JP2004316113A - ユニット建物の水回り設備施工方法 - Google Patents

ユニット建物の水回り設備施工方法 Download PDF

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Makoto Okamoto
誠 岡本
Kenji Katsuta
健嗣 勝田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/40Protecting water resources

Abstract

【課題】各建物ユニット毎に必要能力を有する給湯機を設置し、この給湯機と他の水回り設備を結ぶ給湯管の配管作業までを工場の生産段階で完了し、現場施工工数の削減とコストの低減を図ることのできるユニット建物の水回り設備施工方法を提供すること。
【解決手段】給湯機6,7から給湯される水回り設備3,4,5が設けられている建物ユニットU1,U2を複数有してなるユニット建物の前記水回り設備施工方法であって、前記水回り設備3,4,5が設けられている各建物ユニットU1,U2毎に給湯機6,7が配置され、この給湯機6,7と水回り設備3,4,5とを結ぶ給湯管9,11の配管作業まで工場生産段階で終了していることを特徴とするユニット建物の水回り設備施工方法。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の建物ユニットを結合させて構成されるユニット建物の水回り設備施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場内で複数の建物ユニットを生産し、これらを建築現場に運び連結して一戸のユニット建物を構築する方法は従来から採用されている。また、工場内で建物ユニットを生産する際に、浴室,トイレ,洗面室,キッチン、給湯機等の水回り設備が予め組み込まれた設備建物ユニットを用いることが多く行われている。その際、湯水や冷水の水源から水回り設備への配管も工場内において、建物ユニットの床下や天井内にヘッダーを取付けておくと共に、このヘッダーと水回り設備との間の配管も予め行っておく手法が提案されている。(特許文献1参照)。これにより、施工現場での施工工数を減らすことができるので、施工期間を更に短縮することができるようになる。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−286343号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のユニット建物にあっては、水回り設備として給湯機からの給湯が必要なキッチンと浴室が別個の建物ユニットに跨って配置され、しかも離れているような場合、一つの給湯機から両設備へ供給する配管は建物ユニットを跨るため工場で施工することは難しい。更に引き回し距離が長くなる。そのため冬季の凍結がおきやすくなったり、捨て水が多くエネルギーロスが大きくなったりする。また、配管材料自体長くなってコスト高になるという問題があった。
【0005】
すなわち、従来ユニット建物では、図2に示すように、施工現場において、基礎の上に階下用建物ユニットU10を積載した後に、隣接する階下用建物ユニットU10間においてユニット内給水管101同士を接続すると共に給湯機60を経由してユニット内給湯管201同士を接続する。次に階下用建物ユニットU10の上に階上用建物ユニットU20を積載した後に、階下用建物ユニットU10のユニット内給水管101と階上用建物ユニットU20のユニット内給水管201を接続するための給水接続管130を壁の外面に鉛直方向に配管すると共に、階下用建物ユニットU10のユニット内給湯管102と階上用建物ユニットU20のユニット内給湯管202を接続するための給湯接続管140を壁の外面に鉛直方向に配管していた。この際給湯機60から浴槽30、キッチン40、1階,2階の洗面台50,50及び2階のトイレ70と給湯管が引き回される。このため引き回し距離が長くなり、冬季の凍結が起き易くなったり、捨て水が多くエネルギーロスが大きくなる。また、配管材料自体も長くなりコスト高になるという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記のような問題に着目し、各建物ユニット毎に必要能力を有する給湯機を設置し、この給湯機と他の水回り設備を結ぶ給湯管の配管作業までを工場の生産段階で完了し、現場施工工数の削減とコストの低減を図ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、給湯機から給湯される水回り設備が設けられている建物ユニットを複数有してなるユニット建物の、前記水回り設備施工方法であって、前記水回り設備が設けられている各建物ユニット毎に給湯機が配置され、この給湯機と水回り設備とを結ぶ給湯管の配管作業まで工場生産段階で終了していることを特徴とするユニット建物の水回り設備施工方法である。
【0008】
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記水回り設備はキッチンであり、キッチン用給湯機が、建物ユニットの屋内側に設置されていることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記水回り設備は浴室であり、浴室用給湯機が、建物ユニットの短辺外壁側に設置されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
請求項1記載の発明では、給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備とを結ぶ給湯管の配管作業まで工場生産段階で終了しているので、現場施工工数の削減とコストの低減を図ることができる。また給湯管を建物ユニット間に跨って配管する必要がなくなり、配管の引き回しがほとんど無くなるので、冬季の凍結問題がなくなり、捨て水も少なくなり、エネルギーロスもなくなる。また、配管材料自身も少なくて済み、コストダウンになる。
【0011】
請求項2記載の発明では、キッチン用給湯機の必要能力は小さくて済むので、小型化でき、建物ユニットの屋内側に設置されても専有スペースが小さくてよく、メンテナンスが容易になる。
【0012】
請求項3記載の発明では、浴室用給湯機は給湯量が多く比較的大型なので、外壁側に取付けられるが、他の建物ユニットへの配管引き回しの問題がないので、建物ユニットの短辺外壁側に設置することにより、建物ユニットを現場まで輸送する際の輸送制限幅(トラックの幅)内に納めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、図1に基づいて、実施の形態の建物ユニットU1,U2を接続してなるユニット建物の水回り設備施工方法、特に各建物ユニット毎に給湯機を配置し、この給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備を結ぶ給湯管の配管施工方法について詳述する。図1(イ)は実施の形態のユニット建物の給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備の配置を示す平面図、図1(ロ)は実施の形態のユニット建物の給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備の配置を示す斜視図である。
【0014】
図中U1、U2は床1と壁2で構成された上面開放型の建物ユニットで、基礎(図示省略)の上に積載されている。そして、建物ユニットU1には、浴槽3、洗面台4が設置されていると共に、短辺妻側の壁2の外側に大型の給湯機(能力30,000Kcal/h)6が設置されている。そして建物ユニットU2内には、キッチン5が設置されていると共に、短辺妻側の壁2の室内側に小型の給湯機(能力9,500Kcal/h)7が別に設置されている。
【0015】
図中8はユニット内給水管、9はユニット内給湯管で、これらは建物ユニットU1内にそれぞれ配管されており、大型の給湯機6から浴槽3、洗面台4に接続されている。また、建物ユニットU2内にユニット内給水管10、ユニット内給湯管11が配管されており、小型の給湯機7からキッチン5に接続されている。
【0016】
なお、これらのユニット内給水管8、10並びにユニット内給湯管9、11は工場内で建物ユニットU1,U2を組み立てた後で各建物ユニットU1,U2に取り付けられるもので、鋼管或いは可撓管が使用され、鞘管(図示省略)に挿通されて配管されている。
【0017】
図中12は敷地内給水管で、この敷地内給水管12は、基礎に沿って敷設されており、前記建物ユニットU1,U2を基礎の上に積載した後、大型の給湯機6の近傍で立ち上がり、大型の給湯機6に接続され、もう一方は分岐して敷地内給水管121として小型の給湯機7に接続される。そして大型の給湯機6から浴槽3、洗面台4にユニット内給水管8、ユニット内給湯管9が分配器(図示省略)を経由して接続されても良い。
【0018】
つまり、本実施の形態の水回り設備施工方法にあっては、大型の給湯機6からユニット内給水管8、ユニット内給湯管9により浴槽3、洗面台4への配管作業及び小型の給湯機7からユニット内給湯管9およびユニット内給湯管11によりキッチン5への配管作業までを工場生産段階で終了しているので、現場施工工数の削減とコストの低減を図ることができる。また大型の給湯機6からユニット内給湯管9を経て浴槽3や洗面台4への引き回し距離は短くて済み、また給湯機7からユニット内給湯管11を経てキッチン5への引き回し距離はほとんど無いので、冬季の凍結問題がなくなり、捨て水も少なくなり、エネルギーロスもなくなる。
【0019】
更に、大型の給湯機6は建物ユニットU1の短辺妻側の壁2に取付けられているので、現場輸送の際の輸送制限幅(トラックの幅)内に納まる。また、小型の給湯機7は建物ユニットU2の壁2の屋内側に設置されても専有スペースが小さくて済み、メンテナンスが容易になる。
【0020】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0021】
例えば、実施の形態では、建物ユニットU1,U2の一階部分でそれぞれ別の給湯機6,7を配置し、この給湯機6,7と他の水回り設備を結ぶユニット内給水管、給湯管の配管施工方法について示したが、この他、二階にトイレや洗面台のような水回り設備が有る場合に、二階に必要能力の給湯機を配置することにより給湯管の引き回し距離を少なくすることができ、冬季の凍結問題がなくなり、捨て水も少なくなり、エネルギーロスも少なくすることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明にあっては、給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備とを結ぶ給湯管の配管作業まで工場生産段階で終了しているので、現場施工工数の削減とコストの低減を図ることができる。また給湯管を建物ユニット間に跨って配管する必要がなくなり、配管の引き回しがほとんど無くなるので、冬季の凍結問題がなくなり、捨て水も少なくなり、エネルギーロスもなくなる。また、配管材料自身も少なくて済み、コストダウンになるという効果が得られる。
【0023】
請求項2記載の本発明にあっては、キッチン用給湯機の必要能力は小さくて済むので、小型化でき、建物ユニットの屋内側に設置されても専有スペースが小さくてよく、メンテナンスが容易になるという効果が得られる。
【0024】
請求項3記載の本発明にあっては、浴室用給湯機は比較的大型なので、外壁に取付けられるが、他の建物ユニットへの配管引き回しの問題がないので、建物ユニットの短辺外壁側に設置することができ、建物ユニットを現場まで輸送する際の輸送制限幅(トラックの幅)内に納めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は実施の形態のユニット建物の給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備の配置を示す平面図、(ロ)は実施の形態のユニット建物の給湯機とキッチンや浴室などの水回り設備の配置を示す斜視図である。
【図2】従来のユニット建物の配管構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
U1、U2 建物ユニット
1 床
2 壁
3 浴槽
4 洗面台
5 キッチン
6 大型給湯機
7 小型給湯機
8 給水管
9 給湯管
10 給水管
11 給湯管
12 敷地内給水管

Claims (3)

  1. 給湯機から給湯される水回り設備が設けられている建物ユニットを複数有してなるユニット建物の前記水回り設備施工方法であって、前記水回り設備が設けられている各建物ユニット毎に給湯機が配置され、この給湯機と水回り設備とを結ぶ給湯管の配管作業まで工場生産段階で終了していることを特徴とするユニット建物の水回り設備施工方法。
  2. 前記水回り設備はキッチンであり、キッチン用給湯機が、建物ユニットの屋内側に設置されていることを特徴とする請求項1記載のユニット建物の水回り設備施工方法。
  3. 前記水回り設備は浴室であり、浴室用給湯機が、建物ユニットの短辺外壁側に設置されていることを特徴とする請求項1記載のユニット建物の水回り設備施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011226692A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Sekisui Chem Co Ltd 地熱利用システム、地中壁パネル、及び地下用ユニット

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