JPH0218290Y2 - - Google Patents

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JPH0218290Y2
JPH0218290Y2 JP1984128313U JP12831384U JPH0218290Y2 JP H0218290 Y2 JPH0218290 Y2 JP H0218290Y2 JP 1984128313 U JP1984128313 U JP 1984128313U JP 12831384 U JP12831384 U JP 12831384U JP H0218290 Y2 JPH0218290 Y2 JP H0218290Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は大型車両の庫内に格納される発動発電
機の如き車両搭載型水冷式エンジン発電機の改良
に関するものである。
(従来の技術) バスの如き大型車両ではエンジンに付設した発
電機だけでは空調その他の電気負荷をまかなう上
で不足がある場合があり、発動発電機を別設する
場合がある。この場合、一般には車体一側部に収
納庫を設け、これに発動発電機を収納設置して防
音を図つている。
ところでこのように発動発電機を設置する場
合、エンジンの運転、発電機の運転による熱対策
が問題となり、一般にこの種作業機は空冷式が多
いが、発電容量が大きい場合には出力も大きくな
ることから、水冷式エンジンを用いることが好ま
しく、このような場合にはラジエータを始め冷却
機構もエンジンと一体的に庫内に収納されること
となる。
(考案が解決しようとする問題点) 以上において、ラジユエータ、エンジン、発電
機の如き作業機を直列的に配設するレイアウトが
一般であるが、この場合各機器が前後に並ぶため
寸法が大きくなり、車載の発電機等の如くスペー
ス上制約が多い場合には不向で、外形のコンパク
ト化が望まれ、又車載以外の作業機においても大
型化することは好ましくない。
一方、収納庫や箱体で防音すべく囲まれた発電
機は壁の一部の開口部から外気を取り入れ、冷却
風として用いるが、この場合庫内の最も奥の部分
に空気が停滞し、この停滞した空気が熱せられる
傾向にあり、ラジユエータ及びこれに付設するフ
アンで強制的に空気を取り入れたとしても停滞し
た空気は残り冷却上好ましくない。
本考案は車載の防音型発動発電機等の冷却にお
ける以上の技術課題を解決すべくなされたもので
ある。
(考案の目的) 本考案の目的とする処は、庫内や箱体内の如く
全周を覆つて構成する発動発電機の如きエンジン
発電機において、エンジンを水冷エンジンとし、
庫内の奥に停滞する傾向のある空気をラジユエー
タ冷却風として吸引し、温度が高くなる傾向のあ
る庫内の奥を他の部分と同様に冷却し、冷却の実
を挙げつつ防音効果にも優れる車両搭載型水冷式
エンジン発電機を提供するにある。
(問題点を解決する手段) 以上の従来の技術課題を解決し、併せて以上の
目的を達成するため本考案は、前記作業機のラジ
ユエータを庫内の奥の壁面に対面させかつエンジ
ンの出力軸に対して略平行向きで発電機の横に設
け、ラジユエータの手前に冷却フアンを付設し、
庫内の空気をフアンによつてラジユエータ方向に
吸引するようにした。
(実施例) 次に本考案の好適一実施例を添付図面を参照し
つつ詳述する。
第1図は説明的平面図、第2図は同正面図、第
3図は第1図矢視3方向の部分的な説明図、第4
図は具体的実施例の透視的斜視図、第5図は作業
機本体の斜視図である。
実施例は車載型の発動発電機を示し、第4図に
おいて50はバスの如き車両で、これの後輪51
手前の一側外板52下部に車幅方向にもぐる方形
の収納庫53を設ける。収納庫53は床面53
1、車体前後方向の前壁532、後壁533、上
壁534、奥壁535からなり、床面531、前
後の壁532,533、上壁534で構成される
外板52に臨む開口536は開閉自在な蓋板54
で覆われ、蓋板54の中央部には格子状や網状、
或はスリツトの組み合せ等からなる空気取入口5
41が形成されている。
以上の収納庫53内に発動発電機1を格納設置
し、第5図はこれの単体の外観斜視図を示し、こ
れと第1図乃至第3図と併せ説明する。
発電機1は平面視前後方向に長い方形枠状のフ
レーム2に組着支持され、フレーム2は左右の平
行する長い側杆201,202、短い前後杆20
3,204からなるパイプフレームで、前後杆2
03,204は側杆201,202に対して立ち
上がり、庫53内への設置時の手掛け把持部とす
る。フレーム2上の前部にはエンジン3が設けら
れ、エンジン3は水冷式とし、これの前端部にフ
アン4が設けられ、フアン4はフアンカバー5で
覆われ、フアンカバー5の下半部端面501には
空気取入用の開口部502が設けられ、カバー5
の上半部503は上方に延出されてエアガイド用
シユラウドをなす。エンジン3のシリンダヘツド
上にはエアクリーナ6が設けられ、シリンダヘツ
ド、シリンダ部の上面及び外側面をカバー7で覆
い、クランクケース301が下部に露出し、クラ
ンクケース301とカバー7の下端縁間に表され
た8はオイルフイルタである。
エンジン3のエンジンカバー3の反対側には上
部に吸気管9が、又これを挟むように二本の排気
マニホールド101,101を合流された排気管
10が配設され、排気管10はこの側から下方に
垂下延出され、フレーム2の下方に延出されて後
方に屈曲され、マフラ11に接続され、実施例は
二気筒エンジンを示す。
発電機1はフレーム2を庫53の床面531上
に載せる如くして庫内に収納固定され、一方(内
側)の側杆202外側面を奥壁535下部に当接
せしめ、後杆204を後壁532下部に当接せし
め、他方(外側)の側杆201、前杆203と蓋
板54、前壁533の間には隙間があり、フアン
カバー5と前壁533の間には空間が設けられ、
又エンジン3の排気マニホールド側と奥壁535
間には空間がある。
エンジン3の後方には直列に発電機本体12を
配設する。本体12のケース121は筒状で前後
方向に長く、エンジンよりも幅が小さい。本体1
2とエンジン3の接続部には冷却フアン13が配
設され、フアン13の回りはカバー14で覆わ
れ、本体12の外側面側の下半部中間部乃至後部
にはコントロールボツクス15が設けられ、蓋板
54に対面してこれを開放することにより操作可
能とし、これに接続して後述するラジユエータ1
6のリザーブタンク163を設け、蓋板54を開
放して注水可能とした。
発電機本体12の内側面122と奥壁535間
には空間が形成され、該空間内の奥側にラジユエ
ータ16を設け、ラジユエータ16の正面161
は奥壁535と離間して対向し、エンジン3から
離間し不図示のクランクシヤフトをその正面が直
交する如く配設されている。従つてラジユエータ
16はエンジン3と直列的に設けられず、エンジ
ンに対して横向きに、しかもエンジンよりも小径
でエンジンと直列に配設される発電機本体12の
横に設けられ、横の空いたスペースに設けられる
こととなる。この結果発動発電全体の前後方向の
長さは小さくなり、又本体12横のスペースを利
用するため幅も小さくなり、外形は大幅にコンパ
クト化され、制約のある、そして最小限のスペー
スしか得られない車両の収納庫に容易に収納する
ことができ、収納庫も小さくてすむ。
ラジユエータ16と本体12との間には冷却フ
アン17を臨ませ、フアン17はフアンカバー1
8で囲まれている。そして前述の排気管10及び
マフラ11は床面531下方に導出され、フアン
17の略々下方に臨む。
以上のエンジン3、発電機本体12はフレーム
2の側杆201,202間に架設したクロスメン
バ205…に弾性体206を介して防振支持さ
れ、床面531の排気管10の垂下部102が通
る部分に排風口537を、又発電機本体12のフ
アンカバー14の奥側の床面531には排風口5
38を、更にラジユエータ17のフアンカバー1
8の床面531には排風口539を各開設し、排
風口538,539は排気管10、マフラ11上
に臨む。そして発電機本体12の後部下位には導
風口123が設けられる。尚図中162はラジユ
エータとエンジンをつなぐ水パイプである。
以上において、蓋板54の空気取入口541か
ら外気を取り入れ、庫53内に導入された空気
は、エンジン3側ではフアン4の駆動でカバー5
の端面の開口部503から内部に取り入れられ、
上半部503及びカバー7のガイド作用により、
排気マニホールド101に送られ、これらを冷却
して床面の排風口537から床下に排出され、排
出時に排気管10を冷却する。
一方発電機本体12、フアン13とは反対側と
なるエンドカバーの導風口及び導風口123から
空気を取り入れ、フアン13の駆動で本体12の
内部を流し、冷却を行い、床面の排風口538か
ら床下に排出し、マフラ11及び排気管10を冷
却する。
ところで庫53内のエンジン3、発電機本体1
2と奥壁535間の空間には取入口541から最
も遠く、上下左右及び奥で囲まれるため通常はこ
の部分に空気が停溜し、空気の流れが少なく、停
溜状態が続くため熱くなる。この部分には記述の
如くラジユエータ16が臨み、これの手前にフア
ン17が配設されている。フアン17の駆動でラ
ジユエータ16の前面161と奥壁535間及び
エンジン3と奥壁535間の空間に臨む空気は吸
引され、ラジユエータ16のコアを通つてフアン
17のカバー18内に流入し、直下の排風口53
9から床下に排出され、マフラ11を冷却する。
かかる冷却作用にさいし、ラジユエータ16前面
及びエンジン奥側は空間が大きく、従つて充分な
空気量が確保でき、又この空間の空気が流れて吸
引されることから外気の庫内への流入も円滑にな
され、庫内の冷却を効果的に図り、停溜空気によ
る庫内の温度上昇を抑制することができる。
このように庫内に設置して防音を図りつつ庫内
の冷却、エンジン及び発電機本体の冷却排気系の
冷却を図ることができる。
以上実施例を詳述したが、エンジンとコンプレ
ツサの組み合せその他エンジンで駆動される作業
機全般に本考案は実施することができる。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本願考案によれば、ラジユ
エータの冷却風は比較的大風量であることに着目
して空気取入口から最も遠い奥の空気を奥の面と
対面するラジユエータのフアンによつて吸引し水
冷エンジンのラジユエータ冷却を図るようにした
ため、通常は停滞する取入口から遠い空気を積極
的に利用して停滞を防止し、発電機を設置する庫
内空気の換気および冷却を効果的に図ることがで
きる。
更に、空気取入口から離れた奥の壁面側から吸
引して、床下へ排風するためラジユエータ冷却フ
アンの運転音の漏出を低減することができる。
また、ラジユエータを発電機本体の横に配設す
ることにより全体の長さを短かくし、エンジンに
比し横幅の小さい発電機本体の横の空間を利用す
るため横幅を小さくなり、車両に搭載するにさい
してスペースが小さくてすみ、発電機の容量を大
きくしつつコンパクト化が図れ、またこのような
コンパクトなレイアウトによつて実装密度が向上
したにも拘らず庫内の換気、冷却を効果的に図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は説明的平面図、第2図は同正面図、第3図は第
1図矢視3方向の部分的図、第4図は車載発動発
電機の透視説明図、第5図は発動発電機単体の斜
視図である。 尚図面中1は発電機、531〜535は壁面、
3はエンジン、541は空気取入口、16はラジ
ユエータ、17は冷却フアンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全周を壁面で覆い、一部の壁面に空気取入口を
    備えた車両搭載型水冷式エンジン発電機におい
    て、前記水冷式エンジンの出力軸と発電機の入力
    軸とを同軸的に連結させると共に前記水冷式エン
    ジンに付設せるラジユエータを前記空気取入口か
    ら離れた奥の壁面に対面させ、かつ前記エンジン
    の出力軸に対して略平行向きで前記発電機の横に
    設けると共に前記ラジユエータと前記発電機との
    間に冷却フアンを配設し、この冷却フアンの排風
    路をダクト状に覆つて床面に形成した排風口に連
    通させて設けることにより、前記冷却フアンで前
    記空気取入口から離れた庫内の奥の空気を前記ラ
    ジユエータのコア部を通過させて吸引した後前記
    床面の外部に排風するように構成したことを特徴
    とする車両搭載型水冷式エンジン発電機。
JP1984128313U 1984-08-24 1984-08-24 Expired JPH0218290Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984128313U JPH0218290Y2 (ja) 1984-08-24 1984-08-24
US06/768,653 US4629031A (en) 1984-08-24 1985-08-23 Soundproof engine-operated machine

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JP1984128313U JPH0218290Y2 (ja) 1984-08-24 1984-08-24

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Publication Number Publication Date
JPS6158643U JPS6158643U (ja) 1986-04-19
JPH0218290Y2 true JPH0218290Y2 (ja) 1990-05-22

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JP1984128313U Expired JPH0218290Y2 (ja) 1984-08-24 1984-08-24

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618039Y2 (ja) * 1986-08-25 1994-05-11 本田技研工業株式会社 車両塔載型水冷式発動発電機

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JPS5337013B2 (ja) * 1974-02-22 1978-10-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337013U (ja) * 1976-09-06 1978-04-01
JPS6218669Y2 (ja) * 1978-08-30 1987-05-13

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JPS5337013B2 (ja) * 1974-02-22 1978-10-06

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