JPH10322042A - 筺体の扉構造 - Google Patents

筺体の扉構造

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Publication number
JPH10322042A
JPH10322042A JP9129674A JP12967497A JPH10322042A JP H10322042 A JPH10322042 A JP H10322042A JP 9129674 A JP9129674 A JP 9129674A JP 12967497 A JP12967497 A JP 12967497A JP H10322042 A JPH10322042 A JP H10322042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
housing
piece
doors
hinges
Prior art date
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Pending
Application number
JP9129674A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsue Hirata
光江 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9129674A priority Critical patent/JPH10322042A/ja
Publication of JPH10322042A publication Critical patent/JPH10322042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筺体の横幅領域内の扉の開閉が実現でき、両
開き構造ながらも片開き構造と同じヒンジ部品点数に削
減できる筺体の扉構造を提供する。 【解決手段】 筺体本体10の前面部の中央上下にヒン
ジ1が1個づつ計2個取り付けられる。ヒンジ1には筺
体正面から見て左右に第1扉11及び第2扉12が取り
付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子装置等の筺体の
前面部に設けられた開閉扉の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子装置の筺体の扉は通常、観音
開き(両開き)あるいは片開きとなっており、ヒンジは
筺体の前面部の左右両方の上下2箇所の計4箇所に、ま
たは前面部の左右のいずれかの上下2箇所に設けられて
いる。そして、両開き構造もしくは片開き構造のいずれ
の場合でも、ヒンジを中心に180度開閉自在になって
いる(実開平3−10583号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の筺
体の扉構造、特に両開き構造の場合は、筺体の前面部の
左右のヒンジを中心に2枚の扉がそれぞれ回転する構造
なので、各扉を180度開いた時、筺体の横幅以上に扉
がはみ出し、筺体の両側に障害物があると接触するとい
う問題点がある。また、両開き構造の場合は、筺体の前
面部の左右両方の上下2箇所の計4箇所にヒンジが必要
なので、ヒンジ部品点数は当然ながら片開き構造よりも
多い。
【0004】本発明は、上記の従来技術の実情に鑑み、
筺体の横幅領域内の扉の開閉が実現でき、両開き構造な
がらも片開き構造と同じヒンジ部品点数に削減できる、
筺体の扉構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の筺体の扉構造は、筺体の前面部の中央上下に
配設されたヒンジに筺体正面から見て左右にそれぞれ扉
が取り付けられ、該ヒンジは個々の扉に対して扉を回転
させるときの軸を2つ持つことを特徴とする。
【0006】より具体的には、前記ヒンジは、筺体取付
部品と、該筺体取付部品に固定された共通軸と、該共通
軸に回転自在に取り付けられた第1片及び第2片と、前
記共通軸と平行な連結軸で前記第1片に回転自在に連結
された第1扉取付片と、前記共通軸と平行な連結軸で前
記第2片に回転自在に連結された第2扉取付片とから構
成されている。
【0007】上記のとおりの発明では、筺体正面から見
て左右いずれか一方の扉を閉じたまま他方の扉のみを開
ける場合、他方の扉を一方の扉との共通の軸を中心に9
0度回転させ、さらに他方の扉を取付ける片と共通軸に
回転自在の片との連結軸を中心に回転させることによ
り、閉じた状態の扉が180度開く。これは、一方の扉
のみを180度開ける場合も同様の手順である。このよ
うに、何れか一方の扉のみを180度回転させたときに
は一方の扉が他方の扉に重なることになる。すなわち、
各扉は筺体の横幅以上の領域を侵さずに開閉されると共
に、一方の扉のみを180度回転させたときは他方の扉
を常に閉じておくことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の筺体の扉構造の一実施形態
に用いたヒンジの正面図を示す。図2は図1に示したヒ
ンジで扉が取り付けられた筺体の斜視図を示す。
【0010】図1に示される本形態のヒンジ1は、筺体
取付部品2と、筺体取付部品2に固定された共通軸3
と、共通軸3に回転自在に取り付けられた第1片4及び
第2片5と、共通軸3と平行な連結ピン(連結軸)6で
第1片4に回転自在に連結された第1扉取付片7と、共
通軸3と平行な連結ピン(連結軸)8で第2片5に回転
自在に連結された第2扉取付片9とから構成されてい
る。
【0011】このような構成のヒンジ1は、図2に示す
ように筺体本体10の前面部の中央上下に1個づつ計2
個取り付けられる。ヒンジ1の取付けの際は筺体取付部
品2を用いてネジ等で固定される。そして、筺体上下の
ヒンジ1の第1扉取付片7には第1扉11が、第2扉取
付片9には第2扉12がそれぞれネジ等で取り付けられ
る。なお、第1扉11を第1扉取付片7に取付けた際
に、第1片4が筺体正面から見て露出されるような切欠
きが第1扉11には設けられている。同様に第2扉12
にも第2片5を露出する切欠きが設けられている。
【0012】次に、上記の扉の動作について説明する。
【0013】図3は、上述した筺体において第1扉11
と第2扉12の両方を閉じた状態の上面図、図4は第1
扉11のみを90度開いた状態の上面図、図5は第1扉
11のみを180度開いた状態の上面図である。これら
は、ヒンジ構成部品の相互関係を明瞭にするために各扉
の上端面を除去した図になっている。
【0014】図3に示す状態では筺体本体10の前面部
が第1扉11と第2扉12で閉じられている。この状態
から第1扉11のみを開ける。この時、第1扉11を共
通軸3を中心に90度回転させる。この状態を示したの
が図4である。さらに、第1扉11を今度は連結ピン6
を中心に90度回転させる。この状態を示したのが図5
である。この構造では、第1片4に対して第1扉取付片
7が連結ピン6を軸にして回転可能であり、第1扉11
には図2に示したように、第1片4が筺体正面から見て
露出されるような切欠きが設けられている。そのため、
図4に示した状態から第1扉11を更に90度回転させ
ることができる。
【0015】一方、第1扉11を閉じたまま第2扉12
のみを開ける場合、第2扉12を共通軸3を中心に90
度回転させ、さらに連結ピン8を中心に回転させること
により、図3〜図5に基づいて説明した場合と同様、閉
じた状態の扉を180度開くことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、筺体の前
面部の中央上下に配設されたヒンジに筺体正面から見て
左右にそれぞれ扉を取り付けたことにより、各扉を筺体
本体の横幅領域内で開けることができる。そのため、筺
体の両側に障害物があってもその障害物に扉の開閉が妨
げられない。
【0017】また、扉を回転させるときの軸を左右個々
の扉に対して2つ持つヒンジ構造なので、扉を筺体の前
面部に対して、閉じた状態から180度回転させること
が可能である。しかも本構造の場合、一方の扉のみを1
80度回転させたときには一方の扉が他方の扉に重なる
ことになるので、一方の扉を開けているときは他方の扉
を開かない様にする事ができる。
【0018】また、筺体の中央上下の2箇所にヒンジを
配設することで両開き構造が達成されたので、4個のヒ
ンジが必要だった従来の両開き構造と比べて、ヒンジ部
品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筺体の扉構造の一実施形態に用いたヒ
ンジを示す正面図である。
【図2】図1に示したヒンジで扉が取り付けられた筺体
の斜視図である。
【図3】本発明の筺体の扉構造において両方の扉を閉じ
た状態の上面図である。
【図4】本発明の筺体の扉構造において一方の扉のみを
90度開いた状態の上面図である。
【図5】本発明の筺体の扉構造において一方の扉のみを
180度開いた状態の上面図である。
【符号の説明】
1 ヒンジ 2 筺体取付部品 3 共通軸 4 第1片 5 第2片 6、8 連結ピン 7 第1扉取付片 9 第2扉取付片 10 筺体本体 11 第1扉 12 第2扉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の前面部の中央上下に配設されたヒ
    ンジに筺体正面から見て左右にそれぞれ扉が取り付けら
    れ、該ヒンジは扉を回転させるときの軸を個々の扉に対
    して2つ持つ、筺体の扉構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の筺体の扉構造におい
    て、前記ヒンジは、筺体取付部品と、該筺体取付部品に
    固定された共通軸と、該共通軸に回転自在に取り付けら
    れた第1片及び第2片と、前記共通軸と平行な連結軸で
    前記第1片に回転自在に連結された第1扉取付片と、前
    記共通軸と平行な連結軸で前記第2片に回転自在に連結
    された第2扉取付片とから構成されていることを特徴と
    する筺体の扉構造。
JP9129674A 1997-05-20 1997-05-20 筺体の扉構造 Pending JPH10322042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9129674A JPH10322042A (ja) 1997-05-20 1997-05-20 筺体の扉構造

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JP9129674A JPH10322042A (ja) 1997-05-20 1997-05-20 筺体の扉構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10322042A true JPH10322042A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15015367

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9129674A Pending JPH10322042A (ja) 1997-05-20 1997-05-20 筺体の扉構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190616A1 (ja) * 2012-06-18 2013-12-27 三菱電機株式会社 エレベータ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013190616A1 (ja) * 2012-06-18 2013-12-27 三菱電機株式会社 エレベータ装置
CN104395222A (zh) * 2012-06-18 2015-03-04 三菱电机株式会社 电梯装置
JPWO2013190616A1 (ja) * 2012-06-18 2016-02-08 三菱電機株式会社 エレベータ装置

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