JPH10324678A - ピリジン−n−オキシド類の製造方法及び溶液 - Google Patents
ピリジン−n−オキシド類の製造方法及び溶液Info
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- JPH10324678A JPH10324678A JP9150105A JP15010597A JPH10324678A JP H10324678 A JPH10324678 A JP H10324678A JP 9150105 A JP9150105 A JP 9150105A JP 15010597 A JP15010597 A JP 15010597A JP H10324678 A JPH10324678 A JP H10324678A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Pyridine Compounds (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピリジン類のN−オキシド誘導体を高収
率で容易に製造すると伴に、次の反応に供しやすいピリ
ジン類のN−オキシド誘導体の溶液を提供する。 【解決手段】 本発明は、ピリジン類及び過酸化水素水
を、水系媒体中で触媒の存在下、pH3−9に保持させ
て反応させることを特徴とするピリジン類のN−オキシ
ド誘導体を製造する方法、及び、水の含有量が20〜1
50wt%であるピリジン類のN−オキシド誘導体を含有
してなる組成物に関する。
率で容易に製造すると伴に、次の反応に供しやすいピリ
ジン類のN−オキシド誘導体の溶液を提供する。 【解決手段】 本発明は、ピリジン類及び過酸化水素水
を、水系媒体中で触媒の存在下、pH3−9に保持させ
て反応させることを特徴とするピリジン類のN−オキシ
ド誘導体を製造する方法、及び、水の含有量が20〜1
50wt%であるピリジン類のN−オキシド誘導体を含有
してなる組成物に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬中間体であるピ
リジン類のN−オキシド誘導体(以下、ピリジン−N−
オキシド類ともいう。)の製造方法及びそれを含有し水
の含量が20−150重量%であるピリジン類のN−オ
キシド誘導体の溶液に関する。
リジン類のN−オキシド誘導体(以下、ピリジン−N−
オキシド類ともいう。)の製造方法及びそれを含有し水
の含量が20−150重量%であるピリジン類のN−オ
キシド誘導体の溶液に関する。
【0002】
【従来の技術】ピリジン類の過酸化水素によるN−オキ
シド誘導体の合成例としては、1)ペンタクロルピリジ
ンを、90%過酸化水素−濃硫酸−酢酸系で、22℃、
49時間かけて、85.0%の収率でペンタクロルピリ
ジン−N−オキシドを合成した例(J.Heteroc
yclChem、13、41 (1976年))、2)
2−クロルピリジンを、50%過酸化水素−酢酸−硫酸
−水系で、70℃、3時間かけて、95.5%の収率、
44.5%の転化率で2−クロルピリジン−N−オキシ
ドを合成した例(EP 90177)、3)2−メチル
ピリジンを、30%過酸化水素水−酢酸−水系で、70
−80℃、12時間かけて、83.0%の収率で、2−
メチルピリジン−N−オキシドを合成した例(J.Am
ChemSoc、76、1286(1954))、
4)その他、溶剤として、クロロフォルム、ジクロロメ
タン、メタノールを使用してN−オキシドを合成した例
などが知られている。
シド誘導体の合成例としては、1)ペンタクロルピリジ
ンを、90%過酸化水素−濃硫酸−酢酸系で、22℃、
49時間かけて、85.0%の収率でペンタクロルピリ
ジン−N−オキシドを合成した例(J.Heteroc
yclChem、13、41 (1976年))、2)
2−クロルピリジンを、50%過酸化水素−酢酸−硫酸
−水系で、70℃、3時間かけて、95.5%の収率、
44.5%の転化率で2−クロルピリジン−N−オキシ
ドを合成した例(EP 90177)、3)2−メチル
ピリジンを、30%過酸化水素水−酢酸−水系で、70
−80℃、12時間かけて、83.0%の収率で、2−
メチルピリジン−N−オキシドを合成した例(J.Am
ChemSoc、76、1286(1954))、
4)その他、溶剤として、クロロフォルム、ジクロロメ
タン、メタノールを使用してN−オキシドを合成した例
などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、酢酸、クロロ
フォルム、ジクロロメタン、メタノール等の有機溶剤を
使用する方法は、有機溶媒を使用するために排水の負荷
が大きく、また、過酸化水素は、有機物の存在下では、
不安定で爆発の危険があるという問題があった。反応媒
体として、有機溶剤を使用しないで、水単独で使用する
方法は、特開昭59−144760に記載されている
が、この方法はpH調整せずに過酸化水素水を滴下する
方法で収率80%と低い。
フォルム、ジクロロメタン、メタノール等の有機溶剤を
使用する方法は、有機溶媒を使用するために排水の負荷
が大きく、また、過酸化水素は、有機物の存在下では、
不安定で爆発の危険があるという問題があった。反応媒
体として、有機溶剤を使用しないで、水単独で使用する
方法は、特開昭59−144760に記載されている
が、この方法はpH調整せずに過酸化水素水を滴下する
方法で収率80%と低い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、触媒存在
下、水系媒体中で、ピリジン類に、過酸化水素を反応さ
せて、ピリジン−N−オキシドを製造する方法を鋭意検
討した結果、特定のpHの範囲で反応させることによ
り、過酸化水素の分解を極力抑え、高収率で安全にピリ
ジン−N−オキシドを製造できることを見いだし、ま
た、反応後、水分の量を調整することにより、特定の水
含有量に保つことにより、反応容器から取り出しやすい
流動性を保ち、かつ、ニトロ化等の次の工程の反応に影
響を与えないピリジン−N−オキシドの溶液が得られる
ことを見いだし、本発明を完成した。
下、水系媒体中で、ピリジン類に、過酸化水素を反応さ
せて、ピリジン−N−オキシドを製造する方法を鋭意検
討した結果、特定のpHの範囲で反応させることによ
り、過酸化水素の分解を極力抑え、高収率で安全にピリ
ジン−N−オキシドを製造できることを見いだし、ま
た、反応後、水分の量を調整することにより、特定の水
含有量に保つことにより、反応容器から取り出しやすい
流動性を保ち、かつ、ニトロ化等の次の工程の反応に影
響を与えないピリジン−N−オキシドの溶液が得られる
ことを見いだし、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、ピリジン類及び過酸化水
素水を、水系媒体中で触媒の存在下、pH3−9に保持
させて反応させることを特徴とするピリジン類のN−オ
キシド誘導体を製造する方法に関する。また、本発明
は、触媒及び過酸化水素を含有する水系媒体中に、ピリ
ジン類を添加することを特徴とするピリジン類のN−オ
キシド誘導体を製造する方法に関する。さらに、本発明
は、ピリジン−N−オキシド類に対し、水の含量が20
−150重量%であるピリジン−N−オキシド類の溶液
に関する。より詳細には、本発明は、ピリジン類のN−
オキシド誘導体及び20−150重量%の水を含有して
なる組成物に関する。
素水を、水系媒体中で触媒の存在下、pH3−9に保持
させて反応させることを特徴とするピリジン類のN−オ
キシド誘導体を製造する方法に関する。また、本発明
は、触媒及び過酸化水素を含有する水系媒体中に、ピリ
ジン類を添加することを特徴とするピリジン類のN−オ
キシド誘導体を製造する方法に関する。さらに、本発明
は、ピリジン−N−オキシド類に対し、水の含量が20
−150重量%であるピリジン−N−オキシド類の溶液
に関する。より詳細には、本発明は、ピリジン類のN−
オキシド誘導体及び20−150重量%の水を含有して
なる組成物に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、ピリジン類及び
過酸化水素水を、水系媒体中で触媒の存在下、pH3−
9に保持させて反応させることを特徴とするピリジン類
のN−オキシド誘導体を製造する方法であり、ピリジン
類及び過酸化水素水の反応系への添加順序は特に制限は
ないが、反応系へのこれらの原料の添加順序において、
触媒及び過酸化水素を含有する水系媒体中に、ピリジン
類を添加する場合には、特にpHを調整する必要はな
く、原料の添加順序を調整することにより通常のpHの
範囲において高収率でピリジン類のN−オキシド誘導体
を製造することもできる。したがって、本発明の方法に
より、1)ピリジン類、水、触媒を加え、室温で、ある
いは加熱時、酸を加えることにより、反応媒体のpHを
調整し、加熱下、過酸化水素水を、あるいは、触媒を溶
かした過酸化水素水を滴下して反応させる方法と、2)
過酸化水素水に、触媒を溶解し、加熱下、ピリジン類を
滴下して、反応させる方法が提供される。これらの方法
を組み合わせた方法も本発明の一部をなすものである。
過酸化水素水を、水系媒体中で触媒の存在下、pH3−
9に保持させて反応させることを特徴とするピリジン類
のN−オキシド誘導体を製造する方法であり、ピリジン
類及び過酸化水素水の反応系への添加順序は特に制限は
ないが、反応系へのこれらの原料の添加順序において、
触媒及び過酸化水素を含有する水系媒体中に、ピリジン
類を添加する場合には、特にpHを調整する必要はな
く、原料の添加順序を調整することにより通常のpHの
範囲において高収率でピリジン類のN−オキシド誘導体
を製造することもできる。したがって、本発明の方法に
より、1)ピリジン類、水、触媒を加え、室温で、ある
いは加熱時、酸を加えることにより、反応媒体のpHを
調整し、加熱下、過酸化水素水を、あるいは、触媒を溶
かした過酸化水素水を滴下して反応させる方法と、2)
過酸化水素水に、触媒を溶解し、加熱下、ピリジン類を
滴下して、反応させる方法が提供される。これらの方法
を組み合わせた方法も本発明の一部をなすものである。
【0007】本発明のピリジン類としては、第三級の窒
素原子を少なくとも一つ含む複素環を少なくとも一つ含
む構造であればよく、メチレン基、カルボニル基、エー
テル基で連結されていてもよい。キノリン、イソキノリ
ン、ピリダジン骨格を含む。置換基としては、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル等のアルキル
基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ等のアルコキシ基、クロロ、ブロモ、フロ
ロ、ヨード等のハロゲン基、カルボキシル基、カーバメ
ート基、カルバモイル基を挙げることができる。
素原子を少なくとも一つ含む複素環を少なくとも一つ含
む構造であればよく、メチレン基、カルボニル基、エー
テル基で連結されていてもよい。キノリン、イソキノリ
ン、ピリダジン骨格を含む。置換基としては、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル等のアルキル
基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ等のアルコキシ基、クロロ、ブロモ、フロ
ロ、ヨード等のハロゲン基、カルボキシル基、カーバメ
ート基、カルバモイル基を挙げることができる。
【0008】これらのピリジン類の具体例としては、例
えば2−メチルピリジン、3−メチルピリジン、4−メ
チルピリジン、2,3−ルチジン、2,5−ルチジン、
2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジ
ン、2,4,6−コリジン、2,3,5−コリジン、2
−プロピルピリジン、2−ブチルピリジン等のアルキル
置換ピリジン類、ピコリン酸、2−クロロニコチン酸、
イソニコチン酸等のカルボキシ置換ピリジン類、2−ク
ロロピリジン、2,6−ジクロロピリジン等のハロゲン
置換ピリジン類、その他、キノリン、キナルジン、イソ
キノリン、キナルジン酸、ピラジン、3−カルバモイル
−ピラジンカルボン酸、2−メチルピラジン、ピラジン
モノカルボン酸、o−フェナントロリン等を挙げること
ができる。
えば2−メチルピリジン、3−メチルピリジン、4−メ
チルピリジン、2,3−ルチジン、2,5−ルチジン、
2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、3,5−ルチジ
ン、2,4,6−コリジン、2,3,5−コリジン、2
−プロピルピリジン、2−ブチルピリジン等のアルキル
置換ピリジン類、ピコリン酸、2−クロロニコチン酸、
イソニコチン酸等のカルボキシ置換ピリジン類、2−ク
ロロピリジン、2,6−ジクロロピリジン等のハロゲン
置換ピリジン類、その他、キノリン、キナルジン、イソ
キノリン、キナルジン酸、ピラジン、3−カルバモイル
−ピラジンカルボン酸、2−メチルピラジン、ピラジン
モノカルボン酸、o−フェナントロリン等を挙げること
ができる。
【0009】本発明の方法の触媒としては、タングステ
ン酸、タングステン酸ナトリウム、タングステン酸アン
モニウム等のタングステン化合物、五酸化バナジウム、
メタバナジン酸、メタバナジン酸アンモニウム、メタバ
ナジン酸ナトリウム、アセチルアセトンバナジウム等の
バナジウム化合物、モリブデン酸、モリブデン酸アンモ
ニウム、モリブデン酸ナトリウム等のモリブデン化合物
を挙げることができる。使用する触媒の量は、ピリジン
類に対し、0.01−10重量%、好ましくは、0.1
−5重量%、より好ましくは、0.3−3重量%であ
る。
ン酸、タングステン酸ナトリウム、タングステン酸アン
モニウム等のタングステン化合物、五酸化バナジウム、
メタバナジン酸、メタバナジン酸アンモニウム、メタバ
ナジン酸ナトリウム、アセチルアセトンバナジウム等の
バナジウム化合物、モリブデン酸、モリブデン酸アンモ
ニウム、モリブデン酸ナトリウム等のモリブデン化合物
を挙げることができる。使用する触媒の量は、ピリジン
類に対し、0.01−10重量%、好ましくは、0.1
−5重量%、より好ましくは、0.3−3重量%であ
る。
【0010】過酸化水素水の濃度は、通常の過酸化水素
の濃度で使用することができるが、前記の反応方法1)
の場合には、5−90重量%が好ましく、より好ましく
は、10−60重量%、さらに好ましくは、20−40
重量%である。また、前記の反応方法2)の場合には、
1−40重量%が好ましく、より好ましくは、5−35
重量%、さらに好ましくは10−30重量%である。過
酸化水素の使用量も通常の使用量でよいが、前記の反応
方法1)の場合には、ピリジン類に対し、70−400
モル%が好ましく、より好ましくは100−200モル
%、さらに好ましくは120−180モル%である。4
00モル%を越えて使用しても、容積効率が悪くなり、
無駄であり、経済的でない。70モル%未満では、未反
応物が残り、反応生成物と未反応物とを精製・分離し難
いので、通常は、未反応物のピリジン類の量が1重量%
以下になるように、出来るだけ少ない、過酸化水素を加
える事が望ましい。また、前記の反応方法2)の場合に
は、ピリジン類に対し50−300モル%使用するのが
好ましく、より好ましくは70−160モル%、さらに
好ましくは80−110モル%である。50モル%未満
の場合、反応液のpHが塩基性になりすぎ、好ましくな
い。300モル%を越えると、容積効率が悪くなり、経
済的でない。
の濃度で使用することができるが、前記の反応方法1)
の場合には、5−90重量%が好ましく、より好ましく
は、10−60重量%、さらに好ましくは、20−40
重量%である。また、前記の反応方法2)の場合には、
1−40重量%が好ましく、より好ましくは、5−35
重量%、さらに好ましくは10−30重量%である。過
酸化水素の使用量も通常の使用量でよいが、前記の反応
方法1)の場合には、ピリジン類に対し、70−400
モル%が好ましく、より好ましくは100−200モル
%、さらに好ましくは120−180モル%である。4
00モル%を越えて使用しても、容積効率が悪くなり、
無駄であり、経済的でない。70モル%未満では、未反
応物が残り、反応生成物と未反応物とを精製・分離し難
いので、通常は、未反応物のピリジン類の量が1重量%
以下になるように、出来るだけ少ない、過酸化水素を加
える事が望ましい。また、前記の反応方法2)の場合に
は、ピリジン類に対し50−300モル%使用するのが
好ましく、より好ましくは70−160モル%、さらに
好ましくは80−110モル%である。50モル%未満
の場合、反応液のpHが塩基性になりすぎ、好ましくな
い。300モル%を越えると、容積効率が悪くなり、経
済的でない。
【0011】反応温度は、40−100℃、好ましくは
60−90℃、より好ましくは70−90℃である。4
0℃未満の場合、反応速度が、遅くなり、反応系が、2
層の不均一系になることもあり、好ましくない。
60−90℃、より好ましくは70−90℃である。4
0℃未満の場合、反応速度が、遅くなり、反応系が、2
層の不均一系になることもあり、好ましくない。
【0012】反応時間は、通常、1−50時間、好まし
くは5−40時間、より好ましくは、10−30時間で
ある。
くは5−40時間、より好ましくは、10−30時間で
ある。
【0013】反応液のpHは、3−9、好ましくは4−
8、より好ましくは5−7である。反応液のpHが9を
越えると、過酸化水素の分解が活発になり、反応を完結
させるには、相当過剰の過酸化水素が必要になり、経済
的に好ましくない。反応液のpHを調整(コントロー
ル)する酸としては、有機酸や無機酸などを使用するこ
とができるが、塩酸、燐酸、硫酸等の無機酸が好まし
い。
8、より好ましくは5−7である。反応液のpHが9を
越えると、過酸化水素の分解が活発になり、反応を完結
させるには、相当過剰の過酸化水素が必要になり、経済
的に好ましくない。反応液のpHを調整(コントロー
ル)する酸としては、有機酸や無機酸などを使用するこ
とができるが、塩酸、燐酸、硫酸等の無機酸が好まし
い。
【0014】反応終了後、具体的には未反応物であるピ
リジン類が1重量%以下を確認後、反応液中の過剰の過
酸化水素を亜硫酸ソーダ等の還元剤で分解し、常圧、あ
るいは減圧下、40−100℃、好ましくは、50−9
0℃、より好ましくは、60−70℃で、水の含量が、
ピリジン類のN−オキシド誘導体に対し、20−150
重量%、好ましくは、30−100重量%、より好まし
くは、40−80重量%になるように水を留去し、本発
明のピリジン類のN−オキシド誘導体の溶液を得る。本
発明のピリジン類のN−オキシド誘導体の溶液は、ピリ
ジン類のN−オキシド誘導体と、水の含量が、ピリジン
類のN−オキシド誘導体に対し、20−150重量%、
好ましくは、30−100重量%、より好ましくは、4
0−80重量%になる溶液状の組成物である。本発明の
組成物は、これらに成分以外に次の反応に影響を与えな
い範囲で他の成分を含有させることもできる。このピリ
ジン類のN−オキシド誘導体の溶液は、又は、組成物
は、70℃で溶液状態になるものであり、この温度より
低い温度では、固形分が存在していても良い。反応後の
水分の留去後の反応液は、水含有量が前記の範囲になる
場合には、そのまま次の工程に使用することができる
る。留去する水の量が多すぎると、即ち、反応液中の水
の量が少なくなりすぎると、その流動性が低下して目的
物を反応装置からの取り出すことが困難となる。また、
留去する水の量が少なすぎると、即ち、反応液中に残存
する水の量が多すぎると、例えばニトロ化等の次の反応
が困難となる。このピリジン類のN−オキシド誘導体を
含有する水溶液には、酢酸等の有機酸が含有されていな
いことが好ましい。
リジン類が1重量%以下を確認後、反応液中の過剰の過
酸化水素を亜硫酸ソーダ等の還元剤で分解し、常圧、あ
るいは減圧下、40−100℃、好ましくは、50−9
0℃、より好ましくは、60−70℃で、水の含量が、
ピリジン類のN−オキシド誘導体に対し、20−150
重量%、好ましくは、30−100重量%、より好まし
くは、40−80重量%になるように水を留去し、本発
明のピリジン類のN−オキシド誘導体の溶液を得る。本
発明のピリジン類のN−オキシド誘導体の溶液は、ピリ
ジン類のN−オキシド誘導体と、水の含量が、ピリジン
類のN−オキシド誘導体に対し、20−150重量%、
好ましくは、30−100重量%、より好ましくは、4
0−80重量%になる溶液状の組成物である。本発明の
組成物は、これらに成分以外に次の反応に影響を与えな
い範囲で他の成分を含有させることもできる。このピリ
ジン類のN−オキシド誘導体の溶液は、又は、組成物
は、70℃で溶液状態になるものであり、この温度より
低い温度では、固形分が存在していても良い。反応後の
水分の留去後の反応液は、水含有量が前記の範囲になる
場合には、そのまま次の工程に使用することができる
る。留去する水の量が多すぎると、即ち、反応液中の水
の量が少なくなりすぎると、その流動性が低下して目的
物を反応装置からの取り出すことが困難となる。また、
留去する水の量が少なすぎると、即ち、反応液中に残存
する水の量が多すぎると、例えばニトロ化等の次の反応
が困難となる。このピリジン類のN−オキシド誘導体を
含有する水溶液には、酢酸等の有機酸が含有されていな
いことが好ましい。
【0015】上記水溶液に適したピリジン類のN−オキ
シド誘導体の具体例としては、例えば、2−メチルピリ
ジン−N−オキシド、3−メチルピリジン−N−オキシ
ド、4−メチルピリジン−N−オキシド、2,3−ルチ
ジン−N−オキシド、2,5−ルチジン−N−オキシ
ド、2,6−ルチジン−N−オキシド、3,4−ルチジ
ン−N−オキシド、3,5−ルチジン−N−オキシド、
2,4,6−コリジン−N−オキシド、2,3,5−コ
リジン−N−オキシド、2−プロピルピリジン−N−オ
キシド、2−ブチルピリジン−N−オキシド等のアルキ
ル置換ピリジン類等があげられるが、これらに限定され
るものではない。
シド誘導体の具体例としては、例えば、2−メチルピリ
ジン−N−オキシド、3−メチルピリジン−N−オキシ
ド、4−メチルピリジン−N−オキシド、2,3−ルチ
ジン−N−オキシド、2,5−ルチジン−N−オキシ
ド、2,6−ルチジン−N−オキシド、3,4−ルチジ
ン−N−オキシド、3,5−ルチジン−N−オキシド、
2,4,6−コリジン−N−オキシド、2,3,5−コ
リジン−N−オキシド、2−プロピルピリジン−N−オ
キシド、2−ブチルピリジン−N−オキシド等のアルキ
ル置換ピリジン類等があげられるが、これらに限定され
るものではない。
【0016】本発明方法により得られたピリジン−Nー
オキシド類を用いて、好ましくは反応系の水の量を前記
した程度に留去した溶液を利用して、例えばヨーロッパ
特許第0005129号、特公平2ー44473号、特
開昭63ー146882号公報記載の方法により、抗潰
瘍剤として期待される有用な化合物を製造することがで
きる。
オキシド類を用いて、好ましくは反応系の水の量を前記
した程度に留去した溶液を利用して、例えばヨーロッパ
特許第0005129号、特公平2ー44473号、特
開昭63ー146882号公報記載の方法により、抗潰
瘍剤として期待される有用な化合物を製造することがで
きる。
【0017】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に具体的に説
明するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるも
のでない。 実施例1 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた50
0cc4口フラスコに、3,5−ルチジン 54.1g
(0.5モル)、水 20g、タングステン酸ナトリウ
ム2水和物 0.54g、95%硫酸 0.4gを加
え、pHを約6にした。70−75℃に昇温後、35%
過酸化水素水73g(0.75モル)を、3時間かけ
て、滴下した。同温度で4時間保持した後、80−85
℃に昇温し、次いで35%過酸化水素水 5g(0.0
5モル)を加え、10時間保持した。3,5−ルチジン
が1重量%以下であることを確認して、60℃に冷却
し、亜硫酸ソーダを加え、過剰の過酸化水素を分解し
た。次いで、50−60℃で、減圧下、水を留去した。
分析の結果、3,5−ルチジン−N−オキシド 61.
5g、水 48g存在していた。収率は、定量的であっ
た。
明するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるも
のでない。 実施例1 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた50
0cc4口フラスコに、3,5−ルチジン 54.1g
(0.5モル)、水 20g、タングステン酸ナトリウ
ム2水和物 0.54g、95%硫酸 0.4gを加
え、pHを約6にした。70−75℃に昇温後、35%
過酸化水素水73g(0.75モル)を、3時間かけ
て、滴下した。同温度で4時間保持した後、80−85
℃に昇温し、次いで35%過酸化水素水 5g(0.0
5モル)を加え、10時間保持した。3,5−ルチジン
が1重量%以下であることを確認して、60℃に冷却
し、亜硫酸ソーダを加え、過剰の過酸化水素を分解し
た。次いで、50−60℃で、減圧下、水を留去した。
分析の結果、3,5−ルチジン−N−オキシド 61.
5g、水 48g存在していた。収率は、定量的であっ
た。
【0018】実施例2〜4 3,5−ルチジンの代わりに、2,5−ルチジン(実施
例2)、2,6−ルチジン(実施例3)、2,3−ルチ
ジン(実施例4)を、実施例1と同様に反応させると同
様の結果が得られた。
例2)、2,6−ルチジン(実施例3)、2,3−ルチ
ジン(実施例4)を、実施例1と同様に反応させると同
様の結果が得られた。
【0019】実施例5 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた10
0cc4口フラスコに、35%過酸化水素水 26g
(0.267モル)、タングステン酸ナトリウム2水和
物 0.35gを加え、60℃に昇温後、3,5−ルチ
ジン 32.5g(0.3モル)を1.5時間かけて滴
下した。80℃に昇温後、同温度で2時間保持した。更
に、35%過酸化水素水 17.8g(0.183モ
ル)を2時間かけて滴下した。同温度で10時間保持
し、原料の3,5−ルチジンが1重量%以下であること
を確認して、60℃に冷却した。これに、亜硫酸ソーダ
を加え、過剰の過酸化水素を分解した。次いで、50−
60℃で、減圧下、水を留去した。分析の結果、3,5
−ルチジン−N−オキシド 37.0g、水 29gが
存在していた。収率は、定量的であった。
0cc4口フラスコに、35%過酸化水素水 26g
(0.267モル)、タングステン酸ナトリウム2水和
物 0.35gを加え、60℃に昇温後、3,5−ルチ
ジン 32.5g(0.3モル)を1.5時間かけて滴
下した。80℃に昇温後、同温度で2時間保持した。更
に、35%過酸化水素水 17.8g(0.183モ
ル)を2時間かけて滴下した。同温度で10時間保持
し、原料の3,5−ルチジンが1重量%以下であること
を確認して、60℃に冷却した。これに、亜硫酸ソーダ
を加え、過剰の過酸化水素を分解した。次いで、50−
60℃で、減圧下、水を留去した。分析の結果、3,5
−ルチジン−N−オキシド 37.0g、水 29gが
存在していた。収率は、定量的であった。
【0020】実施例6〜8 3,5−ルチジンの代わりに、2,5−ルチジン(実施
例6)、2,6−ルチジン(実施例7)、2,3−ルチ
ジン(実施例8)を、実施例5と同様に反応させると同
様の結果が得られた。
例6)、2,6−ルチジン(実施例7)、2,3−ルチ
ジン(実施例8)を、実施例5と同様に反応させると同
様の結果が得られた。
【0021】実施例9 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた50
0cc4口フラスコに、ピリジン 39.6g(0.5
モル)、水 10g、タングステン酸ナトリウム2水和
物 0.54g、95%硫酸 0.2gを加え、pHを
約6にした。70−75℃に昇温後、35%過酸化水素
水73g(0.75モル)を、3時間かけて滴下した。
同温度で4時間保持した後、80−85℃に昇温し、3
5%過酸化水素水 5g(0.05モル)を加え、10
時間保持した。ピリジンが1重量%以下であることを確
認して、60℃に冷却した。これに、亜硫酸ソーダを加
えて過剰の過酸化水素を分解した。次いで、50−60
℃で、減圧下、水を留去した。分析の結果、ピリジン−
N−オキシド 47.8g、水 19gが存在してい
た。収率は、定量的であった。
0cc4口フラスコに、ピリジン 39.6g(0.5
モル)、水 10g、タングステン酸ナトリウム2水和
物 0.54g、95%硫酸 0.2gを加え、pHを
約6にした。70−75℃に昇温後、35%過酸化水素
水73g(0.75モル)を、3時間かけて滴下した。
同温度で4時間保持した後、80−85℃に昇温し、3
5%過酸化水素水 5g(0.05モル)を加え、10
時間保持した。ピリジンが1重量%以下であることを確
認して、60℃に冷却した。これに、亜硫酸ソーダを加
えて過剰の過酸化水素を分解した。次いで、50−60
℃で、減圧下、水を留去した。分析の結果、ピリジン−
N−オキシド 47.8g、水 19gが存在してい
た。収率は、定量的であった。
【0022】実施例10 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備えた50
0cc4口フラスコに、2−メチルピリジン 46.5
g(0.5モル)、水 15g、タングステン酸ナトリ
ウム2水和物 0.54g、95%硫酸 0.3gを加
え、pHを約6にした。70−75℃に昇温後、35%
過酸化水素水73g(0.75モル)を、3時間かけて
滴下した。同温度で4時間保持した後、80−85℃に
昇温し、35%過酸化水素水 5g(0.05モル)を
加え、10時間保持した。2−メチルピリジンが1重量
%以下であることを確認して、60℃に冷却した。これ
に亜硫酸ソーダを加え、過剰の過酸化水素を分解した。
50−60℃で、減圧下、水を留去した。分析の結果、
2−メチルピリジン−N−オキシド 54.5g、水
32.7gが存在していた。収率は、定量的であった。
0cc4口フラスコに、2−メチルピリジン 46.5
g(0.5モル)、水 15g、タングステン酸ナトリ
ウム2水和物 0.54g、95%硫酸 0.3gを加
え、pHを約6にした。70−75℃に昇温後、35%
過酸化水素水73g(0.75モル)を、3時間かけて
滴下した。同温度で4時間保持した後、80−85℃に
昇温し、35%過酸化水素水 5g(0.05モル)を
加え、10時間保持した。2−メチルピリジンが1重量
%以下であることを確認して、60℃に冷却した。これ
に亜硫酸ソーダを加え、過剰の過酸化水素を分解した。
50−60℃で、減圧下、水を留去した。分析の結果、
2−メチルピリジン−N−オキシド 54.5g、水
32.7gが存在していた。収率は、定量的であった。
【0023】参考例1 実施例1で得られた3,5−ルチジン−N−オキシドの
水溶液(40℃)に、冷却下98%硫酸 300g(3
モル)をゆっくり加え、60℃以下に保った。その後、
98%硝酸 96.4g(1.5モル)を加え、65−
75℃、で3時間、85−90℃で15時間反応させ
た。反応液を室温まで冷却後、氷水620ccに加え、
40%苛性ソーダ水溶液 約700gを使用して反応液
を中和した。その間、反応混合物の温度を35℃以下に
保った。これを酢酸エチルで抽出した後、洗浄、乾燥処
理して、濃縮した。この濃縮液には、分析の結果、3,
5−ジメチル−4−ニトロピリジン−N−オキシドが7
1.4g(収率 85%、対3,5−ルチジン)存在し
ていた。
水溶液(40℃)に、冷却下98%硫酸 300g(3
モル)をゆっくり加え、60℃以下に保った。その後、
98%硝酸 96.4g(1.5モル)を加え、65−
75℃、で3時間、85−90℃で15時間反応させ
た。反応液を室温まで冷却後、氷水620ccに加え、
40%苛性ソーダ水溶液 約700gを使用して反応液
を中和した。その間、反応混合物の温度を35℃以下に
保った。これを酢酸エチルで抽出した後、洗浄、乾燥処
理して、濃縮した。この濃縮液には、分析の結果、3,
5−ジメチル−4−ニトロピリジン−N−オキシドが7
1.4g(収率 85%、対3,5−ルチジン)存在し
ていた。
【0024】
【発明の効果】本発明は、ピリジン類のN−オキシド誘
導体を安全、且つ、経済的に得ることの出来る製造方法
を提供するものである。より具体的には、排水の負荷が
少なく、また爆発等の危険が少なく、高収率のピリジン
類のN−オキシド誘導体の製造方法を確立することがで
きた。又、本発明のピリジン−N−オキシド類の溶液は
反応容器からの取り出しが容易で、次の工程に直接使用
できるので、この化合物を原料とした各種化合物が簡便
に製造でき、本発明は工業的価値の極めて高いものであ
る。
導体を安全、且つ、経済的に得ることの出来る製造方法
を提供するものである。より具体的には、排水の負荷が
少なく、また爆発等の危険が少なく、高収率のピリジン
類のN−オキシド誘導体の製造方法を確立することがで
きた。又、本発明のピリジン−N−オキシド類の溶液は
反応容器からの取り出しが容易で、次の工程に直接使用
できるので、この化合物を原料とした各種化合物が簡便
に製造でき、本発明は工業的価値の極めて高いものであ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】ピリジン類及び過酸化水素水を、水系媒体
中で触媒の存在下、pH3−9に保持させて反応させる
ことを特徴とするピリジン類のN−オキシド誘導体を製
造する方法。 - 【請求項2】ピリジン類を含有する水系媒体のpHを調
整する酸が無機酸である請求項1に記載のピリジン類の
N−オキシド誘導体を製造する方法。 - 【請求項3】触媒及び過酸化水素を含有する水系媒体中
に、ピリジン類を添加することを特徴とするピリジン類
のN−オキシド誘導体を製造する方法。 - 【請求項4】40−100℃で反応させることを特徴と
する請求項1ないし3の何れか一項に記載のピリジン類
のN−オキシド誘導体を製造する方法。 - 【請求項5】触媒がタングステン化合物である請求項1
ないし4の何れか一項に記載のピリジン類のN−オキシ
ド誘導体を製造する方法。 - 【請求項6】反応終了後、過剰の水を除去することを特
徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載のピリジ
ン類のN−オキシド誘導体を製造する方法。 - 【請求項7】ピリジン類のN−オキシド誘導体に対し、
水の含量が20−150重量%であるピリジン類のN−
オキシド誘導体の溶液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150105A JPH10324678A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ピリジン−n−オキシド類の製造方法及び溶液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150105A JPH10324678A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ピリジン−n−オキシド類の製造方法及び溶液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324678A true JPH10324678A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15489619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9150105A Pending JPH10324678A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ピリジン−n−オキシド類の製造方法及び溶液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10324678A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031067A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | カルボスチリル誘導体の製造方法 |
JP2008526729A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | ジュビラント・オルガノシス・リミテッド | 新規の中間体を介する1−ベンジル−4−[(5,6−ジメトキシ−1−インダノン−2−イル)メチル]ピペリジンまたはその塩の製造方法 |
CN102060760A (zh) * | 2010-12-14 | 2011-05-18 | 上海天洋热熔胶有限公司 | 一种n-氧化吡啶的制备方法 |
WO2011125568A1 (ja) * | 2010-04-06 | 2011-10-13 | 日本曹達株式会社 | 含窒素複素環化合物及びその製造方法 |
CN116082229A (zh) * | 2022-12-16 | 2023-05-09 | 黄冈鲁班药业股份有限公司 | 2-羟基吡啶-n氧化物的合成方法 |
CN116924981A (zh) * | 2023-07-21 | 2023-10-24 | 北京弗莱明科技有限公司 | 一种连续高效制备吡啶类氮氧化物的方法 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP9150105A patent/JPH10324678A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008526729A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | ジュビラント・オルガノシス・リミテッド | 新規の中間体を介する1−ベンジル−4−[(5,6−ジメトキシ−1−インダノン−2−イル)メチル]ピペリジンまたはその塩の製造方法 |
JP2008031067A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | カルボスチリル誘導体の製造方法 |
WO2011125568A1 (ja) * | 2010-04-06 | 2011-10-13 | 日本曹達株式会社 | 含窒素複素環化合物及びその製造方法 |
US8703959B2 (en) | 2010-04-06 | 2014-04-22 | Nippon Soda Co., Ltd | Nitrogen-containing heterocyclic compound and method for producing same |
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US8809544B2 (en) | 2010-04-06 | 2014-08-19 | Nippon Soda Co., Ltd. | Nitrogen-containing heterocyclic compound and method for producing same |
US8962849B2 (en) | 2010-04-06 | 2015-02-24 | Nippon Soda Co., Ltd. | Nitrogen-containing heterocyclic compound and method for producing same |
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CN102060760A (zh) * | 2010-12-14 | 2011-05-18 | 上海天洋热熔胶有限公司 | 一种n-氧化吡啶的制备方法 |
CN116082229A (zh) * | 2022-12-16 | 2023-05-09 | 黄冈鲁班药业股份有限公司 | 2-羟基吡啶-n氧化物的合成方法 |
CN116924981A (zh) * | 2023-07-21 | 2023-10-24 | 北京弗莱明科技有限公司 | 一种连续高效制备吡啶类氮氧化物的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070517 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A711 | Notification of change in applicant |
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