JP2018199398A - 車両用ドア構造 - Google Patents
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Abstract
Description
このような、2重シール構造を備える車両用ドア構造では、ドア1を閉じた時に、2つのシール部材10,20がドア1と車両のボディ2との間で二重の環状にシールするため、それらシール部材10,20の間には環状の空間Mが形成される。
一方、特許文献2に記載の発明では、環状の空間の領域を狭くするものであるので、遮音性及び防塵性についての対策が施されているものの、遮蔽部材は、2つのシール部に一体成形されたものであるので十分なシール機能が発揮されない恐れがある。
前記ドア(1)の閉時に撓んだ前記第一シール部(10)と第二シール部(20)、及び前記ドア(1)に干渉することなく、前記環状空間(M)の領域を狭める遮蔽部材(100)を前記ボディ(2)側に設けたことを特徴とする。
前記ドア(1)の閉時に撓んだ前記第一シール部(10)と第二シール部(20)、及び前記ボディ(2)に干渉することなく、前記環状空間(M)の領域を狭める遮蔽部材(100)を前記ドア(1)側に設けたことを特徴とする。
そのため、ドアを閉じたときに内部で圧縮される空気圧が遮蔽部材を設けない場合と比較して下がるのでドアの閉まり性が悪化することを防止することができる。
さらに、遮蔽部材は、ドアの閉時に撓んだ第一シール部と第二シール部、及びドアあるいはボディに干渉しないようにしているので(遮蔽部材がボディ側に設けられた場合にはドアに、遮蔽部材がドア側に設けられた場合にはボディにそれぞれ干渉しないようにされる)、遮蔽部材を設けることで第一シール部及び第二シール部のシール機能を低下させることもなく、十分なシール機能を発揮させることができる。
この車両用ドア構造は、特に自動車ドア1のヒンジ部に関するもので、ドア1とボディ2の間をシールする第一シール部10と第二シール部20がそれぞれ車内側と車外側に設けられ、第一シール部10と第二シール部20との間に環状空間Mが形成されるドア構造である。
また、第二シール部20は、ドア1のパネルに図示しないクリップや両面テープを介して取付けられる取付基部21と、その取付基部21に一体成形され、ドア1の閉時には、相対向するボディ2に弾接して上述した第一シール部10とともに車内外を塞ぐ中空シール部22と、断面舌状のリップ部23を有している。
遮蔽部材100は、第一,第二シール部10,20と同様に長手方向に延び、環状空間Mの領域を占有する割合を50パーセント以上にすることが好ましい。本実施形態では、その占有割合を50パーセントとした。
これによれば、ドア1の閉時にドア1側から遮蔽部材100にかかる空気圧が略均一になりバラツキが少なく安定したドア閉じ性を維持することができる。
なお、遮蔽部材100の断面形状は特に限定されるものではなく、例えば、図2に示すように、ドア1側にかなり接近したものであってもよい。
そのため、ドア1を閉じたときに内部で圧縮される空気圧が遮蔽部材100を設けない場合と比較して下がるのでドア1の閉まり性が悪化することを防止することができる。
さらに、遮蔽部材100は、ドア1の閉時に撓んだ第一シール部10と第二シール部20、及びドア1に干渉しないようにしているので、遮蔽部材100を設けることで第一シール部10及び第二シール部20のシール機能を低下させることもなく、十分なシール機能を発揮させることができる。
2 ボディ
5 ドアトリム
10 第一シール部
11 取付基部
12 中空シール部
13 リップ部
14 保持リップ部
20 第二シール部
21 取付基部
22 中空シール部
23 リップ部
100 遮蔽部材
M 環状空間
Claims (5)
- 自動車ドアのヒンジ部において、ドアとボディの間をシールする第一シール部と第二シール部がそれぞれ車内側と車外側に設けられ、前記第一シール部と前記第二シール部との間に環状空間が形成される車両用ドア構造であって、
前記ドアの閉時に撓んだ前記第一シール部と第二シール部、及び前記ドアに干渉することなく、前記環状空間の領域を狭める遮蔽部材を前記ボディ側に設けたことを特徴とする車両用ドア構造。 - 自動車ドアのヒンジ部において、ドアとボディの間をシールする第一シール部と第二シール部がそれぞれ車内側と車外側に設けられ、前記第一シール部と前記第二シール部との間に環状空間が形成される車両用ドア構造であって、
前記ドアの閉時に撓んだ前記第一シール部と第二シール部、及び前記ボディに干渉することなく、前記環状空間の領域を狭める遮蔽部材を前記ドア側に設けたことを特徴とする車両用ドア構造。 - 前記遮蔽部材の前記ドア側の外殻は、相対向する前記ドアの形状に追従した形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア構造。
- 前記環状空間の領域を占有する前記遮蔽部材の割合を50パーセント以上にしたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の車両用ドア構造。
- 前記遮蔽部材を構成する素材が、ゴム材あるいは樹脂材の弾性体であることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の車両用ドア構造。
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