JPH0112335Y2 - - Google Patents

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JPH0112335Y2
JPH0112335Y2 JP20292985U JP20292985U JPH0112335Y2 JP H0112335 Y2 JPH0112335 Y2 JP H0112335Y2 JP 20292985 U JP20292985 U JP 20292985U JP 20292985 U JP20292985 U JP 20292985U JP H0112335 Y2 JPH0112335 Y2 JP H0112335Y2
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JP
Japan
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reflector
cover
shade
opening
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野 この考案は、箱形のセードと反射板と枠状のカ
バーとを備えた照明器具に関する。
(b) 従来技術とその欠点 上記種類の照明器具にあつては、セードと反射
板とカバーとを一体に組み付ける手段として、従
来、ビス止め式と接着固定式とが行われていた。
第3図はビス止め式によつてセード1と反射板
2とカバー3とを組み付ける場合を示す分解斜視
図、第4図は同じくビス止め式によつて組み付け
られた照明器具を示す断面図である。これらの図
に示すように、セード1は開口部11を有する箱
形に構成されており、その内部の四隅にはねじ孔
付きのボス12…が突設されている。反射板2は
平板部21の幅方向両端に立上り板部22,22
を有し、この立上り板部22の上端に外方へ張り
出すフランジ部23と内方へ突き出したねじ孔付
きの複数(図示例のものは四つ)の突片24を有
する。カバー3は矩形枠状に構成されていて、そ
の内面の四隅にはビス挿入孔付きの内向きの突片
31…を有する。そして、反射板2とセード1、
並びに、反射板2とカバー3とをそれぞれビス止
めすることによつてこれら三者が一体に組み付け
られるようになつている。即ち、反射板2の平板
部21の四隅に形成されたビス挿入孔25とセー
ド1のボス12に設けられているねじ孔とを重ね
合わせた状態で取付ビス4をねじ込むことによつ
て反射板2とセード1とが組み付けられ、また、
反射板2の突片24に設けられているねじ孔とカ
バー3の突片31に設けられているビス挿入孔と
を重ね合わせた状態で取付ビス5をねじ込むこと
によつて反射板2とカバー3とが組み付けられる
ようになつている。しかしながら、このような照
明器具では、反射板2とセード1とをビス止めし
て組み付けるのみならず、反射板2とカバーとの
組み付けにもビス止めが必要になるので手間のか
かるビス止め作業を何回も繰り返し行わねばなら
ず、また、反射板2とセード1とカバー3との組
み付け時の位置決めをねじ孔を基準にして行わね
ばならないので、その位置決め作業にも手間がか
かるという欠点があつた。さらに、反射板2とカ
バー3とを組み付けるための取付ビス5がカバー
3の開口を通して外部から見えて見苦しいという
意匠上の欠点もあつた。
他方、接着固定式は、反射板とセードとをビス
止めすると共に、セードとカバーとを接着剤によ
つて接着することによつてセードと反射板とカバ
ーとを組み付けるものである。この方式によつて
組み付けられた照明器具は、反射板とカバーとが
ビス止めされていないので、カバーの開口を通し
て取付ビスが見えて見苦しいという意匠上の欠点
は無いが、接着剤のはみ出しによる見苦しさや接
着不良を生じやすいという欠点があつた。また、
接着剤を塗布するのに手間がかかるという欠点も
あつた。
(c) 考案の目的 この考案は、上記したビス止め式や接着固定式
によつて組み付けられる照明器具が具備する欠点
を改善するもので、反射板とセードとの組み付け
のみをビス止めによつて行い、カバーと反射板乃
至セードとの組み付けは、カバーと反射板との係
合作用によつて行えるような照明器具を提供する
ことを目的とする。
(d) 考案の構成及び効果 上記目的を達成するため、この考案の照明器具
は、反射板のフランジ部がカバーの内面に突設さ
れた内向きの爪片に係合され、さらに、反射板の
平板部がセードにビス止めされていると共に、上
記爪片を介してカバーに付与される反射板の弾力
性によつてセードの開口部に配置された上記カバ
ーの側部が該開口部に押し付けられていることを
特徴とする。
上記構成の照明器具によると、ビス止め作業は
反射板とセードとを組み付けるときのみ行うだけ
で、反射板とカバーとを組み付けるときにはビス
止め作業が不要になる。また、カバーとセードと
の位置決めは、反射板のフランジ部をカバーの爪
片に係合させた後に反射板をセードに嵌め込むこ
とによつて必然的に正確に行われ、しかもこのと
きに反射板の平板部に設けられるビス挿入孔とセ
ードに設けられるねじ孔との位置決めも同時に行
われるので、ビス止めや位置決めの作業性が向上
し、組立効率が向上する。また、反射板とカバー
とがビス止めされていないので、カバーの開口を
通して取付ビスが見えず、照明器具がすつきりと
したものとなる。従つて、透明なカバーを用いた
照明器具においては等に意匠上優れたものとな
る。さらに、組み付けられた照明器具のカバーに
はその爪片を介して反射板の弾力性が作用し、そ
の弾力性によつてカバーがセードの開口部に押し
付けられた状態となつているので、セードとカバ
ーとを接着剤によつて接着していなくても、セー
ドと反射板とカバーとが強固に組み付けられ、カ
バーとセードとの間の所謂口開きが未然に防止さ
れる。加えて接着剤を用いないので接着剤のはみ
出しによる見苦しさも解消される。
(e) 実施例 以下、この考案の実施例を第1図及び第2図を
参照して説明する。
第1図はセード1と反射板2とカバー3とを示
す分解斜視図、第2図は照明器具の断面図であ
る。セード1は開口部11を有する箱形に構成さ
れ、その内部の四隅にねじ孔付きのボス12…を
有し、かつ、開口部11の周縁13は段付状に構
成されている。反射板2は四隅にビス挿入孔25
を有する平板部21を備え、この平板部21の幅
方向両端に立上り板部22,22を有し、これら
の立上り板部22の上端に外方へ張り出すフラン
ジ部23を有する。さらに、フランジ部23の外
端には折返し片26が曲成されていて、この折返
し片26の適所に凹入状の切欠部27が形成され
ている。カバー3は矩形枠状に構成されており、
その内面の適所に内向きの爪片32が突設されて
いる。またカバー3の周縁33は段付状に構成さ
れている。
ここに、反射板2の切欠部27とカバー3の爪
片32とは互いに対応する位置関係で設けられて
おり、また、反射板2のフランジ部23,23の
外端部間の幅Bはカバー3の内幅Aよりもやゝ広
くなつている。
次に、上記したセード1、反射板2及びカバー
3によつて照明器具を組み付ける手順を説明す
る。
反射板2の立上り板部22,22を内方へ押し
付けてフランジ部23,23の外端部間の幅Bを
カバー3における相対向する爪片32,32の対
向間隔Cより小さくなるように狭めた状態で、こ
の反射板2をカバー3に嵌め込み、嵌め込み後に
反射板2の弾力性によつて上記幅Bを元に戻して
第2図のように切欠部27…を対応する爪片32
…に係合させ、同時に折返し片26をカバー3の
内面に弾性的に押し付ける。このようにすれば、
反射板2が弾性変形した状態でカバー3によつて
挟持され、かつ、その挟持方向と直角方向におい
ては爪片32に欠如部27が係合されているの
で、カバー3に対して反射板2が確実に位置決め
されると共に、これら両者相互の位置ずれが防止
された状態となる。ここで、仮に上記折返し片2
6が無い反射板2を使つた場合を考えると、折返
し片26が無くても反射板2の長さをカバー3の
内縦幅と同一にしておけば上記した直角方向の位
置決めを行える。従つて、上記した折返し片26
は必ずしも設ける必要はない。次に、上記反射板
2をセード1に嵌め込むと共に、カバー3の周縁
33とセード1の周縁13とを第2図に示すよう
に嵌め合わせる。こうしてカバー3とセード1と
を位置決めすると、反射板2の平板部21に設け
られている複数のビス挿入孔25…のそれぞれが
セード1に設けられている対応するボス12のね
じ孔に必然的に重ね合わさる。この後、取付ビス
4をボス12にねじ込んで反射板2をセード1に
ビス止めする。このときのビス止めによつて、反
射板2の平板部21がセード1のボス12に締め
付けられるので、それに伴つてカバー3の爪片3
2に係合しているフランジ部23が反射板2の弾
力性によつて外爪片32を押し付ける。もつて、
カバー3が上記弾力性によつてセード1の開口部
11の周縁13に押し付けられる。
こうして組み付けられた照明器具においては、
カバー3が反射板2の弾力性によつてセード1の
開口部11に押し付けられているので、カバー3
とセード1との間の所謂口開きが未然に防止され
る。また、取付ビス4は反射板2の囲繞部に配置
される蛍光灯等の光源によつて覆い隠され、か
つ、反射板2とカバー3とはビス止めされていな
いので、カバーの開口を通して取付ビスが見え
ず、照明器具がすつきりとしたものとなり、透明
なカバー3を用いた照明器具においては特に意匠
上優れたものとなる利点がある。さらに、上記し
たように、ビス止め作業は反射板2とセード1と
を組み付けるときのみ行うだけで、反射板2とカ
バー3とを組み付けるときにはビス止め作業が不
要であり、しかも反射板2とカバー3とセード1
との相互の位置決めも簡単になされるので、ビス
止めや位置決めの作業性が向上し、組立効率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例による照明器具の分
解斜視図、第2図は同照明器具の断面図、第3図
は従来の照明器具の分解斜視図、第4図は同断面
図である。 1……セード、2……反射板、3……カバー、
21……反射板の平板部、22……反射板の立上
り板部、23……反射板のフランジ部、32……
カバーの爪片、4……取付ビス、11……セード
の開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱形のセードと反射板と枠状のカバーとを備え
    た照明器具であつて、 反射板は平板部の幅方向両端に立上り板部を有
    すると共に、その立上り板部の上端に外方へ張り
    出すフランジ部を有し、この反射板のフランジ部
    がカバーの内面に突設された内向きの爪片に係合
    され、さらに、反射板の平板部がセードにビス止
    めされていると共に、上記爪片を介してカバーに
    付与される反射板の弾力性によつてセードの開口
    部に配置された上記カバーの側部が該開口部に押
    し付けられていることを特徴とする照明器具。
JP20292985U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0112335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20292985U JPH0112335Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP20292985U JPH0112335Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109309U JPS62109309U (ja) 1987-07-13
JPH0112335Y2 true JPH0112335Y2 (ja) 1989-04-11

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JP20292985U Expired JPH0112335Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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