JP3075424B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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JP3075424B2
JP3075424B2 JP03062697A JP6269791A JP3075424B2 JP 3075424 B2 JP3075424 B2 JP 3075424B2 JP 03062697 A JP03062697 A JP 03062697A JP 6269791 A JP6269791 A JP 6269791A JP 3075424 B2 JP3075424 B2 JP 3075424B2
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JP
Japan
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inlet pipe
washer tank
flat surface
apron panel
vibration
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山本  明
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの吸気装置に関
するもので、詳しくは、自動車の吸気装置におけるイン
レットパイプの設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンに使用される吸気装置
は、例えば図3に示したように、エアクリーナケース1
をエンジン本体2に支持させ、インレットパイプ3のエ
ア取入口をフロントフェンダ4内に臨ませている。
【0003】このような吸気装置では、図4に示したよ
うに、インレットパイプ3をゴムブッシュ5を介してフ
ロントフェンダ4のエプロンパネル6に取付け、もって
インレットパイプ3の振動がエプロンパネル6、即ち車
体に伝播されないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインレットパイプ3の設置構造も、防振が必ずしも
十分ではない。また、十分な防振対策を施そうとすれ
ば、構造が複雑になり、コストアップになってしまう。
【0005】そこで本発明の目的は、特別な防振部材を
使用することなく、インレットパイプから車体への振動
の防止を効果的に行うことのできるエンジンの吸気装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジンの吸気
装置では、突出した上下の取付片と側部に形成された平
坦面とを有するウオッシャタンクを使用し、前記上下の
取付片を固定して前記ウオッシャタンクをエプロンパネ
ルに取付け、エアクリーナのインレットパイプの側部に
平坦な面を形成し、前記ウオッシャタンクの平坦面と前
記インレットパイプの平坦な面とを互いに向き合わせに
し、前記インレットパイプが前記ウオッシャタンク及び
クッションを介して前記エプロンパネルに取付けられ
いる。
【0007】
【作 用】本発明のエンジンの吸気装置では、インレッ
トパイプの振動は、まずウォッシャタンクに伝播され、
該ウォッシャタンクを経てフロントフェンダのエプロン
パネルに伝播される。したがって、ウォッシャタンクに
よってもインレットパイプの振動は吸収される。
【0008】
【実施例】図1および図2は、自動車のエンジンルーム
内における吸気装置の要部を示している。
【0009】図示したインレットパイプ10は、一端1
0aが図3に示した従来の配管と同様にフレキシブルホ
ースを介してエアクリーナのインレットパイプに接続さ
れ、他端10bがエプロンパネル11の孔12を介して
フロントフェンダ13内に臨ませられる。
【0010】エプロンパネル11は、孔12を含む部分
に凹部14が形成されている。そして、この凹部14の
上縁にはネジ穴15が形成され、また凹部14の開口付
近の底面にもネジ穴16が形成されている。
【0011】上記凹部14には、ウオッシャタンク17
が収容される。このウオッシャタンク17は、図2に示
したように、一方の側部に平坦面17aを有している。
このウオッシャタンク17の上面と下面には、取付片で
ある上下の舌片18,19が突設されており、それらの
舌片18,19にはネジ挿通孔20,21がそれぞれ形
成されている。そして、このウオッシャタンク17は、
舌片18の孔20に挿通させたネジ22をエプロンパネ
ル11のネジ穴15に螺合させ、舌片19の孔21に挿
通させたネジ23を、エプロンパネル11のネジ穴16
に螺合させることによってエプロンパネル11に固定さ
れる。
【0012】さらにウォッシャタンク17の上面および
下面には、上記インレットパイプ10を取付けるための
舌片24,25と、レゾネータ26を取付けるための舌
片27,28とが立設されており、それぞれの舌片2
4,25,27,28にはネジ穴29,30,31,3
2が形成されている。
【0013】インレットパイプ10は、その一方の側部
が図2に示したように、平坦な面10cになっている。
このインレットパイプ10は、上部及び下部に舌片3
3,34を有しており、それらの舌片33,34にはネ
ジ挿通孔35,36が形成されている。そして、このイ
ンレットパイプ10は、孔35,36に挿通させたネジ
37,38を、円筒形のゴムクッション39,40内に
圧入させたスリーブ41,42に挿通させ、先端を舌片
24,25のネジ穴29,30に螺合させることによっ
て、ウオッシャタンク17に固定される。
【0014】さらに、このインレットパイプ10は、平
坦な面10cと反対側の面10dにパイプ状の突出部4
3を有している。そして、この突出部43は、図2に示
したように、レゾネータ26の孔44に挿着される。
【0015】レゾネータ26は、その一方側面26aが
インレットパイプ10の面10dに倣った形状に形成さ
れている。このレゾネータ26の上部および下部には、
舌片45,46が立設されており、それらの舌片45,
46には、ネジ挿通孔47,48が形成されている。そ
して、このレゾネータ26は、孔47,48に挿通させ
たネジ49,50を、円筒状のゴムクッション51,5
2内に圧入させたスリープ53,54に挿通させ、先端
を舌片27,28のネジ穴31,32に螺合させること
によって、ウォッシャタンク17に固定される。
【0016】上記した実施例では、図2に示したよう
に、エプロンパネル11の凹部14内にウォッシャタン
ク17が収容され、該ウォッシャタンク17にインレッ
トパイプ10が重ねて配置され、さらにレゾネータ26
がインレットパイプ10に重ねて配置される。したがっ
て、ウォッシャタンク17、インレットパイプ10およ
びレゾネータ26は、コンパクトに纏められるため、エ
ンジンルーム内の空間が確保される。
【0017】また、この吸気装置では、インレットパイ
プ10の振動は、ウォッシャタンク17に伝播され、該
ウォッシャタンク17を介してエプロンパネル11に伝
播される。したがって、インレットパイプ10の振動
は、ゴムクッション39,40で吸収され、さらにウォ
ッシャタンク17で吸収される。
【0018】なお、上記実施例では、ゴムクッション3
9,40をインレットパイプ10とウォッシャタンク1
7との間に介在させているが、これらのゴムクッション
39,40を介在させない場合でも、ウォッシャタンク
17が振動を吸収するため、インレットパイプ10を直
接エプロンパネル11に設置した場合に比較すれば、防
振効果は十分である。
【0019】また、防振効果をより十分に達成するため
には、ウォッシャタンク17とエプロンパネル11との
間にもゴムクッションを介在させることが好ましい。
【0020】
【発明の効果】上記したように、本発明に係るエンジン
の吸気装置では、突出した上下の取付片と側部に形成さ
れた平坦面とを有するウオッシャタンクを使用し、上下
の取付片を固定してウオッシャタンクをエプロンパネル
に取付け、インレットパイプの側部に平坦な面を形成
し、ウオッシャタンクの平坦面とインレットパイプの平
坦な面とを互いに向き合わせにし、インレットパイプが
ウオッシャタンク及びクッションを介してエプロンパネ
ルに取付けられることにより、インレットパイプの振動
は、クッションで吸収され減衰してウオッシャタンクに
伝播され、該ウオッシャタンクの重みでさらに減衰する
と共にフローティング構造で軽減されてエプロンパネル
に伝播される。
【0021】したがって、インレットパイプの振動は、
ウォッシャタンクで吸収されるので、エプロンパネル即
ち車体への振動の伝播は可及的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの吸気装置の要部を示し
た分解斜視図である。
【図2】本発明に係るエンジンの吸気装置の設置状態を
示した断面図である。
【図3】自動車のエンジンルームにおける従来の吸気装
置のレイアウトを示した平面図である。
【図4】その従来の吸気装置におけるインレットパイプ
の設置構造を示した分解斜視図である。
【符号の説明】10 インレットパイプ 10c 平坦な面 11 エプロンパネル 12 孔 13 フロントフェンダ 14 凹部 15,16 ネジ穴 17 ウオッシャタンク17a 平坦面 18,19 舌片(取付片) 20,21 孔 22,23 ネジ 24,25 舌片 26 レゾネータ 27,28 舌片 29,30,31,32 ネジ穴 33,34 舌片 35,36 孔 37,38 ネジ 39,40 ゴムクッション 41,42 スリーブ 43 突出部 44 孔 45,46 舌片 47,48 孔 49,50 ネジ 51,52 ゴムクッション 53,54 スリーブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突出した上下の取付片と側部に形成され
    た平坦面とを有するウオッシャタンクを使用し、前記上
    下の取付片を固定して前記ウオッシャタンクをエプロン
    パネルに取付け、エアクリーナのインレットパイプの側
    部に平坦な面を形成し、前記ウオッシャタンクの平坦面
    と前記インレットパイプの平坦な面とを互いに向き合わ
    せにし、前記インレットパイプが前記ウオッシャタンク
    及びクッションを介して前記エプロンパネルに取付けら
    れることを特徴とするエンジンの吸気装置。
JP03062697A 1991-03-04 1991-03-04 エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JP3075424B2 (ja)

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JP03062697A JP3075424B2 (ja) 1991-03-04 1991-03-04 エンジンの吸気装置

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JPH05256219A JPH05256219A (ja) 1993-10-05
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