JPH10329544A - 側面衝突検出センサ用ボディー構造 - Google Patents

側面衝突検出センサ用ボディー構造

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JPH10329544A
JPH10329544A JP9146432A JP14643297A JPH10329544A JP H10329544 A JPH10329544 A JP H10329544A JP 9146432 A JP9146432 A JP 9146432A JP 14643297 A JP14643297 A JP 14643297A JP H10329544 A JPH10329544 A JP H10329544A
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rocker
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Masayuki Yoshikawa
雅之 吉川
Takenori Koase
丈典 小阿瀬
Shigeaki Kurokawa
茂明 黒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントサイドドアへの衝突状態を短時間で
検出する。 【解決手段】 フロントサイドドア40のドアインナパ
ネル42の外側下端部には、ロッカの外側上部とラップ
する高さでかつロッカの車室内側への移動量が大きいと
思われる前後方向範囲に、断面L字形の補強部材48が
配設されている。このため、フロントサイドドア40へ
自動車等が斜めから衝突してきた場合に、ドアインナパ
ネル42の下端部が前後方向中間部で屈曲してロッカの
上端部から抜けるのを抑制することができる。従って、
加わった加速度を殆どロスすることなく、ロッカの外側
上部に伝達することができ、更にこれを車室内側へ変形
させてセンタピラーに伝達することで、センタピラーの
ピラーインナパネルに配設された加速度センサである側
面衝突検出センサによる衝突状態の検出時間を短くする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロッカと、側面衝
突検出センサが配設されるセンタピラーと、フロントフ
ロアクロスメンバと、フロントピラーにヒンジ結合され
るフロントサイドドアと、を含んで構成される側面衝突
検出センサ用ボディー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の車体側面への衝突時に乗
員保護装置(例えば、サイドエアバッグ装置や頭部保護
用エアバッグ装置等)を作動させることにより、乗員の
保護性能を向上させることが推進されている。この種の
乗員保護装置を作動させるためには、当然のことながら
車体側面への衝突状態を検出するセンサを配設すること
が必要となる。その方策の一案としてセンタピラーの閉
断面部内に側面衝突検出センサを配設することが提案さ
れており、以下にその仕組みについて簡単に説明する。
【0003】図13に示されるように、車体側部の下端
部には、ロッカアウタパネル100及びロッカインナパ
ネル102を含んで閉断面構造に構成されたロッカ10
4が車両前後方向を長手方向として配設されている。こ
のロッカ104の長手方向中間部には、ピラーアウタパ
ネル106及びピラーインナパネル108を含んで構成
されたセンタピラー110の下端部が結合されている。
さらに、上述したロッカ104及びセンタピラー110
並びに図示しないフロントピラー及びルーフサイドレー
ルによって包囲される位置には、ドアアウタパネル11
2及びドアインナパネル114を含んで構成されるフロ
ントサイドドア116が開閉可能に配設されている。
【0004】上述したセンタピラー110のピラーイン
ナパネル108における下端部には図示しないウエビン
グ巻取装置を取付けるための開口118が形成されてお
り、更にピラーインナパネル108の中間部には側面衝
突検出センサを取付けるための開口120が形成されて
いる。そして、この開口120の形成位置に、側面衝突
検出センサ(加速度センサ)が図示しないブラケットを
介して取り付けられるようになっている。
【0005】上記構成によれば、自動車122がフロン
トサイドドア116へ斜めに(矢印A方向を侵入方向と
して)衝突してきた場合、まずフロントサイドドア11
6のドア下端部116Aがロッカアウタパネル100の
外側上部に当接する。これにより、フロントサイドドア
116のドア下端部116Aからロッカアウタパネル1
00の上部へ加速度が伝達される。次に、ロッカ104
に伝達された加速度は、ロッカ104と結合されたセン
タピラー110に伝達される。これにより、センタピラ
ー110のピラーインナパネル108に固定された側面
衝突検出センサに当該加速度が伝達されてセンシングさ
れるようになっている(加速度Gの伝達経路を矢印Bで
示す)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、フロントサイドドア116の下端部の剛
性が低いため、自動車122が当該フロントサイドドア
116へ斜めに衝突してくると、ドア下端部116Aが
その前後方向中間部にて車室内側へ屈曲し、当該ドア下
端部116Aがロッカアウタパネル100の外側上部か
ら比較的早期に抜ける可能性がある。この場合、ドア下
端部116Aからロッカ104に伝達される加速度が小
さくなる(伝達すべき加速度をロスする)ため、側面衝
突検出センサによる検出時間(側面衝突検出センサによ
って高荷重作用状態が検出されるまでの時間を意味し、
以下、本明細書では「側面衝突検出センサによる検出時
間」の語を当該意味で使用する)が許容範囲内ではある
が長くなる。このため、側面衝突検出センサによる検出
時間を短縮したいという要請がある。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、フロントサイ
ドドアへの衝突状態を短時間で検出することができる側
面衝突検出センサ用ボディー構造を得ることが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車体側部の下端部に車両前後方向を長手方向として
配置されるロッカと、このロッカにおける長手方向中間
部付近に下端部が結合されると共に下部側に加速度セン
サである側面衝突検出センサが配設されるセンタピラー
と、車両幅方向を長手方向として配置されると共にロッ
カの車室内側でセンタピラーの下端部よりも車両前方側
となる所定位置に長手方向の端部が結合されるフロント
フロアクロスメンバと、フロントピラーにヒンジ結合さ
れると共にドア用開口を開閉するフロントサイドドア
と、を含んで構成される側面衝突検出センサ用ボディー
構造であって、フロントサイドドアの内方下部に、ロッ
カの外側上部に対して車両上下方向にラップする範囲
で、かつ、フロントピラーとフロントフロアクロスメン
バとの中間部付近乃至センタピラーの下端前部付近間を
含む前後方向範囲に、フロントサイドドアのドアアウタ
パネルへの側面荷重に対して所定の強度を有する補強部
材を設定した、ことを特徴としている。
【0009】請求項2記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1に記載の発明におい
て、前記補強部材は、フロントサイドドアのドアインナ
パネルにおける外側面の下部に、ドアアウタパネルに対
して所定の隙間をあけて取り付けられている、ことを特
徴としている。
【0010】請求項3記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1又は請求項2に記載
の発明において、前記補強部材は、ドア内部を左右に横
断する方向に沿って延在する上面部を備えており、当該
上面部に車両幅方向に対する剛性を高めるための第1補
強部を設定した、ことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の発明において、前記補強部材は、ドア内部
を前後に縦断する方向に沿って延在する側面部を備えて
おり、当該側面部に車両幅方向に対する剛性を高めるた
めの第2補強部を設定した、ことを特徴としている。
【0012】請求項5記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1乃至請求項4のいず
れかに記載の発明において、前記ロッカは、各々断面略
ハット形状とされかつ互いに対向して配置されるロッカ
アウタパネル及びロッカインナパネルを含んで構成され
ており、当該ロッカインナパネルにおける上面部と上端
フランジ部との接続部位でかつ前記補強部材と車両前後
方向にラップする範囲に、当該上端フランジ部の車室内
側への倒れ込み方向に対する剛性を高めるための第3補
強部を設定した、ことを特徴としている。
【0013】請求項1記載の本発明によれば、フロント
サイドドアの内方下部に、ロッカの外側上部に対して車
両上下方向にラップする範囲で、かつ、フロントピラー
とフロントフロアクロスメンバとの中間部付近乃至セン
タピラーの下端前部付近間を含む前後方向範囲に、フロ
ントサイドドアのドアアウタパネルへの側面荷重に対し
て所定の強度を有する補強部材を設定したので、フロン
トサイドドアの内方下部は前記範囲にて補強される。
【0014】このため、フロントサイドドアのアウタパ
ネルへ斜めに自動車等が衝突してきた場合、フロントサ
イドドアの下部(特には下端部)は、その前後方向中間
部にて車室内側へ屈曲するのではなく、補強部材の設定
範囲の前後方向境界部にてそれぞれ車室内側へ屈曲す
る。従って、フロントサイドドアの下部(特には下端
部)は全体としては略台形状に車室内側へ平行移動し、
ロッカの外側上部に当接する。このため、フロントサイ
ドドアドアの下部(特には下端部)をロッカの外側上部
から抜けにくくすることができる。これにより、フロン
トサイドドアの下部からロッカの外側上部に伝達される
加速度のロスを低減することができる。従って、フロン
トサイドドアのアウタパネルへ加わった加速度を、フロ
ントサイドドアの下部(特には下端部)からロッカの外
側上部を介してセンタピラーへ効率良く伝達することが
できる。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、補強部材
を、フロントサイドドアのドアインナパネルにおける外
側面の下部に、ドアアウタパネルに対して所定の隙間を
あけて取り付けたので、ドアアウタパネルと補強部材と
の間にドアアウタパネルの変形時の空走距離を確保する
ことができる。
【0016】請求項3記載の本発明によれば、補強部材
が、ドア内部を左右に横断する方向に沿って延在する上
面部を備えており、当該上面部に車両幅方向に対する剛
性を高めるための第1補強部を設定したので、フロント
サイドドアのアウタパネルへ斜めに自動車等が衝突して
きた場合に、フロントサイドドアの下部(特には下端
部)の断面くずれを抑えることができる。このため、ロ
ッカの外側上部へ伝達される加速度のロスを低減させる
ことができる。
【0017】請求項4記載の本発明によれば、補強部材
が、ドア内部を前後に縦断する方向に沿って延在する側
面部を備えており、当該側面部に車両幅方向に対する剛
性を高めるための第2補強部を設定したので、フロント
サイドドアのアウタパネルへ斜めに自動車等が衝突して
きた場合に、補強部材の側面部がその前後方向中間部に
て車室内側へ屈曲するのを抑えることができる。このた
め、ロッカの外側上部へ伝達される加速度のロスを低減
させることができる。
【0018】請求項5記載の本発明によれば、ロッカ
が、各々断面略ハット形状とされかつ互いに対向して配
置されるロッカアウタパネル及びロッカインナパネルを
含んで構成されており、当該ロッカインナパネルにおけ
る上面部と上端フランジ部との接続部位でかつ補強部材
と車両前後方向にラップする範囲に、当該上端フランジ
部の車室内側への倒れ込み方向に対する剛性を高めるた
めの第3補強部を設定したので、フロントサイドドアの
アウタパネルへ斜めに自動車等が衝突し、これに伴いフ
ロントサイドドアの下部(特には下端部)がロッカの外
側上部に当接した際に、ロッカインナパネルの上端フラ
ンジ部の車室内側への倒れ込みを第3補強部によって抑
えることができる。このため、ロッカの外側上部へ伝達
される加速度のロスをより一層低減させることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を用いて、本
発明の一実施形態について説明する。
【0020】まず、フロントサイドドア回りのボディー
構造について概説する。図4〜図6に示されるように、
車体側部の下端部には、車両前後方向を長手方向として
配置されるロッカ10が配設されている。特には図6に
示されるように、ロッカ10は、構成要素的には、車室
外側に配置されるロッカアウタパネル12と、このロッ
カアウタパネル12の内側に配置されてロッカアウタパ
ネル12を補強するロッカアウタリインフォース14
(図4においてはその図示を省略している)と、このロ
ッカアウタリインフォース14の車室内側に配置されて
ロッカアウタリインフォース14とで略方形閉断面を形
成するロッカインナパネル16と、によって構成されて
いる。
【0021】ロッカアウタパネル12は、断面視で車両
幅方向に略平行に配置される上面部12A及び下面部1
2Bと、これの上面部12A及び下面部12Bの外端同
士を繋ぐ側面部12Cと、上面部12A及び下面部12
Bの内端から互いに離反する方向へ屈曲された上端フラ
ンジ部12D及び下端フランジ部12Eと、を含む断面
略ハット形状に形成されている。同様に、ロッカアウタ
リインフォース14も、上面部14A及び下面部14B
と、側面部14Cと、上端フランジ部14D及び下端フ
ランジ部14Eと、を含む断面略ハット形状に形成され
ている。さらに、ロッカインナパネル16も、上面部1
6A及び下面部16Bと、側面部16Cと、上端フラン
ジ部16D及び下端フランジ部16Eと、を含む断面略
ハット形状に形成されている。そして、これらの各上端
フランジ部12D、14D、16D同士及び下端フラン
ジ部12E、14E、16E同士がそれぞれ三枚重ねに
重合された状態で、各々スポット溶接されることによ
り、ロッカアウタパネル12、ロッカアウタリインフォ
ース14、及びロッカインナパネル16の三者が一体化
されてロッカ10を構成している。
【0022】また、図5及び図8に示されるように、上
述したロッカ10の前端側にはフロントピラー18の下
端部が接続されており、又ロッカ10の長手方向中間部
にはセンタピラー20の下端部が接続されている。な
お、フロントピラー18の上端部及びセンタピラー20
の上端部は、車体側部の上端部に車両前後方向に沿って
配置される図示しないルーフサイドレールに接続されて
いる。
【0023】図4に戻り、上述したセンタピラー20
は、車室外側に配置されるピラーアウタパネル22と、
このピラーアウタパネル22に対して車室内側に配置さ
れるピラーインナパネル24と、を含んで閉断面構造に
構成されている。なお、いずれもの部材も、断面略ハッ
ト形状に形成されている。
【0024】ピラーインナパネル24の下部側には、矩
形状の開口26が上下に並設されている。下端部側に形
成された開口26は図示しないウエビング巻取装置を取
付けるためのものであり、この開口26をくぐらせてウ
エビング巻取装置がピラーインナパネル24に固定され
るようになっている。また、開口26の上側に形成され
た別の開口には、加速度センサである側面衝突検出セン
サ30がブラケット32を介して取り付けられている。
【0025】また、上述したロッカインナパネル16の
前側所定位置(センタピラー20の下端部よりも所定距
離だけ車両前方側となる位置)には、車両幅方向を長手
方向として配置されるフロントフロアクロスメンバ34
の長手方向の端部がスポット溶接により固着されてい
る。さらに、ロッカインナパネル16の後側所定位置
(センタピラー20の下端部よりも所定距離だけ車両後
方側となる位置)には、車両幅方向を長手方向として配
置されるセンタフロアクロスメンバ36の長手方向の端
部がスポット溶接により固着されている。なお、フロン
トフロアクロスメンバ34及びセンタフロアクロスメン
バ36はいずれも同様形状(車両下方側が開放された断
面略ハット形状)に形成されている。
【0026】図8に示されるように、上述したロッカ1
0、フロントピラー18、センタピラー20、及び図示
しないルーフサイドレールによって包囲されたドア用開
口38には、フロントサイドドア40が配設されてい
る。なお、フロントサイドドア40は、フロントピラー
18にドアヒンジを介して開閉可能に取り付けられてい
る。
【0027】図1及び図3に示されるように、フロント
サイドドア40は、車室外側に配置されるドアアウタパ
ネル42と、このドアアウタパネル42に対して車室内
側に配置されるドアインナパネル44と、を含んで構成
されている。なお、ドアアウタパネル42の上端フラン
ジ部42A及びドアインナパネル44の上端フランジ部
44Aは所定距離だけ離間して配置されており、ドアガ
ラス45(図9参照)がウインドレギュレータによって
昇降されるようになっている。また、ドアアウタパネル
42の下端フランジ部42Bとドアインナパネル44の
下端フランジ部44Bとはヘミング加工によって結合さ
れている(図3参照)。さらに、ドアアウタパネル42
とドアインナパネル44との間におけるドアアウタパネ
ル42寄りには、ドア前後方向を長手方向として配置さ
れる補強のためのパイプ状のインパクトビーム46が配
設されている。
【0028】さらに、図1に示されるように、上述した
ドアインナパネル44はウインドレギュレータ等を収容
するために外周部を除く部分が全体的に車室内側へ凹ん
でおり、その下端側の棚部44Cの所定位置には補強部
材48が配設されている。以下、本実施形態の要部であ
る補強部材48の構成並びにこれに関連する構成につい
て詳細に説明する。
【0029】図2に拡大して示されるように、補強部材
48は、ドア内部を左右に横断する方向(ドア厚さ方
向;車両幅方向)に沿って延在する上面部48Aと、ド
ア内部を前後に縦断する方向(ドア前後・上下方向;車
両前後方向)に沿って延在する側面部48Bと、上面部
48Aの前後端側に設けられた階段状の段差部48C
と、上面部48Aの車室内側の端部の所定位置(前端
部、後端部、中間部)から適宜立ち上げられ又は前後に
延出された複数の取付部48Dと、を含んで構成されて
いる。
【0030】補強部材48は、その段差部48Cが前述
したドアインナパネル44の棚部44C(図1参照)に
載置され、又側面部48Bが棚部44Cの外端から下方
へ屈曲された垂下部44Dに当接され、更に複数の取付
部48Dが棚部44Cの内端から上方へ屈曲された立上
がり部44Eに当接された状態で、側面部48B及び複
数の取付部48Dが垂下部44D及び立上がり部44E
にスポット溶接或いはビス止め等の固定手段によって固
定されることにより、ドアインナパネル44の車室外側
の下端部に取り付けられている。
【0031】また、この補強部材48の設定範囲は、以
下の如く設定されている。車両上下方向に対する設定範
囲は、ロッカアウタパネル12の上面部12Aとラップ
する位置を含み、かつ、全開時におけるドアガラス45
の下縁(最下降位置におけるドアガラス45の下縁)と
干渉しない位置までの範囲(図8にZで示される上下方
向範囲)とされている。また、車両前後方向に対する設
定範囲は、フロントピラー18とフロントフロアクロス
メンバ34との中間部付近(図4のP線矢視部)乃至セ
ンタピラー20の下端部におけるR部前側終端(図4の
Q線矢視部)に亘る範囲(図4の斜線X部で示される前
後方向範囲)とされている。
【0032】また、図2に示されるように、補強部材4
8の上面部48Aには、車両幅方向に沿って延びる一対
の第1ビード50が形成されている。さらに、補強部材
48の側面部48Bには、車両前後方向に沿って延びる
一条の第2ビード52が形成されている。また、補強部
材48だけでなく、前述したロッカインナパネル16の
上面部16Aと上端フランジ部16Dとの接続部位に
は、複数の三角形状の第3ビード54が車両前後方向に
沿って所定の間隔で形成されている(図5乃至図7参
照)。なお、この第3ビード54の車両前後方向に対す
る設定範囲は、補強部材48の設定範囲と車両前後方向
にラップする範囲(側面視で重合する範囲)とされてい
る。
【0033】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。まず、本実施形態による場合、自動車のど
の部位がどのように補強されるかについて説明する。
【0034】第1に、本実施形態によれば、フロントサ
イドドア40におけるドアインナパネル44の外側下端
部に断面略L字形を成す上面部48A及び側面部48B
を備えた補強部材48を配設したので、当該外側下端部
に略矩形状の閉断面部が形成される(図3参照)。この
ため、ドアインナパネル44の外側下端部が、それ自体
高剛性化される。
【0035】第2に、本実施形態によれば、以下の理由
から、補強部材48自体も高剛性化される。すなわち、
補強部材48の上面部48Aにあっては、車両幅方向に
沿って延びる一対の第1ビード50が形成されているた
め、当該上面部48Aの車両幅方向に対する剛性は高い
ものとなる。さらに、補強部材48の側面部48Bにあ
っては、車両前後方向に沿って延びる一条の第2ビード
52が形成されているため、当該側面部48Bの車両前
後方向に対する剛性ひいては車両幅方向に対する剛性は
高いものとなり、これにより当該側面部48Bはその前
後方向中間部にて車室内側へ折れ曲がりにくくなる。
【0036】第3に、本実施形態によれば、ロッカイン
ナパネル16の上面部16Aと上端フランジ部16Dと
の接続部位に各々略三角形状に形成された複数の第3ビ
ード54が車両前後方向に沿って所定の間隔で形成され
ているため、ロッカ10の上端フランジ部(即ち、ロッ
カアウタパネル12の上端フランジ部12D、ロッカア
ウタリインフォース14の上端フランジ部14D、及び
ロッカインナパネル16の上端フランジ部16D)が、
車室内側へ倒れにくくなる。従って、本実施形態によれ
ば、ロッカ10の上端フランジ部自体も高剛性化され
る。
【0037】次に、上述した補強効果が得られることに
基づいて、フロントサイドドア40に斜めから所定の高
荷重が作用した際に、どのように側面衝突検出センサ3
0まで加速度が伝達されていくかについて説明する。
【0038】図9、図11(A)に示されるように、本
実施形態の自動車56のフロントサイドドア40に矢印
A方向を侵入方向として別の自動車58が衝突してくる
と、まず、フロントサイドドア40のドアアウタパネル
42が、補強部材48の側面部48Bとドアアウタパネ
ル42との間に設けられた空走距離である隙間60(図
3参照)の範囲内で車室内側へ若干変形してくる。な
お、空走距離を確保することができることにより、ドア
アウタパネル42に作用した加速度が比較的小さい場合
の乗員保護装置の不作動性を確保することができる。
【0039】続いて、ドアアウタパネル42が補強部材
48の側面部48Bに当接するが、当該側面部48Bは
第2ビード52によって補強されていること、及び、当
該側面部48Bは第1ビード50によって補強された上
面部48Aによって支えられていることから、補強部材
48の側面部48Bがその前後方向中間部にて車室内側
へ屈曲するのが抑制される。このため、図11(B)に
示される如く、ドアアウタパネル42は、補強部材48
の設定範囲の前後方向の境界部にてそれぞれ車室内側へ
屈曲される。従って、フロントサイドドア40の下端部
は、そのまま車室内側へ平行移動し、全体としては略台
形状に車室内側へ侵入して、ロッカ10の外側上部側に
当接される。
【0040】このとき、ロッカ10の外側上部側からド
アインナパネル44の下端部へ当接反力が作用するが、
前記の如く、補強部材48の上面部48Aには一対の第
1ビード50が形成されて車両幅方向に対する剛性が高
められているので、ドアインナパネル44の下端部に断
面(補強部材48とドアインナパネル44とで形成され
る閉断面)崩れが生じるのが抑制される。さらに、ロッ
カ10の上端フランジ部は車室内側へ倒れにくくなって
いることから、フロントサイドドア40の下端部はロッ
カ10の上端フランジ部から抜けにくくなる(図10参
照)。これらのことから、本実施形態によれば、ロスが
殆ど無い状態で加速度がロッカ10の外側上部に伝達さ
れる。
【0041】ここで、補強部材48の車両上下方向に対
する設定範囲及び車両前後方向に対する設定範囲をそれ
ぞれ前述した範囲に設定することにより、以下の作用が
得られる。すなわち、本実施形態では、補強部材48の
車両上下方向に対する設定範囲をロッカアウタパネル1
2の上面部12Aとラップする位置を含む範囲(図8に
Zで示される範囲)としているが、その意義は、部材相
互の高さとの関係でロスが少ない加速度を確実にロッカ
10の外側上部に当てて伝達することにある。なお、補
強部材48の車両上下方向に対する設定範囲として、全
開時におけるドアガラス45の下縁と干渉しない位置ま
でという制限もあるが、これは加速度の伝達効率とは関
係なく、フロントサイドドア40の性質からくる制限で
ある。
【0042】また、本実施形態では、補強部材48の車
両前後方向に対する設定範囲をフロントピラー18とフ
ロントフロアクロスメンバ34との中間部付近(図4の
P線矢視部)からセンタピラー20の下端部におけるR
部前側終端(図4のQ線矢視部)に亘る範囲(図4に斜
線X部として示される範囲)としているが、その意義
は、本実施形態のように車両幅方向に対する車体剛性を
確保する観点からフロントフロアクロスメンバ34を配
設するボディー構造を採る場合、ロッカインナパネル1
6の車室内側への移動量が斜線X部において最も大きく
なるという点にある。つまり、ロッカインナパネル16
におけるフロントフロアクロスメンバ34との接続部位
はフロントフロアクロスメンバ34が支えになることか
ら車室内側への移動量は比較的小さいが、その後方にあ
ってはセンタピラー20の下端部のR部前側終端で断面
が急変することから変形起点となり易く、又その前方に
あってはフロントピラー18及びフロントフロアクロス
メンバ34から最も遠い位置にあり支持部材が得られな
い位置でもある両部材の中間部付近が車室内側へ変形し
易い。
【0043】よって、ロッカ10だけ観れば斜線X部が
最も車室内側への移動量が大きくなる。そして、この移
動し易い部位に、ロスの少ない加速度を略台形状に変形
させたフロントサイドドア40の下端部からそのまま伝
達させることにより、極めて早期にかつ効果的にロッカ
10の斜線X部を車室内側へ移動させることができる。
その結果、側面衝突検出センサ30が配設されたセンタ
ピラー20のピラーインナパネル24を極めて早期にか
つ効果的に車室内側へ移動させることができる。
【0044】なお、図12に示される特性図からも判る
ように、本実施形態によれば、フロントサイドドア40
の下端部からロッカ10の外側上部への当接荷重を極め
て早期に増加させる(立ち上げる)ことができる。
【0045】以上により、本実施形態によれば、加速度
センサである側面衝突検出センサ30による検出時間を
極めて短くすることができ、その結果、フロントサイド
ドア40への衝突状態を短時間で検出することができ
る。
【0046】また、加速度の伝達ロスが少ないことか
ら、これを補うべく側面衝突検出センサを複数箇所に配
設する必要がなくなる。従って、部品点数の削減を図る
ことができ、ひいてはコスト削減を図ることができる。
【0047】また、本実施形態によれば、前述したよう
にフロントサイドドア40がその前後方向中間部にて車
室内側へ屈曲することがないので、フロントサイドドア
40の車室内側への侵入量を少なくさせることができ
る。
【0048】なお、本実施形態で用いた側面衝突検出セ
ンサ30によって作動させる乗員保護装置の対象として
は、ピラー部及びルーフサイドレール部に沿ってカーテ
ン状に膨出される乗員頭部保護用エアバッグ装置やフロ
ントサイドドア又はシートバックから膨出される乗員胸
部・腹部保護用のサイドエアバッグ装置等がある。
【0049】また、本実施形態では、車室内側への移動
量が最も大きい斜線X部に対応してフロントサイドドア
40のドアインナパネル44の外側下端部に補強部材4
8を配設したが、これに限らず、斜線X部よりも広範囲
である斜線Y部(図4参照)も車室内側への移動量がそ
れなりにあることから、当該斜線Y部に対応して又はそ
の範囲内で補強部材を配設するようにしてもよい。
【0050】さらに、本実施形態では、低荷重作用時に
乗員保護装置を作動させないためにドアアウタパネル4
2の空走距離として機能する隙間60を補強部材48の
側面部48Bとの間に設定したが、必ずしもそのように
構成する必要はなく、隙間を設けないようにしてもよ
い。この場合、補強部材48の上面部48Aの外端側に
隙間60と同一機能を果たすエネルギー吸収用の脆弱部
を設定しておく等すればよい。
【0051】また、本実施形態では、第1補強部、第2
補強部、第3補強部として第1ビード50、第2ビード
52、第3ビード5をそれぞれ採用したが、これに限ら
ず、同等の補強機能を有する構成であればすべて適用可
能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る側面衝突検出センサ用ボディー構造は、フロン
トサイドドアの内方下部に、ロッカの外側上部に対して
車両上下方向にラップする範囲で、かつ、フロントピラ
ーとフロントフロアクロスメンバとの中間部付近乃至セ
ンタピラーの下端前部付近間を含む前後方向範囲に、フ
ロントサイドドアのドアアウタパネルへの側面荷重に対
して所定の強度を有する補強部材を設定したので、フロ
ントサイドドアのアウタパネルへ加わった加速度をフロ
ントサイドドアの下端部からロッカの外側上部を介して
センタピラーへ効率良く伝達することができ、その結
果、フロントサイドドアへの衝突状態を短時間で検出す
ることができるという優れた効果を有する。
【0053】請求項2記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1に記載の発明におい
て、補強部材を、フロントサイドドアのドアインナパネ
ルにおける外側面の下部に、ドアアウタパネルに対して
所定の隙間をあけて取り付けたので、ドアアウタパネル
と補強部材との間にドアアウタパネルの空走距離を確保
することができ、その結果、ドアアウタパネルに作用し
た加速度が比較的小さい場合の乗員保護装置の不作動性
を確保することができるという優れた効果を有する。
【0054】請求項3記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1又は請求項2に記載
の発明において、補強部材が、ドア内部を左右に横断す
る方向に沿って延在する上面部を備えており、当該上面
部に車両幅方向に対する剛性を高めるための第1補強部
を設定したので、フロントサイドドアの下端部の断面く
ずれによる加速度の伝達ロスを低減させることができ、
その結果、フロントサイドドアへの衝突状態を更に短時
間で検出することができるという優れた効果を有する。
【0055】請求項4記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の発明において、補強部材が、ドア内部を前
後に縦断する方向に沿って延在する側面部を備えてお
り、当該側面部に車両幅方向に対する剛性を高めるため
の第2補強部を設定したので、補強部材の側面部の中間
部での屈曲による加速度の伝達ロスを低減させることが
でき、その結果、フロントサイドドアへの衝突状態を更
に短時間で検出することができるという優れた効果を有
する。
【0056】請求項5記載の本発明に係る側面衝突検出
センサ用ボディー構造は、請求項1乃至請求項4のいず
れかに記載の発明において、ロッカが、各々断面略ハッ
ト形状とされかつ互いに対向して配置されるロッカアウ
タパネル及びロッカインナパネルを含んで構成されてお
り、当該ロッカインナパネルにおける上面部と上端フラ
ンジ部との接続部位でかつ補強部材と車両前後方向にラ
ップする範囲に、当該上端フランジ部の車室内側への倒
れ込み方向に対する剛性を高めるための第3補強部を設
定したので、ロッカインナパネルの上端フランジ部の車
室内側への倒れ込みによる加速度の伝達ロスを低減させ
ることができ、その結果、フロントサイドドアへの衝突
状態をより一層短時間で検出することができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるドアアウタパネル、補強部
材、及びドアインナパネルを相互に分離した状態で示す
斜視図である。
【図2】図1に示される補強部材の拡大斜視図である。
【図3】組付状態におけるフロントサイドドアの縦断面
構造を一部省略して示す断面図である。
【図4】本実施形態におけるロッカ、センタピラー、フ
ロントフロアクロスメンバ、センタフロアクロスメンバ
を示す斜視図である。
【図5】フロントサイドドアのドア回りのボディー構造
を車室内側から見て示す側面図である。
【図6】ロッカの縦断面構造を拡大して示す図5の6−
6線に沿う断面図である。
【図7】ロッカインナパネルに設定される第3ビードを
拡大して示す図6の7線矢視部の拡大断面図である。
【図8】フロントサイドドア内に配設される補強部材と
ロッカとの車両上下方向に対する位置関係を示す車室外
側から見た側面図である。
【図9】本実施形態の自動車のフロントサイドドアに別
の自動車が斜めから衝突してきた状態を示す平面図であ
る。
【図10】フロントサイドドアが荷重を受けた場合の本
実施形態の作用を説明するための説明図である。
【図11】同じく、フロントサイドドアが荷重を受けた
場合の本実施形態の作用を説明するための説明図であ
る。
【図12】本実施形態の構造を用いた場合の効果を表す
グラフである。
【図13】従来のボディー構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ロッカ 12 ロッカアウタパネル 16 ロッカインナパネル 16A 上面部 18 フロントピラー 20 センタピラー 30 側面衝突検出センサ 34 フロントフロアクロスメンバ 38 ドア用開口 40 フロントサイドドア 42 ドアアウタパネル 48 補強部材 48A 上面部 48B 側面部 50 第1ビード(第1補強部) 52 第2ビード(第2補強部) 54 第2ビード(第3補強部) 60 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒川 茂明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部の下端部に車両前後方向を長手
    方向として配置されるロッカと、このロッカにおける長
    手方向中間部付近に下端部が結合されると共に下部側に
    加速度センサである側面衝突検出センサが配設されるセ
    ンタピラーと、車両幅方向を長手方向として配置される
    と共にロッカの車室内側でセンタピラーの下端部よりも
    車両前方側となる所定位置に長手方向の端部が結合され
    るフロントフロアクロスメンバと、フロントピラーにヒ
    ンジ結合されると共にドア用開口を開閉するフロントサ
    イドドアと、を含んで構成される側面衝突検出センサ用
    ボディー構造であって、 フロントサイドドアの内方下部に、 ロッカの外側上部に対して車両上下方向にラップする範
    囲で、かつ、フロントピラーとフロントフロアクロスメ
    ンバとの中間部付近乃至センタピラーの下端前部付近間
    を含む前後方向範囲に、 フロントサイドドアのドアアウタパネルへの側面荷重に
    対して所定の強度を有する補強部材を設定した、 ことを特徴とする側面衝突検出センサ用ボディー構造。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は、フロントサイドドアの
    ドアインナパネルにおける外側面の下部に、ドアアウタ
    パネルに対して所定の隙間をあけて取り付けられてい
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の側面衝突検出センサ
    用ボディー構造。
  3. 【請求項3】 前記補強部材は、ドア内部を左右に横断
    する方向に沿って延在する上面部を備えており、 当該上面部に車両幅方向に対する剛性を高めるための第
    1補強部を設定した、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の側面衝
    突検出センサ用ボディー構造。
  4. 【請求項4】 前記補強部材は、ドア内部を前後に縦断
    する方向に沿って延在する側面部を備えており、 当該側面部に車両幅方向に対する剛性を高めるための第
    2補強部を設定した、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の側面衝突検出センサ用ボディー構造。
  5. 【請求項5】 前記ロッカは、各々断面略ハット形状と
    されかつ互いに対向して配置されるロッカアウタパネル
    及びロッカインナパネルを含んで構成されており、 当該ロッカインナパネルにおける上面部と上端フランジ
    部との接続部位でかつ前記補強部材と車両前後方向にラ
    ップする範囲に、当該上端フランジ部の車室内側への倒
    れ込み方向に対する剛性を高めるための第3補強部を設
    定した、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の側面衝突検出センサ用ボディー構造。
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