JPH0612131U - 空調装置におけるルーバーの取付構造 - Google Patents

空調装置におけるルーバーの取付構造

Info

Publication number
JPH0612131U
JPH0612131U JP926091U JP926091U JPH0612131U JP H0612131 U JPH0612131 U JP H0612131U JP 926091 U JP926091 U JP 926091U JP 926091 U JP926091 U JP 926091U JP H0612131 U JPH0612131 U JP H0612131U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
instrument panel
center vent
mounting
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP926091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2548727Y2 (ja
Inventor
守之 大野
健児 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP1991009260U priority Critical patent/JP2548727Y2/ja
Publication of JPH0612131U publication Critical patent/JPH0612131U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548727Y2 publication Critical patent/JP2548727Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 インストルメントパネルに過大な衝撃が加わ
ったとき、ルーバーの取付パネルの接合部が破断して、
インストルメントパネルに加わった衝撃を吸収する。 〔構成〕 ルーバー3の少なくとも上面に設けられた取
付プレート8の接合部をルーバー3の本体部より細く形
成して、破断を可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空調装置におけるルーバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の乗り物では車室内の空調を行なうため、運転席の前部に空調装置の 吹出口が設けられている。
【0003】 空調装置の吹出口の中でセンターベンチレーション用の吹出口は、図8に示す ようにインストルメントパネル100の中央部に設けられており、エアー吹出口 101の内部には図示しないベンチレーションダクトに接続されたセンターベン トルーバー102が配設されている。
【0004】 センターベントルーバー102は、図9および図10のように、ハウジング1 03の内部に、風向を調整する整流板104を設けたもので、ハウジング103 の上下面に一体成形あるいは接合により設けられた取付プレート105を介して インストルメントパネル100内側のボス部106,107にネジ108を介し てネジ止めされている。109はセンターベントルーバー102の前面に配設さ れるセンターガーニッシュである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、センターベントルーバー3はインストルメントパネル1に固定 されているため、インストルメントパネル1前面からの衝撃に対してインストル メントパネル1の後面を支えることになり、インストルメントパネル1の衝撃吸 収作用を損ねることになる。
【0006】 本考案は上記課題を解決し、インストルメントパネルに加わる衝撃荷重が一定 以上になるとセンターベントルーバーをインストルメントパネルから切離してイ ンストルメントパネルの衝撃吸収作用を増大することができる空調装置における ルーバーの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、ルーバーの少なく共上面に設けられた取付 プレートを介してインストルメントパネルの空調用吹出口に装着したルーバーの 取付構造において、上記取付プレートとルーバーとの接合部を破断可能に取付プ レートの本体部より細く形成したことにある。
【0008】
【作用】
インストルメントパネルの前面に過大な衝撃荷重が加わると、センターベント ルーバーをインストルメントパネルに固定している取付プレートの接合部が破断 する。そして、インストルメントパネルの移動幅を拡大し、衝撃吸収作用を増大 する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】 図1はインストルメントパネルおよびセンターベントルーバーを示す斜視図、 図2はセンターベントルーバーとセンターガーニッシュを示す斜視図、図3はセ ンターベントルーバーの取付状態を示す概念断面図、図4はセンターベントルー バーを示す正面図、図5は図4の平面図である。
【0011】 図1ないし図3において、1は自動車のインストルメントパネルで、左ハンド ル車用に製造されている。インストルメントパネル1には中央部に空調用の吹出 口2が設けられ、この吹出口2にはセンターベントルーバー3が内装され、その 前面をセンターガーニッシュ4で覆っている。
【0012】 上記センターベントルーバー3は図4および図5に示すように、ハウジング5 内に垂直方向の整流板6と水平方向の整流板7が格子状に配設されている。上記 ハウジング5の上面2個所と下面中央部(1個所)には板状の取付プレート8, 9が一体成形あるいは接合されている。
【0013】 取付プレート8,9は左ハンドル車と右ハンドル車に兼用させるため、中央の 垂直軸を中心として両側をわずかに前方に折り曲げて左右の面10a,10bが 形成されており、この左右の面10a,10bにそれぞれ突設した2本の支持部 11を介してハウジング5に支持されている。この支持部11は取付プレート8 ,9の一部を打抜くことにより成形してもよい。
【0014】 上記取付プレート8は左右の面10a,10bにそれぞれネジ穴12を形成し 、このネジ穴12の一方にネジ13を通してインストルメントパネル1の裏面ボ ス部14にネジ止めされている。
【0015】 上記取付プレート9は左右の面10a,10bの縁部にそれぞれ切欠部15が 形成され、この切欠部15の一方にネジ16を通してインストルメントパネル1 の裏面ボス部17にネジ止めされている。
【0016】 上記取付プレート8,9は本体部となる左右の面10a,10bに対して支持 部11を細く形成し、支持部11におけるハウジング5との接合部の面積を小さ くしてインストルメントパネル1に一定以上の過大な衝撃が加わったとき、支持 部11が破断するように構成してある。
【0017】 上記構成によると、図6のようにインストルメントパネル1の前面に一定以上 の過大な衝撃荷重が加わると、図7のようにセンターベントルーバー3の支持部 11が破断し、インストルメントパネル1とセンターベントルーバー3が切り離 される。こうして、センターガーニッシュ4とセンターベントルーバー3との間 隙が拡大してインストルメントパネル1の中央部がわずかに移動可能となる。こ うしてインストルメントパネル1は前面からの荷重に対して衝撃吸収作用を保つ ことができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限定されず、たとえばセンターベントルーバー3 の取付プレート8,9は上部側の取付プレート8のみでインストルメントパネル に固定してもよく、あるいは、右ハンドル車または左ハンドル車専用のセンター ベントルーバーに適用することも可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案による空調装置におけるルーバーの取付構造による と、ルーバーをインストルメントパネルに取付ける取付プレートのルーバーとの 接合部を破断可能に取付プレートの本体部より細く形成したので、インストルメ ントパネルの前面に一定以上の過大な衝撃荷重が加わったとき、取付プレートの 接合部が破断し、インストルメントパネルの衝撃吸収作用を上げることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の空調装置におけるルーバーの取付構造
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のセンターベントルーバーとセンターガー
ニッシュを示す斜視図である。
【図3】図2のセンターベントルーバーをインストルメ
ントパネルに取付けた状態を示す側面図である。
【図4】図2のセンターベントルーバーを示す正面図で
ある。
【図5】図2のセンターベントルーバーを示す平面図で
ある。
【図6】インストルメントパネルに衝撃が加わる場合の
動作を示す概念図である。
【図7】センターベントルーバーの取付プレートが接合
部で破断した状態を示す概念図である。
【図8】インストルメントパネルを示す概念図である。
【図9】従来のセンターベントルーバーを示す概念図で
ある。
【図10】従来のルーバーの取付構造を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 吹出口 3 センターベントルーバー 4 センターガーニッシュ 5 ハウジング 8,9 取付プレート 11 支持部 12 ネジ穴 13,16 ネジ 14,17 ボス部 15 切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーバーの少なく共上面に設けられた取
    付プレートを介してインストルメントパネルの空調用吹
    出口に装着したルーバーの取付構造において、上記取付
    プレートとルーバーとの接合部を破断可能に取付プレー
    トの本体部より細く形成したことを特徴とする空調装置
    におけるルーバーの取付構造。
JP1991009260U 1991-01-31 1991-01-31 空調装置におけるルーバーの取付構造 Expired - Lifetime JP2548727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991009260U JP2548727Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 空調装置におけるルーバーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991009260U JP2548727Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 空調装置におけるルーバーの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0612131U true JPH0612131U (ja) 1994-02-15
JP2548727Y2 JP2548727Y2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=11715461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991009260U Expired - Lifetime JP2548727Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 空調装置におけるルーバーの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2548727Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004098762A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Daihatsu Motor Co Ltd 車両の吹き出し部構造
JP2009298228A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Calsonic Kansei Corp 車両用風向調整装置
JP2011140256A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Calsonic Kansei Corp 車両用風向調整装置
DE102017116481B4 (de) 2017-07-21 2021-10-14 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Mittelkonsole eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zum Zusammenbau derselben

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60224U (ja) * 1983-06-16 1985-01-05 トヨタ自動車株式会社 空気吹出しレジスタ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60224U (ja) * 1983-06-16 1985-01-05 トヨタ自動車株式会社 空気吹出しレジスタ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004098762A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Daihatsu Motor Co Ltd 車両の吹き出し部構造
JP2009298228A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Calsonic Kansei Corp 車両用風向調整装置
JP2011140256A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Calsonic Kansei Corp 車両用風向調整装置
DE102017116481B4 (de) 2017-07-21 2021-10-14 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Mittelkonsole eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zum Zusammenbau derselben

Also Published As

Publication number Publication date
JP2548727Y2 (ja) 1997-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6315354B1 (en) Automotive air duct and garnish structure
JPH05170135A (ja) 自動車の前部車体構造
JPH11301516A (ja) 自動車の端壁
JPH0612131U (ja) 空調装置におけるルーバーの取付構造
US11001310B2 (en) HVAC instrument panel bracket
JP4318524B2 (ja) 換気・空調装置を備える自動車の車室
JPH06328952A (ja) 車両用エンジン冷却装置
JP4122895B2 (ja) 車両の前部車体構造
JPH0537657U (ja) 自動車の前部車体構造
CN210617786U (zh) 双空调温控装置及车辆
JPH0525289Y2 (ja)
JP2530976Y2 (ja) 空調装置におけるルーバーの取付構造
JPH0211207Y2 (ja)
JPH0538993Y2 (ja)
JP3873810B2 (ja) 車両用ダクト構造
JPH063691Y2 (ja) バスのエンジン冷却装置
JPS6010195Y2 (ja) 車両用ラジエ−タのエアダクトパネル
JPS6220333Y2 (ja)
JPH085851Y2 (ja) 車両用送風装置
JPS63242712A (ja) 自動車の空調装置
JP3242772B2 (ja) 車両のエアコン吹出口構造
JP3564713B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル構造
JPH06328931A (ja) 車両の前部車体構造
KR200157030Y1 (ko) 자동차 대쉬판넬의 에어콘 블로워 체결구조
KR0146773B1 (ko) 자동차 에어컨의 송풍구조