JPS6348015Y2 - - Google Patents

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JPS6348015Y2
JPS6348015Y2 JP14750284U JP14750284U JPS6348015Y2 JP S6348015 Y2 JPS6348015 Y2 JP S6348015Y2 JP 14750284 U JP14750284 U JP 14750284U JP 14750284 U JP14750284 U JP 14750284U JP S6348015 Y2 JPS6348015 Y2 JP S6348015Y2
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JP14750284U
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば天井などに取付けられる照明
器具用の反射笠に関する。
〔従来の技術〕
板金製の反射板と端板とを備えた反射笠は、従
来は一般にスポツト溶接などの電気溶接を用いて
組立てている。従つて、カラー鋼板のように予め
表面処理の施されている鉄板を用いることができ
ず、もつぱら組立て後に塗装するようにしてい
る。
また、溶接によらずカラー鋼板を用いるように
したものもあるが、この場合、ねじ、リベツトな
どの連結具を用いて各部材を固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術の前者の反射笠は、製造
の工程が複雑で、かつコスト的にも不利である。
また、上記従来技術の後者の反射笠は、各連結
具が反射笠の下部に露出して外観が悪くなるとと
もに、連結具を用いることでコスト的に不利であ
る。
〔問題的を解決するための手段〕
上記の諸問題点を解決するとともに反射板を堅
固に設けるための手段として本考案は、反射板が
備える先細状の折曲げ凸部の両端部に、夫々この
凸部の頂部を横切るスリツトを形成し、上記反射
板の両端に夫々連結される端板には、その内側に
略コ字状の折返し部を夫々形成し、この折返し部
に先細状の係合突片を一体に延出し、この係合突
片を上記スリツトに嵌入させて上記反射板と上記
端板とを連結するとともに、上記係合突片に上記
折曲げ凸部の頂部裏面に係合する切起しを設けた
ものである。
〔作用〕
上記構成によれば、天井などに取付けた場合、
下から目立つ部位には、ねじ等の連結具が露出せ
ず、意匠的に好ましいものが得られる。そして溶
接を用いることなく組立てることができるから、
例えばカラー鋼板などのように予め表面処理の施
されている金属板を用いることができ、従つて工
程の簡略化とコストの低減を図る上で有効であ
る。しかも、折曲げ凸部の頂部裏面と切起しとの
係合により、反射板が押上げられることを防止で
きるとともに、係合突片が先細状でスリツトに嵌
入し、かつ切起しの折曲げ凸部における頂部裏面
への係合により、反射板が左右方向に動くことを
防止できるから、反射板を堅固な状態に設けるこ
とができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について、図面を参照し
て説明する。図中1は反射笠を示している。この
反射笠1は、天井側に固定したシヤーシ2に取付
けられる反射板3と、この反射板3の左右両側に
位置する側板4,4と、これら反射板3および側
板4,4の前後に位置する端板6,6とを組合わ
せて構成されている。これら反射板3と側板4,
4と端板6,6は、それぞれカラー鋼板を用いて
いる。
反射板3は、その中央部に先細状例えば略V字
状の折曲げ凸部8を有し、この凸部8には、端板
6,6の近傍に位置して、スリツト9,9が上記
凸部8の頂部8aを横切つて設けられている。こ
のスリツト9は第4図、第5図に詳図するように
その中央の段部より入口側が端板6側に広がつて
いるとともに、中央の段部より奥側が狭く後述の
係合突片の板厚と略等しい幅で形成されている。
なお、第5図中Aはスリツト9の入口側幅広部9
aの幅寸法、Bはスリツト9の奥側幅狭部9bの
幅寸法を示している。また、上記折曲げ凸部8の
左右両側に位置する平坦部11,11には、それ
ぞれ端板6,6の近くにソケツト挿通孔13,1
3が形成され、ランプを保持するソケツト15,
15が挿通されるようになつている。このソケツ
ト15,15は上記シヤーシ2に固定されてい
る。上記反射板3には、反射笠1をシヤーシ2に
固定するための化粧ねじ17,17を挿通させる
孔19,19が形成されている。また反射板3の
左右両側縁部には、上向きに折曲された略L字状
の折曲げ部21,21が設けられている。そして
この折曲げ部21,21の前後両端部に、連結具
たるねじ(リベツトでもよい)23,23を挿通
させる孔25,25が設けられている。
一方、側板4,4は、その下縁部に略コ字状の
折返し部30を備えるとともに、上縁部に略L字
状に折曲した折曲げ部31を備えている。そして
上記折曲げ部31の前後方向両端部に、ねじ3
2,32を挿通させる孔34,34が形成されて
いる。また折返し部30には、上下方向に沿う係
合溝36,36が形成されている。
また、各端板6,6は次のように構成されてい
る。すなわち、端板6,6の下縁部には略コ字状
に内側に折曲した折返し部40が設けられ、この
折返し部40の左右両端部には、前記折返し部3
0の端部が嵌合する係合溝42が形成されてい
る。そしてこの係合溝42の上部44に、前記し
た係合溝36が嵌合するようになつている。さら
に、上記折返し部40の立上り部位中央には、先
細状例えば3角形状の係合突片46が上向きに一
体に延出されている。この突片46は前記スリツ
ト9に嵌入するようになつている。しかも、係合
突片46には前記折曲げ凸部8の頂部8aの裏面
に係合する切起し47が形成されている。この切
起し47は例えば逆3角形状をなしているととも
に、その起し方向は例えば器具の中心側となつて
いる。なお、第5図中Cは係合突片46の板厚、
Dは切起し47の起し寸法であつて、これらと前
記A,BとはA>DおよびB≒Cの関係に定めら
れている。
また端板6,6の両側部を略L字状に折曲し、
折曲げ部48,48を形成してある。この折曲げ
部48,48の上端部に位置する水平部分48
a,48aには、ねじ孔50,50が形成されて
いる。更に、端板6,6の上端部に、略L状に折
曲した折曲げ部52,52を設けている。この折
曲げ部52,52には、ねじ孔54,54が設け
られている。
上記各部材の組立てを行なうには、端板6の係
合溝42に、側板4の係合溝36が噛合うように
して折曲げ部48の外側から側板4の端部を重ね
合わせる。そして、ねじ32によつて水平部分4
8aを折曲げ部31の端部に固定する。また、折
曲げ部52の外側に反射板の折曲げ部21の端部
を重ね、外側からねじ23によつて互いに固定す
る。また、反射板の折曲げ凸部8に設けたスリツ
ト9に、端板6の下縁折返し部40の係合突片4
6を下側から挿入させるとともに、この突片46
の切起し47を前記凸部8の頂部8a裏面に係合
させる。なお、この係合突片46の嵌合に当たり
スリツト9の入口は奥より幅広でA>Dの寸法関
係となつているから、差込み易いとともに、差込
み後は切起し47の頂部8a裏面への係合によつ
て、反射板3と端板6との位置決めが自然になさ
れる。
以上のようにして反射板3に側板4,4と端板
6,6を枠組みしたのち、化粧ねじ17,17…
を用いてシヤーシ2に固定すると、第8図のよう
になる。なおソケツト15,15には螢光ランプ
が取付けられる。
しかして上記構成の反射笠1によれば、例えば
端板6に第2図中の矢印E方向の力が加わつて
も、端板下部の折返し部40に設けた係合突片4
6がスリツト9に嵌合していることにより、そし
て、これに加えて側板の係合溝36,36も折返
し部40に嵌合していることにより、強固な連結
状態を維持できる。
更に、折曲げ凸部8の頂部8a裏面と切起し4
7との係合によつて、反射板3の折曲げ凸部8に
押上げ力が作用した場合に、反射板3が上方に動
くことを防止できる。これとともに、係合突片4
6が先細状であつてその両斜面とスリツト9の幅
狭部9b奥端との係合によつて、折曲げ凸部8に
左右方向の力が作用した場合に、上記切起し47
と頂部8a裏面との係合と相まつて、反射板3の
左右方向の動きを防止できる。しかも、係合突片
46はスリツト9の入口側の幅広部9aを通つて
奥側幅狭部9bに嵌入されるから、嵌め込め易い
にも拘らず、スリツト9に対する納りがよく、隙
間が極少でがたつくことが防止される。したがつ
て、以上により反射板3を堅固な状態に設けて、
これと端板6とを連結できるものである。
また、側板4に第2図中の矢印F方向の力が加
わつても、係合溝42に側板の折返し部30が嵌
合していることにより、側方の力に対しても高い
強度を発揮することができる。
そして上記構造によれば、電気溶接を一切用い
ることなく側板、端板、反射板の連結を行なうこ
とができるから、組立て後の塗装が不要であり、
従つてカラー鋼板をそのまま使用することができ
る。また、側板4,4の下部と端板6,6の下部
は、上記したような溝係合によつて連結されるも
のであり、ねじ、リベツトなどの連結具を用いず
に済むため、下側から見てこれら連結具が目立つ
位置に露出することがなくなる。しかも、スリツ
ト9の入口幅広部9aを端板6側に設けたから、
この部分は折返し部40によつて覆い隠されてし
まうとともに、既述のようにスリツト9への係合
突片46の納りが良く隙間が殆ど形成されない。
したがつて、以上により外観意匠が向上するもの
である。
しかも、側板と端板に設けた各折返し部30,
40の存在によつて、比較的薄い板金でも充分な
剛性を持たせることができる。また反射板3に形
成した凸部8と折曲げ部21,21によつて、反
射板自体にも充分な剛性を持たせることができ
る。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案において側板4は省略してもよいし、
或は反射板3と一体に形成しても差支えない。ま
た、折曲げ凸部8は少なくとも一つ備えるもので
あつて、3灯用の器具では二つの折曲げ凸部8を
設けることは言うまでもない。そして、先細状に
はU字形、台形、半円形等の形態を包むものであ
る。さらに、スリツト9の入口は必ずしも広くし
なくてもよく、この場合、切起し47は変形しな
がらスリツト9を通過するが、通過直後に弾性に
より切起し状態に戻つて頂部8a裏面に係合でき
る。また、本考案は天井埋込み形の照明器具用に
も実施できる。その他、本考案の実施に当つて
は、考案の要旨に反しない限り、反射板、端板、
折曲げ凸部、スリツト、折返し部、係合突片、切
起し等の具体的な構造、形状、位置等は、上記一
実施例に制約されることなく、種々の態様にして
構成できることは勿論である。
〔考案の効果〕
前記したように本考案によれば、溶接によらず
端板と反射板とを組立てることができ、しかも、
ねじ等の連結具を目立たない位置に配して外観を
良くできるとともに、反射板を堅固に設け得る反
射笠を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は端板
側の分解斜視図、第2図は全体の斜視図、第3図
は端板側の斜視図、第4図は端板と反射板との連
結部を示す断面図、第5図は前記連結部の分解断
面図、第6図は端板の一部を裏側から見た斜視
図、第7図は端板と側板との連結部を示す斜視
図、第8図はシヤーシに取付けた状態の横断面
図、第9図は第8図中部の拡大図である。 1…反射笠、3…反射板、6…端板、8…折曲
げ凸部、8a…頂部、9…スリツト、40…折返
し部、46…係合突片、47…切起し。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先細状の折曲げ凸部を備えた反射板と、この
    反射板の両端に夫々連結される端板とを具備し
    た照明器具用反射笠において、 上記反射板の折曲げ凸部の両端部に夫々この
    凸部の頂部を横切るスリツトを形成し、上記各
    端板にはその内側に略コ字状の折返し部を夫々
    形成し、この折返し部に先細状の係合突片を一
    体に延出し、この係合突片を上記スリツトに嵌
    入させて上記反射板と端板とを連結するととも
    に、上記係合突片に上記折曲げ凸部の頂部裏面
    に係合する切起しを設けたことを特徴とする照
    明器具用反射笠。 (2) 上記スリツトは、その入口側が上記端板側に
    広がつているとともに、奥側が狭く上記係合突
    片の板厚と略等しく形成されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    照明器具用反射笠。
JP14750284U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPS6348015Y2 (ja)

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JP14750284U JPS6348015Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JP14750284U JPS6348015Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

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JPS6162304U JPS6162304U (ja) 1986-04-26
JPS6348015Y2 true JPS6348015Y2 (ja) 1988-12-12

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