JPH10334288A - 自動改札機 - Google Patents
自動改札機Info
- Publication number
- JPH10334288A JPH10334288A JP9162002A JP16200297A JPH10334288A JP H10334288 A JPH10334288 A JP H10334288A JP 9162002 A JP9162002 A JP 9162002A JP 16200297 A JP16200297 A JP 16200297A JP H10334288 A JPH10334288 A JP H10334288A
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- JP
- Japan
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- ticket
- display
- user
- wicket
- transport
- Prior art date
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- Pending
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、券投入口から券放出口へと搬送さ
れる券の搬送位置を表示案内するだけでなく、利用者本
人の券と他の利用者の券とを表示色で区別して改札利用
される券の管理性能を高めた自動改札機の提供を目的と
する。 【解決手段】この発明は、券の搬送位置を表示する表示
器を改札機本体の上面に備えた自動改札機であって、１
人の利用者の改札許容枚数に応じた数の表示器を設け、
上記表示器は投入された券毎に搬送位置を表示する表示
制御手段とを設けたことを特徴とする。
れる券の搬送位置を表示案内するだけでなく、利用者本
人の券と他の利用者の券とを表示色で区別して改札利用
される券の管理性能を高めた自動改札機の提供を目的と
する。 【解決手段】この発明は、券の搬送位置を表示する表示
器を改札機本体の上面に備えた自動改札機であって、１
人の利用者の改札許容枚数に応じた数の表示器を設け、
上記表示器は投入された券毎に搬送位置を表示する表示
制御手段とを設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道や空港の改
札口に設置されるような自動改札機に関し、さらに詳し
くは利用者別に券の移動案内を表示する表示色を異なら
せて、他の利用者の券と区分して表示案内する自動改札
機に関する。
札口に設置されるような自動改札機に関し、さらに詳し
くは利用者別に券の移動案内を表示する表示色を異なら
せて、他の利用者の券と区分して表示案内する自動改札
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、１人１枚の改札利用だけでなく、
１人複数枚の改札を許容する多券処理機能を備えた自動
改札機が導入されている。この自動改札機の導入によ
り、１人の利用者が特定路線から他の路線に乗換えると
きに複数枚の券、例えば改札券と集札券との２枚の券を
投入すると、改札券は改札処理し、集札券は集札処理し
て２枚の券を一括して効率よく処理する。
１人複数枚の改札を許容する多券処理機能を備えた自動
改札機が導入されている。この自動改札機の導入によ
り、１人の利用者が特定路線から他の路線に乗換えると
きに複数枚の券、例えば改札券と集札券との２枚の券を
投入すると、改札券は改札処理し、集札券は集札処理し
て２枚の券を一括して効率よく処理する。
【０００３】しかし、１枚券利用者と複数枚券利用者と
が連続して改札利用したとき、先利用者がＡ券を投入し
た直後に、後利用者がＢ，Ｃ券を投入すると、自動改札
機は利用者別に券を区分せず、Ａ，Ｂ券を先利用者が投
入した券と判定したり、Ｃ券を後利用者の券と判定する
恐れがあり、この誤判定時には先利用者と後利用者との
両者を通行規制してしまう。また、この場合は、誤った
券の組合わせが特定できないため、エラーの発生原因が
不明となっていた。
が連続して改札利用したとき、先利用者がＡ券を投入し
た直後に、後利用者がＢ，Ｃ券を投入すると、自動改札
機は利用者別に券を区分せず、Ａ，Ｂ券を先利用者が投
入した券と判定したり、Ｃ券を後利用者の券と判定する
恐れがあり、この誤判定時には先利用者と後利用者との
両者を通行規制してしまう。また、この場合は、誤った
券の組合わせが特定できないため、エラーの発生原因が
不明となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、券
投入口から券放出口へと搬送される券の搬送に際して、
この券の搬送位置を表示案内するだけでなく、利用者本
人の券と他の利用者の券とを表示色で区別して、改札利
用者とその券との対応管理性能を高めた自動改札機の提
供を目的とする。
投入口から券放出口へと搬送される券の搬送に際して、
この券の搬送位置を表示案内するだけでなく、利用者本
人の券と他の利用者の券とを表示色で区別して、改札利
用者とその券との対応管理性能を高めた自動改札機の提
供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
券の搬送位置を表示する表示器を改札機本体の上面に備
えた自動改札機であって、１人の利用者の改札許容枚数
に応じた数の表示器を設け、上記表示器は投入された券
毎に搬送位置を表示する表示制御手段とを設けたことを
特徴とする。
券の搬送位置を表示する表示器を改札機本体の上面に備
えた自動改札機であって、１人の利用者の改札許容枚数
に応じた数の表示器を設け、上記表示器は投入された券
毎に搬送位置を表示する表示制御手段とを設けたことを
特徴とする。
【０００６】請求項２記載の発明は、表示器の表示色を
利用者別に区分することを特徴とする。
利用者別に区分することを特徴とする。
【０００７】
【作用】この発明によれば、券投入口に券が投入される
と、その券の搬送位置を改札機本体の上面に備えられた
表示器で表示し、このとき１人の利用者が１枚の券を投
入した場合は表示制御手段が１枚の券に応じた表示器で
表示案内し、１人の利用者が改札許容する複数枚を投入
した場合であれば、表示制御手段がその複数枚に応じた
表示器で表示案内する。
と、その券の搬送位置を改札機本体の上面に備えられた
表示器で表示し、このとき１人の利用者が１枚の券を投
入した場合は表示制御手段が１枚の券に応じた表示器で
表示案内し、１人の利用者が改札許容する複数枚を投入
した場合であれば、表示制御手段がその複数枚に応じた
表示器で表示案内する。
【０００８】また、１枚利用者と複数枚利用者とが連続
して改札利用するときは、表示器の表示色を利用者別に
区別して表示案内する。
して改札利用するときは、表示器の表示色を利用者別に
区別して表示案内する。
【０００９】
【発明の効果】この結果、券の搬送位置を表示する際、
利用者の利用枚数別に設けられた表示器が対応して表示
するため、１人の利用者の１枚投入の表示案内だけでな
く、複数枚投入に応じた券の表示案内ができる。このと
き、利用者は自分の投入した券の搬送位置を見ながら改
札利用でき、特に券投入口から券放出口へと搬送される
券の搬送位置を表示するだけではなく、利用者本人の券
と他の利用者の券とを表示色で区別した場合は、先利用
者と後利用者との券の区別が明確に行える。
利用者の利用枚数別に設けられた表示器が対応して表示
するため、１人の利用者の１枚投入の表示案内だけでな
く、複数枚投入に応じた券の表示案内ができる。このと
き、利用者は自分の投入した券の搬送位置を見ながら改
札利用でき、特に券投入口から券放出口へと搬送される
券の搬送位置を表示するだけではなく、利用者本人の券
と他の利用者の券とを表示色で区別した場合は、先利用
者と後利用者との券の区別が明確に行える。
【００１０】例えば、１枚券利用者と複数枚券利用者と
が連続して改札利用したとき、この先利用者の券と後利
用者の券とを色違いにより明確に目視して容易に区別で
きるため、取違えたり混同しなくなり、また利用者は投
入された券に伴って改札移動する傾向となるため、券と
改札利用者との対応状態が自然に一致して改札利用に適
した通行を促進する。また、このような券と人との関連
が的確となるため、１人の改札利用者が券を１枚利用し
たか、複数枚利用したかの判定性能も確実に向上する。
が連続して改札利用したとき、この先利用者の券と後利
用者の券とを色違いにより明確に目視して容易に区別で
きるため、取違えたり混同しなくなり、また利用者は投
入された券に伴って改札移動する傾向となるため、券と
改札利用者との対応状態が自然に一致して改札利用に適
した通行を促進する。また、このような券と人との関連
が的確となるため、１人の改札利用者が券を１枚利用し
たか、複数枚利用したかの判定性能も確実に向上する。
【００１１】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図１は駅務の改札口に設置される券搬送表示機
能付き自動改札機１１を示し、この券搬送表示機能付き
自動改札機１１は改札機本体１２の前後に通り抜け制御
用の開閉扉１３，１４を有し、また改札機本体１２の上
面前後位置に乗車券の投入口１５と放出口１６を有し、
さらに改札機本体１２の上面後部側に改札時の案内情報
を表示する改札表示器１７を有し、同じく改札機本体１
２の上面改札方向に沿って２種類の並列する一方の第１
〜第５券搬送表示器１８ａ〜１８ｅと、他方の第６〜第
１０券搬送表示器１９ａ〜１９ｅとを一定間隔毎に配設
している。
述する。図１は駅務の改札口に設置される券搬送表示機
能付き自動改札機１１を示し、この券搬送表示機能付き
自動改札機１１は改札機本体１２の前後に通り抜け制御
用の開閉扉１３，１４を有し、また改札機本体１２の上
面前後位置に乗車券の投入口１５と放出口１６を有し、
さらに改札機本体１２の上面後部側に改札時の案内情報
を表示する改札表示器１７を有し、同じく改札機本体１
２の上面改札方向に沿って２種類の並列する一方の第１
〜第５券搬送表示器１８ａ〜１８ｅと、他方の第６〜第
１０券搬送表示器１９ａ〜１９ｅとを一定間隔毎に配設
している。
【００１２】図２は券搬送表示機能付き自動改札機１１
の内部構成図を示し、この改札機本体１２の内部には、
乗車券Ｔの投入口１５と放出口１６との間を結ぶ乗車券
搬送ライン２０を備え、この乗車券搬送ライン２０は切
符、回数券、定期券、乗車カード等の乗車券Ｔを受付け
て券データ処理するものであって、搬送方向に整列部２
１と、間接データ処理部２２と、直接データ処理部２３
と、放出部２４との乗車券処理部を配備している。ま
た、この乗車券搬送ライン２０に沿って第１〜第５券検
知センサＳ1 〜Ｓ5 を配設している。
の内部構成図を示し、この改札機本体１２の内部には、
乗車券Ｔの投入口１５と放出口１６との間を結ぶ乗車券
搬送ライン２０を備え、この乗車券搬送ライン２０は切
符、回数券、定期券、乗車カード等の乗車券Ｔを受付け
て券データ処理するものであって、搬送方向に整列部２
１と、間接データ処理部２２と、直接データ処理部２３
と、放出部２４との乗車券処理部を配備している。ま
た、この乗車券搬送ライン２０に沿って第１〜第５券検
知センサＳ1 〜Ｓ5 を配設している。
【００１３】図３は券搬送表示機能付き自動改札機１１
の制御回路ブロック図を示し、ＣＰＵ３１はＲＯＭ３２
に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、
その制御データをＲＡＭ３８で読出し可能に記憶する。
の制御回路ブロック図を示し、ＣＰＵ３１はＲＯＭ３２
に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、
その制御データをＲＡＭ３８で読出し可能に記憶する。
【００１４】ＣＰＵ３１は、第１〜第５券検知センサＳ
1 〜Ｓ5 の検知信号に基づいて乗車券搬送ライン２０上
に搬送される乗車券Ｔの搬送位置を検知確認し、また搬
送駆動部３４によって乗車券搬送ライン２０を一定速度
で搬送駆動する。
1 〜Ｓ5 の検知信号に基づいて乗車券搬送ライン２０上
に搬送される乗車券Ｔの搬送位置を検知確認し、また搬
送駆動部３４によって乗車券搬送ライン２０を一定速度
で搬送駆動する。
【００１５】また、ＣＰＵ３１は色彩表示制御部３５に
制御指令して並列する第１〜第１０券搬送表示器１８ａ
〜１８ｅ、１９ａ〜１９ｅの色彩を表示制御する。これ
は、第１乗車券を受付けた改札利用時には、第１乗車券
の搬送位置を追従して一方の第１〜第５券搬送表示器１
８ａ〜１８ｅが順次点灯して搬送位置を表示案内し、こ
のとき色彩は放出口に放出されるまで終始同一色で搬送
位置を表示案内する。
制御指令して並列する第１〜第１０券搬送表示器１８ａ
〜１８ｅ、１９ａ〜１９ｅの色彩を表示制御する。これ
は、第１乗車券を受付けた改札利用時には、第１乗車券
の搬送位置を追従して一方の第１〜第５券搬送表示器１
８ａ〜１８ｅが順次点灯して搬送位置を表示案内し、こ
のとき色彩は放出口に放出されるまで終始同一色で搬送
位置を表示案内する。
【００１６】これに続いて、第２乗車券を受付けた改札
利用時には、第２乗車券の搬送位置を追従して他方の第
６〜第１０券搬送表示器１９ａ〜１９ｅが順次点灯して
搬送位置を表示案内し、このとき色彩は第１乗車券の点
灯色と異ならせて表示案内する。続いて、第３、第４…
第ｎ乗車券と、後続の乗車券が投入されると、順に色を
異ならせて乗車券毎に区別された色で搬送位置を表示案
内する。
利用時には、第２乗車券の搬送位置を追従して他方の第
６〜第１０券搬送表示器１９ａ〜１９ｅが順次点灯して
搬送位置を表示案内し、このとき色彩は第１乗車券の点
灯色と異ならせて表示案内する。続いて、第３、第４…
第ｎ乗車券と、後続の乗車券が投入されると、順に色を
異ならせて乗車券毎に区別された色で搬送位置を表示案
内する。
【００１７】これにより、利用者は乗車券毎に区別され
た色を視認しながら改札利用するため、１人の利用者の
１枚投入あるいは複数枚投入したときに、乗車券と利用
者との対応が正確となり、改札利用者は自分の投入した
乗車券の搬送位置を視認しながら改札利用できる。ま
た、第１〜第１０券搬送表示器１８ａ〜１８ｅ、１９ａ
〜１９ｅは、改札方向に２個１組の５か所で細かく分割
表示し、さらに点滅、点灯、消灯の切換えによって乗車
券の搬送状態をきめ細かく流動的に表示案内する。
た色を視認しながら改札利用するため、１人の利用者の
１枚投入あるいは複数枚投入したときに、乗車券と利用
者との対応が正確となり、改札利用者は自分の投入した
乗車券の搬送位置を視認しながら改札利用できる。ま
た、第１〜第１０券搬送表示器１８ａ〜１８ｅ、１９ａ
〜１９ｅは、改札方向に２個１組の５か所で細かく分割
表示し、さらに点滅、点灯、消灯の切換えによって乗車
券の搬送状態をきめ細かく流動的に表示案内する。
【００１８】特に、投入口１５から放出口１６へと搬送
される乗車券の搬送位置を表示するだけでなく、利用者
本人の乗車券の表示色と他の利用者の乗車券の表示色と
を異ならせて区別しているため、先利用者の乗車券と後
利用者の乗車券との区別が明確となり、取違えたり混同
しなくなり、また投入された乗車券に伴って改札移動す
る傾向となるため、乗車券と利用者との対応状態が自然
に一致して改札利用に適した通行を促進する。また、こ
のような券と人との関連が的確となるため、ＣＰＵ３１
は１人の改札利用者が乗車券を１枚利用したか、複数枚
利用したかの判定性能が向上し、誤判定を解消した信頼
性の高い改札利用が図れる。
される乗車券の搬送位置を表示するだけでなく、利用者
本人の乗車券の表示色と他の利用者の乗車券の表示色と
を異ならせて区別しているため、先利用者の乗車券と後
利用者の乗車券との区別が明確となり、取違えたり混同
しなくなり、また投入された乗車券に伴って改札移動す
る傾向となるため、乗車券と利用者との対応状態が自然
に一致して改札利用に適した通行を促進する。また、こ
のような券と人との関連が的確となるため、ＣＰＵ３１
は１人の改札利用者が乗車券を１枚利用したか、複数枚
利用したかの判定性能が向上し、誤判定を解消した信頼
性の高い改札利用が図れる。
【００１９】このように構成された券搬送表示機能付き
自動改札機１１の表示動作を図４〜図１１の表示案内図
を参照して説明する。図４に示すように、通常、この券
搬送表示機能付き自動改札機１１は、投入口１５の近傍
位置に配設された一方の第１券搬送表示器１８ａが緑色
点滅して、第１乗車券Ｔ1 の投入を待機した改札待機状
態にある。この改札待機状態で、第１乗車券Ｔ1 が投入
口１５に投入されると、図５に示すように、一方の第１
券搬送表示器１８ａは緑色点滅から緑色点灯に切換え表
示して投入確認させ、また投入された第１乗車券Ｔ1
は、その後、第２券搬送表示器１８ｂの位置に達すると
同じ緑色を点灯表示し、第１券搬送表示器１８ａは消灯
する。このようにして第３、第４券搬送表示器１８ｂ，
１８ｃ，１８ｄの位置を通過する度に緑色点灯表示して
乗車券搬送ライン２０の搬送位置と同期させて表示案内
する。このとき、第１乗車券Ｔ1 が乗車券搬送ライン２
０の中間位置まで搬送されると、次券の投入を許容し、
この投入許容時には、図６に示すように、他方の第６券
搬送表示器１９ａを黄色点滅させて第２乗車券Ｔ2 の投
入を許容した投入待機状態であることを表示案内する。
これに従って、第２乗車券Ｔ2 が投入口１５に投入され
ると、図７に示すように、他方の第６券搬送表示器１９
ａは黄色点滅から黄色点灯に切換え表示して投入確認さ
せ、また投入された第２乗車券Ｔ2 は、その後、同様に
第６、第７、第８券搬送表示器１９ｂ，１９ｃ，１９ｄ
の位置を通過する度に黄色点灯表示して乗車券搬送ライ
ン２０の搬送位置と同期させて表示案内する。そして、
先に投入された第１乗車券Ｔ1 が放出口１６の位置まで
搬送されて放出されると、図８に示すように、放出され
た第１乗車券Ｔ1 は放出口１６の位置で抜取り待機さ
れ、これに伴って第５券搬送表示器１８ｅは緑色点灯表
示して抜取り許容状態を知らせる。一方、第２乗車券Ｔ
2 が乗車券搬送ライン２０の中間位置まで搬送される
と、続いて第３乗車券の投入を許容し、このときは、図
９に示すように、一方の第１券搬送表示器１８ａを赤色
点滅させて第３乗車券Ｔ3 の投入を許容する投入待機状
態であることを表示案内し、その後、抜取り位置に達し
た改札利用者が放出口１６に放出された第１乗車券Ｔ1
を抜取ると、図１０に示すように、第５券搬送表示器１
８ｅは抜取り動作に伴って消灯し、続いて第２乗車券Ｔ
2 の搬送位置に相当する券搬送表示器を点灯する。例え
ば、第９券搬送表示器１９ｄの位置では第２乗車券Ｔ2
に対応する黄色で点灯表示し、そしてこの第２乗車券Ｔ
2 が放出口１６に放出されると、図１１に示すように、
放出された第２乗車券Ｔ2 は放出口１６の位置で抜取り
待機され、これに伴って第１０券搬送表示器１９ｅで黄
色点灯表示し、また投入口１５は次の第３乗車券Ｔ3 が
投入されるまで、第１券搬送表示器１８ａを赤色点滅さ
せて第３乗車券Ｔ3 の投入を待機する。
自動改札機１１の表示動作を図４〜図１１の表示案内図
を参照して説明する。図４に示すように、通常、この券
搬送表示機能付き自動改札機１１は、投入口１５の近傍
位置に配設された一方の第１券搬送表示器１８ａが緑色
点滅して、第１乗車券Ｔ1 の投入を待機した改札待機状
態にある。この改札待機状態で、第１乗車券Ｔ1 が投入
口１５に投入されると、図５に示すように、一方の第１
券搬送表示器１８ａは緑色点滅から緑色点灯に切換え表
示して投入確認させ、また投入された第１乗車券Ｔ1
は、その後、第２券搬送表示器１８ｂの位置に達すると
同じ緑色を点灯表示し、第１券搬送表示器１８ａは消灯
する。このようにして第３、第４券搬送表示器１８ｂ，
１８ｃ，１８ｄの位置を通過する度に緑色点灯表示して
乗車券搬送ライン２０の搬送位置と同期させて表示案内
する。このとき、第１乗車券Ｔ1 が乗車券搬送ライン２
０の中間位置まで搬送されると、次券の投入を許容し、
この投入許容時には、図６に示すように、他方の第６券
搬送表示器１９ａを黄色点滅させて第２乗車券Ｔ2 の投
入を許容した投入待機状態であることを表示案内する。
これに従って、第２乗車券Ｔ2 が投入口１５に投入され
ると、図７に示すように、他方の第６券搬送表示器１９
ａは黄色点滅から黄色点灯に切換え表示して投入確認さ
せ、また投入された第２乗車券Ｔ2 は、その後、同様に
第６、第７、第８券搬送表示器１９ｂ，１９ｃ，１９ｄ
の位置を通過する度に黄色点灯表示して乗車券搬送ライ
ン２０の搬送位置と同期させて表示案内する。そして、
先に投入された第１乗車券Ｔ1 が放出口１６の位置まで
搬送されて放出されると、図８に示すように、放出され
た第１乗車券Ｔ1 は放出口１６の位置で抜取り待機さ
れ、これに伴って第５券搬送表示器１８ｅは緑色点灯表
示して抜取り許容状態を知らせる。一方、第２乗車券Ｔ
2 が乗車券搬送ライン２０の中間位置まで搬送される
と、続いて第３乗車券の投入を許容し、このときは、図
９に示すように、一方の第１券搬送表示器１８ａを赤色
点滅させて第３乗車券Ｔ3 の投入を許容する投入待機状
態であることを表示案内し、その後、抜取り位置に達し
た改札利用者が放出口１６に放出された第１乗車券Ｔ1
を抜取ると、図１０に示すように、第５券搬送表示器１
８ｅは抜取り動作に伴って消灯し、続いて第２乗車券Ｔ
2 の搬送位置に相当する券搬送表示器を点灯する。例え
ば、第９券搬送表示器１９ｄの位置では第２乗車券Ｔ2
に対応する黄色で点灯表示し、そしてこの第２乗車券Ｔ
2 が放出口１６に放出されると、図１１に示すように、
放出された第２乗車券Ｔ2 は放出口１６の位置で抜取り
待機され、これに伴って第１０券搬送表示器１９ｅで黄
色点灯表示し、また投入口１５は次の第３乗車券Ｔ3 が
投入されるまで、第１券搬送表示器１８ａを赤色点滅さ
せて第３乗車券Ｔ3 の投入を待機する。
【００２０】上述のように、投入される乗車券毎に、緑
色、黄色、赤色…と順に点灯色を変えて色別表示して１
券に付き１色で搬送処理状態を表示案内するため、利用
者の１枚投入や２枚投入に対応した表示案内ができる。
従って、改札利用者は自分の投入した乗車券の搬送位置
を見ながら改札利用でき、特に投入口から放出口へと搬
送される乗車券の搬送位置を表示するだけでなく、利用
者本人の乗車券と他の利用者の乗車券の表示色を異なら
せて明確に区別することができる。このため、１枚券利
用者と複数枚券利用者とが連続して改札利用したとき、
この先利用者の乗車券と後利用者の乗車券とを色違いに
より自然に見て明確に区別することができる。それゆ
え、利用者は取違えたり混同しなくなり、また利用者は
投入された乗車券に伴って改札移動する傾向となるた
め、乗車券と利用者との対応状態が自然に一致して改札
利用に適した通行を促進する。また、このような乗車券
と人との関連が的確となるため、１人の利用者が乗車券
を１枚利用したか、複数枚利用したかの判定性能も向上
する。
色、黄色、赤色…と順に点灯色を変えて色別表示して１
券に付き１色で搬送処理状態を表示案内するため、利用
者の１枚投入や２枚投入に対応した表示案内ができる。
従って、改札利用者は自分の投入した乗車券の搬送位置
を見ながら改札利用でき、特に投入口から放出口へと搬
送される乗車券の搬送位置を表示するだけでなく、利用
者本人の乗車券と他の利用者の乗車券の表示色を異なら
せて明確に区別することができる。このため、１枚券利
用者と複数枚券利用者とが連続して改札利用したとき、
この先利用者の乗車券と後利用者の乗車券とを色違いに
より自然に見て明確に区別することができる。それゆ
え、利用者は取違えたり混同しなくなり、また利用者は
投入された乗車券に伴って改札移動する傾向となるた
め、乗車券と利用者との対応状態が自然に一致して改札
利用に適した通行を促進する。また、このような乗車券
と人との関連が的確となるため、１人の利用者が乗車券
を１枚利用したか、複数枚利用したかの判定性能も向上
する。
【００２１】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の自動改札機は、実施例の券搬送
表示機能付き自動改札機１１に対応し、以下同様に、券
は、乗車券Ｔと、第１乗車券Ｔ1 と、第２乗車券Ｔ2
と、第３乗車券Ｔ3 とに対応し、表示器は、並列する一
方の第１〜第５券搬送表示器１８ａ〜１８ｅと、他方の
第６〜第１０券搬送表示器１９ａ〜１９ｅとに対応し、
表示制御手段は、ＣＰＵ３１と色彩表示制御部３５とに
対応するも、この発明は上述の一実施例の構成のみに限
定されるものではない。
応において、この発明の自動改札機は、実施例の券搬送
表示機能付き自動改札機１１に対応し、以下同様に、券
は、乗車券Ｔと、第１乗車券Ｔ1 と、第２乗車券Ｔ2
と、第３乗車券Ｔ3 とに対応し、表示器は、並列する一
方の第１〜第５券搬送表示器１８ａ〜１８ｅと、他方の
第６〜第１０券搬送表示器１９ａ〜１９ｅとに対応し、
表示制御手段は、ＣＰＵ３１と色彩表示制御部３５とに
対応するも、この発明は上述の一実施例の構成のみに限
定されるものではない。
【図１】 この発明の券搬送表示機能付き自動改札機を
示す外観斜視図。
示す外観斜視図。
【図２】 この発明の券搬送表示機能付き自動改札機の
概略内部構成図。
概略内部構成図。
【図３】 この発明の券搬送表示機能付き自動改札機の
制御回路ブロック図。
制御回路ブロック図。
【図４】 この発明の第１乗車券の投入待機状態を示す
表示説明図。
表示説明図。
【図５】 この発明の第１乗車券の投入状態を示す表示
説明図。
説明図。
【図６】 この発明の第２乗車券の投入待機状態を示す
表示説明図。
表示説明図。
【図７】 この発明の第２乗車券の投入状態を示す表示
説明図。
説明図。
【図８】 この発明の第１乗車券の放出および抜取り待
機状態を示す表示説明図。
機状態を示す表示説明図。
【図９】 この発明の第１乗車券の抜取り待機状態およ
び第３乗車券の投入待機状態を示す表示説明図。
び第３乗車券の投入待機状態を示す表示説明図。
【図１０】 この発明の第１乗車券の抜取り終了状態お
よび第３乗車券の投入待機状態を示す表示説明図。
よび第３乗車券の投入待機状態を示す表示説明図。
【図１１】 この発明の第２乗車券の放出および抜取り
待機状態および第３乗車券の投入待機状態を示す表示説
明図。
待機状態および第３乗車券の投入待機状態を示す表示説
明図。
１１…券搬送表示機能付き自動改札機 １２…改札機本体 １５…投入口 １６…放出口 １８ａ〜１８ｅ…第１〜第５券搬送表示器 １９ａ〜１９ｅ…第６〜第１０券搬送表示器 Ｔ，Ｔ1 ，Ｔ2 ，Ｔ3 …乗車券 Ｓ1 〜Ｓ5 …第１〜第５券検知センサ ３１…ＣＰＵ ３５…色彩表示制御部
Claims (2)
- 【請求項１】券の搬送位置を表示する表示器を改札機本
体の上面に備えた自動改札機であって、１人の利用者の
改札許容枚数に応じた数の表示器を設け、上記表示器は
投入された券毎に搬送位置を表示する表示制御手段とを
設けた自動改札機。 - 【請求項２】表示器の表示色を利用者別に区分すること
を特徴とする請求項１記載の自動改札機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9162002A JPH10334288A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9162002A JPH10334288A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 自動改札機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10334288A true JPH10334288A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15746180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9162002A Pending JPH10334288A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 自動改札機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10334288A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6749118B2 (en) * | 2000-02-29 | 2004-06-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Automatic ticket gate apparatus |
| JP2007058556A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動改札装置 |
| JP2014215377A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置、画像形成装置、画像読取り装置、後処理装置及び画像形成システム |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP9162002A patent/JPH10334288A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6749118B2 (en) * | 2000-02-29 | 2004-06-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Automatic ticket gate apparatus |
| JP2007058556A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動改札装置 |
| JP2014215377A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置、画像形成装置、画像読取り装置、後処理装置及び画像形成システム |
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