JPH0353372Y2 - - Google Patents

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JPH0353372Y2
JPH0353372Y2 JP1987057067U JP5706787U JPH0353372Y2 JP H0353372 Y2 JPH0353372 Y2 JP H0353372Y2 JP 1987057067 U JP1987057067 U JP 1987057067U JP 5706787 U JP5706787 U JP 5706787U JP H0353372 Y2 JPH0353372 Y2 JP H0353372Y2
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lens
face
light
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cut
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行停止、減速等を後続車に知らせ
る自動車用灯具に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来例を示すもので、一端面が45°傾
斜の閉塞端面、他端面が開口端面となる角筒体の
側面の一部(傾斜面を投影した部分)に放物反射
面mを有するバルブ収納部21aを一体に形成し
たカバー21のバルブ収納部21a内にバルブ2
2を装着し、傾斜面の内側にミラー23、中間部
に着色フイルタ24をそれぞれ配設して、カバー
21の開口端をリアウインドーまたはアツパーレ
ンズ25に密着させた構造としている。
このような構造とした場合、バルブ22の発光
光線は反射面で平行光線に変換され、ミラー23
で反射してアツパーレンズ25の方向に進む。こ
の途中で着色フイルタ24を通つて表示色の光線
となり、アツパーレンズ25を通つて外部に放射
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、アツパーレンズ
25に対面した形で着色フイルタ24が位置して
おり、非点灯時でも着色フイルタ24により表示
色が見え、点灯時の表示効果が減殺される。
また、太陽Sが出ている時は、その光線が入射
して着色フイルタ24で反射したり(反射光l1)、
あるいは更に奥に進み、ミラー23〜反射面m〜
ミラー23〜フイルタ24〜レンズ25の経路で
戻つたりして(反射光l2)、いわゆる疑似点灯が
生じるので、点灯時と非点灯時の差が少なくな
り、事故の原因となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上面が開口したベースと、このベー
ス内に装着したバルブと、このバルブの上方に配
設したフレネルカツト付きの着色インナーレンズ
と、一端面が45°の傾斜面の閉塞端面、他端面が
開口端面となる角筒状に透明材で形成するととも
に、その45°傾斜端面にミラー面を、筒側面のミ
ラー面の投影部分に配光エーミング用のカツトを
それぞれ形成して、この配光エーミング用カツト
部が前記着色インナーレンズと対向するように前
記ベース上に配置したレンズ・リフレクタと、車
体ラインに見合つた傾斜面の主面及び取付脚部を
有し、この脚部が前記レンズ・リフレクタの開口
端に接合して密閉箱を構成するように透明材で形
成したアツパーレンズとを備えてなることを特徴
とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1は
上面が開口した箱形のベース、2はこのベース1
内に装着したバルブ、3はこのバルブ2の上方に
配設したフレネルカツト付き着色インナーレン
ズ、4は一端面が閉じ、他端面が開口した角筒状
のレンズ・リフレクタで、透明材により形成して
いる。その閉塞端面は45°の傾斜面とし、この部
分にAlスパツタ等のミラー処理によりミラー面
4Aを形成している。また、側面のミラー面投影
部分(範囲B)の外面に配光エーミングのための
魚眼カツト4Bを施している。このレンズ・リフ
レクタ4は、魚眼カツト4Bが前記インナーレン
ズ3と対向するように前記ベース1上に配設して
いる。
5はその主面を車体10のラインに見合つた傾
斜面としたアツパーレンズ(クリアまたはスモー
ク)で、その取付脚部を前記レンズ・リフレクタ
4の開口端に接合している。この場合、レンズ5
の主面が車体10の表面より少々突出するように
している。アツパーレンズ5の内径と等しい範囲
Aがランプ部と称される。
このような構造とすると、点灯時にバルブ2の
発光光線はインナーレンズ3で有色(表示色)の
平行光線となつて上方へ進み、レンズ・リフレク
タ4に入射する。この時、魚眼カツト4Bで配光
エーミングが行われ、その後ミラー面4Aで反射
してランプ正面方向に向い、アツパーレンズ5を
通つて外部に放射される。
ところで、アツパーレンズ5に太陽光が入射し
ても、着色インナーレンズ3が範囲A外のベース
1内に位置し、しかもこのインナーレンズ3でバ
ルブ2の発光光線を平行光線に変換するため、太
陽光がインナーレンズ3の奥まで進んで反射し、
戻つて外部に出るという現象、つまり疑似点灯は
生じない。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、アツパーレンズ
と着色インナーレンズ、光源(バルブ)との間に
45°傾斜のミラー面を介在させて着色インナーレ
ンズをランプ面の範囲から外し、かつ着色インナ
ーレンズに直射光から平行光線への変換機能を持
たせたので、太陽光線による疑似点灯を防止する
ことができるとともに、非点灯時に無色(クリ
ア)であつたものを点灯時に着色発光表示に急転
させることができ、意志表示が効果的となる。ま
た、ランプ面の範囲に光源を含まないため、その
部分は熱的制限を受けなくなつて高さを低くする
ことができ、デザインの自由度が増大する。更
に、点灯時にレンズ・リフレクタのレンズ部(魚
眼カツト部)と奥部のミラー面の2面が光るた
め、立体感と奥行感が出るといつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用灯具の一実施例
を示す断面図、第2図は従来例を示す断面図であ
る。 1……ベース、2……バルブ、3……フレネル
カツト付き着色インナーレンズ、4……レンズ・
リフレクタ、4A……ミラー面、4B……魚眼カ
ツト、5……アツパーレンズ、10……車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開口したベースと、このベース内に装着
    したバルブと、このバルブの上方に配設したフレ
    ネルカツト付きの着色インナーレンズと、一端面
    が45°の傾斜面の閉塞端面、他端面が開口端面と
    なる角筒状に透明材で形成するとともに、その
    45°傾斜端面にミラー面を、筒側面のミラー面の
    投影部分に配光エーミング用のカツトをそれぞれ
    形成して、この配光エーミング用カツト部が前記
    着色インナーレンズと対向するように前記ベース
    上に配置したレンズ・リフレクタと、車体ライン
    に見合つた傾斜面の主面及び取付脚部を有し、こ
    の脚部が前記レンズ・リフレクタの開口端に接合
    して密閉箱を構成するように透明材で形成したア
    ツパーレンズとを備えてなることを特徴とする自
    動車用灯具。
JP1987057067U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0353372Y2 (ja)

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JPS63164104U JPS63164104U (ja) 1988-10-26
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JPS63164104U (ja) 1988-10-26

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