JP2001143382A - ダビング装置 - Google Patents

ダビング装置

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JP2001143382A
JP2001143382A JP32031499A JP32031499A JP2001143382A JP 2001143382 A JP2001143382 A JP 2001143382A JP 32031499 A JP32031499 A JP 32031499A JP 32031499 A JP32031499 A JP 32031499A JP 2001143382 A JP2001143382 A JP 2001143382A
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Masaki Yoshimura
正樹 吉村
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Kenwood KK
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間暇掛けなくても、記録単位が途中で尻切
れとなって記録されたり、頭切れとなって記録されるの
を防止する。 【解決手段】 操作部8でダビングが指示されると、コ
ントロール部9は曲別の音楽信号が記録されたCDを再
生するCD再生部1と、CD再生部1で再生された音楽
信号を録再兼用のMDに記録するMD記録部4とを制御
し、CDのTOC 情報とMDのUTOC情報を参照して、CD
の内、MDに途中で切れることなく全体を記録可能な曲
だけを選択してCD再生部1で再生させるとともにMD
記録部4で記録させてダビングを行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はダビング装置に係り、とくに、所
定の記録単位別に音楽、映像等のソース信号が記録され
た所定の記録済記録媒体から所定の記録先記録媒体にダ
ビングできるようにしたダビング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)には、曲
(トラック)単位で音楽信号がディジタル記録されてい
る。1または複数枚のCDを1または複数枚の録再兼用
のMD(ミニディスク)を使ってダビングしたい場合、
図10に示す如く、CDプレーヤ51とMDシステム5
2を接続することで可能となる。1枚目の記録済記録媒
体としてのCD11−1をCDプレーヤ51にセットす
るとともに、1枚目の記録先記録媒体としてのMD12
−1をMDシステム52にセットし、CDプレーヤ51
のPLAYキーを押して再生状態とするとともにMDシ
ステム52のRECキーを押して録音状態にする。CD
11−1の全曲の演奏が終了する前にMD12−1の録
音残時間が零になれば、CDプレーヤ51のPAUSE
キーを押して再生動作を一時停止させるとともに、MD
システム52のSTOPキーを押して録音動作を停止さ
せ、2枚目のMD12−2が有るときはMDシステム5
2にセットし、再びCDプレーヤ51を再生状態、MD
システム52を録音状態にする。その後、CD11−1
の全曲の演奏が終われば、CDプレーヤ51の再生動作
を停止させ、MDシステム52の録音動作を一時停止さ
せる。2枚目のCD11−2が有るときはCDプレーヤ
51にセットし、再びCDプレーヤ51を再生状態、M
Dシステム52を録音状態にする。以下、同様の操作を
繰り返すことで、1または複数枚のCDに記録された各
曲の音楽信号を1または複数枚の録再兼用のMDを使っ
てダビングすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のCDからMDへのダビング方法では、図11に
示す如く、予め、CD11−1のプログラム領域には1
0曲が録音されており、1曲目の曲A1から9曲目のA
9までの合計演奏時間が54分、1曲目のA1から10
曲目のA10までの合計演奏時間が60分であり、CD
11−2のプログラム領域には8曲が録音されており、
1曲目のB1から7曲目のB7までの合計演奏時間が5
3分であり、1曲目のB1から8曲目のB8までの合計
演奏時間が59分であったとし、MD12−1とMD1
2−2の録音残量時間が58分あったとすると、MD1
2−1のユーザ記録領域の最後には曲A10が頭から4
分までしか録音されず(A10−1参照)、尻切れの曲
となってしまい、MD12−2の最初には曲A10の途
中からしか録音されず、頭切れの曲となってしまう(A
10−2参照)。同様に、MD12−2の最後には曲B
8が頭から3分までしか録音されず、尻切れの曲となっ
てしまう(B8−1参照)。
【0004】MD12−1の最後の部分での録音曲の尻
切れをなくすには、録音後、編集操作をして曲A10−
1の削除をする必要が有る。加えて、MD12−2の最
初の部分での録音曲の頭切れをなくすには、MDシステ
ムにMD12−2をセット後、CDプレーヤ1の側でC
D11−1の10曲目の頭出しをしてから、CDプレー
ヤ1を再生状態、MDシステムを録音状態とする必要が
有り、ダビング作業に手間と時間が掛かるものとなって
いた。本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、手間を
掛けたり、或いは時間を掛けたりしなくても、記録単位
が途中で尻切れとなって記録されたり、頭切れとなって
記録されるのを防止できるダビング装置を提供すること
を、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ダビング装置では、記録単位別にソース信号の記録され
た所定の記録済記録媒体を再生してソース信号を出力す
る再生手段と、再生手段で再生されたソース信号を所定
の記録先記録媒体に記録する記録手段と、タビングが指
示されると、再生手段と記録手段を制御し、記録済記録
媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理情報を参照し
て、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体に途中で切れ
ることなく全体を記録可能な記録単位だけを選択して再
生手段で再生させるとともに記録手段で記録させてダビ
ングを行わせるダビング制御手段と、を備えたことを特
徴としている。請求項1によれば、記録先記録媒体に
は、記録済記録媒体の内、途中で切れることなく全体が
記録可能な記録単位だけが選択されて記録先記録媒体に
ダビングされるので、記録済記録媒体に不完全な記録単
位が残ることがなく、あとから編集作業で当該不完全な
記録単位を削除する手間と時間が省ける。本発明の請求
項2では請求項1記載の装置において、ダビング制御手
段は、記録済記録媒体に未ダビングの記録単位が残って
いる状態で、記録先記録媒体に空きがなく当該未ダビン
グの記録単位を記録できないとき、所定の出力手段によ
り、記録先記録媒体の交換を促すメッセージ出力をさせ
るようにしたこと、を特徴としている。請求項2によれ
ば、ダビング後、記録済記録媒体に未ダビングの記録単
位が残っている状態で、記録先記録媒体に空きがなく当
該未ダビングの記録単位を記録できないとき、記録先記
録媒体の交換を促すメッセージが出力されるので、記録
済記録媒体の未ダビングの記録単位を、忘れずに他の記
録先記録媒体にダビングすることができる。本発明の請
求項3では請求項1記載の装置において、ダビング制御
手段は、記録済記録媒体に未ダビングの記録単位が無く
なったとき、所定の出力手段により、記録済記録媒体の
交換を促すメッセージ出力をさせるようにしたこと、を
特徴としている。請求項3によれば、記録済記録媒体に
未ダビングの記録単位が無くなったとき、記録先記録媒
体の交換を促すメッセージが出力されるので、次の記録
済記録媒体のダビング作業に速やかに移行できる。本発
明の請求項4記載のダビング装置では、記録単位別にソ
ース信号の記録された所定の記録済記録媒体を再生して
ソース信号を出力する再生手段と、再生手段で再生され
たソース信号を所定の記録先記録媒体に記録する記録手
段と、記録手段に対する記録先記録媒体の交換を検出す
る交換検出手段と、ダビングが指示されると、再生手段
と記録手段を制御し、記録済記録媒体の管理情報と記録
先記録媒体の管理情報を参照して、記録済記録媒体の
内、記録先記録媒体に途中で切れることなく全体を記録
可能な記録単位だけを選択して再生手段で再生させると
ともに記録手段で記録させてダビングを行わせ、記録済
記録媒体に未ダビングの記録単位が残っている状態で、
記録先記録媒体に空きがなくなり当該未ダビングの記録
単位を記録できなくなったとき、ダビングを一時的に停
止させて、所定の出力手段により記録先記録媒体の交換
を促すメッセージ出力をさせ、記録先記録媒体の交換が
検出されると、再生手段と記録手段を制御し、再び、記
録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理情報を
参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体に途中
で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけを選択
してダビングさせるダビング制御手段と、を備えたこと
を特徴としている。請求項4によれば、記録先記録媒体
には、記録済記録媒体の内、途中で切れることなく全体
を記録可能な記録単位だけが選択されて記録先記録媒体
にダビングされるので、記録済記録媒体に記録単位とし
て見て不完全な記録部分が残ることがなく、あとから編
集作業で当該不完全な記録部分を削除する手間と時間が
省ける。また、ダビング中に、記録済記録媒体に未ダビ
ングの記録単位が残っている状態で、記録先記録媒体に
空きがなくなり当該未ダビングの記録単位を記録できな
くなったとき、記録先記録媒体の交換を促すメッセージ
が出力されるので、記録済記録媒体の未ダビングの記録
単位を、忘れずに他の記録先記録媒体にダビングするこ
とができる。しかも、記録先記録媒体を交換すると、自
動的に記録済記録媒体の未ダビングの記録単位のダビン
グが開始するので、手間が掛からない。本発明の請求項
5記載のダビング装置では、記録単位別にソース信号の
記録された所定の記録済記録媒体を再生してソース信号
を出力する再生手段と、再生手段で再生されたソース信
号を所定の記録先記録媒体に記録する記録手段と、再生
手段に対する記録済記録媒体の交換を検出する交換検出
手段と、ダビングが指示されると、再生手段と記録手段
を制御し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体
の管理情報を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記
録媒体に途中で切れることなく全体を記録可能な記録単
位だけを選択して再生手段で再生させるとともに記録手
段で記録させてダビングを行わせ、記録済記録媒体に未
ダビングの記録単位がなくなったとき、再生及び記録を
一時的に停止させて、所定の出力手段により記録済記録
媒体の交換を促すメッセージ出力をさせ、記録済記録媒
体が交換されると、再生手段と記録手段を制御し、再
び、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理
情報を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体
に途中で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけ
を選択して、再生手段で再生させるとともに記録手段で
記録させてダビングを行わせるダビング制御手段と、を
備えたことを特徴としている。請求項5によれば、記録
先記録媒体には、記録済記録媒体の内、途中で切れるこ
となく全体を記録可能な記録単位だけが選択されて記録
先記録媒体にダビングされるので、記録済記録媒体に記
録単位として見て不完全な記録部分が残ることがなく、
あとから編集作業で当該不完全な記録部分を削除する手
間と時間が省ける。また、ダビング中に、記録済記録媒
体に未ダビングの記録単位がなくなったとき、記録済記
録媒体の交換を促すメッセージが出力されるので、記録
済記録媒体を速やかに交換することができる。しかも、
記録済記録媒体を交換すると、自動的に記録済記録媒体
の未ダビングの記録単位のダビングが開始するので、手
間が掛からない。本発明の請求項6記載のダビング装置
では、記録済記録媒体を再生してソース信号を出力する
再生手段と、複数の記録先記録媒体を収納した記録媒体
収納手段と、記録先記録媒体に再生手段で再生されたソ
ース信号を記録する記録手段と、記録媒体収納手段と記
録手段との間で記録先記録媒体の交換を行う交換手段
と、再生手段、記録手段、交換手段の各部を制御し、記
録媒体収納手段と記録手段との間で記録先記録媒体を交
換させながら記録先記録媒体を取り出し記録手段にセッ
トさせ、再生手段により記録済記録媒体から再生させた
記録単位別のソース信号を、記録単位別に見て重複しな
いように各記録先記録媒体に記録させるダビング制御手
段と、を備え、該ダビング制御手段は、再生手段にセッ
トされた或る記録済記録媒体から記録手段に記録された
或る記録先記録媒体にダビングする際、再生手段と記録
手段を制御し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録
媒体の管理情報を参照して、記録済記録媒体の内、記録
先記録媒体に途中で切れることなく全体を記録可能な記
録単位だけを選択して、再生手段で再生させるとともに
記録手段で記録させることでダビングを行わせ、記録済
記録媒体に未ダビングの記録単位が残っている状態で、
記録先記録媒体に当該未ダビングの記録単位を記録でき
なくなったとき、交換手段を制御して新たな記録先記録
媒体に交換させ、しかるのち再生手段と記録手段を制御
し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理
情報を参照して、記録済記録媒体の未ダビングの内で、
記録先記録媒体に途中で切れることなく全体を記録可能
な記録単位だけを選択して、再生手段で再生させるとと
もに記録手段で記録させることでダビングを行わせるこ
と、を特徴としている。請求項6によれば、記録先記録
媒体が交換自在な装置において、記録先記録媒体には、
記録済記録媒体の内、途中で切れることなく全体を記録
可能な記録単位だけが選択されて記録先記録媒体にダビ
ングされるので、記録済記録媒体に記録単位として見て
不完全な記録部分が残ることがなく、あとから編集作業
で当該不完全な記録部分を削除する手間と時間が省け
る。また、ダビング中に、記録済記録媒体に未ダビング
の記録単位が残っている状態で、記録先記録媒体に空き
がなくなり当該未ダビングの記録単位を記録できなくな
ったとき、自動的に、記録手段の記録先記録媒体が交換
され、記録済記録媒体の内の未ダビングの記録単位のダ
ビングが開始するので、記録媒体を交換する作業をした
り、記録済記録媒体の内の未ダビングの記録単位の頭出
し操作をする手間を要しない。しかも、記録先記録媒体
に最初にダビングされる記録単位は頭切れにならない。
本発明の請求項7記載のダビング装置では、各々、所定
の記録単位別のソース信号が記録された複数の記録済記
録媒体を収納した第1記録媒体収納手段と、記録済記録
媒体を再生してソース信号を出力する再生手段と、第1
記録媒体収納手段と再生手段との間で記録済記録媒体の
交換を行う第1交換手段と、複数の記録先記録媒体を収
納した第2記録媒体収納手段と、記録先記録媒体に再生
手段で再生されたソース信号を記録する記録手段と、第
2記録媒体収納手段と記録手段との間で記録先記録媒体
の交換を行う第2交換手段と、再生手段、第1交換手
段、記録手段、第2交換手段の各部を制御し、第1記録
媒体収納手段と再生手段との間で記録済記録媒体を交換
させながら記録済記録媒体を再生手段にセットさせると
ともに、第2記録媒体収納手段と記録手段との間で記録
先記録媒体を交換させながら記録先記録媒体を記録手段
にセットさせ、再生手段により各記録媒体から再生させ
た記録単位別のソース信号を、記録単位別に見て重複し
ないように各記録先記録媒体に記録させるダビング制御
手段と、を備え、該ダビング制御手段は、再生手段にセ
ットされた或る記録済記録媒体から記録手段に記録され
た或る記録先記録媒体にダビングする際、再生手段と記
録手段を制御し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記
録媒体の管理情報を参照して、記録済記録媒体の内、記
録先記録媒体に途中で切れることなく全体を記録可能な
記録単位だけを選択して、再生手段で再生させるととも
に記録手段で記録させることでダビングを行わせ、記録
済記録媒体に未ダビングの記録単位が残っている状態
で、記録先記録媒体に新たな記録単位を記録できなくな
ったとき、第2交換手段を制御して新たな記録先記録媒
体に交換させ、しかるのち再生手段と記録手段を制御
し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理
情報を参照して、記録済記録媒体の未ダビングの内で、
記録先記録媒体に途中で切れることなく全体を記録可能
な記録単位だけを選択して、再生手段で再生させるとと
もに記録手段で記録させることでダビングを行わせ、反
対に、記録先記録媒体にまだ空きが在る状態で、記録済
記録媒体の全ての記録単位の記録が終わったとき、第1
交換手段を制御して新たな記録済記録媒体に交換させ、
しかるのち再生手段と記録手段を制御し、記録済記録媒
体の管理情報と記録先記録媒体の管理情報を参照して、
記録済記録媒体の内、記録先記録媒体に途中で切れるこ
となく全体を記録可能な記録単位だけを選択して、再生
手段で再生させるとともに記録手段で記録させることで
ダビングを行わせること、を特徴としている。請求項7
によれば、記録先記録媒体が交換自在な装置において、
記録先記録媒体には、記録済記録媒体の内、途中で切れ
ることなく全体が記録可能な記録単位だけが選択されて
記録先記録媒体にダビングされるので、記録済記録媒体
に記録単位として見て不完全な記録部分が残ることがな
く、あとから編集作業で当該不完全な記録部分を削除す
る手間と時間が省ける。また、ダビング中に、記録済記
録媒体に未ダビングの記録単位が残っている状態で、記
録先記録媒体に空きがなくなり当該未ダビングの記録単
位を記録できなくなったとき、自動的に、記録手段の記
録先記録媒体が交換され、記録済記録媒体の内の未ダビ
ングの記録単位のダビングが開始するので、記録先記録
媒体を交換する作業をしたり、記録済記録媒体の内の未
ダビングの記録単位の頭出し操作をする手間を要しな
い。しかも、記録先記録媒体に最初にダビングされる記
録単位は頭切れにならない。また、ダビング中に、記録
先記録媒体に空き領域が残っている状態で、記録済記録
媒体の全ての記録単位のダビングが終わると、自動的
に、再生手段の記録済記録媒体が交換されてダビングが
開始するので、記録済記録媒体を交換する作業をする手
間を要しない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係るオーディオダビングシステムの構成を示すブロッ
ク図である。1はCDの再生を行うCD再生部であり、
リードインに記録された管理情報としてのTOC(Tabl
e Of Contents)情報を読み取ったり、プログラム領域に
記録されたトラック(曲)別の音楽信号の再生やサブコ
ードの読み取りをする。2はCDローディング部であ
り、トレイ(図示せず)に乗ったCDを外部に排出した
り(アンローディング)、外部からトレイに乗ったCD
をローディングし、CD再生部1にセットさせたりす
る。3はCD再生部1にCDがセットされた状態に有る
とき、HレベルのCD装填検出信号を出力するCD装填
検出部である。
【0007】4は録再兼用のMDへの記録を行うMD記
録部であり、UTOC(User TableOf Contents) 領域
に記録された管理情報としてのUTOC情報を読み書き
したり、ユーザ記録領域の内の空き領域に新たなトラッ
ク(曲)の音楽信号を記録したり、記録位置を示すアド
レスを読み取ったりする。5はMDローディング部であ
り、トレイ(図示せず)に乗ったMDを外部に排出した
り(アンローディング)、外部からトレイに乗ったMD
をローディングし、MD記録部4にセットさせたりす
る。6はMD記録部4にMDがセットされた状態に有る
とき、HレベルのMD装填検出信号を出力するMD装填
検出部である。7は表示部であり、CDまたはMDの交
換を促すメッセージ文字「CD CHANGE」または
「MD CHANGE」の表示をする。8は操作部であ
り、CDオープンキーとCDクローズキー、MDオープ
ンキーとMDクローズキー、ダビングスタートキー、ダ
ビングストップキー等を有している。
【0008】9はマイコン構成のコントロール部であ
り、操作部8でのキー操作に従い、CDローディング部
2を制御し、CDのローディング/アンローディング動
作をさせたり、MDローディング部5を制御し、MDの
ローディング/アンローディング動作をさせたり、CD
再生部1を制御し、CDのTOC情報を読み取らせた
り、CDのトラック別の音楽信号を再生させたり、MD
記録部4を制御し、MDのUTOC情報を読み取らせた
り、MDのユーザ記録領域にトラック単位で音楽信号
(実際には圧縮した音楽信号)を記録させたり、表示部
7に「MD CHANGE」の表示をさせたりする。コ
ントロール部9は、TOC情報を格納する第1記憶領域
と、UTOC情報を格納する第2記憶領域を含む内蔵メ
モリ10を有している。
【0009】図2〜図4はコントロール部9によるダビ
ング制御処理を示すフローチャート、図5はダビング動
作の説明図であり、以下、これらの図を参照して本実施
の形態のダビング動作を説明する。予め、CD再生部1
はトレイクローズ状態にあるがCDはセットされておら
ず、MD記録部4もトレイクローズ状態にあるがMDは
セットされていないものとする。また、CD11−1の
プログラム領域にはトラックナンバ(TNO)1〜10
までの10曲が記録されており、CD11−2のプログ
ラム領域にはトラックナンバ(TNO)1〜8までの8
曲が記録されており、各曲の演奏時間は次の通りであ
る。 また、MD12−1とMD12−2はユーザ記録領域に
1曲も記録されていないブランクディスクであり、とも
に録音残時間が58分であるとする。
【0010】操作部8のCDオープンキーを押すと、コ
ントロール部9はトレイがクローズ中なので、CDロー
ディング部2を制御し、トレイをアンローディングさせ
る(図2のステップS10〜S12)。ユーザが1枚目
の記録済記録媒体としてのCD11−1を載せ、CDク
ローズキーを押すと、CDローディング部2を制御し、
ローディングさせてCD再生部1にセットさせる(ステ
ップS13、S14)。ここでCD装填検出部3からH
レベルのCD装填検出信号が出力されていてCD有りの
状態か判断し(ステップS15でYES)、CD再生部
1を制御して、CD11−1の管理情報であるTOC情
報を読み取らせて入力し、内蔵メモリ10の第1記憶領
域に記憶させる(ステップS16)。そして、現在、M
D記録部4の側が記録一時停止中でないので(ステップ
S17でNO)、操作部8でのキー操作を待つ。
【0011】操作部8のMDオープンキーを押すと、コ
ントロール部9はトレイがクローズ中なので(ステップ
S18、S19)、MD装填検出部6からHレベルのM
D装填検出信号が出力されていてMD有りの状態か判断
し(ステップS20)、NOなのでMDローディング部
5を制御し、トレイをアンローディングさせる(ステッ
プS22)。ユーザが1枚目の記録先記録媒体としての
MD12−1を載せ、MDクローズキーを押すと、MD
ローディング部5を制御し、ローディングさせてMD記
録部4にセットさせる(ステップS23、S24)。こ
こでMD装填検出部6からHレベルのMD装填検出信号
が出力されていればMD有りと判断し(ステップS25
でYES)、MD記録部4を制御して、MD12−1の
管理情報であるUTOC情報を読み取らせて入力し、内
蔵メモリ10の第2記憶領域に記憶させる(ステップS
26)。そして、現在、CD再生部1の側が再生一時停
止中でないので(ステップS27でNO)、操作部8で
のキー操作を待つ。
【0012】ここで、操作部8のダビングスタートキー
を押すと、コントロール部9はCD装填検出信号とMD
装填検出信号がいずれもHレベルで、CDとMDがいず
れもセット済かチェックし(図3のステップS30、S
31)、YESなので、内蔵メモリ10のTOC情報を
参照してCD11−1の最小トラックナンバをA、最大
トラックナンバをBとする。A=1、B=10となる
(ステップS32)。Aは次にダビングすべき曲を指
す。次に、内蔵メモリ10のTOC情報を参照してトラ
ックナンバA=1の演奏時間をTA とおき、内蔵メモリ
10のUTOC情報を参照してMD12−1の最大トラ
ックナンバ+1をCとする。但し、MD12−1の如き
ブランクディスクの場合はC=1とする。更に、内蔵メ
モリ10のUTOC情報を参照してMD12−1の録音
残時間を計算し、TM とおく。TA =4.8(分)、T
M =58(分)となる(ステップS33)。そして、T
M がTA 以上の長さ有るかチェックし(ステップS3
4)、YESなので、CD再生部1を制御してトラック
ナンバA=1の再生を開始させるとともに、内蔵メモリ
10の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−1
の空き領域の先頭アドレスをトラックナンバ1のスター
トアドレス(図5のa参照)として書き込み、更にMD
記録部4を制御して、CD再生部1から再生された音楽
信号を圧縮しながらMD12−1の空き領域の先頭から
記録させていくことでダビング動作を開始させる(ステ
ップS35)。
【0013】CD再生部1は再生動作中、CD11−1
から読み取ったサブコードをコントロール部9に出力し
ており、MD記録部4は記録動作中、MD12−1から
読み取ったアドレスをコントロール部9に出力してい
る。コントロール部9は、ダビング動作中、CD11−
1から読み取られたQチャネルサブコード中の絶対時間
(Absolute-time )をTOC情報と比較することで、ト
ラックナンバA=1の最後まで再生が終わったかチェッ
クしており(ステップS36)、YESになると、内蔵
メモリ10の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD1
2−1から読み取った現在のアドレスをトラックナンバ
1のエンドアドレス(図5のb参照)として書き込む
(ステップS37)。これにより、CD11−1の曲A
1の全体が途中で途切れることなくMD12−1の先頭
曲としてダビングされたことになる。このあと、A=B
かチェックし(ステップS38)、NOなので、Aをイ
ンクリメントして2としたあと(ステップS39)、ス
テップS33に戻る。
【0014】すなわち、内蔵メモリ10のTOC情報を
参照してトラックナンバ2の演奏時間をT2 とおき、内
蔵メモリ10のUTOC情報を参照してMD12−1の
最大トラックナンバ+1をCとする。ここでは直前にト
ラックナンバ1が記録されたのでC=2とする。更に、
内蔵メモリ10のUTOC情報を参照してMD12−1
の録音残時間を計算し、TM とおく。T2 =7.2
(分)、TM =53.2(分)となる(ステップS3
3)。そして、TM がTA 以上なので、CD再生部1に
より、トラックナンバA=2の先頭から再生を開始させ
るとともに、内蔵メモリ10の第2記憶領域のUTOC
情報中に、MD12−1の空き領域の先頭アドレスをこ
れから記録するトラックナンバ2のスタートアドレス
(図5のc参照)として書き込み、更にMD記録部4に
より、CD再生部1から再生された音楽信号を圧縮しな
がらMD12−1の空き領域の先頭から記録させていく
(ステップS35)。
【0015】コントロール部9は、トラックナンバA=
2の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ10の第2記
憶領域のUTOC情報中に、MD12−1から読み取っ
た現在のアドレスをトラックナンバ2のエンドアドレス
(図5のd参照)として書き込む(ステップS36、S
37)。これにより、CD11−1の曲A2の全体が途
中で途切れることなくMD12−1の2番目の曲として
ダビングされたことになる。そして、A=Bかチェック
し(ステップS38)、NOなので、Aをインクリメン
トして3としたあと(ステップS39)、ステップS3
3に戻る。以下、CD11−1に記録されたトラックナ
ンバ3〜9について同様の処理を繰り返し、MD12−
1にトラックナンバ3〜9としてCD11−1のトラッ
クナンバ3〜9の曲A3〜A9について、曲の全体を途
中で途切れることなくダビングしていく(図5のe、
g、i、k、m、o、qは各々ダビングされた曲A3〜
A9のスタートアドレス、f、h、j、l、m、p、r
は各々ダビングされた曲A3〜A9のエンドアドレスで
ある)。
【0016】CD11−1のトラックナンバ9の再生が
終わり、A=10となったあとのステップS33の処理
では、TA =6(分)、TM =4(分)となるので、次
のステップS34でNOとなる。このとき、コントロー
ル部9はそれまでダビング動作をしていたので、CD再
生部1を制御して再生一時停止状態とし(トラックナン
バ10の曲の先頭でポーズ状態となる)、MD記録部4
を制御して記録停止状態とする。そして、表示部7に
「MD CHANGE」のメッセージを表示させる(ス
テップS40〜S43)。該表示からユーザは、1枚目
のMD12−1の空き領域が少なく、CD11−1の未
ダビングの曲を途中で欠けることなく記録することがで
きないことが判り、MDを交換して残りの曲のダビング
を続けることが忘れずにできる。
【0017】コントロール部9は操作部8でMDオープ
ンキーまたはダビングストップキーが押されるのを待っ
ており(ステップS44、S45)、仮に後者が押され
たときは「MD CHANGE」表示を停止させ、CD
再生部1を停止状態とさせるが(ステップS46)、こ
こでは前者のMDオープンキーを押したとすると、図2
のステップS21に進み、MD記録部4を制御して、内
蔵メモリ10の第2記憶領域の内容をMD11−1のU
TOC領域に記録させたあと、アンローディングさせる
(ステップS22)。MD12−1に今回ダビングされ
た曲はいずれも完全な曲であり、途中で途切れたり、頭
が切れたりしたものはない。ユーザがトレイのMD12
−1を2枚目の記録先記録媒体であるMD12−2に交
換し、MDクローズキーを押すと、ローディングにより
MD記録部4にセットさせる(ステップS23、S2
4)。MD装填検出部6からMD装填検出信号を入力
し、MD有りの状態であれば、MD装填検出部6でMD
の交換完了が検出されたと判別する(ステップS25で
YES)。MD記録部4を制御して、MD12−2のU
TOC情報を読み取らせて入力し、内蔵メモリ10の第
2記憶領域に記憶させる(ステップS26)。そして、
現在、CD再生部1の側が再生一時停止中なので(ステ
ップS27でYES)、「MD CHANGE」表示を
停止させ(図3のステップS47)、ステップS33に
進む。
【0018】ステップS33の処理では、TA =6
(分)、C=1、TM =58(分)となるので、次のス
テップS34でYESとなり、ステップS35に進み、
CD再生部1の再生一時停止を解除し、CD11−1の
トラックナンバA=10の先頭から再生を開始させると
ともに、内蔵メモリ10の第2記憶領域のUTOC情報
中に、MD12−2の空き領域の先頭アドレスをこれか
ら記録するトラックナンバ1のスタートアドレス(図5
のs参照)として書き込み、更にMD記録部4により、
CD再生部1から再生された音楽信号を圧縮しながらM
D12−2の空き領域の先頭から記録させていく。コン
トロール部9は、CD11−1のトラックナンバA=1
0の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ10の第2記
憶領域のUTOC情報中に、MD12−1から読み取っ
た現在のアドレスをトラックナンバ1のエンドアドレス
(図5のt参照)として書き込む(ステップS36、S
37)。これにより、CD11−1の曲A10がMD1
2−2の先頭曲としてダビングされたことになる。この
あと、A=Bかチェックすると(ステップS38)、今
度はYESとなるので、MD記録部4を制御して記録一
時停止状態とし(トラックナンバ1のトラックの最後で
ポーズ状態となる)、CD再生部1を制御して再生停止
状態とする(図4のステップS50)。そして、表示部
7に「CD CHANGE」のメッセージを表示させる
(ステップS51)。該表示からユーザは、1枚目のC
D11−1の全曲のダビングが無事終わったことが判
り、CDを交換して他の曲のダビングを続けることがで
きる。
【0019】コントロール部9は操作部8でCDオープ
ンキーまたはダビングストップキーが押されるのを待っ
ており(ステップS52、S53)、仮に後者が押され
たときは「CD CHANGE」表示を停止させ、MD
記録部4を停止状態とさせるが(ステップS54)、こ
こでは前者を押したとすると、図2のステップS12に
進み、アンローディングさせる。ユーザがトレイのCD
11−1を2枚目の記録済記録媒体であるCD11−2
に交換し、CDクローズキーを押すと、ローディングに
よりCD再生部1にセットさせる(ステップS13、S
14)。続いて、CD装填検出部3から入力したCD装
填検出信号をチェックし、HレベルとなっておりCD有
りの状態であれば、CD装填検出部3でCDの交換完了
が検出されたと判別する(ステップS15でYES)。
このとき、CD再生部1を制御して、CD11−2の管
理情報であるTOC情報を読み取らせて入力し、内蔵メ
モリ10の第1記憶領域に記憶させる(ステップS1
6)。そして、現在、MD記録部4の側が記録一時停止
中なので(ステップS17でYES)、「CD CHA
NGE」表示を停止させ(ステップS28)、ステップ
S32に進み、CD11−2の最小トラックナンバを
A、最大トラックナンバをBとし、ステップS33に進
む。
【0020】ステップS33の処理では、TA =6.6
(分)、C=2、TM =52(分)となるので、次のス
テップS34でYESとなり、ステップS35に進み、
CD再生部1を制御して、CD11−2のトラックナン
バ1の先頭から再生を開始させるとともに、内蔵メモリ
10の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−2
の空き領域の先頭アドレスをこれから記録するトラック
ナンバ2のスタートアドレス(図5のu参照)として書
き込み、更にMD記録部4の記録一時停止状態を解除し
て、CD再生部1から再生された音楽信号を圧縮しなが
らMD12−2の空き領域の先頭から記録させていく。
コントロール部9は、CD11−2のトラックナンバ1
の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ10の第2記憶
領域のUTOC情報中に、MD12−2から読み取った
現在のアドレスをトラックナンバ2のエンドアドレス
(図5のv参照)として書き込む(ステップS36、S
37)。これにより、CD11−2の最初の曲B1がM
D12−2の2番目の曲としてダビングされたことにな
る。そして、A=Bかチェックし(ステップS38)、
NOなので、Aをインクリメントして2としたあと(ス
テップS39)、ステップS33に戻り、以下、CD1
1−2に記録されたトラックナンバ2〜6の曲B2〜B
6について同様の処理を繰り返し、MD12−2にトラ
ックナンバ2〜7としてダビングしていく(図5のw、
y、a´、c´、e´は各々ダビングされた曲B3〜B
6のスタートアドレス、x、z、b´、d´、f´は各
々ダビングされた曲B3〜B6のエンドアドレスであ
る)。
【0021】CD11−2のトラックナンバ6の再生が
終わり、A=7となったあとのステップS33の処理で
は、TA =7.5(分)、TM =6.5(分)となるの
で、次のステップS34でNOとなる。このとき、コン
トロール部9はCD再生部1を制御して再生一時停止状
態とし(CD11−2のトラックナンバ7の曲の先頭で
ポーズ状態)、MD記録部4を制御して記録停止状態と
する。そして、表示部7に「MD CHANGE」のメ
ッセージを表示させる(ステップS40〜S43)。該
表示からユーザは、2枚目のMD12−2の空き領域が
少なく、CD11−2の未ダビングの曲を途中で欠ける
ことなく記録することができないことが判り、MDを交
換して残りの曲のダビングを続けることが忘れずにでき
る。
【0022】操作部8でMDオープンキーを押すと、図
2のステップS21に進み、MD記録部4を制御して、
内蔵メモリ10の第2記憶領域の内容をMD11−2の
UTOC領域に記録させたあと、アンローディングさせ
る(ステップS22)。MD12−2に今回ダビングさ
れた曲もいずれも完全な曲であり、途中で途切れたり、
頭が切れたりしたものはない。ユーザがトレイのMD1
2−2を3枚目の記録先記録媒体であるMD12−3に
交換し、MDクローズキーを押すと、ローディングによ
りMD記録部4にセットさせる(ステップS23、S2
4)。MD装填検出部6からMD装填検出信号を入力
し、HレベルのMD有りの状態であれば、MD装填検出
部6でMDの交換完了が検出されたと判別する(ステッ
プS25でYES)。このとき、MD記録部4を制御し
て、MD12−3のUTOC情報を読み取らせて入力
し、内蔵メモリ10の第2記憶領域に記憶させる(ステ
ップS26)。そして、現在、CD再生部1の側が再生
一時停止中なので(ステップS27でYES)、「MD
CHANGE」表示を停止させ(図3のステップS4
7)、ステップS33に進む。
【0023】ステップS33の処理では、TA =7.5
(分)、C=1、TM =58(分)となるので、次のス
テップS34でYESとなり、ステップS35に進み、
CD再生部1の再生一時停止を解除し、CD11−1の
トラックナンバ7の先頭から再生を開始させるととも
に、内蔵メモリ10の第2記憶領域のUTOC情報中
に、MD12−3の空き領域の先頭アドレスをこれから
記録するトラックナンバ1のスタートアドレス(図5の
g´参照)として書き込み、更にMD記録部4により、
CD再生部1から再生された音楽信号を圧縮しながらM
D12−2の空き領域の先頭から記録させていく。コン
トロール部9は、CD11−2のトラックナンバ7の最
後まで再生が終わると、内蔵メモリ10の第2記憶領域
のUTOC情報中に、MD12−3から読み取った現在
のアドレスをトラックナンバ1のエンドアドレス(図5
のh´参照)として書き込む(ステップS36、S3
7)。これにより、CD11−2の曲B7がMD12−
3の先頭曲としてダビングされたことになる。そして、
A=Bかチェックし(ステップS38)、NOなので、
Aをインクリメントして8としたあと、ステップS33
に戻り、CD11−2のトラックナンバ8の曲B8をM
D12−3の2番目の曲としてダビングさせる(ステッ
プS34〜S37。図5のi´とj´はMD12−3に
おける曲B8のスタートアドレスとエンドアドレス)。
このあと、ステップS38でYESとなるので、コント
ロール部9はCD11−2の再生を停止させ、MDの記
録を一時停止させ、「CD CHANGE」を表示させ
るが(図4のステップS50、S51)、他にダビング
したいCDがなければ、操作部8のダビングストップキ
ーを押す。すると、コントロール部9が「CD CHA
NGE」の表示を停止させ、MD記録部4を停止状態と
するので、あとは、CDオープンキーを押してCD11
−2を取り出し、MDオープンキーを押してMD12−
3を取り出せば良い。MD12−3に今回ダビングされ
た曲もいずれも完全な曲であり、途中で途切れたり、頭
が切れたりしたものはない。
【0024】上記した実施の形態によれば、MDには、
CDの内、途中で切れることなく記録単位全体が記録可
能な記録単位(ここでは曲)だけが選択されてダビング
されるので、MDには記録単位として見たときに不完全
な記録部分が残ることがなく、あとから編集作業で当該
不完全な記録部分を削除する手間と時間が省ける。ま
た、CDに未ダビングの記録単位が残っている状態で、
MDに空きがなく当該未ダビングの記録単位を記録でき
ないとき、MDの交換を促すメッセージが出力されるの
で、CDの未ダビングの記録単位を、忘れずに他のMD
にダビングすることができる。しかも、MDを交換する
と自動的にCDの未ダビングの記録単位のダビングが再
開するので、手間が掛からない。反対に、CDに未ダビ
ングの記録単位が無くなったとき、CDの交換を促すメ
ッセージが出力されるので、次のCDのダビング作業に
速やかに移行できる。しかも、CDを交換すると自動的
にCDからMDへのダビングが開始するので、手間が掛
からない。
【0025】なお、上記した実施の形態では、MDやC
Dの交換を促すメッセージを表示部に表示出力させるよ
うにしたが、音声合成により音声出力を行う音声合成出
力部を設け、MDやCDの交換を促すメッセージを音声
出力させるようにしても良い。
【0026】また、図3のステップS32〜S39によ
り、CDの各曲につき、1曲ずつ、MDに途中で切れる
ことなく曲全体を記録可能か否かチェックし、ダビング
するようにしたが、MDへのダビングを開始する前に、
CDの未ダビングの曲の内、MDの空き領域に途中で切
れることなく曲全体が記録可能な全ての曲を一括して決
定し、該決定した曲を一括してダビングするようにして
も良い。具体的には、図3のステップS33〜S39を
図6のステップS60〜S68の如く変えれば良い。ス
テップS60では、コントロール部9は内蔵メモリ10
の第1記憶領域のTOC情報と第2記憶領域のUTOC
情報を参照して、CDのトラックナンバA(Aは、最
初、図3のステップS32でCDの最小トラックナンバ
とされる)以降の曲で、MDの録音残時間で記録できる
トラックナンバAからの曲数Jを求める。また、MDの
最大トラックナンバ+1をCとおく(MDがブランクデ
ィスクであれはC=1とする)。トラックナンバAの演
奏時間よりMDの録音残時間が短ければJ=0である。
トラックナンバAからBまでの合計演奏時間がMDの録
音残時間以下であれば、J=(B−A+1)である。ト
ラックナンバAから(A+i−1)までの合計演奏時間
はMDの録音残時間以下であるが、トラックナンバAか
ら(A+i)までの合計演奏時間はMDの録音残時間よ
り長いとき、J=iである(但し、iがi≧1かつB≧
(A+i)を満たす場合に限る)。
【0027】ステップS60でJ=0となったときは、
図3のステップS40へ進む(ステップS61)。J=
0でなければ、jを0とし(ステップS62)、CD再
生部1により、トラックナンバ(A+j)の先頭から再
生を開始させるとともに、内蔵メモリ10の第2記憶領
域のUTOC情報中に、MDの空き領域の先頭アドレス
をこれから記録するトラックナンバ(C+j)のスター
トアドレスとして書き込み、更にMD記録部4により、
CD再生部1から再生された音楽信号を圧縮しながらM
Dの空き領域の先頭から記録させていく(ステップS6
3)。
【0028】トラックナンバ(A+j)の最後まで再生
が終わると、内蔵メモリ10の第2記憶領域のUTOC
情報中に、MDから読み取った現在のアドレスをトラッ
クナンバ(C+j)のエンドアドレスとして書き込む
(ステップS64、S65)。これにより、CDのトラ
ックナンバAの曲がMDのトラックナンバCの曲として
ダビングされたことになる。そして、j=J−1かチェ
ックし(ステップS66)、NOであればjをインクリ
メント後(ステップS67)、ステップS63に戻るこ
とで、CDの次のトラックナンバ(A+1)の曲をMD
にトラックナンバ(C+1)としてダビングする。以
下、同様の処理をして、j=J−1となるまで、CDの
トラックナンバ(A+2)、(A+3)、・・をダビン
グし、j=J−1となったところで、ステップS66で
YESと判断する。このとき、ステップS68へ進み、
(A+j)=Bかチェックし、NOであれば、Aを(A
+J)に置き換えたあと、ステップS40へ進み、YE
SであればステップS50へ進むようにすれば良い。
【0029】図7は本発明の第2の実施の形態に係るオ
ーディオダビングシステムの構成を示すブロック図であ
る。21はCDの再生を行うCD再生部であり、リード
インに記録された管理情報としてのTOC情報を読み取
ったり、プログラム領域に記録されたトラック(曲)別
の音楽信号の再生やサブコードの読み取りをする。23
はパレットナンバ1〜Xまで多数枚のCDを収納できる
CD収納部である。22はCDチェンジャ部であり、後
述するコントロール部の制御で、CD収納部23の所望
パレットナンバに収納されたCDを取り出し、CD再生
部21にセットさせたり、CD再生部21にセット状態
にあるCDをCD収納部23の元のパレットナンバ位置
に戻したりする。
【0030】24は録再兼用のMDへの記録を行うMD
記録部であり、UTOC領域に記録された管理情報とし
てのUTOC情報を読み書きしたり、ユーザ記録領域内
の空き領域に新たなトラック(曲)の音楽信号を記録し
たり、記録位置を示すアドレスを読み取ったりする。2
6はパレットナンバ1〜Yまで多数枚のMDを収納でき
るMD収納部である。25はMDチェンジャ部であり、
後述するコントロール部の制御で、MD収納部26の所
望パレットナンバに収納されたMDを取り出し、MD記
録部24にセットさせたり、MD記録部24にセット状
態にあるMDをMD収納部26の元のパレットナンバ位
置に戻したりする。28は操作部であり、ダビングスタ
ートキー等を有している。
【0031】29はマイコン構成のコントロール部であ
り、操作部28でダビングスタートキーが押されると、
CDチェンジャ部22を制御し、所望のCDをCD収納
部23から取り出し、CD再生部21にセットさせた
り、MDチェンジャ部25を制御し、所望のMDをMD
収納部26から取り出し、MD記録部24にセットさせ
たり、CD再生部21を制御し、CDのTOC情報を読
み取らせたり、CDのトラック別の音楽信号を再生させ
たり、MD記録部24を制御し、MDのUTOC情報を
読み取らせたり、MDにトラック単位で音楽信号(実際
には圧縮した音楽信号)を記録させる。コントロール部
29は、TOC情報を格納する第1記憶領域と、UTO
C情報を格納する第2記憶領域を含む内蔵メモリ30を
有している。
【0032】図8と図9はコントロール部29によるダ
ビング制御処理を示すフローチャートであり、以下、こ
れらの図を参照して本実施の形態のダビング動作を説明
する。予め、CD再生部21にはCDはセットされてお
らず、MD記録部24にもMDがセットされていないも
のとする。また、説明の便宜上、CD収納部23にはパ
レットナンバ1と2だけに各々、CD11−1、CD1
1−2が収納されており、MD収納部26にはパレット
ナンバ1〜3だけに各々、MD12−1〜MD11−3
が収納されているものとし、コントロール部29の内蔵
メモリ30には第1、第2記憶領域とは別にシステム管
理情報記憶領域が設けられており、この中にCD収納部
23のパレットナンバ1と2にCDが収納されているこ
とが登録されており、MD収納部26のパレットナンバ
1〜3にMDが収納されていることが登録されているも
のとする。CD11−1、11−2の記録内容は第1の
実施の形態で説明したのと全く同一とし、またMD12
−1〜MD12−3は全てブランクディスクであり、い
ずれの録音残時間も58分であるとする。
【0033】操作部28のダビングキーを押すとコント
ロール部29は図8、図9のダビング制御処理を実行す
る。まず、CD収納部23の内の或る1つのCDをパレ
ットナンバで指定するxとMD収納部26の或る1つの
MDをパレットナンバ指定するyを0にクリアし(ステ
ップS70)、xをインクリメントして1としたあと
(ステップS71)、内蔵メモリ30のシステム管理情
報記憶領域を参照して、パレットナンバx=1に対応す
るCDが有るかチェックする(ステップS72)。YE
Sなので、CDチェンジャ部22を制御し、それまでC
D再生部21に他のCDがあればCD収納部23の元の
位置に戻させたあと、CD収納部23のパレットナンバ
x=1のCD11−1を取り出してCD再生部21にセ
ットさせることで、1枚目の記録済記録媒体への交換を
行わせる(ステップS73)。そして、CD再生部21
を制御し、TOC情報を読み取らせて入力し、内蔵メモ
リ30の第1記憶領域に記憶する(ステップS74)。
続いて、現在、MD記録部24は記録一時停止中かチェ
ックし(ステップS75)、NOなので、ステップS7
6に進む。
【0034】ステップS76では、yをインクリメント
して1としたあと(ステップS76)、内蔵メモリ30
のシステム管理情報記憶領域を参照して、パレットナン
バy=1に対応するMDが有るかチェックする(ステッ
プS77)。YESなので、MDチェンジャ部25を制
御し、それまでMD記録部24に他のMDがあればMD
収納部26の元の位置に戻させたあと、MD収納部26
のパレットナンバy=1のMD12−1を取り出してM
D記録部24にセットさせることで、1枚目の記録先記
録媒体への交換を行わせる(ステップS78)。そし
て、MD記録部24を制御し、UTOC情報を読み取ら
せて入力し、内蔵メモリ30の第2記憶領域に記憶する
(ステップS79)。続いて、現在、CD再生部21は
再生一時停止中かチェックし(ステップS80)、NO
なので、図9のステップS90に進む。
【0035】内蔵メモリ30のTOC情報を参照してC
D11−1の最小トラックナンバをA、最大トラックナ
ンバをBとする。A=1、B=10となる(ステップS
90)。Aは次にダビングすべき曲を指す。次に、内蔵
メモリ30のTOC情報を参照してトラックナンバA=
1の演奏時間をTA とおき、内蔵メモリ30のUTOC
情報を参照してMD12−1の最大トラックナンバ+1
をCとする。但し、MD12−1の如きブランクディス
クの場合はC=1とする。更に、内蔵メモリ10のUT
OC情報を参照してMD12−1の録音残時間を計算
し、TM とおく。TA =4.8(分)、TM =58
(分)となる(ステップS91)。そして、TM がTA
以上の長さ有るかチェックし(ステップS92)、YE
Sなので、CD再生部21を制御してトラックナンバA
=1の再生を開始させるとともに、内蔵メモリ30の第
2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−1のユーザ
記録領域中の空き領域の先頭アドレスをトラックナンバ
1のスタートアドレス(図5のa参照)として書き込
み、更にMD記録部24を制御して、CD再生部21か
ら再生された音楽信号を圧縮しながらMD12−1の空
き領域の先頭から記録させていくことでダビング動作を
開始させる(ステップS93)。
【0036】このあとコントロール部29は、ダビング
動作中、CD11−1から読み取られたQチャネルサブ
コード中の絶対時間をTOC情報と比較することで、ト
ラックナンバA=1の最後まで再生が終わったかチェッ
クしており(ステップS94)、YESになると、内蔵
メモリ30の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD1
2−1から読み取った現在のアドレスをトラックナンバ
1のエンドアドレス(図5のb参照)として書き込む
(ステップS95)。これにより、CD11−1の曲A
1がMD12−1の先頭曲としてダビングされたことに
なる。このあと、A=Bかチェックし(ステップS9
6)、NOなので、Aをインクリメントして2としたあ
と(ステップS97)、ステップS91に戻る。
【0037】すなわち、内蔵メモリ30のTOC情報を
参照してトラックナンバ2の演奏時間をT2 とおき、内
蔵メモリ30のUTOC情報を参照してMD12−1の
最大トラックナンバ+1をCとする。ここでは、直前に
トラックナンバ1が記録されたのでC=2となる。更
に、内蔵メモリ30のUTOC情報を参照してMD12
−1の録音残時間を計算し、TM とおく。T2 =7.2
(分)、TM =53.2(分)となる。そして、TM
A 以上なので、CD再生部21により、トラックナン
バA=2の先頭から再生を開始させるとともに、内蔵メ
モリ30の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD12
−1の空き領域の先頭アドレスをこれから記録するトラ
ックナンバ2のスタートアドレス(図5のc参照)とし
て書き込み、更にMD記録部24により、CD再生部2
1から再生された音楽信号を圧縮しながらMD12−1
の空き領域の先頭から記録させていく(ステップS9
3)。
【0038】コントロール部29は、トラックナンバA
=2の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ30の第2
記憶領域のUTOC情報中に、MD12−1から読み取
った現在のアドレスをトラックナンバ2のエンドアドレ
ス(図5のd参照)として書き込む(ステップS94、
S95)。これにより、CD11−1の曲A2がMD1
2−1の2番目の曲としてダビングされたことになる。
そして、A=Bかチェックし(ステップS96)、NO
なので、Aをインクリメントして3としたあと(ステッ
プS97)、ステップS91に戻る。以下、CD11−
1に記録されたトラックナンバ3〜9について同様の処
理を繰り返し、MD12−1にトラックナンバ3〜9と
してCD11−1のトラックナンバ3〜9の曲A3〜A
9をダビングしていく。
【0039】CD11−1のトラックナンバ9の再生が
終わり、A=10となったあとのステップS91の処理
では、TA =6(分)、TM =4(分)となるので、次
のステップS92でNOとなる。このとき、コントロー
ル部29はそれまでダビング動作をしていたので、CD
再生部21を制御して再生一時停止状態とし(トラック
ナンバ10の曲の先頭でポーズ状態となる)、MD記録
部24を制御して記録停止状態とする。そして、MD記
録部24を制御して、内蔵メモリ30の第2記憶領域に
記憶されたUTOC情報をMD12−1のUTOC領域
に記録させたあと(ステップS98〜S101)、図8
のステップS76に戻り、yをインクリメントして2と
し、内蔵メモリ30のシステム管理情報記憶領域を参照
して、パレットナンバy=2に対応するMDが有るかチ
ェックする(ステップS77)。YESなので、MDチ
ェンジャ部25を制御し、それまでMD記録部24にセ
ットされていたMD11−1をMD収納部26の元の位
置に戻させたあと、MD収納部26のパレットナンバy
=2のMD12−2を取り出してMD記録部24にセッ
トさせることで、2枚目の記録先記録媒体への交換を行
わせる(ステップS78)。MD11−1に今回ダビン
グされた曲はいずれも完全な曲であり、途中切れたり、
頭切れしたりしていない。そして、MD記録部24を制
御し、UTOC情報を読み取らせて入力し、内蔵メモリ
30の第2記憶領域に記憶する(ステップS79)。続
いて、現在、CD再生部21は再生一時停止中かチェッ
クし(ステップS80)、YESなので、図9のステッ
プS91に進む。
【0040】ステップS91の処理では、TA =6
(分)、C=1、TM =58(分)となるので、次のス
テップS92でYESとなり、ステップS93に進み、
CD再生部21の再生一時停止を解除し、CD11−1
のトラックナンバA=10の曲の先頭から再生を開始さ
せるとともに、内蔵メモリ30の第2記憶領域のUTO
C情報中に、MD12−2の空き領域の先頭アドレスを
これから記録するトラックナンバ1のスタートアドレス
(図5のs参照)として書き込み、更にMD記録部24
により、CD再生部21から再生された音楽信号を圧縮
しながらMD12−2の空き領域の先頭から記録させて
いく。コントロール部29は、CD11−1のトラック
ナンバA=10の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ
30の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−1
から読み取った現在のアドレスをトラックナンバ1のエ
ンドアドレス(図5のt参照)として書き込む(ステッ
プS94、S95)。これにより、CD11−1の曲A
10がMD12−2の先頭曲としてダビングされたこと
になる。そして、A=Bかチェックする(ステップS9
6)。今度はYESとなるので、MD記録部24を制御
して記録一時停止状態とし(トラックナンバ1の曲の最
後でポーズ状態となる)、CD再生部21を制御して再
生停止状態とする(ステップS102)。
【0041】そして、図8のステップS71に進み、x
をインクリメントして2とし、内蔵メモリ30のシステ
ム管理情報記憶領域を参照して、パレットナンバx=2
に対応するCDが有るかチェックする(ステップS7
2)。YESなので、CDチェンジャ部22を制御し、
それまでCD再生部21にセットされていたCD11−
1をCD収納部23の元の位置に戻させたあと、CD収
納部23のパレットナンバx=2のCD11−2を取り
出してCD再生部21にセットさせることで、2枚目の
記録済記録媒体への交換を行わせる(ステップS7
3)。そして、CD再生部21を制御し、TOC情報を
読み取らせて入力し、内蔵メモリ30の第1記憶領域に
記憶する(ステップS74)。続いて、現在、MD記録
部24は記録一時停止中かチェックし(ステップS7
5)、YESなので、図9のステップS90に進み、C
D11−2の最小トラックナンバをA、最大トラックナ
ンバをBとし、ステップS91に進む。
【0042】ステップS91の処理では、TA =6.6
(分)、C=2、TM =52(分)となるので、次のス
テップS92でYESとなり、ステップS93に進み、
CD再生部21を制御して、CD11−2のトラックナ
ンバ1の先頭から再生を開始させるとともに、内蔵メモ
リ30の第2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−
2の空き領域の先頭アドレスをこれから記録するトラッ
クナンバ2のスタートアドレス(図5のu参照)として
書き込み、更にMD記録部24の記録一時停止状態を解
除して、CD再生部21から再生された音楽信号を圧縮
しながらMD12−2の空き領域の先頭から記録させて
いく。コントロール部29は、CD11−2のトラック
ナンバ1の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ30の
第2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−2から読
み取った現在のアドレスをトラックナンバ2のエンドア
ドレス(図5のv参照)として書き込む(ステップS9
4、S95)。これにより、CD11−2の曲B1がM
D12−2の2番目の曲としてダビングされたことにな
る。そして、A=Bかチェックし(ステップS96)、
NOなので、Aをインクリメントして2としたあと(ス
テップS97)、ステップS91に戻り、以下、CD1
1−2に記録されたトラックナンバ3〜6の曲B3〜B
6について同様の処理を繰り返し、MD12−2にトラ
ックナンバ4〜7としてダビングしていく(図5参
照)。
【0043】CD11−2のトラックナンバ6の再生が
終わり、A=7となったあとのステップS91の処理で
は、TA =7.5(分)、TM =6.5(分)となるの
で、次のステップS92でNOとなる。このとき、コン
トロール部29はCD再生部21を制御して再生一時停
止状態とし(トラックナンバ7の曲の先頭でポーズ状
態)、MD記録部24を制御して記録停止状態とする。
そして、MD記録部24を制御して、内蔵メモリ30の
第2記憶領域に記憶されたUTOC情報をMD12−2
のUTOC領域に記録させたあと(ステップS98〜S
101)、図8のステップS76に進み、yをインクリ
メントして3とし、内蔵メモリ30のシステム管理情報
記憶領域を参照して、パレットナンバy=3に対応する
MDが有るかチェックする(ステップS77)。YES
なので、MDチェンジャ部25を制御し、それまでMD
記録部24にセットされていたMD11−2をMD収納
部26の元の位置に戻させたあと、MD収納部26のパ
レットナンバy=3のMD12−3を取り出してMD記
録部24にセットさせることで、3枚目の記録先記録媒
体への交換を行わせる(ステップS78)。MD12−
2に今回ダビングされた曲はいずれも完全な曲であり、
途中で切れたり、頭切れしたりしていない。ステップS
78の後、MD記録部24を制御し、UTOC情報を読
み取らせて入力し、内蔵メモリ30の第2記憶領域に記
憶する(ステップS79)。続いて、現在、CD再生部
21は再生一時停止中かチェックし(ステップS8
0)、YESなので、図9のステップS91に進む。
【0044】ステップS91の処理では、TA =7.5
(分)、C=1、TM =58(分)となるので、次のス
テップS92でYESとなり、ステップS93に進み、
CD再生部21の再生一時停止を解除し、CD11−1
のトラックナンバ7の曲の先頭から再生を開始させると
ともに、内蔵メモリ30の第2記憶領域のUTOC情報
中に、MD12−3の空き領域の先頭アドレスをこれか
ら記録するトラックナンバ1のスタートアドレス(図5
のg´参照)として書き込み、更にMD記録部24によ
り、CD再生部21から再生された音楽信号を圧縮しな
がらMD12−2の空き領域の先頭から記録させてい
く。コントロール部29は、CD11−2のトラックナ
ンバ7の最後まで再生が終わると、内蔵メモリ30の第
2記憶領域のUTOC情報中に、MD12−3から読み
取られた現在のアドレスをトラックナンバ1のエンドア
ドレス(図5のh´参照)として書き込む(ステップS
94、S95)。これにより、CD11−2の曲B7が
MD12−3の先頭曲としてダビングされたことにな
る。そして、A=Bかチェックし(ステップS96)、
NOなので、Aをインクリメントして8としたあと(ス
テップS97)、ステップS91に戻り、CD11−2
のトラックナンバ8の曲B8をMD12−3の2番目の
曲としてダビングさせる(ステップS92〜S95。図
5参照)。このあと、ステップS96でYESとなるの
で、コントロール部29はCD11−2の再生を停止さ
せ、MDの記録を一時停止させる(ステップS10
2)。
【0045】そして、図8のステップS71に進み、x
をインクリメントして3とし、内蔵メモリ30のシステ
ム管理情報記憶領域を参照して、パレットナンバx=3
に対応するCDが有るかチェックする(ステップS7
2)。パレットナンバ3〜Xには対応するCDが無いの
で、NOと判断し、x=X+1かチェックし(ステップ
S81)、NOなのでステップS71に戻り、同様の処
理を繰り返し、x=X+1となった所でCD再生部2
1、MD記録部24ともに停止状態として処理を終える
(ステップS82)。MD12−3に今回ダビングされ
た曲はいずれも完全な曲であり、途中で切れたり、頭切
れしたりしていない。なお、ステップS77でNOとな
ったときは、y=Y+1でなければyをインクリメント
して、再び、パレットナンバyに対応するMDが存在す
るかチェックし(ステップS83、S76、S77)、
存在しなければ同様の処理を繰り返し、y=Y+1とな
った所でCD再生部21、MD記録部24ともに停止状
態として処理を終える(ステップS82)。
【0046】この実施の形態によれば、MDには、CD
の内、途中で切れることなく曲全体が記録可能な曲だけ
が選択されてMDにダビングされるので、MDに曲の不
完全な記録部分が残ることがなく、あとから編集作業で
当該不完全な記録部分を削除する手間と時間が省ける。
また、CDに未ダビングの曲が残っている状態で、MD
に空きがなくなり当該未ダビングの曲を記録できなくな
ったとき、自動的に、MD記録部24にセットされたM
Dが交換され、CDの内の未ダビングの曲のダビングが
開始するので、MDを交換する作業をしたり、CDの内
の未ダビングの曲の頭出し操作をする手間を要しない。
しかも、MDに最初にダビングされる曲が頭切れになる
こともない。また、CDに未ダビングの曲がなくなる
と、自動的に、CD再生部21にセットされたCDが交
換され、CDの内の未ダビングの曲のダビングが開始す
るので、CDを交換する作業をする手間を要しない。
【0047】なお、上記した実施の形態では、図9のス
テップS91〜S97により、CDの各曲につき、1曲
ずつ、MDに途中で切れることなく曲全体を記録可能か
否かチェックし、ダビングするようにしたが、MDへの
ダビングを開始する前に、CDの未ダビングの曲の内、
MDの空き領域に途中で切れることなく曲全体が記録可
能な全ての曲を一括して決定し、該決定した曲を一括し
てダビングするようにしても良い(図6参照)。
【0048】上記した各実施の形態では、CDからMD
へ曲単位の音楽信号をダビングするシステムを例に挙げ
て説明したが、本発明は何らこれに限定されるものでな
く、映像信号等の任意の種類のソース信号が所定の記録
単位別に記録されたDVD、半導体メモリ等の任意の種
類の記録済記録媒体から、DVD−RAM、半導体メモ
リ等の任意の種類の記録先記録媒体にダビングする場合
にも同様に適用することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、記録先記録媒体には、
記録済記録媒体の内、途中で切れることなく全体が記録
可能な記録単位だけが選択されて記録先記録媒体にダビ
ングされるので、記録済記録媒体に不完全な記録単位が
残ることがなく、あとから編集作業で当該不完全な記録
単位を削除する手間と時間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオーディオダ
ビングシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のコントロール部のダビング制御処理を
示すフローチャートである。
【図3】図1中のコントロール部のダビング制御処理を
示すフローチャートである。
【図4】図1中のコントロール部のダビング制御処理を
示すフローチャートである。
【図5】ダビング動作の説明図である。
【図6】図3の変形例を示す一部省略したフローチャー
トである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るオーディオダ
ビングシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】図7中のコントロール部のダビング制御処理を
示すフローチャートである。
【図9】図7中のコントロール部のダビング制御処理を
示すフローチャートである。
【図10】従来のダビングシステムの説明図である。
【図11】従来のダビング方法の説明図である。
【符号の説明】
1、21 CD再生部 2 CDローディ
ング部 3 CD装填検出部 4、24 MD記
録部 5 MDローディング部 6 MD装填検出
部 7 表示部 8、28 操作部 9、29 コントロール部 10、30 内蔵
メモリ 11−1、11−2 CD 12−1、12−
2、12−3 MD 22 CDチェンジャ部 23 CD収納部 25 MDチェンジャ部 26 MD収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 BC03 BC06 CC04 DE38 DE39 EF05 FG18 GK04 GK12 HL07 HL14 5D066 EA02 EA13 EA23 EA24 5D110 AA14 AA19 AA27 BB01 BB02 BB20 BB24 CA16 CA32 CB04 CC03 CC04 CC06 CD15 CD27 CF02 CJ01 CK18 CL02 CL06 CL14 CL16 DA17 DB02 DC02 DC15 DC22 DE06 FA05 FA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録単位別にソース信号の記録された所
    定の記録済記録媒体を再生してソース信号を出力する再
    生手段と、 再生手段で再生されたソース信号を所定の記録先記録媒
    体に記録する記録手段と、 タビングが指示されると、再生手段と記録手段を制御
    し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理
    情報を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体
    に途中で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけ
    を選択して、再生手段で再生させるとともに記録手段で
    記録させてダビングを行わせるダビング制御手段と、 を備えたことを特徴とするダビング装置。
  2. 【請求項2】 ダビング制御手段は、記録済記録媒体に
    未ダビングの記録単位が残っている状態で、記録先記録
    媒体に空きがなく当該未ダビングの記録単位を記録でき
    ないとき、所定の出力手段により、記録先記録媒体の交
    換を促すメッセージ出力をさせるようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のダビング装置。
  3. 【請求項3】 ダビング制御手段は、記録済記録媒体に
    未ダビングの記録単位が無くなったとき、所定の出力手
    段により、記録済記録媒体の交換を促すメッセージ出力
    をさせるようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のダビング装置。
  4. 【請求項4】 記録単位別にソース信号の記録された所
    定の記録済記録媒体を再生してソース信号を出力する再
    生手段と、 再生手段で再生されたソース信号を所定の記録先記録媒
    体に記録する記録手段と、 記録手段に対する記録先記録媒体の交換を検出する交換
    検出手段と、 タビングが指示されると、再生手段と記録手段を制御
    し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理
    情報を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体
    に途中で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけ
    を選択して、再生手段で再生させるとともに記録手段で
    記録させてダビングを行わせ、記録済記録媒体に未ダビ
    ングの記録単位が残っている状態で、記録先記録媒体に
    空きがなくなり当該未ダビングの記録単位を記録できな
    くなったとき、再生及び記録を一時的に停止させて、所
    定の出力手段により記録先記録媒体の交換を促すメッセ
    ージ出力をさせ、記録先記録媒体が交換されると、再生
    手段と記録手段を制御し、再び、記録済記録媒体の管理
    情報と記録先記録媒体の管理情報を参照して、記録済記
    録媒体の内、記録先記録媒体に途中で切れることなく全
    体を記録可能な記録単位だけを選択して、再生手段で再
    生させるとともに記録手段で記録させてダビングを行わ
    せるダビング制御手段と、 を備えたことを特徴とするダビング装置。
  5. 【請求項5】 記録単位別にソース信号の記録された所
    定の記録済記録媒体を再生してソース信号を出力する再
    生手段と、 再生手段で再生されたソース信号を所定の記録先記録媒
    体に記録する記録手段と、 再生手段に対する記録済記録媒体の交換を検出する交換
    検出手段と、 タビングが指示されると、再生手段と記録手段を制御
    し、記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理
    情報を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体
    に途中で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけ
    を選択して、再生手段で再生させるとともに記録手段で
    記録させてダビングを行わせ、記録済記録媒体に未ダビ
    ングの記録単位がなくなったとき、再生及び記録を一時
    的に停止させて、所定の出力手段により記録済記録媒体
    の交換を促すメッセージ出力をさせ、記録済記録媒体が
    交換されると、再生手段と記録手段を制御し、再び、記
    録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理情報を
    参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体に途中
    で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけを選択
    して、再生手段で再生させるとともに記録手段で記録さ
    せてダビングを行わせるダビング制御手段と、 を備えたことを特徴とするダビング装置。
  6. 【請求項6】 記録済記録媒体を再生してソース信号を
    出力する再生手段と、 複数の記録先記録媒体を収納した記録媒体収納手段と、 記録先記録媒体に再生手段で再生されたソース信号を記
    録する記録手段と、 記録媒体収納手段と記録手段との間で記録先記録媒体の
    交換を行う交換手段と、 再生手段、記録手段、交換手段の各部を制御し、記録媒
    体収納手段と記録手段との間で記録先記録媒体を交換さ
    せながら記録先記録媒体を取り出し記録手段にセットさ
    せ、再生手段により記録済記録媒体から再生させた記録
    単位別のソース信号を、記録単位別に見て重複しないよ
    うに各記録先記録媒体に記録させるダビング制御手段
    と、 を備え、 該ダビング制御手段は、再生手段にセットされた或る記
    録済記録媒体から記録手段に記録された或る記録先記録
    媒体にダビングする際、再生手段と記録手段を制御し、
    記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理情報
    を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体に途
    中で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけを選
    択して、再生手段で再生させるとともに記録手段で記録
    させてダビングを行わせ、記録済記録媒体に未ダビング
    の記録単位が残っている状態で、記録先記録媒体に当該
    未ダビングの記録単位を記録できなくなったとき、交換
    手段を制御して新たな記録先記録媒体に交換させ、しか
    るのち再生手段と記録手段を制御し、記録先記録媒体の
    管理情報を参照して、記録済記録媒体の未ダビングの内
    で、記録先記録媒体に途中で切れることなく全体を記録
    可能な記録単位だけを選択して、再生手段で再生させる
    とともに記録手段で記録させてダビングを行わせるこ
    と、 を特徴とするダビング装置。
  7. 【請求項7】 各々、所定の記録単位別のソース信号が
    記録された複数の記録済記録媒体を収納した第1記録媒
    体収納手段と、 記録済記録媒体を再生してソース信号を出力する再生手
    段と、 第1記録媒体収納手段と再生手段との間で記録済記録媒
    体の交換を行う第1交換手段と、 複数の記録先記録媒体を収納した第2記録媒体収納手段
    と、 記録先記録媒体に再生手段で再生されたソース信号を記
    録する記録手段と、 第2記録媒体収納手段と記録手段との間で記録先記録媒
    体の交換を行う第2交換手段と、 再生手段、第1交換手段、記録手段、第2交換手段の各
    部を制御し、第1記録媒体収納手段と再生手段との間で
    記録済記録媒体を交換させながら記録済記録媒体を再生
    手段にセットさせるとともに、第2記録媒体収納手段と
    記録手段との間で記録先記録媒体を交換させながら記録
    先記録媒体を記録手段にセットさせ、再生手段により各
    記録媒体から再生させた記録単位別のソース信号を、記
    録単位別に見て重複しないように各記録先記録媒体に記
    録させてダビングを行わせるダビング制御手段と、 を備え、 該ダビング制御手段は、再生手段にセットされた或る記
    録済記録媒体から記録手段に記録された或る記録先記録
    媒体にダビングする際、再生手段と記録手段を制御し、
    記録済記録媒体の管理情報と記録先記録媒体の管理情報
    を参照して、記録済記録媒体の内、記録先記録媒体に途
    中で切れることなく全体を記録可能な記録単位だけを選
    択して、再生手段で再生させるとともに記録手段で記録
    させてダビングを行わせ、記録済記録媒体に未ダビング
    の記録単位が残っている状態で、記録先記録媒体に当該
    未ダビングの記録単位を記録できなくなったとき、第2
    交換手段を制御して新たな記録先記録媒体に交換させ、
    しかるのち再生手段と記録手段を制御し、記録先記録媒
    体の管理情報を参照して、記録済記録媒体の未ダビング
    の内で、記録先記録媒体に途中で切れることなく全体を
    記録可能な記録単位だけを選択して、再生手段で再生さ
    せるとともに記録手段で記録させてダビングを行わせ、
    反対に、記録先記録媒体にまだ空きが在る状態で、記録
    済記録媒体の全ての記録単位の記録が終わったとき、第
    1交換手段を制御して新たな記録済記録媒体に交換さ
    せ、しかるのち再生手段と記録手段を制御し、記録済記
    録媒体の管理情報を参照して、記録済記録媒体の内、記
    録先記録媒体に途中で欠けることなく全体を記録可能な
    記録単位だけを選択して、再生手段で再生させるととも
    に記録手段で記録させてダビングを行わせること、 を特徴とするダビング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100780113B1 (ko) * 2001-06-29 2007-11-27 엘지전자 주식회사 더블 디스크 레코더에서의 동기 기록방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100780113B1 (ko) * 2001-06-29 2007-11-27 엘지전자 주식회사 더블 디스크 레코더에서의 동기 기록방법

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