JPH0622021U - 建設機械の空調装置 - Google Patents
建設機械の空調装置Info
- Publication number
- JPH0622021U JPH0622021U JP6575592U JP6575592U JPH0622021U JP H0622021 U JPH0622021 U JP H0622021U JP 6575592 U JP6575592 U JP 6575592U JP 6575592 U JP6575592 U JP 6575592U JP H0622021 U JPH0622021 U JP H0622021U
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- JP
- Japan
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- air conditioner
- operator
- floor
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- Pending
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調装置を狭いキャブに装着を可能としたも
の。 【構成】 フロア1とその上部のオペレ−タシ−ト2の
間に空調機本体3を配置し、オペレ−タシ−ト2の台座
を、空調機本体3をカバ−するアウタケ−ス4に形成
し、空気の吹き出しグリル5,6,7,8を、オペレ−
タシ−ト2の左右の該アウタケ−ス4の両端部4a、ヘ
ッドレスト9、およびア−ムレスト10等に設けると共
に、吸気フィルタ11をアウタケ−ス4の前面に設けた
もの。 【効果】 空調装置がオペレ−タと接近した位置にあっ
てユニット化されてコンパクトになり、しかも吹き出し
位置もオペレ−タに対して適正なものとすることができ
る。これにより空調装置の装着に関しても車体改造や補
強が最小限にできる。
の。 【構成】 フロア1とその上部のオペレ−タシ−ト2の
間に空調機本体3を配置し、オペレ−タシ−ト2の台座
を、空調機本体3をカバ−するアウタケ−ス4に形成
し、空気の吹き出しグリル5,6,7,8を、オペレ−
タシ−ト2の左右の該アウタケ−ス4の両端部4a、ヘ
ッドレスト9、およびア−ムレスト10等に設けると共
に、吸気フィルタ11をアウタケ−ス4の前面に設けた
もの。 【効果】 空調装置がオペレ−タと接近した位置にあっ
てユニット化されてコンパクトになり、しかも吹き出し
位置もオペレ−タに対して適正なものとすることができ
る。これにより空調装置の装着に関しても車体改造や補
強が最小限にできる。
Description
【0001】
本考案は建設機械の空調装置に係り、特に小型機種に適した建設機械の空調装 置に関する。
【0002】
近年、一般車両に空調装置を設けることは常識となっており、いまや建設機械 においても例外ではなくなっている。この場合大型機種では、例えば実開平4− 60710号公報や特開平4−27618号公報等に示されるように車体スペ− スも広いため装着に特に問題はない。しかしながら小型機種では車体スペ−スが 狭いと云う関係から空調装置の装着が困難であり、図4に示すようにキャブ(運 転室)31の天井32や車体外側に張り出した状態にして空調装置33を装着し ているのが現状である。図中、34は足回り、35は作業機の基端側の一部であ る。
【0003】
しかして空調装置をキャブ天井や車体外側に設置すると、つぎのような不具合 がある。 キャブ天井装着の場合、車体の振動で空調装置が振動加速度を受け、 キャブへの負荷が大きくなり、そのためキャブ支柱を強化しなければならず、強 化しないとキャブ自体の耐久性を阻害する欠点がある。 車体外側に張り出して 装着する場合、空調装置が車体以外の障害物にぶつかって破損したりするため、 これを防止するには強度の高いプロテクタを必要とする。 前者後者の何れの場 合にも空調装置そのものがオペレ−タと離れた位置にあり、適正な空気の吹き出 し位置が求め難く、また、エア−ダクトの引き回しが厄介である。
【0004】 本考案はこれに鑑み、キャブ天井や車体外側に設置することなく、したがって 車体改造や補強を最小限にして狭いキャブにも装着を可能とした建設機械の空調 装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたもの である。
【0005】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案は、フロアとその上部のオ ペレ−タシ−トの間に空調機本体を配置し、該オペレ−タシ−トの台座を、該空 調機本体をカバ−するアウタケ−スに形成し、空気の吹き出しグリルを、前記オ ペレ−タシ−トの左右の該アウタケ−スの両端部、ヘッドレストおよびア−ムレ スト等に設けると共に、吸気フィルタを該アウタケ−スの前面に設けたことを特 徴とする。
【0006】
上記構成によれば、オペレ−タシ−トの下側に空調装置が設けられることにな るため、小型のキャブの場合に設置に要するスペ−スも最小限とすることができ る。
【0007】
図1は本考案にかかる建設機械の空調装置の一実施例を示す側面図、図2は図 1の斜視図、図3は本考案の空調装置とエンジン回りとの配管関係を示す説明図 である。
【0008】 以下、本考案を図1および図3に示す実施例を参照して説明する。本考案は図 1,2において、フロア1とその上部のオペレ−タシ−ト2の間に空調機本体3 を配置し、該オペレ−タシ−ト2の台座を、該空調機本体3をカバ−するアウタ ケ−ス4に形成し、空気の吹き出しグリル5,6,7,8を、前記オペレ−タシ −ト2の左右の該アウタケ−ス4の両端部4a、ヘッドレスト9、およびア−ム レスト10等に設けると共に、吸気フィルタ11を該アウタケ−ス4の前面に設 けたもので構成されている。
【0009】 フロア1の上部には図示しないオペレ−タキャブが設けられ、その中に前記ア ウタケ−ス4およびオペレ−タシ−ト2が配置されている。空調機本体3にはエ ンジン14からフロア1の下側を通ってアウタケ−ス4の下面に至る冷媒、およ び冷却水等の配管12,13がそれぞれ接続されている。図中、2aはオペレ− タシ−ト2の背もたれで、前記ア−ムレスト10はこの背もたれ2aの両側部に 回動可能に取付けられ、また、空気の吹き出しグリル5の一側の後部には空調操 作パネル15が設けられている。これによりオペレ−タシ−ト2と空気の吹き出 しグリル5,6,7,8、空調機本体3、アウタケ−ス4、および空調操作パネ ル15等はユニット化されている。このユニット化されたものをフロア1にボル ト等により固定し、図示しない配線(電源他)、配管12,13等を接続すれば 装着は完了する。
【0010】 つぎに作用を説明する。本考案の空調装置とエンジン14回りの配管関係は、 例えば図3に示すようになっている。図3において、エンジン14に設けられた ガスコンプレッサ16により圧縮されたフロン等のガスは配管12によりコンデ ンサ17により凝縮されて空調機本体3内に入り、空調機本体3内のエキスパン ションバルブ18の開により液化されていたフロン等のガスはエバポレ−タ19 により気化して周囲の熱を奪うので、冷却された空気が前記アウタケ−ス4の両 端部4a、ヘッドレスト9およびア−ムレスト10等に設けた空気吹き出しグリ ル5,6,7,8から放出されてキャブ内が冷房される。これは冷房の場合ある が、暖房の場合には、一例をあげるとラジエ−タ20とエンジン14間の冷却水 を利用して配管21から配管13を取出し、空調機本体3内のヒ−タコ−タ22 に連結して、放熱により冷却した配管13内の水をラジエ−タ20に戻して循環 させるようにしても暖房することができる。
【0011】
以上説明したように本考案はフロアとその上部のオペレ−タシ−トの間に空調 機本体を配置し、該オペレ−タシ−トの台座を、該空調機本体をカバ−するアウ タケ−スに形成し、空気の吹き出しグリルを、前記オペレ−タシ−トの左右の該 アウタケ−スの両端部、ヘッドレストおよびア−ムレスト等に設けると共に、吸 気フィルタを該アウタケ−スの前面に設けたから、空調装置がオペレ−タと接近 した位置にあってユニット化されてコンパクトになり、しかも吹き出し位置もオ ペレ−タに対して適正なものとすることができる。これにより空調装置の装着に 関しても車体改造や補強が最小限にできる。
【図1】本考案にかかる建設機械の空調装置の一実施例
を示す側面による説明図である。
を示す側面による説明図である。
【図2】図1の斜視による説明図である。
【図3】本考案の空調装置とエンジン回りとの配管関係
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】従来の建設機械の空調装置の1例を示す斜視に
よる説明図である。
よる説明図である。
1 フロア 5,6,7,8
吹き出しグリル 2 オペレ−タシ−ト 9 ヘッドレスト 3 空調機本体 10 アームレスト 4 アウタケ−ス 11 吸気フィルタ 4a 両端部
吹き出しグリル 2 オペレ−タシ−ト 9 ヘッドレスト 3 空調機本体 10 アームレスト 4 アウタケ−ス 11 吸気フィルタ 4a 両端部
Claims (1)
- 【請求項1】 フロアとその上部のオペレ−タシ−トの
間に空調機本体を配置し、該オペレ−タシ−トの台座
を、該調機本体をカバ−するアウタケ−スに形成して、
空気の吹き出しグリルを、前記オペレ−タシ−トの左右
の該アウタケ−スの両端部、ヘッドレストおよびア−ム
レスト等に設けると共に、吸気フィルタを該アウタケ−
ス前面に設けたことを特徴とする建設機械の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6575592U JPH0622021U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 建設機械の空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6575592U JPH0622021U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 建設機械の空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622021U true JPH0622021U (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=13296168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6575592U Pending JPH0622021U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 建設機械の空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622021U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011254882A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
JPWO2013035426A1 (ja) * | 2011-09-09 | 2015-03-23 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427618A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械用空調装置 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP6575592U patent/JPH0622021U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427618A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械用空調装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011254882A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
JPWO2013035426A1 (ja) * | 2011-09-09 | 2015-03-23 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
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