JPH0739133Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0739133Y2
JPH0739133Y2 JP1990043834U JP4383490U JPH0739133Y2 JP H0739133 Y2 JPH0739133 Y2 JP H0739133Y2 JP 1990043834 U JP1990043834 U JP 1990043834U JP 4383490 U JP4383490 U JP 4383490U JP H0739133 Y2 JPH0739133 Y2 JP H0739133Y2
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JP
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reflector
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reflection plate
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裕之 渡辺
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ランプを内包した反射板の照射開口に制光体
を着脱自在に取り付ける照明器具に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の照明器具は、第4図に示すように、器具
本体1の下面に取り付けられた取付け部材2に下面に照
射開口3を形成した反射板4の上面部5をねじ6にて着
脱自在に取り付け、この反射板4の両端部に器具本体1
の両端部に対をなして取り付けたランプソケット7を突
出させ、このランプソケット7にランプ8の両端口金部
を装着し、このランプ8の照射開口3側に位置させて照
射開口3側に向って拡開状に傾斜した両側面部9に沿っ
て配設される両側板部10を有する制光体11を設け、この
制光体11の両側板部10に形成した係止孔に反射板4の両
側面部9に取り付けたばね係止片12の係止突起13を着脱
自在に係合して制光体11を反射板4に取り付ける構造が
採られている。
そして、制光体11は両側板部10の下部に多数の取付け孔
をそれぞれ並列に形成し、この両側板部10の取付け孔に
バッフル片14の両端に突設した突片15をそれぞれ挿通
し、この取付け孔から外方に突設した突片15を両側板部
10の背面側に密着するように折り曲げているため、この
制光体11の両側板部10と反射板4の両側面部9との間に
バッフル片14の板厚以上のクリアランスをそれぞれ必要
としている。
また、反射板4の両側面部9に取り付けたばね係止片12
の係止突部13を着脱自在に係合して反射板4に取り付け
られた制光体11は両側板部10の上縁端が反射板4の上面
部5に接触されるとともに、両側板部10の下端縁に折り
曲げ形成した折曲げ縁部16が反射板4の両側板部10の照
射開口縁部にそれぞれ接触されるようになっている。
しかしながら、この第4図に示す従来の構造の照明器具
では、制光体11の両側板部10の上縁端は切断縁のままの
直線縁に形成されているため、ねじ6にて反射板4を器
具本体1の下側に取り付けられている取付け部材2に取
り付ける場合、ねじ6の締め付け量が大きいと、反射板
4の上面部5が撓み易く、反射板4の上面部が撓んでい
ると、制光体11の両側板部10の上縁部と反射板4の上面
部5との間に間隙が発生し易く、この間隙の発生によ
り、ランプ8の点灯時には、ランプ8からの光が制光体
11の上縁端と反射板4の上面部5との間から両側板部10
と反射板4の上面部5との間に間隙17に回り込み、この
間隙17に回り込んだ光は制光体11の両側板部10の下縁部
と反射板4の両側面部9との間から漏洩し、点灯時の外
観性を損なう問題がある。
そこで、例えば実開昭58−20404号公報に記載の構成、
すなわち、バッフル付反射板の一対の側反射板の上端に
設けた内向き逆L字形折曲部を上反射板の上向き折曲部
に係止させ、一対の側反射板の下端に設けた外向き断付
折曲部を枠体の内向き逆L字形折曲部に係止させて、バ
ッフル付反射板を器具本体に上方から単に載置した状態
で取り付け、上反射板の上向き折曲部とバッフル付反射
板の側反射板の内向き逆L字形折曲部との嵌合により光
漏れを防止している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記実開昭58−20404号公報に記載の従
来の構造の照明器具では、器具本体にバッフル付反射板
を取り付ける構成が複雑で、側反射板を変形させて取り
付けるため、寸法精度が要求されるため、製造性が低下
するとともに、取付操作性が煩雑となる。さらに、バッ
フル付反射板は器具本体に上方から単に載置した状態で
取り付けるため、器具本体に設けられた蛍光ランプを点
灯させるトランスなどの電磁機器の振動や外部からの振
動により反射板が振動するという問題がある。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、光漏洩が
なくランプ点灯時の外観性を向上し簡単な構成で取り付
けが容易で振動を防止する照明器具を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の照明器具は、器具本体と、この器具本体に設け
たランプソケットに装着されるランプと、照射開口を下
面に形成するとともに前記器具本体に着脱自在にねじに
て取り付けられ前記ランプを内包する反射板と、この反
射板の両側の側面部に沿ってそれぞれ配設される両側板
部を有し前記反射板に着脱自在に取り付けられる制光体
とを備え、前記制光体の両側板部は、上端縁に背面側に
向けて水平状態よりやや上向きに折り曲げ形成され前記
反射板の上面部にそれぞれ略平行状に接触される接触縁
片部と、下端縁に背面側に折り返し折曲形成され前記反
射板の側面部にそれぞれ略平行状に接触される折返し片
とを具備したものである。
(作用) 本考案の照明器具は、制光体の両側板部の上端に形成し
た接触縁片部が反射板の上面部にそれぞれ平行状に接触
されるとともに、制光体の両側板部の下端に形成した折
返し片が反射板の側面部にそれぞれ平行状に接触される
ので、反射板の上面部と制光体の両側板部の上端縁とが
面状に接触され、反射板の上面部と制光体の両側板部の
上端縁との間に光が入り込むことがなく光漏れが防止さ
れ、簡単な構成で製造性が向上し取付操作性が向上する
とともに、反射板に接触する制光体の上下端の接触縁片
部および折返し片が反射板に面状に押圧接触することに
より、制光体および反射板の振動が防止される。
(実施例) 以下、本考案の照明器具の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
第1図ないし第3図において、20は器具本体で、この器
具本体20は筐体状に形成され、内部に安定器などの点灯
部品が取り付けられている。そして、この器具本体20の
下面両端近傍には取付け部材21がそれぞれ取り付けられ
ている。また、この取付け部材21は略コ字状に形成さ
れ、両側部22の下端部には天井面23の取付け孔24の周縁
に係合される係合片部25が形成されている。さらに、こ
の取付け部材21にはねじ孔26が形成されている。また、
器具本体20の両端部には対をなして直管形蛍光ランプ27
の両側口金部を装着するランプソケット28がそれぞれ取
り付けられてる。
一方、30は反射板で、この反射板30は、下面に照明開口
部31を形成した筐体状に形成され、内面に反射面を形成
した上面部32と、この上面部32の両側面にそれぞれ連続
して照射開口部31に向けて拡開される方向に傾斜された
傾斜面の両側面部33,33とを有している。そして、この
反射板30の両側面部33,33の両端部近傍には、ばね係止
片34がそれぞれ取り付けられている。また、このばね係
止片34の下端部には、合成樹脂にて形成された係止部材
35が取り付けられ、この係止部材35は平板状のフランジ
部36と、このフランジ部36の前面略中央部に突設された
係止突起37とを有している。
そして、係止突起37の上面は略平面状に形成され、この
上面外端部には抜け外れ防止突部38が突設されている。
また、この係止部材35は反射板39の塗膜と同一色の白色
に形成されている。さらに、この反射板30の照射開口部
31の周縁には天井面23の取付け孔24の周縁に係合される
枠縁部39が形成されている。
また、40は制光体で、この制光体40は、両側に反射板30
の両側面部33,33の内側に沿って配設され照射開口部31
に向けて拡開する両側板部41,41を有し、これら両側板
部41,41の内面はランプ27に対向する反射面が形成され
ている。さらに、これら両側板部41,41の下端縁には、
縁に沿って所定間隔で取付け孔42が形成され、これら両
側板部41,41の取付け孔42にバッフル片43の両端部41,41
の背面側に沿って折り曲げられ、両側板部41,41の間に
多数のバッフル片43が平行状に配設されている。
そして、両側板部41,41の背面にばね係止片34の下半部
が添接されるようになっており、これら両側板部41,41
の係止孔41a,41aには係止部材35の係止突起37が係脱自
在に係合されて制光体40は反射板30の照射開口部31に嵌
合保持されるようになっている。また、これら両側板部
41,41は内側が反射板30の反射面と同一色の白色に塗装
されている。
さらに、制光体40の両側板部41,41の上端縁には反射板3
0の上面部32にそれぞれ略平行状に接触される接触縁片
部45が背面側に向けて水平状態よりやや上向きに折り曲
げ形成されている。また、これら両側板部41,41の下端
縁は背面側に折り返し折曲された折返し片46が形成され
ている。
なお、反射板30は上面部32が取付け部材21のねじ孔26に
ねじ47にて着脱自在に取り付けられている。そして、こ
の反射板30が取付け部材21を介して器具本体20に取り付
けられた状態で、ランプソケット28は反射板30の上面部
32の両端部に開口した挿通孔48から反射板30内に突出配
設される。このランプソケット28に装着した直管形蛍光
ランプ27は制光体40の内側に配設される。
次に、上記一実施例の作用を説明する。
器具本体20に取り付けられた取付け部材21のねじ孔26に
ねじ47を螺合することにより反射板30は器具本体20に取
り付けられる。そして、第3図に示すように、この反射
板30の照射開口部31から制光体40を差し込むと、制光体
40の両側板部41,41の背面にばね係止片34の係止部材35
の先端側が当接され、ばね係止片34は互いに離反する方
向にばね変形される。さらに、係止部材35の係止突起37
の位置に両側板部41,41の係止孔41aが至ると、ばね係止
片34がばね力で互いに中央側に向って挟まり、係止突起
37が係止孔41aに係合され、第1図に示すように、制光
体40は反射板30の照射開口部31に取り付けられる。
この状態では、制光体40の両側板部41,41の上縁部の接
触縁片部45が反射板30の上面部32の内面に略平行状に接
触、すなわち面状に押圧接触され、また、制光体40の両
側板部41,41の折返し片46が反射板30の両側面部33,33の
内面の照射開口部31の近傍に面状に押圧接触される。
そして、反射板30の上面部32に接触される制光体40の両
側板部41,41の上縁端に形成した接触縁片部45は反射板3
0の上面部32にそれぞれ平行状に接触されるので、反射
板30の上面部32と制光体40の両側板部41,41の上端縁と
が面状に接触され、反射板30の上面部32と制光体40の両
側板部41,41の上端縁との間に光が入り込むことがな
く、光漏れを防止できる。
また、制光体40の両側板部41,41の上下縁端に設けた接
触縁片部45および折返し片46が反射板30に面状に押圧接
触するため、制光体40を取り付けた際に、器具本体に設
けられた蛍光ランプを点灯させるトランスなどの電磁機
器の振動や外部からの振動により制光体40や反射板30の
振動を防止できるとともに、制光体40の構成が簡単で製
造性を向上できる。
さらに、ランプ27の交換時など、制光体40を取り外す時
には、制光体40の両側板部41.41の係止孔41aから突出し
ているばね係止片34の係止突起37を指で内側に押圧する
と、係止突起37と係合孔41aとの係合が解かれ、制光体4
0は照射開口部31から取り出すことができ、係止突起37
と係合孔41aとの係脱のみで制光体40の着脱が容易にで
きる。
なお、上記実施例において、制光体40はバッフル片43を
有するルーバーについて説明したが、ルーバーに限ら
ず、補助反射板など各種制光体に適用できる。
(考案の効果) 本考案の照明器具によれば、制光体の両側板部の上端縁
に反射板の上面部にそれぞれ略平行状に接触される接触
縁片部を折り曲げ形成し、下端縁に反射板の側面部にそ
れぞれ略平行状に接触される折り返し片を折り曲げ形成
したため、反射板の上面部に接触される制光体の両側板
部の上端に形成した接触縁片部は反射板の上面部にそれ
ぞれ平行状に接触され、反射板の取り付けねじの締め付
けなどにより多少反射板の上面部に歪みが生じていて
も、反射板の上面部と制光体の両側板部の上端縁とが面
状に接触され、反射板の上面部と制光体の両側板部の上
端縁との間に光が入り込むことがなく光漏れを防止で
き、ランプ点灯時の外観性を向上でき、簡単な構成で製
造性を向上でき取付操作性を向上できるとともに、反射
板に接触する制光体の上下端の接触縁片部および折返し
片が反射板に面状に押圧接触するため、制光体および反
射板の振動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す照明器具の縦断面図、
第2図は同上分解斜視図、第3図は同上反射板着脱時の
状態を示す縦断面図、第4図は従来の照明器具の縦断面
図である。 20……器具本体、27……ランプ、28……ランプソケッ
ト、30……反射板、31……照射開口部、32……上面部、
33……側面部、40……制光体、41……側板部、45……接
触縁片部、46……折返し片、47……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体と、この器具本体に設けたランプ
    ソケットに装着されるランプと、照射開口を下面に形成
    するとともに前記器具本体に着脱自在にねじにて取り付
    けられ前記ランプを内包する反射板と、この反射板の両
    側の側面部に沿ってそれぞれ配設される両側板部を有し
    前記反射板に着脱自在に取り付けられる制光体とを備
    え、 前記制光体の両側板部は、上端縁に背面側に向けて水平
    状態よりやや上向きに折り曲げ形成され前記反射板の上
    面部にそれぞれ略平行状に接触される接触縁片部と、下
    端縁に背面側に折り返し折曲形成され前記反射板の側面
    部にそれぞれ略平行状に接触される折返し片と を具備したことを特徴とする照明器具。
JP1990043834U 1990-04-24 1990-04-24 照明器具 Expired - Lifetime JPH0739133Y2 (ja)

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JP1990043834U JPH0739133Y2 (ja) 1990-04-24 1990-04-24 照明器具

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JPH045012U JPH045012U (ja) 1992-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820204U (ja) * 1981-07-31 1983-02-08 森田特殊機工株式会社 塵芥収集車の塵芥積込みタイミング装置

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JPH045012U (ja) 1992-01-17

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