JP2012097593A - エンジン作業機 - Google Patents

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忠 後藤
Yuto Sakuragi
勇人 櫻木
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Abstract

【課題】簡単な構造で良好にマフラを放熱できると共に、雨天時に雨水が給排気口からケーシングの内部に浸入することを防止できるエンジン作業機を提供する。
【解決手段】床台13の上部にケーシング12を立設し、該ケーシング12内の床台に作業機14と該作業機14を駆動するエンジン15とを備えたエンジン作業機11とを配置し、前記ケーシング12の天井壁側に、前記エンジン15から排出される排ガスを外部に排出するマフラ26を配置する。該マフラ26に対向するケーシング12の天井壁12aに、給排気口27を設けると共に、該給排気口27からケーシング内に浸入する雨水を受け、排風室20まで案内するとともに、マフラ26と給排気口27とを連通させる通気部28cを有するガイド部材28を取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン作業機に係り、詳しくは、エンジンからの排気音を低減するマフラをケーシング上部の天井壁側に配置したエンジン作業機に関する。
従来、エンジン作業機では、エンジンから排出される排ガスをマフラを介して作業機の外部に排出しているが、マフラの温度が高温にならないように、ラジエータを通過した冷却風でマフラを冷却したり(例えば、特許文献1参照)、マフラと離れた位置のケーシングの天井壁に給排気口を形成し、該給排気口を流れる空気によってマフラの放熱を図るものがあった(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−121244号公報 特開2004−169705号公報
上述のように、ラジエータの冷却ファンにより発生した冷却風でマフラを冷却することができれば、マフラを効率よく冷却することができるが、冷却風をマフラに導くための整流板などを設ける必要があり、構造が複雑になってコスト上昇の要因となる。また、ケーシング内に収容する各種機器の大きさなどの制約から、冷却風が通る位置にマフラを設置できない場合は、マフラを冷却するための給排気口を設けることが行われているが、この給排気口からケーシングの内部に雨水が浸入してしまうという問題があった。
そこで本発明は、簡単な構造で良好にマフラを放熱できると共に、雨天時に雨水が給排気口からケーシングの内部に浸入することを防止できるエンジン作業機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のエンジン作業機は、ケーシングの内部に作業機と該作業機を駆動するエンジンとを配置し、ケーシング上部の天井壁内側に、該エンジンからの排気音を低減するマフラを配置したエンジン作業機において、前記ケーシング天井壁の前記マフラの上方位置に給排気口を設けると共に、該給排気口からケーシング内に浸入する雨水を受けてマフラの上部から排出するガイド部材を取り付けたことを特徴としている。さらに、前記ガイド部材は、該ガイド部材で受けた雨水を集めて排出する凹部を有していることを特徴としている。
本発明のエンジン作業機によれば、マフラの直上に位置するケーシングの天井壁に給排気口を設けたことにより、排ガスによって高温になったマフラを効率よく放熱させることができ、マフラを良好に冷却することができる。さらに、給排気口からケーシング内に浸入する雨水を受けて、排出部まで案内するガイド部材を設けたことにより、雨天時に雨水が給排気口からケーシングの内部に浸入することを防止でき、また、マフラやその固定部材などが水によって錆びたりすることを防止できる。さらに、ガイド部材に凹部を形成することにより、ガイド部材で受けた雨水を集めて効率よく排出することができる。
図2のI−I断面図である。 本発明の第1形態例を示すエンジン作業機の要部側面図である。 同じくエンジン作業機の平面図である。 同じく側面図である。 本発明の第2形態例を示すエンジン作業機の要部断面図である。 本発明の第3形態例を示すエンジン作業機の要部断面図である。 本発明の第4形態例を示すエンジン作業機の要部断面図である。
図1乃至図4は、本発明の第1形態例を示すもので、本形態例のエンジン作業機11は、防音構造を有するケーシング12の下部に設けられている床台13の上に、発電機やコンプレッサ、油圧ユニットなどの作業機14や、該作業機14を駆動するエンジン15などの機器を収容するとともに、床台13の下部に、防油堤16を連設し、該防油堤16の内部に燃料タンク17を収容している。
ケーシング12の内部は、仕切壁18によって左右のエンジン室19と排風室20とに区画され、エンジン室19には、前記作業機14と前記エンジン15とが収容され、仕切壁18に形成した開口にはラジエータ21が取り付けられている。また、エンジン室19には、複数の吸気口22が設けられており、ファン23によって吸気口22からエンジン室19内に吸引した外気を、前記ラジエータ21を通して前記排風室20の上部に設けた排風口から外部上方に向けて排出するように形成している。
また、エンジン室19の上部には、ケーシング12の天井壁12a及び前面壁12bとの内隅部に、排風室20側が開口したマフラ収納室25が設けられており、該マフラ収納室25内に、排気音を低減させるマフラ26が収容され、底板25aの上にバンド25bによって固定されている。エンジン15からの排気マニホールド15aは、マフラ収納室25の側板25cを貫通してマフラ26に接続しており、マフラ26からの排気管26aの先端は、排風室20内に開口している。
マフラ26の直上に位置するケーシング12の天井壁12aには、マフラ26の長手方向に沿って複数の貫通孔27aを配列した給排気口27,27が2列に設けられており、各給排気口27,27の下方、天井壁12aの下面とマフラ26の上面との間には、ガイド部材28が設けられている。
ガイド部材28は、マフラ26の長さより長く、給排気口27の幅より広い寸法を有する1枚の板材を加工して形成されたもので、各給排気口27,27の下方にそれぞれ位置して雨天時に給排気口27からケーシング12の内部に浸入する雨水を受ける樋部28a,28aと、該樋部28a,28aの間に位置して前記マフラ26の周囲空間と前記給排気口27とを連通させるための複数の通気孔28bを有する通気部28cと、樋部28a,28aの幅方向両側縁から天井壁12a側に立ち上がる取付片28d,28dと、樋部28aと通気部28cとの間から上方に立ち上がった堰部28eとを備えており、各取付片28dの先端部が天井壁12aにそれぞれ取り付けられる。また、取付片28d,28dは、排風室20に向けて立上り寸法が漸次長く形成され、ガイド部材28は、排風室20側に向けて漸次下方に傾斜して設けられている。
上述のように形成されたエンジン作業機11では、排ガスによって高温になったマフラ26の外面に接触して温度が上昇した空気を、ガイド部材28の複数の通気孔28bと、マフラ26の上方に配置されたケーシング12の天井壁12aに設けた給排気口27,27とを通してケーシング12の外部に排出することができるので、マフラ26を効率良く放熱することができる。
また、雨天時に、給排気口27,27からケーシング12の内部に浸入する雨水は、樋部28a,28aで受けることによってマフラ26に雨水が当たることを防止でき、樋部28a,28aで受けた雨水は、樋部28a,28aの傾斜に伴って、排風室20側に排出される。これにより、排風室20以外のケーシング12の内部に雨水が浸入することを防止できるとともに、マフラ26やバンド25bなどが水で濡れて錆が発生することを防止できる。また、排風室20に排出された雨水は、排風口から排風室20内に浸入した雨水と共に、排風室20の下部に設けられている水抜き部(図示せず)から外部に排出される。
図5乃至図7は、本発明の他の形態例を示すもので、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号をそれぞれ付して、その詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の第2形態例を示すもので、本形態例のガイド部材28は、樋部28a,28aの底面28f,28fの取付片28d,28d側を床台13方向に窪ませて溝状の凹部28g,28gを形成し、該凹部28g,28gに雨水を集めて排風室20に排出するようにしている。これにより、ガイド部材28で受けた雨水を凹部28g,28gに集めて効率よく排出することができ、樋部28aの底面28f上に雨水が溜まることを効果的に抑えることができる。
図6は、本発明の第3形態例を示すもので、本形態例における給排気口27は、マフラ26の幅方向中央に対応するケーシング12の天井壁12aに形成されている。ガイド部材28は、給排気口27の幅よりも広い幅寸法を有しており、ガイド部材28の幅方向中央部の給排気口27の下方位置に樋部28hが形成され、該樋部28hの幅方向両側に複数の通気孔28bを備えた通気部28iがそれぞれ形成され、ガイド部材28の両側縁からそれぞれ上方に立ち上がった取付片28kの先端が天井壁12aにそれぞれ取り付けられている。
図7は、本発明の第4形態例を示すもので、本形態例の給排気口27は、前記第3形態例と同様に、マフラ26の幅方向中央に対応するケーシング12の天井壁12aに形成されている。ガイド部材28も、前記第3形態例と同様に、給排気口27の幅よりも広い幅寸法を有しており、ガイド部材28の両側縁からそれぞれ上方に立ち上がった取付片28mの先端が天井壁12aにそれぞれ取り付けられている。給排気口27の下方位置に対応するガイド部材28の幅方向中央部には、堰部28eに挟まれた状態で樋部28nが設けられており、該樋部28nの両側に通気部28p,28pがそれぞれ設けられている。
通気部28pは、底面28fの取付片28m側が下方に屈曲して凹部28gがそれぞれ形成され、底面28fの堰部28e側の水平面部と、取付片28mとにそれぞれ複数の通気孔28bがそれぞれ形成されている。このように、取付片27mの上部に通気孔28bを設けることにより、マフラ収納室25の上部からも昇温した空気を効率よく排出することができる。
尚、本発明は、防油堤の内部に燃料タンクを収容したものに限らず、燃料タンクをケーシング内に備えたものでもよく、各種機器のレイアウトやケーシングの形状などは任意である。また、ガイド部は、少なくとも樋部を備えていればよく、樋部と天井壁との間に空気が流通する通気部となる隙間を形成したものであってもよい。さらに、樋部からの雨水の排出は、排風室に流下させるものに限らず、パイプなどの排水部材を用いて雨水を外部に排出するように形成することもできる。
11…エンジン作業機、12…ケーシング、12a…天井壁、12b…前面壁、13…床台、14…作業機、15…エンジン、15a…排気マニホールド、16…防油堤、17…燃料タンク、18…仕切壁、19…エンジン室、20…排風室、21…ラジエータ、22…吸気口、23…ファン、25…マフラ収容室、25a…底板、25b…バンド、25c…側板、26…マフラ、26a…排気管、27…給排気口、27a…貫通孔、28…ガイド部材、28a,28h,28n…樋部、28b…通気孔、28c,28i,28p…通気部、28d,28k,28m…取付片、28e…堰部、28f…底面、28g…凹部

Claims (2)

  1. ケーシングの内部に作業機と該作業機を駆動するエンジンとを配置し、ケーシング上部の天井壁内側に、該エンジンからの排気音を低減するマフラを配置したエンジン作業機において、前記ケーシング天井壁の前記マフラの上方位置に給排気口を設けると共に、該給排気口からケーシング内に浸入する雨水を受けてマフラの上部から排出するとともに、前記マフラと前記給排気口とを連通させる通気部を有するガイド部材を取り付けたことを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記ガイド部材は、該ガイド部材で受けた雨水を集めて排出する凹部を有していることを特徴とする請求項1記載のエンジン作業機。
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