JPH10321012A - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH10321012A
JPH10321012A JP9132005A JP13200597A JPH10321012A JP H10321012 A JPH10321012 A JP H10321012A JP 9132005 A JP9132005 A JP 9132005A JP 13200597 A JP13200597 A JP 13200597A JP H10321012 A JPH10321012 A JP H10321012A
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front lens
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/2607Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic comprising at least two indicating lamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/30Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by reflectors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱特性を向上させることによりシーリング
プレートが熱変形したり、溶着部が剥離したりしないよ
うにする。 【解決手段】 反射器Rをシーリングプレート45内に
嵌挿し、突起46と係止凹部47の係合によって係止す
る。シーリングプレート45をレンズ4Dの内面に突設
したリブ48に嵌着し、段差部45cを溶着する。レン
ズ4Dと反射器Rとの間の空間M1 と、反射器Rとシー
リングプレート45との間の空間M2 は、これらの両部
材の嵌合隙間によって互いに連通することにより全体と
して1つの大きな密閉空間を形成し、バルブ点灯時の熱
をレンズ4D側に伝達する。したがって、熱を効果的に
放熱し、シーリングプレート45は変形しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌用灯具に関
し、特に反射器を備えたテールランプ、ストップランプ
等に適用して好適な車輌用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の後部に取付けられるテールラン
プ、ストップランプ等においては、前面レンズに設けた
反射器によって後続車からの光をその入射方向に再帰反
射させることにより自車の存在を後続車ドライバーに認
識させ、追突事故等を未然に防止し、道路交通上の安全
確保を図っている。反射器は、通常レンズの裏面側に三
角錐等からなる突起(再帰リフレクタ)を多数密集して
突設することにより、この突起に入射した外光をその入
射方向と同一方向に反射させるようにしている。
【0003】このような反射器の取付構造としては、前
面レンズの表面側に設けるタイプ(特開平4−4080
1号公報等)と、裏面側に設けるタイプ(実開平2−4
401号公報等)の2種類がある。また、裏面側に設け
るタイプには、前面レンズ自体の内面に突起を一体に突
設して反射器とするタイプと、前面レンズとは別個に反
射器を形成して取付けるタイプの2種類がある。さら
に、欧州、日本等の国によっては反射器の機能を維持す
るために、規格により反射器全体をシーリングプレート
と呼ばれるカバーによって覆い、内部に水や塵埃等が侵
入して付着しないことを義務付けており、本発明はこの
種のタイプの反射器に関する。
【0004】シーリングプレートによって覆った従来の
反射器は、一般に図9に示すように反射器Rとシーリン
グプレートSの外周縁部を互いに重ね合わせて前面レン
ズPの内面に突設したリブLに超音波溶着によって固着
することにより、水、塵埃等の侵入を防止している。そ
のため、前面レンズPの内面と反射器Rおよび反射器R
とシーリングプレートSとの間には、互いに隔絶された
密閉空間M1 ,M2 がそれぞれ形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の反射器においては、反射器Rとシーリングプレ
ートSの外周縁部を重ね合わせて前面レンズPに超音波
溶着しているため、反射器RとシーリングプレートSが
すれたりすると溶着不良を起こすという問題があった。
また、前面レンズPの内面と反射器Rおよび反射器Rと
シーリングプレートSとの間に互いに隔絶された狭い密
閉空間M1 ,M2 をそれぞれ形成しているので、バルブ
の点灯時にバルブの発熱によってシーリングプレートS
が加熱され、反射器RとシーリングプレートSとの間の
密閉空間M2 内の空気が膨張し、シーリングプレートS
が外側に変形し、溶着部が剥離するという問題もあっ
た。
【0006】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、放熱特
性を向上させることによりシーリングプレートが変形し
たり、溶着部が剥離したりすることがなく、安定した性
能を長期間にわたって維持し得るようにした車輌用灯具
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、灯室内に光源を収納する灯具ボデイと、こ
の灯具ボデイの前記灯室を覆う前面レンズと、この前面
レンズの内面側に設けられた反射器と、この反射器を気
密に覆うシーリングプレートとを備えた車輌用灯具にお
いて、前記反射器を前記シーリングプレート内に突起と
係止凹部の係合によって嵌挿し、前記シーリングプレー
トを前記前面レンズの内面に突設したリブに溶着したこ
とを特徴とする。また、本発明は、反射器とシーリング
プレートを係合させる突起と係止凹部をこれら両部材の
左右2ヶ所に設けたことを特徴とする。さらに、本発明
は、シーリングプレートの上側に前面レンズとの位置決
め部を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明において、反射器はシーリングプレ
ート内に嵌挿され、突起と係止凹部との係合によって係
止される。そのため、前面レンズと反射器との間の空間
と、反射器とシーリングプレートとの間の空間は、これ
らの両部材の嵌合隙間によって互いに連通することによ
り全体として1つの大きな密閉空間を形成するととも
に、バルブ点灯時の熱を前面レンズ側に伝達する。した
がって、密閉空間の容積が大きくなるとともに放熱され
易く、シーリングプレートの変形を防止できる。また、
シーリングプレートのみを溶着しているので、反射器が
シーリングプレートに対して位置ずれしても溶着には影
響せず、取付作業が容易である。また、突起と係合凹部
は左右2ヶ所設けられているので、反射器とシーリング
プレートの係合も確実である。さらに、シーリングプレ
ートは、位置決め部によって前面レンズに対して位置決
めされるので、上下逆に組付けられことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る車
輌用灯具の一実施の形態を示す正面図、図2は側面図、
図3は図1のIII −III 線断面図、図4は図1のIV−
IV線断面図、図5は図3のA矢視図、図6は図5のV
I−VI線断面図、図7は反射器の断面図、図8は反射
器とシーリングプレートの分解斜視図である。これらの
図において、本実施の形態においては、自動車の後部で
運転席側のコーナー部に沿って取付けられ、機能の異な
った複数のランプを一体化したいわゆるリアコンビネー
ションランプと呼ばれるランプ1に適用した例を示す。
【0010】前記リアコンビネーションランプ1は、タ
ーンシグナルランプT、バックアップランプB、テール
アンドストップランプTSおよび反射器Rを一体化して
構成したもので、内部が上2つ、下1つ、合計3つの灯
室2A,2B,2Cに画成された灯具ボデイ3と、この
灯具ボデイ3の表面全体を気密に覆う前面レンズ4とを
備えている。
【0011】前記灯具ボデイ3は、暗黒色に着色された
耐熱性の合成樹脂によって形成され、車体5の運転席側
コーナー部にシール部材6を介して固定されている。
【0012】前記3つの灯室2A,2B,2Cのうち上
2つの灯室2A,2Bは、ターンシグナルランプTとバ
ックアップランプBの灯室をそれぞれ形成し、ターンシ
グナルランプ用バルブ7と、バックアップランプ用バル
ブ8をそれぞれ収納している。ターンシグナルランプT
の灯室2Aは、バックアップランプBの灯室2Bより外
側に位置するとともに車体前後方向の奥行き寸法が大き
く設定され、車体5の後部運転席側コーナー部に沿って
設けられることにより、車体後方および車体側方に開放
している。また、灯室2Aの内面のうち、バルブ7を挟
んでその両側にそれぞれ位置する車体中央側の側壁12
と車体側方側の側壁13は、略直交している。さらに、
車体中央側の側壁12は、車体5の前後方向と略平行に
なるように形成されている。車体側方側の側壁13で前
記車体中央側の側壁12との接続部には、バルブ取付孔
15が形成され、この孔15に前記バルブ7が灯具ボデ
イ3の背面側から灯室2A内にソケット16を介して装
着されている。そして、灯室2Aの内面は、全面にわた
ってアルミニウム膜を形成することにより反射面10を
形成し、バルブ7から出た光を反射する。
【0013】ここで、前記灯室2Aの車体前後方向の奥
行きが大きく、車体中央側の側壁12が車体5の前後方
向と略平行に形成されていると、前記側壁12がバルブ
7から出た光のうち車体中央側の斜め前方45°方向に
向かう光を遮断し、ランプとしての配光特性を低下させ
るおそれがある。そのため、前記灯室2Aを形成する側
壁13の先端部に前記バルブ7からの光を光軸と交差し
前記前面レンズ4を構成する第1レンズ4Bの当該側壁
13側とは反対側の端部方向に反射する反射面部17を
設けるとともに、前記第1レンズ4Bの前記一方の側壁
13側とは反対側端部に前記反射面部17からの反射光
を斜め前方45°方向に屈折させる屈折ステップ18を
設けている。また、前記反射面部17は、図6に示すよ
うにバルブ7からの光を水平方向に反射する第1反射面
17aと、上方に反射する第2反射面17bと、下方に
反射する第3反射面17cとで構成され、垂直方向の拡
散角を大きくしている。前記屈折ステップ18は、第1
レンズ4Bの肉厚より厚く形成されている。なお、前記
側壁12と、反射面部17を除く前記側壁13の内面
は、縦縞を形成する段差19を設けることによりそれぞ
れ階段状(ステップ状)の反射面を形成している。ま
た、前記側壁13には、前記反射面部17より車体コー
ナー部に沿って車体側方に回り込む回込部13Aが一体
に延設され、レンズ4に溶着されている。
【0014】前記バックアップランプBの灯室2Bは、
車体後方に向かって開放し、内面にアルミニウム膜を形
成することによって反射面11を形成し、バルブ8から
出た光を反射する。また、この反射面11は、縦縞を形
成する段差20を設けることによりステップ状の反射面
を形成している。
【0015】下側の灯室2Cは、テールアンドストップ
ランプTSの灯室を形成し、テールアンドストップラン
プ用バルブ21、リフレクタ22および前記反射器Rを
収納している。また、この灯室2Cは、車体後方および
車体側方に開放している。
【0016】前記リフレクタ22は、耐熱性の合成樹脂
によって形成され、前面レンズ4と対向する表面全体
が、アルミニウムの塗布、蒸着等によって放物面状の反
射面23を形成している。また、リフレクタ22の車体
側方側端部には、車体コーナー部に沿って車体側方に回
り込む回込部22Aが一体に設けられている。回込部2
2Aの表面は、縦縞を形成する段差24を形成すること
によりステップ状の反射面を形成している。一方、リフ
レクタ22の前記回込部22Aとは反対側には、前記放
物面状の反射面23に続いて反射部22Bが一体に延設
されている。この反射部22Bも、前記回込部22Aと
同様に縦縞を形成する段差25を形成することによりス
テップ状の反射面を形成し、バルブ20から出た光の一
部を車体後方に向かって反射する。
【0017】前記前面レンズ4は、アクリル樹脂、ポリ
カーボネート等の透光性を有する合成樹脂によって従来
周知の多色成形法により一体に形成することにより、灯
具ボデイ3の前面および側面を覆う本体4Aと、前記灯
室2A,2B,2Cを覆う第1、第2、第3レンズ4
B,4C,4Dとで構成されている。本体4Aは赤色に
着色され、内面には底面形状が菱形の小さな凸レンズ3
1(図3参照)が密接して形成されている。この凸レン
ズ31は、ランプを前方から見た場合、傾斜した格子状
の筋となって見える。
【0018】前記第1、第2、第3レンズ4B,4C,
4Dは、各灯室2A,2B,2Cの開口部と略同じ大き
さの楕円形に形成され、内面には水平方向に長い複数個
のシリンドリカルレンズ36,37,38が高さ方向に
それぞれ形成されている。そのため、第1、第2、第3
レンズ4B,4C,4Dをランプの前方から見た場合、
前記シリンドリカルレンズ36,37,38が水平な細
い線となって見える。また、前記灯室2A,2Bの内面
およびリフレクタ22に設けた段差19,20,24,
25が縦縞となって見える。これはランプの意匠的効果
を高めるためのものである。
【0019】前記第1レンズ4Bはアンバー色で、第2
レンズ4Cは白色透明で、第3レンズ4Dは本体4Aと
同じ赤色に着色されている。第1レンズ4Bの第2レン
ズ4C側端部には、前記屈折ステップ18が前記反射面
部17に対応して形成されている。なお、第3レンズ4
Dの内面で前記反射器Rに対応する部分40は、シリン
ドリカルレンズが形成されておらず、平坦面を形成して
いる。また第3レンズ4Dは、本体4Aの成型時に同時
に一体に形成され、しかる後この第3レンズ4Dが形成
された本体4Aに前記第1、第2レンズ4B,4Cが形
成される。
【0020】図7および図8において、前記反射器Rは
アクリル樹脂等の透明な合成樹脂によって背面側が凹部
を形成する楕円形のカップ状に形成され、内面に三角錐
等からなる突起(再帰リフレクタ)41を多数密集して
突設することにより、外部からの光43を再帰反射、す
なわち元きた方向に反射し、ランプ自体のバルブ21か
らの光についてはこれを全反射する。このような反射器
Rは、シーリングプレート45に嵌着され、突起46と
係止凹部47との係合によって係止されている。突起4
6は楔形の突起からなり、反射器6の長軸側、言い換え
れば車体幅方向の両側面にそれぞれ一体に突設されてい
る。シーリングプレート45は、アクリル樹脂等の透明
な合成樹脂によって楕円形のカップ状に形成され、前記
第3レンズ4Dの内面に一体に突設した環状のリブ48
に嵌着され超音波溶着によって固着されている。シーリ
ングプレート45の内面には、前記反射器Rの突起46
を係止する前記係止凹部47が形成されている。このシ
ーリングプレート45の前記リブ48に嵌合する開放端
部45aは、反射器Rが嵌挿される閉塞端部45bより
一回り大きく形成され、これら両部の間に設けられた段
差部45cがリブ48の先端面に溶着される。また、開
放端部45aの一部には、リブ48に対する上下方向の
逆組付けを防止する位置決め部49が形成されている。
この位置決め部49は、例えば凹部で構成されている。
【0021】このような構成からなるコンビネーション
ランプ1の反射器Rにおいては、放熱特性に優れ、シー
リングプレート45の熱による変形を防止することがで
きる。すなわち、反射器Rをシーリングプレート45内
に嵌挿し、突起46と係止凹部47の係合によって係止
し、シーリングプレート45の段差部45cをリブ48
に溶着しているので、第3レンズ4Dの部分40と反射
器Rとの間の空間M1と、反射器Rとシーリングプレー
ト45との間の空間M2 は、これらの両部材の嵌合隙間
によって互いに連通することにより全体として1つの大
きな密閉空間を形成するとともに、バルブ点灯時に加
熱、膨張した空間M2 内の空気は反射器Rとシーリング
プレート45の隙間を通って空間M1 内に移動し、熱を
第3レンズ4D側に伝達する。また、シーリングプレー
ト45の熱もリブ48を介して第3レンズ4Dに伝達す
る。したがって、シーリングプレート45は熱によって
変形することがなく、製造時の形状を安定に維持し得
る。また、変形しなければ、溶着部が剥離し、空間M1
,M2 の気密性を損なうこともない。
【0022】また、シーリングプレート45の段差部4
5cのみをリブ48に溶着しているので、反射器Rがシ
ーリングプレート45に対して位置ずれしても溶着自体
には何等影響を及ぼすことがなく、溶着作業が容易であ
る。また、反射器Rとシーリングプレート45をその左
右2ヶ所に設けた突起46と係合凹部47によって係合
させているので、係合が安定かつ確実である。さらに、
位置決め部49によってシーリングプレート45を前面
レンズ4のリブ48に位置決めしているので、上下逆に
組み付けることもない。
【0023】なお、上記した実施の形態においては、コ
ンビネーションランプに適用した例を示したが、本発明
はこれに何等特定されるものではなく、車体に単体で取
付けられる灯具であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車輌
用灯具によれば、前面レンズと反射器との間の空間と、
反射器とシーリングプレートとの間の空間を互いに連通
した1つの大きな密閉空間とすることができるので、点
灯時の熱によってシーリングプレートが変形せず、また
変形しなければ、密閉空間の気密性を損なうこともな
く、反射器の性能を長期間にわたって安定に維持するこ
とができる。しかもシーリングプレートのみを前面レン
ズのリブに溶着しているので、反射器がシーリングプレ
ートの溶着に影響を及ぼすことがなく、溶着作業が容易
である。また、本発明は、反射器とシーリングプレート
を左右2ヶ所で係合させているので、両部材の係合が確
実である。さらに、位置決め部によってシーリングプレ
ートを前面レンズに位置決めするようにしているので、
シーリングプレートを上下逆に組み付けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車輌用灯具の一実施の形態を示
す正面図である。
【図2】 側面図である。
【図3】 図1のIII −III 線断面図である。
【図4】 図1のIV−IV線断面図である。
【図5】 図3のA矢視図である。
【図6】 図5のVI−VI線断面図である。
【図7】 反射器の断面図である。
【図8】 反射器とシーリングプレートの分解斜視図で
ある。
【図9】 従来の反射器の取付構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…コンビネーションランプ、2A,2B,2C…灯
室、3…灯具ボデイ、4…前面レンズ、7,8…バル
ブ、21…バルブ、45…シーリングプレート、46…
突起、47…係止凹部、48…リブ、49…位置決め
部、R…反射器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯室内に光源を収納する灯具ボデイと、
    この灯具ボデイの前記灯室を覆う前面レンズと、この前
    面レンズの内面側に設けられた反射器と、この反射器を
    気密に覆うシーリングプレートとを備えた車輌用灯具に
    おいて、 前記反射器を前記シーリングプレート内に突起と係止凹
    部の係合によって嵌挿し、前記シーリングプレートを前
    記前面レンズの内面に突設したリブに溶着したことを特
    徴とする車輌用灯具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車輌用灯具において、 反射器とシーリングプレートを係合させる突起と係止凹
    部をこれら両部材の左右2ヶ所に設けたことを特徴とす
    る車輌用灯具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車輌用灯具にお
    いて、 シーリングプレートの上側に前面レンズとの位置決め部
    を設けたことを特徴とする車輌用灯具。
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