JP2000045446A - 建物の水回り装置 - Google Patents

建物の水回り装置

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JP2000045446A
JP2000045446A JP10208786A JP20878698A JP2000045446A JP 2000045446 A JP2000045446 A JP 2000045446A JP 10208786 A JP10208786 A JP 10208786A JP 20878698 A JP20878698 A JP 20878698A JP 2000045446 A JP2000045446 A JP 2000045446A
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water supply
water
drainage
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building
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JP10208786A
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English (en)
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Ikuo Iida
郁夫 飯田
Koji Okita
廣司 沖田
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RUNESU KENKYUSHO KK
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RUNESU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の各階層を仕切るスラブの上面に逆梁を
設けてなる建物において、水回り区画に設けられる給、
排水配管ユニットの交換やそれらの点検、修理等のメン
テナンスを簡単容易に低コストで行なうことができ、ま
た水回り区画から躯体への水漏れを防止する。 【解決手段】 逆梁1,2により囲まれる水回り区画S
A内に、複数本の給水配管20をジョイントJにより接
続してなる給水配管ユニットUSおよび複数本の排水配
管23をジョイントJにより接続してなる排水配管ユニ
ットUDを、それぞれ取外し可能に設け、これらユニッ
トUS,UDの給水口および排水口を、水回り施設ある
いは水回り機器に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の各階層を仕
切るスラブの上面に、逆梁を上向きに突設してなる、所
謂逆梁構造の躯体を備えた建物の水回り装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造の
建物においては、正梁、逆梁の躯体構造を問わず、各階
層を仕切るコンクリートスラブ上に、水回り区画を設
け、この水回り区画に浴室、洗面所、便所等の水回り施
設および洗濯機、流し台等の水回り機器を纏めて配備
し、この水回り施設、水回り機器の給、排水口には、躯
体に埋設するなどして恒久的に設けられる給、排水配管
を接続して、水回り施設、水回り機器への給水、そこか
らの排水を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般にコンク
リート構造、鉄骨構造の建物では、その躯体に比べて水
回り施設や給、排水配管設備は、その耐久寿命が短いた
め、それらの施設や設備の全部あるいは一部を交換する
必要があるが、従来の建物ではそれらが躯体に恒久的に
取付けられているため、その交換が大工事となり、大幅
なコスト増を招くばかりでなく躯体自体を損傷するとい
う問題があり、またかかる建物では、一般に給、排水配
管のジョイント部等から漏水することがあり、特に建物
の老朽化に伴いその傾向が多くなる。このとき従来の建
物では、漏洩した水はコンクリートスラブへと流れ出し
てコンクリート躯体のひび割れ部等を伝わってその躯体
内を流れ、階下等への漏水事故を引き起こすという問題
があり、またかかる漏水事故は、漏水個所の発見がしず
らく、補修費が嵩むという問題もある。
【0004】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、前記建物において、水回り施設や水回り機器、また
はそれらに接続される給、排水配管の躯体への組み付
け、交換、メンテナンス等を簡単容易に行なうことがで
きるようにして、前記問題をすべて解決できるようにし
た、新規な建物の水回り装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本請求項1記載の発明によれば、スラブの上面に、
複数の逆梁を上向に突設してなる逆梁構造の躯体を備え
た建物において、前記スラブ上には逆梁により囲まれ
る、水回り区画を画成し、この水回り区画の内面に防水
処理を施すとともにこの水回り区画内には、複数本の給
水配管をジョイントにより接続してなる給水配管ユニッ
トおよび複数本の排水配管をジョイントにより接続して
なる排水配管ユニットをそれぞれ取外し可能に設け、前
記給水配管ユニットの出口を、浴室、台所、便所等の水
回り施設あるいは洗濯機、流し台等の水回り機器の給水
口に着脱可能に接続し、また前記排水配管ユニットの入
口を、前記水回り施設あるいは水回り機器の排水口に着
脱可能に接続してなることを特徴としており、かかる特
徴によれば、給、排水配管ユニットの交換および部品交
換、修理等のメンテナンスをきわめて容易に、しかも低
コストで行なうことができ、その上躯体を損傷すること
がない。また水回り区画から躯体への水漏れを未然に防
止することができる。
【0006】また前記目的達成のため、本請求項2記載
の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前
記逆梁上には、床板を敷設し、この床板に点検口を開設
し、この点検口を通して給水配管、排水配管、ジョイン
ト等の給、排水配管ユニットの構成部品を、水回り区画
に搬、出入できるようにして、水回り区画内での給水配
管ユニットおよび排水配管ユニットの組付け作業ができ
るようにしたことを特徴としており、かかる特徴によれ
ば、前記請求項1記載の発明の効果に加えて、給、排水
配管のユニットの組付を、躯体に加工を加えることな
く、簡単容易に行なうことができ、その組付作業コスト
を大幅に低減することができる。
【0007】さらに前記目的達成のため、本請求項3記
載の発明によれば、前記請求項1または2記載のものに
おいて、前記逆梁には大引、根太等の床受構造体を架設
し、この床受構造体に吊下金具を介して前記給水配管ユ
ニットおよび排水配管ユニットを吊下支持したことを特
徴としており、かかる特徴によれば、前記請求項1また
は2記載の発明の効果に加えて給、排水ユニットが躯体
に接触することがなく遮音効果を高めることができる。
【0008】さらにまた前記目的達成のため、本請求項
4記載の発明によれば、前記請求項1,2または3記載
のものにおいて、前記水回り区画を形成する逆梁の底部
にドレーン管を貫通させ、このドレーン管の入口を水回
り区画内に開口するとともにその出口を水回り区画外の
排水部に連通し、水回り区画内の貯留水をこのドレーン
管を通して排水できるようにしたことを特徴としてお
り、かかる特徴によれば、前記請求項1,2または3記
載の発明の効果に加えて水回り施設、水回り機器および
給、排水配管ユニットからの漏水を迅速、確実に外部に
排水することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明水回り装置を備えた建物
の、一部横断平面図、図2は、図1の2−2線に沿う縦
断面図、図3は、図1の3−3線に沿う縦断面図、図4
は、図1の4−4線に沿う一部省略拡大断面図、図5
は、図2の5線矢視部の拡大図、図6は、図5の6線矢
視図である。
【0011】図1〜3において、鉄筋コンクリート構造
の建物の骨格を構成する躯体Fは、水平方向に延びて建
物を上下複数の階層に区画する水平躯体部分Fhと、鉛
直方向に延びて隣接する水平躯体部分Fh間を相互に連
結する鉛直躯体部分Fvとを備える。
【0012】水平躯体部分Fhは、コンクリートスラブ
Slの上面に複数の逆大梁1と、該逆大梁1よりも横断
面積の小さい逆小梁2とを上向きに一体に突設した、所
謂逆梁構造に構成されている。逆大梁1は、一戸の居住
部分の外周を囲むように、四隅の柱Pを連結して四角枠
状に形成され、また逆小梁2は、逆大梁1間を相互に連
結するように格子状に縦横に設けられる。
【0013】一戸の居住部分は、逆大梁1および逆小梁
2により、複数の区画単位に区画され、そのうちの一つ
がサニタリー区画すなわち水回り区画SAであり、この
水回り区画SAは、この実施例では、逆大梁1の一部お
よび逆小梁2の一部により縦断面凹状に画成され、この
水回り区画SAの内面には、防水モルタル、防水シート
等の防水層を積層接合して防水処理3が施される。水回
り区画SAを区画する逆大梁1および小梁2には、複数
本の大引5と、それらの上に直交して固定される複数本
の根太6…とよりなる、床受構造体4が架設され、この
床受構造体4上に床板7が敷設される。そしてこの水回
り区画SAには、浴室8、脱衣室9、洗面所10、便所
11、台所12等の水回り施設が配設され、さらにバス
タブ14、洗濯機15、便器16、流し台17等の水回
り機器が配備される。
【0014】前記水回り区画SA内には、前記水回り施
設および水回り機器へ給水するための給水配管ユニット
USと、それらから排水するための排水配管ユニットU
Dが配設されている。給水配管ユニットUSは、工場等
で生産されて規格化された、給水配管20をジョイント
Jにより着脱自在に接続して構成されており、冷水系給
水配管ユニットUS−Cと、温水系給水配管ユニットU
S−Hとよりなり、これらのユニットは、水回り区画S
A内に略水平に配管されている。冷水系給水配管ユニッ
トUS−Cの下流側からはタンク給水管27が分岐され
ており、このタンク給水管27は、水回り区画SA内に
配置される温水タンクTの入口に図示しない給水弁(従
来公知)を介して連通されている。またこの温水タンク
Tの出口に、前記温水系給水配管ユニットUS−Hの入
口が図示しない排水弁(従来公知)を介して連通されて
いる。したがって冷水系給水00ユニットUS−Cを流
れる冷水の一部は、温水タンクTに供給され、そこで適
温に加熱されたのち、温水系給水配管ユニットUS−H
へと供給されるようになっている。冷水系および温水系
の給水配管ユニットUS−C、US−Hの複数適所から
はそれぞれ冷水系および温水系の複数の給水枝管21が
略鉛直接続されており、これらの給水枝管21は、それ
ぞれ床板7を貫通してその上方に延長され、それらの端
部の給水口211 は、前記水回り施設または水回り機器
の上方の給水部に臨んでおり、適宜の給水具を介してそ
の給水部に接続される。また排水配管ユニットUDも、
工場等で生産されて規格化された複数本の排水配管23
をジョイントJを介して着脱可能に接続して構成されて
おり、床下の水回り区画SA内に略水平に縦横に配管さ
れ、この排水配管ユニットUDの複数個所からは複数の
排水枝管24が略鉛直に接続され、これらの排水枝管2
4は、それぞれ床板7を貫通してその上方に延長され、
それらの端部の排水口241 は、前記水回り施設または
水回り機器の下部の排水部に臨んでおり、適宜の排水具
を介してその排水部に接続される。
【0015】而してこの給、排水配管ユニットUS,U
Dは、水回り区画SA内において上下に重なるように配
設され、排水配管ユニットUDを構成する複数の排水配
管23は、前記給水配管20よりも太く形成されてい
る。またこの排水配管ユニットUDの適所には、ジョイ
ントJを介して上端に掃除口251 を有する掃除短管2
5が接続されており、この掃除短管25は斜め上方に延
びていて、その掃除口251 より排水配管ユニットUD
内に洗浄水を圧送することにより、その内部を清掃する
ことができる。なお掃除口251 は 通常は栓体26に
より閉じられている。
【0016】図5,6に示すように、前記給水配管ユニ
ットUSおよび排水配管ユニットUDは、遮音効果を高
めるために、コンクリートスラブSl上に敷設固定する
ことなく、床受構造体4を構成する大引5により水回り
区画SA内に宙づり状態で支持される。すなわち前記大
引5には、その長手方向に間隔をあけて複数の吊下金具
28がボルト・ナット29をもって着脱可能に吊設され
ており、これらの吊下金具28の下端に、給水配管ユニ
ットUSおよび排水配管ユニットUDが、U字金具31
をもって着脱可能に吊下支持される。
【0017】水回り区画SAの床下空間と、床上空間と
を仕切る、床板7の一隅部には、点検口33が開口され
ており、この点検口33を通して作業員が水回り区画S
A内を出入りすることができ、また給水配管20、排水
配管23およびそれらを接続するジョイントJ等は水回
り区画SA内に搬、出入することができる。そして通常
はこの点検口33は蓋体34により閉じられる。
【0018】給水配管20群および排水配管23群、ジ
ョイントJ群等の、前記給、排水配管ユニットUS,U
Dの構成部品は、前記点検口33を通して水回り区画S
Aに搬入されて、そこで作業員により図1〜3に示すよ
うに給,排水配管ユニットUS,UDが組み付けられ、
さらにこれらの給、排水配管ユニットUS,UDは、床
受構造体4の大引5に、同じく点検口33を通して水回
り区画SA内に搬入された吊下金具28およびU字金具
31をもって宙づり状態で吊下支持される。そして給水
配管ユニットUSからジョイントJを介して接続される
複数の給水枝管21の給水口211 は浴室8、便所11
等前記水回り施設またはバスタブ14、洗濯機15等の
水回り機器の給水具に接続される。一方排水ユニットU
Dの複数個所にジョイントJを介して接続されて複数の
排水枝管24の排水口241 は、前記水回り施設または
水回り機器の排水具に接続される。
【0019】以上のように、給水配管ユニットUSおよ
び排水配管ユニットUDは、床受構造体4の大引5に吊
下されて、いずれも水回り区画SAに露出状態で配管す
ることができ、それらの給、排水ユニットUS,UDの
水回り施設および水回り機器への接続はジョイントJを
介して行なわれるので、それらの全体の交換、それらの
部品交換、修理、点検等のメンテナンスを容易に行なう
ことができ、しかもそれらの給、排水配管ユニットU
S,UDは水回り区画SAに宙づり状態で支持されるこ
とにより、これらからの振動が躯体Fに伝達されること
がなく、遮音効果が高められる。
【0020】前記給水配管ユニットUSおよび排水配管
ユニットUDの一方の逆梁2に隣接する基部には、ジョ
イントJを介して直状の給水導管36および排水導管3
7が接続されている。図4に示すように前記給水導管3
6および排水導管37は、逆梁2を貫通して水回り区画
SA外へと延長されており、給水導管36の外端は、水
道等の給水源に連通される給水路41に接続され、また
前記排水導管37の外端は、下水道等に連通される排水
路42に接続される。
【0021】前記給水導管36および排水導管37は、
給水配管ユニットUSおよび排水配管ユニットUDと同
じく大引5に吊下支持される複数の吊下金具28によ
り、水回り区画SAに隣接する他の区画Cの床下空間に
宙吊り状態で支持される。
【0022】前記水回り区画SAを区画する逆小梁2の
底部には、この水回り区画SA内を外部に連通するドレ
ーン管38が貫通して設けられ、このドレーン管38の
入口は、水回り区画SA内に開口していて、そこにドレ
ーン受口39が接続されている。またこのドレーン管3
8の出口には、ジョイントJを介してドレーン導管40
が接続され、このドレーン導管40は、前記給水導管3
6および排水導管37と平行にコンクリートスラブSl
面に沿うように配管され、その出口は、建物外の下水道
等に連通される排水路42に接続される。そして浴室
8、洗面所10、便所11等の水回り施設、バスタブ1
4、洗濯機15、便器16等の水回り機器あるいは給、
排水配管ユニットUS,UDから水漏れがあったとき
は、その漏水は一旦防水処理の施されている水回り区画
3に貯留された後、ドレーン管38、ドレーン導管40
を通じて外部に排出される。したがって前記水回り施設
や機器あるいは給、排水配管ユニットUS,UDに水漏
れが発生してもその漏水がコンクリートスラブSl等の
躯体Fへと流れることがない。
【0023】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、水回り区画を逆大梁と逆小梁により画成して
いるが、これを逆大梁もしくは逆小梁だけで画成しても
よい。
【0024】
【発明の効果】本請求項1記載の発明によれば、コンク
リートスラブの上面に、複数の逆梁を上向に突設してな
る逆梁構造の躯体を備えた建物において、給、排水配管
ユニットの交換および部品交換、修理等のメンテナンス
をきわめて容易に、しかも低コストで行なうことがで
き、その上躯体を損傷することがない。また水回り区画
から躯体への水漏れを未然に防止することができる。
【0025】また本請求項2記載の発明によれば、前記
請求項1記載の発明の効果に加えて、給、排水配管のユ
ニットの組付を、躯体に加工を加えることなく、簡単容
易に行なうことができ、その組付作業コストを大幅に低
減することができる。
【0026】さらに本請求項3記載の発明によれば、前
記請求項1または2記載の発明の効果に加えて給、排水
ユニットが躯体に接触することがなく遮音効果を高める
ことができる。
【0027】さらにまた本請求項4記載の発明によれ
ば、前記請求項1,2または3記載の発明の効果に加え
て水回り施設、水回り機器および給、排水配管ユニット
からの漏水を迅速、確実に外部に排水することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】水回り装置を備えた建物の、一部横断平面図
【図2】図1の2−2線に沿う縦断面図
【図3】図1の3−3線に沿う縦断面図
【図4】図1の4−4線に沿う一部省略拡大断面図
【図5】図2の5線矢視部の拡大図
【図6】図5の6線矢視図
【符号の説明】
1 逆大梁(逆梁) 2 逆小梁(逆梁) 3 防水処理 4 床受構造体 5 大引 6 根太 7 床板 8 浴室 11 便所 12 台所 15 洗濯機 17 流し台 20 給水配管 23 排水配管 28 吊下金具 33 点検口 38 ドレーン管 F 躯体 J ジョイント SA 水回り区画 Sl スラブ(コンクリートスラブ) US 給水配管ユニット UD 排水配管ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブ(Sl)の上面に、複数の逆梁
    (1,2)を上向に突設してなる逆梁構造の躯体(F)
    を備えた建物において、 前記スラブ(Sl)上には逆梁(1,2)により囲まれ
    る、水回り区画(SA)を画成し、この水回り区画(S
    A)の内面に防水処理(3)を施すとともにこの水回り
    区画(SA)内には、複数本の給水配管(20)をジョ
    イント(J)により接続してなる給水配管ユニット(U
    S)および複数本の排水配管(23)をジョイント
    (J)により接続してなる排水配管ユニット(UD)を
    それぞれ取外し可能に設け、前記給水配管ユニット(U
    S)の給水口を、浴室(8)、台所(12)、便所(1
    1)等の水回り施設あるいは洗濯機(15)、流し台
    (17)等の水回り機器の給水口に着脱可能に接続し、
    また前記排水配管ユニット(UD)の排水口を、前記水
    回り施設あるいは水回り機器の出口に着脱可能に接続し
    てなることを特徴とする、建物の水回り装置。
  2. 【請求項2】 前記逆梁(1,2)上には、床板(7)
    を敷設し、この床板(7)に点検口(33)を開設し、
    この点検口(33)を通して給水配管(20)、排水配
    管(23)、ジョイント(J)等の給、排水配管ユニッ
    ト(SA,SD)の構成部材を、水回り区画(SA)に
    搬、出入できるようにして、水回り区画(SA)内での
    給水配管ユニット(US)および排水配管ユニット(U
    D)の組付け作業ができるようにしたことを特徴とす
    る、前記請求項1記載の建物の水回り装置。
  3. 【請求項3】 前記逆梁(1,2)には大引(5)、根
    太(6)等の床受構造体(4)を架設し、この床受構造
    体(4)に吊下金具(28)を介して前記給水配管ユニ
    ット(US)および排水配管ユニット(UD)を吊下支
    持したことを特徴とする、前記請求項1または2記載の
    建物の水回り装置。
  4. 【請求項4】 前記水回り区画(SA)を形成する逆梁
    (1,2)の底部にドレーン管(38)を貫通させ、こ
    のドレーン管(38)の入口を水回り区画(SA)内に
    開口するとともにその出口を水回り区画(SA)外の排
    水部に連通し、水回り区画(SA)内の貯留水をこのド
    レーン管(38)を通して排水できるようにしたことを
    特徴とする、前記請求項1,2または3記載の建物の水
    回り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4750224B1 (ja) * 2010-12-30 2011-08-17 太一 梅谷 住宅内給水・給湯管の更新工法

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