JPH11114192A

JPH11114192A - 獲得遊技媒体管理システム

Info

Publication number: JPH11114192A
Application number: JP29779997A
Authority: JP
Inventors: Shohachi Ugawa; 詔八鵜川
Original assignee: Sankyo Co Ltd
Current assignee: Sankyo Co Ltd
Priority date: 1997-10-15
Filing date: 1997-10-15
Publication date: 1999-04-27

Abstract

(57)【要約】【課題】遊技媒体数が、どの遊技台にて出されたもの
なのかを知ることができるとともに、各遊技台にて遊技
媒体を獲得した遊技客が何人いるのかを検出、把握す
る。【解決手段】遊技台１毎に設けられたパチンコ玉等の
遊技媒体計数機２と、前記遊技媒体計数機２により計数
された獲得遊技媒体数データおよび遊技台番号等の特定
可能な情報を記憶媒体８に書き込む書き込み手段と、前
記獲得遊技媒体数データおよび特定可能な情報を記憶す
る記憶媒体８と、前記記憶媒体８から記憶されている各
種のデータを読み出す読み出し手段９と、前記読み出し
手段９により読み取られた獲得遊技媒体数データおよび
前記特定可能な情報に基づき、特定された遊技台の獲得
遊技媒体数を記憶、更新する記憶手段１９と、前記記憶
手段１９に記憶、更新されている獲得遊技媒体数データ
を各遊技台と関連付けて出力する出力手段１３と、から
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場において遊
技台から遊技客が獲得した遊技媒体の数量を正確に把握
し、出力することのできる獲得遊技媒体管理システムに
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、パチンコ店等の遊技場において
は、遊技場内に複数の遊技台が設けられており、遊技客
が遊技により獲得したパチンコ玉等の遊技媒体は、遊技
場の所定の位置に設けられた各遊技台に共通の計数機に
より計数されて、景品との交換がなされている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これら従来の方法にお
いては、前記計数機が複数の遊技台に共通に設けられて
いることから、これら各計数機で計数された遊技媒体を
景品と交換する際に、その遊技客により獲得された遊技
媒体が、どの遊技台にて出されたものなのかを知ること
はできなかった。

【０００４】また、近年における遊技台の電子化等に伴
い、各遊技台の出玉状況等が遊技台の設定を変更するこ
と等で調整されるようになっているが、これら各遊技台
の出玉等の調整を実施する目安としては、各遊技台に補
給される補給玉等の遊技媒体の数と、遊技台より排出さ
れるアウト玉等の遊技媒体の数との差玉等のデータが用
いられているが、遊技客に対するサービス向上等のため
に、よりきめ細かな設定を実施するためには、その遊技
台にて何人の人がどの程度の遊技媒体を獲得したのかを
知ることが重要となってきているが、これらの差玉等の
データは、累計であることから、その差玉が何人の遊技
客によって出されたものなのかを知ることは困難であっ
た。

【０００５】よって本発明は上記した問題点に着目して
なされたもので、計数機により計数された遊技媒体数
が、どの遊技台にて出されたものなのかを知ることがで
きるとともに、各遊技台にて遊技媒体を獲得した遊技客
が何人いるのかを検出、把握することのできる獲得遊技
媒体管理システムを提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記した問題点を解決す
るために、本発明の獲得遊技媒体管理システムは、遊技
台毎に設けられたパチンコ玉等の遊技媒体計数機と、前
記遊技媒体計数機により計数された獲得遊技媒体数デー
タおよび遊技台番号等の特定可能な情報を記憶媒体に書
き込む書き込み手段と、前記獲得遊技媒体数データおよ
び特定可能な情報を記憶する記憶媒体と、前記記憶媒体
から記憶されている各種のデータを読み出す読み出し手
段と、前記読み出し手段により読み取られた獲得遊技媒
体数データおよび前記特定可能な情報に基づき、特定さ
れた遊技台の獲得遊技媒体数を記憶、更新する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶、更新されている獲得遊技媒体
数データを各遊技台と関連付けて出力する出力手段と、
から成ることを特徴としている。この特徴によれば、各
遊技台毎に遊技客が獲得した遊技媒体を計数する遊技媒
体計数機が設けられており、その遊技台を特定すること
のできる特定可能な情報が記憶媒体に、獲得遊技媒体数
とともに記憶されているため、獲得遊技媒体数デ−タを
読み出す際に同時に特定可能な情報を読み出すことによ
り、その獲得遊技媒体を出した遊技台を特定し、出力手
段に出力することで、店員等が獲得された遊技媒体を出
した遊技台を知ることができ、これら遊技客により持参
される記憶媒体に記憶された情報を読み出して、記憶手
段に随時記憶、更新することにより、各遊技台にて何人
の遊技客がどの程度の遊技媒体を獲得したのかを把握す
ることができる。

【０００７】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、各
遊技台に補給される遊技媒体数を計数する補給計数機
と、各遊技台より排出されるアウト玉等の遊技媒体を計
数する排出計数機とを有し、前記補給計数機の計数デ−
タより前記排出計数機の計数デ−タを差し引いた遊技媒
体差デ−タを各遊技台毎に検出する検出手段が設けら
れ、前記獲得遊技媒体数デ−タとその遊技台の前記遊技
媒体差デ−タとが前記出力手段に出力されるか、または
前記獲得遊技媒体数デ−タとその遊技台の前記遊技媒体
差デ−タとを比較し、獲得遊技媒体数デ−タが遊技媒体
差デ−タより大きい場合には警告メッセ−ジが前記出力
手段に出力されるようになっていることが好ましい。こ
のようにすれば、遊技客が獲得した獲得遊技媒体数が、
遊技媒体差デ−タより大きくなることはないことから、
前記記憶媒体の改ざん等による不正を、その場において
発見することができるようになる。

【０００８】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、前
記記録媒体に、前記獲得遊技媒体数データおよび特定可
能な情報が書き込まれる時点における前記遊技媒体差デ
−タを、前記記憶媒体に記憶し、前記読み出し手段によ
り読み出すようにされていることが好ましい。このよう
にすれば、各遊技台の遊技媒体差デ−タを集中監視する
ような装置を設けることなしに、全ての獲得遊技媒体の
計数を実施して遊技客が遊技を終了する時点における遊
技媒体差デ−タを、確実に、しかも容易に入手して獲得
遊技媒体デ−タとの比較を実施することができるように
なる。

【０００９】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、遊
技台毎に設けられた獲得遊技媒体計数機と、前記各獲得
遊技媒体計数機により計数された獲得遊技媒体数デ−タ
と１対に対応付けられた媒体発行情報とを記憶する管理
コンピュ−タと、前記媒体発行情報を記憶媒体に書き込
む書き込み手段と、前記媒体発行情報を記憶する記憶媒
体と、前記記憶媒体から記憶されている媒体発行情報を
読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み
取られた媒体発行情報に該当する遊技台情報と獲得遊技
媒体数デ−タとを前記管理コンピュ−タから読み出して
記憶、更新する記憶手段と、前記記憶手段に記憶、更新
されている獲得遊技媒体数デ−タを各遊技台と関連付け
て出力する出力手段と、から成ることを特徴としてい
る。この特徴によれば、獲得遊技媒体が出された遊技台
を特定し、出力手段にその遊技台と獲得媒体数を関連付
けて出力することで、獲得された遊技媒体が出された遊
技台を、店員等が知ることができ、前記管理コンピュ−
タに記憶された各種の情報を読み出して、記憶手段に随
時記憶、更新することにより、各遊技台にて何人の遊技
客がどの程度の遊技媒体を獲得したのかを把握すること
ができるばかりか、前記記憶媒体には媒体発行情報のみ
が記憶され、獲得遊技媒体数デ−タは記録されないた
め、記憶媒体の獲得遊技媒体数デ−タを改ざんすること
による不正を防止することができる。

【００１０】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、遊
技台毎に設けられた遊技媒体計数機と、前記遊技媒体計
数機により計数された獲得遊技媒体数デ−タと１対に対
応付けられた媒体発行情報とを記憶する管理コンピュ−
タと、前記遊技媒体計数機により計数された獲得遊技媒
体数デ−タと前記媒体発行情報とを記憶媒体に書き込む
書き込み手段と、前記獲得遊技媒体数デ−タと媒体発行
情報とを記憶する記憶媒体と、前記記憶媒体から記憶さ
れている各種のデ−タを読み出す読み出し手段と、前記
読み出し手段により読み取られた獲得遊技媒体数デ−タ
と、前記管理コンピュ−タに記憶されている前記媒体発
行情報に該当する獲得遊技媒体数デ−タとを記憶、更新
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶、更新されている
双方の獲得遊技媒体数デ−タを各遊技台と関連付けて出
力する出力手段と、から成ることを特徴としている。こ
の特徴によれば、獲得遊技媒体が出された遊技台を特定
し、出力手段にその遊技台と獲得媒体数を関連付けて出
力することで、獲得された遊技媒体が出された遊技台
を、店員等が知ることができ、前記記憶媒体および管理
コンピュ−タに記憶された各種の情報を読み出して、記
憶手段に随時記憶、更新することにより、各遊技台にて
何人の遊技客がどの程度の遊技媒体を獲得したのかを把
握することができるばかりか、管理コンピュ−タと記憶
媒体の双方の獲得遊技媒体デ−タを比較することによ
り、記憶媒体中の獲得遊技媒体デ−タが改ざんされてい
ても、確実に改ざんをその場にて発見することができ
る。

【００１１】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、投
入金額を検出する検出手段と、前記投入金額データと識
別可能な個別情報とを送出する通信手段とを有し、識別
可能な個別情報が付与された玉貸機が各遊技台に１対１
に設けられ、前記投入金額データが識別可能な個別情報
に基づき、その玉貸機が設けられている遊技台に関連付
けられて前記記憶手段に記憶、更新され、前記出力手段
に各遊技台と関連付けて出力されるようになっているこ
とが好ましい。このようにすれば、各遊技台毎の投入金
額と遊技客の獲得遊技媒体数を随時把握することができ
るばかりか、遊技台のプログラムを不正に改ざんした場
合等においては、少ない投入金額にて、多量の獲得遊技
媒体数となることから、これら改ざんがなされた可能性
の高い遊技台を特定することができるようになる。

【００１２】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、投
入金額を検出する検出手段と、その投入金額の累積デー
タを記憶、更新する投入金額記憶手段とを有する玉貸機
が各遊技台に１対１に設けられ、前記獲得遊技媒体の計
数終了時における前記投入金額の累積データを前記記憶
媒体に書き込み、これを前記読み出し手段により読み出
して前記記憶手段にその玉貸機が設けられている遊技台
に関連付けられて記憶、更新され、前記出力手段に各遊
技台と関連付けて出力されるようになっていることが好
ましい。このようにすれば、各玉貸機における投入金額
デ−タを随時集中監視するような装置を設けることなし
に、投入金額の累積デ−タを容易に入手し、その玉貸機
が設けられている遊技台と関連付けて前記投入金額の累
積デ−タを出力することができるようになる。

【００１３】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、前
記獲得遊技媒体数デ−タおよび前記前記投入金額データ
に基づき、各遊技台の粗利を算出する演算手段が設けら
れ、前記出力手段に算出された粗利を各遊技台と関連付
けて出力されるようになっていることが好ましい。この
ようにすれば、その都度粗利の算出をすることなく、各
遊技台毎の収支状況を、一目で確認することができるよ
うになる。

【００１４】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、前
記記憶手段に、各遊技台毎に換算率を設定可能な換算率
データベースが設けられ、前記粗利が、前記換算率デー
タベース中のその遊技台に該当する換算率に基づいて算
出されるようになっていることが好ましい。このように
すれば、各遊技台毎に異なる換算率を設けても、各遊技
台毎の収支状況を随時算出することができるようにな
る。

【００１５】本発明の獲得遊技媒体管理システムは、少
なくとも前記読み出し手段、記憶手段、出力手段が景品
との交換、精算をするＰＯＳレジに組み込まれているこ
とが好ましい。このようにすれば、獲得遊技媒体と景品
との交換、精算時において、その遊技媒体が出された遊
技台を確認することができるばかりか、景品との交換前
に不正等を発見し、不正による損害を未然に防止するこ
とができるようになる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。

【００１７】（実施例１）図１は、本実施例１における
遊技媒体管理システムの構成を示す概略図であり、図２
は、本実施例１における遊技媒体管理システムの構成を
示すブロック図であり、図３は、本実施例１における遊
技媒体管理システムの出力手段である表示装置の表示画
面例を示す図である。

【００１８】まず、本実施例１における遊技媒体管理シ
ステムは、図１に示すような構成とされており、遊技台
である各パチンコ台１毎に獲得遊技媒体である賞球を計
数する計数機２が設けられており、これら各計数機２に
より計数された各パチンコ台１毎の賞球数は、各パチン
コ台１の上部位置に設けられた出力手段である表示パネ
ル５に表示され、その内部には前記計数機２により計数
された賞球データ並びにそのパチンコ台１を特定可能な
情報として台番号を記憶媒体である磁気カード８に記録
する書き込み手段である磁気カードライタ（図示せず）
が設けられ、前記磁気カード８が発行口４より遊技客に
発行されるようになっている。

【００１９】また、このようにして発行された前記磁気
カード８に記憶された前記各種のデータは、景品交換カ
ウンター等の所定の場所に設置された交換処理部１７を
構成する精算ＰＯＳレジ１６に設けられた読み出し装置
９により読み出されて、その読み出された遊技台番号デ
ータと賞球数データとが関連付けられて、記憶されると
ともに、交換する個々の景品のバーコードをバーコード
リーダー１４により読み取って、その商品に対応する玉
数を読み取られた賞球数データより減算して精算が実施
されるようになっている。

【００２０】また、本実施例１における獲得遊技媒体管
理システムおよび前記交換処理部１７の構成は、図２に
示されるようになっており、各パチンコ台１毎には、パ
チンコ台１に補給される補給玉を計数する補給玉計数機
２６と、パチンコ台１より排出されるアウト玉等を計数
する排出玉計数機２７が設けられており、これら各計数
機は、信号線２８によりホールコンピュータ３に接続さ
れており、このホールコンピュータ３では、前記各パチ
ンコ台１に設けられた補給玉計数機２６と排出玉計数機
２７よりの信号に基づき各パチンコ台１の台番号に対応
付けて補給玉数および排出玉数が記憶、更新され、これ
らのデータに基づき各パチンコ台１毎の差玉データが随
時算出されるようになっている。

【００２１】また、前記交換処理部１７は、前記磁気カ
ード８に記憶されている各種のデータを読み出す読み出
し装置９と、精算ＰＯＳレジ１６と、各種の景品等に付
与されているバーコードを読み取るバーコードリーダー
１４とから構成され、その精算ＰＯＳレジ１６内部に
は、前記読み出し装置９とのデータのやり取りを制御す
る通信制御部２０と、前記バーコードリーダー１４と接
続され、バーコードリーダー１４とのデータのやり取り
を制御する通信制御部２１と、各種の入力キーから成
り、入力を実施する入力部１２と、読み出し装置９によ
り読み出された各パチンコ台１の賞球データや交換処理
における各種の情報等を操作者向けに表示する大型表示
装置１３と、この大型表示装置１３の表示制御を実施す
る表示制御ドライバー２３と、交換処理における各種の
情報を遊技客向けに表示する小型表示部１５と、この小
型表示部１５の表示制御を実施する表示制御ドライバー
２４と、精算における明細を印字するプリンター１１
と、その動作を制御するプリンタドライバー２２と、各
種の演算処理やプログラムに基づく各種の制御を実施す
る中央演算処理装置（ＣＰＵ）１８と、前記ＣＰＵ１８
が実施する制御プログラムや、各種商品に名称やバーコ
ードデータおよび金額データ等の商品データベース等が
記憶されているとともに、前記読み出し装置９により読
み出された各種のデータ等を記憶、更新するメモリやハ
ードディスク等から成る記憶装置１９と、前記ホールコ
ンピュータ３に通信ケーブル２９を介して接続され、ホ
ールコンピュータ３とのデータのやり取りを制御する通
信制御部２５とから構成されている。

【００２２】以下本実施例１における獲得遊技媒体管理
システムの動作について説明すると、まず遊技客は所望
のパチンコ台１にて遊技を実施し、計数機２上に賞球が
貯まると計数機２に設けられた計数ボタン７を押し、所
望の数量だけ計数を実施していく。

【００２３】このように計数された賞球は前記表示パネ
ル５に積算されて表示されていき、遊技客が遊技を終了
する場合には、全ての賞球を前記計数ボタン７を押して
計数し、精算ボタン６を押すことにより、前記磁気カー
ドライタによりその賞球数データならびにその台番号デ
ータが磁気カード８に記録、記憶されて発行口４より発
行される。

【００２４】このようにして発行された磁気カード８
を、遊技客は交換処理部１７が設けられている景品交換
カウンター等の所定の場所まで持参し、この磁気カード
８に記憶されている賞球数データならびにその台番号デ
ータが読み出し装置９により読み出され、前記記憶装置
１９に記憶される。

【００２５】これら前記読み出し装置９により読み出さ
された台番号データに基づき、前記ＣＰＵ１８は、この
台番号データを通信制御部２５を介して前記ホールコン
ピュータ３に出力し、その台番号データに該当するパチ
ンコ台１の差玉データを出力するように指示し、前記差
玉データを入手して前記賞球数データ同様に記憶装置１
９にその台番号に関連付けられて記憶される。

【００２６】この際、これらホールコンピュータ３より
出力される差玉データは、前記磁気カード８が遊技客に
発行されてから読み取り装置９により読み取られるまで
に時間間隔があるために、遊技客が賞球の精算を実施し
た時点での差玉データとされることが好ましいことか
ら、前記遊技客が前記精算ボタン６を押した時点での差
玉データをその時刻データとともに前記ホールコンピュ
ータ３内部記憶しておき、前記磁気カード８には、前記
各データとともにこの時刻データを記憶しておき、台番
号データと時刻データをホールコンピュータ３に出力す
ることにより、その磁気カード８が発行された時点での
差玉データを入手するようにしても良い。

【００２７】これら記憶装置１９にその台番号データと
関連付けられて記憶された各データは、図３（ａ）に示
されるように、各表示制御ドライバーを介して大型表示
装置１３および図１に示されるように小型表示部１５に
表示されるようになっており、これら表示により操作者
である店員等が、その磁気カード８に格納されている賞
球数データがどのパチンコ台１が出したものなのかとと
もに、そのパチンコ台１の差玉データと前記賞球数デー
タとが表示されるため、操作者はこれらの各玉数データ
を比較することができ、前記賞球数データが差玉データ
より大きい場合には、何らかの不正が行われた可能性が
あることから、景品との交換を実施しないようにし、不
正による損害を未然に防止することができるようにな
り、これら前記賞球数データが差玉データより小さい場
合には、その賞球数データに基づき、遊技客の所望する
景品のバーコードが前記バーコードリーダー１４により
読み取られ、その景品に対応する玉数に基づき交換に必
要な玉数が前記賞球数データより減算されて景品との交
換、精算がなされるようになっている。

【００２８】また、本実施例１では、これらの各データ
が前記したように記憶装置１９に記憶されていることか
ら、これらデータを再度読み出して整理し、図３（ｂ）
に示されるように、各パチンコ台毎の賞球数の状況や、
賞球が景品と交換されて精算がなされた精算回数等を大
型表示装置１３に表示できるようにされており、これら
の精算回数データ等に基づき、各遊技台にて何人の遊技
客がどのくらいの賞球を獲得したのかを把握することが
できるようになり、各パチンコ台の設定を変更する際の
重要な目安とすることができるようになる。

【００２９】また、本実施例１では前記したように差玉
データと賞球数データとを大型表示装置１３に表示して
操作者がこれを比較することができるようにされている
が、これら両データを前記ＣＰＵ１８が比較して、前記
賞球数データが差玉データより大きいか否かを自動的に
判断し、賞球数データが差玉データより大きい場合には
警告等を表示するようにしても良い。

【００３０】また、本実施例１では、前記したように差
玉データをホールコンピュータ３より入手しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、各パチンコ台
１にこれら差玉等のデータを収集する管理装置等が設け
られており、これら管理装置等から差玉データを入手し
ても良く、これら管理装置等が設けられている場合等に
おいては、前記通信によるものではなく、前記記憶媒体
である磁気カード８に、遊技客が前記精算ボタン６を押
した時点での差玉データを書き込むようにして、これを
読み出し装置９にて読み出すようにしても良い。

【００３１】（実施例２）図４は、本実施例２における
遊技媒体管理システムの構成を示す概略図であり、図５
は、本実施例２における遊技媒体管理システムの構成を
示すブロック図であり、図６は、本実施例２における遊
技媒体管理システムの表示画面例を示す図である。

【００３２】前記実施例１においては差玉データを入手
するために各パチンコ台１に設けられた補給玉計数機２
６と排出玉計数機２７とに接続されたホールコンピュー
タ３を用いていたのに対し、本実施例２では図４に示さ
れるように、これらホールコンピュータ３に代えて各パ
チンコ台１に設けられた計数機２と玉貸機３０とに通信
ケーブル３２により接続された管理コンピュータ３１が
用いられており、このら各計数機２により計数され累計
されて前記表示パネル５に表示された賞球数データおよ
びその精算ボタン６が入力された時間データを収集する
とともに、前記玉貸機３０に投入された投入金額データ
を収集し、そのパチンコ台１の台番号に関連付けて記憶
する管理コンピュータ３１が設けられており、その交換
処理部１７の本体１６内部には、図５に示すように、こ
の管理コンピュータとのデータ通信を実施するための通
信装置３４が設けられている。

【００３３】以下、本実施例２の動作について説明する
と、遊技客は所望のパチンコ台１にて玉貸機３０に現金
またはプリペイドカード等を投入して、パチンコ玉の貸
し出しを実施して遊技する。

【００３４】この際、玉貸された金額データは前記玉貸
機３０内に設けられている記憶部（図示せず）に記憶、
更新されるとともに、これら各パチンコ台１毎に設けら
れた玉貸機には、その玉貸機を特定するための個別の番
号として、本実施例２ではその玉貸機に対応するパチン
コ台番号が付与されており、前記金額データは、これら
パチンコ台番号とともに前記通信ケーブル３２を介して
管理コンピュータ３１に出力され、記憶される。

【００３５】次いで遊技客は、遊技により計数機２上に
賞球が貯まると、計数機２に設けられた計数ボタン７を
押し、所望の数量だけ計数を実施していく。

【００３６】このように計数された賞球は前記表示パネ
ル５に積算されて表示されていき、遊技客が遊技を終了
する場合には、全ての賞球を前記計数ボタン７を押して
計数し、精算ボタン６を押すことにより、積算された賞
球数データと媒体発行情報であるその台番号と前記精算
ボタン６が入力された時刻データとが前記通信ケーブル
３２を介して管理コンピュータ３１に出力され、記憶さ
れるとともに、その時点での前記金額データもこれらデ
ータに関連付けられて記憶される。

【００３７】また、これと同時に、前記磁気カードライ
タにより媒体発行情報であるその台番号と前記精算ボタ
ン６が入力された時刻データのみが磁気カード８に記
録、記憶されて発行口４より発行される。

【００３８】このようにして発行された磁気カード８
を、遊技客は交換処理部１７が設けられている景品交換
カウンター等の所定の場所まで持参すると、この磁気カ
ード８に記憶されている台番号データと精算時の時刻デ
ータが前記読み出し装置９より読み出される。

【００３９】次いで前記ＣＰＵ１８は、これら読み出さ
れた前記データから、その台番号並びに時刻データを前
記通信装置３４並びに通信ケーブル３３を介して前記管
理コンピュータ３１に出力するとともに、前記管理コン
ピュータ３１にその台番号並びに時刻データに該当する
賞球数データ並びに金額データを出力するように指示
し、その賞球数データ並びに金額データを入手して、そ
の台番号に関連付けて記憶装置１９に記憶する。

【００４０】これら前記記憶装置１９に記憶された各デ
ータは、実施例１同様に図６（ａ）に示されるように、
大型表示装置１３に表示され、操作者である店員等は、
その賞球がどのパチンコ台１が出したものであるのかを
確認することができるとともに、表示される投入金額累
計データと賞球数データとを比較することにより、投入
金額累計データがあまりに少なく、賞球数が多い場合に
はそのパチンコ台に不正なＲＯＭ等が組み込まれている
可能性が高いことなどを知ることができるようになる。

【００４１】また、これら各パチンコ台１に関する各デ
ータは、記憶装置１に記憶されていることから、要求に
応じて図６（ｂ）のように表示させることができるよう
になっており、これら賞球数の累積データと前記投入金
額の累積データとから各パチンコ台１毎の粗利を計算、
表示することができるようになる。

【００４２】また、本実施例２のようにすれば、遊技客
に発行される磁気カード８には、賞球数データが記憶さ
れていないことから、これら磁気カード８内部に記憶さ
れているデータを改ざんして不正に景品との交換を実施
することは事実上不可能とすることができる。

【００４３】また、本実施例２では、前記媒体発行情報
として、パチンコ台１の台番号と時刻データを使用して
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
をその他の媒体を特定可能な情報、例えば媒体の発行順
に対応するシリアル番号等としても良い。

【００４４】また、本実施例２では、独立した管理コン
ピュータ３１を用いているが、これを前記実施例１で用
いたホールコンピュータ３として実現しても良い。

【００４５】（実施例３）図７は、本実施例３における
遊技媒体管理システムの構成を示す概略図であり、図８
は、本実施例３における遊技媒体管理システムの換算率
の設定状況の表示画面例を示す図であり、図９は、本実
施例３における遊技媒体管理システムの表示画面例を示
す図である。

【００４６】本実施例３の遊技媒体管理システムの構成
は、図７に示されるように、ほぼ実施例２と同様とされ
ているが、本実施例３では、前記各玉貸機３０が管理コ
ンピュータ３１に接続されていたのに対し、本実施例３
で接続されていない点が主に異なる。

【００４７】また、本実施例３の精算ＰＯＳレジ１６内
部の記憶装置１９には、図８に示されるように、各パチ
ンコ台１毎に異なる換算率が設定可能なようにされてお
り、各パチンコ台１の粗利を算出する場合には、そのパ
チンコ台に設定され換算率を用いて粗利が算出されるよ
うになっている点が異なっている。

【００４８】また、前記実施例２では、発行される磁気
カード８に記憶される情報が、媒体発行情報である、台
番号データと精算ボタン６が入力された時刻データだけ
であったのに対し、本実施例３では、実施例１同様に計
数機２により計数された賞球の累積された賞球数データ
並びに玉貸機３０内部の記憶部（図示せず）に記憶され
ている精算ボタン６が入力された時点における投入金額
データが記録され、読み出し装置９により読み出される
ようになっており、前記賞球数データは、管理コンピュ
ータ３１と磁気カード８の双方から入手されるようにな
っている。

【００４９】このようにすれば、前記実施例２と同様
に、図６（ａ）に示されるような表示を同様に実施する
ことができるとともに、本実施例３では、前記磁気カー
ド８と管理コンピュータ３１より同一の賞球数データを
入手できるようになることから、これら双方の賞球数デ
ータを比較することにより、磁気磁気カード８に記憶さ
れている賞球数データを不正に改ざんされた場合におい
ても、これら不正を容易に発見することができ、不正に
よる景品との交換を確実に防止することができるように
なる。

【００５０】また、本実施例３では、前記両賞球数デー
タを表示して、操作者が比較できるようにしているが、
これを前記ＣＰＵ１８が比較し、その一致、不一致を判
断するようにし、不一致の場合には、警告等のメッセー
ジを大型表示装置１３等に表示するようにして、景品と
の交換処理ができないようにしても良い。

【００５１】また、本実施例３のようにすれば、各パチ
ンコ台１毎に個別の換算率を設定できるようになってい
ることから、異なる換算率を有するパチンコ台１の粗利
を図９に示すように個々に正確に算出し、表示すること
ができるようになる。

【００５２】また、本実施例３においては、媒体発行情
報として実施例２同様にパチンコ台１の台番号データお
よび遊技客が各パチンコ台に設けられた計数機において
精算を実施した時刻データを用いて、前記管理コンピュ
ータ３１内の同一の台番号に関連付けて記憶されている
複数の賞球数データから該当する賞球数データを識別で
きるようにされているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、この時刻データを他の識別可能な個別番号
データ、例えばその当日に精算が実施された回数番号等
にして、識別可能なようにしたり、これら各計数機にお
いて実施される精算処理時に時系列的な個別番号を随時
付与して識別できるようにしても良く、これら媒体発行
情報により、その媒体が発行された時点での賞球数デー
タを管理コンピュータ３１内部に格納されている各賞球
数データから特定することができる情報であれば良い。

【００５３】また、前記各実施例においては、特定可能
な情報としてパチンコ台に付与された台番号等を用いて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、各パ
チンコ台や玉貸機、計数機等を特定することができるも
のであればどのようなものとしても良い。

【００５４】また、前記各実施例においては、記憶媒体
として磁気カード８を用いているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、その他の記憶媒体、例えばＩＣ
カード等を用いても良いが、これら記憶媒体は、携帯可
能な小型のものであることが好ましい。

【００５５】また、前記各実施例においては、出力手段
として表示装置を用いているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら出力装置を表示装置以外に印
字装置等を用いたり、外部の機器にこれらデータを出力
するものであっても良く、これらの各装置を単体ではな
く複数として用いても良い。

【００５６】以上、本発明の実施形態を図面に基づき前
記各実施例にて説明してきたが、本発明はこれら各実施
例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる
ことは言うまでもない。

【００５７】また、本発明における遊技台とは、パチン
コ玉やコインその他の小片媒体で遊技する各種遊技機や
これら遊技機がコンピュータの画像等にて成されている
遊技台、および遊技に必要な各種装置の設置台を示すも
のである。

【００５８】また、本発明における遊技媒体は、前記し
たようにパチンコ玉やコインその他の小片媒体を示すと
ともに、遊技台が前記コンピュータの画像等にて成され
ている場合には、その獲得データ等を示すものである。

【００５９】

【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。

【００６０】（ａ）請求項１項の発明によれば、各遊技
台毎に遊技客が獲得した遊技媒体を計数する遊技媒体計
数機が設けられており、その遊技台を特定することので
きる特定可能な情報が記憶媒体に、獲得遊技媒体数とと
もに記憶されているため、獲得遊技媒体数デ−タを読み
出す際に同時に特定可能な情報を読み出すことにより、
その獲得遊技媒体が出された遊技台を特定し、表示手段
に表示することで、店員等が獲得された遊技媒体が出さ
れた遊技台を知ることができ、これら遊技客により持参
される記憶媒体に記憶された情報を読み出して、記憶手
段に随時記憶、更新することにより、各遊技台にて何人
の遊技客がどの程度の遊技媒体を獲得したのかを把握す
ることができる。

【００６１】（ｂ）請求項２項の発明によれば、遊技客
が獲得した獲得遊技媒体数が、遊技媒体差デ−タより大
きくなることはないことから、前記記憶媒体の改ざん等
による不正を、その場において発見することができるよ
うになる。

【００６２】（ｃ）請求項３項の発明によれば、各遊技
台の遊技媒体差デ−タを集中監視するような装置を設け
ることなしに、遊技媒体差デ−タを容易に入手して獲得
遊技媒体デ−タとの比較を実施することができるように
なる。

【００６３】（ｄ）請求項４項の発明によれば、獲得遊
技媒体が出された遊技台を特定し、表示手段にその遊技
台と獲得媒体数を関連付けて表示することで、獲得され
た遊技媒体が出された遊技台を、店員等が知ることがで
き、前記管理コンピュ−タに記憶された各種の情報を読
み出して、記憶手段に随時記憶、更新することにより、
各遊技台にて何人の遊技客がどの程度の遊技媒体を獲得
したのかを把握することができるばかりか、前記記憶媒
体には媒体発行情報のみが記憶され、獲得遊技媒体数デ
−タは記録されないため、記憶媒体の獲得遊技媒体数デ
−タを改ざんすることによる不正を防止することができ
る。

【００６４】（ｅ）請求項５項の発明によれば、獲得遊
技媒体が出された遊技台を特定し、表示手段にその遊技
台と獲得媒体数を関連付けて表示することで、獲得され
た遊技媒体が出された遊技台を、店員等が知ることがで
き、前記記憶媒体および管理コンピュ−タに記憶された
各種の情報を読み出して、記憶手段に随時記憶、更新す
ることにより、各遊技台にて何人の遊技客がどの程度の
遊技媒体を獲得したのかを把握することができるばかり
か、管理コンピュ−タと記憶媒体の双方の獲得遊技媒体
デ−タを比較することにより、記憶媒体中の獲得遊技媒
体デ−タが改ざんされていても、確実に改ざんをその場
にて発見することができる。

【００６５】（ｆ）請求項６項の発明によれば、各遊技
台毎の投入金額と遊技客の獲得遊技媒体数を随時把握す
ることができるばかりか、遊技台のプログラムを不正に
改ざんした場合等においては、少ない投入金額にて、多
量の獲得遊技媒体数となることから、これら改ざんがな
された可能性の高い遊技台を特定することができるよう
になる。

【００６６】（ｇ）請求項７項の発明によれば、各玉貸
機における投入金額デ−タを随時集中監視するような装
置を設けることなしに、投入金額の累積デ−タを容易に
入手し、その玉貸機が設けられている遊技台と関連付け
て前記投入金額の累積デ−タを表示することができるよ
うになる。

【００６７】（ｈ）請求項８項の発明によれば、その都
度粗利の算出をすることなく、各遊技台毎の収支状況
を、一目で確認することができるようになる。

【００６８】（ｉ）請求項９項の発明によれば、各遊技
台毎に異なる換算率を設けても、各遊技台毎の収支状況
を随時算出することができるようになる。

【００６９】（ｊ）請求項１０項の発明によれば、獲得
遊技媒体と景品との交換、精算時において、その遊技媒
体が出された遊技台を確認することができるばかりか、
景品との交換前に不正等を発見し、不正による損害を未
然に防止することができるようになる。

【００７０】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１における獲得遊技媒体管理シ
ステムの構成を示す図である。

【図２】本発明の実施例１における獲得遊技媒体管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。

【図３】（ａ）本発明の実施例１における獲得遊技媒体
管理システムの表示画面例を示す図である。（ｂ）本発
明の実施例１における獲得遊技媒体管理システムの表示
画面例を示す図である。

【図４】本発明の実施例２における獲得遊技媒体管理シ
ステムの構成を示す図である。

【図５】本発明の実施例２における獲得遊技媒体管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。

【図６】（ａ）本発明の実施例２における獲得遊技媒体
管理システムの表示画面例を示す図である。（ｂ）本発明の実施例２における獲得遊技媒体管理シス
テムの表示画面例を示す図である。

【図７】本発明の実施例３における獲得遊技媒体管理シ
ステムの構成を示す図である。

【図８】本発明の実施例３における獲得遊技媒体管理シ
ステムの換算率の設定状況の表示例を示す図である。

【図９】本発明の実施例３における獲得遊技媒体管理シ
ステムの表示画面例を示す図である。

【符号の説明】

１遊技台（パチンコ台）２（賞球）計数機３ホールコンピュータ４発行口５表示パネル６精算ボタン７計数ボタン８磁気カード（記憶媒体）９読み出し装置１０挿入口１１プリンター１２入力部１３大型表示装置（出力手段）１４バーコードリーダー１５小型表示装置（出力手段）１６精算ＰＯＳレジ１７交換処理部１８中央演算処理装置（ＣＰＵ）１９記憶装置（記憶手段）２０通信制御部２１通信制御部２２プリンタドライバー２３表示制御ドライバー２４表示制御ドライバー２５通信制御部２６補給玉計数機２７排出玉計数機２８信号線２９通信ケーブル３０玉貸機３１管理コンピュータ３２通信ケーブル３３通信ケーブル３４通信装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】遊技台毎に設けられたパチンコ玉等の遊
技媒体計数機と、前記遊技媒体計数機により計数された
獲得遊技媒体数データおよび遊技台番号等の特定可能な
情報を記憶媒体に書き込む書き込み手段と、前記獲得遊
技媒体数データおよび特定可能な情報を記憶する記憶媒
体と、前記記憶媒体から記憶されている各種のデータを
読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み
取られた獲得遊技媒体数データおよび前記特定可能な情
報に基づき、特定された遊技台の獲得遊技媒体数を記
憶、更新する記憶手段と、前記記憶手段に記憶、更新さ
れている獲得遊技媒体数データを各遊技台と関連付けて
出力する出力手段と、から成ることを特徴とする獲得遊
技媒体管理システム。
【請求項２】各遊技台に補給される遊技媒体数を計数
する補給計数機と、各遊技台より排出されるアウト玉等
の遊技媒体を計数する排出計数機とを有し、前記補給計
数機の計数デ−タより前記排出計数機の計数デ−タを差
し引いた遊技媒体差デ−タを各遊技台毎に検出する検出
手段が設けられ、前記獲得遊技媒体数デ−タとその遊技
台の前記遊技媒体差デ−タとが前記出力手段に出力され
るか、または前記獲得遊技媒体数デ−タとその遊技台の
前記遊技媒体差デ−タとを比較し、獲得遊技媒体数デ−
タが遊技媒体差デ−タより大きい場合には警告メッセ−
ジが前記出力手段である表示装置に表示されるようにな
っている請求項１に記載の獲得遊技媒体管理システム。
【請求項３】前記記憶媒体に、前記獲得遊技媒体数デ
ータおよび特定可能な情報が書き込まれる時点における
前記遊技媒体差デ−タを、前記記憶媒体に記憶し、前記
読み出し手段により読み出すようにされている請求項２
に記載の獲得遊技媒体管理システム。
【請求項４】遊技台毎に設けられた獲得遊技媒体計数
機と、前記各獲得遊技媒体計数機により計数された獲得
遊技媒体数デ−タと１対に対応付けられた媒体発行情報
とを記憶する管理コンピュ−タと、前記媒体発行情報を
記憶媒体に書き込む書き込み手段と、前記媒体発行情報
を記憶する記憶媒体と、前記記憶媒体から記憶されてい
る媒体発行情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出
し手段により読み取られた媒体発行情報に該当する遊技
台情報と獲得遊技媒体数デ−タとを前記管理コンピュ−
タから読み出して記憶、更新する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶、更新されている獲得遊技媒体数デ−タを各
遊技台と関連付けて出力する出力手段と、から成ること
を特徴とする獲得遊技媒体管理システム。
【請求項５】遊技台毎に設けられた遊技媒体計数機
と、前記遊技媒体計数機により計数された獲得遊技媒体
数デ−タと１対に対応付けられた媒体発行情報とを記憶
する管理コンピュ−タと、前記遊技媒体計数機により計
数された獲得遊技媒体数デ−タと前記媒体発行情報とを
記憶媒体に書き込む書き込み手段と、前記獲得遊技媒体
数デ−タと媒体発行情報とを記憶する記憶媒体と、前記
記憶媒体から記憶されている各種のデ−タを読み出す読
み出し手段と、前記読み出し手段により読み取られた獲
得遊技媒体数デ−タと、前記管理コンピュ−タに記憶さ
れている前記媒体発行情報に該当する獲得遊技媒体数デ
−タとを記憶、更新する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶、更新されている双方の獲得遊技媒体数デ−タを各遊
技台と関連付けて出力する出力手段と、から成ることを
特徴とする獲得遊技媒体管理システム。
【請求項６】投入金額を検出する検出手段と、前記投
入金額データと識別可能な個別情報とを送出する通信手
段とを有し、識別可能な個別情報が付与された玉貸機が
各遊技台に１対１に設けられ、前記投入金額データが識
別可能な個別情報に基づき、その玉貸機が設けられてい
る遊技台に関連付けられて前記記憶手段に記憶、更新さ
れ、前記出力手段に各遊技台と関連付けて出力されるよ
うになっている請求項１〜５項のいずれかに記載の獲得
遊技媒体管理システム。
【請求項７】投入金額を検出する検出手段と、その投
入金額の累積データを記憶、更新する投入金額記憶手段
とを有する玉貸機が各遊技台に１対１に設けられ、前記
獲得遊技媒体の計数終了時における前記投入金額の累積
データを前記記憶媒体に書き込み、これを前記読み出し
手段により読み出して前記記憶手段にその玉貸機が設け
られている遊技台に関連付けられて記憶、更新され、前
記出力手段に各遊技台と関連付けて出力されるようにな
っている請求項１〜５項のいずれかに記載の獲得遊技媒
体管理システム。
【請求項８】前記獲得遊技媒体数デ−タおよび前記前
記投入金額データに基づき、各遊技台の粗利を算出する
演算手段が設けられ、前記出力手段に算出された粗利を
各遊技台と関連付けて出力されるようになっている請求
項６または７に記載の獲得遊技媒体管理システム。
【請求項９】前記記憶手段に、各遊技台毎に換算率を
設定可能な換算率データベースが設けられ、前記粗利
が、前記換算率データベース中のその遊技台に該当する
換算率に基づいて算出されるようになっている請求項８
に記載の獲得遊技媒体管理システム。
【請求項１０】少なくとも前記読み出し手段、記憶手
段、出力手段が景品との交換、精算をするＰＯＳレジに
組み込まれている請求項１〜９のいずれかに記載の獲得
遊技媒体管理システム。