JPH10331778A - オイルポンプ - Google Patents
オイルポンプInfo
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- JPH10331778A JPH10331778A JP9140570A JP14057097A JPH10331778A JP H10331778 A JPH10331778 A JP H10331778A JP 9140570 A JP9140570 A JP 9140570A JP 14057097 A JP14057097 A JP 14057097A JP H10331778 A JPH10331778 A JP H10331778A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/0057—Driving elements, brakes, couplings, transmission specially adapted for machines or pumps
- F04C15/0061—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
Abstract
の課題とする。 【解決手段】 ハウジング(10)と、該ハウジング内
に回転可能に設置され、内周に内孔(21b)と、突出
部(21d,21e)を備え、外周に複数の外歯(21
a)を備えたインナーロータ(21)と、前記ハウジン
グ内に前記インナーロータの回転軸に対して偏心して回
転可能に設置され、内周に前記インナーロータの外歯と
噛合する複数の内歯(22a)を備え、前記外歯と内歯
との間に複数のポンプ室(R)を形成するアウターロー
タ(22)とを備えたオイルポンプにおいて、前記イン
ナーロータの内孔に、複数の位置決め用突部(21c)
を設けたことを特徴とするオイルポンプ。
Description
に、ハウジングに収容されるインナーロータ及びアウタ
ーロータを備えて、インナーロータにて回転軸より回転
駆動されるようにしたオイルポンプに関する。
て、特開昭63−223382号があるが、これには、
エンジンのクランクシャフトの回転が伝達されるインナ
ーロータの内周部に回転軸方向に突出した突出部を設
け、この突出部をハウジングに嵌合させて、オイルポン
プの作動時の、クランクシャフトの回転軸に対する回転
振れに対して、インナーロータの位置決めを行ってい
た。
は、インナーロータの突出部がハウジングと摺動するこ
とによる摺動抵抗の増大、また、オイルポンプの吐出圧
によってインナーロータが突出部を支点として傾き、ハ
ウジングに押し付けられることによりハウジングの磨耗
を引き起こす可能性がある。
タの突出部を廃止して、インナーロータの内周部径を、
エンジンのクランクシャフトの外径に近いものとして、
オイルポンプの作動時には、クランクシャフトの回転振
れに伴って、インナーロータも一体となって揺動させる
ものがあった。
タの内周部径を、エンジンのクランクシャフトの外径に
近いものとしていることによって、インナーロータとク
ランクシャフトとの間の隙間が非常に少なく、オイルポ
ンプ作動中にポンプ室からインナーロータの側面を介し
て漏れた作動油が円滑にオイルパンに戻るために、ハウ
ジングに油孔を設ける必要があり、機械加工の手間が必
要であった。
解決するオイルポンプを提供することをその目的とす
る。
ては、前述の課題を解決するために、ハウジングと、該
ハウジング内に回転可能に設置され、内周に少なくとも
1つの円周部と、少なくとも1つの突出部を備え、外周
に複数の外歯を備えたインナーロータと、前記ハウジン
グ内に前記インナーロータの回転軸に対して偏心して回
転可能に設置され、内周に前記インナーロータの外歯と
噛合する複数の内歯を備え、前記外歯と内歯との間に複
数のポンプ室を形成するアウターロータとを備えたオイ
ルポンプにおいて、前記インナーロータの円周部に、複
数の位置決め用突起を設けたことを特徴とするオイルポ
ンプとした。
ポンプによれば、インナーロータの円周部に設けられた
複数の位置決め用突起とクランクシャフトの外周部が係
合することによって、クランクシャフトに対するインナ
ーロータの位置が決定されるため、インナーロータの内
周部の突部以外の部位と、クランクシャフトの外周部と
の間に所定の隙間が形成され、オイルポンプ作動中にポ
ンプ室からインナーロータの側面を介して漏れた作動油
がこの隙間を介して円滑に戻される。
部について説明する。図1は、本発明のオイルポンプの
正面図である。このオイルポンプはハウジング10とこ
のハウジング10内に組付けたインナーロータ21とア
ウターロータ22を主要構成部材とするものであり、図
2に示したようにエンジンブロック31に組付けられて
クランク軸32によって回転駆動されるように構成され
ている。なお、クランク軸32には、オイルシール33
が脱着可能に組付けられるとともに、タイミングベルト
(図示省略)を駆動するクランクプーリ34が脱着可能
に組付けられるようになっている。また、オイルポンプ
は、ハウジング10の本体11にインナーロータ21と
アウターロータ22を組付けた後にカバー12を本体1
1に組付けることにより組み立てられている。
個の皿ねじ13によって組付けたカバー12によって構
成されていて、本体11とカバー12にはクランク軸3
2が貫通する内孔11a,12aが設けられている。ま
た本体11には、エンジンブロック31に組付けるとき
に、ピン(図示省略)が嵌合する2個のピン孔11b,
11kと、取付ボルト(図示省略)が挿通される9個の
取付孔11c,11d,11e,11f,11g,11
h,11i,11j,11mが設けられるとともに、当
該ハウジング10の組付後に補機部材(図示省略)を組
付けるためのねじ孔11nが設けられている。更に本体
11には、吸入ポート11pと吐出ポート11qが設け
られている。
aを有するとともに、内孔21bを有していて、内孔2
1bにはクランク軸32が嵌合する突部21cが、円周
上4箇所に設置され、更に内孔21bには径方向内方に
突出する一対の半月状突出部21d,21eが対向して
設けられており、同突出部21d,21e(二面幅部)
を介してクランク軸32の回転がインナーロータ21に
伝達されるようになっている。また、インナーロータ2
1は、その両側面21f,21gにてハウジング10の
内側面11r,12bに摺接するようになっている。
1の外歯21aに順次噛合する11個の内歯22aを有
していて、両歯21a,22a間に複数のポンプ室Rを
形成しており、ハウジング10の本体11に形成した凹
部11sにインナーロータ21の回転中心から所定量偏
心した回転中心回りに回転可能に収容されてインナーロ
ータ21によって回転されるようになっている。ここ
で、アウターロータ22の外周22bの外径は、ハウジ
ング10の凹部11sの内径との間に、クランク軸32
の回転振れを吸収できるだけの隙間ができるように設定
される。
付けた際、インナーロータ21の内孔21bとエンジン
のクランク軸32との間に油路となる隙間S(図3示)
が形成される。
cによってクランク軸32に嵌合しているインナーロー
タ21は、クランク軸32とともに回転し、インナーロ
ータ21の外歯21aと内歯22aによって噛合してい
るアウターロータ22も、インナーロータ21とともに
回転する。
いは、取付にまつわる回転振れによって、インナーロー
タ21、及び、アウターロータ22もクランク軸32と
ともに、クランク軸32の回転振れ量だけ回転振れす
る。しかしながら、アウターロータ22の外周22bの
外径と、ハウジング10の凹部11sの内径との間に設
定された隙間によって、アウターロータ22の回転振れ
が許容される。
ーロータ21の内孔21bに設置された突部21cは、
円周上4箇所設置されているが、かならずしもこれに限
定されるものではなく、クランク軸32とインナーロー
タ21の一体回転が達成される数だけあればよいことは
いうまでもない。
ーロータの内孔に設けられた突部によって、インナーロ
ータの内孔と、クランクシャフトの外周部との間に油路
が形成されるため、ハウジングに油孔を形成する必要が
なく、例えば、インナーロータを焼結合金等で形成すれ
ば、機械加工の必要がなく、低コストのオイルポンプと
することができる。
外歯 21b 内孔 21c 突部 21d,21e 突
出部 22 アウターロータ 22a 内歯 R ポンプ
室
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に回転可
能に設置され、内周に少なくとも1つの円周部と、少な
くとも1つの突出部を備え、外周に複数の外歯を備えた
インナーロータと、前記ハウジング内に前記インナーロ
ータの回転軸に対して偏心して回転可能に設置され、内
周に前記インナーロータの外歯と噛合する複数の内歯を
備え、前記外歯と内歯との間に複数のポンプ室を形成す
るアウターロータとを備えたオイルポンプにおいて、前
記インナーロータの円周部に、複数の位置決め用突起を
設けたことを特徴とするオイルポンプ。
Priority Applications (4)
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