JPH11143500A - Ic記録再生機 - Google Patents

Ic記録再生機

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JPH11143500A
JPH11143500A JP9302372A JP30237297A JPH11143500A JP H11143500 A JPH11143500 A JP H11143500A JP 9302372 A JP9302372 A JP 9302372A JP 30237297 A JP30237297 A JP 30237297A JP H11143500 A JPH11143500 A JP H11143500A
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JP
Japan
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recording
memory
message
address
audio signal
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JP9302372A
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Kiyokimi Yamanoi
清公 山野井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11B2220/61Solid state media wherein solid state memory is used for storing A/V content
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IC記録再生機の操作を簡単にする。 【解決手段】 オーディオ信号の書き込み・読み出しの
行われるメモリ22と、このメモリ22に対する上記オ
ーディオ信号の書き込み・読み出しおよびそのアドレス
を制御する制御回路24とを設ける。制御回路24は、
メモリ22に対してオーディオ信号の書き込み・読み出
しを行うとき、そのアドレスがリング状となるように制
御する。記録のキー操作をしたとき、メモリ22のう
ち、書き込み後、一度も読み出しを行ったことのない書
き込みの行われているエリアに続くアドレスからオーデ
ィオ信号を書き込む。再生のキー操作をしたとき、メモ
リ22のうち、書き込み後、一度も読み出しを行ったこ
とのない書き込みの行われているエリアの先頭からオー
ディオ信号を読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IC記録再生機
に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号の記録媒体としてメモリ
を使用するとともに、そのメモリと、記録回路および再
生回路とを1チップ化したICがある。このようなIC
は、テープレコーダのように長時間の録音はできない
が、数分程度の録音ができるので、メモのように短い用
件などを手軽に録音するのに適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、記録媒体が
メモリの場合には、そのアドレス管理の構造上、信号を
アドレス順に記録し、再生することになる。
【0004】このため、記録した用件のそれぞれに番号
を付けるなどして記録を管理し、この管理情報にしたが
って不要な用件を消去する必要があるので、操作が複雑
になってしまう。また、消去してもかまわない用件があ
っても、その用件をあらかじめ消去しておかないと、記
録時間を長くできない。
【0005】この発明は、これらの問題点を解決しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、オーディオ信号の書き込み・読み出しの行われ
るメモリと、このメモリに対する上記オーディオ信号の
書き込み・読み出しおよびそのアドレスを制御する制御
回路とを有し、上記制御回路は、上記メモリに対して上
記オーディオ信号の書き込み・読み出しを行うとき、そ
のアドレスがリング状となるように制御し、記録のキー
操作をしたとき、上記メモリのうち、書き込み後、一度
も読み出しを行ったことのない書き込みの行われている
エリアに続くアドレスから上記オーディオ信号を書き込
み、再生のキー操作をしたとき、上記メモリのうち、上
記書き込み後、一度も読み出しを行ったことのない書き
込みの行われているエリアの先頭から上記オーディオ信
号を読み出すようにしたIC記録再生機とするものであ
る。したがって、記録時、まだ一度も再生したことのな
い用件には上書きがされず、一度でも再生された用件に
は、新しい用件を上書きされる。また、再生時、まだ、
一度も再生されていない用件が優先的に再生される。
【0007】
【発明の実施の形態】ところで、一般に、用件を記録す
るということは、あとで再生することを前提としてい
る。つまり、一度記録した用件は一度は聞くことにな
る。
【0008】そこで、この発明においては、 未再生の用件 :記録はしたが、まだ一度も再生をして
いない用件 再生済みの用件:記録後、少なく一度は再生した用件 とするとき、未再生の用件を再生済みの用件と区別す
る。そして、新しい用件をメモリに記録するとき、再生
済みの用件に対しては上書き記録を認めるが、未再生の
用件に対しては、上書き記録を禁止する。
【0009】また、メモリ上における未再生の用件の記
録エリアと、再生済みの用件の記録エリアとを効率よく
使用するため、メモリのアドレスをリング状にする。
【0010】すなわち、図6および図7において、符号
1は用件を記録再生するためのメモリのアドレスおよび
その記録内容(用件)を模型的に示すもので、上記のよ
うにアドレスはリング状とされている。また、このリン
グ状のアドレスに対して、記録再生時、アドレスは時計
方向に使用されていくものとする。
【0011】そして、今、図6Aに示すように、このメ
モリ1には、4つの用件、、、が、この順序に
記録されているとともに、用件、は再生済みの用件
(これを「済」で示す)、用件、は未再生の用件
(これを「未」で示す)であるとする。なお、残る領域
は、記録が行われていないか、あるいは再生済みの用件
のどちらでもよい。
【0012】そして、メモリ1の用件がこのような状態
にある場合に、再生のキー操作をしたときには、図6B
に示すように、この時点における未再生の用件のうち、
最も古い未再生の用件、すなわち、用件をその先頭か
ら再生を開始する。そして、図6Cに示すように、用件
の最後まで再生したら、そこで再生を終了し、停止状
態となる。したがって、この時点では、用件は再生済
みとなる。
【0013】そして、この図6Cの状態で再び再生のキ
ー操作をしたときには、これは、図6Aの状態で再生の
キー操作をしたときと同様であるから、この時点におけ
る未再生の用件のうち、最も古い未再生の用件である用
件をその先頭から再生する。
【0014】このように、未再生の用件があるときに
は、そのうちで最も古い未再生の用件をその先頭から再
生していく。そして、その用件を最後まで再生したら、
再生を自動停止する。
【0015】一方、メモリ1の用件が図7A(これは図
6Aと同じ)のような状態にある場合に、記録のキー操
作をしたときには、図7Bに示すように、この時点の未
再生の用件のうち、最も新しい未再生の用件、すなわ
ち、用件の次のアドレスから記録を開始する。
【0016】そして、図7Cに示すように、記録が領域
に達する前に、記録の停止のキー操作をしたときに
は、そこで記録を中止する。したがって、このとき、用
件に続く領域が、新たな未再生の用件となるととも
に、これは用件よりも新しく記録された用件となる。
【0017】また、記録が用件の記録されている領域
の直前に達しても、記録の停止のキー操作をしないとき
には、図7Dに示すように、用件の領域に対して上書
きにより記録が続行される。そして、この記録中に記録
の停止のキー操作をしたときには、そこで記録を停止す
る。したがって、未再生の用件が、用件の次からも
との用件にまたがって記録されたことになる。
【0018】さらに、記録が用件の領域のすべてに対
して行われても記録の停止のキー操作をしないときに
は、用件の領域にも上書きにより記録が続行される。
そして、この用件の領域に記録が行われている場合
に、記録の停止のキー操作が行われたときには、これ
は、図7Dのときと同様であるから、そこで記録を停止
し、その記録が新たな用件となる。
【0019】また、記録が用件の領域の最後に達して
も、記録の停止のキー操作をしないときには、次の記録
領域は未再生の用件の領域なので、この用件の領域
の手前で記録を自動停止する。
【0020】なお、以上のように記録および再生を行う
ので、未再生の用件および再生済みの用件の数が、図6
Aの状態とは違っていても、結果として、図6Aあるい
は図7Aの状態からの記録あるいは再生の説明ですべて
の場合を示していることになる。
【0021】この発明においては、以上のような手順な
いしルールにしたがって記録および再生を行うものであ
る。
【0022】以下、この発明を、AM受信機に内蔵され
たIC記録再生回路に適用した場合の一形態について説
明しよう。
【0023】図1において、符号11は例えばAM放送
の受信を行う受信回路を示し、これは、アンテナ入力回
路からAM検波回路までを有してスーパーヘテロダイン
方式に構成されている。さらに、この受信回路11は、
シンセサイザ方式に構成され、PLLのVCOの発振信
号が局部発振信号として使用されるとともに、PLLの
可変分周回路の分周比を変更することにより局部発振周
波数が変化して受信周波数が変更される。
【0024】そして、放送の受信時には、受信回路11
から放送のオーディオ信号が取り出され、このオーディ
オ信号が、放送の受信時には図の状態に接続されている
スイッチ回路14およびアンプ15を通じてスピーカ1
6に供給される。
【0025】さらに、符号12は内蔵マイクロフォン、
符号20は記録再生回路を示す。この場合、記録再生回
路20は、1チップ化されたICにより構成されている
が、この例においては、記録再生回路20は、オーディ
オ信号をデジタルデータ化することなくアナログ信号の
まま記録再生するものである。そして、このため、記録
再生回路20は、ローパスフィルタ21と、メモリ22
と、ローパスフィルタ23と、制御回路24と、クロッ
ク形成回路25とを有する。
【0026】ここで、フィルタ21は、記録するオーデ
ィオ信号に対してアンチエイリアシング処理を行うもの
である。さらに、メモリ22は、書き込み時、フィルタ
21からのオーディオ信号を所定の周波数でサンプリン
グしてそのサンプルごとに各アドレスに順に記憶し、読
み出し時、各アドレスからそこに書き込まれているサン
プルを順に取り出してオーディオ信号を出力するもので
ある。また、フィルタ23は、メモリ22から取り出さ
れたオーディオ信号に対して平滑処理を行うものであ
る。
【0027】さらに、制御回路24は、メモリ22に対
するオーディオ信号の書き込み・読み出しと、それらの
アドレスとを制御するものである。そして、制御回路2
4は、書き込みの待機を指示するコマンドRECPWRおよび
アドレスAADR が供給されると、メモリ22のAADR 番
地から書き込みを開始する状態で待機し、書き込みの許
可を示すコマンドRECDが供給されると、そのAADR 番地
から書き込みを開始する。
【0028】また、制御回路24は、読み出しの待機を
指示するコマンドPLAYPWR およびアドレスAADR が供給
されると、メモリ22のAADR 番地から読み出しを開始
する状態で待機し、読み出しの許可を示すコマンドPLAY
DDが供給されると、そのAADR 番地から読み出しを開始
する。
【0029】さらに、書き込み時および読み出し時、メ
モリ22の最後のアドレスまで書き込みあるいは読み出
しが進んだときには、これを示すデータOVF が制御回路
24から出力される。また、読み出し時、書き込みを行
ったときの最終アドレスまで読み出しが進んだときに
は、これを示すデータEOM が制御回路24から出力され
る。
【0030】また、メモリ22に対して書き込みあるい
は読み出しを行っているときに、停止を指示するコマン
ドSTOPが供給されると、その書き込みあるいは読み出し
を停止する。なお、メモリ22への書き込みの開始アド
レスAADR および書き込みの終了は、上記のように任意
に設定ないし制御できるので、1つのメモリ22に複数
の用件(オーディオ信号)を記憶できることになる。
【0031】さらに、制御回路24は、この記録再生回
路20、すなわち、IC20の電源の状態も制御するも
ので、IC20は、これが動作状態にあるとき、コマン
ドSTOPPWRDが供給されると、待機状態となり、ほとんど
電流を消費しないで次の有効なコマンドを待機し、この
待機状態にあるとき、コマンドPOWERUP が供給される
と、動作状態となり、上記のように記録あるいは再生
(書き込みあるいは読み出し)のコマンドRECPWR、PLAY
PWR を受け付けるようになる。
【0032】なお、以上のような記録および再生のでき
るIC20として、例えば、ISD社のISD3300
0シリーズのICがある。そして、このICの1つによ
れば、メモリ22にオーディオ信号を記録するときのサ
ンプリング周波数は6.4 kHz、フィルタ21、23のカ
ットオフ周波数は2.7 kHzで、記録時間は最大150 秒で
ある。また、同シリーズのICにおいては、メモリ22
は不揮発性メモリであり、電源をオフにしたときでも、
バックアップを行う必要がない。
【0033】また、符号40はシステム制御用のマイク
ロコンピュータを示す。このマイクロコンピュータ40
は、CPU41、この受信機を制御するプログラムの書
き込まれているROM42、ワークエリア用のRAM4
3、入力ポート44および出力ポート45などが1チッ
プIC化されているものである。
【0034】そして、ROM42には、これに書き込ま
れているプログラムの一部として、例えば、図2に示す
記録ルーチン100と、図3および図4に示す再生ルー
チン200とが用意されている。なお、これらのルーチ
ン100、200の詳細については、後述する。
【0035】さらに、メモリ22の物理的なアドレスは
リング状ではないので、ROM42のプログラムによ
り、メモリ22のアドレスがリング状とされる。すなわ
ち、記録時あるいは再生時、その書き込みあるいは読み
出しがメモリ22の最終アドレスに達すると、これを示
すデータEOM が制御回路24から出力されるので、マイ
クロコンピュータ40においては、記録時および再生
時、このデータEOM の有無がモニタされる。
【0036】そして、データEOM が出力されると、マイ
クロコンピュータ40から制御回路24に、書き込みあ
るいは読み出しを待機するコマンドRECPWRあるいはPLAY
WRと、その開始アドレスAADR とが供給され、続いて書
き込みあるいは読み出しの許可のコマンドRECDあるいは
PLAYDDが供給される。
【0037】したがって、記録時あるいは再生時、メモ
リ22の最終アドレスまで書き込みあるいは読み出しが
実行されると、開始アドレスAADR で示されるアドレス
からその書き込みあるいは読み出しが続行されることに
なり、メモリ22はリング状となる。
【0038】さらに、ROM42には、放送局の周波数
テーブルが用意されている。すなわち、この受信機が日
本向けであれば、日本全国が放送の受信状況にしたがっ
て例えば「北海道」〜「九州2」の14の地域に分割され
る。そして、周波数テーブルには、その分割された各地
域でそれぞれ受信することのできるAM放送局の周波数
のデータ、例えばPLLの分周比が、各地域ごとに用意
されている。
【0039】また、マイクロコンピュータ40には、外
部にメモリ51が接続される。このメモリ51は、デー
タの消去および書き込みを電気的に行うことのできるR
OMとされ、あるいは、図示はしないが、電池によりバ
ックアップされたRAMとされ、すなわち、メモリ51
は不揮発性メモリとされ、電源をオフにしたときでも、
書き込まれたデータを保持できるようにされている。そ
して、メモリ51には、選局をするときの受信周波数の
データとして、受信回路11のPLLの可変分周回路の
分周比などを記憶するようにされている。
【0040】さらに、記録再生回路20が上記のような
規格ないし仕様の場合には、メモリ22の書き込みおよ
び読み出し(記録および再生)の開始アドレスAADRSは
指定できるが、書き込みおよび読み出しを終了したとき
のアドレスを、マイクロコンピュータ40は知ることが
できない。
【0041】このため、この例においては、メモリ22
のアドレスを管理する管理テーブルRECTが、メモリ51
に例えば図5に示すように用意される。この管理テーブ
ルRECTにおいては、メモリ22のアドレスエリアを複数
のエリアに分割し、その分割エリアを単位として管理す
るものである。すなわち、メモリ22のアドレスエリア
を例えば1秒分ずつn個のエリアXA1〜XAnに分割し、
その分割エリアXA1〜XAnのそれぞれの先頭アドレスを
アドレスAADR1〜AADRnとするとき、管理テーブルRECT
は、エリアXA1〜XAnに対応して、その先頭アドレスA
ADR1〜AADRnと、先頭フラグBGN1〜BGNnと、未再生フラ
グUPB1〜UPBnとを、1組ずつ有する。
【0042】この場合、例えば、分割エリアXA2〜XA5
に用件の記録が行われたとすれば、分割エリアXA2がそ
の記録に使用された第1番目のエリアとなるので、この
エリアXA2に対応する先頭フラグBGN2が“1”にセット
され、他のエリアXA3〜XA5に対応する先頭フラグBGN3
〜BGN5は“0”とされる。つまり、ある用件がメモリ2
2に記録されたとき、その用件の記録に使用された第1
番目の分割エリアXAk(k=1〜nのどれか)に対応す
る先頭フラグBGNkは“1”にセットされ、その記録に使
用された他の分割エリアに対応する先頭フラグは“0”
とされる。
【0043】したがって、フラグFLG1〜FLGnをチェック
すれば、対応する分割エリアが用件の記録に使用された
ときの第1番目の分割エリアであるかどうかがわかる。
そして、各分割エリアXA1〜XAnは、先頭アドレスAAD
R1〜AADRnにより区分されている。
【0044】また、未再生フラグUPB1〜UPBnは、対応す
る分割エリアXA1〜XAnが未再生であるかどうかを示す
もので、ある分割エリアが、記録後、一度も再生に使用
されていなければ、対応する未再生フラグUPNkは“1”
であり、一度でも再生に使用されれば、対応する未再生
フラグUPBkは“0”とされる。
【0045】さらに、マイクロコンピュータ40には、
受信周波数などの各種の情報を表示するためのディスプ
レイとしてLCD52が接続されるとともに、各種の操
作キーKPW〜KPBおよび例えば7つの選局キーK1 〜K
7 が接続される。なお、これらのキーKPW〜KPB、K1
〜K7 は、いずれもノンロックタイプのプッシュスイッ
チにより構成される。
【0046】このような構成において、CPU41がR
OM42のプログラムを実行することにより、それぞれ
の処理および動作が以下のように実行される。
【0047】[電源のオンオフ]電源部については、図
示を省略するが、操作キーKPW〜KPBのうちの電源キー
KPWを押すごとに、電源のオンとオフとが交互に繰り返
される。そして、電源がオフのときには、マイクロコン
ピュータ40にのみ動作電圧が供給され、マイクロコン
ピュータ40は待機状態にある。また、電源がオンのと
きには、すべての回路に電源が供給されるが、記録再生
回路20は待機状態にある。
【0048】[放送局のプリセット]これは、選局キー
K1 〜K7 に放送局をプリセットする場合である。そし
て、この場合には、受信機の電源がオンのときに、キー
KPW〜KPBのうちのエリアキーKAE押す。
【0049】すると、キーKAEを押すごとに、日本全国
を14分割したときの地域名が、順にLCD52に表示さ
れるとともに、その表示された地域で受信できる放送局
の周波数のデータ、今の場合は、分周比が、ROM42
に用意されている放送局の周波数テーブルから読み出さ
れ、この読み出された分周比がメモリ51のデータテー
ブルのそれぞれのエリアに書き込まれる。
【0050】したがって、受信機を使用する場所を含む
地域名を選択するだけで、その地域で受信できる放送局
が選局キーK1 〜K7 にプリセットされたことになる。
【0051】[選局キーによる選局]これは、選局キー
K1 〜K7 にプリセットされている放送局を選局する場
合である。そして、この場合には、受信機の電源がオン
のときに、選局キーK1 〜K7 のうちの任意の選局キー
Ki (i=1〜7のどれか)を押す。
【0052】すると、メモリ51のデータテーブルのう
ち、その押された選局キーKi に対応するエリアから、
そこに書き込まれている分周比が読み出され、この分周
比が受信回路11のPLLの可変分周回路にセットされ
る。したがって、受信回路11の受信周波数は、押され
た選局キーKi に対応した周波数となり、選局キーKi
にプリセットされている放送局が選局される。
【0053】したがって、選局キーK1 〜K7 を押す
と、その選局キーKi にプリセットされている放送局を
選局することができ、その放送を聴くことができる。
【0054】[マニュアル選局]これは、ユーザがキー
操作により周波数を選択して選局を行う場合である。そ
して、この場合には、受信機の電源がオンのときに、操
作キーKPW〜KPBのうちの+キーK+ あるいは−キーK
- を押す。
【0055】すると、受信回路11のPLLの可変分周
回路の分周比が、キーK+ あるいはKー を押すごとに例
えば1ずつインクリメントあるいはディクリメントさ
れ、その結果、受信周波数が9kHzずつ上昇あるいは下
降していく。また、そのときの受信周波数がLCD52
に表示される。そして、目的とする受信周波数になった
とき、キーK+ 、K- の操作を止めれば、以後、その受
信周波数の受信状態が続く。
【0056】したがって、キーK+ 、K- を押すことに
より任意の受信周波数で選局を行うことができる。
【0057】[マイクロフォンによる音声の記録]これ
は、マイクロフォン12を使用して用件などの音声を記
録する場合である。そして、この場合には、受信機の電
源がオフのときに、操作キーKPW〜KPBのうちの記録キ
ーKREを押す。
【0058】すると、CPU41の処理がルーチン10
0のステップ101からスタートし、次にステップ10
2において、受信機の電源がオンになっているかどうか
が判別され、今の場合、オフなので、処理はステップ1
02からステップ103に進み、このステップ103に
おいて、スイッチ回路13が図のようにマイクロフォン
12側に接続され、その後、処理はステップ111に進
む。
【0059】そして、このステップ111において、テ
ーブルRECTをチェックすることにより、メモリ22に記
録に使用できるエリアがあるかどうかが判別され、ある
ときには、処理はステップ111からステップ121に
進み、このステップ121において、テーブルRECTを参
照することにより、図6Aの場合であれば、領域の先
頭アドレスというように、メモリ22のうち、最新の未
再生の用件を記録したエリアの次のエリアの先頭アドレ
スXADRk(k=1〜nのどれか)が取得される。なお、
未再生の用件がないときには、例えば最も古い再生済み
の用件の記録されているエリアの先頭アドレスが取得さ
れる。
【0060】さらに、ステップ121において、テーブ
ルRECTをチェックすることにより、記録に使用できる分
割エリアの数が、記録が可能な時間に換算され、これが
RAM43にいったん保存される。
【0061】続いて、ステップ122において、制御回
路24にステップ121で取得した開始アドレスAADRk
からの記録が指示され、記録が開始される。すなわち、
制御回路24に、まず、電源をオンにするコマンドPOWE
RUP が供給されて記録再生回路20は待機状態から動作
状態とされ、次に、記録待機のコマンドRECPWRおよびス
テップ121で取得した開始アドレスAADRkが供給され
てメモリ22のアドレスAADRkからの記録の待機状態と
され、その後、記録実行のコマンドRECDが供給される。
したがって、記録再生回路20においては、メモリ22
のアドレスAADRkから記録を開始する。
【0062】したがって、このとき、マイクロフォン2
1に向かって用件などを話すと、マイクロフォン21か
らのオーディオ信号が、スイッチ回路13およびローパ
スフィルタ21を通じてメモリ22に供給され、アドレ
スAADRkから1サンプルずつ順に書き込まれていく。す
なわち、記録されていく。
【0063】そして、この間に、CPU41の処理はス
テップ123に進み、例えば、ステップ121によりR
AM43に保存した記録可能時間と、ステップ122に
よる記録が開始されてからの時間とを比較することによ
り、メモリ22に記録に使用できる分割エリアが、まだ
あるかどうかが判別される。
【0064】そして、メモリ22に記録に使用できる分
割エリアがあるときには、処理はステップ123からス
テップ124に進み、このステップ124において、操
作キーKPW〜KPBのうちの再生/停止キーKPBが押され
ているかどうかが判別され、押されていないときには、
処理はステップ124からステップ123に戻る。
【0065】したがって、ステップ122により記録が
開始されると、以後、ステップ123、124が繰り返
され、メモリ22に記録に使用できる分割エリアあり、
かつ、再生/停止キーKPBが押されていないときには、
記録が続行される。なお、この記録中、メモリ22のア
ドレスはリング状に使用される。
【0066】そして、この記録中に記録に使用できる分
割エリアがなくなると、これがステップ123により判
別されて処理はステップ123からステップ131に進
む。また、その記録中に、再生/停止キーKPBが押され
たときには、これがステップ124により判別されて処
理はステップ124からステップ131に進む。
【0067】そして、ステップ131においては、記録
の終了処理が実行される。すなわち、制御回路24に、
記録再生の動作を停止するコマンドSTOPが供給され、次
に電源をオフにするコマンドSTOPPWRDが供給される。し
たがって、記録再生回路20は待機状態となる。
【0068】さらに、ステップ131においては、テー
ブルRECTの先頭フラグおよび未再生フラグが分割エリア
の使用結果にしたがって更新される。また、このときの
記録に使用された分割エリアのうち、第1番目のエリア
の先頭アドレスAADRkが、最新の未再生の用件の記録さ
れているエリアの先頭アドレスとしてメモリ51に記憶
される。
【0069】そして、その後、ステップ132によりル
ーチン100を終了し、次の処理を待機する状態とな
る。
【0070】なお、ステップ111において、メモリ2
2に記録に使用できるエリアがないときには、処理はス
テップ111からステップ112に進み、このステップ
112において、形成回路19がドライブされてエラー
音の信号が形成されてアンプ15に供給され、スピーカ
16からは、記録できるメモリエリアのないことを告げ
る「ピー」という警告音が出力される。そして、その
後、処理はステップ132に進み、このルーチン100
を終了する。
【0071】こうして、受信機の電源がオフのときに、
記録キーKREを押すと、メモリ22のうち、最新の未再
生の用件の記録されているエリアに続くエリアに、新し
い用件が記録されていく。そして、メモリ22に空いて
いるエリアがなくなったとき、あるいは再生/停止キー
KPBを押したとき、記録は終了となる。
【0072】[放送の記録]これは、受信回路11が受
信している放送を記録する場合である。そして、この場
合には、受信機の電源がオンのときに、記録キーKREを
押す。
【0073】すると、CPU41の処理がルーチン10
0のステップ101からスタートし、次にステップ10
2において、受信機の電源がオンになっているかどうか
が判別され、今の場合、オンなので、処理はステップ1
02からステップ104に進み、このステップ104に
おいて、スイッチ回路13が図とは逆に受信回路11側
に接続され、その後、処理はステップ111に進む。
【0074】したがって、以後、上述の[マイクロフォ
ンによる音声の記録]と同様にして放送が記録される。
【0075】[音声の再生]これは、上述の[マイクロ
フォンによる音声の記録]あるいは[放送の記録]によ
り記録された用件や放送を再生する場合である。そし
て、この場合には、受信機の電源がオンオフにかかわら
ず、再生/停止キーKPBを押す。
【0076】すると、CPU41の処理がルーチン20
0のステップ201からスタートし、次にステップ20
2において、スイッチ回路14が図とは逆に記録再生回
路20側に接続され、その後、処理はステップ211に
進む。
【0077】そして、このステップ211において、テ
ーブルRECTをチェックすることにより、未再生の用件が
あるかどうかが判別され、あるときには、処理はステッ
プ211からステップ221に進み、このステップ22
1において、テーブルRECTを参照することにより、図6
Aの場合であれば、領域の先頭アドレスというよう
に、メモリ22のうち、未再生の用件を記録したエリア
のうち、もっとも古いエリアの先頭アドレスAADRkが取
得される。
【0078】続いて、ステップ222において、制御回
路24にステップ221で取得した開始アドレスAADRk
からの再生が指示され、再生が開始される。すなわち、
制御回路24に、まず、電源をオンにするコマンドPOWE
RUP が供給されて記録再生回路20は待機状態から動作
状態とされ、次に、再生待機のコマンドPLAYPWR および
ステップ122で取得した開始アドレスAADRkが供給さ
れてメモリ22のアドレスAADRkからの再生の待機状態
とされ、その後、再生実行のコマンドPLAYDDが供給され
る。したがって、記録再生回路20においては、メモリ
22のアドレスAADRkから再生が開始される。
【0079】そして、メモリ22からの再生が開始され
ると、そのオーディオ信号は、ローパスフィルタ23→
スイッチ回路14→アンプ15の信号ラインを通じてス
ピーカ16に供給される。したがって、メモリ22のう
ち、最も古い未再生の用件の再生が開始されたことにな
る。
【0080】そして、この間に、CPU41の処理はス
テップ223に進み、このステップ223において、例
えば1秒の時間待ちが実行され、以後、この再生中の用
件は再生済みとみなされる。
【0081】続いて、処理はステップ224に進み、こ
のステップ224において、制御回路24から、現在再
生中の用件の最終アドレスまで再生が進んだことを示す
データEOM が出力されたかどうかが判別される。そし
て、データEOM が出力されていないときには、現在再生
中の用件の再生が続くときなので、処理はステッ224
からステップ225に進み、このステップ225におい
て、再生/停止キーKPBが押されているかどうかが判別
される。
【0082】そして、再生/停止キーKPBが押されてい
ないときには、処理はステップ225からステップ22
6に進み、このステップ226において、+キーK+ が
押されているかどうかが判別され、押されていないとき
には、処理はステップ226からステップ227に進
み、このステップ227において、−キーK- が押され
ているかどうかが判別され、押されていないときには、
処理はステップ227からステップ224に戻る。
【0083】したがって、ステップ222により用件の
再生が開始されると、その用件の再生状態が続くととも
に、その再生が終了するまで、ステップ224〜227
の処理が繰り返されていることになる。
【0084】そして、現在再生中の用件の最終アドレス
まで再生が進むと、このとき、これを示すデータEOM が
制御回路24から出力されるとともに、このデータEOM
がステップ224により検出され、処理はステップ22
4からステップ231に進む。そして、このステップ2
31において、再生の終了処理が実行される。すなわ
ち、制御回路24に、記録再生の動作を停止するコマン
ドSTOPが供給され、次に電源をオフにするコマンドSTOP
PWRDが供給される。したがって、記録再生回路20は待
機状態となる。また、この再生に使用された分割エリア
に対応する未再生フラグが“0”とされる。
【0085】続いて、処理はステップ232に進み、ス
イッチ回路14が受信回路14側に接続され、その後、
ステップ233によりこのルーチン200を終了する。
したがって、再生/停止キーKPBを押すと、最も古い未
再生の用件が再生され、その用件の再生を終了すると、
この再生を実行する以前の状態に復帰する。
【0086】また、用件の再生中であってステップ22
4〜227が繰り返されているときに、再生/停止キー
KPBが押されると、これがステップ225において検出
され、処理はステップ225からステップ227に進
む。そして、このステップ227において、ステップ2
22により再生を開始してからの時間がメモリ22のア
ドレスに換算されるとともに、このアドレスが51に保
存され、その後、処理はステップ231に進み、ステッ
プ233によりルーチン200を終了する。したがっ
て、メモリ22に保存したアドレスから再生を開始すれ
ば、再生を途中で止めても、その続きを聞くことができ
ることになる。
【0087】さらに、用件の再生中であってステップ2
24〜227が繰り返されているときに、+キーK+ が
押されると、これがステップ226において検出され、
処理はステップ226からステップ241に進む。
【0088】そして、ステップ241において、テーブ
ルRECTをチェックすることにより、現在再生中の用件が
最新の用件であるかどうかが判別され、最新の用件では
ないときには、次に記録された用件があるので、処理は
ステップ241からステップ242に進む。そして、こ
のステップ242において、テーブルRECTをチェックす
ることにより、次の用件の先頭アドレスが取り出され、
これが開始アドレスAADR にセットされ、その後、処理
はステップ222に戻る。
【0089】したがって、以後、ステップ242で取得
した先頭アドレスから再生が開始されるので、ある用件
を再生中に+キーK+ を押すと、その再生中の用件の次
の用件を最初から再生できることになる。
【0090】なお、ステップ241において、現在再生
中の用件が最新の用件のときには、次に記録された用件
がないので、処理はステップ241からステップ243
に進む。そして、このステップ243において、テーブ
ルRECTをチェックすることにより、現在再生中の用件の
先頭アドレスが取り出され、これが開始アドレスAADR
にセットされ、その後、処理はステップ222に戻る。
したがって、最新の用件の再生中に+キーK+ を押す
と、その最新の用件を再び先頭から聞くことができる。
【0091】さらに、用件の再生中であってステップ2
24〜227が繰り返されているときに、−キーK- が
押されると、これがステップ227において検出され、
処理はステップ227からステップ244に進む。
【0092】そして、ステップ244において、テーブ
ルRECTをチェックすることにより、現在再生中の用件が
最も古い用件であるかどうかが判別され、最古の用件で
はないときには、その前に記録された用件があるので、
処理はステップ244からステップ245に進む。そし
て、このステップ245において、テーブルRECTをチェ
ックすることにより、前の用件の先頭アドレスが取り出
され、これが開始アドレスAADR にセットされ、その
後、処理はステップ222に戻る。
【0093】したがって、以後、ステップ245で取得
した先頭アドレスから再生が開始されるので、ある用件
を再生中に−キーK- を押すと、その再生中の用件の前
の用件を最初から再生できることになる。
【0094】なお、ステップ244において、現在再生
中の用件が最古の用件のときには、その前に記録された
用件がないので、処理はステップ244からステップ2
43に進んで、現在再生中の用件の先頭アドレスが開始
アドレスAADR にセットされ、その後、処理はステップ
222に戻る。したがって、最古の用件の再生中に−キ
ーK- を押すと、その最古の用件を再び先頭から聞くこ
とができる。
【0095】さらに、ステップ211において、未再生
の用件がないときには、処理はステップ211からステ
ップ212に進み、このステップ212において、メモ
リ51から、ステップ234により保存されたアドレス
が取り出され、これが開始アドレスAADR にセットさ
れ、その後、処理はステップ222に進む。したがっ
て、以後、前回、再生を中断したときの用件をその中断
した部分から再生できることになる。
【0096】[まとめ]以上のようにして、図1の受信
機によれば、メモリ22を使用して用件の記録および再
生を行うことができるが、この場合、特に上述の受信機
によれば、一度記録した用件は一度は聞くという考えに
したがって、未再生の用件への上書き記録を禁止してい
るとともに、再生は未再生の用件から開始するようにし
ているので、一度記録した用件は、再生/停止キーKPB
を押すだけで、必ず聴くことができる。
【0097】また、記録後、一度でも再生した用件は、
これへの上書き記録を認めるとともに、メモリ22のア
ドレスをリング状にしているので、不要な記録を消去し
なくても、メモリ22のエリアをフルに使用して記録を
行うことができる。
【0098】さらに、記録した用件に番号を付けるなど
して管理する必要がないので、記録キーKREおよび再生
/停止キーKPBだけで記録および再生を行うことがで
き、操作が非常に単純であり、簡単である。
【0099】なお、上述において、メモリ22に対する
アドレス管理方法は、メモリ22およびその制御回路2
4の規格ないし仕様にしたがって変更することができ
る。例えば、上述のメモリ22および制御回路24の場
合でも、記録した用件ごとに、その開始アドレスおよび
終了アドレスをメモリ51に記憶して管理することもで
き、その場合、記録が終了したときには、これがデータ
EOM により通知されるので、記録に使った時間を書き込
みの終了アドレスに換算することができる。
【0100】
【発明の効果】この発明によれば、一度記録した用件
は、用件を選択しなくても、再生のキー操作をするだけ
で、必ず聴くことができる。また、不要な記録を消去し
なくても、メモリのエリアをフルに使用して記録を行う
ことができる。さらに、記録および再生のキー操作だけ
で記録および再生を行うことができ、操作が非常に単純
であり、簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態の一部を示すフローチャート
である。
【図3】この発明の一形態の一部を示すフローチャート
である。
【図4】図3の続きの一形態を示すフローチャートであ
る。
【図5】データテーブルの一形態を示す図である。
【図6】この発明を説明するための模式図である。
【図7】この発明を説明するための模式図である。 11…AM受信回路、12…内蔵マイクロフォン、16
…スピーカ、20…記録再生回路、21…ローパスフィ
ルタ(アンチエイリアシング用)、22…メモリ(記録
再生用)、23…ローパスフィルタ(平滑用)、24…
制御回路、40…マイクロコンピュータ、41…CP
U、42…ROM、43…RAM、51…メモリ(デー
タ保存用)、52…LCD、KPW〜KPB…操作キー、K
1 〜K7 …選局キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ信号の書き込み・読み出しの行
    われるメモリと、 このメモリに対する上記オーディオ信号の書き込み・読
    み出しおよびそのアドレスを制御する制御回路とを有
    し、 上記制御回路は、上記メモリに対して上記オーディオ信
    号の書き込み・読み出しを行うとき、そのアドレスがリ
    ング状となるように制御し、 記録のキー操作をしたとき、上記メモリのうち、書き込
    み後、一度も読み出しを行ったことのない書き込みの行
    われているエリアに続くアドレスから上記オーディオ信
    号を書き込み、 再生のキー操作をしたとき、上記メモリのうち、上記書
    き込み後、一度も読み出しを行ったことのない書き込み
    の行われているエリアの先頭から上記オーディオ信号を
    読み出すようにしたIC記録再生機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のIC記録再生機におい
    て、 上記再生のキー操作により、上記メモリから上記オーデ
    ィオ信号を読み出している場合に、第1のキー操作をし
    たとき、そのときに読み出しをしているオーディオ信号
    の次に書き込まれたオーディオ信号の書き込まれている
    エリアの先頭から上記オーディオ信号の読み出しを行
    い、 上記再生のキー操作により、上記メモリから上記オーデ
    ィオ信号を読み出している場合に、第2のキー操作をし
    たとき、そのときに読み出しをしているオーディオ信号
    の前に書き込まれたオーディオ信号の書き込まれている
    エリアの先頭から上記オーディオ信号の読み出しを行う
    ようにしたIC記録再生機。
JP9302372A 1997-11-05 1997-11-05 Ic記録再生機 Pending JPH11143500A (ja)

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