JP2001303945A - 建設機械の排気装置 - Google Patents

建設機械の排気装置

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JP2001303945A
JP2001303945A JP2000128361A JP2000128361A JP2001303945A JP 2001303945 A JP2001303945 A JP 2001303945A JP 2000128361 A JP2000128361 A JP 2000128361A JP 2000128361 A JP2000128361 A JP 2000128361A JP 2001303945 A JP2001303945 A JP 2001303945A
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JP
Japan
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pipe
exhaust
engine
construction machine
exhaust pipe
Prior art date
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Application number
JP2000128361A
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English (en)
Inventor
Takayuki Makioka
孝行 牧岡
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で製作コストも安価で、取り付け
作業も簡単なエンジンガスの排気装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】 建設機械のエンジンの排気ガスを排出す
る排気装置において、マフラの出口側に設けられた排気
管の出口端の外径が終端に向かって小さくなるように形
成し、該排気管と接合するテールパイプの内径を該排気
管の外径と略同一に形成して嵌合可能に構成し、該嵌合
部に水溜まり部及び水抜き穴を形成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械に搭載
のエンジンからの排気ガスを放出する排気装置の構造の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械では、上部旋
回体はカバーで覆われており、このカバーの内部にエン
ジン室が設けられ、エンジンはそのエンジン室に配置さ
れている。エンジンからの排気ガスは排気管を介してカ
バーの外部に排出される。この排気管には排気ガスの急
膨張による騒音を防止するために途中にマフラが設けら
れるとともに、マフラからの排気ガスをカバー外部に放
出するためにテールパイプがマフラの出口側に設けられ
る。テールパイプのカバーから突き出たガス排出口は横
向き又は上向きに大気に開放されている。このために、
作業をしていないときに雨が降ると雨水がガス排出口か
ら侵入し、テールパイプ内又はマフラ内に溜まり、ある
いはエンジン内に侵入し、エンジンの始動時に排気ガス
とともにすすが溶融した水滴が機器の上に滴下し、機器
を汚たり、錆び易くさせる等の問題があった。
【0003】この問題を解決するために、従来装置とし
て、例えば公開特許公報、特開2000−34742に開示され
ているものがある。以下、従来装置1という。これを図
3,図4を利用してこの装置を説明する。図3におい
て、エンジン50の排気口に排気管51が接続され、排
気管51の出力端はマフラ52の入力パイプ52aに接
続されている。また、図4に示すように、マフラ52の
出力パイプ52bの頂部開口がハウスカバー54の開口
55と対面して、裏面と略同一高さに配設されている。
開口55にはテールパイプ56がブラケット57により
ハウスカバー54の上面に固定されている。テールパイ
プ56の頭部には開口56aが大気中に開放されてい
る。
【0004】また、テールパイプ56の下端部は下側に
向かって広がっているとともに、この部分に開口56a
より侵入し、テールパイプ56の内側面を伝わって下方
に流れ落ちる雨滴を補足するポケット部56cが設けら
れている。ポケット部56cの下端に溜まった雨滴を排
出するための排出管57が接続されている。なお、テー
ルパイプ56と出力パイプ52bの間には隙間を設けて
あり、この隙間より空気が侵入し、排気ガスとともに開
口56aより放出され、エゼクタ効果により排気ガスの
排出が良好に行われるように構成されている。
【0005】以上に説明した構成により、従来装置1で
はエンジン50の排気ガスは排気管51を通り、マフラ
52を通過してテールパイプ56の開口56aより大気
中に放出される。また、エンジン停止中に開口56aよ
り雨滴が侵入しても雨滴はポケット部56cに溜まり、
排出管57より排出される。
【0006】図5は別の従来装置を示す。これは、公開
特許公報、第特開平10―317957号に開示されている装置
である。以下、従来装置2という。図5において、従来
装置1と同じ機能の構成要素には同じ参照番号を付して
詳細な説明を省略する。従来装置2においては、テール
パイプ60は平行部配管60a、曲がり部配管60c、
雨水溜め部60bで構成され、雨水溜め部60bは太い
パイプからなり、その両側から平行部配管60a、曲が
り部配管60cとが貫通し、両者は隙間を設けて配置さ
れている。
【0007】従来装置2は上記の構成により以下のよう
に機能する。即ち、エンジン50からの排気ガスは排出
管51を通り、マフラ52を通って、テールパイプ60
の曲がり部配管60cから大気中に排出される。また、
エンジン停止中にテールパイプ60に侵入した雨滴は曲
がり部配管60cの内面を伝わり、雨水溜め部60bに
溜まる。雨水溜め部60bに溜まった雨水はエンジンの
運転中に加熱され、蒸発し、排気ガスと一緒に大気中に
排出される。
【0008】以上説明したように、従来装置1はテール
パイプ56の内側にポケット部56cを設ける必要があ
り、製作コストが高価になるという課題があった。ま
た、テールパイプ56はブラケット57を利用してボル
ト等によりハウスカバー(又はエンジンカバー)に固定
するため、取り付け作業も複雑になるという欠点もあっ
た。また、従来装置2では、雨水溜め部60bが2重管
になっており、その内部に平行部配管60a、曲がり部
配管60cの一端部を固定しているために構成が複雑で
製作コストが高価になるという課題があった。また、取
り付け作業も複雑になるという欠点もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな背景の下になされたもので、構造が簡単で製作コス
トも安価で、取り付け作業も簡単なエンジンガスの排気
装置を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を採用している。即ち、請求項1
記載の発明は、建設機械のエンジンの排気ガスを排出す
る排気装置において、マフラの出口側に設けられた排気
管の出口端の外径が終端に向かって小さくなるように形
成し、該排気管と接合するテールパイプの内径を該排気
管の外経と略同一に形成して嵌合可能に構成し、該嵌合
部に水溜まり部を形成したことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、前記排気管とテールパイプの接合部分に
形成された水溜まり部に水抜き用穴を設けたことを特徴
としている。
【0012】
【発明の実施形態】図1は本発明の実施形態の要部を示
した図である。図2は実施形態を利用した排気装置全体
の平面図(A)と側面図(B)を示した図である。以
下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明す
る。
【0013】図2において、エンジン10のガス排気口
12に排気ガス導管13が接続され、排気ガス導管13
の終端は消音マフラ14の入り口部に接続されている。
マフラ14の出口部には短管状の排気管15が溶接その
他により固設されている。排気管15はエンジンカバー
(又はハウスカバー)16の内側(図の下側)に配置さ
れている。排気管15にテールパイプ17が嵌合及び取
り外し可能に接続されている。テールパイプ17の出口
端は排気ガスを大気中に放出しやすいようにエンジンカ
バー16の外側に配置され、かつ排気口も上向き又は横
向きに設けられている。なお、ストッパー25が排気管
15に設けられていて、テールパイプはこれ以上に下方
に移動しない。
【0014】マフラ14には消音の効率を上げるために
種々の内部構造が知られている。ここでは従来から知ら
れている構造又は新規な構造のマフラを使用することが
できる。なお、マフラ14はブラケット18によって固
定されている。図1はテールパイプ17の詳細拡大図を
示した図である。この図に示すように、排気管15の終
端部は外径が小さくなるように絞られており、絞られた
部分とテールパイプ117との間に侵入してきた雨水が
溜まるように水溜まり部20が形成されている。テール
パイプ17に水抜き穴21が水溜まり部20の下部に位
置する部分に設けられており、水抜き穴21にはドレイ
ンパイプ22が固設されている。
【0015】本実施形態は以上の構成により、以下のよ
うに機能する。即ち、エンジン停止中に雨水がテールパ
イプ17の開口17aから侵入した場合、雨滴はテール
パイプの内側面を伝わりながら下方に落ちて水溜まり部
20に溜まる。水溜まり部20に溜まった雨水は水抜き
穴21、ドレインパイプ22によって外部に排出され、
雨水に溶けたすすなども同時に排出される。また、残っ
た雨水の少量は、エンジン運転中に排気ガスに加熱さ
れ、蒸発して排気ガスと同時に排出される。
【0016】以上に説明したように本実施形態のテール
パイプは構成が簡単であり、従来装置に比べて製作コス
トが安価になるという効果がある。また、組み立て、分
解、掃除等の作業も容易になるという効果もある。
【0017】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、テールパイプは構成が簡単であり、従来装置に
比べて製作コストが安価になるという効果がある。ま
た、組み立て、分解、掃除等の作業も容易になるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の要部を示した図である。
【図2】 実施形態を利用した排気装置全体の平面図
(A)と側面図(B)を示した図である。
【図3】 従来の排気装置を示す図である。
【図4】 従来装置のテールパイプの詳細拡大を示す図
である。
【図5】 従来の別の排気装置を示す図である。
【符号の説明】
10 エンジン 14 マフラ 15 排気管 17 テールパイプ 20 水溜まり部 21 水抜き穴 22 ドレインパイプ 25 ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のエンジンの排気ガスを排出
    する排気装置において、マフラの出口側に設けられた排
    気管の出口端の外径が終端に向かって小さくなるように
    形成し、該排気管と接合するテールパイプの内径を該排
    気管の外径と略同一に形成して嵌合可能に構成し、該嵌
    合部に水溜まり部を形成したことを特徴とする建設機械
    の排気装置。
  2. 【請求項2】 前記排気管とテールパイプの接合部分に
    形成された水溜まり部に水抜き用穴を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の建設機械の排気装置。
JP2000128361A 2000-04-27 2000-04-27 建設機械の排気装置 Pending JP2001303945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007556A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Komatsu Ltd 排気ガス浄化装置
JP2012097593A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd エンジン作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007556A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Komatsu Ltd 排気ガス浄化装置
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