JPH0599459A - エンジン駆動熱ポンプの室外機 - Google Patents

エンジン駆動熱ポンプの室外機

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JPH0599459A
JPH0599459A JP25654791A JP25654791A JPH0599459A JP H0599459 A JPH0599459 A JP H0599459A JP 25654791 A JP25654791 A JP 25654791A JP 25654791 A JP25654791 A JP 25654791A JP H0599459 A JPH0599459 A JP H0599459A
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Hisashi Kazuta
久 数田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台を設置する場合にも、コンパクトな設
置を可能にしながら、メンテナンス性を向上するように
したエンジン駆動熱ポンプの室外機を提供する。 【構成】 エンジン2及びその補器類30を収納したエ
ンジンルーム1を下部に配置すると共に、該エンジンル
ーム1の上方にエンジンルーム上面を開放するように熱
交換器10を配置し、かつ前記エンジンルーム1の少な
くとも上面1aと前面1bとをメンテナンス用開口とし
て開閉自在にしたエンジン駆動熱ポンプの室外機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン駆動熱ポンプの
室外機に関し、さらに詳しくは複数台をコンパクトに設
置可能にしながらメンテナスン性を向上したエンジン駆
動熱ポンプの室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷暖房装置として熱ポンプを利用するも
のがあるが、その熱ポンプの冷媒圧縮用の圧縮機をエン
ジン(内燃機関)によって駆動するようにしたものがあ
る。このようなエンジン駆動熱ポンプでは、機器の管理
上から、エンジン及び補器類と共に、冷媒循環系に接続
した熱交換器を一つの箱体に収納して室外機として設置
するようにし、これら機器類を定期的にメンテナンスで
きるようにしている。
【0003】このため室外機は、外周面にメンテナスン
ス用開口を設け、蓋板によって開閉自在にしている。し
かし、このメンテナスンス用開口は、一面だけではエン
ジンや補器類の一部が全く見えなくなったり、手が入ら
なかったりすることがあるため、従来の室外機では前面
と側面との複数の面に開閉自在な蓋板を設けるような構
成になっていた。
【0004】ところで、一般に上記室外機はビルの屋上
や家屋の外壁に近接させて設置される。また、必要とさ
れる冷暖房の容量によっては、エンジン駆動熱ポンプが
複数台設置され、室外機も複数台並べて設置されるよう
になる。ところが従来の室外機は、上述したように前面
と側面とにメンテナスンス用開口を設けているため、図
7に示すように複数台の室外機Mを壁面Wに接するよう
に並べるとき、隣接し合う室外機の間にメンテナンス用
の空間Sを介在させることを余儀なくされる。すなわ
ち、図8のように室外機Mの側面同士を密着するように
設置することができず、そのため設置スペースが大きく
なってしまうという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
台を設置する場合にもコンパクトな設置を可能にしなが
ら、メンテナスン性を向上するようにしたエンジン駆動
熱ポンプの室外機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、エンジンにより圧縮機を駆動し、該圧縮機で圧縮
した冷媒を熱交換器を有する冷媒循環回路に強制循環す
るエンジン駆動熱ポンプにおいて、前記エンジン及びそ
の補器類を収納したエンジンルームを下部に配置すると
共に、該エンジンルームの上方にエンジンルーム上面を
開放するように前記熱交換器を配置し、かつ前記エンジ
ンルームの少なくとも上面と前面とをメンテナンス用開
口として開閉自在にしたことを特徴とするものである。
【0007】このようにメンテナンス用開口をエンジン
ルームの少なくとも上面と前面とに設けたため、室外機
の前面側の一方向だけからメンテナンス作業をすること
が可能になる。その結果、複数台を並べて設ける場合に
も、側面同士を密着させて配置することができるように
なる。さらにメンテナンス用開口を前面だけでなく、上
面にも設けているから、二面からの作業を可能にするこ
とによってメンテナンス性を十分に向上することができ
る。
【0008】また、上記構成において、エンジンを長手
方向前端部を上方に向けて前傾配置するようにした場合
には、エンジンや補器類をメンテナンス用開口に臨ませ
ることができ、メンテナンス作業を一層しやすくするよ
うになる。また、エンジンルーム並びに室外機の高さを
低くすることができるようになる。
【0009】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例からなるエン
ジン駆動熱ポンプの室外機を示すものである。室外機M
は箱状の外枠20を有し、その下部にエンジンルーム1
を設けている。さらに、このエンジンルーム1の側部
に、熱ポンプ駆動系の電装品箱21、冷媒循環系のバル
ブユニット22、アキュムレータ23、オイルタンク2
4などの冷媒配管系機器30が配置されている。
【0010】上記エンジンルーム1の内部には、エンジ
ン2と共に、そのエンジンの補器類が収納されている。
エンジン2は、都市ガス,プロパンガスなどを燃料とし
て運転される4サイクルの水冷ガスエンジンであり、そ
のエンジン長手方向(シリンダ軸方向)の前端部を斜め
上方に向けて前傾配置されている。エンジン2の本体部
周囲には、点火栓3,エアクリーナ4,オイルフィルタ
5,始動モータ6,排ガス熱交換器7などが設けられ、
さらに不図示の冷媒圧縮用の圧縮機が連結されている。
この圧縮機によって冷媒が圧縮され、圧縮された冷媒は
熱ポンプを構成する冷媒循環回路に強制循環されるよう
になっている。
【0011】外枠20の上部にはエンジン2の放熱用ラ
ジエータ8とファン9が上下に配置されている。さら
に、外枠20の中間部には上記冷媒循環回路を構成する
熱交換器10が設けられている。この熱交換器10は板
状に形成され、かつ前傾姿勢になって、その下端部を外
枠20の後方側に置いている。このように前傾で斜設さ
れた熱交換器10及び上方の放熱用ラジエータ8に対
し、ファン9が外気を吸引することによって冷却風を横
切らせ、それぞれ熱交換させるようになっている。
【0012】エンジンルーム1の上面では、上述のよう
に熱交換器10が前傾姿勢になって下端部を後方に配置
しているため、エンジンルーム上面が前方側に開放され
た状態となっている。このように開放されたエンジンル
ーム上面は、蓋板1aがボルト11の脱着によって開閉
自在に構成され、同時にエンジンルーム前面も蓋板1b
がボルト11の脱着によって開閉自在になっている。し
たがって、これら二面の蓋板1a,1bは、これを取り
外すことによって、エンジンルーム1のメンテナンス用
開口を形成するようになっている。図2は、前面側の蓋
板1bだけを取り外したときの状態を示している。
【0013】図4は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。この実施例が前述した実施例と異なる点は、2枚
の熱交換器10,10’を前後V形に配置するように
し、かつ下部に配置するエンジンルーム1と冷媒配管系
機器30とを前後に配置するようにした点である。ま
た、図5,6は、さらに他の実施例を示すものである。
この実施例では、同じく2枚の熱交換器10,10’を
前後V形に配置する点が異なっており、かつそれに伴っ
て上方のファン9を斜め前方へ傾斜してて設けるように
している。
【0014】上述した各実施例において、エンジンルー
ムの前面と上面とは特に形状は限定されず、湾曲した曲
面であっても、平面であってもよく、或いはこれらの組
合せであってもよい。すなわち、エンジンルームの縦断
面形状は方形に限られず、円形や楕円形などの種々の形
状にすることができる。また、蓋板1a,1bは、この
実施例のように個別に開閉できるような構成にしてもよ
いが、両者を一体にして同時に開閉できるようにしたも
のであってもよい。また、各面がさらに分割されて2以
上の蓋板で開閉するようにしたものであってもよい。
【0015】上述のように、上記室外機Mは、エンジン
ルーム1の少なくとも上面及び前面の二面を開閉自在な
蓋板にして、メンテナンス用開口を設けるようにしたか
ら、室外機Mの正面側の一方向だけからメンテナンス作
業することができるようになる。したがって、複数台の
室外機Mを並べて設ける場合にも、図8に示すように側
面同士を密着させて配置することができ、極めてコンパ
クトな設置を可能にする。
【0016】また、メンテナンス用開口がエンジンルー
ム1の前面だけでなく、上面にも設けるようにしたか
ら、二面からメンテナンス作業をすることが可能にな
る。そのため、エンジンや補器類の一部が見えなくなる
とか、手が入らなくなるなどの不具合を生ずることは全
くなくなり、メンテナンス作業を非常に容易にする。ま
た、上記実施例のように、エンジン2の長手方向の前端
部を斜め上方に向くように傾斜配置するようにすれば、
エンジン2や補器類をメンテナンス用開口に臨ませるこ
とができるようになるため、メンテナンス作業を一層し
やすくすることができる。
【0017】さらに、このようにエンジン2を傾斜配置
した場合には、エンジンルーム1を低くすることができ
るため、それに伴って室外機の高さも低くすることがで
きるようになる。すなわち、図3に示すように、エンジ
ン2を縦方向に立設すると、ハッチングを施した部分だ
け上方にはみ出すため、エンジンルーム1を高くしなけ
ればならなくなるが、そのようなことがないのである。
また、エンジン2を縦方向に立設した場合は、エンジン
2の背面側領域Bに手を入れられなくなり、たとえこの
領域Bに補器類を配置してもメンテナンスが不可能にな
るからデッドスペースにすることを余儀なくされる。
【0018】
【発明の効果】上述したように本発明によるエンジン駆
動熱ポンプの室外機は、メンテナンス用開口をエンジン
ルームの少なくとも上面と前面とに設けるようにしたの
で、室外機正面の一方向だけからメンテナンス作業する
ことが可能になる。そのため、複数台の室外機を並べて
設ける場合にも、側面同士を密着させてコンパクトに配
置することができるようになる。また、メンテナンス用
開口を前面だけでなく、上面にも設けたため、二面から
の作業を可能にすることによってメンテナンス作業性を
一層向上することができる。
【0019】また、エンジンの長手方向を傾斜配置する
ようにした場合には、エンジンや補器類をメンテナンス
用開口に向けて臨ませることができるようになり、メン
テナンス作業を一層しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるエンジン駆動熱ポンプの
室外機の概略を示す縦断側面図である。
【図2】同室外機を前面の蓋板を取り外した状態で示す
斜視図である。
【図3】エンジンを立設配置した場合における室外機の
概略説明図である。
【図4】本発明の他の実施例からなるエンジン駆動熱ポ
ンプの室外機の概略を示す縦断側面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例からなるエンジン駆
動熱ポンプの室外機の概略を示す縦断側面図である。
【図6】図5の室外機の概略を示す正面図である。
【図7】複数の室外機の配置例を示す平面図である。
【図8】複数の室外機の他の配置例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジンルーム 2…エンジン 1a,1b 蓋板(メンテナンス用開口) 10,10’(冷媒循環回路の)熱交換器 20
外枠 30 冷媒配管系機器 M 室外機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより圧縮機を駆動し、該圧縮
    機で圧縮した冷媒を熱交換器を有する冷媒循環回路に強
    制循環するエンジン駆動熱ポンプにおいて、前記エンジ
    ン及びその補器類を収納したエンジンルームを下部に配
    置すると共に、該エンジンルームの上方にエンジンルー
    ム上面を開放するように前記熱交換器を配置し、かつ前
    記エンジンルームの少なくとも上面と前面とをメンテナ
    ンス用開口として開閉自在にしたエンジン駆動熱ポンプ
    の室外機。
  2. 【請求項2】 エンジンをその長手方向前端部を上方に
    向けて前傾配置した請求項1記載のエンジン駆動熱ポン
    プの室外機。
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