JP2000260124A - 録音装置 - Google Patents

録音装置

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JP2000260124A
JP2000260124A JP5999199A JP5999199A JP2000260124A JP 2000260124 A JP2000260124 A JP 2000260124A JP 5999199 A JP5999199 A JP 5999199A JP 5999199 A JP5999199 A JP 5999199A JP 2000260124 A JP2000260124 A JP 2000260124A
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JP
Japan
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recording
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recorded
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recording medium
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JP5999199A
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English (en)
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Tomoyasu Amano
智康 天野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5999199A priority Critical patent/JP2000260124A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲と曲との間に無音部分を有する放送等によ
って提供される音源を録音する装置において、曲の途中
から録音を開始しても、曲の先頭が欠落することなく1
曲全部録音可能なシステムを提供すること。ものであ
る。 【解決手段】 無音検出部2で、−70dB以下、3秒
以上の無音を検出し、無音を検出した後、音声を認識す
ると、その時のバッファ4のアドレスをRAM6に記録
し、同時にそのデータをバッファ4に記録する。途中録
音要求が発生すれば、バッファ4に記録するのを止め、
現在流れているデータから記録媒体5に記録する。録音
停止要求が発生するとバッファ4に保持されているデー
タを編集してから、適切な領域まで書き込む。この後、
管理情報を変更して、データの時間的前後関係の整合を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は録音装置に関し、特
に有線放送から得られるような、曲の終りと曲の頭との
間に無音を含む音源に対して、曲の放送途中からの録音
を有効に行うことができるよう改良を図ったものに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テープレコーダ等の録音装置にお
いては、カセットテープ等の記録媒体に音声を記録する
ようになされている。記録された音声情報は、再生装置
を用いることによって、所望する時に再生して聞くこと
ができる。このような録音装置では、例えば、CD(Co
mpact Disk)に記録された音声情報のように、その内
容、及び開始時間があらかじめ分かっている情報を記録
する場合は、情報の開始に合わせて録音装置を操作して
記録を開始させることにより、情報を全て記録すること
ができる。
【0003】しかしながら、上記録音装置において、音
楽情報の内容、及び開始時間があらかじめ分からない場
合、例えば、有線放送で気に入った曲がかかり、ユーザ
がこれを録音しようとした時には既に曲の途中からの処
理になっており、完全な形でこれを録音することはでき
なかった。
【0004】以上のような問題に対する対策として、と
にかく流れてくる情報を記録して保管しておく方法が考
えられるが、これを実現する場合、記憶容量が大変膨大
なものとなる問題がある。これを解決するために記憶管
理情報を用いるなどして、記憶領域をエンドレスにして
記憶する方法もあるが、この方法だと、ユーザが所望す
る情報が後に記録された情報で上書きされたり、また、
ユーザにとって不必要なデータまで記録されたりするこ
ととなるので、後で聞きたい時に必要な情報が記録され
ている場所までシーク操作を行わねばならない,等のわ
ずらわしさがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録装置は以上
のように構成されており、曲の途中から録音を開始して
も、曲の最初から最後まで連続的な再生を行うような記
録装置を簡単な構成で実現することができないという問
題点があった。
【0006】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、既に曲の先頭部分の放送が終了
してしまっている音源に対し録音処理を行っても正常に
録音することができる録音装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かる録音装置は、記録されるデータとその管理情報から
なる管理データが、物理的に分けられており、時系列的
にみて逆に記録されてもその管理情報を変更することに
より、上記記録されたデータの時系列的な並べ替えを行
なうことができる記録媒体を用いた録音装置において、
録音開始命令を受けるまで入力データを記録するバッフ
ァと、入力データを上記記録媒体に記録するデータ記録
手段と、上記バッファに記憶された入力データと上記記
録媒体に記録されたデータとの重複を検出するデータ重
複検出手段と、上記管理情報を更新する管理情報更新手
段と、記録停止命令を受けた後、上記バッファに記憶し
たデータのうち、上記録音開始指令を受けてから上記記
録媒体に記録されたデータとの重複部分を除いたデータ
を上記記録媒体に記録させ、しかる後に、上記管理情報
を編集して上記録音開始命令を受けることにより、上記
記録媒体に記録されたデータと、上記記録停止命令を受
けることにより上記記録媒体に記録されたデータとの時
系列的な整合を行うよう上記各手段の制御を行う制御手
段とを備えたものである。
【0008】また、本発明の請求項2にかかる録音装置
は、上記請求項1記載の録音装置において、上記データ
重複手段を、上記バッファに記憶されたデータの所定時
間以上の無音部分を検出することにより、上記入力デー
タの先頭部分の検出を行うものとしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1による録音装置を図について説明する。図
1は、本発明の実施の形態1による録音装置の構成図で
ある。図において、1はFMラジオや有線放送のチュー
ナ等のアナログ音源であり、このアナログ音源1は無音
検出部2と接続されており、この無音検出部2は、常に
稼動してアナログ音源1の無音領域を検出している。例
えば、無音検出部2は、アナログ音源1からの出力が−
70dB以下の状態が3秒間継続したら無音領域と判定
するように構成されている。3はアナログ音源をディジ
タル音源に変換するA/D(アナログ/デジタル)変換
部である。4は途中録音を行う際に、一時的に先頭のデ
ータを保管するためのバッファであり、基本的には、常
にデータを更新し続けるが、ユーザが録音を開始する
と、記録するのを停止してその状態で待機状態となる。
このバッファ4の記録方法は、エンドレスのリングバッ
ファ方式になっており、メモリの最後まで記録が行われ
ると、最初のアドレスに戻ってデータの上書きにより記
録が再開される。また、6は、現在記録されている先頭
のアドレス情報を保持するプログラム用RAMである。
さらに、該プログラム用RAM6は、無音検出部2から
の情報をもとに算出した、バッファ4に記録されている
曲の先頭のアドレスをも保持している。
【0010】5はMD(Mini Disc )などのデジタル記
録方式の記録媒体である。上記バッファ4と上記プログ
ラム用RAM6は、物理的には同一の半導体メモリで共
有しており、図3はその様子を示すメモリマップであ
る。図3において、同一の半導体メモリを複数の領域に
区分して、バッファ4,プログラム用RAM6,バッフ
ァ4のアドレスを記録するバッファアドレスカウンタ3
0,曲の先頭アドレスを記憶する音声先頭アドレス31
とから構成されている。7はこのシステムにおける演算
装置(以下CPU)であり、8はこのシステムの処理内
容がプログラムとして記録されているプログラムROM
である。
【0011】次に動作について説明する。図2は、本実
施の形態1の録音装置における曲頭検出の手順を示す図
である。この曲頭検出の処理は、無音検出部2と、プロ
グラム用RAM6と、CPU7とで行われ、ステップS
1にて処理が開始されると、ステップS2において、メ
モリの初期化、例えば、プログラム用RAM6のフラグ
などの初期化が行われる。次いでステップS3で、無音
検出部2により、3秒以上の間、−70dB以下の無音
を検出すると、ステップS4に進んで上記プログラム用
RAM6に無音フラグが起立される。やがて無音が終
り、曲が開始されるとステップS5に進み、ここでプロ
グラム用RAM6に無音フラグが起立しているか、否か
の判定が行われ、起立していると判定された場合には、
ステップS6に進んで、その時のバッファ4のバッファ
・アドレス・カウンタの値を、曲の先頭アドレスとして
プログラム用RAM6に保持する。
【0012】そして、以上のような状態において、ユー
ザがその曲を録音したいと思って録音ボタンを押すこと
によって、図4に示すステップS8で録音開始命令が発
行され、ステップS9に移行して、A/D変換部3でア
ナログからデジタルに変換されたデータは、バッファ4
に記録されるのを中断され、直接MDなどの記録媒体5
に記録されるようになる。なお、実際には、記録記録媒
体5への記録が開始されてからバッファ4への記録が停
止することになるので、ここで、バッファ4と記録媒体
5の記録内容とが一部重複することになる。
【0013】そして、ステップS10でユーザが録音停
止ボタン(図示せず)を押すことによって録音が終了し
たと判定された場合、ステップS11に進み、バッファ
4に記録されているデータ量の絶対値の算出を行う。こ
こで、バッファ4に記録されているデータ量が0なら、
図5に示すような状態で記録されたと考えられるので、
曲は全て最初から録音されているものと見なして、ここ
でステップS14に進んで録音処理を終了する。一方、
バッファ4に記録されているデータ量が0ではない場合
は、図6(a )に示すような状態で録音が開始されたと
推測されるので、曲の途中から録音されたものと見なし
て、既に記録媒体5に記録されているデータの先頭から
数秒分だけデータをプログラム用RAM6に読み込み、
バッファ4に記録されているデータと重複している部分
を検索する。バッファ4に記録されているデータから検
索して見つかった重複部分は、既に記録媒体5に記録さ
れている情報なので、図6(b)のような連続的なデー
タとするために、ステップS12において、図6(c)
に示すように、曲の頭から始まり、その重複部分を切り
取ったようになるようにバッファ4からデータを取り出
して記録媒体5に記録する。しかしながら、この状態で
は記録媒体5に記録されているデータは、時間的に前後
が逆、つまり、後でバッファ4から読み出されて記録媒
体5に記録されたデータは本来、曲の先頭部分であるの
で、あとで記録媒体5に書き込まれたデータが、時間的
に先に再生されるよう、ステップS13において記録管
理情報を更新した後、ステップS14に進んで途中録音
処理を終了することになる。
【0014】また、複数の曲などを連続して録音する
時、例えば、録音中に1曲目が終り、数秒の無音を挿ん
で連続して2曲目を録音する場合は、無音検出部2は録
音動作中も稼動しているので、この情報をプログラム用
RAM6に記録しておき、引き続いて2曲目を録音し、
録音停止ボタンが押された後、2曲目の後に、1曲目の
先頭部分が記録されるように記録媒体5へ記録を行った
後、上記同様に、記録管理情報を更新して整合をとり、
1曲目の先頭部分が先に再生されるようにした後、途中
録音処理を終了する。
【0015】このように本実施の形態によれば、音源を
録音開始指令が入力されるまで、バッファ4に記録し、
録音開始指令によって記録媒体5への音源の書き込みを
行い、録音停止指令入力後に、上記録音開始指令が入力
されるまでに上記バッファ4に記憶されたデータのう
ち、上記記録媒体5と重複しない部分を上記記録媒体に
書き込み、先に上記記録媒体5に書き込んだデータと、
後で上記記録媒体5に書き込んだデータとが時系列的に
再生されるように記録管理情報を更新するようにしたか
ら、曲の途中から録音を開始しても、曲の先頭部分が欠
落することなく、最初から最後まで連続した1つの曲と
して再生することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1にかか
る記録装置は、記録されるデータとその管理情報からな
る管理データが、物理的に分けられており、時系列的に
みて逆に記録されてもその管理情報を変更することによ
り、上記記録されたデータの時系列的な並べ替えを行な
うことができる記録媒体を用いた録音装置において、録
音開始命令が与えられるまではバッファに記録を行い、
録音開始命令が与えられると、音源から上記記録媒体に
記録を行い、しかる後に、バッファに存在する曲の先頭
部分のデータを記録し、上記記録媒体に記録された曲の
先頭と後半部分のデータの時系列的な整合を行うように
したので、曲を放送途中から録音しても、ユーザが意識
することなく曲の頭から最後まで連続して録音すること
ができ、曲のイントロ部分を聞いてから録音するかどう
かの判断を行うことができ、また、この構成を用いる
と、ダビング時の再生側装置と録音側装置において、非
同期に録音開始を行うことができるようになるので、ユ
ーザは再生側の開始タイミングを意識せずに録音を開始
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による録音装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】上記実施の形態1による録音装置の曲頭を検出
する手順を示す図である。
【図3】上記実施の形態1による録音装置を構成するバ
ッファとプログラムRAM のメモリマップの構成を示す図
である。
【図4】上記実施の形態1による録音装置の途中録音処
理の手順を示す図である。
【図5】上記実施の形態1による録音装置による通常録
音時のタンミングを示す図である。
【図6】上記実施の形態1による録音装置による途中録
音時のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 音源 2 無音検出部 3 AD変換部 4 バッファ 5 記録媒体 6 プログラム用RAM 7 演算装置 8 プログラムROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録されるデータとその管理情報からな
    る管理データが、物理的に分けられており、時系列的に
    みて逆に記録されてもその管理情報を変更することによ
    り、上記記録されたデータの時系列的な並べ替えを行な
    うことができる記録媒体を用いた録音装置において、 録音開始命令を受けるまで入力データを記録するバッフ
    ァと、 入力データを上記記録媒体に記録するデータ記録手段
    と、 上記バッファに記憶された入力データと上記記録媒体に
    記録されたデータとの重複を検出するデータ重複検出手
    段と、 上記管理情報を更新する管理情報更新手段と、 記録停止命令を受けた後、上記バッファに記憶したデー
    タのうち、上記録音開始指令を受けてから上記記録媒体
    に記録されたデータとの重複部分を除いたデータを上記
    記録媒体に記録させ、しかる後に、上記管理情報を編集
    して上記録音開始命令を受けることにより、上記記録媒
    体に記録されたデータと、上記記録停止命令を受けるこ
    とにより上記記録媒体に記録されたデータとの時系列的
    な整合を行うよう上記各手段の制御を行う制御手段とを
    備えたことを特徴とした録音装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の録音装置において、 上記データ重複手段は、上記バッファに記憶されたデー
    タの所定時間以上の無音部分を検出することにより、上
    記入力データの先頭部分の検出を行うものであることを
    特徴とした録音装置。
JP5999199A 1999-03-08 1999-03-08 録音装置 Pending JP2000260124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029958A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha 動画像・音声記録装置及び動画像・音声記録方法
JP2008047185A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Denso Corp オーディオ装置、録音再生装置、及びナビゲーション装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029958A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha 動画像・音声記録装置及び動画像・音声記録方法
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