JPH1033824A - 景品管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技客が必要としている取引き景品の種類、
数および遊技媒体数等の各種情報を表示し、また初心者
にとっても判り易く表示することにより信頼感を得るこ
とができる景品管理システムを提供する。 【解決手段】 各記録片を識別する発券識別情報を生成
すると共に該発券識別情報を発券データに含めて記録片
に記録し、計数値、選択された景品の種類および景品数
並びに該景品数に対応する遊技媒体数、遊技媒体の残数
および該残数に対し交換可能な景品の種類を所定の表示
パターンに生成し、これらの表示処理部４３で生成され
た表示内容および読取装置３２で読み取られた記録片の
発券データが表示されるので、遊技客による信頼感が得
られ、また初心者にとっても判り易い表示を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場に設置され
て、遊技客が獲得した遊技媒体を景品と交換する際に用
いられるシステムであって、読込まれた各記録片の発券
データ、賞球数、該賞球数対応する景品の種類等を遊技
客に表示するようにした景品交換管理システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】遊技客が獲得した遊技媒体を景品と交換
する際に用いられる景品管理システムとして、従来、遊
技媒体の個数を計数する計数機と、この計数機と接続さ
れ、計数結果を受けて、その計数値を含む発券データを
生成すると共に、この発券データの計数値を視認可能に
記録した記録片を発行する発券機と、前記計数値に基づ
いて景品の払出管理を行うＰＯＳ端末装置を備える景品
管理システムがある。

【０００３】このシステムは、計数機で遊技媒体を計数
し、発券機で遊技媒体の計数値をレシートにバーコード
プリントして発行し、ＰＯＳ端末装置でレシートのバー
コードを読み取って、読み取られたデータに応じてカウ
ンタで景品の払出しを行うようになっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の景品管理システムでは、以下の問題点を有し
ていた。

【０００５】すなわち、従来のＰＯＳ（ｐｏｉｎｔ ｏ
ｆ ｓａｌｅ ｓｙｓｔｅｍ）は、カウンターの店員に
対しては見やすく、且つ操作性の高いものが用いられて
いたが、遊技客に対してはこれらの点に関してはあまり
考慮されていなかった。

【０００６】遊技客にはカスタマディスプレイ（一般的
に７セグＬＥＤが使用されている場合が多いため数字の
みの表示となっている）により、レシートの枚数や特殊
景品の景品数が表示されるだけである。

【０００７】従って、従来のカスタマディスプレイで
は、取引き景品の明示ができないため遊技者に不信感を
抱かせ、また初心者にとってはカスタマディスプレイの
表示は判りにくくなっている。

【０００８】このように、従来のカスタマディスプレイ
による表示は、見にくいため興趣が得られず、またカス
タマディスプレイの表示では遊技客が必要としている情
報が得られないという問題点を有していた。

【０００９】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、遊技客が必要として
いる取引き景品の種類、数および遊技媒体数等の各種情
報を表示し、また初心者にとっても判り易く表示するこ
とにより信頼感を得ることができる景品管理システムを
提供することを目的としている。

【００１０】

【課題を解決するための手段】前述した目的を構成する
ための本発明の要旨とするところは、請求項１記載の発
明では、遊技媒体の個数を計数する計数機（１１）と、
該計数機（１１）と接続され計数結果を受けて、その計
数値を少なくとも含む発券データを生成すると共に、該
発券データのうち少なくとも計数値を視認可能に記録し
た記録片を発行する発券装置（２０）と、前記計数値に
基づいて景品の払出しを行う端末装置（３０）を備えた
景品管理システム（１０）において、前記端末装置（３
０）は、発券装置（２０）において生成される発券デー
タと、記録片に記録される発券データとの照合を行い、
両者の一致および不一致を示す信号を出力するための照
合管理部（３５）を有して成り、該端末装置（３０）に
は景品払出し装置（３１）、読取装置（３２）、発券装
置（２０）および記憶部（４１）、演算部（４２）、表
示処理部（４３）から成る集中管理装置（４０）、表示
装置（５０）が接続され、前記発券装置（２０）は、当
該発券装置（２０）において発行される各記録片を識別
する発券識別情報を生成すると共に、該発券識別情報を
発券データに含めて記録片に記録する機能と、発券デー
タを前記照合管理部（３５）に送る機能とを有する記録
部（２１）を備え、前記記憶部（４１）は、前記計数機
（１１）と接続されて前記計数値と共に記録された記録
片の発券データおよび景品の種類、景品の数、景品対応
の遊技媒体数を記憶し、前記演算部（４２）は、遊技者
により選択された景品対応の遊技媒体数と前記計数値と
を比較演算し、前記表示処理部（４３）は、前記計数
値、選択された景品の種類および景品数並びに該景品数
に対応する遊技媒体数、遊技媒体の残数および該残数に
対し交換可能な景品の種類を所定の表示パターンに生成
し、前記表示装置（５０）は、前記表示処理部（４３）
で生成された表示内容および前記読取装置で読み取られ
た記録片の発券データを表示することを特徴とする景品
管理システム（１０）に存する。

【００１１】また、請求項２記載の発明では、前記表示
処理部（４３）が、複数の記録片を読取るに際し、計数
結果が順次加算されて表示されると共に記録片に記録さ
れた遊技店名、発行年月日、遊技媒体数および発券識別
情報を前記表示部に表示することを特徴とする景品管理
システムに存する。

【００１２】また、請求項３記載の発明では、前記発券
装置（２０）の記録部（２１）が、発券データのうち、
少なくとも発券識別情報について、前記読取装置（３
２）で読取り可能な態様で記録片に記録されるものであ
ることを特徴とする景品管理システム（１０）に存す
る。

【００１３】また、請求項４記載の発明では、前記表示
処理部（４３）が、景品の交換に際し前記計数機（１
１）で計数された遊技媒体の総合計数、選ばれた景品の
名称および景品の数、該景品に対応する遊技媒体の合計
数、遊技媒体の残数、該残数に対する交換可能な景品の
種類を表示部（５０）に表示し、景品の選択によって順
次減算される残数および該残数の範囲内で交換可能な景
品を表示することを特徴とする景品管理システムに存す
る。

【００１４】また、請求項５記載の発明では、前記表示
処理部（４３）が、店舗によるイベントおよびその日
時、一般景品の入荷予定日、特殊景品の景品交換可能な
遊技媒体数を所定のパターンで表示部に表示することを
特徴とする請求項１記載の景品管理システムに存する。

【００１５】次に作用について説明する。

【００１６】請求項１に係る景品管理システム（１０）
によれば、各記録片を識別する発券識別情報を生成する
と共に該発券識別情報を発券データに含めて記録片に記
録し、計数値、選択された景品の種類および景品数並び
に該景品数に対応する遊技媒体数、遊技媒体の残数およ
び該残数に対し交換可能な景品の種類を所定の表示パタ
ーンに生成し、これらの表示処理部（４３）で生成され
た表示内容および読取装置（３２）で読み取られた記録
片の発券データが表示されるので、遊技客による信頼が
得られ、また初心者にとっても判り易い表示を得ること
ができる。

【００１７】請求項２に係る景品管理システム（１０）
によれば、遊技の終了により複数の記録片が読み取られ
ると、計数結果が順次加算されて表示されると共に記録
片に記録された遊技店名、発行年月日、遊技媒体数およ
び発券識別情報が前記表示部（５０）に表示されるの
で、複数の記録片を順次画面上で確認することができる
ため間違いなく信頼性を向上させることができる。

【００１８】請求項３に係る景品管理システム（１０）
によれば、発券データのうち、少なくとも発券識別情報
について、読取装置（３２）で読取り可能な態様で記録
片に記録されるので、記録片が偽造されることがなくな
り、景品の不正交換による損害を未然に防止することが
できる。

【００１９】請求項４に係る景品管理システム（１０）
によれば、遊技媒体の総合計数、選ばれた景品の名称お
よび景品の数、該景品に対応する遊技媒体の合計数、景
品の選択によって順次減算される遊技媒体の残数、該残
数に対する交換可能な景品の種類が表示部（５０）に表
示されるので、遊技客が得た遊技媒体の総合計数の範囲
内で必要な景品を効率良く選択することができる。

【００２０】請求項５に係る景品管理システム（１０）
によれば、店舗によるイベントおよびその日時、一般景
品の入荷予定日、特殊景品の景品別交換可能な遊技媒体
数が所定のパターンで表示部（５０）に表示されるの
で、遊技客は表示部によって常に新しい情報を得ること
ができて遊技に対する興趣が得られる。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明を説明する。

【００２２】図１は本発明の一実施形態であり、景品管
理システムの機能構成を示すブロック図である。

【００２３】図１に示すように、本実施形態の景品管理
システム１０は、対応する遊技媒体の個数を計数する計
数機１１と、該計数機１１と接続されこれら計数機１１
の計数結果を受けて、その計数値を少なくとも含む発券
データを生成すると共に、該発券データのうち少なくと
も計数値を視認可能に記録した記録片を発行する発券装
置２０と、計数値に基づいて景品の払出しを行うＰＯＳ
端末装置３０と、景品の払出しを行う景品払出し装置３
１と、発行された記録片の発券データの照合並びに後述
する表示装置への表示処理を行う集中管理装置４０とを
有する。

【００２４】本実施形態の景品管理システム１０では、
１台の集中管理装置４０に、計数機１１と、複数の発券
装置２０と、複数のＰＯＳ端末装置３０と、表示装置５
０が接続されている。

【００２５】計数機１１は、パチンコゲーム機で用いら
れるパチンコ玉（遊技媒体）を計数し、計数値と、パチ
ンコ玉を示す種別とを出力する装置である。

【００２６】そして計数機１１は、図示はしないが、対
象となる遊技媒体を計数してパルス等の電気信号として
出力する計数機構部、出力されたパルスを計数するカウ
ンタ、各々における各計数動作を識別するための計数識
別情報付与部、これらの動作を制御する制御部等を有し
ている。

【００２７】発券装置２０には、計数機１１、ＰＯＳ端
末装置３０、表示処理部４３が接続されている。図１に
示すように、発券装置２０には記録部２１が備えられ、
該記録部２１は、発券時刻を出力する図示しない時計
と、発券順位を計数するカウンタと、バーコード化装置
と、プリンタとを有している。時計と、カウンタと、バ
ーコード化装置とは計数値および発券識別情報を含む発
券データを生成する発券データ生成部（不図示）を構成
する。

【００２８】図示しないバーコード化装置は、計数機１
１による計数値、種別および計数識別情報と、時計によ
る発券時刻と、カウンタによる発券順位とを含む発券デ
ータをバーコード表示するためのバーコードプリントデ
ータを生成して出力すると共に、発券データ自体を出力
するための装置である。プリンタは、バーコード化装置
によるバーコードプリントデータを記録片として用いら
れるレシートにバーコードにプリントするものである。

【００２９】ここで発券順位は、記録片を識別するため
の発券識別情報として用いられる。発券識別情報として
は、この他に、発券装置を特定するためのデータを含む
ことができる。また。発券時刻を発券識別情報に加えて
もよい。なお、発券装置を特定するデータは、発券順位
を示す情報に含むものとしてもよい。例えば、発券装置
番号をカウンタの上位ビットに予めセットして、発券順
位を計数する構成とすることができる。

【００３０】集中管理装置４０は、記憶部４１と、演算
部４２と、表示処理部４３とを有する管理コンピュータ
である。

【００３１】記憶部４１は、計数機１１と接続され計数
機１１によるパチンコ玉の計数値を、ＰＯＳ端末装置３
０の後述する読取装置３２により読取った種別情報であ
る記録片の発券データおよびＰＯＳ端末装置３０の後述
する入力装置３４より入力された景品の種類、景品の
数、景品対応の遊技媒体数と共に記憶する機能を有して
いる。この場合、計数識別情報が照合時のインデックス
となるように、これらの情報を例えば、テーブル化して
記憶することができる。

【００３２】また演算部４２は、遊技者により選択され
た景品対応の遊技媒体数と計数値とを比較演算する機能
を有している。

【００３３】表示処理部４３は、計数値、遊技客により
選択された景品の種類および演算部４２により順次比較
演算されて景品数並びに該景品数に対応する遊技媒体
数、遊技媒体の残数および該残数に対し交換可能な景品
の種類を所定の表示パターン生成する機能を有してい
る。

【００３４】ＰＯＳ端末装置３０は、バーコード読取装
置３２が接続されると共に、制御部３３と、入力装置３
４と、照合管理部３５とを有する。バーコード読取装置
３２は、遊技客からのレシートのバーコードを読取る。
入力装置３４は、遊技客が希望する景品の指定、個数の
指定等の入力を行うための装置であって、例えば、キー
ボード、タブレット、タッチパネル等が用いられる。

【００３５】照合管理部３５は、発券装置２０において
生成された発券データと記録片に記録された発券データ
との照合を行ない、両者の一致、不一致を示す信号を出
力する機能を有している。

【００３６】制御部３３は、読取ったデータを、集中管
理装置４０に送り、集中管理装置４０での照合結果に応
じて、入力装置３４で指定された景品の払出し管理を行
う。すなわちＰＯＳ端末装置３０は、照合管理部３５に
よる照合結果が一致すると判断した場合に、バーコード
読取りデータに応じた景品の払出し管理と、照合結果が
不一致と判断した景品の払出し禁止管理とを行う。

【００３７】景品払出し装置３１は、ＰＯＳ端末装置３
０に接続され、ＰＯＳ端末装置３０からの支持に応じて
景品を遊技客に払出す装置である。

【００３８】次に、本実施形態の作用について説明す
る。先ず、図１および図２において、遊技客が遊技を終
了または中断させることにより単数枚あるいは複数枚の
記録片であるレシートが発行され、これらのレシートは
読取り装置３２により順次読取られる。

【００３９】読取られたレシートは、照合管理部３５に
より照合され照合結果が一致すると判断した場合には、
バーコード読取りデータに応じた景品の払出し管理と、
照合結果が不一致と判断した景品の払出し禁止管理が行
われることになる。

【００４０】各レシートは、発券識別情報としてのバー
コード並びに発券データである遊技店名、発行年月日、
時刻、遊技媒体数が夫々記録されて発行される。

【００４１】このように、発券データのうち、少なくと
もバーコードについて、読取装置で読取り可能な態様で
記録片に記録されるので、記録片が偽造されることがな
くなり、景品の不正交換による損害を未然に防止するこ
とができる。

【００４２】図２の（ａ）に示すように、１枚目のレシ
ート２２ａが読取り装置３２により読取られると、該レ
シート２２ａのバーコード並びに発券データである記録
内容および受付合計玉数としての遊技媒体数（２４５０
個）が記憶部４１に記憶されると同時に表示装置５０に
も表示される。

【００４３】次に、２枚目のレシート２２ｂが読取り装
置３２により読取られると、図２の（ｂ）に示すよう
に、１枚目のレシート２２ａと同様に２枚目のレシート
２２ｂの記録内容が表示される。

【００４４】受付合計玉数としての遊技媒体数は、２枚
めまでが計数機１１により加算された遊技媒体数（４０
１４個）として表示処理部４３により画像処理されて表
示され、既に表示されている１枚目のレシート２２ａ
は、画面の左下部に縮小された表示パターンで視認可能
に表示される。

【００４５】同様に、３枚目のレシート２２ｃが読取り
装置３２により読取られると、図２の（ｃ）に示すよう
に、１枚目または２枚目のレシートと同様に３枚目のレ
シート２２ｃの記録内容が表示される。そして計数機１
１により３枚目まで加算された遊技媒体数（７２８２
個）が表示され、１枚目および２枚目のレシート２２
ａ、２２ｂは、画面の左下部に縮小された表示パターン
で部分的に重合されて表示される。

【００４６】さらに、４枚目のレシート２２ｄが読取り
装置３２により読取られると、図２の（ｄ）に示すよう
に、４枚目のレシート２２ｄの記録内容が表示され、計
数機１１により４枚目まで加算された遊技媒体数（８１
７９個）が表示される。そして１枚目〜３枚目のレシー
ト２２ａ、２２ｂおよび２２ｃは、画面の左下部に縮小
された表示パターンで部分的に重合されて表示される。

【００４７】このように、読取装置で読み取られた記録
片のバーコード並びに発券データである遊技店名、発行
年月日、時刻、遊技媒体数が表示処理部で生成された表
示内容として表示装置に表示されるので、遊技客による
信頼感が得られ、また初心者にとっても判り易い表示を
得ることができる。

【００４８】さらに、遊技客は複数の記録片毎に記録さ
れた遊技媒体数を見ることにより各遊技機の出玉率の傾
向を知ることができる。

【００４９】次に、レシートが全て読取られて合計遊技
媒体数（賞球数）が表示装置５０上で確認されると、景
品の交換に際し図３の（ａ）に示されるように計数機１
１で計数された遊技媒体の総合計数である受付合計玉数
（８１７９個）が表示され、画面の右側に開かれたウイ
ンドウ２３ａには予め入力されている各種景品の内、残
数（余り玉数）の範囲内で交換可能な景品の内容が表示
される。

【００５０】画面の中央には、遊技客によって選ばれた
景品の名称〔特殊景品（大）〕、景品数（２０個）、単
位玉数（４００個）、当該景品に対応する合計玉数
（８，０００個）が表示され、画面の下部には余り玉数
（１７９個）が表示される。

【００５１】続いて、図３（ａ）に示されるウインドウ
２３ａの景品の中から例えばタバコＣが選択されると、
図３の（ｂ）に示すように特殊景品（大）の下列にタバ
コＣが景品数（１）、単位玉数（６０）、当該景品に対
応する合計玉数（６０個）と共に表示され、この景品の
選択により余り玉数は減算されて１１９個となる。

【００５２】そこで、ウインドウ２３ｂには余り玉数１
１９個の範囲内で交換可能な景品が表示される。

【００５３】次に、図３（ｂ）に示されるウインドウ２
３ｂの景品の中から例えばオカシＥが選択されると、図
３の（ｃ）に示すようにタバコＣの下列にオカシＥが景
品数（１）、単位玉数（６０）、当該景品に対応する合
計玉数（６０個）と共に表示され、この景品の選択によ
り余り玉数は減算されて５９個となる。ウインドウ２３
ｃには余り玉数５９個の範囲内で交換可能な景品が表示
される。

【００５４】図３（ｃ）に示されるウインドウ２３ｃの
景品の中からオカシＤが選択されると、図３の（ｄ）に
示すようにオカシＥの下列にオカシＤが景品数（２）、
単位玉数（２０）、当該景品に対応する合計玉数（４０
個）と共に表示され、この景品の選択により余り玉数は
減算されて１９個となり、ウインドウ２３ｄには余り玉
数１９個の範囲内で交換可能な景品（オカシＦ、オカシ
Ｇ）が表示される。

【００５５】このように、遊技媒体の総合計数、選ばれ
た景品の名称および景品の数、該景品に対応する遊技媒
体の合計数、景品の選択によって順次減算される余り玉
数、該余り玉数に対応する交換可能な景品の種類が表示
装置およびそのウインドウに表示されるので、遊技客が
得た遊技媒体の総合計数の範囲内で必要な景品を効率良
く選択することができる。

【００５６】次に、図４は、予めＰＯＳ端末装置３０の
入力装置３４から入力して記憶部４１に記憶された各種
最新情報を所定の範囲に画成された画面内に各種表示パ
ターンで表示するようにしたもので、画面毎に切換えて
表示される。

【００５７】図４の（ａ）に示す表示パターン２４ａ
は、店舗によるイベントの案内表示を行うもので、新規
台の名称と共に該新規台がオープンされる日時を表示す
るようにしたものである。

【００５８】また、図４の（ｂ）に示す表示パターン２
４ｂは、一般景品としての例えば新譜ＣＤの種類、該新
譜ＣＤが入荷される予定日等を表示するようにしたもの
である。

【００５９】さらに、図４の（ｃ）に示す表示パターン
２４ｃは、一般景品としての例えば各種新作ビデオの種
類別入荷日を表示するようにしたものである。

【００６０】そして、図４の（ｄ）に示す表示パターン
２４ｄは、各特殊景品（大）、（中）、（小）に対応す
る交換可能な玉数を夫々表示するようにしたものであ
る。

【００６１】尚、画面の上部には常に「いらっしゃいま
せ」の表示が流動表示されるようになっている。

【００６２】このように、店舗によるイベントおよびそ
の日時、一般景品の入荷予定日、特殊景品の景品別交換
可能な遊技媒体数が所定のパターンで表示部に表示され
るので、遊技客は表示部によって常に新しい情報を得る
ことができて遊技に対する興趣が得られ、また遊技場に
とっても宣伝効果を得ることができる。

【００６３】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、例えば、景品管理システムはパチンコ
ゲーム機に限らずスロットマシンに用いることも可能で
あり、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追
加があっても本発明に含まれる。

【００６４】

【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。

【００６５】（ａ）請求項１に記載の発明によれば、各
記録片を識別する発券識別情報を生成すると共に該発券
識別情報を発券データに含めて記録片に記録し、計数
値、選択された景品の種類および景品数並びに該景品数
に対応する遊技媒体数、遊技媒体の残数および該残数に
対し交換可能な景品の種類を所定の表示パターンに生成
し、これらの表示処理部で生成された表示内容および読
取装置で読み取られた記録片の発券データが表示される
ので、遊技客にとって信頼感がえられ、また初心者にと
っても判り易い表示を得ることができる。

【００６６】（ｂ）請求項２に記載の発明によれば、遊
技の終了により複数の記録片が読み取られると、計数結
果が順次加算されて表示されると共に記録片に記録され
た遊技店名、発行年月日、遊技媒体数および発券識別情
報が前記表示部に表示されるので、複数の記録片を順次
画面上で確認することができるため間違いがなく信頼性
を向上させることができる。

【００６７】（ｃ）請求項３に記載の発明によれば、発
券データのうち、少なくとも発券識別情報について、読
取装置で読取り可能な態様で記録片に記録されるので、
記録片が偽造されることがなくなり、景品の不正交換に
よる損害を未然に防止することができる。

【００６８】（ｄ）請求項４に記載の発明によれば、遊
技媒体の総合計数、選ばれた景品の名称および景品の
数、該景品に対応する遊技媒体の合計数、景品の選択に
よって順次減算される遊技媒体の残数、該残数に対する
交換可能な景品の種類が表示部に表示されるので、遊技
客が得た遊技媒体の総合計数の範囲内で必要な景品を効
率良く選択することができる。

【００６９】（ｅ）請求項５に記載の発明によれば、店
舗によるイベントおよびその日時、一般景品の入荷予定
日、特殊景品の景品交換可能な遊技媒体の数が所定のパ
ターンで表示部に表示されるので、遊技客は表示部によ
って常に新しい情報を得ることができて遊技に対する興
趣が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係り、景品管理システム
の機能構成を示すブロック図である。

【図２】（ａ）〜（ｄ）は、読取られた複数の記録片並
びに遊技媒体数の計数結果を順次表示する表示パターン
の態様を示す説明図である。

【図３】（ａ）〜（ｄ）は、遊技媒体の総合計数、景品
の名称および景品の数、該景品に対応する遊技媒体の合
計数および遊技媒体の残数に対する交換可能な景品の種
類を表示する表示パターンの態様を示す説明図である。

【図４】（ａ）〜（ｄ）は、店舗によるイベントおよび
その日時、一般景品の入荷予定Ｈ、特殊景品の景品別交
換可能な遊技媒体数を表示する表示パターンの態様を示
す説明図である。

【符号の説明】

１０ 景品管理システム １１ 計数機 ２０ 発券装置 ２１ 記録部 ３０ ＰＯＳ端末装置 ３１ 景品払出し装置 ３２ 読取装置 ３３ 制御部 ３４ 入力装置 ３５ 照合管理部 ４０ 集中管理部 ４１ 記憶部 ４２ 演算部 ４３ 表示処理部 ５０ 表示装置

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 遊技媒体の個数を計数する計数機と該計
   数機と接続され計数結果を受けて、その計数値を少なく
   とも含む発券データを生成すると共に、該発券データの
   うち少なくとも計数値を視認可能に記録した記録片を発
   行する発券装置と、前記計数値に基づいて景品の払出し
   を行う端末装置を備えた景品管理システムにおいて、 前記端末装置は、発券装置において生成される発券デー
   タと、記録片に記録される発券データとの照合を行い、
   両者の一致および不一致を示す信号を出力するための照
   合管理部を有して成り、 該端末装置には景品払出し装置、読取装置、発券装置お
   よび記憶部、演算部、表示処理部から成る集中管理装
   置、表示装置が接続され、 前記発券装置は、当該発券装置において発行される各記
   録片を識別する発券識別情報を生成すると共に、該発券
   識別情報を発券データに含めて記録片に記録する機能
   と、発券データを前記照合管理部に送る機能とを有する
   記録部を備え、 前記記憶部は、前記計数機と接続されて前記計数値と共
   に記録された記録片の発券データおよび景品の種類、景
   品の数、景品対応の遊技媒体数を記憶し、 前記演算部は、遊技者により選択された景品対応の遊技
   媒体数と前記計数値とを比較演算し、 前記表示処理部は、前記計数値、選択された景品の種類
   および景品数並びに該景品数に対応する遊技媒体数、遊
   技媒体の残数および該残数に対し交換可能な景品の種類
   を所定の表示パターンに生成し、 前記表示装置は、前記表示処理部で生成された表示内容
   および前記読取装置で読み取られた記録片の発券データ
   を表示することを特徴とする景品管理システム。
2. 【請求項２】 前記表示処理部は、複数の記録片を読取
   るに際し、計数結果が順次加算されて表示されると共
   に、記録片に記録された遊技店名、発行年月日、遊技媒
   体数および発券識別情報を前記表示部に表示することを
   特徴とする請求項１記載の景品管理システム。
3. 【請求項３】 前記発券装置の記録部は、発券データの
   うち、少なくとも発券識別情報について、前記読取装置
   で読取り可能な態様で記録片に記録されるものであるこ
   とを特徴とする請求項１記載の景品管理システム。
4. 【請求項４】 前記表示処理部は、景品の交換に際し前
   記計数機で計数された遊技媒体の総合計数、選ばれた景
   品の名称および景品の数、該景品に対応する遊技媒体の
   合計数、遊技媒体の残数、該残数に対する交換可能な景
   品の種類を表示部に表示し、景品の選択によって順次減
   算される残数および該残数の範囲内で交換可能な景品を
   表示することを特徴とする請求項１記載の景品管理シス
   テム。
5. 【請求項５】 前記表示処理部は、店舗によるイベント
   およびその日時、一般景品の入荷予定日、特殊景品の景
   品交換可能な遊技媒体数を所定のパターンで表示部に表
   示することを特徴とする請求項１記載の景品管理システ
   ム。