JP3286776B2 - グラスランチャンネル - Google Patents

グラスランチャンネル

Info

Publication number
JP3286776B2
JP3286776B2 JP08641795A JP8641795A JP3286776B2 JP 3286776 B2 JP3286776 B2 JP 3286776B2 JP 08641795 A JP08641795 A JP 08641795A JP 8641795 A JP8641795 A JP 8641795A JP 3286776 B2 JP3286776 B2 JP 3286776B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
door
lip
base portion
run channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08641795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08253038A (ja
Inventor
博行 浜中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP08641795A priority Critical patent/JP3286776B2/ja
Publication of JPH08253038A publication Critical patent/JPH08253038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286776B2 publication Critical patent/JP3286776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降するドアガラスと
ドアサッシュとの間をシールし、案内するため、ドアガ
ラスの端縁部を受入れ、挟むようドアサッシュに取付け
たグラスランチャンネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。従
来、昇降するドアガラス20とドアサッシュ10との間
をシールし、案内するため、ドアガラス20の端縁部を
受入れ且つ挟むようドアサッシュ10に取付けたグラス
ランチャンネル30として、ドアサッシュ10に形成し
たグラスラン用サッシュ11に嵌着するコの字状の基底
部31の開口側両端にドアガラス20の端縁部を受入れ
且つ挟むシールリップ32,32を突設したものが使用
されており、ドアガラス20の摺動を円滑にするため、
基底部31の奥底面(ベース面)との間に隙間Sを設け
てある。
【0003】なお、51,52はフランジによって内外
に一体に結合されたアウターボデーパネル及びインナー
ボデーパネルである。60はドアサッシュ10とアウタ
ーボデーパネル51との間をシールするウエザーストリ
ップであって、次のように構成される。すなわち、61
は前記ドアサッシュ10のグラスラン用サッシュ11と
は反対側に取付けたウエザーストリップ用サッシュ12
に嵌着した基底部、62はその基底部61に一体に結合
した、アウターボデーパネル51と弾接させる中空シー
ル部である。
【0004】上記従来のグラスチャンネルは、前記隙間
Sから水漏れしたり、高速走行時風騒音を発生したりす
ると言う問題点がある。なお、その対策として、図3に
示す如く基底部31のグラスラン用サッシュ11の底面
に相対するベース面にスポンジ層33を形成したものが
提案されているが、ドアガラス20のガタツキを吸収し
難いと言う問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のグラスチャンネルは、前記隙間Sから
水漏れしたり、高速走行時風騒音を発生したりすること
であって、本発明は上記問題を解決した、シール性に優
れたグラスチャンネルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1・図4を参考にして
説明する。本発明は、昇降するドアガラス20とドアサ
ッシュ10との間をシールし、案内するため、ドアサッ
シュ10に略コの字状の基底部41を嵌着し、その基底
部41の開口側両端にドアガラス20の端縁部を受入
れ、挟むシールリップ42,42を突設してなるグラス
ランチャンネルであって、基底部41の奥底面の一方の
コーナーから他方の内壁に向って、合成樹脂材又はソリ
ッドゴム材よりなるリップ45を突設すると共に、その
リップ45と基底部41の奥底面との間に介在させる比
重0.4未満の低密度スポンジ部分46を基底部41の
奥底面に一体に形成することによって、ドアガラス20
の昇降時のガタツキを吸収させると共に、シール性を向
上させるようにしたものである。
【0007】また本発明は、リップ45が基底部41の
奥底面の車内側コーナーに、車外側の内壁に向って突設
することによって、ドアガラス20の昇降時のガタツキ
を吸収させると共に、シール性を向上させるようにした
ものである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について、図1及び図4によ
り説明すると、10はドアサッシュ、20はそのドアサ
ッシュ10に昇降可能に嵌込んだドアガラス、40はド
アサッシュ10とドアガラス20の間をシールし、案内
するするグラスランチャンネルであって、次のように構
成される。
【0009】41はドアサッシュ10に形成したグラス
ラン用サッシュ11に嵌着したコの字状の基底部、4
2,42はその基底部41の開口側両端に突設した、ド
アガラス20の端縁部を受入れ且つ挟むシールリップ、
45は基底部41の奥底面の車内側コーナーに車外側の
内壁に向って、突設した合成樹脂材よりなるリップ、4
6は基底部41の奥底面とリップ45との間に介在する
比重0.4未満の低密度スポンジ部分であって、基底部
41の奥底面に一体に形成してある。
【0010】尚、低密度スポンジ部分は、比重が0.2
〜0.3が最適であり、比重が0.4より大きくなると
ガラスのガタツキの吸収をしにくくなる。又、合成樹脂
材よりなるリップ45は図5に示すように基底部41の
奥底面の車外側コーナーに車内側の内壁に向けて突設し
てもよいし、合成樹脂材の代わりに、ソリッドゴム材に
て形成してもよい。又、合成樹脂材よりなるリップ45
と、比重0.4未満の低密度スポンジ部分46は、図6
に示すように結合していてもよい。
【0011】
【作用】昇降するドアガラス20の端縁部を受入れて、
シールリップ42,42で挟むと共に、ドアガラス20
の端縁にリップ45を柔軟に弾接させてあるため、隙間
がなくなり、水漏れの問題は解消される。また、リップ
45をドアガラス20に柔軟に弾接させるため、リップ
45と基底部41との間に低密度のスポンジ部分46を
介在させてあるため、ドアガラス20の摺動抵抗は殆ど
増加せず、昇降し易く、また、それによってドアガラス
20のガタツキが吸収されてため、ドアガラス20のガ
タツキは全くない。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
水漏れがなく、ドアガラス20の摺動抵抗は殆ど増加せ
ず、昇降し易く、そのガタツキも全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の部分側面図である。
【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】別の従来例の示す断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図5】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の更に別の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ドアサッシュ 11 グラスラン用サッシュ 12 ウエザーストリップ用サッシュ 20 ドアガラス 30 グラスランチャンネル 31 基底部 32 シールリップ 33 スポンジ層 40 グラスランチャンネル 41 基底部 42 シールリップ 45 リップ 46 低密度スポンジ部分 51 アウターボデーパネル 52 インナーボデーパネル 60 ウエザーストリップ 61 基底部 62 中空シール部 S 隙間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降するドアガラス(20)とドアサッ
    シュ(10)との間をシールし、案内するため、ドアサ
    ッシュ(10)に略コの字状の基底部(41)を嵌着
    し、その基底部(41)の開口側両端にドアガラス(2
    0)の端縁部を受入れ且つ挟むシールリップ(42,4
    2)を突設してなるグラスランチャンネルであって、基
    底部(41)の奥底面の一方のコーナーから他方の内壁
    に向って、合成樹脂材又はソリッドゴム材よりなるリッ
    プ(45)を突設すると共に、そのリップ(45)と基
    底部(41)の奥底面との間に介在させる比重0.4未
    満の低密度スポンジ部分(46)を基底部(41)の奥
    底面に一体に形成してなるグラスランチャンネル。
  2. 【請求項2】 リップ(45)が基底部(41)の奥底
    面の車内側コーナーに、車外側の内壁に向って突設し、
    合成樹脂材よりなる請求項1記載のグラスランチャンネ
    ル。
JP08641795A 1995-03-17 1995-03-17 グラスランチャンネル Expired - Fee Related JP3286776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08641795A JP3286776B2 (ja) 1995-03-17 1995-03-17 グラスランチャンネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08641795A JP3286776B2 (ja) 1995-03-17 1995-03-17 グラスランチャンネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08253038A JPH08253038A (ja) 1996-10-01
JP3286776B2 true JP3286776B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=13886311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08641795A Expired - Fee Related JP3286776B2 (ja) 1995-03-17 1995-03-17 グラスランチャンネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3286776B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08253038A (ja) 1996-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4496186A (en) Sealing structure for an automotive vehicle
US6644718B2 (en) Structure of roof-side portion of motor vehicle
US5791088A (en) Weatherstrip apparatus for vehicle door window
JPS6157426A (ja) 自動車の重ね合わせドアのためのウエザストリツプ
US5106149A (en) Weatherstrip for hardtop-type or framed door windows
JPS5897523A (ja) 自動車可動屋根のシ−ル部材
JP3286776B2 (ja) グラスランチャンネル
JPH0125703Y2 (ja)
JPS6117687B2 (ja)
JPH024815Y2 (ja)
JPH0534252Y2 (ja)
JP3329106B2 (ja) 自動車のドアシール部構造
JPH0211232Y2 (ja)
JP2000203273A (ja) ドアウエザストリップ
JP4716187B2 (ja) 自動車ドアのシール構造
JP2564452Y2 (ja) ドアガラスラン
JPS6119445B2 (ja)
JPS6212655Y2 (ja)
JPS5940958A (ja) 自動車用ウエザ−ストリツプ
JPH021692B2 (ja)
JPS5989221A (ja) 自動車のドア構造
JP3917762B2 (ja) サッシュ付ドア車のシール構造
JPS5939056Y2 (ja) 車両用ドアウインドウ
JPH042806Y2 (ja)
JP2557629Y2 (ja) サッシュレスドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140315

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees