JP3864037B2 - 燃料タンク取付保持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料タンクを二つ割り構造のカバーハウジング内に設けられたタンク収納部に取付保持するようにされた、送風掃除機、薬剤散布機等の携帯型動力作業機における燃料タンク取付保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に、前記燃料タンク取付保持構造を有する携帯型動力作業機としての送風掃除機の従来例を分解斜視図で示す。なお、その組立状態(外観)は、後述する本発明実施形態の送風掃除機1を示す図1と略同様である。
図6に示される従来例の送風掃除機5は、左右二つ割り構造のカバーハウジング11、12を有し、それらカバーハウジング11、12に、遠心式送風機20及び該送風機20を回転駆動する内燃エンジン(小型空冷2サイクルガソリンエンジン)30が搭載保持されており、前記送風機20により、外部空気を左側部に形成された、図には表れていない吸入口から吸入して、前記カバーハウジング11と一体のボリュートケース22内で加速し、その終端部(前側部上部)の空気噴出口25から、それに接続される図示されていないフレキシブル管や噴管等を介して外部に吹き出し、それによって、落ち葉やゴミ等を寄せ集めて清掃するようになっている。
【0003】
前記左カバーハウジング11の頂部には、前記内燃エンジン30の気化器スロットル弁を制御するためのスロットルレバー17やエンジン停止スイッチ18等が配設されたハンドル15が設けられている。
そして、前記左右のカバーハウジング11、12の下部には、前記内燃エンジン30で使用する燃料(ガソリン)を貯留する燃料タンク50’が取付保持されるタンク収納部41、42(40)が設けられている。
【0004】
前記燃料タンク50’は、前後に長い直方体状の密閉容器とされ、上面後部側(図の手前側)に給油口キャップ55が右斜め上に突出して配置され、該給油口キャップ55の左側に、図示しない燃料吸入パイプ、リターンパイプ、タンク内調圧用パイプが挿入されるグロメット付き挿入穴56が形成され、さらに、前記左タンク収納部41の底面に突設された山状突部44及びその上面左側部形状(図示省略)に対応して底面溝52、及び斜面部54が形成されている。
上記に加え、前記燃料タンク50’の前後側面部中央には、それぞれ取付用耳部58が突設され、該取付用耳部58をビス類59により前記左タンク収納部41内に突設された取付柱部60に締付固定することによって、取付保持されるようになっている。
【0005】
前記左タンク収納部41の前記山状突部44及び前後上隅部には、ねじ穴部47、47、47が形成され、また、前記右タンク収納部42には、前記ねじ穴部47、47、47に対応してビス挿通穴部49が三箇所形成されており、前記右カバーハウジング12側からビス(図1の符号46参照)を、前記ビス挿通穴部49を介して前記ねじ穴部47にねじ込んで締め付けることにより、前記左右のタンク収納部41、42が閉じ合わせられて、前記左右のカバーハウジング11、12が互いに締結される。
なお、前記右カバーハウジング12には、前記内燃エンジン30のマフラー32やリコイルスタータ34(のハンドル34a)を外部に露出する切欠開口37、36や、前記燃料タンク50’の給油口キャップ55の着脱操作の便宜を図るための半円筒状開口39等が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の如き従来の携帯型動力作業機における燃料タンク取付保持構造は、前記のように、燃料タンクに取付用耳部等を設け、この取付用耳部等をタンク収納部にビス類で締付固定するようにされているので、▲1▼内燃エンジンや送風機等の振動が燃料タンクに直接伝わり、その振動により燃料タンク内の燃料に泡立ち等の、エンジン性能低下を招く不具合が発生しやすい、▲2▼燃料タンク及びタンク収納部双方にタンク取付保持のための取付部(前記取付用耳部等)を設ける必要があるので、製造コストが高くなる嫌いがあるとともに、燃料タンクの形状に大きな制約が課される、▲3▼前記振動により前記取付用耳部等の取付部に応力が集中し、タンク破損が生じやすい、といった問題があった。
【0007】
本発明は、上記した如くの問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、内燃エンジン等の振動を燃料タンクに伝わり難くして、製造コストの低減を図ることができるとともに、エンジン性能の低下やタンク破損等を招き難くできるようにされた携帯型動力作業機における燃料タンク取付保持構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る燃料タンク取付保持構造は、動力源としての内燃エンジン及び燃料タンクを備え、燃料タンクを二つ割り構造のカバーハウジング内の下部に設けられたタンク収納部に取付保持するようにされた携帯型動力作業機の燃料タンク取付保持構造であって前記タンク収納部の底部には、前記内燃エンジンの冷却風を吸い込む下面開口を形成し、前記燃料タンクを前記タンク収納部にクッション部材を介して抱き込むようにして取付保持したことを特徴としている。
本発明の好ましい態様では、前記タンク収納部と前記燃料タンクの前後、左右、及び上下との間に形成される隙間に、それぞれ前記クッション部材が介装され、さらに、前記クッション部材は、好ましくは、前記カバーハウジングと前記燃料タンクとで挟まれるようにして不動保持される。
【0009】
より具体的な好ましい態様では、前記燃料タンクにおける前後端部、左右端部、又は上下端部を形成する面のうちの少なくとも三面に当接する概略コ字状断面を有する一対の端部挟装クッション部材を備え、さらに好ましくは、前記燃料タンクにおける前後端部を形成する面のうちの左右方向一側面を除く四面に当接する概略コ字状断面を有する一対の端部挟装クッション部材と、前記左右方向一側面に当接する一側面当接クッション部材と、を備えて構成される。
【0010】
前記した如くの構成とされた本発明に係る燃料タンク取付保持構造の好ましい態様では、前記燃料タンクは、例えば、その前後端部を形成する面のうちの左右方向一側面を除く四面に当接する概略コ字状断面を有する前後一対の端部挟装クッション部材と、前記左右方向一側面に当接する一側面当接クッション部材と、を介して、前記タンク収納部に抱き込まれるように取付保持される。言い換えれば、前記タンク収納部と前記燃料タンクの前後、左右、及び上下との間(全方位)に形成される隙間に、それぞれクッション部材が介装されると同時に、そのクッション部材が前記タンク収納部と前記燃料タンクとで挟まれるようにして不動保持され、これによって、前記燃料タンクが前記タンク収納部に、前記クッション部材によって前記タンク収納部内面(全方位)から浮かせられた状態で取付保持される。
【0011】
このようにされることにより、前記内燃エンジンや送風機等の振動は、前記クッション部材で減衰されるので、前記燃料タンクには伝わり難くされ、そのため、燃料に泡立ち等の、エンジン性能低下を招く不具合が発生しにくくなり、また、タンク取付保持のための取付部(前記取付用耳部等)やビス類は不要となるので、燃料タンクの形状にさほど制約が課せられず、製造コストを低減できるとともに、燃料タンクはクッション部材で抱持されていることから、タンク破損も生じにくくなる。
【0012】
なお、前記クッション部材は、前記燃料タンクと共に前記タンク収納部に収容した際、前記カバーハウジングとの間で若干圧縮されるように、多少大きめに作製することが好ましい。また、前記燃料タンクは、ポリエチレン等の適度の対油膨張性を有する合成樹脂製とせしめれば、経時変化により適度に膨張するので、仮に前記クッション部材にへたりが生じても、必要な緊度は保たれる。このことにより、燃料給油時に、燃料がこぼれても、前記燃料タンクと前記クッション部材との間に燃料が入り込まず、燃料は前記タンク収納部に形成された下面開口等から落下排出せしめられる。
さらに、エンジン冷却風を、前記タンク収納部に形成された下面開口から前記燃料タンクの脇を通して吸い込むようになせば、前記冷却風により前記燃料タンクを冷却せしめて、燃料を適温に維持することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係る燃料タンク取付保持構造を有する携帯型動力作業機としての送風掃除機1を示す外観斜視図及び分解斜視図であり、前述した図6に示される従来例の送風掃除機5の各部に対応する部分には同一の符号が付されている。
【0014】
図示実施形態の送風掃除機1も、前記従来例の送風掃除機5と同様に、左右二つ割り構造のカバーハウジング11、12を有し、それらカバーハウジング11、12に、遠心式送風機20及び該送風機20を回転駆動する内燃エンジン(小型空冷2サイクルガソリンエンジン)30が搭載保持されており、前記送風機20により、外部空気を左側部に形成された、図には表れていない吸入口から吸入して、前記カバーハウジング11と一体のボリュートケース22内で加速し、その終端部(前側部上部)の空気噴出口25から、それに接続される図示されていないフレキシブル管や噴管等を介して外部に吹き出し、それによって、落ち葉やゴミ等を寄せ集めて清掃するようになっている。
【0015】
前記左カバーハウジング11の頂部には、前記内燃エンジン30の気化器スロットル弁を制御するためのスロットルレバー17やエンジン停止スイッチ18等が配設されたハンドル15が設けられている。
前記左右のカバーハウジング11、12の下部には、前記内燃エンジン30で使用する燃料(ガソリン)を貯留する、適度の対油膨張性を有するポリエチレン製の燃料タンク50が取付保持されるタンク収納部41、42(40)が設けられている。
前記燃料タンク50は、前記機体1の前後方向に沿って長い直方体状の密閉容器とされ、上面後端部50B側(図の手前側)に給油口キャップ55が右斜め上に突出して配置され、該給油口キャップ55の左側に、図示しない燃料吸入パイプ、リターンパイプ、タンク内調圧用パイプが挿入されるグロメット付き挿入穴56が形成され、さらに、前記左タンク収納部41の底面に突設された山状突部44及びその上面左側部形状(図示省略)に対応して底面溝52、及び斜面部54が形成されている。
【0016】
前記左タンク収納部41の前記山状突部44及びその前後上隅部には、ねじ穴部47、47、47が形成され、また、前記右タンク収納部42には、前記ねじ穴部47、47、47に対応してビス挿通穴部49が三箇所形成されており、前記右カバーハウジング12側からビス46を前記ビス挿通穴部49を介して前記ねじ穴部47にねじ込んで締め付けることにより、前記左右のタンク収納部41、42が閉じ合わせられて、前記左右のカバーハウジング11、12が互いに締結される(図4、図5も参照)。
【0017】
なお、前記右カバーハウジング12には、前記内燃エンジン30のマフラー32やリコイルスタータ34(のハンドル34a)を外部に露出する切欠開口37、36や、前記左カバーハウジング11との組み合わせにより画成される下面開口38、前記燃料タンク50の給油口キャップ55の着脱操作の便宜を図るための半円筒状開口39等が形成されている。
そして、本実施形態では、前記燃料タンク50を前記タンク収納部40に取付保持すべく、耐ガソリン性ゴム材等の弾性材料で作製された、前端部挟装クッション部材61、後端部挟装クッション部材62、及び、一側面当接クッション部材63、が備えられている。
【0018】
前記前端部挟装クッション部材61は、図3、図4を参照すればよくわかるように、前記燃料タンク50の前端部50Aを形成する五面のうちの右側面50dを除く四面に当接する前壁部61a、左壁部61b、上壁部61c、及び下壁部61dからなる、直交する二方向断面がそれぞれ概略コ字状とされていて、前記前端部50Aを挟装するように装着され、また、前記後端部挟装クッション部材62も、前記燃料タンク50の後端部50Bを形成する五面のうちの前記右側面50dを除く四面に当接する後壁部62a、左壁部62b、上壁部62c、及び下壁部62dからなる、直交する二方向断面がそれぞれ概略コ字状とされていて、前記後端部50Bを挟装するように装着される。
【0019】
前記前後の端部挟装クッション部材61、62の前記前壁部61a及び前記後壁部62aは、他の壁部より厚くされていて、その外面側には、重量を軽減するため及び前記燃料タンク50への装着性を向上させるため、上部2段3列の矩形凹所65、下部1段3列の矩形凹所66、及び中間横溝67が形成され、また、前記後端部挟装クッション部材62の前記上壁部62cには、前記給油口キャップ55に当たらないようにするための円弧状切欠部64が形成されている。
一方、前記一側面当接クッション部材63は、矩形板状とされていて、前記燃料タンク50の前記右側面50d中央に当接せしめられるようにされ、図5を参照すればよくわかるように、その中央部上下二箇所に、前記右タンク収納部42(右カバーハウジング12)に突設された保持凸部28、28が嵌挿される丸穴68、68が形成されている。
【0020】
このような構成とされた本実施形態の前記送風掃除機5における燃料タンク取付保持構造では、前記燃料タンク50は、図4、図5に示される如くに、その前後端部50A、50Bを形成する五面のうちの前記右側面50Rを除く四面に当接する概略コ字状断面を有する一対の端部挟装クッション部材61、62と、前記右側面50dに当接する一側面当接クッション部材63と、を介して、前記タンク収納部40(41、42)に抱き込まれるように取付保持される。言い換えれば、前記タンク収納部40と前記燃料タンク50の前後、左右、及び上下との間(全方位)に形成される隙間Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sfに、それぞれ前記クッション部材61、62(の各壁部61a、62a、61c、62c、61d、62d)、63が介装されると同時に、その各クッション部材61、62、63が前記タンク収納部40を画成する前記カバーハウジング11、12と前記燃料タンク50とで挟まれるようにして不動保持され、これによって、前記燃料タンク50が前記タンク収納部40に、前記クッション部材61、62、63によって前記タンク収納部40内面(全方位)から浮かせられた状態で取付保持される。
【0021】
このようにされることにより、前記内燃エンジン30や前記送風機20等の振動は、前記クッション部材61、62、63で減衰されるので、前記燃料タンク50には伝わり難くされ、そのため、燃料に泡立ち等の、エンジン性能低下を招く不具合が発生しにくくなり、また、タンク取付保持のための取付部(前記従来例の取付用耳部等)やビス類は不要となるので、燃料タンクの形状にさほど制約が課せられず、製造コストを低減できるとともに、燃料タンクはクッション部材で抱持されていることから、タンク破損も生じにくくなる。
【0022】
なお、前記クッション部材61、62、63は、前記燃料タンク50と共に前記タンク収納部40に収容した際、前記カバーハウジング11、12との間で若干圧縮されるように、多少大きめに作製することが好ましい。また、前記燃料タンク50は、ポリエチレン等の適度の対油膨張性を有する合成樹脂製とされ、経時変化により膨張するので、仮に前記クッション部材61、62、63にへたりが生じても、必要な緊度は保たれる。このことにより、燃料給油時に、燃料がこぼれても、前記燃料タンク50と前記クッション部材61、62、63との間に燃料が入り込まず、燃料は前記タンク収納部40の底部の前記カバーハウジング11、12に形成された前記下面開口38、38等から落下排出せしめられる。
【0023】
さらに、エンジン冷却風を、前記タンク収納部40に形成された前記下面開口38、38から前記燃料タンク50の脇を通して吸い込むようになせば、前記冷却風により前記燃料タンク50を冷却することもできる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱することなく、設計において種々の変更ができるものである。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明による燃料タンク取付保持構造によれば、内燃エンジン等の振動を燃料タンクに伝わり難くして、製造コストの低減を図ることができるとともに、エンジン性能の低下やタンク破損等を招き難くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料タンク取付保持構造を有する携帯型動力作業機としての送風掃除機の一実施形態を示す外観斜視図。
【図2】図1に示される送風掃除機の分解斜視図。
【図3】図1に示される送風掃除機における燃料タンクに対するクッション部材の配置態様を示す拡大斜視図。
【図4】図1のIV−IV矢視断面図。
【図5】図1のV−V矢視断面図。
【図6】従来の燃料タンク取付保持構造を有する携帯型動力作業機としての送風掃除機の一例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 送風掃除機(携帯型動力作業機)
11 左カバーハウジング
12 右カバーハウジング
30 内燃エンジン
40 タンク収納部
50 燃料タンク
50A 前端部
50B 後端部
50d 右側面
Sa〜Sf 隙間
61 前端部挟装クッション部材
62 後端部挟装クッション部材
63 一側面当接クッション部材

Claims (5)

  1. 動力源としての内燃エンジン(30)及び燃料タンク(50)を備え、燃料タンク(50)を二つ割り構造のカバーハウジング(11、12)内の下部に設けられたタンク収納部(40)に取付保持するようにされた携帯型動力作業機(1)の燃料タンク取付保持構造であって
    前記タンク収納部(40)の底部には、前記内燃エンジン(30)の冷却風を吸い込む下面開口38、38を形成し、前記燃料タンク(50)を前記タンク収納部(40)にクッション部材(61、62、63)を介して抱き込むようにして取付保持したことを特徴とする燃料タンク取付保持構造。
  2. 前記タンク収納部(40)と前記燃料タンク(50)の前後、左右、及び上下との間に形成される隙間(Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sf)に、それぞれ前記クッション部材(61、62、63)を介装したことを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク取付保持構造。
  3. 前記クッション部材(61、62、63)は、前記カバーハウジング(11、12)と前記燃料タンク(50)とで挟まれるようにして不動保持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料タンク取付保持構造。
  4. 前記燃料タンク(50)における前後端部(50A、50B)、左右端部(50C、50D)、又は上下端部(50E、50F)を形成する面のうちの少なくとも三面に当接する概略コ字形断面を有する一対の端部挟装クッション部材(61、62)を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料タンク取付保持構造。
  5. 前記燃料タンク(50)における前後端部(50A、50B)を形成する面のうちの左右方向一側面(50d)を除く四面に当接する概略コ字状断面を有する一対の端部挟装クッション部材(61、62)と、前記左右方向一側面(50d)に当接する一側面当接クッション部材(63)と、を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料タンク取付保持構造。
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