JPH10331270A - ユニット建物の配管構造ならびに配管方法 - Google Patents
ユニット建物の配管構造ならびに配管方法Info
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- JPH10331270A JPH10331270A JP14510497A JP14510497A JPH10331270A JP H10331270 A JPH10331270 A JP H10331270A JP 14510497 A JP14510497 A JP 14510497A JP 14510497 A JP14510497 A JP 14510497A JP H10331270 A JPH10331270 A JP H10331270A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物ユニット間におけるユニット内配管同士
の接続作業の手間を省きユニット建物の施工期間の短縮
を図ること。 【解決手段】 ユニット建物の施工現場に敷設されてい
る敷地内給水管９に地上立ち上げ部９１が設けられ、こ
の地上立ち上げ部９１とユニット建物の建物内配管とが
接続されているユニット建物の配管構造において、前記
敷地内給水管９の地上立ち上げ部９１を一階用建物ユニ
ットＵ１のそれぞれに対応する位置に複数設け、各一階
用建物ユニットＵ１内に設けられているユニット内給水
管１１と接続させた。
の接続作業の手間を省きユニット建物の施工期間の短縮
を図ること。 【解決手段】 ユニット建物の施工現場に敷設されてい
る敷地内給水管９に地上立ち上げ部９１が設けられ、こ
の地上立ち上げ部９１とユニット建物の建物内配管とが
接続されているユニット建物の配管構造において、前記
敷地内給水管９の地上立ち上げ部９１を一階用建物ユニ
ットＵ１のそれぞれに対応する位置に複数設け、各一階
用建物ユニットＵ１内に設けられているユニット内給水
管１１と接続させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ユニット建物の
配管構造に関する。
配管構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】 ユニット建物などの工業化建物では、
施工期間をできるだけ短縮することが要求されるため、
施工現場での作業工数を減らすための工夫が必要になっ
ている。
施工期間をできるだけ短縮することが要求されるため、
施工現場での作業工数を減らすための工夫が必要になっ
ている。
【０００３】ところで、施工現場での作業のひとつに、
給排水管の配管作業があるが、この配管構造としては、
例えば、特開平７−２８６３４３号公報に記載されてい
るような従来技術が知られている。すなわち、この従来
技術は、予め工場内で建物ユニットの天井部にヘッダー
を設けておくと共に、このヘッダーを、給水管を介して
各水栓器具に接続しておくというのものである。
給排水管の配管作業があるが、この配管構造としては、
例えば、特開平７−２８６３４３号公報に記載されてい
るような従来技術が知られている。すなわち、この従来
技術は、予め工場内で建物ユニットの天井部にヘッダー
を設けておくと共に、このヘッダーを、給水管を介して
各水栓器具に接続しておくというのものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
技術では、施工現場でのユニット内配管の手間を省くこ
とはできるものの、各ユニット内配管同士の接続作業
は、施工現場で行わなければならないという問題があっ
た。
技術では、施工現場でのユニット内配管の手間を省くこ
とはできるものの、各ユニット内配管同士の接続作業
は、施工現場で行わなければならないという問題があっ
た。
【０００５】すなわち、従来、ユニット建物では、図３
に示すように、施工現場において、基礎の上に階下用建
物ユニットＵ１０を積載した後に、隣接する階下用建物
ユニットＵ１０間においてユニット内給水管１０１同士
を接続すると共にユニット内給湯管２０１同士を接続
し、前記ユニット内給水管１０１を、敷地内配管の立ち
上げ部に接続する。次に、階下用建物ユニットＵ１０の
上に階上用建物ユニットＵ２０を積載した後に、階下用
建物ユニットＵ１０のユニット内給水管１０１と階上用
建物ユニットＵ２０のユニット内給水管２０１を接続す
るための給水接続管３０を壁の外面に鉛直方向に配管す
ると共に、階下用建物ユニットＵ１０のユニット内給湯
管１０２と階上用建物ユニットＵ２０のユニット内給湯
管２０２を接続するための給湯接続管４０を壁の外面に
鉛直方向に配管していた。なお、図中５０はカバーであ
る。
に示すように、施工現場において、基礎の上に階下用建
物ユニットＵ１０を積載した後に、隣接する階下用建物
ユニットＵ１０間においてユニット内給水管１０１同士
を接続すると共にユニット内給湯管２０１同士を接続
し、前記ユニット内給水管１０１を、敷地内配管の立ち
上げ部に接続する。次に、階下用建物ユニットＵ１０の
上に階上用建物ユニットＵ２０を積載した後に、階下用
建物ユニットＵ１０のユニット内給水管１０１と階上用
建物ユニットＵ２０のユニット内給水管２０１を接続す
るための給水接続管３０を壁の外面に鉛直方向に配管す
ると共に、階下用建物ユニットＵ１０のユニット内給湯
管１０２と階上用建物ユニットＵ２０のユニット内給湯
管２０２を接続するための給湯接続管４０を壁の外面に
鉛直方向に配管していた。なお、図中５０はカバーであ
る。
【０００６】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、各建物ユニット間におけるユニット内配管同士の
接続作業の手間を省き、ユニット建物の施工期間の短縮
を図ることを目的としている。
目し、各建物ユニット間におけるユニット内配管同士の
接続作業の手間を省き、ユニット建物の施工期間の短縮
を図ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明では、ユニット建物の施工現
場に敷設されている敷地内配管に地上立ち上げ部が設け
られ、この地上立ち上げ部とユニット建物の建物内配管
とが接続されているユニット建物の配管構造において、
前記敷地内配管の地上立ち上げ部が、ユニット建物の一
階部分を構成している一階用建物ユニットのそれぞれに
対応する位置に複数設けられ、各一階用建物ユニット内
に設けられているユニット内配管と接続されている構成
とした。
めに、請求項１記載の発明では、ユニット建物の施工現
場に敷設されている敷地内配管に地上立ち上げ部が設け
られ、この地上立ち上げ部とユニット建物の建物内配管
とが接続されているユニット建物の配管構造において、
前記敷地内配管の地上立ち上げ部が、ユニット建物の一
階部分を構成している一階用建物ユニットのそれぞれに
対応する位置に複数設けられ、各一階用建物ユニット内
に設けられているユニット内配管と接続されている構成
とした。
【０００８】請求項２記載の発明では、請求項１記載の
発明において、階下用建物ユニットのユニット内配管と
上階用建物ユニットのユニット内配管とが、分岐管継手
を介して接続されている構成とし、請求項３記載の発明
では、請求項２記載の発明において、前記分岐管継手が
階下用建物ユニットの天井に設けられている構成とし、
請求項４記載の発明では、請求項１ないし３記載の発明
において、前記ユニット内配管が給水管である構成と
し、請求項５記載の発明では、給湯管が、複数の建物ユ
ニットにまたがって横引き配管されている請求項４記載
の発明において、構成とした。
発明において、階下用建物ユニットのユニット内配管と
上階用建物ユニットのユニット内配管とが、分岐管継手
を介して接続されている構成とし、請求項３記載の発明
では、請求項２記載の発明において、前記分岐管継手が
階下用建物ユニットの天井に設けられている構成とし、
請求項４記載の発明では、請求項１ないし３記載の発明
において、前記ユニット内配管が給水管である構成と
し、請求項５記載の発明では、給湯管が、複数の建物ユ
ニットにまたがって横引き配管されている請求項４記載
の発明において、構成とした。
【０００９】また、上記目的を達成するために、請求項
６記載の発明では、工場内で、一階用建物ユニット内に
ユニット内配管を配管しておき、施工現場で、敷地内配
管を敷設すると共に、この敷地内配管に、一階用建物ユ
ニットのそれぞれに対応する位置に地上立ち上げ部を設
け、各一階用建物ユニットを基礎の上に設置し、各一階
用建物ユニットのユニット内配管を前記各地上立ち上げ
部に接続する方法を採用した。
６記載の発明では、工場内で、一階用建物ユニット内に
ユニット内配管を配管しておき、施工現場で、敷地内配
管を敷設すると共に、この敷地内配管に、一階用建物ユ
ニットのそれぞれに対応する位置に地上立ち上げ部を設
け、各一階用建物ユニットを基礎の上に設置し、各一階
用建物ユニットのユニット内配管を前記各地上立ち上げ
部に接続する方法を採用した。
【００１０】また、請求項７記載の発明では、工場内
で、一階用建物ユニットの天井に分岐管継手を取り付
け、ユニット内配管をこの分岐管継手に接続して一階用
建物ユニット内に配管し、かつ、二階用建物ユニット用
のユニット内配管を前記分岐管継手に接続して一階用建
物ユニットの天井に設置しておき、施工現場で、敷地内
配管を敷設すると共に、この敷地内配管に、一階用建物
ユニットのそれぞれに対応する位置に地上立ち上げ部を
設け、各一階用建物ユニットを基礎の上に設置し、各一
階用建物ユニットのユニット内配管を前記各地上立ち上
げ部に接続し、一階用建物ユニットの上に二階用建物ユ
ニットを積み重ね、一階用建物ユニットの天井に設置し
ておいた二階用建物ユニット用のユニット内配管を二階
用建物ユニット内に配管させる方法を採用した。
で、一階用建物ユニットの天井に分岐管継手を取り付
け、ユニット内配管をこの分岐管継手に接続して一階用
建物ユニット内に配管し、かつ、二階用建物ユニット用
のユニット内配管を前記分岐管継手に接続して一階用建
物ユニットの天井に設置しておき、施工現場で、敷地内
配管を敷設すると共に、この敷地内配管に、一階用建物
ユニットのそれぞれに対応する位置に地上立ち上げ部を
設け、各一階用建物ユニットを基礎の上に設置し、各一
階用建物ユニットのユニット内配管を前記各地上立ち上
げ部に接続し、一階用建物ユニットの上に二階用建物ユ
ニットを積み重ね、一階用建物ユニットの天井に設置し
ておいた二階用建物ユニット用のユニット内配管を二階
用建物ユニット内に配管させる方法を採用した。
【００１１】
【作用】 請求項１〜５記載の発明では、一階用建物ユ
ニットのユニット内配管が、建物ユニット毎に独立して
敷地内配管と接続されているので、一階用建物ユニット
間においてユニット内配管同士を接続する必要がない。
ニットのユニット内配管が、建物ユニット毎に独立して
敷地内配管と接続されているので、一階用建物ユニット
間においてユニット内配管同士を接続する必要がない。
【００１２】請求項６記載の発明では、一階用建物ユニ
ットのユニット内配管を、建物ユニット毎に独立して敷
地内配管と接続するようにしたので、一階用建物ユニッ
トのユニット内配管同士を接続する必要がない。
ットのユニット内配管を、建物ユニット毎に独立して敷
地内配管と接続するようにしたので、一階用建物ユニッ
トのユニット内配管同士を接続する必要がない。
【００１３】請求項７記載の発明では、予め、工場内で
二階用建物ユニット用のユニット内配管を分岐管継手を
介して一階用建物ユニットのユニット内配管に接続して
いるので、施工現場で、一階用建物ユニットのユニット
内配管と二階用建物ユニットのユニット内配管を接続す
る必要がない。
二階用建物ユニット用のユニット内配管を分岐管継手を
介して一階用建物ユニットのユニット内配管に接続して
いるので、施工現場で、一階用建物ユニットのユニット
内配管と二階用建物ユニットのユニット内配管を接続す
る必要がない。
【００１４】
【発明の実施の形態】 まず、図１ならびに図２に基づ
いて、実施の形態のユニット建物の配管構造について詳
述する。図１は実施の形態のユニット建物の配管構造を
示す斜視図、図２は実施の形態のユニット建物の配管方
法の説明図である。
いて、実施の形態のユニット建物の配管構造について詳
述する。図１は実施の形態のユニット建物の配管構造を
示す斜視図、図２は実施の形態のユニット建物の配管方
法の説明図である。
【００１５】図中Ｕ１，Ｕ２，Ｕ３は、床１と壁２と天
井（図示省略）で構成された建物ユニットで、建物の一
階部分を構成している３つの一階用建物ユニットＵ１に
は、給湯機３、浴槽４と洗面台５、厨房キャビネット６
がそれぞれ設置されており、建物の二階部分を構成して
いる２つの二階用建物ユニットＵ２には、洗面台７、便
器８がそれぞれ設置されている。
井（図示省略）で構成された建物ユニットで、建物の一
階部分を構成している３つの一階用建物ユニットＵ１に
は、給湯機３、浴槽４と洗面台５、厨房キャビネット６
がそれぞれ設置されており、建物の二階部分を構成して
いる２つの二階用建物ユニットＵ２には、洗面台７、便
器８がそれぞれ設置されている。
【００１６】図中９は敷地内給水管で、この敷地内給水
管９は、基礎１０に沿って敷設されており、各一階用建
物ユニットＵ１と対応する位置には、ぞれぞれ地上立ち
上げ部９１が設けられている。前記給湯機３は、一階用
建物ユニットＵ１内に配管されたユニット内給水管１１
を介して前記敷地内給水管９の地上立ち上げ部９１のひ
とつに接続されている。
管９は、基礎１０に沿って敷設されており、各一階用建
物ユニットＵ１と対応する位置には、ぞれぞれ地上立ち
上げ部９１が設けられている。前記給湯機３は、一階用
建物ユニットＵ１内に配管されたユニット内給水管１１
を介して前記敷地内給水管９の地上立ち上げ部９１のひ
とつに接続されている。
【００１７】図中１２は給水用ヘッダーで、この給水用
ヘッダー１２は、浴槽４と洗面台５が設けられている一
階用建物ユニットＵ１の天井と、厨房キャビネット６が
設けられている一階用建物ユニットＵ１の天井のそれぞ
れに取り付けられ、ユニット内給水管１１を介して前記
敷地内給水管９の地上立ち上げ部９１に接続されてい
る。また、浴槽４と洗面台５が設けられている一階用建
物ユニットＵ１の給水用ヘッダー１２の分岐側には３本
のユニット内給水管１１が接続されており、これらのユ
ニット内給水管１１は、それぞれ、浴槽４の水栓器具と
洗面台５の水栓器具３と二階用建物ユニットＵ２に設け
られた洗面台７の水栓器具に接続されている。更に、厨
房キャビネット６が設けられている一階用建物ユニット
Ｕ１の給水用ヘッダー１２の分岐側にも２本のユニット
内給水管１１が接続されており、これらのユニット内給
水管１１は、それぞれ、厨房キャビネット６の水栓器具
と二階用建物ユニットＵ２に設けられた便器６の水栓器
具に接続されている。
ヘッダー１２は、浴槽４と洗面台５が設けられている一
階用建物ユニットＵ１の天井と、厨房キャビネット６が
設けられている一階用建物ユニットＵ１の天井のそれぞ
れに取り付けられ、ユニット内給水管１１を介して前記
敷地内給水管９の地上立ち上げ部９１に接続されてい
る。また、浴槽４と洗面台５が設けられている一階用建
物ユニットＵ１の給水用ヘッダー１２の分岐側には３本
のユニット内給水管１１が接続されており、これらのユ
ニット内給水管１１は、それぞれ、浴槽４の水栓器具と
洗面台５の水栓器具３と二階用建物ユニットＵ２に設け
られた洗面台７の水栓器具に接続されている。更に、厨
房キャビネット６が設けられている一階用建物ユニット
Ｕ１の給水用ヘッダー１２の分岐側にも２本のユニット
内給水管１１が接続されており、これらのユニット内給
水管１１は、それぞれ、厨房キャビネット６の水栓器具
と二階用建物ユニットＵ２に設けられた便器６の水栓器
具に接続されている。
【００１８】図中１３は給湯用ヘッダーで、この給湯用
ヘッダー１３は、浴槽４と洗面台５が設けられている一
階用建物ユニットＵ１の天井と、厨房キャビネット６が
設けられている一階用建物ユニットＵ１の天井のそれぞ
れに取り付けられており、給湯管１４を介して前記給湯
機３に接続されている。すなわち、前記給湯管１４は、
３つの一階用建物ユニットＵ１にまたがって横引き配管
されている。また、浴槽４と洗面台５が設けられている
一階用建物ユニットＵ１の給湯用ヘッダー１３の分岐側
には３本の給湯管１４が接続されており、これらの給湯
管１４は、それぞれ、浴槽４の水栓器具と洗面台５の水
栓器具３と二階用建物ユニットＵ２に設けられた洗面台
７の水栓器具に接続されている。更に、厨房キャビネッ
ト６が設けられている一階用建物ユニットＵ１の給湯用
ヘッダー１３の分岐側には１本の給湯管１４が接続され
ており、この給湯管１４は、厨房キャビネット６の水栓
器具に接続されている。
ヘッダー１３は、浴槽４と洗面台５が設けられている一
階用建物ユニットＵ１の天井と、厨房キャビネット６が
設けられている一階用建物ユニットＵ１の天井のそれぞ
れに取り付けられており、給湯管１４を介して前記給湯
機３に接続されている。すなわち、前記給湯管１４は、
３つの一階用建物ユニットＵ１にまたがって横引き配管
されている。また、浴槽４と洗面台５が設けられている
一階用建物ユニットＵ１の給湯用ヘッダー１３の分岐側
には３本の給湯管１４が接続されており、これらの給湯
管１４は、それぞれ、浴槽４の水栓器具と洗面台５の水
栓器具３と二階用建物ユニットＵ２に設けられた洗面台
７の水栓器具に接続されている。更に、厨房キャビネッ
ト６が設けられている一階用建物ユニットＵ１の給湯用
ヘッダー１３の分岐側には１本の給湯管１４が接続され
ており、この給湯管１４は、厨房キャビネット６の水栓
器具に接続されている。
【００１９】なお、前記ユニット内給水管１１ならびに
前記給湯管１４は、鋼管あるいは可撓管が使用され、鞘
管に挿入されて配管されている。また、二階用建物ユニ
ットＵ２の床１には、前記給水用ヘッダー１２ならびに
給湯用ヘッダー１３と対応する位置に、蓋１５によって
開閉可能な作業用開口部１６が設けられている。
前記給湯管１４は、鋼管あるいは可撓管が使用され、鞘
管に挿入されて配管されている。また、二階用建物ユニ
ットＵ２の床１には、前記給水用ヘッダー１２ならびに
給湯用ヘッダー１３と対応する位置に、蓋１５によって
開閉可能な作業用開口部１６が設けられている。
【００２０】次に、図２に基づいて、実施の形態のユニ
ット建物の配管方法について詳述する。
ット建物の配管方法について詳述する。
【００２１】まず、工場内で一階用建物ユニットＵを組
み立てた後に、ひとつの一階用建物ユニットＵ１には、
給湯機３を壁２に設置すると共に、この給湯機３にユニ
ット内給水管１１を接続して配管しておく。
み立てた後に、ひとつの一階用建物ユニットＵ１には、
給湯機３を壁２に設置すると共に、この給湯機３にユニ
ット内給水管１１を接続して配管しておく。
【００２２】また、別の一階用建物ユニットＵ１には、
浴槽４と洗面台５を床１に設置すると共に、給水用ヘッ
ダー１２を天井に設置し、ユニット内給水管１１を配管
して浴槽４の水栓器具と給水用ヘッダー１２、ならび
に、洗面台５の水栓器具と給水用ヘッダー１２を接続
し、かつ、二階用建物ユニットＵ２用のユニット内給水
管１１を前記給水用ヘッダー１２の分岐側に接続して天
井に設置しておく。
浴槽４と洗面台５を床１に設置すると共に、給水用ヘッ
ダー１２を天井に設置し、ユニット内給水管１１を配管
して浴槽４の水栓器具と給水用ヘッダー１２、ならび
に、洗面台５の水栓器具と給水用ヘッダー１２を接続
し、かつ、二階用建物ユニットＵ２用のユニット内給水
管１１を前記給水用ヘッダー１２の分岐側に接続して天
井に設置しておく。
【００２３】また、更に別の一階用建物ユニットＵ１に
は、厨房キャビネット６を床１に設置すると共に、給水
用ヘッダー１２を天井に設置し、ユニット内給水管１１
を配管して厨房キャビネット６の水栓器具と給水用ヘッ
ダー１２を接続し、かつ、二階用建物ユニットＵ２用の
ユニット内給水管１１を前記給水用ヘッダー１２の分岐
側に接続して天井に設置しておく。
は、厨房キャビネット６を床１に設置すると共に、給水
用ヘッダー１２を天井に設置し、ユニット内給水管１１
を配管して厨房キャビネット６の水栓器具と給水用ヘッ
ダー１２を接続し、かつ、二階用建物ユニットＵ２用の
ユニット内給水管１１を前記給水用ヘッダー１２の分岐
側に接続して天井に設置しておく。
【００２４】なお、前記二階用建物ユニットＵ２用のユ
ニット内給水管１１は、丸めた状態で天井に設置してお
くのが望ましい。また、その他のユニット内給水管１１
は、先に一階用建物ユニットＵ１の壁１や天井２に鞘管
を取り付け、その鞘管に挿入させて配管させるのが望ま
しい。
ニット内給水管１１は、丸めた状態で天井に設置してお
くのが望ましい。また、その他のユニット内給水管１１
は、先に一階用建物ユニットＵ１の壁１や天井２に鞘管
を取り付け、その鞘管に挿入させて配管させるのが望ま
しい。
【００２５】次に、施工現場で、基礎１０を設置すると
共に、その基礎１０に沿って敷地内給水９管を敷設し、
この敷地内給水管９には、一階用建物ユニットＵ１のそ
れぞれに対応する位置に地上立ち上げ部９１を設けてお
く。
共に、その基礎１０に沿って敷地内給水９管を敷設し、
この敷地内給水管９には、一階用建物ユニットＵ１のそ
れぞれに対応する位置に地上立ち上げ部９１を設けてお
く。
【００２６】そして、一階用建物ユニットＵ１を基礎１
０の上に設置して、各一階用建物ユニットＵ１のユニッ
ト内給水管１１を前記敷地内給水管９の地上立ち上げ部
９１に接続する。
０の上に設置して、各一階用建物ユニットＵ１のユニッ
ト内給水管１１を前記敷地内給水管９の地上立ち上げ部
９１に接続する。
【００２７】また、浴槽４と洗面台５が設けられている
一階用建物ユニットＵ１の天井と、厨房キャビネット６
が設けられている一階用建物ユニットＵ１の天井のそれ
ぞれに給湯用ヘッダー１２を取り付け、各給湯用ヘッダ
ー１２を給湯管４で給湯機３に接続する。更に、浴槽４
と洗面台５が設けられている一階用建物ユニットＵ１に
おいては、給湯用ヘッダー１２の分岐側と浴槽４の水栓
器具ならびに洗面台５の水栓器具を給湯管１４で接続
し、厨房キャビネット６が設けられている一階用建物ユ
ニットＵ１においては、給湯用ヘッダー１２の分岐側と
厨房キャビネット６の水栓器具を給湯管１４で接続す
る。
一階用建物ユニットＵ１の天井と、厨房キャビネット６
が設けられている一階用建物ユニットＵ１の天井のそれ
ぞれに給湯用ヘッダー１２を取り付け、各給湯用ヘッダ
ー１２を給湯管４で給湯機３に接続する。更に、浴槽４
と洗面台５が設けられている一階用建物ユニットＵ１に
おいては、給湯用ヘッダー１２の分岐側と浴槽４の水栓
器具ならびに洗面台５の水栓器具を給湯管１４で接続
し、厨房キャビネット６が設けられている一階用建物ユ
ニットＵ１においては、給湯用ヘッダー１２の分岐側と
厨房キャビネット６の水栓器具を給湯管１４で接続す
る。
【００２８】次に、一階用建物ユニットＵ１の上に二階
用建物ユニットＵ２を積載し、一階用建物ユニットＵ１
の天井に丸めて設置しておいた二階用建物ユニットＵ２
用のユニット内給水管１１を延ばし、上に位置する二階
用建物ユニットＵ２内に配管させ、洗面台７の水栓器
具、あるいは便器８の水栓器具と接続させる。
用建物ユニットＵ２を積載し、一階用建物ユニットＵ１
の天井に丸めて設置しておいた二階用建物ユニットＵ２
用のユニット内給水管１１を延ばし、上に位置する二階
用建物ユニットＵ２内に配管させ、洗面台７の水栓器
具、あるいは便器８の水栓器具と接続させる。
【００２９】以上により、給水管ならびに給湯管の配管
作業が完了する。つまり、本実施の形態のユニット建物
の配管構造ならびに配管方法は、隣接する一階用建物ユ
ニットＵ１間でユニット内給水管１１同士を接続する必
要がないし、施工現場で一階用建物ユニットＵ１のユニ
ット内給水管１１と二階用建物ユニットＵ２のユニット
内給水管１１を接続する必要がないので、施工現場での
施工工数を大幅に減らしてユニット建物の施工期間の短
縮を図ることができる。
作業が完了する。つまり、本実施の形態のユニット建物
の配管構造ならびに配管方法は、隣接する一階用建物ユ
ニットＵ１間でユニット内給水管１１同士を接続する必
要がないし、施工現場で一階用建物ユニットＵ１のユニ
ット内給水管１１と二階用建物ユニットＵ２のユニット
内給水管１１を接続する必要がないので、施工現場での
施工工数を大幅に減らしてユニット建物の施工期間の短
縮を図ることができる。
【００３０】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、給水管と給湯管の配管構造ならびに配
管方法について示したが、排水管、ガス管、電気配線挿
入管等、その他の配管構造ならびに配管方法に適用して
もよい。
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、給水管と給湯管の配管構造ならびに配
管方法について示したが、排水管、ガス管、電気配線挿
入管等、その他の配管構造ならびに配管方法に適用して
もよい。
【００３１】
【発明の効果】 以上説明してきたように、請求項１〜
８記載の発明にあっては、隣接する一階用建物ユニット
間でユニット内配管同士を接続する必要がないので、施
工現場での施工工数を減らしてユニット建物の施工期間
の短縮を図ることができるという効果が得られる。
８記載の発明にあっては、隣接する一階用建物ユニット
間でユニット内配管同士を接続する必要がないので、施
工現場での施工工数を減らしてユニット建物の施工期間
の短縮を図ることができるという効果が得られる。
【００３２】また、請求項８記載の発明にあっては、施
工現場で一階用建物ユニットのユニット内配管と二階用
建物ユニットのユニット内配管を接続する必要がないの
で、施工現場での施工工数を更に減らしてユニット建物
の施工期間の短縮をより図ることができるという効果が
得られる。
工現場で一階用建物ユニットのユニット内配管と二階用
建物ユニットのユニット内配管を接続する必要がないの
で、施工現場での施工工数を更に減らしてユニット建物
の施工期間の短縮をより図ることができるという効果が
得られる。
【図１】 実施の形態のユニット建物の配管構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】 実施の形態のユニット建物の配管方法の説明
図である。
図である。
【図３】 従来のユニット建物の配管構造を示す斜視図
である。
である。
Ｕ１，Ｕ２，Ｕ３ 建物ユニット １ 天井 ２ 壁 ３ 給湯機 ４ 浴槽 ５ 洗面台 ６ 厨房キャビネット ７ 洗面台 ８ 便器 ９ 敷地内給水管 ９１ 地上立ち上げ部 １０ 基礎 １１ ユニット内給水管 １２ 給水用ヘッダー １３ 給湯用ヘッダー １４ 給湯管
Claims (7)
- 【請求項１】 ユニット建物の施工現場に敷設されてい
る敷地内配管に地上立ち上げ部が設けられ、この地上立
ち上げ部とユニット建物の建物内配管とが接続されてい
るユニット建物の配管構造において、 前記敷地内配管の地上立ち上げ部が、ユニット建物の一
階部分を構成している一階用建物ユニットのそれぞれに
対応する位置に複数設けられ、各一階用建物ユニット内
に設けられているユニット内配管と接続されていること
を特徴とするユニット建物の配管構造。 - 【請求項２】 階下用建物ユニットのユニット内配管と
上階用建物ユニットのユニット内配管とが、分岐管継手
を介して接続されている請求項１記載のユニット建物の
配管構造。 - 【請求項３】 前記分岐管継手が階下用建物ユニットの
天井に設けられている請求項２記載のユニット建物の配
管構造。 - 【請求項４】 前記ユニット内配管が給水管である請求
項１ないし３記載のユニット建物の配管構造。 - 【請求項５】 給湯管が、複数の建物ユニットにまたが
って横引き配管されている請求項４記載のユニット建物
の配管構造。 - 【請求項６】 工場内で、一階用建物ユニット内にユニ
ット内配管を配管しておき、 施工現場で、敷地内配管を敷設すると共に、この敷地内
配管に、一階用建物ユニットのそれぞれに対応する位置
に地上立ち上げ部を設け、 各一階用建物ユニットを基礎の上に設置し、各一階用建
物ユニットのユニット内配管を前記各地上立ち上げ部に
接続するようにしたことを特徴とするユニット建物の配
管方法。 - 【請求項７】 工場内で、一階用建物ユニットの天井部
に分岐管継手を取り付け、ユニット内配管をこの分岐管
継手に接続して一階用建物ユニット内に配管し、かつ、
二階用建物ユニット用のユニット内配管を前記分岐管継
手に接続して一階用建物ユニットの天井に設置してお
き、 施工現場で、敷地内配管を敷設すると共に、この敷地内
配管に、一階用建物ユニットのそれぞれに対応する位置
に地上立ち上げ部を設け、 各一階用建物ユニットを基礎の上に設置し、各一階用建
物ユニットのユニット内配管を前記各地上立ち上げ部に
接続し、 一階用建物ユニットの上に二階用建物ユニットを積み重
ね、一階用建物ユニットの天井に設置しておいた二階用
建物ユニット用のユニット内配管を二階用建物ユニット
内に配管させるようにしたことを特徴とするユニット建
物の配管方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14510497A JPH10331270A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ユニット建物の配管構造ならびに配管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14510497A JPH10331270A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ユニット建物の配管構造ならびに配管方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331270A true JPH10331270A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15377476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14510497A Pending JPH10331270A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ユニット建物の配管構造ならびに配管方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331270A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008274655A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の配管構造及び方法 |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP14510497A patent/JPH10331270A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008274655A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の配管構造及び方法 |
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