JPH10326771A - 水素プラズマダウンストリーム処理装置及び水素プラズマダウンストリーム処理方法 - Google Patents

水素プラズマダウンストリーム処理装置及び水素プラズマダウンストリーム処理方法

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JPH10326771A
JPH10326771A JP9134065A JP13406597A JPH10326771A JP H10326771 A JPH10326771 A JP H10326771A JP 9134065 A JP9134065 A JP 9134065A JP 13406597 A JP13406597 A JP 13406597A JP H10326771 A JPH10326771 A JP H10326771A
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gas
hydrogen
plasma
chamber
flow rate
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Shuzo Fujimura
修三 藤村
Hiroteru Ogawa
洋輝 小川
Jun Kikuchi
純 菊地
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素プラズマダウンストリーム処理装置及び
方法の改善に関する。 【解決手段】 水素ガスを供給する第1のガス供給源18
Aと、フッ化窒素ガスを供給する第2のガス供給源18B
と、管状であって、水素ガス及びフッ化窒素ガスを用い
て半導体層の表面処理をするためのチャンバ11とを有
し、チャンバ11は、水素ガス及び水素ガスに対する流量
比が4以上のフッ化窒素ガスを導入して水素ガス及びフ
ッ化窒素ガスを活性化するプラズマ発生部12と、その下
流側に配置され、半導体層21を配置する処理部13とを備
え、水素ガスに対するフッ化窒素ガスの流量比が4以上
になるように第1,第2のガス供給源18A,18Bを制御
するガス流量制御手段20を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素プラズマダウ
ンストリーム処理装置,水素プラズマダウンストリーム
処理方法に関し、更に詳しくいえば、反応ガスをプラズ
マ化した後に、その下流に半導体層を配置してこれを処
理し、表面の清浄化をもたらすことを目的とする、いわ
ゆるドライ洗浄方法及びそれを達成する装置に関する。
【0002】近年、半導体装置、特にシリコン基板を用
いた大規模集積回路の製造においては、金属、シリコン
等を堆積成長させる際にシリコンの自然酸化膜がその膜
質、あるいは下地層との界面での電気特性等に与える影
響が無視できなくなっており、これを迅速にかつ低温で
除去することが必要となってきている。
【0003】
【従来の技術】この目的を最も良く達成する手段とし
て、水素と水蒸気の混合気体をプラズマ化した後に、そ
のガスの流れの下流に、プラズマ化されていないNF3
を添加して半導体基板上に形成される自然酸化膜を除去
して終端処理をするNF3 添加水素+水蒸気プラズマダ
ウンストリーム処理が知られている(J.Kikuchi, M.Ig
a,H.Ogawa, S.Fujimura, and H.Yano, "Native oxide r
emoval on Si surface byNF3-added hydrogen and wate
r-vapor plasma downstream treatment",Jpn.J.Appl.Ph
ys.,33,2207-2211(1994).) 。
【0004】この技術は、プラズマ化された水素と水蒸
気の混合気体の下流にNF3 を添加することにより、プ
ラズマ中での電子、イオン、光子等の高エネルギー粒子
との衝突でNF3 が解離しフッ素原子が生じる事を避け
ている。それゆえ、処理後の基板表面にフッ素が残るこ
とも無く(J.Kikuchi, M.Nagasaka, S.Fujimura, H.Yan
o, and Y.Horiike, "Cleaning of silicon surface by
NF3-added hydrogen and water-vapor plasma downstre
am treatment",Jpn.J.Appl.Phys.,35,1022-1026(199
6).) 、フッ素原子が石英などの真空容器内壁をエッチ
ングしてパーティクルを生じる心配もなくなっている。
【0005】このNF3 添加水素+水蒸気プラズマダウ
ンストリーム処理に先立って、シリコン酸化膜のエッチ
ングを目的とする処理方法としてNF3 +NH3 プラズ
マダウンフロー、NF3 +H2 プラズマダウンフロー処
理も報告されている(NF3+NH3: H.Nishino, N.Hayasaka,
H.Ito, T.Arikado, and H.Okano, Proc.Symp.Dry Proc
ess,1989,Tokyo(The Inst. of Electrical Engineers o
f Japan, Tokyo,1989)p.90,NF3+H2:T.Kusuki, H.Kawaka
mi, H.Sakaue, and Y.Horiike, Ext.Abstr.Electroche
m.Soc., Hawaii(1993)p.375) が、効果はNF3 添加水
素+水蒸気プラズマダウンストリーム処理と差はない。
なお、ここでいう「ダウンストリーム処理」と「ダウン
フロー処理」とはほとんど同義である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のNF3 添加水素
+水蒸気プラズマダウンストリーム処理は自然酸化膜の
除去方法としてはかなり有効である。しかし、NF3
水素+水蒸気プラズマの下流に混入させるNF3 添加水
素+水蒸気プラズマダウンストリーム中で水素原子と反
応して表面を処理するためのHF,NH3 F等を生じさ
せる必要があるので、NF3 と水素原子とが十分に反応
する領域が必要であり、従って処理装置が大型化する。
【0007】また、NF3 +NH3 プラズマダウンフロ
ー、NF3 +H2 プラズマダウンフロー処理は、処理装
置は大型化しないという利点はあるものの、(NH4
2 SiF6 からなると思われる大量の堆積物(パーティ
クル)が生じること、自然酸化膜除去後基板表面にフッ
素が残留してしまうなどの問題が報告されている。しか
し、両者とも単に2種類のガスを混ぜただけのプラズマ
ダウンフロープロセスであり、処理の実施は比較的簡単
である。特にNF3 +H2 を用いたプロセスは用いるガ
スが共に半導体装置の量産工程で一般的に用いられてお
り、安全面も含めた取扱いのし易さの点ですぐれてい
る。従って、パーティクルやフッ素の問題が軽減されれ
ば、目的によってはNF3 添加水素+ 水蒸気プラズマダ
ウンストリーム処理よりも低コストで自然酸化膜の除去
が行えるだけに、利用価値がある。
【0008】本発明は以上の点に鑑み、NF3 +H2
ラズマダウンフロー処理におけるパーティクル、フッ素
残留等の問題を極力抑止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、内部に
ガスを流すためのチャンバと、前記チャンバの前記ガス
の上流側に配置されたプラズマ発生部と、前記プラズマ
発生部に水素ガスを供給する第1のガス供給源と、前記
プラズマ発生部にフッ化窒素ガスを供給する第2のガス
供給源と、前記チャンバ内において前記プラズマ発生部
から離れた前記ガスの下流側に設けられたウェハ載置部
と、前記第1のガス供給源から前記チャンバに供給され
る前記水素ガスの流量に対する前記第2のガス供給源か
ら前記チャンバに供給される前記フッ化窒素ガスの流量
を4倍以上にするガス流量制御手段とを有することを特
徴とする水素プラズマダウンストリーム処理装置により
解決し、前記チャンバの内壁がシリコン、シリコン酸化
物、シリコン窒化物又はシリコンカーバイドの内の少な
くとも一つから構成されていることを特徴とする水素プ
ラズマダウンストリーム処理装置により解決し、水素ガ
スの流量に対するフッ化窒素ガスの流量を4倍以上にし
て該水素ガスと該フッ化窒素ガスを含む第一のガスをプ
ラズマ発生領域でプラズマ化して第二のガスを生成し、
前記プラズマ発生領域から離れた前記第二のガスの流れ
の下流の領域に半導体層を置いて第二のガスによって該
半導体層の表面を処理することを特徴とする水素プラズ
マダウンストリーム処理方法により解決し、前記半導体
層はシリコン層であって、かつ前記半導体層の表面処理
は、前記半導体層の表面に形成される酸化膜を除去する
処理であることを特徴とする本発明に係る水素プラズマ
ダウンストリーム処理方法により解決し、前記半導体層
はシリコンであって、かつ前記半導体層の表面処理は、
前記半導体層上の絶縁膜の開口内で前記半導体層表面に
生じた自然酸化膜を除去する処理であることを特徴とす
る本発明に係る水素プラズマダウンストリーム処理方法
により解決し、前記第二のガスはチャンバ内を通して前
記半導体層に供給され、前記プラズマ発生領域では、前
記半導体層の前記表面を前記第二のガスによって処理し
た後に、水素ガスがプラズマ化され、後に前記プラズマ
化された前記水素ガスは前記チャンバ内に供給されて前
記チャンバの内壁を洗浄することを特徴とする本発明に
係る水素プラズマダウンストリーム処理方法により解決
する。
【0010】引き続いて本発明の作用について説明す
る。上記の大量のパーティクルが生じる問題や、自然酸
化膜除去後基板表面にフッ素が残留する問題の多くは、
NF3 をプラズマ化することにより生じるフッ素原子に
よってもたらされている。例えば、パーティクルはプラ
ズマ化されたフッ素原子がシリコンやNH3 と反応する
ことで生成される(NH4 2 SiF6 等が要因である
と考えられ、また、自然酸化膜除去後基板表面にフッ素
が残留するのもフッ素原子が付着することによってもた
らされると考えられる。
【0011】シリコンの自然酸化膜をエッチングする場
合には、HF、あるいはNH4 F等が気相中で合成され
ることが望ましい。この観点から言えば、フッ素原子が
水素原子、あるいは水素分子と反応してHFとなること
が望まれる。プラズマ中で生成されたフッ素原子は下流
へ輸送される過程で水素分子等と気相中、あるいは容器
壁面で反応しHFとなる。従って、容器内壁、他粒子と
の衝突回数がフッ素原子の減衰に関係し、これを制御す
るにはプラズマから被加工物表面までの距離、あるいは
圧力を制御する必要がある。
【0012】しかし、これらのパラメータは例えば均一
な処理分布を得るためにも制御する必要があり、また装
置の設計条件にも制約を与えることとなり、本目的を達
成するためにそれらのパラメータに制約を加えることは
望ましくない。そこで、最も簡単な調整方法として、反
応ガスのガス組成を検討し、ガス組成により実質的にフ
ッ素原子が被加工物表面に到達することを防止すればよ
い。
【0013】また、パーティクルはフッ素原子が容器内
壁の例えば石英と反応し、SiOxy 等の不揮発性の
物質を作りだし、それが容器内壁に堆積し、やがて固ま
りのまま脱離して被加工物表面に付着してパーティクル
となる。従って、この堆積物が固まりで脱離するほど大
きくなる前に簡便に洗浄除去できればパーティクルの影
響を軽減することができる。ここで、水素原子は例えば
シリコンのフッ化物からフッ素を引き抜くことが知られ
ているから、上記堆積物に水素原子を作用させ、フッ素
を引き抜き、SiOx にすれば、それはHFで除去でき
るからパーティクルとなる以前に除去できることにな
る。水素原子は水素プラズマ、あるいは水蒸気添加水素
プラズマを用いることにより供給することができる。
【0014】以上の理由より、本発明に係る水素プラズ
マダウンストリーム処理装置及び処理方法では、最も調
整容易なガス組成の条件を従来の条件に代え、処理に用
いる水素ガスに対してのフッ化窒素ガスの流量比が4以
上になるようにし、水素原子とフッ素原子とをできるだ
け気相中で反応させることによって上記のパーティク
ル、フッ素残留の問題などを極力抑止しているのであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下で本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態
に係る水素プラズマダウンストリーム処理装置の構成を
示す図である。この装置は、図1に示すように、チャン
バ11,プラズマ発生部12,処理部13,マイクロ波
発生源15,第1のガス供給源18A,第1のマスフロ
ーコントローラ19A,第2のガス供給源18B,第2
のマスフローコントローラ19B,第3のガス供給源1
8C,第3のマスフローコントローラ19C及びガス流
量制御手段20を有する。
【0016】チャンバ11は、内径約9mm、外径約11
mmの円筒状の細長い石英管からなるものであり、ガスを
排気するためのガス排気口14Aと、ガスを導入するた
めのガス導入口14Bを有する。プラズマ発生部12
は、マイクロ波発生源15から供給されるマイクロ波を
導入して、後述のガスをプラズマ化するためのものであ
る。
【0017】処理部13は、半導体層表面の自然酸化膜
除去や水素終端処理をするための領域であり、自然酸化
膜21Aが形成されているシリコン基板(被処理物)2
1が置かれる。この処理部13は、プラズマ発生部12
より距離Lだけ離れたガスの流れの下流に設けられてい
る。マイクロ波発生源15は、周波数2.45GHzの
マイクロ波を生成してプラズマ発生部12に供給するも
のである。
【0018】第1のガス供給源18AはH2 をその中に
有するものである。第2のガス供給源18BはNF3
その中に有するものである。また、第3のガス供給源1
8CはH2 Oを其の中に有する。第1のマスフローコン
トローラ19Aは第1のガス供給源18Aのガス流量を
制御するものであり、第2のマスフローコントローラ1
9Bは第2のガス供給源の18Bのガス流量を制御する
ものである。また、第3のマスフローコントローラ19
Cは第3のガス供給源18Cのガス流量を制御するもの
である。
【0019】ガス流量制御手段20は第1〜第3のマス
フローコントローラ19A〜19Cに接続し、H2 ガス
の流量に対するNF3 ガスの流量比が4以上になるよう
に第1,第2のマスフローコントローラ19A,19B
を制御するものである。上記装置において、チャンバ1
1は、石英管に限らず、酸化シリコンを含む材料からな
る管状の構造であればよい。
【0020】以下で、上記装置を用いた水素プラズマダ
ウンストリーム方法について図2を参照しながら説明す
る。なお、図2は本発明の実施例に係る水素処理により
シリコン基板21の表面の自然酸化膜を除去し、更にそ
の表面を水素終端処理をする方法について説明する断面
図である。図2(a)は、自然酸化膜(被処理物)21
Aが形成されているシリコン基板21を示す。この場合
の基板温度は室温とする。
【0021】まず、この状態のシリコン基板21を図1
に示す処理装置の処理部13に置く。その後、排気口1
4Aを通してチャンバ11内のガスを排気しつつ、流量
20cc/分の水素ガスをガス導入口14Bからチャン
バ11内に導入する。次に、周波数2.45GHzであ
って20W程度のマイクロ波をマイクロ波発生源15か
らプラズマ発生部12に導く。これにより、プラズマ発
生部12においてガスが放電して水素イオン,電子,水
素ラジカル,フッ素が発生する。
【0022】このとき、プラズマ状態のガスはプラズマ
発生部12の近傍に局在して存在し、そのガスの流れの
下流には水素イオン、電子及び水素ラジカルのうちの水
素ラジカルを多く含む活性ガスがガスの流れに従って移
動する。続いて、プラズマ領域からのガスの流れの下流
側にあるガス導入口14Bを通してNF3 ガスを90c
c/分の流量でチャンバ11内に導入して活性ガスに添
加する。
【0023】また、活性ガスとNF3 ガスは処理部13
に到達する間に何らかの反応が生じると考えられる。こ
の状態を15分間保持すると、図2(b)に示すよう
に、シリコン基板21上の自然酸化膜21Aが完全に除
去されるとともに、シリコン基板21の表面のシリコン
原子に水素が結合して水素終端処理が行われる。なお、
この自然酸化膜21Aの膜厚は10〜20Å程度であ
る。
【0024】自然酸化膜21Aの有無は、シリコン基板
21の表面が親水性のままか、疎水性になっているかに
より判断した。親水性のままだと自然酸化膜21Aは残
っており、一方、疎水性になっていれば、自然酸化膜2
1Aは除去されかつ水素終端処理がなされていることに
なる。ついで、NF3 の順序でチャンバ11内への供給
を停止した後に、マイクロ波の印加を止めて水素のプラ
ズマ化を停止し、ついで水素ガスの導入を止める。その
後、次の工程を行うため、シリコン基板21を取り出す
か、或いは連接された処理装置に搬送する。
【0025】なお、本実施形態ではH2 ガスとNF3
スのみの混合ガスのプラズマを用いているが、本発明は
これに限らず、NF3 ガスを導入してプラズマ化した後
に、ガス導入口14Bを通して流量20cc/分の水蒸
気(H2 O)を第3のガス供給源18Cから供給して、
水素プラズマに水蒸気を添加してもよい。こうすること
により、活性ガス中には、水素イオンや水素ラジカルの
再結合により生成された水素分子の含有量が少なくなる
ので、水素ラジカルの減少をかなり抑えることが可能に
なるという効果が現れる。
【0026】本実施形態では、ガス流量制御手段20に
より、H2 の流量に対するNF3 の流量の比が4以上に
なるように制御している。このようにすることでパーテ
ィクルの発生や、フッ素が表面に残留する問題などを低
減することが可能になるが、なぜこのように流量比を調
整するかについての理由について以下で説明する。図3
はHoriike 等による実験結果である(NF3+H2:T.Kusuki,
H.Kawakami, H.Sakaue, and Y.Horiike, Ext.Abstr.El
ectrochem.Soc., Hawaii(1993)p.375 )。
【0027】この実験は、シリコン基板上に形成された
SiO2膜を、H2 とNF3 との混合ガスのプラズマを用い
てエッチングした場合における、H2 とNF3 との比
と、エッチレートとの関係を調べたものである。図3に
おいて横軸はH2 とNF3 との比であって、縦軸は、シ
リコンとSiO2のエッチレートを示している。
【0028】図3に示すように、H2 とNF3 の比が1
以下の場合には、SiO2のエッチレートは10〜102
度であるが、シリコンのエッチレートも10〜103
度ある。これは、自然酸化膜のみならずシリコン基板ま
でもがエッチングされてしまうことを意味しており、好
ましくはない。H2 とNF3 の比が1以上のときには、
シリコンのエッチレートが1になり、殆どシリコン基板
がエッチングされないことになり、またSiO2のエッチレ
ートは10〜102 程度であるため、SiO2だけがエッチ
ングされることになり、好ましい。そこで、彼らは水素
のフッ素に対する比が1であることが望ましいとしてい
る。しかし、この文献からは彼等の示したH2 とNF3
の比が、ガスの流量比なのか分圧比なのか不明である。
【0029】図4は本発明の発明者等によって行われた
実験結果である。実験装置としては図1に示す装置を用
いた。この実験では、図1に示す装置を用いて、チャン
バ11に水素とフッ化窒素の混合気体を流し、エベンソ
ン型キャビティを用いてマイクロ波プラズマを発生させ
る。フッ素原子の濃度はプラズマ発生箇所より約30cm下
流で電子スピン共鳴(ESR) を用いて計測した。圧力は1
Torr、混合気体の流量は100cc/minに固定し、水素と
フッ化窒素の比を変化させてフッ素原子の濃度変化を観
測した。マイクロ波のパワーは30Wに設定した。な
お、この装置ではこの処理条件( 1 Torr,10cc/min,30
W,30cm)ではプラズマ等の高エネルギー粒子の影響が実
質的に無視できることが報告されている(J.Kikuchi,S.F
uiimura,M.Suzuki,and H.Yano,"Effects of H2O on ato
mic hydrogen generation in hydrogen plasma",Jpn.J.
Appl.Phys.,32,3120-3124(1993).及び、J.Kikuchi,M.Ig
a,H.0gawa,S.Fujimura, and H.Yano, "Native oxide re
moval on Si surfaces by NF3-added hydrogen and Wat
er vapor plasma downstream treatment",Jpn.J.Appl.P
hys.,33,2207-2211(1994).) 。
【0030】図4は、横軸がESR信号の波長を示し、
縦軸が信号の強度を示すグラフである。図4には、H2
の流量とNF3 の流量との比を変えた4種類の条件(H
2 :NF3 =80:20,65:35,70:30,7
5:25)におけるESR信号の波形が現れている。な
お、図2においてH2 :NF3 =80:20の信号波形
だけは、ほとんどノイズ成分が乗っていないが、他の条
件におけるESR信号の波形と比較するために数倍に拡
大している。
【0031】流量比1( H2 O :NF3 =1: 1) では
フッ素原子による大きなESR信号が検出された。フッ
素原子のESRシグナルは水素のフッ化窒素に対する流
量比が大きくなるに従って減少して行くが、水素とフッ
化窒素の分圧比が約1となる水素流量70cc/min
フッ化窒素流量30cc/minにおいてもまだ観測さ
れた。
【0032】フッ素原子のESRシグナルが検出できな
くなったのは水素流量80cc/min、フッ化窒素流
量20cc/min(H2 :NF3 =80:20)のと
きである。上述のようにこの信号波形にはほとんどノイ
ズが乗っておらず、また、それ以上水素の流量比が大き
い時にもフッ素原子のESRシグナルは検出されなかっ
た。
【0033】従って、水素のフッ化窒素に対する流量比
が4以上であれば、フッ素原子はほとんど基板表面に残
留せずに、プラズマ等の高エネルギー粒子の影響が無視
できることがわかる。以上により、水素ガスに対するフ
ッ化窒素ガスの流量比を4以上にすることで、フッ素原
子の影響による問題を抑止することが可能になることが
わかる。この事実を利用して、本発明では水素ガスに対
するフッ化窒素ガスの流量比を4以上にしているのであ
る。
【0034】これにより、フッ素が基板表面に残留する
ことや、パーティクルが発生して装置内が汚染すること
などの問題を極力抑止しつつ基板表面を処理することが
可能になる。なお、本発明の発明者等はさらに実験を
し、上記の実験装置のESR測定位置に、短冊上に切り
出したシリコンウエハを設置して自然酸化膜を除去する
実験を行った。その結果、シリコンウエハ表面に生じる
堆積膜は水素のフッ化窒素に対する流量比が大きいほど
少量であった。このことから堆積膜を加熱等で除去した
後の残留フッ素量も水素のフッ化窒素に対する流量比が
大きいほど少ないと考えられた。
【0035】また、該チャンバーの下流に石英チャンバ
ーを接続し、アンモニア過酸化水素で成長した自然酸化
膜に覆われたシリコン基板を設置し、その上に10μm
径の孔が開いた厚さ1mmのキャビラリプレートを置いて
自然酸化膜の除去を行った。ここで、キャビラリプレー
トとは、半導体素子上の高アスペクト比のコンタクトホ
ールを擬似的に評価するのに用いられるプレートであっ
て、金属板に複数の穴が形成されたものである。
【0036】水素のフッ化窒素に対する流量比を4にし
て30分間の処理を行い、さらに水素1Torr下で堆積物
を除去した。その後大気中に取り出し、純水に浸したと
ころ、キャビラリプレートの孔の開いた部分の下にあっ
たウェーハ表面は自然酸化膜が除去され破水性を示し
た。このことは本発明が半導体素子のコンタクトホール
内の洗浄(自然酸化膜除去)にも適応可能であることを
示している。実際の半導体製造工程では本発明の処理の
後に金属などの膜を成長させることになる。
【0037】引き続いて本発明の実施形態に係る水素プ
ラズマダウンストリーム処理装置の洗浄方法について説
明する。上記の水素プラズマダウンストリーム処理方法
において、図1に示した処理装置の石英からなるチャン
バ11はNF3 を放電させたとき、瞬時にしてプラズマ
の下流域が白濁する。これはフッ素原子によりチャンバ
11の内壁がエッチングされ、それと同時に生じた上記
の堆積物が管内に付着するからである。本発明の発明者
等はこの白濁したチャンバ11に水素を流し、放電して
プラズマ化させてみた。するとプラズマ発生部12より
下流に向かって徐々に堆積物が除去され、初期の透明な
状態にまでは戻らないものの、透明度はかなり回復し
た。このことから水素プラズマを用いることにより、チ
ャンバ11内のクリーニングができることが分かる。
【0038】この現象は水蒸気添加水素プラズマを用い
た場合も同様で、チャンバの透明度の回復は水素のみを
用いた場合より速やかであった。これは水蒸気添加水素
プラズマでは水素原子のプラズマ下流への輸送が効率よ
く行われることに起因していると考えられる。従って洗
浄については、同時に水蒸気を添加することが好まし
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る水素
プラズマダウンストリーム処理装置及び処理方法では、
最も調整容易なガス組成の条件を従来の条件に代え、処
理に用いる水素ガスに対してのフッ化窒素ガスの流量比
が4以上になるようにしている。これにより、水素原子
とフッ素原子とをできるだけ気相中で反応させることに
よって上記のパーティクル、フッ素残留の問題などを極
力抑止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る水素プラズマダウンス
トリーム処理装置の構造を説明する図である。
【図2】本発明の実施形態に係る水素プラズマダウンス
トリーム処理方法を説明する図である。
【図3】シリコン基板上のSiO2膜を、H2 とNF3 との
混合ガスのプラズマを用いてエッチングした場合におけ
る、H2 とNF3 との比と、エッチレートとの関係を示
すグラフである。
【図4】H2 とNF3 との混合ガスの流量比を変化した
ときのESR信号の変化状態を説明するグラフである。
【符号の説明】
11 チャンバ 12 プラズマ発生部 13 処理部 14A ガス排気口 14B ガス導入口 15 マイクロ波発生源 18A 第1のガス供給源 18B 第2のガス供給源 18C 第3のガス供給源 19A 第1のマスフローコントローラ 19B 第2のマスフローコントローラ 19C 第3のマスフローコントローラ 20 ガス流量制御手段 21 半導体基板 21A 自然酸化膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にガスを流すためのチャンバと、 前記チャンバの前記ガスの上流側に配置されたプラズマ
    発生部と、 前記プラズマ発生部に水素ガスを供給する第1のガス供
    給源と、 前記プラズマ発生部にフッ化窒素ガスを供給する第2の
    ガス供給源と、 前記チャンバ内において前記プラズマ発生部から離れた
    前記ガスの下流側に設けられたウェハ載置部と、 前記第1のガス供給源から前記チャンバに供給される前
    記水素ガスの流量に対する前記第2のガス供給源から前
    記チャンバに供給される前記フッ化窒素ガスの流量を4
    倍以上にするガス流量制御手段とを有することを特徴と
    する水素プラズマダウンストリーム処理装置。
  2. 【請求項2】前記チャンバの内壁がシリコン、シリコン
    酸化物、シリコン窒化物又はシリコンカーバイドの内の
    少なくとも一つから構成されていることを特徴とする水
    素プラズマダウンストリーム処理装置。
  3. 【請求項3】水素ガスの流量に対するフッ化窒素ガスの
    流量を4倍以上にして該水素ガスと該フッ化窒素ガスを
    含む第一のガスをプラズマ発生領域でプラズマ化して第
    二のガスを生成し、 前記プラズマ発生領域から離れた前記第二のガスの流れ
    の下流の領域に半導体層を置いて第二のガスによって該
    半導体層の表面を処理することを特徴とする水素プラズ
    マダウンストリーム処理方法。
  4. 【請求項4】前記半導体層はシリコン層であって、かつ
    前記半導体層の表面処理は、前記半導体層の表面に形成
    される酸化膜を除去する処理であることを特徴とする請
    求項3記載の水素プラズマダウンストリーム処理方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体層はシリコンであって、かつ
    前記半導体層の表面処理は、前記半導体層上の絶縁膜の
    開口内で前記半導体層表面に生じた自然酸化膜を除去す
    る処理であることを特徴とする請求項3記載の水素プラ
    ズマダウンストリーム処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第二のガスはチャンバ内を通して前
    記半導体層に供給され、 前記プラズマ発生領域では、前記半導体層の前記表面を
    前記第二のガスによって処理した後に、水素ガスがプラ
    ズマ化され、 後に前記プラズマ化された前記水素ガスは前記チャンバ
    内に供給されて前記チャンバの内壁を洗浄することを特
    徴とする請求項3記載の水素プラズマダウンストリーム
    処理方法。
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