固定されて
いる。また、この固定状態で、突出継手部24は
取付け板26によつてその通路が塞がれている。
なお、本実施例では上述のように構成した架台
2、フレーム6、モータベース3及び取付け板2
6が基台29を構成している。
以上のように構成されたパツケージ形圧縮機で
は、電動機4の回転によりフアン14が回転して
空気を吸込むと共に、低圧側圧縮部7及び高圧側
圧縮部8が作動されて圧縮運転を行なつて空気を
圧縮し圧縮した空気を配管20を通してタンク5
に送つて貯留する。
そして、このものでは、配管20を、その途中
すなわち三方継手21をモータベース3の隅部2
2に達するように長く設定しており、配管を長く
しないで高圧側圧縮部とタンクとを接続した従来
のものに比べ放熱面積が大きくなつている。この
ため、効率よく配管20を冷却できて圧縮空気を
十分冷却できることになる。また、配管20が、
その途中すなわち三方継手21で基台29に固定
されているので配管20が圧縮機本体9及び電動
機4と同一モードで振動することになる。このた
め、圧縮運転を行なつている際に圧縮機本体9あ
るいは電動機4が振動しても配管20が独立して
大きく振動するようなことがなくなり、高圧側圧
縮部8の継手18またはタンク5の管座19を破
損させたりあるいは脱落させたりするようなこと
を防止できる。
なお、上述した突出継手部24に対向させてボ
ルト27を溶接等で固定し、かつ突出継手部24
の雄ねじ28に螺合するドレンコツク31を設け
た管継手32を三方継手21に代えて用いてもよ
い。この管継手32を用いることにより、冷却時
等に配管20内に水滴が生じてもドレンコツク3
1を操作することによりこの水滴を容易に除去で
きる。
次に、本考案の第2の実施例を第10図に基づ
いて説明する。
このものは、配管20の途中を背面側(第10
図紙面手前側)に回して背面側におけるモータベ
ース3の隅部33に固定したこと、及びフレーム
6をモータベース3に一体に固定してこのフレー
ム6を固定したモータベース3を基台29とし、
基台29の下部に防振ゴム34を介して載置台3
5を設けたことが異なつており、他の部分は、第
1の実施例に示すものと同一になつていて、この
同一部分についてはその説明は省略する。なお、
第1の実施例のものに比べ、圧縮機本体9におけ
る低圧側圧縮部7と高圧側圧縮部8とが左右逆に
配置され、また電動機4とタンク5とが左右逆に
配置されているが、このように配置替えしたこと
による大きな作用変化はないので、その説明も省
略する。
このものでは、防音箱10内において空気は空
気吸入口16、フアン14、モータベース3を含
む電動機4配置部分及び空気排出口17を主に通
ることになり(該部分を冷却用通路という)、こ
の冷却用通路に位置するモータベース3の隅部3
3に配管20の途中を延ばして該配管20の三方
継手21を固定している。このため、このパツケ
ージ形圧縮機ではフアン14の風により配管20
が冷却されることになり、第1の実施例のものに
比べてさらに効率よく圧縮空気を冷却することが
できる(約10deg温度低減できる。)。
また、圧縮運転に伴つて圧縮機本体9及び電動
機4が防振ゴム34上で振動しても、圧縮機本体
9及び電動機4を固定したモータベース3に配管
20が固定されていることにより、配管20が圧
縮機本体9及び電動機4と同一モードで振動する
ので、第1の実施例と同様にして高圧側圧縮部8
の継手18またはタンク5の管座19を破損させ
たりあるいは脱落させたりするようなことを防止
できる。
なお、上記実施例では圧縮媒体が空気である圧
縮機を例にしたが、本考案はこれに限定されるも
のではなく、空気以外の他の気体を圧縮するよう
にしたパツケージ形圧縮機であつてもよい。
また、上記実施例では三方継手21をモータベ
ース3に固定する場合を例にしたが、本考案はこ
れに限定されるものではなくフレーム6あるいは
架台2に固定するようにしてもよい。
また、上記実施例では途中に三方継手21を備
えた配管20を用いた場合を例にしたが三方継手
21を備えていない配管を用い、その途中を基台
に固定するようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、放熱面積が大き
くなるので十分圧縮気体を冷却でき、かつ圧縮機
本体と同一モードで振動することにより配管取付
部等に大きな力が掛からないので配管またはその
接続部品の破損を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本考案の第1の実施例の
パツケージ形圧縮機を示し、第1図は同パツケー
ジ形圧縮機の正面側を示す断面図、第2図は同パ
ツケージ形圧縮機のモータベースを示す分解斜視
図、第3図は取付け板を示す平面図、第4図は同
取付け板の正面図、第5図は同パツケージ形圧縮
機の配管の三方継手を示す斜視図、第6図は同三
方継手を示す断面図、第7図は第6図の−線
矢視図、第8図は同パツケージ形圧縮機の箱を示
す斜視図、第9図は第5図ないし第7図に示す三
方継手に代えて用いられる管継手を示す断面図、
第10図は第2の実施例のパツケージ形圧縮機の
背面側を示す断面図である。 3……モータベース、4……電動機、5……タ
ンク、8……高圧側圧縮部、9……圧縮機本体、
18……継手、19……管座、20……配管、2
1……三方継手、22……隅部、26……取付け
板、29……基台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源および該駆動源に駆動されて気体を圧縮
    する圧縮機本体を基台に設け、かつ圧縮機本体が
    圧縮した気体を貯留するタンクを備えたパツケー
    ジ形圧縮機において、一端を圧縮機本体の吐出側
    に接続し他端をタンクの吸入側に接続した配管の
    途中を基台側に延ばして固定したことを特徴とす
    るパツケージ形圧縮機。
JP1990065128U 1990-06-20 1990-06-20 Expired - Lifetime JPH057514Y2 (ja)

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JP1990065128U JPH057514Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20

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JP1990065128U JPH057514Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20

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JPH0424680U JPH0424680U (ja) 1992-02-27
JPH057514Y2 true JPH057514Y2 (ja) 1993-02-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6367679B2 (ja) * 1981-03-09 1988-12-27 Toshiba Kk

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JPS6367680U (ja) * 1986-10-21 1988-05-07
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