JP3514292B2 - 内燃機関における吸気装置 - Google Patents

内燃機関における吸気装置

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air
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伸一 難波
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関におい
て、その各気筒に大気空気を導入するための吸気装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
内燃機関においては、各気筒に導入される大気空気をエ
アクリーナで濾過し、ダスト等を除去するようにしてい
るが、前記エアクリーナは、可成り大きい容積が必要で
あることから、最近では、このエアクリーナを、例え
ば、実開平2−147855号公報等に記載されている
ように、内燃機関の上面に配設するようにしている。 【0003】しかし、最近の内燃機関においては、その
上面に、各気筒の各々に対する点火コイルを、上向きに
突出するように配設しているから、この上に、エアクリ
ーナを配設することは、内燃機関の上面からエアクリー
ナの上面までの高さが、前記点火コイルの突出寸法だけ
高くなり、換言すると、エアクリーナを含めた全体の高
さが高くなると言う問題があった。 【0004】本発明は、この問題を解消した吸気装置を
提供することを技術的課題とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「内燃機関の上面に、各気筒の各々に
おける点火コイルを設けて、更に、その上方に、エアク
リーナを配設して成る吸気装置において、前記エアクリ
ーナにおける底板のうち前記各点火コイルに該当する部
分に、当該点火コイルが嵌まる凹所を設ける一方、前記
エアクリーナにおける内部のうち前記各凹所間の部分
を、当該エアクリーナへの空気導入管から当該エアクリ
ーナにおけるフイルタエレメントに向かって横幅寸法を
次第に拡大するように延びる流れ通路に形成する。」と
言う構成にした。 【0006】 【発明の作用・効果】このように、エアクリーナにおけ
る底板のうち各点火コイルに該当する部分に、当該点火
コイルが嵌まる凹所を設けることにより、内燃機関の上
面からエアクリーナの上面までの高さを、点火コイルが
エアクリーナの底板の下面に設けた凹所に嵌まる分だけ
低くすることができる。 【0007】しかし、このようにエアクリーナにおける
底板に、各点火コイルが嵌まる凹所を設けると言う構成
であると、エアクリーナの内部を空気導入管からフイル
タエレメントに向かって流れる空気の一部が、前記各凹
所間の狭い部分を通過するときにおいて、その流れ速度
が早くなり、換言すると、局部的に早い速度のままでフ
イルタエレメントに向かうことになるから、フイルタエ
レメントに対して空気流れの偏流が発生する。 【0008】これに対して、前記したように、エアクリ
ーナにおける内部のうち前記各凹所間の部分を、当該エ
アクリーナへの空気導入管から当該エアクリーナにおけ
るフイルタエレメントに向かって横幅寸法を次第に拡大
するように延びる流れ通路に形成したもので、これによ
り、エアクリーナの内部を流れる空気のうち各凹所の間
を流れる空気は、前記幅寸法が次第に拡大する流れ通路
によって横方向に広げられることになるから、フイルタ
エレメントに対する偏流の発生を確実に低減できて、フ
イルタエレメントの全体にわたって空気を分散できるの
である。 【0009】従って、本発明によると、内燃機関の上面
にエアクリーナを配設した場合に、このエアクリーナを
含む全体の高さを、エアクリーナにおけるフイルタエレ
メントに対する空気流れの偏流を低減した状態のもと
で、確実に低くすることができるのであり、しかも、エ
アクリーナの底板の強度を、これに凹所を設けたことに
よって向上できるから、底板の膜振動による騒音の増大
を確実に低減できる効果を有する。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3の図面について説明する。この図において、符
号1は、シリンダボアの軸線1aを鉛直線2に対して適
宜角度θだけ傾斜して車両に搭載した内燃機関を示し、
この内燃機関1の上面には、各気筒ごとの点火コイル3
が設けられ、また、その長手方向の一側面1bには、吸
気マニホールド4が取付けられている。 【0011】前記内燃機関1及び吸気マニホールド4の
上方には、ダストサイドケース6とクリーンサイドケー
ス7とをその間にフイルタエレメント(図示せず)を挟
んで着脱自在に接合して成るエアクリーナ5が、当該エ
アクリーナ5におけるダストサイドケース6が内燃機関
1の上方に、クリーンサイドケース7が吸気マニホール
ド4の上方に各々位置するように配設され、このエアク
リーナ5におけるダストサイドケース6には空気導入管
8が接続され、また、このエアクリーナ5におけるクリ
ーンサイドケース7は、前記吸気マニホールド4に接続
されている。 【0012】そして、前記エアクリーナ5におけるダス
トサイドケース6の底板6aのうち、前記各点火コイル
3に該当する部分の各々に凹所9を設けることにより、
この凹所9内に各点火コイル3を嵌めるように構成す
る。一方、前記エアクリーナ5におけるダストサイドケ
ース6の内部のうち前記各凹所9間の部分を、空気導入
管8からダストサイドケース6とクリーンサイドケース
7との間に挟んだフイルタエレメントに向かって横幅寸
法を次第に拡大するように延びる流れ通路10に形成す
る。 【0013】この構成において、エアクリーナ5におけ
るダストサイドケース6内に空気導入管8から流入した
空気は、ダストサイドケース6内を、当該ダストサイド
ケース6とクリーンサイドケース7との間に挟んだフイ
ルタエレメントに向かって流れ、その一部は、前記各凹
所9間の部分を流れるが、各凹所9間の部分は、前記し
たように、空気導入管8からダストサイドケース6とク
リーンサイドケース7との間に挟んだフイルタエレメン
トに向かって横幅寸法を次第に拡大するように延びる流
れ通路10に形成されていることにより、前記各凹所9
間の部分を流れる空気は、前記幅寸法が次第に拡大する
流れ通路10によって横方向に広げられることになるか
ら、フイルタエレメントに対する偏流の発生を確実に低
減できて、フイルタエレメントの全体にわたって空気を
分散できるのである。 【0014】なお、内燃機関1を、車両に、そのシリン
ダボアの軸線1aを鉛直線2に対して適宜角度θだけ傾
斜して搭載した場合、その上面に配設したエアクリーナ
5におけるダストサイドケース6内の底面には、水が溜
まることになるが、この水は、前記各凹所9間における
流れ通路10を通ってフイルタエレメント側に流れたの
ち、ダストサイドケース6の底板6aに穿設した小さい
水抜き孔11から順次排出される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。 【図2】図1のII−II視平断面図である。 【図3】図1のIII −III 視断面図である。 【符号の説明】 1 内燃機関 1a シリンダボアの軸線 3 点火コイル 4 吸気マニホールド 5 エアクリーナ 6 ダストサイドケース 7 クリーンサイドケース 8 空気導入管 9 凹所 10 流れ通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/04 F02M 35/024 F02M 35/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】内燃機関の上面に、各気筒の各々における
    点火コイルを設けて、更に、その上方に、エアクリーナ
    を配設して成る吸気装置において、 前記エアクリーナにおける底板のうち前記各点火コイル
    に該当する部分に、当該点火コイルが嵌まる凹所を設け
    る一方、前記エアクリーナにおける内部のうち前記各凹
    所間の部分を、当該エアクリーナへの空気導入管から当
    該エアクリーナにおけるフイルタエレメントに向かって
    横幅寸法を次第に拡大するように延びる流れ通路に形成
    したことを特徴とする内燃機関における吸気装置。
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