JP2875433B2 - 油圧ユニット - Google Patents

油圧ユニット

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JP2875433B2
JP2875433B2 JP4180954A JP18095492A JP2875433B2 JP 2875433 B2 JP2875433 B2 JP 2875433B2 JP 4180954 A JP4180954 A JP 4180954A JP 18095492 A JP18095492 A JP 18095492A JP 2875433 B2 JP2875433 B2 JP 2875433B2
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械や射出成形
機や建設機械等に用いる油圧ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ユニットは、架台の上にファ
ン付きモータを搭載し、このモータにポンプを連結し、
さらに、このポンプとモータの上にタンク本体を配置す
るように、上記架台の上にタンク本体に連なるスカート
部を取り付けている。そして、上記モータのファンによ
って送られる風によって、モータおよびポンプを冷却す
ると共に、タンク本体の下面を冷却するようにしてい
る。そして、上記タンク本体とスカート部からなるタン
クをクレーン等で持ち上げると、タンクと一緒に架台が
持ち上げられて、タンクと共にモータとポンプを運搬で
きるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の油圧ユニットは、ファン付きモータのファンによっ
て送られる風がタンク本体の下面のみに接触して冷却す
るため、タンク本体に対する冷却効果が不十分であると
いう問題がある。また、タンクが架台に取り付けられて
いるため、モータおよびポンプの振動が架台を通して、
タンクに伝わり、タンクが振動し、振動および騒音が大
きいという問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、タンクを十分
に冷却することができ、しかも、振動および騒音が少な
い油圧ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の油圧ユニットは、ポンプを連結したファ
ン付モータを架台に搭載してなる動力部と、上記動力部
の上方に配置されたタンク本体と、そのタンク本体を上
記架台以外の箇所に支持して上記架台とは独立な関係に
すると共に、上記動力部の少なくとも一側面を開放し、
他の側面をカバーするスカート部を有するタンクと、上
記タンク本体の側面と、上記動力部の側面を覆って、上
記タンク本体の側面との間に上記モータのファンによっ
て送られた風が通る側部空気通路を形成するように、上
記タンク本体に取り外し可能に取り付けられたサイドカ
バーと、上記タンク本体の上部を覆って、上記タンク本
体の上面との間に、上記サイドカバーの内側の上記側部
空気通路に連通する上部空気通路を形成するように、上
記タンク本体に取り外し可能に取り付けられたアッパー
カバーとを備えたことを特徴としている。
【0006】上記側部空気通路には、上記ポンプに連通
する配管を配置するのが望ましい。
【0007】また、上記架台に架台側係合部を設けると
共に、上記スカート部に上記架台側係合部に上下方向に
係合可能なスカート部側係合部を設け、上記架台を水平
な地上に載置し、かつ上記スカート部を上記地上に載置
したときに、上記架台側係合部と上記スカート部側係合
部とは互いに接触せずに遊嵌し、上記架台を上記地上に
置いたままで、上記タンクを引き上げると、上記スカー
ト部側係合部と上記架台側係合部とが上下方向に係合し
て、上記架台を上記タンクと共に引き上げることができ
るようにするのが望ましい。
【0008】また、上記架台側係合部と上記スカート部
側係合部との横方向の相対位置を規制する弾性スペーサ
を備えるのが望ましい。
【0009】また、上記上部空気通路に、上記ポンプか
らのドレン配管に接続されたドレンクーラを配置するの
が望ましい。
【0010】また、上記ドレンクーラの内部の仕切板の
端面と上記ドレンクーラの蓋とは、接触しているが固定
されていなくて、ドレン圧力の異常高圧時に、上記蓋が
撓んで、上記仕切板と蓋とが離間して、ドレーンを下流
に流すリリーフ機能を有するようにするのが望ましい。
【0011】
【作用】ファン付きモータのファンによって送られた風
は、タンク本体の下面を冷却すると共に、モータおよび
ポンプを冷却し、さらに、サイドカバーによって形成さ
れた側部空気通路を通って、タンク本体の側面を冷却
し、さらに、アッパーカバーによって形成された上部空
気通路を通ってタンク本体の上面を冷却する。したがっ
て、タンク本体内の油をタンク本体の下面と側面と上面
とから、ファンによって送られた風を利用して、極めて
効果的に冷却することができる。
【0012】さらに、上記タンクのスカート部は、上記
架台以外の箇所にタンク本体を支持しているため、つま
り、スカート部と架台とは独立の関係にあるため、ポン
プおよびモータから伝わる振動はタンクに伝わりにく
く、タンクの振動が少なく、したがって、油圧ユニット
の振動および騒音が少なくなる。
【0013】また、上記サイドカバーによって作られた
側部空気通路に、ポンプに連通する配管を配置した場合
には、配管が側部空気通路を通る風によって、効果的に
冷却される。
【0014】また、上記架台とスカート部にそれぞれ係
合部を設け、それらの係合部が上下方向に隙間を持たせ
た場合には、上記両係合部は、上記架台とスカート部を
共に水平な地上に置いた場合には、互いに接触しないで
遊嵌しているので、ポンプおよびモータによって上記架
台が振動しても、その振動はスカート部には直接伝わら
ない。したがって、タンクの振動を軽減でき、それから
発生する騒音を低減できる。また、上記タンクを持ち上
げることによって、両係合部を上下方向に係合させて、
動力部を持ち上げることができる。
【0015】また、上記架台側係合部とスカート部側係
合部との横方向の相対位置を規制する弾性スペーサを設
けた場合には、架台側係合部とスカート部側係合部とが
横方向に直接接触することがなく、架台からスカート部
への振動の伝達が軽減される。
【0016】また、上記上部空気通路に、ドレーン配管
に接続されたドレーンクーラを配置した場合には、高温
のドレーンをファンによって送られた風を利用して冷却
でき、冷却効果が大きい。
【0017】また、上記ドレーンクーラの内部の仕切り
板の端面と上記ドレーンクーラの蓋とが、接触している
が固定されていない場合には、ドレーン配管の異常高圧
時に上記蓋が撓んで、上記仕切り板と蓋とが離間して、
リリーフ機能を発揮でき、ドレーン配管の破損を防止で
きる。
【0018】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0019】図1はこの実施例の油圧ユニットをアッパ
ーカバーを取り除いた状態で示す平面図、図2はこの実
施例の油圧ユニットの縦断面図、図3はこの実施例の油
圧ユニットをサイドカバーを取り外した状態で示す側面
図である。
【0020】図1,2において、1は動力部、2はタン
クである。上記動力部1は、架台3上にファン付きモー
タ(ファンは図示していない)5を取り付け、このモータ
5に油圧モータ6を同軸に連結している。この油圧モー
タ6の端面にはバルブアッセンブリ7を取り付けてい
る。
【0021】一方、上記動力部1の上方には、タンク1
の油を収納する直方体形状のタンク本体11を配置して
いる。そして、このタンク2のタンク本体11を地上に
支持するスカート部12を、動力部1の図1において右
端面を除く3方向の面を覆うように設けている。このス
カート部12の図2において左端面には、図示しない
が、空気吸い込み用の穴が明けられている。上記スカー
ト部12は架台3とは接触しないように、架台3の外側
に位置している。
【0022】上記タンク本体11の側部には、略樋形状
のサイドカバー21を図示しないビスによって取り外し
可能に取り付けている。このサイドカバー21はタンク
本体11の側面と動力部の開放された図2における右端
面を覆うように、タンク本体11およびスカート部12
に連結すると共に、タンク本体11とサイドカバー21
との間に側部空気通路22を形成するようにしている。
上記側部空気通路22には、図1,3に示すように、ポ
ンプ6に連なる吸込配管13とドレーン配管14と戻り
配管15と吐出配管16を上下方向に略平行に配列して
いる。
【0023】さらに、上記タンク本体11の上部とサイ
ドカバー21の上部とには、箱型形状のアッパーカバー
31を図示しないビスによって取り外し可能に固定して
いる。上記アッパーカバー31は、タンク本体11の上
端面との間に、上記側部空気通路と連通する上部空気通
路32を形成している。上記上部空気通路32には、薄
い箱形状のドレンクーラ35を配置している。このドレ
ンクーラ35にはドレーン配管14を接続している。上
記吸込配管13と、戻り配管15と、吐出配管16から
分岐した配管とは、上部空気通路32を通り、タンク本
体11の天板を通してタンク本体11内に導いている。
なお、上記アッパーカバー31には図示しないが、空気
放出口を設けている。
【0024】上記ドレンクーラ35は、図5に示すよう
な構造をしており、底板41に側板42を固定し、底板
41と側板42に千鳥状に仕切り板43を固定してい
る。側板42のコーナ近くには、ドレーン配管14の接
続口42aを設け、底板41には、タンク本体11内に
ドレーンを導く接続口44を設けている。さらに、上記
側板42の上端面には、薄い鉄板製の蓋45を流体密に
固定している。この蓋45は、仕切り板43の端面には
接触しているが、固定されていなくて、ドレーン圧力が
異常に高圧になった時に、蓋45が撓んで、蓋45が仕
切り板43の端面から離間して、ドレーンが仕切り板4
3によって蛇行させられることなく、直接入口42から
出口に向かって流れるようにしている。すなわち、この
ドレンクーラ35は、ドレーンの異常高圧時に、リリー
フ機能を発揮できるのである。
【0025】図4に示すように、架台3には、ロッド5
1を熔接で固定し、このロッド51に水平方向にボルト
52をねじ込んでいる。ボルト52の軸の回りにはリン
グ53を密に外嵌している。このボルト52とリング5
3で架台側係合部を構成している。一方、タンク2のス
カート部12には、スカート部係合部としての穴12b
を設けている。この穴12bには、上記リング53が回
りに隙間をあけて遊嵌されている。上記穴12bの回り
のスカート部12の両側を弾性スペーサとしてのゴムリ
ング55,55で挟んで、さらに座金53を介してボル
ト52の頭とロッド51の端面とで挟んでいる。したが
って、スカート部12の穴12bの内面とリング53と
の外面とは隙間を有し、直接接触することがないため、
架台3の振動はタンク2のスカート部12に伝わらな
い。また、スカート部12とボルト52およびロッド5
1とは、横方向にはゴムリング55を介しているため、
振動が伝わりにくい。
【0026】上記構成の油圧ユニットにおいて、モータ
12を駆動すると、そのファンによって送られた風は、
矢印Wに示すように、モータ5およびポンプ6を冷却す
ると共に、タンク本体11の底面を冷却し、さらに、側
部空気通路22を通って上昇し、吸込配管13、ドレー
ン配管14、戻り配管15および吐出配管16を冷却す
ると共に、タンク本体11の側面を冷却し、さらに、上
部空気通路32を通ってドレンクーラ35を冷却すると
共に、タンク本体11の上面を冷却する。このように、
この油圧ユニットにおいては、ファン付きモータ5によ
って送られる風を側部空気通路22および上部空気通路
32に導き、さらに、側部空気通路22に配管13,1
4,15,16を配置し、上部空気通路32にドレンクー
ラ35を配置しているので、タンク本体11を底面と側
面と上面とから冷却すると同時に、配管13,14,1
5,16およびドレンクーラ35を冷却でき、極めて効
果的に油を冷却することができる。
【0027】また、この油圧ユニットにおいては、サイ
ドカバー21およびアッパーカバー31は、取り外し可
能であるから、この油圧ユニットの内部の部品の修理等
を簡単に行うことができる。また、見栄えもよくなる。
【0028】また、この油圧ユニットにおいては、タン
ク2のスカート部12の穴12bとボルト52の回りの
リング53とは、互いに隙間を有するから、架台3の上
下方向の振動はタンク2に伝わらない。また、架台3の
横方向の振動は、ゴムリング55,55を介して、スカ
ート部12に伝わるため、そのスカート部12に伝わる
振動は減衰されたものになる。したがって、動力部1の
モータ5およびポンプ6の振動は、タンク2に伝わりに
くく、タンク2から発生する振動および騒音は低減され
たものになる。
【0029】また、この油圧ユニットを運搬する場合に
は、タンク2を吊り上げると、タンク2の穴12bと、
ボルト52の回りのリング53とが上下方向に係合する
ため、タンク2と一緒に架台3が吊り上げられ、タンク
2と動力部1を一緒に運搬することができる。
【0030】また、この油圧ユニットにおいては、ドレ
ンクーラ35の仕切り板43の端面と蓋45とは、接触
しているが、固定されていないため、ドレーンの圧力が
異常高圧になった時に、蓋45が撓んで仕切り板43の
端面から離間して、ドレーンを速やかに下流側に流す。
このように、このドレンクーラ35は、簡単な構造でリ
リーフ機能を有するから、たとえば、ポンプ6として可
変ポンプを用い、可変ポンプのデッドヘッド時等にドレ
ーン量が増大しても、ドレーン配管が破損することはな
い。
【0031】上記実施例では、架台側係合部をボルト5
2およびリング53から構成し、スカート部側係合部を
穴12bにより構成したが、架台側係合部を穴により構
成し、スカート部側係合部をそれに嵌合する軸により構
成してもよい。また、ドレンクーラ35の設置場所は上
部空気通路32の他に、動力部1とタンク本体11の
間、または、側部空気通路22に設置することも可能で
ある。
【0032】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、ファン付きモータのファンによって送られ
た風は、タンク本体の下面を冷却すると共に、モータお
よびポンプを冷却し、さらに、サイドカバーによって形
成された側部空気通路を通って、タンク本体の側面を冷
却し、さらに、アッパーカバーによって形成された上部
空気通路を通ってタンク本体の上面を冷却することがで
きる。したがって、請求項1の発明によれば、タンク本
体内の油をタンク本体の下面と側面と上面とから、ファ
ンによって送られた風を利用して、極めて効果的に冷却
することができる。また、上記タンクのスカート部は、
上記架台以外の箇所にタンク本体を支持しているため、
つまり、スカート部と架台とは独立の関係にあるため、
ポンプおよびモータから伝わる振動はタンクに伝わりに
くく、タンクの振動が少なく、したがって、油圧ユニッ
トの振動および騒音が少なくなる。また、上記サイドカ
バーおよびアッパーカバーは、タンク本体から取り外し
可能であるから、修理点検を簡単に行うことができる。
また、配管等をサイドカバーおよびアッパーカバーで覆
うことになるため、見栄えがよくなる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、上記サイ
ドカバーによって作られた側部空気通路に、ポンプに連
通する配管を配置しているので、配管を側部空気通路を
通る風によって、効果的に冷却することができる。
【0034】また、請求項3の発明によれば、架台に設
けた係合部とスカート部に設けた係合部とを上下方向に
隙間をあけて互いに遊嵌しているので、ポンプおよびモ
ータによって上記架台が上下方向に振動しても、その振
動はスカート部には直接伝わらない。したがって、タン
クの振動を軽減でき、それから発生する騒音を低減でき
る。また、上記タンクを持ち上げることによって、両係
合部を上下方向に係合させて、動力部を持ち上げること
ができる。
【0035】また、請求項4の発明によれば、上記架台
側係合部とスカート部側係合部との横方向の相対位置を
規制する弾性スペーサを設けているので、架台側係合部
とスカート部側係合部とが横方向に直接接触することが
なく、架台からスカート部への振動の伝達を軽減するこ
とができる。
【0036】また、請求項5の発明によれば、上部空気
通路に、ドレーン配管に接続されたドレーンクーラを配
置しているので、高温のドレーンをファンによって送ら
れた風を利用して効果的に冷却することができる。
【0037】また、請求項6の発明によれば、ドレーン
クーラの内部の仕切り板の端面と上記ドレーンクーラの
蓋とが、接触しているが固定されていないので、ドレー
ン配管の異常高圧時に上記蓋が撓んで、上記仕切り板と
蓋とが離間して、簡単な構造で、リリーフ機能を発揮で
き、ドレーン配管の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の油圧ユニットをアッパ
ーカバーを取り除いた状態で示す平面図である。
【図2】 上記実施例の油圧ユニットの縦断面図であ
る。
【図3】 上記実施例の油圧ユニットをサイドカバーを
取り除いた状態で示す側面図である。
【図4】 上記実施例の油圧ユニットの架台側係合部と
スカート部側係合部との遊嵌状態を示す断面図である。
【図5】 上記実施例のドレンクーラの分解図である。
【符号の説明】
1…動力部、2…タンク、5…ファン付きモータ、6…
ポンプ、11…タンク本体、12…スカート部、12b
…穴、13,14,15,16…配管、21…サイドカバ
ー、22…側部空気通路、31…アッパーカバー、32
…上部空気通路、35…ドレンクーラ、52…ボルト、
53…リング、55…ゴムリング。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−112281(JP,U) 実公 昭55−14872(JP,Y2) 実公 昭55−17731(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 53/00 F04B 21/00 F04D 29/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ(6)を連結したファン付モータ
    (5)を架台に搭載してなる動力部(1)と、 上記動力部(1)の上方に配置されたタンク本体(1
    1)と、そのタンク本体(11)を上記架台(3)以外
    の箇所に支持して上記架台(3)とは独立な関係にする
    と共に、上記動力部(1)の少なくとも一側面を開放
    し、他の側面をカバーするスカート部(12)を有する
    タンク(2)と、 上記タンク本体(11)の側面と、上記動力部(1)の
    側面を覆って、上記タンク本体(11)の側面との間に
    上記モータ(5)のファンによって送られた風が通る側
    部空気通路(22)を形成するように、上記タンク本体
    (11)に取り外し可能に取り付けられたサイドカバー
    (21)と、 上記タンク本体(11)の上部を覆って、上記タンク本
    体(11)の上面との間に、上記サイドカバー(21)
    の内側の上記側部空気通路(22)に連通する上部空気
    通路(32)を形成するように、上記タンク本体(1
    1)に取り外し可能に取り付けられたアッパーカバー
    (31)とを備えたことを特徴とする油圧ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1の油圧ユニットにおいて、上記
    側部空気通路(22)に上記ポンプ(6)に連通する配
    管(13,14,15,16)を配置したことを特徴とす
    る油圧ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の油圧ユニットにおい
    て、上記架台(3)に架台側係合部(52,53)を設
    けると共に、上記スカート部(12)に上記架台側係合
    部(52,53)に上下方向に係合可能なスカート部側
    係合部(12b)を設け、上記架台(3)を水平な地上
    に載置し、かつ上記スカート部(12)を上記地上に載
    置したときに、上記架台側係合部(52,53)と上記
    スカート部側係合部(12b)とは互いに接触せずに遊
    嵌し、上記架台(3)を上記地上に置いたままで、上記
    タンク(2)を引き上げると、上記スカート部側係合部
    (12b)と上記架台側係合部(52,53)とが上下
    方向に係合して、上記架台(3)を上記タンク(2)と
    共に引き上げることができるようにしたことを特徴とす
    る油圧ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3の油圧ユニットにおいて、上記
    架台側係合部(52,53)と上記スカート部側係合部
    (12b)との横方向の相対位置を規制する弾性スペー
    サ(55)を備えたことを特徴とする油圧ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    油圧ユニットにおいて、上記上部空気通路(32)に、
    上記ポンプ(5)からのドレン配管(14)に接続され
    たドレンクーラ(35)が配置されていることを特徴と
    する油圧ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5の油圧ユニットにおいて、上記
    ドレンクーラ(35)の内部の仕切板(43)の端面と
    上記ドレンクーラ(35)の蓋(45)とは、接触して
    いるが固定されていなくて、ドレン圧力の異常高圧時
    に、上記蓋(45)が撓んで、上記仕切板(43)と蓋
    (45)とが離間して、ドレーンを下流に流すリリーフ
    機能を有するようにしたことを特徴とする油圧ユニッ
    ト。
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