JPH10334686A - アナログ信号を記録および再生するための集積回路およびメッセージ管理システム - Google Patents

アナログ信号を記録および再生するための集積回路およびメッセージ管理システム

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JPH10334686A
JPH10334686A JP10061048A JP6104898A JPH10334686A JP H10334686 A JPH10334686 A JP H10334686A JP 10061048 A JP10061048 A JP 10061048A JP 6104898 A JP6104898 A JP 6104898A JP H10334686 A JPH10334686 A JP H10334686A
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JP
Japan
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signal
circuit
analog
analog signal
coupled
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JP10061048A
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English (en)
Inventor
Hieu Van Tran
ヒュー・ヴァン・トラン
Nataraj S Bindiganavale
ナタラ・エス・ビンディガナバル
Anthony Dunne
アンソニー・デュンヌ
Boyce W Jarrett
ボイス・ダブリュ・ジャレット
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Original Assignee
INF STORAGE DEVICES Inc
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/44Indication or identification of errors, e.g. for repair

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性アナログ信号の記録および再生を使
用したメッセージ管理のための新規な装置および手段を
開示する。 【解決手段】 装置は、周辺装置として使用するマイク
ロコントローラまたはマイクロプロセッサ・ベースのシ
ステムへのインターフェース回路を備えた集積回路であ
る。集積回路は、差動アナログ入力、信号品質を改善す
る自動減衰、フィルタ、バンド・ギャップ参照、トリミ
ング、メモリ・アレイ、複数閉ループ・サンプル/ホー
ルド回路を含む固定参照、列ドライバ、行デコーダ、ア
ドレス・カウンタ、主発振器、チップ機能タイミング回
路、単一チップ上のシリアル周辺インターフェース(S
PI)および回路を備えることで完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号記憶装置
や再生装置などのソリッドステート・メッセージ記憶及
び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メッセージ管理は限られた量の高価な記
憶媒体を効率的に利用できるように記憶及び再生装置に
実装されている。メッセージ管理の背後にある主要な概
念は、利用可能な記憶空間が記憶媒体内で物理的に断片
化していても、全ての利用可能な記憶空間を論理的に接
続して一つの連続した空間にすることである。コンピュ
ータ・システムでは、大容量記憶装置およびデータ・フ
ァイルの検索のための様々な技術が使用されており、メ
ッセージ管理機能は通常はオペレーティング・システム
によって与えられる。
【0003】たとえば、米国カリフォルニア州サンノゼ
のInformation Storage Devi
ces社製のISD 1016 Single Chi
pVoice Message Systemはアナロ
グ記憶装置であり、音声信号などのアナログ信号をアナ
ログ電圧レベルの形で連続的にサンプリングして記憶
し、コマンドに基づいてその記憶されたサンプルを再生
して、十分に忠実に音声信号を再構築し、留守番電話お
よび他の電子的に制御される音声メッセージ・システム
用の高品質な音声メッセージ通知を提供する機能を備え
ている。ISD1016は、非常に多用途な装置であっ
て、集積回路の一部として前置増幅器、自動利得制御、
アンチエイリアシング・フィルタ、不揮発性ソリッドス
テート・アナログ信号記憶装置を含むだけでなく、アナ
ログ形式で音声信号をサンプリングおよび記憶し、コマ
ンドに応じてそれを再生するために必要な全ての支援回
路をも含む。また、これらの装置をカスケード接続し
て、追加の支援回路なしで、n個の装置を使用して、一
つの装置のn倍の記録および再生時間を得ることもでき
る。
【0004】ISD 1016では、音声メッセージは
記憶空間の最後で終了するか、または独自のメッセージ
終了(EOM)の信号の記録によって早めに終了する。
EOMは開始したあと再生を終了する時点である。これ
は、再生の開始位置をアドレスできる機能とあいまっ
て、複数のメッセージの記憶および選択的な再生を可能
にし、望むなら制御を追加することで単語や短い句を連
結して異なるメッセージを与えることも可能である。た
だし、ISD 1016は異なるメモリ空間内の、メッ
セージ・セグメントを開始信号と連結できないため、他
のメッセージ・セグメントと連結する各メッセージまた
はメッセージ・セグメントは、連続する記憶空間に存在
しなければならない。さらに、外部コントローラは、行
アドレス・ポインタの位置や行末に到達する時間に関す
る情報をISD 1016から受け取らない。
【0005】本発明の譲受人に譲渡された、1994年
1月25日出願の「MessageManagemen
t Methods and Apparatus」と
いう名称の係属中の米国特許出願第08/186793
号は、メッセージ番号を使用しメッセージを参照するこ
とによりメッセージ管理を行う、もう一つのメッセージ
ング・システムを開示している。係属中の米国特許出願
第08/186793号では、各記憶装置内のレジスタ
・スタックは、対応する各メッセージ・セグメント位置
に格納されたメッセージ・セグメントに関連付けられた
メッセージ番号を記録して、メッセージ全体がシームレ
スに再生できるように特定のメッセージに関連付けられ
たメッセージ・セグメントを連続して配置することがで
きる。新しいメッセージを格納するのに使用できるメッ
セージ・セグメント記憶位置は、関連したスタック・レ
ジスタに格納される、普通なら使用されないメッセージ
番号など、それを識別するフラグによって識別する。各
装置は、利用可能な合計の記憶および再生時間を拡張す
るため、同一の装置とカスケード接続できる機能を含
む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】外部マイクロコントロ
ーラへ不可欠な情報の供給を促進するためには、残りの
メッセージの記憶および再生にトランスペアレントな方
式で、メモリ空間を管理するための柔軟なインタフェー
スを行える簡単な方法および装置が望まれる。この柔軟
なインタフェースによって、実際のメモリ・マッピング
は、メッセージ・アドレス入力を供給するマイクロコン
トローラへ転送され、効率的なメッセージ管理を実行す
ることができる。簡単でありながら強力な命令セット
が、ソフトウェア制御に利用できる。
【0007】通常の読取り時には、記憶装置のメモリ・
アレイのメモリ・セルは、ソース・フォロワ・モードで
構成され、これは、そのソースとゲートが固定電圧、例
えば3.5Vであり、そのドレインは列ドライバ回路内
に位置する数マイクロアンペアの電流シンクに結合さ
れ、そのドレイン電圧はメモリ・セル出力電圧であるこ
とを意味する。
【0008】係属中の米国特許出願第08/18679
3号は、メモリ・アレイからの電圧を次のように順次読
み出す。行信号が行デコーダによってアクティブ状態に
なると、列デコード信号もアクティブ状態になる。選択
した行および列の交点にあるメモリ・セルのグループが
選択される。したがって、メモリ・セルはソース・フォ
ロワ・モードで構成される。メモリ・セルは、列マルチ
プレクサを介して列ドライバの電流シンクに接続され、
結果として生じる出力電圧、すなわちメモリ・セルのド
レイン電圧は、順次差動増幅器に与えられる。差動増幅
器の出力は平滑フィルタに、また最終的にはスピーカ増
幅器へ供給される。あるセルが読み取られると、2進シ
フタが次のセルをイネーブルにする。グループ中の選択
された最後のセルが読み取られるまで、このプロセスが
繰り返される。次に、列マルチプレクサは、順に次の列
へ進み、次のメモリ・セルのグループを選択し、上記プ
ロセスが繰り返される。このメモリ・アレイの読み取り
速度は、メモリ・セルのドレインからの電圧を列ドライ
バの電流シンクにおいていかに速く得られるか、列デコ
ーダの速度、差動増幅器の速度、フィルタの速度、スピ
ーカ増幅器の速度によって制限される。
【0009】順次読取りおよび通常の信号パスは非常に
時間がかかるため、これは生産テストの目的には非常に
遅く、そのためダイ・コストが高くなる。
【0010】製造時の、この読取り時間を短縮するため
に、本発明は正確な出力電圧をも非常に高速で監視す
る、高速読取り方式を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、不揮発性アナ
ログ信号記録および再生を使用したメッセージ管理のた
めの装置および技術を開示する。この装置は、周辺装置
として使用されるマイクロコントローラまたはマイクロ
プロセッサ・ベースのシステムへのインターフェース回
路を備えた集積回路である。シリアル・インターフェー
スによって、ホスト・マイクロコントローラは、いくつ
かの記録および再生制御動作を実行することが可能にな
る。メッセージ管理は、割込みおよび状態ビットを備え
ることで、リアルタイム・イベントに適応するようにさ
れている。
【0012】本発明は、パフォーマンスが改善され、非
常に集積度の高い、不揮発性アナログ信号記録および再
生用の集積回路システムおよび手段を本質的に含む。こ
の装置は、周辺装置として使用されるマイクロコントロ
ーラまたはマイクロプロセッサ・ベースのシステムへの
インターフェース回路を備えた集積回路である。集積回
路は、差動アナログ入力、信号品質を改善する自動減
衰、フィルタ、バンド・ギャップ参照、トリミング、メ
モリ・アレイ、複数閉ループ・サンプル/ホールド回路
を含む固定参照、列ドライバ、行デコーダ、アドレス・
カウンタ、主発振器、チップ機能タイミング回路、単一
チップ上のシリアル周辺インターフェース(SPI)お
よび回路を設けることで完成する。集積回路は、SPI
を介してホスト・マイクロコントローラとインターフェ
ースされる。ホスト・マイクロコントローラは、効率的
なメッセージ管理のために、いくつかのコマンドをSP
Iを介して集積回路に送ることができる。これらのコマ
ンドには、記録または再生のための基本的なコマンド、
様々なアドレス指定オプションおよびメッセージ・キュ
ー・オプションが含まれる。システムは冗長性を利用し
て、生産歩留りを向上させる。また、高速テスト・モー
ドも利用して、生産テスト時間を低減する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の好ましい集積回
路の実施形態10のブロック図が示されている。図の集
積回路10は、メッセージ管理システムの全ての主要回
路を含む。集積回路10は、アナログ入出力パス、アナ
ログ記憶アレイ、シリアル周辺インターフェース、自動
減衰器アセンブリの4つの主要セクションからなる。電
力は、アナログ・セクションへおよびアレイとデジタル
・セクションへ、別々のVCCとVSS供給ピンから供
給される。この点については、電源からだけでなく、ブ
ロック図レベルの設計、回路設計、物理配置とピン出
力、装置を使用する基板レベルの設計を経由して他の信
号からの、アナログ・セクションとデジタル・セクショ
ン間のノイズ結合を最小にするように注意が払われる。
【0014】具体的には、ノイズを最小にするために、
本実施形態の集積回路10のアナログ回路とデジタル回
路は別々の電源バスを利用する。それぞれアナログ回路
とデジタル回路に電圧を提供する、電圧入力VCCA およ
びVCCD は別々のピンにつながれる。好ましい実施形態
においては、電圧入力VCCA およびVCCD は、+3Vで
ある。アナログ回路とデジタル回路それぞれへのアース
入力VSSA およびVSS D は、低インピーダンス・パスを
通じて電源アースに接続される。電圧入力VCC A および
CCD とアース入力VSSA およびVSSD は、集積回路1
0内の回路に調節された電力を供給する調節回路12へ
接続される。
【0015】シリアル周辺インターフェース(SPI)
14は、集積回路10の制御機能およびアドレス指定機
能のために用意されている。集積回路10は、周辺スレ
ーブ装置として動作するように構成されている。また集
積回路10は、マイクロコントローラ15へのインター
フェースとなるマイクロコントローラベースのSPI1
4を備えている。集積回路10の全ての内部回路への読
取り/書込みアクセスは、SPI 14を介して行われ
る。割込み信号線(INT)および状態線(RAC)
は、ハンドシェイクのために設けられている。
【0016】具体的には、SPI 14のSCLK、S
S、MOSI、MISOピンが、同期シリアル通信に使
用される。外部マイクロコントローラ15は、この4つ
のピンを使用して通信し集積回路10の状態を調べる。
SCLK端子は装置へのクロック入力である。これはマ
スタ装置(マイクロコントローラ)によって生成され、
マスタ・アウト・スレーブ・イン(MOSI)およびマ
スタ・イン・スレーブ・アウト(MISO)入出力端子
それぞれを介するデータ転送を同期化するために使用さ
れる。データは、SCLKの立上りエッジで集積回路1
0にラッチされ、SCLKの立下りエッジで集積回路1
0からシフト・アウトされる。SS入力が低の場合、S
PI 14を選択または活動状態にする。この実施形態
では、SPI 14は、スレーブ選択信号(SS)がS
S端子で低を受信した場合に選択される。あるいは、S
PI 14はSSピンをアース電圧に結合することで、
常に選択されているようにすることもできる。MOSI
ピンは、SPI 14へのシリアル入力である。マスタ
装置(マイクロコントローラ15)はSCLKクロック
・エッジの半サイクル後、MOSI線上にデータを置
く。MISO端子は集積回路10のシリアル出力であ
る。この出力は、集積回路10が選択されていない場合
高インピーダンス状態になる。
【0017】INTピンはオープン・ドレイン出力ピン
であって、これはシステムが再生中にメッセージ終了
(EOM)記号に到達した場合、またはメモリ・アレイ
が一杯の場合、活動状態になる(「0」に低下する)。
EOMまたはオーバーフロー状態で終了する各動作は、
記録の終了、再生の終了、またはメッセージ・キューイ
ング・サイクルの終了を示す割り込みを発生させる。割
込みは、次にSPIサイクルが初期化される時にクリア
される。
【0018】RAC(行アドレス・クロック)端子はオ
ープン・ドレイン出力ピンで、8KHzのサンプリング
周波数で150ミリ秒間信号を提供する。これは、メモ
リの1行を表わす。装置10のメモリには800行あ
る。行の終わりに到達すると、信号は137.5ミリ秒
間高の状態を保ち、低の状態を12.5ミリ秒間保つ。
このピンは、メッセージ管理技術の実施に使用すること
ができる。
【0019】音声信号は記録用のANA IN+ピンを
介して集積回路10へ供給される。このピンは、この装
置の非反転アナログ信号である。アナログ入力増幅器1
6はシングルエンド増幅器として、または差動増幅器と
して動作することができる。シングルエンド入力モード
では、最大32mVp-p の入力信号が、図2Aに示すよ
うにANA IN+ピンに容量を介して接続される。コ
ンデンサ値の0.1μFは、ANA IN+ピンの3K
オームの入力インピーダンスと合わせて、音声通過帯域
の低周波数端で遮断するように選択される。差動入力モ
ードでは、ANA IN+ピンでの最大入力信号は16
mVp-p でなければならない。
【0020】ANA IN−ピンは反転アナログ入力端
子であり、記録する信号を増幅器16に差動入力モード
で転送する。この差動入力モードでは、最大16mV
p-p の信号が、図2Bに示すように、ANA IN−ピ
ンに容量的に結合される。結合コンデンサはANA I
N+ピンで使用される結合コンデンサと同等であること
が好ましい。ANA IN−での入力インピーダンス
は、通常56Kオームである。シングルエンド入力モー
ドでは、ANA IN−は、ANA IN+入力で使用
されるコンデンサと同じコンデンサを介してVSSA へ容
量的に結合されなければならない。
【0021】増幅器16の出力は、アンチエイリアシン
グ・フィルタ18に提供される。このフィルタの機能
は、音声(または他のアナログ)の高い周波数を制限し
て、信号周波数域がアナログ信号サンプリングのサンプ
リング定理に反しないようにすることである。フィルタ
された信号は、不揮発性アナログ記憶アレイ20に格納
される。好ましい実施形態においては、記憶アレイ20
は、「Integrated Circuit Sys
tem For Analog SignalReco
rding And Playback」という名称の
米国特許第5241494号で開示されたものであり、
その開示を参照により本明細書に組み込む。格納された
信号が取り出されると、最初に平滑フィルタ22へ、次
に自動減衰器24へ提供される。自動減衰器24は、回
路動作に影響を与えなければフィルタ22の前に配置し
てもよい。
【0022】自動減衰器24は、ピンATTCAPによ
って制御される。自動減衰器24は信号が内部で設定さ
れたしきい値より下がると信号を減衰する。これは、信
号が無い場合に、出力ノイズを除外するのに役立つ。自
動減衰器の出力は、バッファ26によってバッファされ
る。バッファ26は、通常はアナログMOSバッファで
ある。バッファ26の出力はAUDOUTである。
【0023】集積回路10のタイミングは、外部クロッ
ク(XCLK)端子を介する外部クロック、または内部
発振器のどちらかによって与えられる。どちらのクロッ
ク信号もタイミング回路30にタイミング基準を与え、
タイミング回路もまた、不揮発性アナログ記憶アレイ2
0に接続されたサンプリング・クロック32のタイミン
グ制御を与える。
【0024】集積回路10の冗長性も、本出願人に譲渡
され、その開示を参照により本明細書に組み込む、「M
ethod and Apparatus of Re
dundancy for Non−Volatile
Memory Integrated Circui
ts」という名称の米国特許出願第08/653073
号に記載されるように提供される。
【0025】本発明の一態様は、メモリ・アレイの正確
な出力電圧を高速で監視する高速読取り方式を含む。シ
フト・レジスタを多重化してセルを一つずつ直列に読み
込むのではなく、セルのグループ、例えば100個のセ
ルがソース・フォロワ・モードで並列に読み取られ、次
に、結果として生ずるアナログ出力電圧が固定入力参照
電圧と比較され、コンパレータのデジタル出力が同時に
ラッチ回路にラッチされる。アナログ信号でなく全ての
論理信号を、出力アナログ・パスを迂回して、デジタル
出力パッドにシフト・アウトするために、速い直列シフ
トが実行される。速度は、シフト・レジスタおよびセル
100個ごとの出力デジタル・パッドによって制限され
る。既存回路を再利用することで、ダイ・サイズがさら
に不利になる危険性はない。
【0026】この本発明の態様は記憶アレイ20で実施
することもできる。好ましい実施形態においては、記憶
アレイ20は、「Integrated Circui
tSystem For Analog Signal
Recording and Playback」と
いう名称の米国特許出願第5241494号で開示され
たものであり、その開示を参照により本明細書に組み込
む。一実施形態においては、メモリ・アレイは、120
0列800行で構成された960Kのセルを有する。1
2列を1列ドライバに多重化するために、12:1マル
チプレクサを使用する。したがって、列ドライバの総数
は、1200/12=100列ドライバである。
【0027】通常の読取りでは、列ドライバの一部であ
るシフト・レジスタは、第1列から開始し列ドライバに
沿って第100列まで、一度に1つのメモリ出力を供給
できるようにする循環2進シフタとして使用される。1
00番目のセル(または列)の終わりで、列マルチプレ
クサは次の100列へ進み、このプロセスを12回繰り
返して行全体をカバーする。1行の終わりの後、行クロ
ックが次の行へ進み、行マルチプレクサは最初の100
列を使用できるようにリセットされる。その後、次の行
についてプロセスを繰り返す。メモリ出力は、メモリ・
セルから受ける実際の電圧レベルであって、論理1また
は論理0である必要はない。
【0028】図3は、記憶アレイ20内に組み込まれた
列ドライバ50を示す図である。図4は、図3の列ドラ
イバ50を制御する高速制御論理回路52を示す図であ
る。図4を参照すると、高速読取りモードではHSAR
YRDが高であるため、COMPEN2は高になる。C
OMPEN2信号の活動状態によって、ここで書込み期
間に使用されるコンパレータCOMP(図3を参照)が
高速読取りに使用できるようになる。コンパレータCO
MPは、所期のメモリ出力電圧が入力電圧と同じである
ことを確保するために、書込み期間に使用される。高速
読取りでは、コンパレータCOMPは、出力がテスト・
モード・イネーブル信号の下で入力パッドからの入力で
ある参照電圧VREF(図4参照)より上か下かの比較
を行う。メモリ出力が状態を切り換えるまでVREFを
変えることで、正確な出力電圧が得られる。コンパレー
タCOMPの出力は論理1または論理0で、書込み期間
に高電圧HVスイッチングを制御するために使用するの
と同じラッチ回路にラッチされる。HSARYRD信号
もPLAYBACK2信号をディスエーブルし、メモリ
出力をコンパレータCOMPの正端子へ、VREFはコ
ンパレータCOMPの負端子へ与えることができるよう
にする。
【0029】HSARYRD信号は、全ての100個の
コンパレータを一度に活動状態にすることができ、全て
の100個の出力は100個のラッチ回路LATCHの
うち対応する一つにそれぞれラッチされる。列マルチプ
レクサのタイミングを制御するのに使用していたシフト
・レジスタSRは、ここで100個のラッチ回路によっ
てラッチされた100個のデータ・サンプルを直列にシ
フト・アウトするために使用される。具体的には、シフ
ト・レジスタの出力とHSARYRD信号が一緒に、そ
れぞれトランジスタT5およびT4を介して出力端子D
IGOUTの出力として100個のデータ・サンプルを
与える。シフト・レジスタSRのクロックは、集積回路
10の発振器から取り出される。出力端子DIGOUT
の出力は、その後、HSARYD信号を介してデジタル
出力へ多重化される。行全体をカバーするために、この
プロセスが12回繰り返される。したがって、1行に対
して、通常の読取りでの低速検出1200回と比較し
て、これは低速検出12回である。残りの時間は、即時
直列シフトであるが、これらは非常に高速である。
【0030】図5はSPI 14の詳細ブロック図であ
る。SPIは、選択回路40、行カウンタ42、入力シ
フト・レジスタ44、および出力シフト・レジスタ46
を含む。全ての直列データ転送は、SSピンの信号の立
下りエッジから開始する。SS信号は全ての直列通信の
間は低に保たれ、コマンドの間は高に保たれる。図6
は、SPI 14に与えられる信号のタイミング・サイ
クルの一例を示す図である。この例では、SS入力は1
6直列クロック(SCLK)の間低に保たれる。この
間、MISOデータは直列に装置から読み出され、MO
SIデータは直列に装置に書込まれる。
【0031】入力シフト・レジスタ44はMOSIピン
に結合され、マイクロコントローラ15(図1参照)な
どのマスタ装置から直列入力を受け取る。マイクロコン
トローラ15は、汎用マイクロプロセッサ、組込みコン
トローラ、単一チップマイクロコントローラ、または完
全なマイクロプロセッサ・システムを含むマイクロプロ
セッサでよい。入力シフト・レジスタ44は、ビットA
9−A0、X、C4−C0を含む。ビットA9−A0
は、行カウンタ42の新しいアドレスを保持し、Xは使
用されず、C4−C0は制御ビットである。一実施形態
において、制御ビットは次の機能を制御するために使用
される。C0はメッセージ・キューイング(MC)、C
1はアドレス無視制御ビット(IAB)、C2はパワー
・アップ制御ビット(PU)、C3は、再生/記録制御
ビット(P/R−)、C4は実行制御ビット(RUN)
として使用される。これらの装置機能は表1に示すよう
に制御される。上記中R−はRの反転を意味する。
【表1】
【0032】メッセージ・キューイングは、IABビッ
ト・セットで指定されたアドレスから、またはIABビ
ット・セットを使用せずに現行アドレスから開始され
る。メッセージ・キューイング・ビットC0が設定され
ている場合は、ユーザは実際のメッセージの物理的な位
置を知らずに、メッセージ内をスキップすることができ
る。この動作は再生時に使用される。このモードでは、
通常の再生モードより何倍も速く、メッセージはスキッ
プされる。好ましい実施形態においては、メッセージ
は、通常の再生モードより800倍速くスキップされ
る。再生は、EOMマーカに達すると終了する。その
後、内部アドレス・カウンタは次のメッセージを指す。
マイクロコントローラ15によってSPI 14へ送ら
れる命令の概要を対応する動作と合わせて表2に示す。
【表2】
【0033】図5を参照すると、制御ビットC4−C0
は入力シフト・レジスタ44から選択論理回路40へ与
えられる。制御データを入力シフト・レジスタ44から
ラッチする際に、選択回路40は様々な他のシステムブ
ロックへ内部的に分配されるだけでなく、パワー・ダウ
ン、記録/再生選択、メッセージ・キューイングモー
ド、IABを制御するための制御信号を生成する。選択
論理回路40は、低VCC検出(LOVCC)やパワー
・オン・リセット(POR)などの内部信号から別の入
力を受け取る。
【0034】内部的に発生したクロック信号は、これら
の入力を同期化し、制御回路が、集積回路10をロック
アップする準安定状態に入るのを防ぐために使用され
る。一実施形態において、25ミリ秒間のパワー・アッ
プによって、全てのバイアス生成装置およびコンデンサ
が静止点に到達することが可能になる。行カウンタ42
はアドレス入力A9−A0を入力シフト・レジスタ44
から受け取り、これらをポインタ出力として出力シフト
・レジスタ46へ与える。
【0035】割込み信号(INT)および状態ビット
(メッセージ終了(EOM)およびオーバーフロー(O
VF))は選択論理回路40によって生成される。割込
み信号は、マイクロコントローラ15によって状態を読
込まれた後でクリアされる。集積回路10の内部動作
は、割込みがクリアされた時間に依存しない。たとえ
ば、集積回路10が再生モードの状態にあり、EOMマ
ーカに出会うと、集積回路10は再生を停止し、割り込
みを生成する。同様に、記録、再生またはメッセージ・
キューイング・サイクルが集積回路10のメモリの最後
の行に到達したことを示すオーバーフローの場合も、集
積回路10は割込みを生成し動作を停止する。
【0036】本発明の柔軟なメッセージ管理システムを
実施するには、三つの基準が満たされなければならな
い。第1に、行ポインタのアドレスを読込む方式を備え
ていなければならない。第2に、現行の行の終わりを検
出するためのフラグも備えていなければならない。第三
に、(行ポインタを後続の行に増加するのではなく、現
行の行の終わりでアドレス・レジスタから)新しいアド
レスをロードする機能を備えていなければならない。
【0037】これらを達成するために、第1に、状態ビ
ットのEOMおよびOVFと、行ポインタP9−P0
が、SPI転送中にMISOピンを介して出力シフト・
レジスタ46からマスタ装置へシフト・アウトされる。
第2に、RAC信号が、現行の行の終わりを早期に検出
するために供給される。たとえば、サンプル速度が8K
Hzの場合、1行のメッセージの最大継続時間は150
ミリ秒である。RAC信号は137.5秒間の高状態
(出力は外部プルアップ抵抗器によって高に保持され
る)を保った後、12.5秒間の低状態に変わる。この
波形は周期的で、内部の512KHz発振器のサンプル
速度を探知し、システム10が記録または再生している
間継続する。第三に、行アドレス・カウンタがロードさ
れるように制御するために、IABビットが制御レジス
タ44に供給される。IABビットがセット(「1」)
されている場合、行アドレスは、現行の行の終わりで次
の行へ増加する。IABビットがリセット(「0」)さ
れている場合、新しいアドレスが行カウンタにロードさ
れる。この新しいアドレスはSPI入力シフト・レジス
タ44のビットA9ーA0の内容である。選択論理回路
40は、IABビットの値に基づいて適切な制御信号を
生成する。
【0038】集積回路10とマイクロコントローラ15
の間の相互作用の例をここで説明する。図1を参照する
と、マイクロコントローラ15は、直列線15aおよび
15bを介して集積回路10と通信する。具体的には、
マイクロコントローラ15は、線15aを介してコマン
ドを発行し、行アドレスを与える。マイクロコントロー
ラ15は、線15bを介して集積回路10内のメモリの
状態も監視し、集積回路10からの直列入力を読込む。
【0039】図7および図8は、マイクロコントローラ
15から集積回路10へコマンドを発行するプロセスS
200を表わす流れ図である。プロセスS200は開始
状態から開始し、段階S202へ進み、ここでマイクロ
コントローラ15は、集積回路10が動作コマンドを受
け取る準備をするようにPOWER UPコマンドを送
る。段階204では、マイクロコントローラ15は装置
のタイム・アウト期間を待つ。装置のタイム・アウト期
間は、好ましい実施形態では正確に25ミリ秒である。
プロセスS200は、その後判断段階S206へ進み、
ここでは記録モードと再生モードのどちらが選択されて
いるのかを問い合わせる。
【0040】記録モードが選択されている場合は、プロ
セスは判断段階S208で、記録が指定されたアドレス
で実行されるべきか、または次に利用可能なアドレスで
実行されるべきかをさらに問い合わせる。指定されたア
ドレスでの実行が望ましい場合は、プロセス段階S21
0に示すように、マイクロコントローラ15は集積回路
10にSETRECコマンドおよびRECコマンドを送
る。表2は、マイクロコントローラ15からSPI 1
4へ送られる、対応する制御ビットを示し、上記および
他のコマンドも説明している。指定されたアドレスはコ
マンド・ワードの一部として添付される。次に利用可能
なアドレスでの記録が望ましい場合は、マイクロコント
ローラ15は、RECコマンド(表2参照)を送り、こ
れによって、プロセス段階S212で示すように次に利
用可能なアドレスで記録を開始する。
【0041】判断段階S206で、再生モードを選択す
ると判定された場合、プロセスS200は判断段階S2
14へ進み、ここで再生に際してメッセージ・キューイ
ングを使用するか否かを問い合わせる。メッセージ・キ
ューイングは、実際のメッセージの物理的な位置を知ら
ずに、ユーザにメッセージ内をスキップさせることがで
きる。スキップは通常の再生モードよりも速い速度で行
われる。「メッセージ・キューイング」が望ましくない
場合は、プロセスS200はプロセス段階S216へ進
み、ここでメッセージ・キューイングを使用しない再生
を、指定アドレスまたは次に利用可能なアドレスのどち
らで実行するのかを問い合わせる。指定アドレスが望ま
しい場合は、プロセスS200はプロセス段階S218
へ進み、ここでマイクロコントローラ15は指定された
アドレスに従ってSETPLAYコマンドおよびPLA
Yコマンド(表2参照)を送る。次に利用可能なアドレ
スで記録する方が望ましい場合は、マイクロコントロー
ラ15はPLAYコマンド(表2参照)を送る。
【0042】同様に、判断段階S214での問い合わせ
で、「メッセージ・キューイングを使用」が望ましい場
合は、プロセスS200はプロセス段階S222へ進
み、ここで指定アドレスまたは次に利用可能なアドレス
のどちらで再生するのが望ましいかを問い合わせる。指
定アドレスでの再生が望ましい場合は、プロセスS20
0はプロセス段階S224へ進み、ここでマイクロコン
トローラ15は指定アドレスに従って、SETMCコマ
ンドおよびMCコマンド(表2参照)を送る。メッセー
ジ・キューイングを使用して、次に利用可能なアドレス
で再生するのが望ましい場合、プロセスS200はプロ
セス段階S226へ進み、ここでマイクロコントローラ
15は集積回路10にMCコマンド(表2参照)を送
る。
【0043】プロセス段階S210、S212、S21
8、S220、S224、またはS226のどれを実行
するにしても、プロセスS200は判断段階S228へ
進み、ここで、集積回路10のメッセージ終了(EO
M)やオーバーフロー(OVF)などの状態ビットが読
込まれるべきか問い合わせる。読込む場合は、プロセス
S200はプロセス段階S230へ進み、ここでマイク
ロコントローラ15はRINTコマンド(表2参照)を
送る。プロセス段階S232に示すように、状態ビット
およびアドレス・ビットはその後線15(図1参照)を
介してマイクロコントローラ15へ直列にシフト・アウ
トされる。次にプロセスS200は判断段階S234へ
進む。判断段階S228で状態ビットを読込むべきでは
ないと判定された場合、プロセスS200は判断段階S
234へ直接進む。
【0044】判断段階S234で、プロセスS200は
終了すべきかどうか問い合わせる。マイクロコントロー
ラ15が継続するようコマンドを発行すると、制御分岐
は次の動作のため判断段階S206へ戻る。マイクロコ
ントローラ15が終了するようコマンドを発行する場合
は、プロセスS200は判断段階S236へ進み、ここ
でプロセスS200が集積回路10もパワー・ダウンし
て終了するべきかどうかを問い合わせる。一緒にパワー
・ダウンせずに終了するのが望ましい場合は、マイクロ
コントローラ15はプロセス段階S238に示すよう
に、STOPコマンド(表2参照)を送る。その後、プ
ロセスS200は集積回路10をパワー・ダウンせずに
終了する。集積回路10のパワー・ダウンと同時の終了
が望ましい場合は、マイクロコントローラ15はSTO
PPWRDNコマンド(表2参照)を送る。プロセスS
200はその後、集積回路10のパワー・ダウンと同時
に終了する。
【0045】図7および図8の流れ図は、順次段階と判
断論理を表わすために判断ボックスを示しているが、マ
イクロコントローラ15は上記コマンドをどの順序でも
送信できることを理解されたい。
【0046】図9は、図1の固定利得増幅器16を示す
詳細概略図である。増幅器16の出力Voの等式は次の
ように表わすことができる。 Vo=−(R2/R1)*(V1−V2)+AGND 式(1) 上式で、R1=R3かつR2=R4とする。
【0047】したがって、アナログ・アースでノイズが
増幅されていなければ、信号利得絶対値はR2/R1に
よって与えられる。(R2/R1)=53K/3Kの場
合、アナログ・アースのノイズが0dBで再開すれば、
信号利得はおおよそ25dBである。式1は、回路が信
号アースに関連付けられたノイズを無視する方法も示
す。V2が信号アースにAC結合されている場合、V1
も同じアース構成要素を有するため、ノイズ構成要素は
引く。シングルエンド信号または差動信号を回路に印加
することができる。ただし、差動入力モードでのピーク
間のレベルは、シングルエンド入力モードで同じピーク
出力レベルVoを得るのに使用したレベルの半分でなく
てはならない。
【0048】図10は、図1のフィルタ22および自動
減衰器アセンブリ24を示す詳細ブロック図である。自
動減衰器アセンブリ24は、チップが再生モードである
時の「沈黙」の間、ノイズを減衰する。減衰器アセンブ
リ24は、三つの主要ブロック、すなわちピーク検出器
(PKDET)60、減衰器制御回路(ATTCTR
L)62、減衰器(ATOATT)64からなる。ピー
ク検出器60は、フィルタ22の出力地点での信号のピ
ーク・レベルを検知し、信号のピーク・レベルがあるし
きい値より低い場合は、ATTCTRL62は減衰を行
うべきであると判定する。次に、VMOV信号を適切に
調節し、減衰を行わせる。減衰器ATOATT64は、
フィルタ22によって差別的に駆動され、ATOATT
64は、加算増幅器27をさらに駆動し、差動からシン
グルエンドへの変換を実施する。一実施形態において
は、フィルタ22はチェビシェフ・フィルタで、増幅器
27は通常の加算増幅器である。
【0049】図11は図10のピーク検出器60の詳細
回路図である。パワー・ダウン時に、信号PDは高にな
り、nチャネル・デバイスMNPD1、MNPD2、M
NPD3はオンとなり、差動増幅器OPACRをパワー
・ダウンする。デバイスMNPD1はnチャネル・デバ
イスMD10のゲートを低にし、nチャネル・デバイス
MNPD2がピーク検出器PKDETOUT出力を低に
プルできるようにそれをオフにする。またPDが高で、
インバータA1の出力はpチャネル・デバイスM1をオ
ンとし、pチャネル・デバイスM2、M3、M5のゲー
トとともにpチャネル・デバイスM2のドレインを高に
プルし、これらをオフにする。オンとされたデバイスM
NPD3は、nチャネル・デバイスM6およびM7ゲー
トを低にプルし、これらをオフにする。
【0050】パワー・ダウン信号PD低(パワー・ダウ
ンはしていない)での通常動作では、pチャネル・デバ
イスM1はオフであり、nチャネル・デバイスMNPD
1、MNPD2、MNPD3も同様である。この状態で
は、増幅器OPACRはバイアス電流IBIASによっ
て適切にバイアスされ、電流源の電流M2、M3、M5
はバイアス電流IATKによって固定される。図10で
示すように、ピーク検出器の出力PKDETOUTから
ピーク検出器60の負入力へのフィードバックの結果と
して、コンパレータとして動作する増幅器OPACR
は、OPACRへの正入力がピーク検出器の出力を超え
る限り高出力を与え、ピーク検出器の出力ノードPKD
ETOUTを充電するために、nチャネル・デバイスM
D10をオンとして電流源M3からの電流に結合し、図
10で示すように、そこに接続した1マイクロファラッ
ドの外部コンデンサへ接続される。
【0051】通常の動作では、バイアス電流IATKは
温度係数ゼロの電流源から引き出され、温度係数ゼロの
電流源の絶対値もウェーハ・ソートで調整される。電流
源M3は開始時間を制御し、ピーク検出器の出力に接続
された外部1マイクロファラッド・コンデンサへの定充
電電流を維持する。温度係数ゼロの電流はまたデバイス
M5によってデバイスM6およびデバイスM7へミラー
される。電流源M7はATTCTRLブロック62(図
10)へ分割され、結果として生じる電流シンクを使用
して外部1マイクロファラッド・コンデンサを放電す
る。1マイクロファラッド・コンデンサの充電時間は、
開始時間を固定し、放電時間は解放時間を決める。開始
時間は、信号が急速に沈黙状態に移動する、自動減衰器
がゼロdB利得状態に戻るのに要する時間である。解放
時間は、信号が沈黙期間へ入った後、自動減衰器の利得
が0dBから−6dBになるのに要する時間である。−
6dB利得レベルが得られる前に、システムが完全に沈
黙期間に入ることを確保するためには、解放時間は通常
開始時間よりずっと長くかかる。一方で、ゼロdB利得
状態へ戻る時間を迅速にし、沈黙期間の後の最初の語、
またはその他の音を切り縮めないようにしなければなら
ないため、開始時間は通常、比較的短いほうが望まし
い。
【0052】図12は減衰器制御回路62の詳細回路図
を示す図である。減衰制御回路62は、ピーク検出器6
0の出力PKDETOUTに基づいて二つの制御電圧V
CONおよびVMOVを生成する。pチャネル・デバイ
スのM71とM73とM76、nチャネル・デバイスの
M72とM74とM75、インバータI1によって形成
されるNORゲートは、減衰が使用可能かどうかを制御
する。チップがパワー・ダウンした(PDが高の)場
合、この部分が再生モードの場合(PRBまたはPla
y/Record(−) 低)、またはトリムビット出
力ENATTBが高の場合は、減衰は使用できない。上
記中、Record(−)はRecord全体の上にバ
ーが付けられることを意味する
【0053】pチャネル・デバイスのM64とM65、
nチャネル・デバイスのM66とM67からなる、図1
2の右下部分にある回路は、簡単な電流ミラー回路であ
って、オフのpチャネル・デバイスM69(インバータ
I4から引き出されるPDB高)およびオフのnチャネ
ル・デバイスM68(PD低)によってイネーブルさ
れ、自動減衰器の「解放」時間を決定するPKDETO
UTへの放電シンク電流を生成する。信号レベルが高の
場合はMN6がオフになる。電流源MP6およびMP7
は、等電流を抵抗器R1、R2、R3、R4へ流させ
る。したがって、VCONおよびVMOVは等しく、A
TOATTブロックの利得は、以下のセクションで記述
されるように0dBになる。
【0054】減衰器機能がイネーブルされると、MP
7、MP8、MP9、MP10、MN6、MN7、MN
8、およびCCが典型的なCMOS演算増幅器を形成す
る。入力ペアはMP9とMP10を含み、出力デバイス
はMP7とMN6を含む。閉ループ利得は、抵抗器が十
分に整合されているため、レジスタ比(R3+R4)/
R4によって十分に制御される。演算増幅器への入力
は、ピーク検出器のPKDETOUTであり、R4の底
はAGNDに接続されているため、アナログ・アースが
加算される。これは、チップの全ての信号がAGNDを
参照するため、必要である。ピーク検出器の出力がAG
NDレベルに近づき始めると、デバイスMN6が活動状
態になる。これは、電流がR3、R4から転送されるた
め、VMOVが落ちはじめることを意味する。したがっ
て、音声信号が十分小さくなると、R3、R4の電流が
なくなるため、VMOVはAGNDと等しくなり、AT
OATT利得がこの後の記述のように−6dBとなる。
【0055】もう一つのこの回路の望ましい特徴は、M
N6がオフの場合に、電流源MP6とMP7が等電流を
同一の抵抗負荷に流させ、抵抗器R3とR4から転送さ
れるMP7からの電流がないため、電圧VMOVが自動
的にVCONと等しい値に固定される。演算増幅器回路
の利得は、レジスタ比で十分に制御されているが、コン
パレータ実施の利得は十分に制御されていない。結果と
して、0dBから−6dBの領域での遷移が丁度よいこ
とになる。遷移点は、「開始」時間および「解放」時間
にも強い影響を与える。−6dB利得がほとんどの信号
範囲に適用されないように、遷移点がピーク・ノイズ・
レベルを少し超えるように設定することが望ましい。こ
れは、十分に制御された遷移点を維持するためのもう一
つの理由である。
【0056】図13は減衰器ATOATT64の詳細ブ
ロック図を示す図である。減衰器64は完全な差動反転
増幅器(差動入力、差動出力)である。抵抗器はMOS
FETのM1からM12で形成され、ゲート電圧によっ
て抵抗値が制御できる。これらのデバイスが「オン」と
なった抵抗器は、ひずみを起こす可能性がある信号レベ
ルと共に変動する。ただし、減衰器64の完全な差動性
質は、二次高調波ひずみを最小限にする傾向があり、そ
れゆえにこの形態を利用している。
【0057】減衰が必要な時は、電圧VMOVはVCO
Nと等しい電圧である。この状態では、デバイスM4、
M5と並列なデバイスの抵抗器M1、M2、M3はデバ
イスの抵抗器M6と等しいため、0dBを得る。信号レ
ベルが非常に低い場合は、VMOVはデバイスM1、M
2、M3の合計抵抗がデバイスM4とM5の合計抵抗と
比較して大きい場合と同じレベルまで落ちる。したがっ
て、デバイスM4、M5と並列なデバイスの抵抗器M
1、M2、M3は、デバイスM4とM5の合計抵抗とほ
ぼ等しい。デバイスM4、M5、M6は等しくなるよう
に選択されるため、利得は−6dBである。当然なが
ら、0dBから−6dBの状態を得るこの2つの極値間
に遷移領域がある。電圧VCONは、MOSFETの抵
抗器が駆動しやすいように、適切な「オン」の抵抗器を
維持する時に、ひずみすぎない適切な信号範囲を与える
ように選択される。
【0058】本実施形態で使用されているアナログ・シ
ステムのため、本実施形態は、デジタル・メモリ集積回
路を用いるのが有用である。このデジタル・メモリの使
用で、デジタル情報は、アナログ・メモリ・アレイの不
揮発性セルに格納される電圧レベルなどのアナログ情報
として符号化される。このような符号化はメモリ・チッ
プを使用せずに、DA変換器によっても達成でき、また
はチップがこのような符号化をメモリ上で行うように変
更を加えることもできる。デジタル情報は、不揮発性ア
ナログ記憶アレイからAD変換器へアナログ・レベルで
提供し、ニブルやバイトや他のデジタル情報の組合わせ
を出力することによって、アナログ記憶アレイから回復
することができる。DA変換器の場合も同様で、AD変
換器も同じ集積回路上に不揮発性アナログ・メモリおよ
びアナログ記録装置として製造してもよいし、しなくて
もよい。
【0059】図9の固定利得増幅器16の採用により、
信号アースや集積回路アースの違いによるノイズを除く
際に、内部アナログ・アース・ノイズの減衰を実現す
る。
【0060】図10の減衰器アセンブリ24の使用で、
低い値の外部コンデンサのみが必要となり、抵抗器は必
要ない。さらに、アセンブリ24の開始時間および解放
時間は、新しい方式を使用することで十分に制御でき、
十分な制御は零度係数電流源および放電電流の使用を通
じて達成される。遷移領域も、自動的に出力レベルを固
定する新しい増幅器の方式によって制御される。クラン
プ回路は必要ない。開始時間も、出力電流を制御するた
めの特殊な方式を備えた、ピーク検出器によって制御さ
れる。開始時間は通常はRC回路によって設定される
が、本発明では低電流出力を使用する。ATTCTRL
ブロック62で使用される固定方式も、電圧を固定する
必要がある、もっとも一般的な状況に使用することがで
きる。回路も低レベルで固定するように変更することが
できる。
【0061】以上本発明の好ましい実施形態を開示し詳
細に説明したが、その精神および範囲から逸脱すること
なく、本発明の形式および詳細に様々な変更を加えるこ
とができることを、当業者なら理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の教示に従った集積回路10の好まし
い実施形態を示すブロック図である。
【図2】 シングルエンド入力モードで記録するため
の、図1のANA IN+入力への回路接続を示す図
(a)と差動入力モードで記録するための、図1のAN
A IN−入力への回路接続を示す図である。
【図3】 図1のメモリ・アレイ20内で実施される列
ドライバの実施形態を示す図である。
【図4】 図3の列ドライバの制御に使用される高速制
御論理回路を示す図である。
【図5】 SPI標準と完全な互換性がある、図1のシ
リアル周辺インターフェース(SPI)14の詳細ブロ
ック図である。
【図6】 図1のシリアル周辺インターフェース(SP
I)14によって受信または生成される様々な信号のタ
イミング・サイクルを示すタイミング図である。
【図7】 本発明の一態様によってコマンドを発行する
プロセスを示す流れ図である。
【図8】 本発明の一態様によってコマンドを発行する
プロセスを示す流れ図である。
【図9】 図1の固定利得増幅器16を示す詳細回路図
である。
【図10】 図1に示されるフィルタ22および減衰器
アセンブリ24を示す詳細回路図である。
【図11】 図10のピーク検出器60を示す詳細回路
図である。
【図12】 図10の減衰器制御回路62を示す詳細回
路図である。
【図13】 図10の減衰器64を示す詳細回路図であ
る。
【符号の説明】
10 集積回路 12 調節回路 14 シリアル周辺インターフェース(SPI) 16 アナログ信号増幅器 15 マイクロコントローラ 20 不揮発性アナログ記憶アレイ 22 平滑フィルタ 24 自動減衰器アセンブリ 26 バッファ 32 サンプリング・クロック 40 選択回路 42 行カウンタ 44 入力シフト・レジスタ 46 出力シフト・レジスタ 50 列ドライバ 52 高速制御論理回路 60 ピーク検出器 62 ATTCTRL 64 ATOATT
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図9】
【図10】
【図7】
【図8】
【図11】
【図13】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナタラ・エス・ビンディガナバル アメリカ合衆国・95014・カリフォルニア 州・カッパチーノ・ネイザンソン アヴェ ニュ・10599 (72)発明者 アンソニー・デュンヌ アメリカ合衆国・95014・カリフォルニア 州・カッパチーノ・ノースコーブ スクエ ア・20273 (72)発明者 ボイス・ダブリュ・ジャレット アメリカ合衆国・78736・テキサス州・オ ースチン・オーバーランド パス・13411

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をサンプリングする第1回
    路と、 第1回路に結合され、アナログ信号のサンプルを格納す
    る複数のアナログ記憶セルと、 アナログ信号を再構築するために、格納されたアナログ
    信号のサンプルを読み出す第2回路とを備え、 前記第2回路が、再構築したアナログ信号が所定のしき
    い値より低い場合に、再構築したアナログ信号のノイズ
    を減衰するための減衰器を含む、 アナログ入力信号を受信、反復サンプリング、格納、お
    よび再生する機能を備えた不揮発性集積回路アナログ記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 第1回路、第2回路、および複数のアナ
    ログ記憶セルに結合されたインターフェース回路と、 インターフェース回路に結合され、アナログ信号のサン
    プリングおよび記憶を制御し格納されたサンプルの読取
    りを制御するマイクロコントローラをさらに含む請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 (a)アナログ信号をサンプリングする
    段階と、 (b)アナログ信号のサンプルを複数のアナログ記憶セ
    ルに格納する段階と、 (c)アナログ信号を再構築するために、格納されたア
    ナログ信号のサンプルを読み出す段階と、 (d)再構築したアナログ信号が所定のしきい値より低
    い場合に、再構築したアナログ信号のノイズを減衰する
    段階とを含む様々な長さのメッセージを記録し再生する
    方法。
  4. 【請求項4】 アナログ信号のサンプリング、および格
    納されたサンプルの読み出しを制御するマイクロコント
    ローラを用意する段階をさらに含む請求項3に記載の手
    段。
  5. 【請求項5】 段階(a)の前に、アナログ信号を増幅
    する段階をさらに含む請求項3に記載の手段。
  6. 【請求項6】 アナログ信号をサンプリングする第1回
    路と、 第1回路に結合され、アナログ信号のサンプルを格納す
    る複数のアナログ記憶セルと、 アナログ信号を再構築するために、格納されたアナログ
    信号のサンプルを読み出す第2回路と、 第1回路、第2回路、および複数のアナログ記憶セルに
    結合されたインターフェース回路と、 インターフェース回路に結合され、アナログ信号のサン
    プリングおよび記憶を制御し格納されたサンプルの読取
    りを制御するマイクロコントローラとを含み、マイクロ
    コントローラが、格納されたサンプルの読取りに先立っ
    て、格納されたサンプルのアドレスを供給し、かつアナ
    ログ信号のサンプルの格納に利用可能なアナログ格納セ
    ルのアドレスをも供給する、アナログ入力信号を受信、
    反復サンプリング、格納、および再生する機能を備えた
    不揮発性集積回路アナログ記憶装置。
  7. 【請求項7】 コンデンサと、 正入力で信号を受け取るように結合され、その出力が負
    入力に結合された差動増幅器と、第1電流源に結合さ
    れ、信号の振幅がコンデンサの電圧を超える場合に電圧
    を充電する差動増幅器と、第2電流源に結合され、信号
    の振幅がコンデンサの電圧より低い場合にコンデンサを
    放電する差動増幅器と、 コンデンサに結合され、コンデンサの電圧に応じて減衰
    器制御信号を供給する制御回路と、 制御回路に結合され、信号を受信するために結合され、
    減衰器制御信号に応答して信号を減衰する減衰器とを備
    えた信号を減衰するための装置。
  8. 【請求項8】 コンデンサと、 信号の振幅がコンデンサの電圧を超える場合に、コンデ
    ンサを充電する第1電流源に結合し、および信号の振幅
    がコンデンサの電圧以下の場合に、コンデンサを放電す
    る第2電流源に結合したピーク検出器と、 コンデンサに結合され、コンデンサの電圧に応答して減
    衰器制御信号を与える制御回路と、 制御回路に結合され、かつ信号を受信するように結合さ
    れ、減衰器制御信号に応答して信号を減衰する可変減衰
    器とを備え、減衰器は、その入力にMOSFETを使用
    したフィードバック増幅器を有し、かつフィードバック
    回路を有し、MOSFETは、可変抵抗器デバイスとし
    て機能し、第1抵抗器の両端間の第1制御電圧および第
    2抵抗器の両端間の第2制御電圧によって制御され、各
    抵抗器は、それぞれ共通の電流源から引き出されその中
    を通過する電流成分を有し、さらに、減衰を実施するた
    めに第2抵抗器を介して第2電流成分を制御する増幅器
    を備えることを特徴とする信号を減衰するための装置。
  9. 【請求項9】 差動増幅器と、 抵抗器とを備え、 差動増幅器が、抵抗器に結合された電流源出力を有する
    ことを特徴とする信号をクランプする装置。
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