JP2588030Y2 - グローブ付き照明器具 - Google Patents

グローブ付き照明器具

Info

Publication number
JP2588030Y2
JP2588030Y2 JP1992076102U JP7610292U JP2588030Y2 JP 2588030 Y2 JP2588030 Y2 JP 2588030Y2 JP 1992076102 U JP1992076102 U JP 1992076102U JP 7610292 U JP7610292 U JP 7610292U JP 2588030 Y2 JP2588030 Y2 JP 2588030Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
engaging member
lamp
main body
engagement member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992076102U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0641021U (ja
Inventor
考正 薄井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1992076102U priority Critical patent/JP2588030Y2/ja
Publication of JPH0641021U publication Critical patent/JPH0641021U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2588030Y2 publication Critical patent/JP2588030Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はグローブが下面に装着さ
れる照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】照明器具におけるランプが装着された器
具本体の下面をグローブで覆うにあたり、グローブの器
具本体への取り付けは、器具本体に上端が軸支されて回
動自在であり且つ一方向にばね付勢されている係合部材
をグローブの上部内面に係合させることで行うと、ラン
プ交換等に際してのグローブの交換が容易となる。特
に、上端が軸支されている係合部材を下方に延長すると
ともに、その外側の縁を円弧状のガイドとすると、グロ
ーブの取り付けにあたり、グローブを押し上げれば、グ
ローブが係合部材の円弧状のガイドに接して、係合部材
をばねに抗して内側に倒すために、グローブを押し上げ
るだけで、グローブの取り付けを行うことができるもの
となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように係
合部材を下方に延長した場合、係合部材とランプとが略
同じ高さに位置する照明器具では、係合部材が内側に倒
れた時にランプに当たらないようにしなくてはならず、
これ故に、器具本体の幅が大きくなって、たとえば台所
の流し台の上方に設置されるものでは、幅が大きくなり
すぎてしまうことがある。
【0004】また、係合部材を設けることは、グローブ
の着脱性を良好にするものの、グローブの支持を良好な
ものとするために、係合部材として幅のあるものを用い
ると、係合部材で遮られて影になるところが多くなり、
照明むらの問題が生じる。本考案はこのような点に鑑み
為されたものであり、その目的とするところはグローブ
の着脱が容易であり、しかもグローブの取付用の係合部
材がランプと干渉することがないために幅が大きくなっ
てしまうこともなく、さらに係合部材が照明むらの原因
となることもないグローブ付き照明器具を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、ラン
プを保持している器具本体と、この器具本体の下面に装
着されるグローブとを備えているとともに、器具本体に
上端が軸支されて回動自在であり且つ外方向に向けてば
ね付勢されている係合部材をグローブの開口縁下面に係
合させることでグローブを支持している照明器具におい
て、所定の幅を有している係合部材は、下方に延長され
た延長部を備えるとともに、外側が円弧状に形成されて
グローブ装着時用のガイドとされ且つ内側に上記ランプ
の半径より大きい半径の半円状切欠が形成された上記延
長部は、その内側の面と外側の面とをつなぐ開口を備え
ていることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本考案によれば、係合部材を備えている上に、
係合部材における延長部にガイドが形成されているため
に、グローブの着脱が容易なものであり、しかも係合部
材の内側に切欠があるために、係合部材が内側に倒れた
時にランプと干渉することがなく、また係合部材の延長
部はある程度の幅をもっているとはいえ、開口があるた
めに、影が生じにくいものである。
【0007】
【実施例】以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、この照明器具は、図6に示すように、下面にイン
バータブロック11,11と、ソケット12,12とを
備えている器具本体1と、器具本体1の下面及び上記ソ
ケット12に装着される直管型のランプ2を覆うように
器具本体1に装着されるグローブ3とからなるもので、
ここにおけるグローブ3は、キックばね5と係合部材4
とによって器具本体1に装着される。図6中の9は天井
面に器具本体1を取り付けるための取付金具である。
【0008】器具本体1の片側に配された一対のキック
ばね5,5は、中央部が器具本体1に固定されるととも
に、両端が両側に広がった線ばねで形成されたもので、
図7に示すように、グローブ3の片側に設けられた受け
金具30に係止することで、グローブ3の片側を吊り下
げるものであり、またこの状態におけるグローブ3の回
動を許すものである。
【0009】係合部材4は、図2に示すように、器具本
体1の下面にビス止め固定される取付台6に、割りピン
60によって上端が枢着されて割りピン60の軸まわり
に回動自在とされるもので、図3にも示すように、水平
断面がコ字形をなしており、器具本体1に取り付けた時
に外側となる部分には、側方に突出して上面でグローブ
3の開口縁下面をうける係合凸部40を有しており、係
合凸部40の下側からは延長部41が下方に向けて突設
されている。そして上記割りピン60が挿通されて一端
が取付台6における係合爪62に、他端が係合部材6に
当接するねじりコイルばね7によって、係合部材4は一
方向に回動付勢されている。
【0010】なお、取付台6と係合部材4とねじりコイ
ルばね7とを組み立てるにあたり、図4(a)に示すよう
に、ねじりコイルばね7の一端を係合爪62に係止させ
ない状態でこの3者を組み立て、その後、ねじりコイル
ばね7の一端を図4(b) に示すように係合爪62に係止
させることで、ねじりコイルばね7のばね力が係合部材
4に作用するようにすることができるために、組み立て
に際して、割りピン60を挿通する時には、ねじりコイ
ルばね7のばね力が一切かからないようにできるもので
あり、組み立てが容易となっている。
【0011】さて、上記延長部41は、その外側に円弧
状のガイド42が形成され、内側に半円状の切欠43が
設けられることで、延長部41そのものが円弧状となっ
ているとともに、内側の面と外側の面とが開口44によ
って連通している。一対の側板45,45のみで延長部
41が形成されているわけである。なお、延長部41の
先端においては両側板45,45同士がつながってお
り、これによって延長部41の先端部分の強度が確保さ
れている。また、各側板45は、切欠43側での厚みよ
りも、ガイド42側の厚みの方が薄くなるようにされて
いる。これは後述するグローブ3装着時のグローブ3と
係合部材4との間の摩擦接触面積を小さくするためであ
る。
【0012】しかして、片側が上記キックばね5によっ
て吊り下げられたグローブ3は、他の片側が係合部材4
に係合することで、器具本体1に取り付けられるわけで
あるが、係合部材4とグローブ3との係合は、グローブ
3を押し上げるだけで行うことができる。すなわち、グ
ローブ3を押し上げると、グローブ3の開口縁が係合部
材4の延長部41における円弧状のガイド42に接して
係合部材4をねじりコイルばね7の付勢に抗して内側に
倒すものであり、所定位置までグローブ3が上がれば、
ねじりコイルばね7の付勢で係合部材4が復帰してグロ
ーブ3の開口縁の下側に、係合部材4の係合凸部40が
位置してグローブ3を支持する。
【0013】ランプ2の交換等のためにグローブ3を外
す時は、この係合部材4と係合している片側を引き下げ
ればよく、この時、係合部材4はねじりコイルばね7の
ばね付勢に抗して回動して、グローブ3との係合が外れ
た時点で復帰する。この状態で、つまり図7(a)に示す
ように片側がキックばね5で吊り下げられている状態で
ランプ2の交換を行えるために、グローブ3を器具本体
1から完全に外してしまうことなくランプ2の交換を行
えるものである。
【0014】ここにおいて、図1ではランプ1が1灯の
場合を示しているが、図5に示すように、ランプ2が平
行に2本並ぶような場合、係合部材4が内側に倒れた
時、ランプ2と係合部材4の延長部41とが干渉してし
まうおそれがあるが、延長部41の内側に設けた半円状
切欠43は、ランプ2の半径よりも大きい半径となって
いるために、ランプ2と係合部材4とが干渉してしまう
ことがない。従って、ランプ2と係合部材4との干渉を
避けるために照明器具の幅を大きくしたりしなくともす
むものである。
【0015】また、グローブ3の支持を安定して行うた
めには、係合部材4を幅のあるものとしなくてはならな
いわけであるが、上述のように、ここにおける係合部材
4の延長部41は、その内側の面と外側の面とをつなぐ
開口44を有しており、また側板45にも孔46を設け
ているために、延長部41が光を遮ることは殆どなく、
従って係合部材4によって照明むらが生じることもない
ものである。なお、係合部材4全体を透明プラスティッ
クの成形品として形成すれば、一層、影が出にくくな
る。また、ねじりコイルばね7における係合部材4に係
止される一端側は、その先端を延長するとともに屈曲さ
せることで、係合部材4の係合凸部40が破損した時
に、係合凸部40に代わってもグローブ3を支持するこ
とができるようにしてある。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案においては、ばね付
勢された係合部材でグローブを支持している上に、係合
部材における下方延長部に円弧状のガイドを設けている
ために、ランプ交換等のためのグローブの着脱を容易に
行うことができるものであり、しかも係合部材はその内
側に半円状の切欠がある上に、その半径がランプの半径
より大きくされているために、係合部材が内側に倒れた
時にランプと干渉することがなく、従って、照明器具の
幅を大きくしたりしなくとも済むものであり、またグロ
ーブ支持の安定化のために係合部材に幅をもたせても、
延長部には内側の面と外側の面とをつなぐ開口があるた
めに、影が生じにくいものであって、係合部材に起因す
る照明むらが殆どないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図である。
【図2】同上の係合部材と取付台の分解斜視図である。
【図3】係合部材を示すもので、(a)は側面図、(b)は背
面図、(c)は断面図である。
【図4】ねじりコイルばねの組付状態を示すもので、
(a)(b)は共に側面図である。
【図5】ランプが2灯の場合のランプと係合部材との位
置関係を示す断面図である。
【図6】照明器具全体の分解斜視図である。
【図7】(a)はグローブを開いた状態の斜視図、(b)はキ
ックばねとグローブとの係合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 ランプ 3 グローブ 4 係合部材 41 延長部 42 ガイド 43 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 17/00 330

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプを保持している器具本体と、この
    器具本体の下面に装着されるグローブとを備えていると
    ともに、器具本体に上端が軸支されて回動自在であり且
    つ外方向に向けてばね付勢されている係合部材をグロー
    ブの開口縁下面に係合させることでグローブを支持して
    いる照明器具において、所定の幅を有している係合部材
    は、下方に延長された延長部を備えるとともに、外側が
    円弧状に形成されてグローブ装着時用のガイドとされ且
    つ内側に上記ランプの半径より大きい半径の半円状切欠
    が形成された上記延長部は、その内側の面と外側の面と
    をつなぐ開口を備えていることを特徴とするグローブ付
    き照明器具。
JP1992076102U 1992-11-04 1992-11-04 グローブ付き照明器具 Expired - Lifetime JP2588030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076102U JP2588030Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 グローブ付き照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076102U JP2588030Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 グローブ付き照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0641021U JPH0641021U (ja) 1994-05-31
JP2588030Y2 true JP2588030Y2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=13595518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992076102U Expired - Lifetime JP2588030Y2 (ja) 1992-11-04 1992-11-04 グローブ付き照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2588030Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079100A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 변경호 천정등 커버 탈착장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102077840B1 (ko) * 2019-02-21 2020-04-02 변경호 천정등 커버 탈착장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190079100A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 변경호 천정등 커버 탈착장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0641021U (ja) 1994-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2307903A1 (en) Lighting fixture with downlight reflector and wallwash reflector
JP2588030Y2 (ja) グローブ付き照明器具
JP4506055B2 (ja) 照明器具
JPH079293Y2 (ja) 照明器具
JPS6033525Y2 (ja) シヤンデリア
JP2569193Y2 (ja) 照明器具
US5178449A (en) Lamp assembly
JPH03167705A (ja) 照明器具
JP2593397Y2 (ja) 照明器具
JPH07320520A (ja) 照明器具
JPH0244414Y2 (ja)
JP2599729Y2 (ja) 照明器具
JPH0332003Y2 (ja)
JP2003045221A (ja) 照明器具
JPH06131906A (ja) 照明器具
JP3735906B2 (ja) 照明器具
JPS6224885Y2 (ja)
JP3755542B2 (ja) 照明器具
JP3129019B2 (ja) 照明器具
JP2555250Y2 (ja) 環形蛍光ランプ用照明器具
JP2606784Y2 (ja) 照明器具
JPH055617Y2 (ja)
JP2663070B2 (ja) 天井直付け形照明器具
JPS6340808Y2 (ja)
JPH0735219Y2 (ja) 埋込型照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981006

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10