JP2006017096A5 - - Google Patents

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エンジン駆動作業機
本発明は、エンジン駆動の圧縮機、発電機、又は溶接機等の作業機本体を筐体内に配置したエンジン駆動作業機であって、筐体外壁上方に開口した開口部を貫通して突出した排気管のカバー構造に関する。
従来より本発明の属するマフラーが筐体内部に配設され、該マフラー排気管の外部への取り出し方は、水平に取り出したり筐体上面より垂直に取り出したりしており、排気管の貫通している筐体外壁部に設けられた開口部には筐体内部への雨水の浸入を防ぐための手段が講じられている。
例えば図4,5に示したように筐体180の排風通路181内に配設されたマフラー70の排気管75を筐体上部の開口部を貫通して配設した場合に於いては、筐体180上面に一段高くした取付台185を配設し、該取付台185の中央部に開けられた穴185aを貫通する排気管75を排気管外径と同じ曲率の切欠175a,176aを有する耐熱性のあるシール部材175,176で両側より押さえ込み、更にその上に覆い被せるように鉄製の押さえ板170,171で排気管75の外周と取付台185の穴185aとの間の間隙を塞ぐ手段が講じられている。
シール部材175,176と押さえ板170,171との固定は図示しないボルトにて穴170b,175bを貫通させ、ねじ穴185bとにより螺着せしめている。更に前記排気管75の端部には管フランジ75bを形成し、該管フランジ75bと継合して排気方向を垂直方向から水平方向に変え、排気管内への雨水の浸入を防止するフード85cを有する排気管85を配設したうえ、上方からの雨水の浸入を妨げるカバー187を前記排気管85と前記排気管75と前記取付台185等を覆い被す形で形成している。
また、図6に示すように筐体180の排風通路181内に配設されたマフラー70より排気管75を外部に導くため筐体外壁上部に形成された開口部180aを貫通して形成し、さらに該排気管75の管端に嵌入するように形成されたフード85cを有する排気管85を嵌着し、前記排気管75と前記排気管85の結合を完全ならしめるため、前記フード85cの外側に締付部材86を環装して固定ボルト87により固定する排気管構造としている。
下側が解放した筒形や箱形の凹形カバー92が前記開口部180aを筐体180の上方より覆い被す形で前記排気管75を貫通して配設され、該凹形カバー92は、前記排気管75に嵌装して固設された取付板76にボルト93により螺着されている
また、図7に特許文献1の図3を示し、該考案によればキュービクル203内にディーゼル機関201が配設され、前記ディーゼル機関201の排気管201aがフランジ204を介して消音器207をキュービクル203内に担持し、さらに消音器207はフランジ204IIを介して排気接続管210をキュービクル203外に導くように垂直に担持している。
前記排気接続管210がキュービクル203内部からキュービクル203外部へ貫通する部分には振動遮断空間Sを有する排気管貫通穴203aと該管貫通口の縁に円筒体211が水密にして上方に立ち上がっている。また前記排気接続管210の垂直部の排気管には、前記円筒体211を空間を隔てて覆うカバー212が直接水密にして嵌装されている。このため前記ディーゼル機関201の振動がキュービクル203に伝わることなく、しかも雨滴等が前記キュービクル203内に入らないような雨じまいとしてのカバー212と円筒体211とによる考案が開示されている。
実用新案公報 昭57−20953
しかしながら図4,5で示した従来例では構造が複雑でありマフラー70や排気管75が揺動する場合には該構造では振動を吸収する事はできない。図6で示した従来例のカバー92は排気管75に嵌着した取付板76を専用に配設しなければ成らず、しかも該取付板76では該排気管75の先端に取り付ける他の排気管の支持には流用する事ができず、他の支持部材であるフード85cや締付部材86等を配設せねば成らない。しかもマフラー70の揺動が激しい場合は該フード85cや締付部材86等の構成では不向きに成る事がある。
また図7で開示したカバー212では前記排気接続管210の垂直部の排気管と直角にして水密に固着せねば成らず、しかも外部に出ているため損壊により部品交換をする場合に於いて前記排気接続管210とカバー212は組立完成品として交換せねばならず不合理であった。また該考案の開示例では排気接続管210を使用者側で容易に変更する事は考慮しておらず、設置が限られる事もある。
課題を解決する為の手段
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項1に記載の如く、少なくともエンジンとエンジンに駆動される作業機本体とマフラーとが略直方体の筐体内に配設されており、前記マフラーは筐体内に直接または防振支持のうえ配設され、該マフラー排出側の排気管が前記筐体上面に大気に連通して成る開口部を貫通し、前記開口部の周囲を囲繞して立設した縦壁を有しているエンジン駆動作業機であって、前記排気管は筐体上面の前記開口部を囲繞する縦壁の高さを超える上方の端部に管フランジを有していて、該管フランジは他の管フランジを有する第2の排気管を担持し、前記両管フランジの間に前記開口部周囲を囲繞して立設する縦壁を覆い被す下に向いた凹形カバーが前記縦壁との間に空隙を有して配設され、該凹形カバーの略中央部には前記管フランジ内径と略同等の円形の穴が開けられおり、該円形の穴の周囲には前記管フランジの取付穴と係合する位置に取付穴を有する構成とする。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項2に記載の如く、請求項1エンジン駆動作業機であって、前記筐体上面の開口部は上方が大気に解放され、下方が筐体内部の排風通路側に開口しているものであって、該エンジン駆動作業機の運転中に於いては前記筐体上面の開口部には排風の一部が前記排風通路側より大気に連通している上方に向かって流れる構成とする。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては、請求項3に記載の如く、請求項1のエンジン駆動作業機であって、前記マフラーの排出側の排気管が筐体上面を垂直に貫通し、該排気管端部に形成された管フランジは該管フランジ上端面より排気管端部が突出する構造とする。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては、請求項4に記載の如く、請求項1のエンジン駆動作業機であって、前記両管フランジが前記凹形カバーに当接する部分にガスケットを挿入する。
発明の効果
本発明は、上述のように構成する事により、次のような効果を奏する。
排風通路に直接または防振支持のうえ配設されマフラーの排気管が筐体上部の貫通口を貫通して筐体外部に突出する管端部に管フランジを有し、該管フランジにて担持される管フランジを有する第2の排気管を配設できる構造としたため、機械の設置業者側や使用者側で第2の排気管を容易に変更可能であり、またマフラーの排気管端の管フランジと前記第2の排気管との間に他の排気管を配設する事も可能となる。前記両管フランジ間に前記凹形カバーを挟み込む構造により前記凹形カバー取付板の配設が不要となり安価な機械の提供に寄与する。
また前記マフラーの排気管が筐体上部の外壁に形成された開口部を貫通し、該筐体の開口部周囲を囲繞して立設する縦壁を覆い被す下を向いた凹形カバーが前記両管フランジ間に配設されているため筐体外部から筐体内部への雨水の浸入を防止する事ができる。
前記下を向いた凹形カバーは、前記両フランジ間に挟まれて保持されるため単品部品として存在し、かつ部品交換や取り付けるための調整等が不要である。また前記マフラーの排気管が上方を向いて端部に配設された管フランジと前記マフラー排気管との関係は排気管先端が管フランジ接合面より所定の長さ寸法分突出しているため、この排気管に合わせて凹形カバーの中心の穴を嵌装すれば中心位置がずれる事なく容易にセットできる構造になっている。
またマフラーが防振部材等で保持されている等の理由により揺動が生じる場合に於いても前記マフラーの排気管と筐体上部に形成されている排気管貫通の為の開口部との隙間が自由に設定できるため振動による接触を防ぐ事ができる。また筐体上部の前記開口部よりエンジン停止時には筐体内の熱気を筐体外に排出できる効果もある。
マフラーが排風通路内に配設され、該排風の一部が前記筐体上部の開口部を通り、凹形カバーの内側表面を冷却しながら大気に解放されるため該凹形カバーを冷却し温度上昇を防止する事ができる。さらに両管フランジの間に挟まれた凹形カバーの上下方向両面にガスケットを配設した構造により、より排気管からの熱伝導を抑え、より安全で耐久性のある凹形カバーを提供する事ができる。
発明を実施する為の最良の形態
以下、図1乃至図3により本発明の実施例を示す。図の中に出てくる前後は、作業機本体側よりエンジン側を見ての前後としている。
図1、2は、本発明の一実施例を示すエンジン駆動作業機の側面図と斜視図である。該エンジン駆動作業機100は上部室110と下部室120とベース130とで構成されており、下部室120側壁には扉140を有している。ベース上にはエンジンEや作業機である発電機Gが図示しない防振部材にて防振支持されている。
また冷却ファンFがエンジンE前方に配設されており、冷却風はエンジン駆動作業機後部より吸引され下部室120を冷却後上部室110内に送られ、図示しない防振部材により支持されているマフラー70を冷却した後上部室110前方に形成されている排風口111より排出される。また上部室110の冷却風の一部は筐体外壁上部の開口部112を通過して凹形カバー90の内側表面を冷却した後、大気に解放される。
前記マフラー70の前方より排気管75が水平状態から垂直状態に緩やかに折れ曲がりながら上部室110の筐体外壁上面に開口した開口部112を貫通しながら上部室110の筐体上面に突出し、端部の管フランジにより他の管フランジを有する第2の排気管80を担持する構成になっている。前記両管フランジ間には凹形カバー90が開口部を下に向けて開口部112を覆い被すように配設されている。
図3は、本発明の凹形カバー90の詳細を示す図であり、以下詳細に説明する。上部室110内部に形成された排風通路に図示しない防振部材で支持されたマフラー70が配設されており、該マフラー70の排気ガスは排気管75により水平状態から緩やかに垂直状態に折れ曲がった排気管75aが上部室110筐体外壁上面の開口部112の上方に管端を突出している。該排気管75aの管端より所定の寸法だけ図示下側に入り込んだ位置に管フランジ75bが嵌装のうえ固着されている。
前記開口部112の内周全面を囲繞する立設した縦壁113が水密に形成されている。該立設した縦壁113と管フランジ75bとの間には所定の間隙を有している。また該管フランジ75bの外形寸法より前記開口部112の内寸法は大きく形成されている。
前記排気管75の管フランジ75b上にはガスケット94,外周が下側に折れ曲がった凹形カバー90,ガスケット94,管フランジ80aを端部に有する第2の排気管80の順に配設されている。該外周が下側に折れ曲がった凹形カバー90は空間を有して前記立設した縦壁113を覆い被すように配設され、外部からの雨水の浸入を防止している。管フランジ80aと管フランジ75bとの間はボルト160により強固に結合されている。
前記第2の排気管80は、前記管フランジ80aを管端に有する管80b,フード80cで構成され、該フード80cにより該第2の排気管80内部に入る雨水の侵入を防止している。
また実施例では下側に折れ曲がった凹形カバー90の結合部両面にガスケット94を介してフランジ間をボルト160により結合したが、該ガスケット94を取り外しても使用可能である。また前記凹形カバー90は略直方形をした形状で示したが円形状のものでも効果に変わりがない事は言うまでもない。耐熱性のあるシール部材175,176はシート状に加圧圧縮成形されたものを使用している。
図1は、本発明の一実施例を示すエンジン駆動作業機の側面図 図2は、本発明の一実施例を示すエンジン駆動作業機の斜視図 図3は、雨水防止用の凹型カバーの詳細図 図4は、従来例の雨水防止排気管構造 図5は、図4の詳細図 図6は、従来例である他の雨水防止排気管構造 図7は、従来例を示す特許文献1の図3を示す
符号の説明
E エンジン、 G 作業機本体(発電機)、 F 冷却ファン
70 マフラー、 75,75a,85 排気管
76 取付板、 75b,80 フランジ、 80 第2の排気管
80b,85b 管、 80c フード、 85cフード
86 締付部材、 87 固定ボルト、 90,92 凹型カバー
93 ボルト、 94 ガスケット、 100 エンジン駆動作業機
110 上部室、 111 排風口、 112 開口部
113 縦壁、 120 下部室、 130 ベース
140 扉、 170,171 押さえ板
170a,171a,175a,176a切欠
170b,171b,175b,176b 穴
175,176 シール部材、 180 筐体、 180a 開口部
181 排風通路、 185 取付台、 185a 穴
185b,185e ねじ穴、 201ディーゼル機関、 201a 排気管
203 キュービクル、 203a 排気貫通穴、 207 消音器
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