JPH10324199A - 自動車のル−フドリップモ−ル - Google Patents

自動車のル−フドリップモ−ル

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Publication number
JPH10324199A
JPH10324199A JP9150385A JP15038597A JPH10324199A JP H10324199 A JPH10324199 A JP H10324199A JP 9150385 A JP9150385 A JP 9150385A JP 15038597 A JP15038597 A JP 15038597A JP H10324199 A JPH10324199 A JP H10324199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
front pillar
channel
roof drip
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9150385A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Koyama
悦伸 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP9150385A priority Critical patent/JPH10324199A/ja
Publication of JPH10324199A publication Critical patent/JPH10324199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアウエザストリップと、チャネルパネルの
背面及びフロントピラー間に形成される空間部への車室
内からの空気流入を確実に遮断できる自動車のルーフド
リップモールを提供する。 【解決手段】 ルーフドリップチャネル3を構成するよ
うにフロントピラー1に接合されたチャネルパネル5に
係止された合成樹脂製モール本体10aに、ドアウエザ
ストリップ9のフロントピラー1に当接する中空部9a
及びモール本体10aに外方から当接するリップ部9b
とチャネルパネル5の背面及びフロントピラー1とで形
成される空間部を遮蔽するように、この空間部に対応し
た形状のリップ11を一体に形成し、このリップの位置
をチャネルパネル5の終端よりも僅かに上方に設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロントドアとの
隙間がドアウエザストリップでシールされるようになっ
たフロントピラーからルーフサイドにわたり構成される
ルーフドリップチャネルに取付けられる自動車のルーフ
ドリップモールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、この種のルーフドリ
ップモール10は、ルーフドリップチャネルをカバーす
るように、ルーフサイドに沿って前後方向に延びると共
に、前後に下降してベルトモール4に達している。図5
に示すように、ルーフドリップチャネル3は、チャネル
パネル5をルーフサイドではルーフサイドレールと、前
後ではフロントピラー1及びクォータパネルに接合させ
て構成されている。フロントサイドドアの窓枠となるド
アフレーム8及びその下方に取付けられたドアウエザス
トリップ9は中空部9a及びリップ部9bを備え、ドア
閉鎖時にフロントピラー1及びドアフレーム8間の隙間
が中空部9aでシールされ、かつリップ部9bがルーフ
ドリップモール10に外方から当接する。この際、ドア
ウエザストリップ9とチャネルパネル5の背面及びフロ
ントピラー1間には、空間部S1が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、車両の高
速走行時にその走行風によりリップ部9bの外側の圧力
が空間部S1の内圧よりも低下することに起因して、空
間部S1にはドアウエザストリップ9のベルトモール4
よりも下方部分に沿って車室内から空気が流入し、リッ
プ部9bとルーフドリップモール10間の隙間から流出
する際に笛吹き音を発生する場合がある。
【0004】このような対策として、先ず中空部9aの
形状を空間部S1を埋めるように形成すれば良いが、ド
ア開力、耐久力等の点でこのような形状に形成するのは
困難であり、材料コスト上も問題である。そこで、ドア
ウエザストリップ9の一部に撓みしろの大きなリップを
形成して空間部S1への空気流入を遮断することも考え
られるが、ドアの開閉時に大きな追従変形を繰り返す過
程で変形或は破損する可能性がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて、ドアウ
エザストリップと、チャネルパネルの背面及びフロント
ピラー間に形成される空間部への車室内からの空気流入
を確実に遮断できる自動車のルーフドリップモールを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、フロントドアのドアフ
レームとの隙間がドアウエザストリップでシールされる
ようになったフロントピラーからルーフサイドにわたり
構成されるルーフドリップチャネルに取付けられる自動
車のルーフドリップモールにおいて、ルーフドリップチ
ャネルを構成するようにフロントピラーに接合されたチ
ャネルパネルに係止された合成樹脂製モール本体に、ド
アウエザストリップのフロントピラーに当接する中空部
及びモール本体に外方から当接するリップ部とチャネル
パネルの背面及びフロントピラーとで形成される空間部
を遮蔽するように、この空間部に対応した形状のリップ
を一体に形成し、このリップの位置をチャネルパネルの
終端よりも僅かに上方に設定したことを特徴とする。
【0007】フロントドアの閉鎖時にはリップにウエザ
ストリップが弾性を伴って当接し、空間部が遮断され、
車室内から空間部を上昇する空気の流入がチャネルパネ
ルの終端よりも僅かに上方位置で遮断される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のルーフドリップモールを説
明する。これらの図において、図5で説明した部分と同
一もしくは同等部分は同一符号を用いて説明する。さら
に詳述すると、ルーフドリップチャネル3は、フロント
ピラー1の領域ではチャネルパネル5がその基端部分5
aをフロントピラー1に溶接して車室外方向へ斜めに曲
げることにより形成され、ベルトモール4の僅かに上方
で終端している。一方、ルーフドリップモール10のチ
ャネルパネル5に沿って延在する合成樹脂製のモール本
体10aは、その係止溝19がチャネルパネル5の先端
部に係止されてベルトモール4の位置に終端している。
【0009】フロントピラー1は車両後方へ向けて突出
部1aを備え、そのチャネルパネル5に対向する側面6
に、ドアウエザストリップ9の中空部9aがドア閉鎖時
に当接し、その車室外寄りのフロントピラー1の部分及
び車両後方へ斜めに延びるチャネルパネル5とでドアウ
エザストリップ9間に空間部S1が形成される。また、
ドアウエザストリップ9のリップ部9bがモール本体1
0aの外面に当接し、空間部S1を閉鎖する。
【0010】本発明により、チャネルパネル5の終端よ
りも僅かに上方位置(図3のA−A線で示す位置)を占
めるモール本体10aには、ドア閉鎖時に空間部S1に
侵入するドアウエザストリップ9の外周面9cよりも僅
かに大きめに対応形状のリップ11が一体に形成されて
いる。
【0011】これにより、フロントドアの閉鎖時にはリ
ップ11にウエザストリップ9に弾性を伴って当接し、
その下方部分に沿って車室内から流入した空気が空間部
S1を上方へ抜ける空気流入路が遮断され、高速走行時
に空間部S1からリップ部9bを抜ける空気が生じなく
なり、笛吹き音の発生が抑制される。チャネルパネル5
の終端よりも上方位置を占めることにより、ドア閉鎖状
態でルーフドリップチャネル3が、モール本体10aの
変位で遮断することはない。但し、チャネルパネル5が
ベルトモール4に達している場合でも当然本発明は適用
可能である。
【0012】図4は本発明の別の実施の形態を示すもの
で、フロントピラーの端面が平坦状に形成されたフロン
トピラー1に当接するようにドアウエザストリップ9が
形成されている。一方、モール本体10aは芯材15に
合成樹脂製の被覆部16で被覆して構成されている。リ
ップ12は、ドア閉鎖時の空間部S2に対応した形状に
被覆部16と一体に形成されている。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ドアウエザストリップ
及びルーフドリップチャネルの背面間への空気流入路を
遮断するリップが、ルーフドリップモールに非可動式に
形成される。したがって、ドア開閉過程での変形もしく
は破損を回避して、確実に笛吹き音の発生が抑制され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による自動車のルーフドリ
ップモールの図3のA−A線における断面図である。
【図2】同ルーフドリップモールの要部の斜視図であ
る。
【図3】本発明が適用される自動車の斜視図である。
【図4】別の実施の形態によるルーフドリップモールの
A−A線断面図である。
【図5】従来のルーフドリップモールのA−A線断面図
である。
【符号の説明】
1 フロントピラー 3 ルーフドリップチャネル 5 チャネルパネル 8 ドアフレーム 9 ドアウエザストリップ 9a 中空部 9b リップ部 10 ルーフドリップモール 10a モール本体 11、12 リップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントドアのドアフレームとの隙間が
    ドアウエザストリップでシールされるようになったフロ
    ントピラーからルーフサイドにわたり構成されるルーフ
    ドリップチャネルに取付けられる自動車のルーフドリッ
    プモールにおいて、 ルーフドリップチャネルを構成するようにフロントピラ
    ーに接合されたチャネルパネルに係止された合成樹脂製
    モール本体に、ドアウエザストリップの前記フロントピ
    ラーに当接する中空部及び前記モール本体に外方から当
    接するリップ部と前記チャネルパネルの背面及び前記フ
    ロントピラーとで形成される空間部を遮蔽するように、
    この空間部に対応した形状のリップを一体に形成し、こ
    のリップの位置を前記チャネルパネルの終端よりも僅か
    に上方に設定したことを特徴とする自動車のルーフドリ
    ップモール。
  2. 【請求項2】 モール本体が芯材及びこの芯材を被覆す
    る合成樹脂製被覆部とより形成されると共に、リップが
    前記合成樹脂製被覆部と一体に形成されていることを特
    徴とする請求項1の自動車のルーフドリップモール。
JP9150385A 1997-05-23 1997-05-23 自動車のル−フドリップモ−ル Pending JPH10324199A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7004537B2 (en) 2004-02-27 2006-02-28 Sport Carriers, Inc. Molding apparatus for vehicles and methods for use
JP2018199398A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 西川ゴム工業株式会社 車両用ドア構造
JP2021109511A (ja) * 2020-01-09 2021-08-02 トヨタ自動車株式会社 車両のシール構造

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US7401395B2 (en) 2004-02-27 2008-07-22 Mu Shu Technologies, Llc Molding apparatus for vehicles and methods for use
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