JPH1032951A - 防水型小形モータの構造 - Google Patents
防水型小形モータの構造Info
- Publication number
- JPH1032951A JPH1032951A JP8204180A JP20418096A JPH1032951A JP H1032951 A JPH1032951 A JP H1032951A JP 8204180 A JP8204180 A JP 8204180A JP 20418096 A JP20418096 A JP 20418096A JP H1032951 A JPH1032951 A JP H1032951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber cover
- motor
- motor case
- waterproof
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータケースとギヤケースとが直結されてい
る小形モータにおいて、従来の防水型小形モータの構造
は、結露を防止することができず、又、液状ガスケット
塗布の面倒な作業をする箇所が多いという問題を解決す
るため。 【解決手段】 本発明による防水型小形モータの構造
は、モータケース２１の外被の全体とギヤケース２２の
外被の１／３程度とを覆うようにゴムカバー２３が被せ
られ、前記モータケース２１の外被の底部にモータケー
ス用水抜穴２１ａが設けられると共に、前記ゴムカバー
２３の底部に前記モータケース用水抜穴２１ａとは異な
る位置にゴムカバー用水抜穴２３ａが設けられ、前記ゴ
ムカバー２３には前記モータケース用水抜穴２１ａから
前記ゴムカバー用水抜穴２３ａまでの間に勾配がつけら
れている。尚、前記ゴムカバー２３は水が抜け易い方向
に回転して取り付け可能になっている。
る小形モータにおいて、従来の防水型小形モータの構造
は、結露を防止することができず、又、液状ガスケット
塗布の面倒な作業をする箇所が多いという問題を解決す
るため。 【解決手段】 本発明による防水型小形モータの構造
は、モータケース２１の外被の全体とギヤケース２２の
外被の１／３程度とを覆うようにゴムカバー２３が被せ
られ、前記モータケース２１の外被の底部にモータケー
ス用水抜穴２１ａが設けられると共に、前記ゴムカバー
２３の底部に前記モータケース用水抜穴２１ａとは異な
る位置にゴムカバー用水抜穴２３ａが設けられ、前記ゴ
ムカバー２３には前記モータケース用水抜穴２１ａから
前記ゴムカバー用水抜穴２３ａまでの間に勾配がつけら
れている。尚、前記ゴムカバー２３は水が抜け易い方向
に回転して取り付け可能になっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は防水型小形モータの
構造に関する。
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の防水型小形モータの構造について
図２及び図３を参照して説明する。図２は従来の液状ガ
スケット防水型小形モータの構造の側面図、図３は液状
ガスケット・ゴムカバー併用防水型小形モータの構造の
側面図である。従来の防水型小形モータの構造は、図２
に示されるように、モータケース１とギヤケース２とが
直結されている液状ガスケット防水型のものか、又は、
図３に示されるように、モータケース１１とギヤケース
１２とが直結されている上、モータケース１１を覆うよ
うにゴムカバー１３を被せている液状ガスケット・ゴム
カバー併用防水型のものがある。即ち、一般的な従来の
防水型小形モータの構造は、合わせ面に液状ガスケット
を塗布したもの、又は、外被をゴムカバーで覆ったもの
である。
図２及び図３を参照して説明する。図２は従来の液状ガ
スケット防水型小形モータの構造の側面図、図３は液状
ガスケット・ゴムカバー併用防水型小形モータの構造の
側面図である。従来の防水型小形モータの構造は、図２
に示されるように、モータケース１とギヤケース２とが
直結されている液状ガスケット防水型のものか、又は、
図３に示されるように、モータケース１１とギヤケース
１２とが直結されている上、モータケース１１を覆うよ
うにゴムカバー１３を被せている液状ガスケット・ゴム
カバー併用防水型のものがある。即ち、一般的な従来の
防水型小形モータの構造は、合わせ面に液状ガスケット
を塗布したもの、又は、外被をゴムカバーで覆ったもの
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図２及び図
３に示される従来の防水型小形モータの構造は、特に寒
冷地で使用される場合には、下記のような問題が起こ
る。 （１）運転後のモータ内部の温度と夜間の温度との差に
より結露が発生する。結露とは、リード線の隙間、及び
液状ガスケットの隙間をぬって入った空気が水に変化
し、その水が凍ったものをいう。 （２）防水型のため、水分が蒸発し難く増え続けていく
ため、やがて絶縁不良や錆発生のトラブルを引き起こ
す。 （３）空気を完全に遮断する完全密閉型であれば、前記
（１）（２）の現象は防止できるが、コスト高となるた
め低コストの小形モータでは採用は困難である。即ち、
従来の防水型小形モータの構造は、上述のとおり結露を
防止することができず、又、液状ガスケット塗布の面倒
な作業をする箇所が多いという問題があった。
３に示される従来の防水型小形モータの構造は、特に寒
冷地で使用される場合には、下記のような問題が起こ
る。 （１）運転後のモータ内部の温度と夜間の温度との差に
より結露が発生する。結露とは、リード線の隙間、及び
液状ガスケットの隙間をぬって入った空気が水に変化
し、その水が凍ったものをいう。 （２）防水型のため、水分が蒸発し難く増え続けていく
ため、やがて絶縁不良や錆発生のトラブルを引き起こ
す。 （３）空気を完全に遮断する完全密閉型であれば、前記
（１）（２）の現象は防止できるが、コスト高となるた
め低コストの小形モータでは採用は困難である。即ち、
従来の防水型小形モータの構造は、上述のとおり結露を
防止することができず、又、液状ガスケット塗布の面倒
な作業をする箇所が多いという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、モータケースとギヤケースとが直結さ
れている小型モータにおいて、前記モータケースの外被
の全体と前記ギヤケースの外被の１／３程度とを覆うよ
うにゴムカバーが被せられ、前記モータケースの外被の
底部にモータケース用水抜穴が設けられると共に、前記
ゴムカバーの底部に前記モータケース用水抜穴とは異な
る位置にゴムカバー用水抜穴が設けられ、前記ゴムカバ
ーには前記モータケース用水抜穴から前記ゴムカバー用
水抜穴までの間に勾配がつけられている防水型小形モー
タの構造を提供し、更に、前記ゴムカバーは水が抜け易
い方向に回転して取り付け可能になっている防水型小形
モータの構造を提供しようとするものである。
解決するために、モータケースとギヤケースとが直結さ
れている小型モータにおいて、前記モータケースの外被
の全体と前記ギヤケースの外被の１／３程度とを覆うよ
うにゴムカバーが被せられ、前記モータケースの外被の
底部にモータケース用水抜穴が設けられると共に、前記
ゴムカバーの底部に前記モータケース用水抜穴とは異な
る位置にゴムカバー用水抜穴が設けられ、前記ゴムカバ
ーには前記モータケース用水抜穴から前記ゴムカバー用
水抜穴までの間に勾配がつけられている防水型小形モー
タの構造を提供し、更に、前記ゴムカバーは水が抜け易
い方向に回転して取り付け可能になっている防水型小形
モータの構造を提供しようとするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明による防水型小形モ
ータの構造の実施の形態について図１を参照して説明す
る。図１は本発明による防水型小形モータの構造の実施
の形態の側面図である。本発明による防水型小形モータ
は、図１に示されるように、モータケース２１とギヤケ
ース２２とが直結されている小型モータに係るものであ
る。その防水型小形モータの構造は、前記モータケース
２１の外被の全体と前記ギヤケース２２の外被の１／３
程度とを覆うようにゴムカバー２３が被せられ、前記モ
ータケース２１の外被の底部にモータケース用水抜穴２
１ａが設けられると共に、前記ゴムカバー２３の底部に
前記モータケース用水抜穴２１ａとは異なる位置にゴム
カバー用水抜穴２３ａが設けられ、前記ゴムカバー２３
には前記モータケース用水抜穴２１ａから前記ゴムカバ
ー用水抜穴２３ａまでの間に勾配がつけられている。
尚、前記ゴムカバー２３は水が抜け易い方向に回転して
取り付け可能にするのが望ましい。
ータの構造の実施の形態について図１を参照して説明す
る。図１は本発明による防水型小形モータの構造の実施
の形態の側面図である。本発明による防水型小形モータ
は、図１に示されるように、モータケース２１とギヤケ
ース２２とが直結されている小型モータに係るものであ
る。その防水型小形モータの構造は、前記モータケース
２１の外被の全体と前記ギヤケース２２の外被の１／３
程度とを覆うようにゴムカバー２３が被せられ、前記モ
ータケース２１の外被の底部にモータケース用水抜穴２
１ａが設けられると共に、前記ゴムカバー２３の底部に
前記モータケース用水抜穴２１ａとは異なる位置にゴム
カバー用水抜穴２３ａが設けられ、前記ゴムカバー２３
には前記モータケース用水抜穴２１ａから前記ゴムカバ
ー用水抜穴２３ａまでの間に勾配がつけられている。
尚、前記ゴムカバー２３は水が抜け易い方向に回転して
取り付け可能にするのが望ましい。
【０００６】
【発明の効果】本発明による防水型小形モータの構造
は、上述のように構成されているので、下記の効果を有
する。 （１）モータケースの水抜穴とゴムカバーの水抜穴とを
互いに異なる位置へ設けたため、外部からの水の浸入を
防止できる。又、前記モータケース用水抜穴から前記ゴ
ムカバー用水抜穴までの間に勾配を設けてあるため、水
が容易に排出できる。 （２）モータケースの外被の全体をゴムカバーで覆って
いるため、保温性が高く、結露を発生させ難くしてい
る。 （３）合わせ面がギヤケースとゴムカバーとの合わせ面
だけになり、液状ガスケット塗布の面倒な作業を減らす
ことができる。 （４）ゴムカバーは水が抜け易い方向に回転して取り付
け可能になっているため、水を容易に排出させることが
できる。
は、上述のように構成されているので、下記の効果を有
する。 （１）モータケースの水抜穴とゴムカバーの水抜穴とを
互いに異なる位置へ設けたため、外部からの水の浸入を
防止できる。又、前記モータケース用水抜穴から前記ゴ
ムカバー用水抜穴までの間に勾配を設けてあるため、水
が容易に排出できる。 （２）モータケースの外被の全体をゴムカバーで覆って
いるため、保温性が高く、結露を発生させ難くしてい
る。 （３）合わせ面がギヤケースとゴムカバーとの合わせ面
だけになり、液状ガスケット塗布の面倒な作業を減らす
ことができる。 （４）ゴムカバーは水が抜け易い方向に回転して取り付
け可能になっているため、水を容易に排出させることが
できる。
【図１】本発明による防水型小形モータの構造の実施の
形態の側面図である。
形態の側面図である。
【図２】従来の液状ガスケット防水型小形モータの構造
の側面図である。
の側面図である。
【図３】従来の液状ガスケット・ゴムカバー併用防水型
小形モータの構造の側面図である。
小形モータの構造の側面図である。
２１：モータケース ２１ａ：モータケース用水抜穴 ２２：ギヤケース ２３：ゴムカバー ２３ａ：ゴムカバー用水抜穴
Claims (2)
- 【請求項１】 モータケースとギヤケースとが直結され
ている小型モータにおいて、前記モータケースの外被の
全体と前記ギヤケースの外被の１／３程度とを覆うよう
にゴムカバーが被せられ、前記モータケースの外被の底
部にモータケース用水抜穴が設けられると共に、前記ゴ
ムカバーの底部に前記モータケース用水抜穴とは異なる
位置にゴムカバー用水抜穴が設けられ、前記ゴムカバー
には前記モータケース用水抜穴から前記ゴムカバー用水
抜穴までの間に勾配がつけられていることを特徴とする
防水型小形モータの構造。 - 【請求項２】 前記ゴムカバーは水が抜け易い方向に回
転して取り付け可能になっている請求項１記載の防水型
小形モータの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204180A JPH1032951A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 防水型小形モータの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204180A JPH1032951A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 防水型小形モータの構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032951A true JPH1032951A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16486170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204180A Pending JPH1032951A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 防水型小形モータの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032951A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7098651B2 (en) | 2001-03-01 | 2006-08-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Rotation detection sensor |
| KR100688157B1 (ko) * | 2000-05-18 | 2007-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기용 배수 모터의 결로 배출 구조 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP8204180A patent/JPH1032951A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100688157B1 (ko) * | 2000-05-18 | 2007-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기용 배수 모터의 결로 배출 구조 |
| US7098651B2 (en) | 2001-03-01 | 2006-08-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Rotation detection sensor |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003101256A (ja) | 屋外設置機器の防水構造 | |
| JPH1032951A (ja) | 防水型小形モータの構造 | |
| JPH0894241A (ja) | スイッチボックス | |
| JPH06335192A (ja) | 車両用交流発電機 | |
| JPS5843665Y2 (ja) | 自動車用機関の空気取入れ口の構造 | |
| JPH10108401A (ja) | 電動機の軸受防水装置 | |
| JP3246133B2 (ja) | 内燃機関用スタータの換気装置 | |
| JPH0228310Y2 (ja) | ||
| JPH0956112A (ja) | 電気機器の端子箱 | |
| JP3132286B2 (ja) | エアコン配管パイプ用ジョイントカバー | |
| JPS6133668Y2 (ja) | ||
| JPH0345055Y2 (ja) | ||
| JP2003139466A (ja) | 冷蔵庫レベル調整機構 | |
| JPS5912531Y2 (ja) | 空気調和ユニツト | |
| JPS6141399Y2 (ja) | ||
| JPH0312003Y2 (ja) | ||
| JP3121477B2 (ja) | パネルへのガラスの取り付け構造 | |
| KR200169435Y1 (ko) | 전선 결합 구조물 | |
| JPS61173645A (ja) | 圧縮機の端子保護装置 | |
| JPH0110801Y2 (ja) | ||
| JPH0511601Y2 (ja) | ||
| JPH0430778Y2 (ja) | ||
| JPS6012475Y2 (ja) | 厨房装置 | |
| JPH0321536Y2 (ja) | ||
| JPS6221816Y2 (ja) |