JPH10334719A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH10334719A
JPH10334719A JP13981597A JP13981597A JPH10334719A JP H10334719 A JPH10334719 A JP H10334719A JP 13981597 A JP13981597 A JP 13981597A JP 13981597 A JP13981597 A JP 13981597A JP H10334719 A JPH10334719 A JP H10334719A
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JP
Japan
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reflector
hole
fixing hole
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chassis
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JP13981597A
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Mitsumasa Suzuki
詳昌 鈴木
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射笠取付け具と蛍光ランプとの干渉を防止し
つつ器具全体の小型化に適合できるとともに、反射笠に
対するプレス加工を容易にでき、しかも、商品性を向上
できる照明器具を得ることにある。 【解決手段】シャーシ11の下面に取付けた笠止め金具
14の係止孔17に、金属製反射笠21の固定孔23に
通される反射笠取付け具22を引っ掛けて、反射笠をシ
ャーシに取付ける照明器具を前提とする。反射取付け具
22は下面が開放された凹状をなして固定孔に挿入され
る本体24を備える。本体の内側に摘み部25を設け
る。固定孔23より大径で固定孔に引っ掛けられるフラ
ンジ26を本体の下端部に設ける。係止孔17に引っ掛
けられる上向きの係止突部27を本体に突設する。取付
け具22の大部分を反射笠21の裏側に潜らせて配置
し、反射面からの取付け具22の突出寸法を小さくした
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管型蛍光ランプ
を上側から覆って設けられる金属製の反射笠を備える照
明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】シャーシに直管型蛍光ランプより長い反
射笠を取付けるには、図4から図6に示される金属製ま
たは合成樹脂製の反射笠取付け具1が使用されている。
この取付け具1は、軸部1aの上端にこの軸部1aとと
もにT字形をなすヘッド部1bを有し、かつ、下端にも
前記ヘッド部1bよりも長く軸部1aとともにT字形を
なす保持部1cを有して、略I字形状をなしている。
【0003】そして、反射笠取付け具1のヘッド部1b
側を、反射笠2の長方形状の固定孔3と、シャーシ4の
下面に取付けた笠止め金具5の長方形をなす係止孔6と
にわたって通してから、この反射笠取付け具1を90°
回動させることにより、図4及び図5、または図6に示
されるようにヘッド部1bを係止孔6の孔縁に上側から
引っ掛けるととともに、保持部1cを固定孔3の孔縁に
下側から引っ掛けて、反射笠2がシャーシ4に取付けら
れている。なお、図4及び図6中7は、両端部を蛍光ラ
ンプソケット8に支持されて反射笠2の内側に配置され
た直管型蛍光ランプである。
【0004】ところで、近年に至りバルブ径が従来一般
的であった直径32mmから直径25.5mmと細くな
った蛍光ランプ(Hf型蛍光ランプと通称されてい
る。)の普及に伴って、照明器具の小型化が追求されて
いる。
【0005】こうした事情から図4及び図5のような反
射笠2の取付け構造では、この笠2の内側に配置される
Hf型等の蛍光ランプ7のバルブと反射笠取付け具1の
保持部1cとがきわめて近接するようになってきてお
り、部品寸法のばらつきによっては蛍光ランプ7が取付
けられないことがあったり、そこまでいかなくても振動
を受けた際に蛍光ランプ7と保持部1cとが当って蛍光
ランプ7が破損する恐れが高まっている。
【0006】そこで、図6に示すような工夫が従来提案
されている。すなわち、反射笠2の一部に上向きに突出
する絞り部9を形成し、この絞り部9の底壁に固定孔3
を設けることによって、絞り部9の内側に反射笠取付け
具1の保持部1cが引っ掛けられるようにして、絞り部
9の深さに応じて前記保持部1cを蛍光ランプ7のバル
ブの上方へ離すようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6のように
金属製反射笠2に絞り部9を設ける構成では、絞り加工
に伴って固定孔3の回りにかなり大きなしわが発生し
て、反射笠2ひいては照明器具全体の商品性を損ない易
いという問題がある。そして、このようなしわの発生を
抑制する工夫を伴って行われる絞り加工はかなりの手間
を必要とするととともに、それでも発生したしわを取り
除くために後加工を必要とするので、加工コストが高く
なるという問題がある。しかも、反射笠2に塗装処理が
不要なカラー鋼板を採用する場合には、前記絞り加工に
伴って絞り部9及びその周囲の表面に細かなクラックが
無数に入って商品性を損なうとともに、こうしてカラー
鋼板に入ったクラックの補修は不可能であるから、カラ
ー鋼板製の反射笠2を備える場合には、図6に示される
構成を採用することは不適当である。
【0008】また、図4及び図5、または図6に示すい
ずれの従来例でも、反射笠2を取付けた状態では、反射
笠取付け具1の保持部1cが固定孔3を横断して設けら
れるから、固定孔3の孔縁、すなわち、反射笠2の切断
面の多くが露出されるので、それにより、商品性が損な
われるという問題がある。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、反射笠取付け具と蛍光ランプとの干渉を防
止しつつ器具全体の小型化に適合できるとともに、反射
笠に対するプレス加工を容易にでき、しかも、商品性を
向上できる照明器具を得ることにある。
【0010】また、本発明が解決しようとする第2の課
題は、前記第1の課題を解決するにあたり、万が一反射
笠取付け具の一部が破損することがあっても、反射笠が
不用意に脱落する恐れがない照明器具を得ることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシの下
面に笠止め金具を取付け、この笠止め金具に係止孔を設
け、前記シャーシの下面を覆って配置される金属製反射
笠に固定孔を設け、この固定孔に通されて前記係止孔の
孔縁に引っ掛けられる反射笠取付け具により、前記反射
笠を前記シャーシに取付け、前記反射笠の内側に直管型
蛍光ランプを配置する照明器具を前提とする。
【0012】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明は、前記反射笠取付け具が、下面が
開放されて凹状をなし前記固定孔に回動可能に挿入され
る本体と、この本体の内側に設けられた摘み部と、前記
本体の下端部から外側に張り出して前記固定孔より大き
く形成されたフランジと、前記本体から上向きに突出さ
れて前記係止孔に通して引っ掛けられる係止突部とを備
えることを特徴とするものである。
【0013】この請求項1の発明においては、反射笠取
付け具の下面が開放された本体内の摘み部を前記開放さ
れた下面から指で摘んで、前記取付け具のフランジが反
射笠の固定孔の孔縁に下側から当たるまで、前記本体を
反射笠の固定孔に挿入することにより、係止突部を固定
孔及び笠止め金具の係止孔に通すことができ、そして、
この挿入状態において反射笠取付け具を90°回動させ
て、それにより、係止突部を係止孔の孔縁に上側から引
っ掛けるとともに、フランジを固定孔の孔縁に下側から
引っ掛けた状態に保持して、シャーシに反射笠を取付け
ることができる。
【0014】こうして反射笠が取付けられた状態では、
摘み部を内側に有した本体の大部分が固定孔に通されて
いる。言い換えれば、本体は反射笠の裏側に潜り込んで
係止孔側に寄せられていて、蛍光ランプ側へはフランジ
側部分が突出されるだけであるから、反射笠の反射面か
らの反射笠取付け具の突出寸法を小さくできる。したが
って、前記突出寸法を小さくするために、反射笠に絞り
部を設ける必要がない。更に、フランジは、固定孔より
大きいので、前記取付け状態では固定孔の切断面である
孔縁の視認ができないように固定孔を覆い隠す固定孔カ
バーとして使用できる。
【0015】前記第2の課題を解決するために、請求項
1に従属する請求項2の発明は、前記反射笠取付け具が
インサート金具を備え、この金具が、前記係止突部と、
この突部と一体で前記摘み部の少なくとも一部をなす摘
み構成部と、この構成部の両端から一体に突出されて前
記フランジ内に挿入される突出端部とを有してなり、前
記反射笠取付け具の前記インサート金具以外の部分を合
成樹脂製としたことを特徴とするものである。
【0016】この請求項2の発明は請求項1の発明に従
属するので、請求項1の発明の作用に加えて、反射笠取
付け金具の合成樹脂部分が何らかの原因により万が一破
損する場合があっても、そのインサート金具の係止突部
が係止孔の孔縁に上側から引っ掛けられているととも
に、前記金具の突出端部が固定孔の孔縁に下側から引っ
掛けられているので、これらの引っ掛かりにより反射笠
の不用意な脱落を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0018】図1〜図3中11は下面が開放された細長
い箱状を金属製のシャーシである。このシャーシ11は
室内の天井面に直付けまたは天井面に吊り下げて取付け
られる。シャーシ11の長手方向両端部には夫々蛍光ラ
ンプソケット12(一方のみ図1に示す。)が取付けら
れているとともに、これらソケット12間に位置して図
示しない放電灯安定器等の点灯装置や端子台等の電気部
品が内蔵されている。
【0019】蛍光ランプソケット12はシャーシ11の
下面から下方に突出されているとともに、これらソケッ
ト12には、器具全体の小型化を促進するために、その
全長が小さなものが採用されている。これら一対の蛍光
ランプソケット12にわたって直管型蛍光ランプ13が
取外し可能に支持されるようになっている。このランプ
13には細管化が図られているHf型の蛍光ランプが採
用されている。
【0020】シャーシ11の複数箇所例えば2個所に
は、笠止め金具14がシャーシ11の開放された下面を
幅方向に横断して取付けられている。この取付けは、笠
止め金具14の両側板14aから互いに近づく方向に折
り曲げられた取付け片15を、シャーシ11の側壁に開
けたスリット状の取付け孔16に夫々挿入して行われて
いる。
【0021】シャーシ11の側壁間に位置された笠止め
金具14は本体部分は上側に凸となるように曲げられて
おり、その中央部には係止孔17が開けられている。係
止孔17は、長方形または長円形等の非円形であって、
その長手方向を例えばシャーシ11の長手方向に一致さ
せて設けられている。なお、係止孔17はその長手方向
をシャーシ11の幅方向などに沿わせて設けても良い。
前記本体部分には係止孔17の孔縁近傍に位置して節度
用の第1、第2の突起18、19が上向きに突設されて
いる。第1、第2の突起18、19間の離間距離は後述
の係止突部の厚みより少し大きい。
【0022】シャーシ11の下面開口を覆って設けられ
る金属製例えば塗装の必要がないカラー鋼板製の反射笠
21の下面及び両端は夫々開放されているとともに、こ
の反射笠21の内面は反射面となっている。更に、反射
笠21の長手方向両端部にはソケット通孔(図示しな
い)が形成されている。なお、反射笠21の幅は、従来
の170mm〜200mm程度のものに比較して150
mm程度と狭く形成されている。
【0023】この反射笠21は反射笠取付け具22を介
して以下の構成により取付けられている。図1に示され
るように反射笠21の幅方向中央部には、笠止め金具1
4の係止孔17と対向して円形の孔からなる固定孔23
が開けられていて、その直径は係止孔17より大きい。
【0024】反射笠取付け具22は、本体24と、摘み
部25と、フランジ26と、係止突部27とを備えてい
る。本体24は、固定孔23より少し小径であって下面
が開放された凹状をなしており、固定孔23に挿入して
周方向に回動できるようになっている。摘み部25は、
本体24の内側に、例えば本体24を二分するように仕
切り板状をなして径方向に延びて設けられていて、その
本体24の底面からの高さAは3mm以上に設定されて
いる。フランジ26は本体24の下端部外周から外側に
張り出して設けられている。このフランジ26の外形は
固定孔23の直径よりも大きく、そして、フランジ26
の厚みは、このフランジ26が固定孔23の孔縁に下側
から引っ掛かった状態で、前記固定孔23近傍位置の反
射面からの突出寸法Bが5mm以下となるように設定さ
れている。また、係止突部27はT字形状をなして、本
体24の底壁中央から上向きに突設されており、前記係
止孔17の孔縁に上側から引っ掛けられるようになって
いる。
【0025】この反射笠取付け具22は、インサート金
具28と、それ以外の合成樹脂製の部分とで形成されて
いる。インサート金具28は、平板状であるとともに、
係止突部27と、この突部27と一体であって摘み部2
5の芯となる摘み構成部25aと、この構成部25aの
両端から一体に突出されてフランジ26内に挿入された
突出端部26aとを有している。そして、前記合成樹脂
部分は、本体24と、これと一体であって摘み構成部2
5aを包んだ摘みカバー部25bと、本体24と一体の
フランジ26とで形成されている。
【0026】したがって、この第1の実施の形態におい
て摘み部25は、摘み構成部25aと摘みカバー部25
bとから形成されていて、それにより、反射笠取付け具
22の体裁の向上と、この取付け具22を操作する際の
感触が良くなるようにしている。しかし、本発明にあっ
ては、摘み部25を金属製の摘み構成部25aのみで形
成しても良い。
【0027】次に、前記反射笠取付け具22を使用して
反射笠21をシャーシ11の下面に装着する手順を説明
する。
【0028】まず、シャーシ11の下面に反射笠21を
配置し、それにより、笠止め金具14の係止孔17に対
向した反射笠21の固定孔23に、反射笠取付け具22
の係止凸部27及び本体24を順に挿通させるととも
に、上方位置の係止孔17に係止凸部27を挿通させ
る。この挿入操作は、本体24内の摘み部25を親指と
人差し指で摘まんで行われるとともに、それによる挿入
動作は、反射笠取付け具22のフランジ26が固定孔2
3の孔縁に下側から引っ掛かって、この固定孔23を覆
い隠すことにより停止され、それと同時に既述のように
係止孔17に係止凸部27が挿通する。
【0029】次に、前記摘み部25を摘んだままで反射
笠取付け具22を90°回動させる。それにより、係止
凸部27が、係止孔17に対し直角に交差して(図1中
二点鎖線参照)、この係止孔17の孔縁に上側から引っ
掛けられる。したがって、反射笠取付け具22によりシ
ャーシ11に連結された笠止め金具14に反射笠21が
固定される。この時、係止凸部27は係止孔17の孔縁
において第1の突起18又は第2の突起19を乗り越え
て、これら第1、第2の突起18、19間に配置され
る。そのため、節度感を得ることができるとともに、第
1、第2の突起18、19が係止凸部27の不用意な回
り止めをなして前記引っ掛かり位置に係止凸部27を保
持できる。
【0030】こうして反射笠21がシャーシ11に取付
けられた状態では、図2及び図3に示されるように摘み
部25を内側に有した本体24の大部分が、固定孔23
に通されて反射笠21の裏側に潜り込んで係止孔17側
に寄せられるので、蛍光ランプ13側へはフランジ26
が突出されるだけとなる。
【0031】言い換えれば、反射笠取付け具22の指で
掴まれる部分全体が反射笠21の反射面から突出される
ことがなくなり、反射笠取付け具22の前記反射面から
の突出寸法を小さくできる。そのため、Hf型の蛍光ラ
ンプ13に適合するランプソケット12を使用すること
に伴い、蛍光ランプ13のバルブが反射笠21の反射面
により接近されて器具の高さ方向の小型化が図られてい
るにも拘らず、前記バルブと反射笠取付け具22とが当
ることが防止され、したがって、照明器具全体の小型化
に適合できる。又、前記のように摘み部25の大部分を
反射笠21の裏側に潜り込ませて配置したので、摘み部
25の高さ寸法を大きく確保でき、それに伴い摘み易く
なって摘み操作を容易にできる。
【0032】そして、以上のような蛍光ランプ13と反
射笠取付け具22との相互干渉を防止するために、従来
のように反射笠21の固定孔23を係止孔17側に寄せ
る絞り部を設ける加工が不要である。したがって、反射
笠21のシャーシ11への取付けにおいて必要とするプ
レス加工が、固定孔23を開けるだけの簡単な孔開け加
工となるので、加工費を低減できる。しかも、絞り加工
を伴わないので、固定孔23の孔縁にしわが発生するこ
ともなく、後加工によりしわを除去する工程を省略でき
るだけではなく、反射笠21がカラー鋼板製であるにも
拘らず前記絞り部の省略に伴いクラックの発生がないか
ら、商品性を向上できる。
【0033】更に、前記のように固定孔23の孔縁に反
射面側に引っ掛かるフランジ26は、固定孔23より大
きいので、反射笠21の取付け状態では固定孔23の切
断面である孔縁の視認ができないように固定孔23を覆
い隠すことができる。それにより、反射笠21に開けら
れた固定孔23の孔縁の視認なくすことができるので、
商品性を向上できる。
【0034】しかも、反射笠取付け具22はインサート
金具28を備えているから、例えば長年の使用に渡る反
射笠取付け具22の合成樹脂部分の劣化等により、前記
樹脂製部分が万が一破損する場合があっても、反射笠2
1の不用意な脱落を防止できる。すなわち、インサート
金具28の係止突部27が係止孔17の孔縁に上側から
引っ掛けられているとともに、前記金具28の摘み構成
部25aから突出されてフランジ26の一部をなした突
出端部26aが、固定孔23の孔縁に下側から引っ掛け
られているので、これらの引っ掛かりにより、仮にフラ
ンジ26が破損しても、反射笠21が不用意に脱落する
こと防止できる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】請求項1に記載の発明によれば、反射笠取
付け具により反射笠を取付けた状態では、摘み部を内側
に有した本体の大部分が反射笠の裏側に潜り込んで設け
られるので、反射笠取付け具の蛍光ランプ側への突出寸
法を小さくできる。そのため、反射笠取付け具と蛍光ラ
ンプとの干渉を防止しつつ器具全体の小型化に適合でき
るとともに、反射笠に絞り部を設ける必要がないから、
反射笠に対するプレス加工を容易にできる。更に、固定
孔より大きいフランジにより固定孔の視認をなくし、か
つ、反射笠がカラー鋼板製であっても前記絞り部の省略
に伴いクラックの発生がないから、商品性を向上するこ
とができる。
【0037】請求項1に従属する請求項2に記載の発明
によれば、請求項1の発明の効果に加えて、反射笠取付
け金具の合成樹脂製部分が万が一破損する場合があって
も、係止孔の孔縁へのインサート金具の係止突部の引っ
掛かりと、固定孔の孔縁への前記金具の突出端部の引っ
掛かりとにより、反射笠が不用意に脱落する恐れをなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る照明器具の反
射笠取付け構造を分解して示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る照明器具の反射笠取付
け構造を示す断面図。
【図3】図2中Z−Z線に沿う反射笠取付け構造の断面
図。
【図4】第1の従来例に係る照明器具における反射笠取
付け構造を示す断面図。
【図5】図4に示された反射笠取付け構造の反射笠取付
け具を反射笠の固定孔に通した状態を示す斜視図。
【図6】第2の従来例に係る照明器具における反射笠取
付け構造を示す断面図。
【符号の説明】
11…シャーシ、 13…蛍光ランプ、 14…笠止め金具、 17…係止孔、 21…反射笠、 22…反射笠取付け具、 23…固定孔、 24…本体、 25…摘み部、 25a…摘み構成部、 25b…摘みカバー部、 26…フランジ、 26a…突出端部、 27…係止突部、 28…インサート金具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシの下面に笠止め金具を取付け、こ
    の笠止め金具に係止孔を設け、前記シャーシの下面を覆
    って配置される金属製反射笠に固定孔を設け、この固定
    孔に通されて前記係止孔の孔縁に引っ掛けられる反射笠
    取付け具により、前記反射笠を前記シャーシに取付け、
    前記反射笠の内側に直管型蛍光ランプを配置する照明器
    具において、 前記反射笠取付け具が、下面が開放されて凹状をなし前
    記固定孔に回動可能に挿入される本体と、この本体の内
    側に設けられた摘み部と、前記本体の下端部から外側に
    張り出して前記固定孔より大きく形成されたフランジ
    と、前記本体から上向きに突出されて前記係止孔に通し
    て引っ掛けられる係止突部とを備えることを特徴とする
    照明器具。
  2. 【請求項2】前記反射笠取付け具がインサート金具を備
    え、この金具が、前記係止突部と、この突部と一体で前
    記摘み部の少なくとも一部をなす摘み構成部と、この構
    成部の両端から一体に突出されて前記フランジの一部を
    なす突出端部とを有してなり、前記反射笠取付け具の前
    記インサート金具以外の部分を合成樹脂製としたことを
    特徴とする請求項1記載の照明器具。
JP13981597A 1997-05-29 1997-05-29 照明器具 Withdrawn JPH10334719A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR20080100652A (el) * 2008-10-07 2010-05-13 Δημητριος Καρπανος Και Σια Ε.Ε. Ευθυγραμμο ενθηλυκωμενο στεγανο φωτιστικο
GB2465563A (en) * 2008-11-19 2010-05-26 Cooper Medc Ltd Light or speaker fixing bracket
JP2011065782A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
KR20160150524A (ko) * 2015-06-22 2016-12-30 동부라이텍 주식회사 엘이디 조명장치

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