JP2008265607A - 車体側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドドアからの荷重によるピラーの変形を抑制することができる車体側部構造を得る。
【解決手段】車体側部構造10は、乗員乗降用の車体開口部の後縁を成すセンタピラー20と、該車体開口部を開閉するためのサイドドア26と、車体前後方向に長手とされフロントサイドドア26が車体開口部を閉止する姿勢において側面視で後端部36Bがセンタピラー20にオーバラップするインパクトビーム36と、センタピラー20を構成する外側壁66と前壁68との角部である稜線60Bを跨いで該外側壁66と前壁68とを架け渡したピラー補強部材55とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員乗降用の開口部がサイドドアにて開閉される車体側部構造に関する。
センタピラーの内面におけるフロントサイドドアのインパクトビームがオーバラップする部分に、衝撃荷重伝達手段としてドアヒンジプレートを接合すると共に、リブを設けた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−240677号公報 特開平10−244835号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、センタピラーの前壁と外側壁とを含む内面に沿ってL字板状のドアヒンジプレートを接合しているため、該センタピラーを構成する上記前壁及び外側壁の面外変形、該前壁と該側壁との相対角変位を抑制することが困難であった。このため、側面衝突の初期にピラーから車体へ十分に荷重を伝達することについて、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、サイドドアからの荷重によるピラーの変形を抑制することができる車体側部構造を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る車体側部構造は、車体上下方向に長手の中空構造とされ、車体側方に開口する乗員乗降用の開口部における車体前後方向の前縁又は後縁を成すピラーと、前記ピラーに対する車幅方向の外側に配置され、前記開口部を開閉するためのサイドドアと、車体前後方向に長手とされ、前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で長手方向の一端部が車体側面視で前記ピラーにオーバラップするように、前記サイドドア内に配設されたインパクトビームと、前記ピラーにおける前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で前記インパクトビームの長手方向の一端部が側面視でオーバラップする車体上下方向の位置に設けられ、前記ピラーにおける車体前後方向の前記開口部側を向く開口内壁と車幅方向外側を向く外側壁との角部を跨いで該開口内壁と外側壁とを架け渡す部分を含んで構成されたピラー補強部材と、を備えている。
請求項1記載の車体側部構造では、ピラーにおける開口内壁を車体前後方向一方側の縁部とする開口部は、サイドドアによって開閉される。このサイドドアが開口部を閉止する姿勢では、該サイドドア内に配設されたインパクビームの長手方向一端部が、側面視においてピラーの外側壁における開口内壁側の少なくとも一部とオーバラップしている。この状態から側面衝突に至ると、インパクトビームに入力された荷重は、ピラーの外側壁、開口内壁を介して車体に伝達される。
ここで、本車体側部構造では、ピラー補強部材の連結部が、ピラーの開口内壁に固定された開口側固定部とピラーの外側壁に固定された外側固定部とを、該開口内壁と外側壁との角部を跨いで連結しているため、サイドドアのインパクトビーム設置高さに入力される荷重に対するピラーの変形、特に外側壁と開口内壁との相対角変位や面外変形が抑制される。
このように、請求項1記載の車体側部構造では、サイドドアからの荷重によるピラーの変形を抑制することができる。
請求項2記載の発明に係る車体側部構造は、請求項1記載の車体側部構造において、前記ピラー補強部材は、前記ピラーの長手方向から見て前記角部を頂部とする三角形状に形成されている。
請求項2記載の車体側部構造では、ピラー補強部材の連結部を構成する板状材が、平面視でピラー角部を頂部とする三角形状を成すため、該三角形の底辺方向に沿って効果的に荷重を伝達することができ、コンパクトなピラー補強部材で良好なピラー変形抑制効果を得ることができる。
請求項3記載の発明に係る車体側部構造は、請求項1又は請求項2記載の車体側部構造において、前記ピラー補強部材は、車体上下方向に沿った断面において、前記ピラーの開口内壁とで閉断面構造を形成すると共に、前記ピラーの外側壁とで閉断面構造を形成している。
請求項3記載の車体側部構造では、ピラー補強部材の連結部(板状材)が、車体上下方向に沿った断面において、開口内壁とで閉断面構造を成すと共に外側壁とで閉断面構造を成すため、ピラー外側壁に入力された荷重を閉断面の骨格構造(連結部)の軸力として開口内壁に効果的に伝達することができる。これにより、サイドドアのインパクトビーム設置高さに入力される荷重に対するピラーの変形、特に外側壁と開口内壁との相対角変位や面外変形が効果的に抑制される。
請求項4記載の発明に係る車体側部構造は、車体上下方向に長手の中空構造とされ、車体側方に開口する乗員乗降用の開口部における車体前後方向の前縁又は後縁を成すピラーと、前記ピラーに対する車幅方向の外側に配置され、前記開口部を開閉するためのサイドドアと、車体前後方向に長手とされ、前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で長手方向の一端部が車体側面視で前記ピラーにオーバラップするように、前記サイドドア内に配設されたインパクトビームと、前記ピラーにおける前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で前記インパクトビームの長手方向の一端部が側面視でオーバラップする車体上下方向の位置に設けられ、車体上下方向に沿った断面において、前記ピラーにおける車体前後方向の前記開口部側を向く開口内壁とで閉断面構造を形成すると共に、前記ピラーにおける車幅方向外側を向く外側壁とで閉断面構造を形成しているピラー補強部材と、を備えている。
請求項4記載の車体側部構造では、ピラーにおける開口内壁を車体前後方向一方側の縁部とする開口部は、サイドドアによって開閉される。このサイドドアが開口部を閉止する姿勢では、該サイドドア内に配設されたインパクビームの長手方向一端部が、側面視においてピラーの外側壁における開口内壁側の少なくとも一部とオーバラップしている。この状態から側面衝突に至ると、インパクトビームに入力された荷重は、ピラーの外側壁、開口内壁を介して車体に伝達される。
ここで、本車体側部構造では、ピラー補強部材の連結部が、車体上下方向に沿った断面において、開口内壁とで閉断面構造を成すと共に外側壁とで閉断面構造を成すため、ピラー外側壁に入力された荷重を閉断面の骨格構造(連結部)の軸力として開口内壁に効果的に伝達することができる。これにより、本車体側部構造では、サイドドアのインパクトビーム設置高さに入力される荷重に対するピラーの変形、特に外側壁と開口内壁との相対角変位や面外変形が効果的に抑制される。
このように、請求項4記載の車体側部構造では、サイドドアからの荷重によるピラーの変形を抑制することができる。
請求項5記載の発明に係る車体側部構造は、請求項3又は請求項4記載の車体側部構造において、前記ピラー補強部材は、前記ピラー補強部材は、前記閉断面構造において前記開口内壁及び外側壁と対向する部分が、前記ピラーの長手方向から見て前記開口内壁及び前記外側壁のそれぞれに対し傾斜された直線状に形成されている。
請求項5記載の車体側部構造では、例えばピラー補強部材における車体上下方向に対向して前記閉断面を成す上壁と下壁とを連結する縦壁又は前記上壁と下壁との折り返し部が、閉断面構造において前記開口内壁及び外側壁と対向する部分とされ、該部分がピラーの長手方向から見て開口内壁及び外側壁のそれぞれに対し傾斜された直線状に形成されている。これにより、本車体側部構造では、ピラー補強部材の傾斜直線状部分に沿ってピラー外側壁から開口内壁に効果的に荷重を伝達することができる。
請求項6記載の発明に係る車体側部構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車体側部構造において、前記ピラー補強部材は、前記インパクトビームを受けるためのビーム受け部を形成している。
請求項6記載の車体側部構造では、側面衝突時にインパクトビームは、補強部材が形成するビーム受け部により車体上下方向への位置ずれが制限される。このため、サイドドアからの荷重が確実にピラーに伝達される。
請求項7記載の発明に係る車体側部構造は、請求項1〜請求項6の何れか1項記載の車体側部構造において、前記インパクトビームに対し車幅方向内側に突出するように該インパクトビームに固定された隙詰部をさらに備えた。
請求項7記載の車体側部構造では、サイドドアが開口部を閉止する姿勢では、インパクトビームから突出されて隙詰部は、該サイドドアの他の部分よりも前記ピラーにおける前記ピラー補強部材の設置部位に近接して位置する。このため、側面衝突時には、短時間でサイドドアの隙詰部がピラーの外側壁に当接し、サイドドアからの荷重が衝突開始から短時間でピラーに伝達される。
請求項8記載の発明に係る車体側部構造は、請求項7記載の車体側部構造において、前記隙詰部は、前記インパクトビームを前記サイドドアに固定するためのブラケットに一体に設けられた部分を含んで構成されている。
請求項8記載の車体側部構造では、インパクトビームをサイドドアに固定するためのブラケットに隙詰部の少なくとも一部が一体に設けられているため、部品点数の増加を抑えながら隙詰部を構成することができる。
請求項9記載の発明に係る車体側部構造は、請求項7又は請求項8の何れか1項記載の車体側部構造において、前記隙詰部は、車体上下方向の寸法が前記インパクトビームの車体上下方向の寸法よりも大とされている。
請求項9記載の車体側部構造では、隙詰部がインパクトビームの車体上下方向寸法を拡大するように設けられているため、隙詰部とピラー外側壁との当接の際にはピラーにおける車体上下方向の広い範囲で荷重を支持することができ、ピラーの局部的な変形を効果的に抑制して該ピラーから車体への効果的な荷重伝達に寄与する。
以上説明したように本発明に係る車体側部構造は、サイドドアからの荷重によるピラーの変形を抑制することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る車体側部構造10について、図1乃至図7に基づいて説明する。なお、図中に記す矢印FRは車体前後方向の前方向を、矢印UPは車体上下方向の上方向を、矢印INは車幅方向内側を、矢印OUTは車幅方向外側をそれぞれ示す。
図6には、車体側部構造10が適用された自動車車体Bが側面図にて示されている。また、図7(A)には、後述するサイドドア26、28を取り除いた自動車車体Bが側面図にて示されており、図7(B)には、ルーフ、エンジンフード、トランクリッド等を取り除いてみた自動車車体Bが平面図にて示されている。
図6及び図7(A)に示される如く、自動車車体Bの側部すなわち車幅方向外端には、乗員乗降用の車体開口部12、14が形成されている。より具体的には、前側の車体開口部12は、それぞれ車体骨格を成すフロントピラー16、ルーフサイドレール18、センタピラー20、ロッカ22で囲まれて形成されており、後側の車体開口部14は、それぞれ車体骨格を成すセンタピラー20、リヤピラー24、ロッカ22に囲まれて構成されている。
そして、車体開口部12は、フロントサイドドア26にて開閉され、車体開口部14はリヤサイドドア28にて開閉されるようになっている。したがって、この実施形態に係るフロントサイドドア26、リヤサイドドア28の幅方向(ドア幅方向)は車体前後方向に一致し、ドア厚み方向は車幅方向に一致している。この実施形態では、フロントサイドドア26、リヤサイドドア28は、それぞれの前端部26A、28Aにおいて、上下のドアヒンジ30を介して車体上下方向に沿う軸線廻りに回動可能に支持されており、該回動によって車体開口部12、14を開閉する構成とされている。
ここで、図7(A)に示される如く、ピラーとしてのセンタピラー20には、加速度センサにて構成されたセンタピラーセンサ32が配設されている。また、図7(B)に示される如く、自動車車体BのフロアFにおける前部でかつ車幅方向中央部(例えば左右のフロントシート間)には、加速度センサにて構成されたセーフィングセンサ34が配設されている。これらのセンタピラーセンサ32、セーフィングセンサ34は、例えば図示しないエアバッグコントローラに信号を出力するようになっており、該エアバッグコントローラに側面衝突を検知させるようになっている。この実施形態では、センタピラーセンサ32、セーフィングセンサ34がそれぞれの閾値を超える信号又はそれぞれ設定された加速度(減速度)を超える加速度を検出したことに対応する信号(ON−OFF信号等)を出力した場合に、エアバッグコントローラは側面衝突であると判断してサイドエアバッグやカーテンエアバッグ等を作動させるようになっている。
この実施形態に係る車体側部構造10は、フロントサイドドア26への側面衝突の際に、衝突荷重をセーフィングセンサ34が設けられているフロアFに効果的に伝えるための構造であり、フロントサイドドア26の後部、及びセンタピラー20に係る構造を要部とする。以下、これらについて詳細に説明する。
図6に示される如く、フロントサイドドア26内には、車体前後方向に長手とされたインパクトビーム36が配設されている。図1に部分的に示される如く、フロントサイドドア26は、車幅方向外向きに開口する凹状を成すインナパナル38の周縁部にアウタパネル40の周縁部がヘミング加工によって接合されて中空構造体として構成されており、その内部にインパクトビーム36が配設されている。
図6に示される如く、インパクトビーム36の前端部36Aは、ブラケット42を介してフロントサイドドア26の前端下部に固定されている。また、インパクトビーム36の後端部36Bは、ブラケット44を介してフロントサイドドア26の後端下部に固定されている。この図6及び図1に示される如く、インパクトビーム36は、フロントサイドドア26が車体開口部12を閉止している姿勢で、その後端部36Bがセンタピラー20に対し車幅方向外側から車体前後方向及び上下方向にオーバラップする構成とされている。
より具体的には、図1に示される如く、フロントサイドドア26の後端部26Bは、中央部と比較して、インナパナル38の絞り深さが浅くされることで薄肉化されており、該薄肉の後端部26Bが車体開口部12の閉止姿勢でセンタピラー20の前部20Aを車幅方向外側から覆うようになっている。そして、インパクトビーム36の後端部36Bは、フロントサイドドア26の後端部26B内に配置されている。
ブラケット44は、インナパナル38の上記した浅底の後端部38Aにおけるアウタパネル40との対向面38Bに固定されている。図2及び図5にも示される如く、ブラケット44は、車体上下方向の中央部に設けられたビーム固定部44Aにフロントサイドドア26の後端部26Bが固定されており、該後端部26Bに対する上下両側でインナパナル38に固定されている。各図に適宜示す「×」は、スポット溶接の打点を示しており、この実施形態ではブラケット44は、車体前後方向に離間した2箇所においてスポット溶接にてインナパナル38に固定されている。
そして、図1及び図2に示される如く、ブラケット44の車体前後方向中央部には、車幅方向内向きに突出(膨出)された凸部46が形成されている。凸部46は、ブラケット44の車体上下方向の全長に亘り形成されている。凸部46は、その先端が平面視で略円弧状に丸められている。この凸部46は、図1に示される如く、インナパナルの後端部38Aから車幅方向内向きに膨出された膨出部48に、車幅方向内側の略全面に亘って重ね合わされている。
これにより、図1に示される如く、フロントサイドドア26の後端部26Bには、センタピラー20の前部20A側に突出した隙詰部50が形成されている。隙詰部50は、フロントサイドドア26が車体開口部12を閉止している姿勢で、センタピラー20の前部20Aにおけるウェザストリップ52の接触部分と、リヤサイドドア28用のドアヒンジ30(のヒンジブラケット)の固定部分との間の部分に所定間隔d1(非接触)で対向するようになっている。
この所定間隔d1は、リヤサイドドア28用のドアヒンジ30をセンタピラー20に固定するためのボルト54とフロントサイドドア26の後端部26Bとの対向間隔d2よりも小とされている。なお、この実施形態では、センタピラーセンサ32は、ボルト54によってリヤサイドドア28用のドアヒンジ30と共締めされてセンタピラー20に固定されている。
一方、図1〜図3に示される如く、センタピラー20におけるフロントサイドドア26のインパクトビーム36、隙詰部50との対向部分の内側には、ピラー補強部材55が設けられている。ピラー補強部材55について説明する前に、センタピラー20について補足する。図1に示される如く、車幅方向内向きに開口する断面ハット形状のセンタピラーアウタパネル56と、センタピラーインナパネル58とを互いのフランジ56A、58Aで接合することで、閉断面の骨格構造を成している。
この実施形態では、センタピラー20は、センタピラーアウタパネル56よりも一回り小さい如き断面ハット形状のピラーリインフォースメント60を備えている。ピラーリインフォースメント60は、そのフランジ60Aが上記フランジ56A、58A間に挟み込まれてこれらと共に接合されている。ピラーリインフォースメント60は、リヤサイドドア28用のドアヒンジ30のボルト54による締結部分でセンタピラーアウタパネル56に当接しているが、他の部分はセンタピラーアウタパネル56の内面からわずかに離間している。
そして、ピラー補強部材55は、センタピラー20(センタピラーアウタパネル56)における車幅方向外側を向く外側壁62から、該センタピラー20(センタピラーアウタパネル56)における車体開口部12側(車体前後方向の前側)を向く前壁64に荷重伝達可能に設けられている。センタピラー20がピラーリインフォースメント60を有するこの実施形態では、ピラー補強部材55は、ピラーリインフォースメント60における外側壁62と対向する外側壁66と、該ピラーリインフォースメント60における前壁64と対向する開口内壁としての前壁68とを架け渡している。以下、具体的に説明する。
図3に示される如く、ピラー補強部材55は、外側壁66に接合された外側固定部70と、前壁68に固定された開口側固定部としての前側固定部72と、外側固定部70と前側固定部72とを架け渡す連結部としての荷重伝達部74とを主要部として構成されている。荷重伝達部74は、センタピラー20のピラーリインフォースメント60における外側壁66と前壁68との角部である稜線60Bを跨いで、外側固定部70と前側固定部72とを連結している。
この荷重伝達部74は、車体上下方向の上側を構成する上壁74Aと下側を構成する下壁74Bとが、車体前後方向の後部を構成する折り返し壁74Cにて連結されて断面視略U字状又は略V字状に形成されている。図1及び図3に示される如く、上壁74A、下壁74Bは、平面視で稜線60Bを頂部とする略三角形状に形成されている。したがって、図1に示される如く、折り返し壁74Cは、平面視で外側壁66、前壁68のそれぞれに対し傾斜した直線状を成している。図1に示される如く、荷重伝達部74による車体前後方向のピラー補強範囲Aは、隙詰部50が車体前後方向の全幅Wに亘りオーバラップするように設定されている。
外側固定部70は、上壁74A、下壁74Bの車幅方向外縁から車体上下方向に張り出された上下一対のフランジとして形成されている。前側固定部72は、74A、下壁74B、折り返し壁74Cの車体前後方向の前縁から張り出された略U字状のフランジとして形成されている。図3に示される如く、外側固定部70、前側固定部72は、スポット溶接にて外側壁66、前壁68に固定されている。
この固定状態で、荷重伝達部74すなわちピラー補強部材55は、図3の4A−4A線に沿った断面図である図4(A)に示される如く外側壁66とで閉断面構造C1を構成すると共に、図3の4B−4B線に沿った断面図である図4(B)に示される如く前壁68とで閉断面構造C2を構成している。これら閉断面構造C1、C2は、折り返し壁74Cが外側壁66、68と対向して構成されていると把握することができる。
また、図2に示される如く、荷重伝達部74は、正面視でインパクトビーム36の上下方向中心線CLを跨ぐように車幅方向外向きに開口しており、センタピラー20にインパクトビーム36、隙詰部50の受け部を構成している。すなわち、この実施形態では、荷重伝達部74が本発明におけるビーム受け部に相当する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成の車体側部構造10が適用された自動車車体Bでは、フロントサイドドア26への側面衝突が生じた場合、インパクトビーム36に入力された衝突荷重は、隙詰部50からセンタピラー20の前部20Aに伝達される。これにより、センタピラーセンサ32に加速度が作用し、このセンタピラーセンサ32は、側面衝突が生じたことに対応する(値の)信号を出力する。また、センタピラー20に伝達された衝突荷重は、ロッカ22を経由してフロアFに伝達される。これにより、セーフィングセンサ34に加速度が作用し、このセーフィングセンサ34は、側面衝突が生じたことに対応する(値の)信号を出力する。
ここで、車体側部構造10では、センタピラー20にピラー補強部材55が設けられているため、側面衝突の初期において、インパクトビーム36(隙詰部50)からの荷重入力によるセンタピラー20の局部的な変形、特に外側壁62、外側壁66の面外変形や外側壁66(外側壁62)と前壁68(前壁64)との相対角変位が抑制される。
より具体的には、ピラー補強部材55は、センタピラー20を構成するピラーリインフォースメント60の稜線60Bを跨いで外側壁66と前壁68とを架け渡した荷重伝達部74を有するため、フロントサイドドア26のインパクトビーム36設置高さに入力される荷重に対するピラー20の局部的な変形、特に外側壁66(外側壁62)と前壁68(前壁64)との相対角変位や面外変形が抑制される。すなわち、センタピラー20は、インパクトビーム36(隙詰部50)の当接部位において、該インパクトビーム36の衝突に対する剛性が向上されている。
さらに、車体側部構造10では、ピラーリインフォースメント60の稜線60Bを跨いで外側壁66と前壁68とを架け渡した荷重伝達部74は、衝突荷重を軸力として外側壁66から前壁68に伝達するため、曲げ耐力によって衝突荷重を伝達する構成と比較して、センタピラー20の剛性向上(補強)効果が大きい。しかも、車体側部構造10では、荷重伝達部74が、外側壁66とで閉断面構造C1を構成すると共に前壁68とで閉断面構造C2を構成しているため、ピラー補強部材55によるセンタピラー20の剛性向上(補強)効果が一層大きい。
以上により、車体側部構造10が適用された自動車車体Bでは、側面衝突による衝突荷重が、外荷重による変形が抑制されたセンタピラー20からフロアFに効率的に(ロスなく)伝達される。このため、自動車車体Bでは、側面衝突の発生から短時間で、セーフィングセンサ34に加速度(荷重)を伝達して該側面衝突の検出信号を出力させる(エアバッグコントローラに側面衝突を検知させる)ことができる。
補足すると、出願人は、例えばセンタピラー20がピラー補強部材55を備えない構成では、インパクトビーム36の衝突に伴ってセンタピラー20には局部的な変形が生じ、この局部的な変形がセンタピラー20の耐力が低減され、センタピラー20からフロアFへの荷重伝達にロスが生じるとの知見を得た。換言すれば、センタピラー20全体としての変形よりも衝突初期の局部変形がセンタピラー20からフロアFへの荷重伝達にロスを生じさせるとの知見を得た。
そして、車体側部構造10では、上記のようなセンタピラー20の局部的な変形をピラー補強部材55にて抑制することで、センタピラー20を全体として補強することなく、衝突荷重を短時間でフロアF(セーフィングセンサ34)に伝達する構成を得ることができる。
さらに、車体側部構造10では、ピラー補強部材55の荷重伝達部74が平面視で略三角形状に形成されているため、換言すれば、荷重伝達部74の折り返し壁74Cが外側壁66、前壁68のそれぞれに対し傾斜した直線状を成しているため、該傾斜方向に沿って外側壁66から前壁68に効果的に荷重を伝達することができる。これにより、例えば平面視で四角形状や扇状を成す補強部材と比較して、ピラー補強部材55をコンパクトに構成することができる。
またここで、車体側部構造10では、フロントサイドドア26の後端部26Bからセンタピラー20側に向けて隙詰部50が突出されているため、側面衝突の発生から短時間で、インパクトビーム36に入力された衝突荷重を短時間でセンタピラー20すなわちセーフィングセンサ34に伝達することができる。
そして、車体側部構造10では、隙詰部50を構成する凸部46がブラケット44の全高に亘って形成されているため、換言すれば、隙詰部50の高さがインパクトビーム36の外径よりも大であるため、該隙詰部50がセンタピラー20に衝突することにより該センタピラー20に局部変形を生じることが抑制される。すなわち、車体側部構造10では、隙詰部50(の寸法)によっても、センタピラー20の局部変形が防止される。
また、隙詰部50とセンタピラー20(外側壁62)との間隔d1が前端部26Aとボルト54との対向間隔d2よりも小さいため、エアバッグ装置を展開させるべき側面衝突以外の場合に、センタピラーセンサ32を保持しているボルト54とフロントサイドドア26との当接を防止することができる。さらに、車体側部構造10では、ブラケット44の凸部46と、インナパナル38の膨出部48とで、部品点数を増すことなく、隙詰部50が構成されている。
さらにまた、車体側部構造10では、ピラー補強部材55がセンタピラー20にインパクトビーム36、隙詰部50の受け部を構成しているため、側面衝突に伴うセンタピラー20の変形中に該センタピラー20におけるインパクトビーム36の当接位置が上下にずれすることが防止される。これにより、インパクトビーム36からの衝突荷重が確実にセンタピラー20に伝達される。
なお、上記実施形態では、車体側部構造10がセンタピラー20及びフロントサイドドア26の前端部26Aに適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、リヤサイドドア28とリヤピラー24とに本発明を適用しても良く、後ヒンジのリヤサイドドア28を備えた構成ではセンタピラー20とリヤサイドドア28とに本発明を適用しても良く、スライドドアに本発明を適用しても良く、前後端がそれぞれ異なるピラーにオーバラップして配置されるインパクトビームの前後両側に本発明を適用しても良い。
また、上記実施形態では、ピラー補強部材55がセンタピラー20とで閉断面構造C1、C2を構成する荷重伝達部74を備えた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、平面視で三角形状や四角形状、扇状等の平板より成る補強部材で外側壁66と前壁68とを架け渡すようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、センタピラー20がピラーリインフォースメント60を有する例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ピラーリインフォースメント60を有しない構成としても良い。この場合、ピラー補強部材55によってセンタピラーアウタパネル56で構成する外側壁62と前壁64とを架け渡すようにすれば良い。
またさらに、上記実施形態では、インナパナル38の膨出部48を凸部46に重ね合わせて隙詰部50を構成した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、インナパナル38に設けた長孔に凸部46を挿通させることで、該凸部46だけで隙詰部50を構成しても良い。
さらに、上記実施形態では、単一のピラー補強部材55でインパクトビーム36の受け部をセンタピラー20に構成した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、上下一対のピラー補強部材にて受け部を構成しても良い。
本発明の実施形態に係る車体側部構造の全体構成を示す平面断面図である。 本発明の実施形態に係る車体側部構造の全体構成を示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係る車体側部構造の全体構成を模式的に示す斜視図である。 (A)は、図3の4A−4A線に沿った正面断面図、(B)は、図3の4B−4B線に沿った側断面図である。 本発明の実施形態に係る車体側部構造を構成するインパクトビームの端部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車体側部構造が適用された自動車車体の側面図である。 本発明の実施形態に係る車体側部構造が適用された自動車車体を示す図であって、(A)はサイドドアを取り除いてみた側面図、(B)はフロア部の平面図である。
符号の説明
10 車体側部構造
12 車体開口部
20 センタピラー(ピラー)
26 フロントサイドドア(サイドドア)
36 インパクトビーム
44 ブラケット
46 凸部(隙詰部におけるブラケットに一体に設けられた部分)
50 隙詰部
55 ピラー補強部材
66 外側壁
68 前壁(開口内壁)
74 荷重伝達部(ピラー受け部)
C1・C2 閉断面構造

Claims (9)

  1. 車体上下方向に長手の中空構造とされ、車体側方に開口する乗員乗降用の開口部における車体前後方向の前縁又は後縁を成すピラーと、
    前記ピラーに対する車幅方向の外側に配置され、前記開口部を開閉するためのサイドドアと、
    車体前後方向に長手とされ、前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で長手方向の一端部が車体側面視で前記ピラーにオーバラップするように、前記サイドドア内に配設されたインパクトビームと、
    前記ピラーにおける前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で前記インパクトビームの長手方向の一端部が側面視でオーバラップする車体上下方向の位置に設けられ、前記ピラーにおける車体前後方向の前記開口部側を向く開口内壁と車幅方向外側を向く外側壁との角部を跨いで該開口内壁と外側壁とを架け渡す部分を含んで構成されたピラー補強部材と、
    を備えた車体側部構造。
  2. 前記ピラー補強部材は、前記ピラーの長手方向から見て前記角部を頂部とする三角形状に形成されている請求項1記載の車体側部構造。
  3. 前記ピラー補強部材は、車体上下方向に沿った断面において、前記ピラーの開口内壁とで閉断面構造を形成すると共に、前記ピラーの外側壁とで閉断面構造を形成している請求項1又は請求項2記載の車体側部構造。
  4. 車体上下方向に長手の中空構造とされ、車体側方に開口する乗員乗降用の開口部における車体前後方向の前縁又は後縁を成すピラーと、
    前記ピラーに対する車幅方向の外側に配置され、前記開口部を開閉するためのサイドドアと、
    車体前後方向に長手とされ、前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で長手方向の一端部が車体側面視で前記ピラーにオーバラップするように、前記サイドドア内に配設されたインパクトビームと、
    前記ピラーにおける前記サイドドアが前記開口部を閉止する姿勢で前記インパクトビームの長手方向の一端部が側面視でオーバラップする車体上下方向の位置に設けられ、車体上下方向に沿った断面において、前記ピラーにおける車体前後方向の前記開口部側を向く開口内壁とで閉断面構造を形成すると共に、前記ピラーにおける車幅方向外側を向く外側壁とで閉断面構造を形成しているピラー補強部材と、
    を備えた車体側部構造。
  5. 前記ピラー補強部材は、前記閉断面構造において前記開口内壁及び外側壁と対向する部分が、前記ピラーの長手方向から見て前記開口内壁及び前記外側壁のそれぞれに対し傾斜された直線状に形成されている請求項3又は請求項4記載の車体側部構造。
  6. 前記ピラー補強部材は、前記インパクトビームを受けるためのビーム受け部を形成している請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車体側部構造。
  7. 前記インパクトビームに対し車幅方向内側に突出するように該インパクトビームに固定された隙詰部をさらに備えた請求項1〜請求項6の何れか1項記載の車体側部構造。
  8. 前記隙詰部は、前記インパクトビームを前記サイドドアに固定するためのブラケットに一体に設けられた部分を含んで構成されている請求項7記載の車体側部構造。
  9. 前記隙詰部は、車体上下方向の寸法が前記インパクトビームの車体上下方向の寸法よりも大とされている請求項7又は請求項8記載の車体側部構造。
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