JP2001245228A - 記録システム - Google Patents

記録システム

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JP2001245228A
JP2001245228A JP2000052573A JP2000052573A JP2001245228A JP 2001245228 A JP2001245228 A JP 2001245228A JP 2000052573 A JP2000052573 A JP 2000052573A JP 2000052573 A JP2000052573 A JP 2000052573A JP 2001245228 A JP2001245228 A JP 2001245228A
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JP2000052573A
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Hirotaka Noro
裕孝 野呂
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録時にトラックのタイトル情報を自動的に
記録させる。 【解決手段】 操作部12で録音操作がされると、コン
トロール部13はMD記録部7を制御し、セレクタ部5
から出力された或る録音ソースのオーディオ信号を新た
なトラックとして録音させ、録音停止操作がされた所で
録音を停止させる。この新たなトラックを録音する際、
コントロール部13は、たとえば録音ソースがTV音声
放送受信部1でチャンネル4を受信中であり、録音開始
日時が1月8日10時45分であれば、ソース名を示す
「TV」、放送局を示す「4CH」、録音開始日時を示
す「1−8−10−45」を合わせたタイトル情報も当
該新たなトラックに対応付けてレコーダブルMD6のU
TOC領域に記録させておく。これにより、あとで記録
トラックを再生させたときにタイトル表示可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は記録システムに係り、とくにオー
ディオ信号、ビデオ信号等のソース信号をタイトル情報
と合わせて所定の記録媒体に記録可能な記録システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】録再兼用のレコーダブルMD(ミニディ
スク)と呼ばれる記録媒体が有る。このレコーダブルM
Dのユーザ領域には、オーディオソースから得たオーデ
ィオ信号をトラック(曲)別にディジタル圧縮記録可能
である。レコーダブルMDにはユーザ領域の内側にUT
OC(User Table Of Contents) 領域が設けられてお
り、録音時にトラック別にスタートアドレスとエンドア
ドレスが記録されて、再生時に曲の頭出しが簡単にでき
るようになっている。しかも、UTOC領域にはトラッ
ク別にタイトル情報も記録することができ、再生時にタ
イトル情報を表示してユーザがどんな曲か一目で分かる
ようにできるようにもなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】けれども、タイトル情
報の記録は、タイトル入力機能付MDレコーダを用い
て、オーディオ信号の録音後にユーザが文字入力して行
わなければならず、作業が面倒であった。このためタイ
トルを入力しないままにする場合も多く、録音から時間
が経ったときに、どういうオーディオ信号を録音したト
ラックなのか分からなくなってしまっていた。本発明は
上記した従来技術の問題に鑑み、タイトル情報を自動的
に記録させることのできる記録システムを提供すること
を、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
記録システムでは、所定のソース信号を出力するソース
手段と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の
記録媒体にタイトル情報とともに記録させることのでき
る記録手段と、記録手段を制御し、ソース手段の出力を
記録媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた記録シ
ステムにおいて、記録制御手段は、記録媒体にソース信
号を記録させる場合、ソースを特定する情報を含むタイ
トル情報も合わせて記録させるようにしたこと、を特徴
としている。請求項1記載のシステムによれば、記録制
御手段は、ソース手段の出力を記録媒体に記録させる場
合、ソースを特定する情報を含むタイトル情報も合わせ
て自動的に記録させる。よって、記録後、ユーザがとく
にタイトル入力作業をしなくても、後日、記録媒体に記
録させたソース信号を再生させたとき、タイトル情報を
表示させれば記録したソースを特定する情報が分かるの
で、何を記録したものか容易に思い出すことができる。
本発明の請求項2では請求項1記載のシステムにおい
て、ソース手段は放送受信手段であり、記録媒体に記録
させるソースを特定する情報は放送を特定する情報であ
ること、を特徴としている。請求項2によれば、ソース
手段が放送受信手段のとき、ソースを特定する情報をた
とえば放送周波数、放送チャンネルなどの放送を特定す
る情報とすることで、何を記録したものかより簡単に思
い出すことができるようになる。本発明の請求項3では
請求項1記載のシステムにおいて、ソース手段はデータ
多重放送受信手段であり、記録媒体に記録させるソース
を特定する情報は、記録対象放送に多重されたデータの
一部の情報を含むこと、を特徴としている。ソース手段
がデータ多重放送受信手段のとき、ソースを特定する情
報にたとえば局名、番組名、番組案内の一部、曲名な
ど、記録対象放送に多重されたデータの一部の情報を含
めることでも、何を記録したものかより簡単に思い出す
ことができるようになる。本発明の請求項4では請求項
3記載のシステムにおいて、記録媒体に記録させるソー
スを特定する情報は局名または番組名を含むこと、を特
徴としている。請求項4によれば、ソース手段がデータ
多重放送受信手段のとき、ソースを特定する情報に局名
または番組名を含めることで、何を記録したものかより
思い出し易くすることができるようになる。本発明の請
求項5記載の記録システムでは、所定のソース信号を出
力するソース手段と、ソース手段から出力されたソース
信号を所定の記録媒体にタイトル情報とともに記録させ
ることのできる記録手段と、記録手段を制御し、ソース
手段の出力を記録媒体に記録させる記録制御手段と、を
備えた記録システムにおいて、日時の計時を行う計時手
段を設け、記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記
録させる場合、記録開始日時を含むタイトル情報も合わ
せて記録させるようにしたこと、を特徴としている。請
求項5記載のシステムによれば、記録制御手段は、ソー
ス手段の出力を記録媒体に記録させる場合、記録開始日
時を含むタイトル情報も合わせて自動的に記録させる。
よって、記録後、ユーザがとくにタイトル入力作業をし
なくても、後日、記録媒体に記録させたソース信号を再
生させたとき、タイトル情報を表示させれば記録した記
録開始日時が分かるので、何を記録したものか比較的容
易に思い出すことができる。本発明の請求項6記載の記
録システムでは、所定のソース信号を出力するソース手
段と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の記
録媒体にタイトル情報とともに記録させることのできる
記録手段と、記録手段を制御し、ソース手段の出力を記
録媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた記録シス
テムにおいて、日時の計時を行う計時手段を設け、記録
制御手段は、記録媒体にソース信号を記録させる場合、
ソースを特定する情報と記録開始日時を含むタイトル情
報も合わせて記録させるようにしたこと、を特徴として
いる。請求項6記載のシステムによれば、記録制御手段
は、ソース手段の出力を記録媒体に記録させる場合、ソ
ースを特定する情報と記録開始日時を含むタイトル情報
も合わせて自動的に記録させる。よって、記録後、ユー
ザがとくにタイトル入力作業をしなくても、後日、記録
媒体に記録させたソース信号を再生させたとき、タイト
ル情報を表示させれば記録したソースを特定する情報と
記録開始日時が分かるので、何を記録したものか容易に
思い出すことができる。本発明の請求項7では請求項6
記載のシステムにおいて、ソース手段は放送受信手段で
あり、記録媒体に記録させるソースを特定する情報は放
送を特定する情報であること、を特徴としている。ソー
ス手段が放送受信手段のとき、ソースを特定する情報を
たとえば放送周波数、放送チャンネルなどの放送を特定
する情報とすることで、何を記録したものかより簡単に
思い出すことができるようになる。本発明の請求項8で
は請求項6記載のシステムにおいて、ソース手段はデー
タ多重放送受信手段であり、記録媒体に記録させるソー
スを特定する情報は、記録対象放送に多重されたデータ
の一部の情報を含むこと、を特徴としている。請求項8
によれば、ソース手段がデータ多重放送受信手段のと
き、ソースを特定する情報にたとえば局名、番組名、番
組案内の一部、曲名など、記録対象放送に多重されたデ
ータの一部の情報を含めることでも、何を記録したもの
かより簡単に思い出すことができるようになる。本発明
の請求項9では請求項8記載のシステムにおいて、記録
媒体に記録させるソースを特定する情報は局名または番
組名を含むこと、を特徴としている。請求項9によれ
ば、ソース手段がデータ多重放送受信手段のとき、ソー
スを特定する情報に局名または番組名を含めることで、
何を記録したものかより思い出し易くすることができる
ようになる。本発明の請求項10記載の記録システムで
は、所定のソース信号を出力するソース手段と、ソース
手段から出力されたソース信号を所定の記録媒体にタイ
トル情報とともに記録させることのできる記録手段と、
日時の計時を行う計時手段と、予約記録開始日時の設定
操作を行う設定操作手段と、計時手段で計時された日時
が設定操作手段で設定された予約記録開始日時に一致し
たとき、記録手段を制御し、ソース手段の出力を記録媒
体に記録させる記録制御手段と、を備えた記録システム
において、記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記
録させる場合、記録開始日時を含むタイトル情報も合わ
せて記録させるようにしたこと、を特徴としている。請
求項10記載のシステムによれば、記録制御手段は、ソ
ース手段の出力を記録媒体に予約記録させる場合、記録
開始日時を含むタイトル情報も合わせて自動的に記録さ
せる。よって、記録後、ユーザがとくにタイトル入力作
業をしなくても、後日、記録媒体に記録させたソース信
号を再生させたとき、タイトル情報を表示させれば記録
した記録開始日時が分かるので、記録時にユーザが記録
音声をモニタをしていなくても、何を記録したものか比
較的容易に思い出すことができる。本発明の請求項11
記載の記録システムでは、所定のソース信号を出力する
ソース手段と、ソース手段から出力されたソース信号を
所定の記録媒体にタイトル情報とともに記録させること
のできる記録手段と、日時の計時を行う計時手段と、予
約記録開始日時の設定操作を行う設定操作手段と、計時
手段で計時された日時が設定操作手段で設定された予約
記録開始日時に一致したとき、記録手段を制御し、ソー
ス手段の出力を記録媒体に記録させる記録制御手段と、
を備えた記録システムにおいて、記録制御手段は、記録
媒体にソース信号を記録させる場合、ソースを特定する
情報と記録開始日時を含むタイトル情報も合わせて記録
させるようにしたこと、を特徴としている。請求項11
記載のシステムによれば、記録制御手段は、ソース手段
の出力を記録媒体に予約記録させる場合、ソースを特定
する情報と記録開始日時を含むタイトル情報も合わせて
自動的に記録させる。よって、記録後、ユーザがとくに
タイトル入力作業をしなくても、後日、記録媒体に記録
させたソース信号を再生させたとき、タイトル情報を表
示させればソースと記録した記録開始日時が分かるの
で、記録時にユーザが記録音声をモニタをしていなくて
も、何を記録したものか容易に思い出すことができる。
請求項12では請求項11記載の記録システムにおい
て、ソース手段は放送受信手段であり、記録媒体に記録
させるソースを特定する情報は放送を特定する情報であ
ること、を特徴としている。請求項12によれば、ソー
ス手段が放送受信手段のとき、ソースを特定する情報を
たとえば放送周波数、放送チャンネルなどの放送を特定
する情報とすることで、何を記録したものかより簡単に
思い出すことができるようになる。請求項13では請求
項11記載の記録システムにおいて、ソース手段はデー
タ多重放送受信手段であり、記録媒体に記録させるソー
スを特定する情報は、記録対象放送に多重されたデータ
の一部の情報を含めること、を特徴としている。請求項
13によれば、ソース手段がデータ多重放送受信手段の
とき、ソースを特定する情報にたとえば局名、番組名、
番組案内の一部、曲名など、記録対象放送に多重された
データの一部の情報を含めることでも、何を記録したも
のかより簡単に思い出すことができるようになる。本発
明の請求項14では請求項13記載のシステムにおい
て、記録媒体に記録させるソースを特定する情報は局名
または番組名を含むこと、を特徴としている。請求項1
4によれば、ソース手段がデータ多重放送受信手段のと
き、ソースを特定する情報に局名または番組名を含める
ことで、何を記録したものかより思い出し易くすること
ができるようになる。請求項1、5、6、10、11に
おいて、ソース手段が出力するソース信号はオーディオ
信号、ビデオ信号、オーディオ信号とビデオ信号の多重
信号などでも良い。また、ディジタルソース信号であっ
ても良いがアナログソース信号であっても良い。また、
請求項1、6、11において、ソースを特定する情報
は、ソース手段がCDプレーヤであれば「CD」、「C
Dプレーヤ」などとすれば良く、カセットテープレコー
ダであれば「TAPE」、「テープ」、「カセット」な
どとすれば良く、FMラジオ放送受信チューナであれば
「FM」、「ラジオ」のほか受信周波数を表す「83.
1MHz」などとしても良く、TV放送受信チューナで
あれば「TV」のほかチャンネルを表す「4CH」など
としても良い。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の1つの実施の形態
に係るオーディオシステムの構成を示すブロック図であ
る。1は受信チャンネルの可変なTV音声放送受信部で
あり、ユーザ所望のTV放送チャンネルを選択的に受信
し、アナログのオーディオ信号を出力する。2は受信周
波数の可変なFMラジオ放送受信部であり、FMラジオ
バンドの内、ユーザ所望の任意の1つのFMラジオ放送
を受信し、アナログのオーディオ信号を出力する。3は
CDを再生してアナログのオーディオ信号を出力するC
D再生部、4はカセットテープを再生してアナログのオ
ーディオ信号を出力するテープ再生部である。CD再生
部3はCDが装填済か否か検出する機能を有しており、
テープ再生部4はカセットテープが装填済か否か検出す
る機能を有している。5はセレクタ部であり、TV音声
放送受信部1、FMラジオ放送受信部2、CD再生部
3、テープ再生部4の中から択一的に選択した1つのソ
ースから出力されたオーディオ信号を出力する。6は録
再兼用のレコーダブルMD、7はMD記録部であり、セ
レクタ部5から出力されたアナログのオーディオ信号を
レコーダブルMD6にトラック単位で記録(録音)させ
る。MD記録部7はトラック単位での記録位置情報(ス
タートアドレスとエンドアドレス)とタイトル情報の記
録も行う。また、MD記録部7はレコーダブルMD6が
装填されると、MD装填検出信号を出力する。8はセレ
クタ部5から出力されたオーディオ信号を電力増幅する
オーディオアンプ部、9はオーディオアンプ部8の出力
で駆動されるスピーカである。
【0006】10はレコーダブルMD6のUTOC領域
から読み出したUTOC情報を一時的に記憶するUTO
C記憶部、11は常時、日時の計時を行う計時部(タイ
マ部)、12はシステムに対する各種の操作を行う操作
部であり、具体的には、TV音声放送、FMラジオ放
送、CD、テープの録音ソース選択操作、TV音声放送
受信部1に対するチャンネル切り換え操作、FMラジオ
放送受信部2に対する受信周波数可変操作、CD再生部
3に対するプレイ操作と停止操作、テープ再生部4に対
するプレイ操作と停止操作、MD記録部7に対する記録
開始操作と停止操作、タイマ予約録音操作が可能であ
る。最後のタイマ予約録音操作には、タイマ予約モード
のオン・オフ操作、タイマ予約録音開始日時とタイマ予
約録音終了日時の設定操作が含まれる。
【0007】13はマイコン構成のコントロール部であ
り、操作部12での操作に従いシステムの全体的な制御
を司る。具体的には、セレクタ部5に対する録音ソース
選択制御、TV音声放送受信部1に対する受信チャンネ
ル切り換え制御、FMラジオ放送受信部2に対する受信
周波数可変制御、CD再生部3に対する再生制御と再生
停止制御、テープ再生部4に対する再生制御と再生停止
制御を行う。また、MD記録部7に対してレコータブル
MD6からのUTOC情報の読み取り制御、レコータブ
ルMD6へのオーディオ信号の記録制御と記録停止制
御、UTOC情報の編集処理(新規トラックの記録位置
情報とタイトル情報の追加)と編集後のレコータブルM
D6への記録制御、タイマ予約録音制御などを行う。
【0008】図2はUTOC情報記憶部10の記憶内容
の説明図、図3〜図7はコントロール部13の制御処理
を示すフローチャートであり、以下、これらの図を参照
して図1のオーディオシステムによる録音動作を説明す
る。予め、CD再生部3にはCDが未装填であり、テー
プ再生部4にはカセトテープが未装填であり、MD記録
部7にはレコーダブルMD6が未装填であるものとす
る。
【0009】(1)TV音声放送の録音 計時部11は常時、日時の計時を行って日時データを出
力している。電源がオンされると、コントロール部13
は所定の初期設定処理を行い、タイマ予約録音モードを
オフし、TV音声放送受信部1を制御して前回電源オフ
直前に受信していたチャンネルに同調させ、FMラジオ
放送受信部2を制御して前回電源オフ直前に受信してい
た周波数に同調させる。また、セレクタ部5を制御して
入力ポジションをTV音声放送受信部1に切り換えさ
せ、録音ソースとしてTV音声放送受信部1を選択する
(図3のステップS10)。TV音声放送受信部1で或
るTV音声放送が受信されればスピーカ9からは当該T
V音声放送が聞こえる。このあと、コントロール部13
はMD記録部7からMD装填検出信号が出力されている
かチェックすることで、MD装填済か判別する(ステッ
プS11)。ここではNOとなるのでステップS13以
降に進む。若し、YESであれば、MD記録部7を制御
し、レコーダブルMD6のUTOC領域に記録されたU
TOC情報を読み取らせ、UTOC情報記憶部10に記
憶させる(ステップS12)。コントロール部13はユ
ーザが操作部12でTV音声放送の受信チャンネルの切
り換え操作をすると、TV音声放送受信部1を制御して
ユーザ所望のチャンネルに同調させる(ステップS1
3、S14)。TV音声放送受信部1で新たなTV音声
放送が受信されればスピーカ9からは当該TV音声放送
が聞こえる。
【0010】ユーザがTV音声放送受信部1で現在受信
中のTV音声放送を録音したい場合、まず、MD記録部
7にレコーダブルMD6を装填する。するとMD記録部
7はレコーダブルMD6の装填を検出し、装填検出信号
をコントロール部13へ出力する。コントロール部13
は定期的に新たなMDの装填が有るか判断しており(図
5のステップS40)、MD記録部7から装填検出信号
が新たに入力されると、ステップS40でYESと判断
し、MD記録部7を制御し、レコーダブルMD6のUT
OC領域に記録されたUTOC情報を読み取らせて入力
し、UTOC情報記憶部10に記憶させる。ここでは、
レコーダブルMD6がブランクディスクであったとする
と、UTOC情報には記録位置情報やタイトル情報の記
録されたトラックが1つも存在しない(図2(1)参
照)。
【0011】次に、ユーザが録音操作をすると、コント
ロール部13は録音指令が与えられたとして、MD記録
部7から装填検出信号が入力されているかチェックする
ことでMD装填済かチェックする(ステップS43)。
YESなので、UTOC情報記憶部10のUTOC情報
を参照して、空き領域の先頭アドレスを探し、新規のト
ラックナンバ1のトラックのスタートアドレスAとして
UTOC情報記憶部10に追加し、また、現在選択中の
録音ソースがTV音声放送なので、現在の受信チャンネ
ルi=5としたとき、「TV5CH」のソースを示す文
字と、計時部11が出力している現在の日時データ(録
音開始日時を示すことになる。ここでは1月4日10時
45分であるとし、日時データでは1−4−10−45
で表現するものとする)を合わせてトラックナンバ1の
トラックのタイトル情報としてUTOC情報記憶部10
に追加する(ステップS44〜S46。図2(2)のト
ラックナンバ1の欄参照)。そして、MD記録部7を制
御し、セレクタ部5から出力されたチャンネル5のTV
音声放送のオーディオ信号を、レコーダブルMD6のユ
ーザ領域のアドレスAから記録(録音)させていく(図
6のステップS62)。録音中、MD記録部7はレコー
ダブルMD6の現在の記録位置を示すアドレスを検出し
てコントロール部13に出力している。
【0012】録音中、コントロール部13はタイマ予約
録音モードがオフ中であれば、操作部12で録音停止操
作がされたかのチェックをしたり、MD記録部7から入
力した現在の記録位置を示すアドレスをUTOC情報と
照合することでのレコーダブルMD6に空き領域が無く
なったかのチェックをしている(ステップS63、S6
4、S65、S66)。その後、ユーザが録音停止操作
をすると、コントロール部13は録音停止指令が与えら
れたとして、MD記録部7から入力した最新の記録位置
を示すアドレスを、今回の記録トラックであるトラック
ナンバ1のトラックのエンドアドレスBとしてUTOC
情報記憶部10に追加し(ステップS67。図2(2)
のトラックナンバ1の欄参照)、またMD記録部7を制
御し、オーディオ信号の記録を停止させる(ステップS
68)。そして、タイマ予約録音モードがオン中でない
のでステップS69でNOと判断し、MD記録部7を制
御し、UTOC情報記憶部10の記憶内容をレコーダブ
ルMD6のUTOC領域に記録させる(ステップS7
1)。
【0013】(2)FMラジオ放送の録音 その後、操作部12で録音ソースとしてFMラジオ放送
を選択する操作をすると、コントロール部13はセレク
タ部5を制御し、入力ポジションをFMラジオ放送受信
部2の側に切り換えさせる(図4のステップS31、S
32)。FMラジオ放送受信部2で或るFMラジオ放送
が受信されればスピーカ9からは当該FMラジオ放送が
聞こえる。コントロール部13はユーザが操作部12で
受信周波数の可変操作をすると、FMラジオ放送受信部
2を制御してユーザ所望の周波数に同調させる(図3の
ステップS15、S16)。FMラジオ放送受信部2で
新たなFMラジオ放送が受信されればスピーカ9からは
当該FMラジオ放送が聞こえる。
【0014】ユーザがFMラジオ放送受信部2で現在受
信中のFMラジオ放送を録音したい場合、MD記録部7
にレコーダブルMD6が装填されたままの状態で、録音
操作をすると、コントロール部13は録音指令が与えら
れたとして、UTOC情報記憶部10のUTOC情報を
参照して、空き領域の先頭アドレスを探し、新規なトラ
ックナンバ2のトラックのスタートアドレスCとしてU
TOC情報記憶部10に追加し、また、現在選択中の録
音ソースがFMラジオ放送なので、受信周波数を82.
5MHzとして、「FM82.5MHz」のソースを示
す文字と、計時部11が出力している日時データ(録音
開始日時を示すことになる。ここでは1月15日16時
30分とする)をトラックナンバ2のトラックのタイト
ル情報としてUTOC情報記憶部10に追加する(図5
のステップS42、S43、S44、S47、S48。
図2(2)のトラックナンバ2の欄参照)。そして、M
D記録部7を制御し、セレクタ部5から出力されたFM
ラジオ放送のオーディオ信号を、レコーダブルMD6の
ユーザ領域のアドレスCから記録(録音)させていく
(図6のステップS62)。録音中、MD記録部7はレ
コーダブルMD6の現在の記録位置を示すアドレスを検
出しコントロール部13へ出力している。
【0015】その後、ユーザが録音停止操作をすると、
コントロール部13は録音停止指令が与えられたとし
て、MD記録部7から最新に入力した記録位置を示すア
ドレスを、今回のトラックナンバ2のトラックのエンド
アドレスDとしてUTOC情報記憶部10に追加し、ま
たMD記録部7を制御し、オーディオ信号の記録を停止
させる(ステップS63でYES、S64でNO、S6
5でYES、S67、S68。図2(2)のトラックナ
ンバ2の欄参照)。そして、タイマ予約録音モードがオ
ン中でないのでステップS69でNOと判断し、MD記
録部7を制御し、UTOC情報記憶部10の記憶内容を
レコーダブルMD6のUTOC領域に記録させる(ステ
ップS71)。
【0016】(3)CD中の所望曲の録音 このあと、操作部12で録音ソースとしてCDを選択す
る操作をすると、コントロール部13はセレクタ部5を
制御し、入力ポジションをCD再生部3の側に切り換え
させる(図4のステップS31、S32)。CD再生部
3に所望CDを装填し、操作部12でCD再生操作をす
ると、コントロール部13はまず、CD再生部3から装
填検出信号が入力されているかチェックすることでCD
装填済か判断する(図3のステップS17、S18)。
YESなので、続いてCDの再生が停止中か判断し(ス
テップS19)、ここでもYESなのでCD再生部3を
制御してCDの再生を開始させる(ステップS20)。
所望曲が始まった所で、録音操作をすると、コントロー
ル部13は録音指令が与えられたとして、UTOC情報
記憶部10のUTOC情報を参照して、空き領域の先頭
アドレスを探し、新規なトラックナンバ3のトラックの
スタートアドレスEとしてUTOC情報記憶部10に追
加し、また、現在選択中の録音ソースがCDなので、
「CD」というソースを示す文字と、計時部11が出力
している現在の日時データ(録音開始日時を示すことに
なる。ここでは1月18日20時10分とする)をトラ
ックナンバ3のトラックのタイトル情報としてUTOC
情報記憶部10に追加する(ステップS42〜S44、
S49、S50。図2(2)のトラックナンバ3の欄参
照)。そして、MD記録部7を制御し、セレクタ部5か
ら出力されたCDの所望曲のオーディオ信号を、レコー
ダブルMD6のユーザ領域のアドレスEから記録(録
音)させていく(図6のステップS62)。録音中、M
D記録部7はレコーダブルMD6の記録位置を示すアド
レスを検出してコントロール部13へ出力している。
【0017】その後、所望曲の最後まで再生が終わった
ところでユーザが録音停止操作をすると、コントロール
部13は録音停止指令が与えられたとして、MD記録部
7から入力した最新の記録位置を示すアドレスを、トラ
ックナンバ3のトラックのエンドアドレスFとしてUT
OC情報記憶部10に追加し、またMD記録部7を制御
し、オーディオ信号の記録を停止させる。そして、MD
記録部7を制御し、UTOC情報記憶部10の記憶内容
をレコーダブルMD6のUTOC領域に記録させる(ス
テップS63でYES、S64でNO、S65、S6
7、S68、S69、S71。図2(2)のトラックナ
ンバ3の欄参照)。また、ユーザがCDストップ操作を
するとコントロール部13はCD再生部3を制御してC
Dの再生を停止させる(図4のステップS21〜S2
3)。
【0018】(4)カセットテープ中の所望曲の録音 その後、操作部12で録音ソースとしてカセットテープ
を選択する操作をすると、コントロール部13はセレク
タ部5を制御し、入力ポジションをテープ再生部4の側
に切り換えさせる(図4のステップS31、S32)。
テープ再生部4に所望カセットテープを装填し、操作部
12でテープ再生操作をすると、コントロール部13は
まず、テープ再生部4から装填検出信号が入力されてい
るかチェックすることでカセットテープ装填済か判断す
る(図4のステップS24、S25)。YESなので、
続いてカセットテープの再生が停止中か判断し(ステッ
プS26)、ここでもYESなのでテープ再生部4を制
御してカセットテープの再生を開始させる(ステップS
27)。所望曲が始まった所で、録音操作をすると、コ
ントロール部13は録音指令が与えられたとして、UT
OC情報記憶部10のUTOC情報を参照して、空き領
域の先頭アドレスを探し、新規なトラックナンバ4のト
ラックのスタートアドレスGとしてUTOC情報記憶部
10に追加し、また、現在選択中の録音ソースがカセッ
トテープなので、「TAPE」というソースを示す文字
と、計時部11が出力している現在の日時データ(録音
開始日時を示すことになる。ここでは1月25日11時
45分とする)をトラックナンバ4のトラックのタイト
ル情報としてUTOC情報記憶部10に追加する。そし
て、MD記録部7を制御し、セレクタ部5から出力され
たカセットテープの所望曲のオーディオ信号を、レコー
ダブルMD6のユーザ領域のアドレスGから記録(録
音)させていく(ステップS42〜S44、S60、S
61、S62。図2(2)のトラックナンバ4の欄参
照)。録音中、MD記録部7はレコーダブルMD6の現
在の記録位置を示すアドレスを検出してコントロール部
13へ出力している。
【0019】その後、所望曲の最後まで再生が終わった
ところでユーザが録音停止操作をすると、コントロール
部13は録音停止指令が与えられたとして、MD記録部
7から入力した最新の記録位置を示すアドレスを、今回
は記録したトラックナンバ4のトラックのエンドアドレ
スHとしてUTOC情報記憶部10に追加し、またMD
記録部7を制御し、オーディオ信号の記録を停止させ
る。そして、MD記録部7を制御し、UTOC情報記憶
部10の記憶内容をレコーダブルMD6のUTOC領域
に記録させる(ステップS63でYES、S64でN
O、S65、S67、S68、S69、S71。図2
(2)のトラックナンバ4の欄参照)。また、ユーザが
テープストップ操作をするとコントロール部13はテー
プ再生部4を制御してカセットテープの再生を停止させ
る(図4のステップS28〜S30)。
【0020】(5)TV音声放送のタイマ予約録音 その後、たとえば、或るTV音声放送をタイマ予約録音
したい場合、レコーダブルMD6はMD記録部7に装填
したままで、操作部12でチャンネル切り換え操作をし
て所望チャンネルに切り換えさせておき、また操作部1
2で録音ソースとしてTV音声放送を選択する操作をし
て録音ソースを切り換えておく(図3のステップS1
3、S14、図4のステップS31、S32)。そし
て、操作部12でタイマ予約録音モードオン操作をす
る。すると、コントロール部13はタイマ予約録音モー
ドをオンする(図6のステップS72、S73)。次
に、操作部12でタイマ予約録音開始日時とタイマ予約
録音終了日時の設定操作をすると、コントロール部13
は図示しない内蔵メモリにTDATAS 、TDATAE
として記憶する(ステップS74、S75、図7のステ
ップS80、S81)。
【0021】このあと操作部12でタイマ予約録音モー
ドオフ操作がされることなく、計時部11から入力した
日時データがTDATAS と一致すると、コントロール
部13は録音指令が与えられたと扱い、まず、MD装填
済かチェックし(ステップS82、S84)、NOであ
ればタイマ予約録音モードをオフして録音処理はしない
が、ステップS84でYESであれば、図5のステップ
S44へ進み、UTOC情報記憶部10のUTOC情報
を参照して、空き領域の先頭アドレスを探し、新規なト
ラックナンバ5のトラックのスタートアドレスIとして
UTOC情報記憶部10に追加し、また、現在選択中の
録音ソースがTV音声放送なので、仮に現在の受信チャ
ンネルi=3として、「TV3CH」のソースを示す文
字と、計時部11が出力している日時データ(録音開始
日時を示すことになる。ここでは1月30日14時00
分とする)をトラックナンバ5のトラックのタイトル情
報としてUTOC情報記憶部10に追加する。そして、
MD記録部7を制御し、セレクタ部5から出力されたチ
ャンネル3のTV音声放送のオーディオ信号を、レコー
ダブルMD6のユーザ領域のアドレスIから記録(録
音)させていく(ステップS45、S46、図6のステ
ップS62。図2(2)のトラックナンバ5の欄参
照)。録音中、MD記録部7はレコーダブルMD6の現
在の記録位置を示すアドレスを検出してコントロール部
13に出力している。
【0022】その後、計時部11から入力した日時デー
タがTDATAE と一致した所で録音停止指令が与えら
れたと扱い、MD記録部7から最新に入力した記録位置
を示すアドレスを、今回記録したトラックナンバ5のト
ラックのエンドアドレスJとしてUTOC情報記憶部1
0に追加し、またMD記録部7を制御し、オーディオ信
号の記録を停止させる。そして、タイマ予約録音モード
をオフしたあと、MD記録部7を制御し、UTOC情報
記憶部10の記憶内容をレコーダブルMD6のUTOC
領域に記録させる(図6のステップS63、S64、S
76、S67、S68、S69、S70、S71。図2
(2)のトラックナンバ5の欄参照)。
【0023】(6)FMラジオ放送のタイマ予約録音 その後、さらに或るFMラジオ放送をタイマ予約録音し
たい場合、レコーダブルMD6はMD記録部7に装填し
たままで、操作部12で周波数可変操作をして、所望F
Mラジオ放送の受信周波数に切り換えさせておき、また
操作部12で録音ソースとしてFMラジオ放送を選択す
る操作をして録音ソースを切り換えておく(図3のステ
ップS15、S16、図4のステップS31、S3
2)。そして、操作部12でタイマ予約録音モードオン
操作をする。すると、コントロール部13はタイマ予約
録音モードをオンする(図6のステップS72、S7
3)。次に、操作部12でタイマ予約録音開始日時とタ
イマ予約録音終了日時の設定操作をすると、コントロー
ル部13は図示しない内蔵メモリにTDATAS 、TD
ATAE として記憶する(ステップS74、S75、図
7のステップS80、S81)。
【0024】そして、計時部11から入力した日時デー
タをTDATAS と比較し、一致した所で録音指令が与
えられた扱い、UTOC情報記憶部10のUTOC情報
を参照して、空き領域の先頭アドレスを探し、新規なト
ラックナンバ6のトラックのスタートアドレスKとして
UTOC情報記憶部10に追加し、また、現在選択中の
録音ソースがFMラジオ放送なので、受信周波数を8
7.5MHzとして、「FM87.5MHz」のソース
を示す文字と、計時部11が出力している日時データ
(録音開始日時データとなる。ここでは2月10日8時
20分とする)をトラックナンバ6のトラックのタイト
ル情報としてUTOC情報記憶部10に追加する(ステ
ップS82、S84、図5のステップS44、S47、
S48。図2(2)のトラックナンバ6の欄参照)。そ
して、MD記録部7を制御し、セレクタ部5から出力さ
れたFMラジオ放送のオーディオ信号を、レコーダブル
MD6のユーザ領域のアドレスKから記録(録音)させ
ていく(図6のステップS62)。録音中、MD記録部
7はレコーダブルMD6の現在の記録位置を示すアドレ
スを検出しコントロール部13に出力している。
【0025】その後、計時部11から入力した日時デー
タがTDATAE と一致した所で録音停止指令が与えら
れたと扱い、MD記録部7から入力した最新の記録位置
を示すアドレスを、今回記録したトラックナンバ6のト
ラックのエンドアドレスLとしてUTOC情報記憶部1
0に追加し、またMD記録部7を制御し、オーディオ信
号の記録を停止させる。そして、タイマ予約録音モード
をオフしたあと、MD記録部7を制御し、UTOC情報
記憶部10の記憶内容をレコーダブルMD6のUTOC
領域に記録させる(図6のステップS63、S64、S
76、S67、S68、S69、S70、S71。図2
(2)のトラックナンバ6の欄参照)。
【0026】その後、上記の如く6つの所望トラックを
記録したレコーダブルMD6をMD記録部7から取り出
し、トラックのタイトルを表示させながら再生させたと
き、トラックナンバ1のトラックはタイトル情報として
「TV5CH 1−4−10−45」と表示される。
「TV」のソース名からソースがTV音声放送であった
ことが分かり、「5CH」からソースの放送局も分か
る。更に、「1−4−10−45」から録音開始日時が
1月4日10時45分であることも分かる。録音直後に
ユーザがマニュアル操作でタイトル入力していなくて
も、これらソース名、放送局、録音開始日時の内、1ま
たは2以上の情報を手掛かりにしてユーザは、トラック
ナンバ1がいつ何を録音したトラックなのか簡単に思い
出すことができる。
【0027】トラックナンバ2のトラックはタイトル情
報として「FM82.5MHz 1−15−16−3
0」と表示される。「FM」のソース名からソースがF
Mラジオ放送であったことが分かり、「82.5MH
z」からソースの放送局も分かる。更に、「1−15−
16−30」から録音開始日時が1月15日16時30
分であることも分かる。録音直後にユーザがマニュアル
操作でタイトル入力していなくても、これらソース名、
放送局、録音開始日時の内、1または2以上の情報を手
掛かりにしてユーザは、トラックナンバ2がいつ何を録
音したトラックなのか簡単に思い出すことができる。
【0028】トラックナンバ3のトラックはタイトル情
報として「CD 1−18−20−10」と表示され
る。「CD」のソース名からソースがCDであったこと
が分かり、「1−18−20−10」から録音開始日時
が1月18日20時10分であることも分かる。録音直
後にユーザがマニュアル操作でタイトル入力していなく
ても、これらソース名、録音開始日時の内、1または2
以上の情報を手掛かりにしてユーザは、トラックナンバ
3がいつ何を録音したトラックなのか簡単に思い出すこ
とができる。トラックナンバ4のトラックはタイトル情
報として「TAPE 1−25−11−45」と表示さ
れる。「TAPE」のソース名からソースがカセットテ
ープであったことが分かり、「1−25−11−45」
から録音開始日時が1月25日11時45分であること
も分かる。録音直後にユーザがマニュアル操作でタイト
ル入力していなくても、これらソース名、録音開始日時
の内、1または2以上の情報を手掛かりにしてユーザ
は、トラックナンバ4がいつ何を録音したトラックなの
か簡単に思い出すことができる。
【0029】トラックナンバ5のトラックもトラックナ
ンバ1と同様にして「TV」のソース名からソースがT
V音声放送であったことが分かり、「3CH」からソー
スの放送局も分かる。更に、「1−30−14−00」
から録音開始日時が1月30日14時00分であること
も分かる。これらを手掛かりにしてユーザは、記録時に
スピーカ9から出力された記録オーディオ信号の音声を
とくにモニタしていなくても、トラックナンバ5がいつ
何を録音したトラックなのか簡単に思い出すことができ
る。トラックナンバ6のトラックはタイトル情報として
「FM87.5MHz 2−10−8−20」と表示さ
れる。「FM」のソース名からソースがFMラジオ放送
であったことが分かり、「87.5MHz」からソース
の放送局も分かる。更に、「2−10−8−20」から
録音開始日時が2月10日8時20分であることも分か
る。録音直後にユーザがマニュアル操作でタイトル入力
していなくても、これらソース名、放送局、録音開始日
時の内、1または2以上の情報を手掛かりにしてユーザ
は、記録時にスピーカ9から出力された記録オーディオ
信号の音声をとくにモニタしていなくても、トラックナ
ンバ6がいつ何を録音したトラックなのか簡単に思い出
すことができる。
【0030】なお、TV音声放送受信部1がデータ多重
放送受信部であったとき、録音ソースとして当該TV音
声放送受信部1が選択された状態でレコーダブルMD6
に新たなトラックを録音する際、当該新たなトラックの
タイトル情報として多重データの一部(たとえば、局
名、番組名、曲名、番組案内の一部など)を含めても良
く、同様に、FMラジオ放送受信部2がデータ多重放送
受信部であったとき、録音ソースとして当該FMラジオ
放送受信部2が選択された状態でレコーダブルMD6に
新たなトラックを録音する際、当該新たなトラックのタ
イトル情報として多重データの一部(たとえば、局名、
番組名、曲名、番組案内の一部など)を含めても良い。
【0031】また、上記した実施の形態では記録媒体と
してレコーダブルMDを例に挙げたが、本発明は何らこ
れに限定されず、CD−R、DVD−R、DVD−RA
M、半導体メモリ等、種々のものを用いることができ
る。また、ソース手段としてTV音声放送受信部、FM
ラジオ放送受信部、CD再生部、テープ再生部を例に挙
げたが、他の種類のソースにも同様に適用することがで
き、また、ソース信号もアナログオーディオ信号に限定
されず、ディジタルオーディオ信号であっても良く、さ
らには、記録媒体に記録させることができればアナログ
ビデオ信号やディシタルビデオ信号など、オーディオ信
号以外の他の種類の信号であっても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ソース手段の出力を記
録媒体に記録させる場合、ソースを特定する情報或いは
記録開始日時を含むタイトル情報も合わせて自動的に記
録させる。よって、ユーザが録音後とくにタイトル入力
作業をしなくても、後日、記録媒体に記録させたソース
信号を再生させたとき、タイトル情報を表示させれば記
録したソースを特定する情報或いは記録開始日時が分か
るので、何を記録したものか容易に思い出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るオーディオシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のUTOC情報記憶部の記憶内容の説明
図である。
【図3】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 TV音声放送受信部 2 FMラジオ放
送受信部 3 CD再生部 4 テープ再生部 5 セレクタ部 6 レコーダブル
MD 7 MD記録部 10 UTOC情
報記憶部 11 計時部 12 操作部 13 コントロール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/85 B 5/781 5/781 510L 5/85 Fターム(参考) 5C025 AA23 AA29 BA25 BA27 BA30 CB05 CB06 CB10 DA05 DA10 5C052 AA02 DD04 DD06 5D077 AA30 BA26 DC21 DD12 5D102 GA02 GA08 5D110 AA17 AA27 BB01 BB24 DA02 DB02 DC12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のソース信号を出力するソース手段
    と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の記録
    媒体にタイトル情報とともに記録させることのできる記
    録手段と、記録手段を制御し、ソース手段の出力を記録
    媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた記録システ
    ムにおいて、 記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記録させる場
    合、ソースを特定する情報を含むタイトル情報も合わせ
    て記録させるようにしたこと、 を特徴とする記録システム。
  2. 【請求項2】 ソース手段は放送受信手段であり、記録
    媒体に記録させるソースを特定する情報は放送を特定す
    る情報であること、 を特徴とする請求項1記載の記録システム。
  3. 【請求項3】 ソース手段はデータ多重放送受信手段で
    あり、記録媒体に記録させるソースを特定する情報は、
    記録対象放送に多重されたデータの一部の情報を含むこ
    と、 を特徴とする請求項1記載の記録システム。
  4. 【請求項4】 記録媒体に記録させるソースを特定する
    情報は局名または番組名を含むこと、 を特徴とする請求項3記載の記録システム。
  5. 【請求項5】 所定のソース信号を出力するソース手段
    と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の記録
    媒体にタイトル情報とともに記録させることのできる記
    録手段と、記録手段を制御し、ソース手段の出力を記録
    媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた記録システ
    ムにおいて、 日時の計時を行う計時手段を設け、 記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記録させる場
    合、記録開始日時を含むタイトル情報も合わせて記録さ
    せるようにしたこと、 を特徴とする記録システム。
  6. 【請求項6】 所定のソース信号を出力するソース手段
    と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の記録
    媒体にタイトル情報とともに記録させることのできる記
    録手段と、記録手段を制御し、ソース手段の出力を記録
    媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた記録システ
    ムにおいて、 日時の計時を行う計時手段を設け、 記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記録させる場
    合、ソースを特定する情報と記録開始日時を含むタイト
    ル情報も合わせて記録させるようにしたこと、 を特徴とする記録システム。
  7. 【請求項7】 ソース手段は放送受信手段であり、記録
    媒体に記録させるソースを特定する情報は放送を特定す
    る情報であること、 を特徴とする請求項6記載の記録システム。
  8. 【請求項8】 ソース手段はデータ多重放送受信手段で
    あり、記録媒体に記録させるソースを特定する情報は、
    記録対象放送に多重されたデータの一部の情報を含める
    こと、 を特徴とする請求項6記載の記録システム。
  9. 【請求項9】 記録媒体に記録させるソースを特定する
    情報は局名または番組名を含むこと、 を特徴とする請求項8記載の記録システム。
  10. 【請求項10】 所定のソース信号を出力するソース手
    段と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の記
    録媒体にタイトル情報とともに記録させることのできる
    記録手段と、日時の計時を行う計時手段と、予約記録開
    始日時の設定操作を行う設定操作手段と、計時手段で計
    時された日時が設定操作手段で設定された予約記録開始
    日時に一致したとき、記録手段を制御し、ソース手段の
    出力を記録媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた
    記録システムにおいて、 記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記録させる場
    合、記録開始日時を含むタイトル情報も合わせて記録さ
    せるようにしたこと、 を特徴とする記録システム。
  11. 【請求項11】 所定のソース信号を出力するソース手
    段と、ソース手段から出力されたソース信号を所定の記
    録媒体にタイトル情報とともに記録させることのできる
    記録手段と、日時の計時を行う計時手段と、予約記録開
    始日時の設定操作を行う設定操作手段と、計時手段で計
    時された日時が設定操作手段で設定された予約記録開始
    日時に一致したとき、記録手段を制御し、ソース手段の
    出力を記録媒体に記録させる記録制御手段と、を備えた
    記録システムにおいて、 記録制御手段は、記録媒体にソース信号を記録させる場
    合、ソースを特定する情報と記録開始日時を含むタイト
    ル情報も合わせて記録させるようにしたこと、 を特徴とする記録システム。
  12. 【請求項12】 ソース手段は放送受信手段であり、記
    録媒体に記録させるソースを特定する情報は放送を特定
    する情報であること、 を特徴とする請求項11記載の記録システム。
  13. 【請求項13】 ソース手段はデータ多重放送受信手段
    であり、記録媒体に記録させるソースを特定する情報
    は、記録対象放送に多重されたデータの一部の情報を含
    めること、 を特徴とする請求項11記載の記録システム。
  14. 【請求項14】 記録媒体に記録させるソースを特定す
    る情報は局名または番組名を含むこと、 を特徴とする請求項13記載の記録システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7773854B2 (en) 2003-06-16 2010-08-10 Alpine Electronics, Inc. Player, and source switching method for recording and playback apparatus

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US7773854B2 (en) 2003-06-16 2010-08-10 Alpine Electronics, Inc. Player, and source switching method for recording and playback apparatus

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