JPH10328757A - プレス用パンチリテーナー - Google Patents
プレス用パンチリテーナーInfo
- Publication number
- JPH10328757A JPH10328757A JP15813897A JP15813897A JPH10328757A JP H10328757 A JPH10328757 A JP H10328757A JP 15813897 A JP15813897 A JP 15813897A JP 15813897 A JP15813897 A JP 15813897A JP H10328757 A JPH10328757 A JP H10328757A
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- JP
- Japan
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- punch
- knock pin
- ram
- hole
- punch retainer
- Prior art date
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- Granted
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- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
ーナーを提供する。 【解決手段】 被加工物9に孔を穿けるプレス機械のパ
ンチを保持するプレス用パンチリテーナーであって、鍔
付パンチ30が上面側から嵌込まれるパンチ用段付孔2
1と、ラム10下面に突設された2本の位置決め用のノ
ックピンK1,K2がそれぞれ嵌込まれるノックピン用段
付孔22,23と、ラム10下面に螺合される1本の締
付けボルトBが下面側から挿通されるボルト孔26とが
穿けられ、ノックピンK1,K2により位置決めされたう
え、ラム10下面に締付けボルトBにより締付け、固定
される。
Description
を穿けるプレス機械のパンチを保持するプレス用パンチ
リテーナーに関するものである。
ス機械のパンチを保持するプレス用パンチリテーナーと
して以下のように構成されたものが使用されている。す
なわち、図1及び図2に示すように、断面形状が面取り
された三角形状(ムスビ形)に形成されている。また、
ラム1下面に少なくとも1本の位置決め用のノックピン
Nが突設されており、それに対応して、パンチリテーナ
ー2の上面にはノックピンNが差込まれるノックピン用
孔2nが穿けられている。その他、ノックピンNを介し
て位置決めされたパンチリテーナー2の上面をラム1の
下面に取付け、固定するために、2本の締付けボルト
B,Bが用意されている。
にパンチ用段付孔2pに挿通された孔穿け用鍔付パンチ
3が保持されると共に、鍔付パンチ3が後退しないよ
う、その頭部がラム1の下面で支えられている。なお、
4はダイスであって、板状の被加工物9を支えると共
に、上方から下降し、被加工物9に孔を穿けたパンチ3
の先端部を通す孔4aが穿けられている。5はダイス4
を下から支えるダイスホルダー、6は被加工物9の上方
に設けられたストリッパーであって、被加工物9に孔を
穿けた鍔付パンチ3が上昇する際、鍔付パンチ3に同伴
し、持上げられないよう被加工物9を押下げるものであ
る。
ー2は、断面積が大きく、ラム1への確実な固定及び位
置決め精度確保に、少なくとも2本の締付けボルトB,
Bが必要であり、部品点数がそれだけ多く、コスト高と
なるという問題点がある。なお、パンチリテーナー2が
大きいと周辺部品との干渉度合が増大する(邪魔にな
る)という問題点もある。
題は、上記従来のパンチリテーナー2は、断面積が大き
く、ラム1への確実な固定及び位置決め精度確保に、少
なくとも2本の締付けボルトB,Bが必要であり、部品
点数がそれだけ多く、コスト高となること、周辺部品と
の干渉度合が増大することであって、本発明は上記課題
を解決した、断面積が小さく、扇形で部品点数の少ない
プレス用パンチリテーナーを提供するものである。
ス用パンチリテーナーは、図3乃至図5に示す如く被加
工物9に孔を穿けるプレス機械のパンチを保持するプレ
ス用パンチリテーナーであって、全体としては略扇形を
しており、鍔付パンチ30が上面側から嵌込まれ且つ扇
形の要に設けたパンチ用段付孔21と、ラム10下面に
螺合される1本の締付けボルトBが下面側から挿通され
且つパンチ用段付孔21を通る中立線M−M上に配置し
たボルト孔26と、ラム10下面に突設された2本の位
置決め用のノックピンK1,K2がそれぞれ嵌込まれ且つ
扇形の両翼に対称に配置したノックピン用段付孔22,
23とが穿けられ、ノックピンK1,K2により位置決め
されたうえ、ラム10下面に締付けボルトBにより締付
け、固定されるものである。
ーは、図6乃至図8に示す如く被加工物9に孔を穿ける
プレス機械のパンチを保持するプレス用パンチリテーナ
ーであって、全体としては略扇形をしており、鍔付パン
チ30が上面側から嵌込まれ且つ扇形の要に設けたパン
チ用段付孔21と、ラム10下面に螺合される1本の締
付けボルトBが下面側から挿通され且つパンチ用段付孔
21を通る中立線M−M上に配置したボルト孔26と、
ラム10下面に突設された2本の位置決め用のノックピ
ンK1,K3が嵌込まれ且つ扇形の一方の翼に配置するノ
ックピン用段付孔22とが穿けられると共に、他方のノ
ックピンK3が嵌込まれ且つボルト孔26と円弧外周面
とを結ぶノックピン用溝27が設けられ、ノックピンK
1,K3により位置決めされたうえ、ラム10下面に締付
けボルトBにより締付け、固定されるものである。
ピン用溝27に嵌まるノックピンK3の突出部K4の断面
形状が、凹部を対向させた2個の円弧と、相平行する2
本の直線部より形成され、直線部がノックピン用溝27
の溝壁に嵌合する構成にしたものである。
チ30の本体が嵌込まれる部分と鍔部分を下側から支え
る部分とに段差を有するものであって、後述するように
孔としては不完全ではあるが、後者の鍔部分を支える部
分が、パンチ30の本体が嵌込まれる部分に対して単に
段差を有するだけで、全周が鉛直壁面によって囲まれて
いないものも含まれる。更にリテーナー20の形状が扇
形になっている。
固定及び位置決め精度確保に、従来例では2本必要であ
った締付けボルトBが1本で十分であって、部品点数が
少なくなり、しかもパンチリテーナー20の断面積が小
さくなり、小型化されるため、それだけコストが低減さ
れると共に、形状が扇形になっているため、それによっ
て周辺部品に邪魔されることが少なくなり、取付の自由
度が増大する。
果に加えて、ノックピン用段付孔23の代りに、構造が
簡単で加工も容易なノックピン用溝27が設けられ、し
かも、ノックピンK3がノックピン用溝27の底面で支
えられ、この部分はプラグが不要となるため、さらに部
品点数が低減され、コストが低減される。
して、ノックピン用溝27がぐらつくことがない。
いて、図3乃至図5により説明すると、10は板状被加
工物9に孔を穿けるプレス機械のラム、K1,K2はその
ラム10の下面に突設された2本の位置決め用のノック
ピン、20はラム10の下面に固定され、後述する鍔付
パンチ30を保持するパンチリテーナーであって、断面
形状が面取りされた扇形状に形成されており、次のよう
に構成される。
から挿通されるパンチ用段付孔であって、扇形の要に近
い位置に穿けられている。22,23は上記位置決め用
のノックピンK1,K2が嵌込まれるノックピン用段付孔
であって、前記段付孔21に近い扇形の円弧側に対称に
配置されている。24,25はノックピンK1,K2の落
下防止用にノックピン用段付孔22,23にそれぞれ螺
合されたプラグである。26はラム10下面に螺合され
る1本の締付けボルトBが下面側から挿通されるところ
のボルト孔であって、扇形の円弧に近い位置に穿けられ
ている。なお、ラム10の下面側でボルト孔26に対応
する位置には締付けボルトBが螺合されるネジ孔11が
穿けられている。
パンチ30の本体が嵌込まれる部分と鍔部分を下側から
支える部分とに段差を有するものであって、後述するよ
うに孔としては不完全ではあるが、後者の鍔部分を支え
る部分が、パンチ30の本体が嵌込まれる部分に対して
単に段差を有するだけで、全周が鉛直壁面によって囲ま
れていないものも含まれる。
工物9を支えると共に、上方から下降し、被加工物9に
孔を穿けたパンチ30の先端部を通す孔41が穿けられ
ている。50はダイス40を下から支えるダイスホルダ
ー、60は被加工物9の上方の設けられたストリッパー
であって、被加工物9に孔を穿けた鍔付パンチ30が上
昇する際、鍔付パンチ30に同伴し、持上げられないよ
う被加工物9を押下げるものである。
に上面側から鍔付パンチ30を挿通しておく。次いでラ
ム10の下面に突設されたノックピンK1,K2にパンチ
リテーナー20のノックピン用段付孔22,23を嵌
め、位置決めしたうえ、ラム10の下面にパンチリテー
ナー20を当てる。さらにパンチリテーナー20のボル
ト孔26に下面側から締付けボルトBを挿通し、ラム1
0のネジ孔11に螺合し、ラム10にパンチリテーナー
20を締付けて固定する。
の確実な固定及び位置置決め精度確保に、従来例では2
本必要であった締付けボルトBが1本で十分となり、部
品点数が少なくなり、しかもパンチリテーナー20の断
面積が小さくなり、小型化されるため、それだけコスト
が低減されると共に、形状が扇形になっているため、図
4に仮線Y,Zで示す部分だけ小さくなり、それによっ
て周辺部品に邪魔されることが少なくなり、取付の自由
度が増大する。
乃至図8により説明すると、第1の発明の実施の形態例
のノックピン用段付孔23に替えて、ボルト孔26に連
通するノックピン用溝27が設けられ、そのノックピン
用溝27にノックピンK3が差込まれるように構成され
ている。
は、パンチリテーナー20のパンチ用段付孔21に相当
する部分が段差状に切り欠かれて、残りの部分より低く
なっていると共に、鍔付パンチ30の本体が嵌込まれる
部分に対して段差が形成されており、それによって鍔付
パンチ30の鍔が下側から支えられるよう構成されてい
る。それに対して、鍔付パンチ30の鍔は断面が欠円状
に形成されている。そのため、パンチ用段付孔21のう
ち、鍔付パンチ30が下側から支えられる部分は、壁面
が鍔の弦に当接する部分のみであって、孔としては不完
全なものになっている。また、ノックピン用溝27は図
7では扇形の中立線M−M上に設けられているが、これ
に限定されるものではない。
に行う。しかしながら、位置決めの際、ノックピンK3
が構造が簡単で加工の容易なノックピン用溝27に差込
まれ、ノックピン用溝27の底面で支えられ、しかも、
この部分はノックピンK3の落下防止用プラグが不要と
なるため、さらに部品点数が低減され、コストが低減さ
れる。
実な固定及び位置決め精度確保に、従来例では2本必要
であった締付けボルトBが1本で十分となり、部品点数
が少なくなり、しかもパンチリテーナー20の断面積が
小さくなり、小型化されるため、それだけコストが低減
されると共に、形状が扇形になっているため、それによ
って周辺部品に邪魔されることが少なくなり、取付の自
由度が増大する。
段付孔23の代りに、構造が簡単で加工が容易なノック
ピン用溝27が設けられ、しかもこの部分はプラグが不
要となるため、さらに部品点数が低減され、コストが低
減される。
して、ノックピン用溝27がぐらつくことがない。
ある。
る。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 被加工物(9)に孔を穿けるプレス機械
のパンチを保持するプレス用パンチリテーナーであっ
て、全体としては略扇形をしており、鍔付パンチ(3
0)が上面側から嵌込まれ且つ扇形の要に設けたパンチ
用段付孔(21)と、ラム(10)下面に螺合される1
本の締付けボルト(B)が下面側から挿通され且つパン
チ用段付孔(21)を通る中立線(M−M)上に配置し
たボルト孔(26)と、ラム(10)下面に突設された
2本の位置決め用のノックピン(K1,K2)がそれぞれ
嵌込まれ且つ扇形の両翼に対称に配置したノックピン用
段付孔(22,23)とが穿けられ、ノックピン
(K1,K2)により位置決めされたうえ、ラム(10)
下面に締付けボルト(B)により締付け、固定されるこ
とを特徴とするプレス用パンチリテーナー。 - 【請求項2】 被加工物(9)に孔を穿けるプレス機械
のパンチを保持するプレス用パンチリテーナーであっ
て、全体としては略扇形をしており、鍔付パンチ(3
0)が上面側から嵌込まれ且つ扇形の要に設けたパンチ
用段付孔(21)と、ラム(10)下面に螺合される1
本の締付けボルト(B)が下面側から挿通され且つパン
チ用段付孔(21)を通る中立線(M−M)上に配置し
たボルト孔(26)と、ラム(10)下面に突設された
2本の位置決め用のノックピン(K1,K3)が嵌込まれ
且つ扇形の一方の翼に配置するノックピン用段付孔(2
2)とが穿けられると共に、他方のノックピン(K3)
が嵌込まれ且つボルト孔(26)と円弧外周面とを結ぶ
ノックピン用溝(27)が設けられ、ノックピン
(K1,K3)により位置決めされたうえ、ラム(10)
下面に締付けボルト(B)により締付け、固定されるこ
とを特徴とするプレス用パンチリテーナー。 - 【請求項3】 ノックピン用溝(27)に嵌まるノック
ピン(K3)の突出部(K4)の断面形状が、凹部を対向
させた2個の円弧と、相平行する2本の直線部より形成
され、直線部がノックピン用溝(27)の溝壁に嵌合す
る構成にした請求項2記載のプレス用パンチリテーナ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15813897A JP3721548B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | プレス用パンチリテーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15813897A JP3721548B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | プレス用パンチリテーナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10328757A true JPH10328757A (ja) | 1998-12-15 |
JP3721548B2 JP3721548B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=15665107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15813897A Expired - Lifetime JP3721548B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | プレス用パンチリテーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3721548B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100376140B1 (ko) * | 1999-12-17 | 2003-03-15 | 현대자동차주식회사 | 서보모터를 이용한 피어스 리테이너 구조 |
FR3066709A1 (fr) * | 2017-05-29 | 2018-11-30 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Porte-poincon |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15813897A patent/JP3721548B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100376140B1 (ko) * | 1999-12-17 | 2003-03-15 | 현대자동차주식회사 | 서보모터를 이용한 피어스 리테이너 구조 |
FR3066709A1 (fr) * | 2017-05-29 | 2018-11-30 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Porte-poincon |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3721548B2 (ja) | 2005-11-30 |
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