JPH0724248Y2 - 車両のエアコンホース取付構造 - Google Patents

車両のエアコンホース取付構造

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JPH0724248Y2
JPH0724248Y2 JP7307689U JP7307689U JPH0724248Y2 JP H0724248 Y2 JPH0724248 Y2 JP H0724248Y2 JP 7307689 U JP7307689 U JP 7307689U JP 7307689 U JP7307689 U JP 7307689U JP H0724248 Y2 JPH0724248 Y2 JP H0724248Y2
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JP
Japan
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air conditioner
conditioner hose
radiator
fan
mounting structure
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Application number
JP7307689U
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JPH0311912U (ja
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義典 池田
信広 小松
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のエアコンホース取付構造に関する。
(従来技術) 自動車の車室内冷房装置は、エンジンで駆動されて気相
の冷媒(例えばフレオンガス)を圧縮するコンプレッサ
と、気相の冷媒を液相に復元するコンデンサと、液相の
冷媒を蒸発気化させるエバポレータとにより構成されて
いる。上記コンデンサは、例えば実開昭63−111324号公
報に開示されているように、エンジンのラジエータの前
面に配置され、エアコンホースによって上記コンプレッ
サおよびエバポレータと接続されている。
一方、ラジエータの背後には、冷却用ファンが設けられ
ているが、横置きエンジンを備えた前輪駆動車等では、
上記冷却用ファンをクランクシャフトからベルト駆動す
る構成がとれないため、電動ファンが用いられている。
この電動ファンのファンカウルはラジエータの後面に取
付けられている。そして従来は、この電動ファンの後方
に若干のスペースを設け、このスペースにエアコンホー
スを配置していたから、エアコンホースが、ラジエータ
コアを通った熱風に曝されることになり、冷房性能が悪
化するという問題があった。
(考案の目的) そこで本考案は、エアコンホースがラジエータからの熱
風に曝されないようにした車両のエアコンホース取付構
造を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案では、エアコンホースを、ラジエータの後面に取
付けられたファンカウルの外周に添わせて取付けたこと
を特徴とする。
(考案の効果) 本考案の効果は、第1に、エアコンホースが、ファンカ
ウルの外周に添って取付けられているため、エアコンホ
ースがラジエータから出る熱風に曝されるのを防止で
き、冷房性能の向上を図ることができる。第2に、ファ
ンカウルが取付けられているラジエータは、車体のクロ
スメンバ上にラバーマウントを介して搭載されるのが普
通であるため、エアコンホースをファンカウルの外周に
取付けたことにより、コンプレッサによる冷媒圧縮に起
因してエアコンホースから発生する脈動音をラジエータ
を介してラバーマウントに吸収させることができ、これ
によって騒音低減を図ることができることである。第3
にファンカウル周囲のデッドスペースを有効に活用でき
ることにより、エアコンホース配管用のスペースをファ
ンの後方に設ける必要がなくなり、その分、車体のショ
ートノーズ化、低ボンネット化を促進することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図において、1はエンジンルーム2の
両側において車体前後方向に延びるフロントフレーム、
3はフロントフレーム1の前端に取付けられて車幅方向
へ延びるクロスメンバであり、このクロスメンバ3上に
はラジエータ4がラバーマウント5を介して搭載されて
いる。ラジエータ4の前方にはエアコン用のコンデンサ
6が配置されている。
ラジエータ4の背後(エンジンルーム2側)には、冷却
用の電動ファン7、8が並設されており、9は一方の電
動ファン7(メインファン)の羽根、10はこの羽根9を
環状に取り囲んでラジエータ4に固定されているファン
カウル、11はモータ、12はモータ11から放射状に延びる
複数本のモータ支持部材である。また13は他方の電動フ
ァン8(サブファン)の羽根、14はこの羽根13を環状に
取り囲んでラジエータ4に固定されているファンカウ
ル、15はモータ、16はモータ支持部材である。
17はエンジン(図示は省略)によって駆動されるエアコ
ン用コンプレッサで、このコンプレッサ17で圧縮された
気相の冷媒はホース18を通ってコンデンサ6に供給され
た液相に復元される。そしてこの液相の冷媒は高圧パイ
プ19を通ってエバポレータ(図示は省略)に供給され
る。エバポレータで再び気相となった冷媒は低圧パイプ
20を通ってコンプレッサ17に戻されるが、この低圧パイ
プ20とコンプレッサ17のパイプ21との間に接続されてい
るホース22は、サブファン8のファンカウル14の外周に
添って配管されており、かつ上記ファンカウル14に固定
されている。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
エアコンホース22をファンカウル14の外周に添って取付
けたことにより、エアコンホース22がラジエータ4から
の熱風に曝されるのを防止でき、これにより冷房性能を
向上させることができる。また、エアコンホース22がフ
ァンカウル14に取付けられており、ファンカウル14は、
ラバーマウント5を介してクロスメンバ3上に載置され
ているラジエータ4に固定されているため、エアコンホ
ース22内を冷媒が脈動することによって生じる脈動音を
ラジエータ4を介してラバーマウント5に吸収させるこ
とができ、騒音低減を図ることができる。さらにエアコ
ンホース22をファンカウル14の周りのデッドスペースに
配置したことにより、エアコンホース22を配管するため
のスペースを電動ファン8の後方に設ける必要がなくな
り、その分、車体のショートノーズ化、低ボンネット化
を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す斜視図、第2図は第1図の
II−II線断面図である。 3……クロスメンバ、4……ラジエータ 5……ラバーマウント、6……コンデンサ 7、8……電動ファン 10、14……ファンカウル 11、15……モータ、17……コンプレッサ 22……エアコンホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジエータの背後に冷却用ファンが設けら
    れ、かつそのファンカウルが上記ラジエータに取付けら
    れている車両において、 エアコンホースを上記ファンカウルの外周に添わせて取
    付けたことを特徴とする車両のエアコンホース取付構
    造。
JP7307689U 1989-06-23 1989-06-23 車両のエアコンホース取付構造 Expired - Lifetime JPH0724248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7307689U JPH0724248Y2 (ja) 1989-06-23 1989-06-23 車両のエアコンホース取付構造

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JP7307689U JPH0724248Y2 (ja) 1989-06-23 1989-06-23 車両のエアコンホース取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0311912U JPH0311912U (ja) 1991-02-06
JPH0724248Y2 true JPH0724248Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31611588

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7307689U Expired - Lifetime JPH0724248Y2 (ja) 1989-06-23 1989-06-23 車両のエアコンホース取付構造

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JP (1) JPH0724248Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003214588A (ja) * 2002-01-18 2003-07-30 Denso Corp 配管構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003214588A (ja) * 2002-01-18 2003-07-30 Denso Corp 配管構造

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JPH0311912U (ja) 1991-02-06

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